JP3056045B2 - 電子料金秤 - Google Patents

電子料金秤

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JP3056045B2
JP3056045B2 JP6293154A JP29315494A JP3056045B2 JP 3056045 B2 JP3056045 B2 JP 3056045B2 JP 6293154 A JP6293154 A JP 6293154A JP 29315494 A JP29315494 A JP 29315494A JP 3056045 B2 JP3056045 B2 JP 3056045B2
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Japan
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weighing
message
unit
weight
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和昭 関
正幸 大澤
宏 下村
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07BTICKET-ISSUING APPARATUS; FARE-REGISTERING APPARATUS; FRANKING APPARATUS
    • G07B17/00Franking apparatus
    • G07B17/00459Details relating to mailpieces in a franking system
    • G07B17/00661Sensing or measuring mailpieces
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07BTICKET-ISSUING APPARATUS; FARE-REGISTERING APPARATUS; FRANKING APPARATUS
    • G07B17/00Franking apparatus
    • G07B17/00459Details relating to mailpieces in a franking system
    • G07B17/00661Sensing or measuring mailpieces
    • G07B2017/00701Measuring the weight of mailpieces

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、表示部及び商品の重
量を計量する秤部を備え、秤部からの計量データに基づ
いて商品の重量を表示する電子料金秤に関する。
【0002】
【従来の技術】電子料金秤は、秤部及び表示部を備え、
この秤部で商品の重量を計量し、秤部からの計量データ
に基づいて、重量及び単価から値段を算出し、重量、単
価、値段を表示部に表示する。
【0003】従来の電子料金秤では、重量、単価、値段
を表示する以外に、メッセージを表示する機能を備えた
ものが知られている。
【0004】例えば、図10に示すように、重量、単
価、値段を表示する表示管1,2,3とは独立した表示
管4を備え、この表示管4で、計量動作中は図10( a
)に示す「ENTER THE PLU#」のような操作者に対する操
作指示情報を表示し、所定期間待機状態が続くとメッセ
ージ表示モードに入り、図10( b )に示す「BARGAINS
ALE DAY !」のような顧客に対する販売促進のためのメ
ッセージを表示する。
【0005】また、図示しないが、1つの表示管を重
量、単価、値段を表示する領域とメッセージを表示する
領域とに分けて使用したものが知られている。
【0006】図11は、電子料金秤で行われるメッセー
ジ表示を解除して通常の内容の表示を行うときのメッセ
ージ表示解除処理の流れの一例を示す図である。
【0007】まず、メッセージ表示中か否かを判断し、
メッセージ表示中ではないと判断すると、このメッセー
ジ表示解除処理を終了するようになっている。
【0008】また、メッセージ表示中と判断すると、キ
ー入力があったか否かを判断する。ここで、キー入力が
あったと判断すると、ステップ1( ST1 )の処理とし
て、メッセージ表示を解除し、次に通常の内容の表示を
行って、このメッセージ表示解除処理を終了するように
なっている。
【0009】また、キー入力はなかったと判断すると、
計量されている計量データに基づいて荷重が0+4d(
dは、有効な最小単位=最小目盛り )より大きいか否か
を判断する。ここで、荷重が0+4dより大きいと判断
すると、前述したステップ1の処理に移行するようにな
っており、また、荷重が0+4d以下と判断すると、こ
のメッセージ表示解除処理を終了するようになってい
る。
【0010】例えばd=1gとすると、5gの被計量物
が秤皿に載置されると、図10( b)に示すメッセージ
表示が、図10( c )に示す計量動作の表示に切換えら
れ、このときの計量データに基づいて5.00gの表示
が行われる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】メッセージ用の表示管
4を別途設けるものでは、コストが高くなると共に電子
料金秤が装置として大きくなるという問題があった。ま
た、1つの表示管を重量、単価、値段を表示する領域と
メッセージを表示する領域に分けて使用するものでは、
メッセージ及び重量、単価、値段の文字が小さくなり見
難いという問題があった。
【0012】そこで、1つの表示管全体を使用して、重
量、単価、値段の表示とメッセージの表示とを必要に応
じて切換えて使用する方法も考えられる。
【0013】しかし、例えば秤部の秤皿に4d( 4目盛
り )以内の商品ではない包装等が載置されていたとする
と、キー入力等によりメッセージの表示を重量、単価、
値段の表示に切換えると、切換えた瞬間に「0」でない
計量された商品の重量が表示されることになる。また、
その後秤皿に商品を載置すると、メッセージ表示が重
量、単価、値段の表示に切換わるが、その瞬間4d以内
の0でない計量値が表示されてから秤部からの計量デー
タに基づいて、その計量値が上昇することになる。従っ
て、顧客にゼロ点調整が正確に為されていたのか、ある
いは重量表示が計量に基づく表示なのか等の疑問が発生
する虞があり、商取引上顧客との信頼関係が薄れてしま
うという問題があった。
【0014】そこでこの発明は、1つ表示器を使用し
て、重量、単価、値段の表示とメッセージの表示とを必
要に応じて切換えることができると共に顧客との信頼関
係を保てるような明確な重量表示を行うことができる電
子料金秤を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
表示部及び商品の重量を計量する秤部を備え、この秤部
からの計量データに基づいて商品の重量を表示部に表示
すると共に、この表示部にメッセージが表示可能な電子
料金秤において、表示部にメッセージが表示されている
状態で所定のキー入力が行われると、秤部の計量データ
がゼロ点か否かを判断する重量判断手段と、この重量判
断手段により秤部の計量データがゼロ点と判断される
と、表示部のメッセージ表示を秤部からの計量データに
基づく重量表示に切換える重量表示切換手段を設けたも
のである。
【0016】請求項2対応の発明は、表示部及び商品の
重量を計量する秤部を備え、この秤部からの計量データ
に基づいて前記商品の重量を前記表示部に表示すると共
に、この表示部にメッセージが表示可能な電子料金秤に
おいて、前記表示部にメッセージが表示されている状態
で所定のキー入力が行われるか又は秤部からの計量デー
タが予め設定された範囲を越えて変動したならば、前記
秤部の計量データがゼロ点か否かを判断する重量判断手
段と、この重量判断手段により前記秤部の計量データが
ゼロ点と判断されると、前記表示部のメッセージ表示を
前記秤部からの計量データに基づく重量表示に切換える
重量表示切換手段とを設けたものである。
【0017】
【作用】請求項1対応の発明においては、所定のキー入
力が行われると、重量判断手段により秤部からの計量デ
ータがゼロ点か否かが判断され、ゼロ点と判断される
と、重量表示切換手段により、表示部のメッセージ表示
が秤部からの計量データに基づく重量表示に切換えられ
る。
【0018】従って、このときの表示部には、ゼロ点が
表示される。
【0019】請求項2対応の発明においては、所定キー
の入力又は秤部からの計量データが予め設定された範囲
を超えて変動したならば、重量判断手段により秤部から
の計量データがゼロ点か否かが判断され、ゼロ点と判断
されると、重量表示切換手段により、表示部のメッセー
ジ表示が秤部からの計量データに基づく重量表示に切換
えられる。
【0020】従って、このときの表示部には、ゼロ点が
表示される。
【0021】
【0022】
【0023】
【実施例】以下、この発明の第1実施例を図1乃至図8
を参照して説明する。
【0024】図1は、この発明を適用した電子料金秤1
1を示す斜視図である。
【0025】12は装置本体であり、この装置本体12
の背面には支持軸13が設けられ、この支持軸13の上
端には、フルドットの表示管から構成された表示部14
が固定されている。
【0026】前記装置本体12の前面には、キーボード
15及びラベル発行口16が設けられ、この装置本体1
2のラベル発行口16側の側面には開閉自在な用紙カセ
ットカバー12-1が形成され、この用紙カセットカバー
12-1を開くと、内部に用紙カセットがセットされる用
紙カセット収納部( 図示せず )が形成されている。
【0027】また、前記装置本体の上面には、被計量物
が載置される秤皿17が設けられている。
【0028】さらに、図2及び図3に示すように、前記
装置本体12の後側面( 客側面 )にはシートが収納され
るシートホルダ21が設けられている。このシートホル
ダ21は、図4に示すように、前記装置本体12のケー
ス( 又はハウジング )上に上端部22-1が回動可能に固
定され、両側端部及び下端部22-2は自由端としてある
枠部材に、透明な樹脂シート22-3を固定して形成され
たカバー22と、前記装置本体12のケースに下面全体
が固定され、その上面に凹部が形成された台部23とか
ら構成されている。さらに前記カバー22の枠部材の下
端部中央には、このカバー22を開閉するためのつまみ
部22-4が形成されている。
【0029】なお、前記下端部22-2の内側には鋭角な
凹部が形成されており、一方前記台部23の下端の対応
する部位には鋭角な凸部が形成されており、前記カバー
22を閉状態にしたときに、その凹部と凸部が係合し
て、前記カバー22を適切に固定して不用意に開状態に
ならないようになっている。
【0030】従って、前記台部23の凹部に、広告文又
は店のイメージを表すロゴマークあるいは定休日等の店
舗情報などが印刷( 描かれた )した宣伝シートが嵌め込
まれ、前記カバー22により上から覆って、前記宣伝シ
ートが外れるのを防止すると共に水分や埃から前記宣伝
シートを保護する。さらに、前記カバー22の前記樹脂
シート22-3を介して、前記シートに印刷された広告文
又はロゴマークあるいは店舗情報などを掲示する。
【0031】前記表示部14の画面は、図5( a )に示
すように、通常時( 通常の待機状態の時 )の表示画面と
なる。すなわち、その画面は、PLUNo.の入力を要
求する情報「ENTER THE PLU # 」を表示する領域と、重
量を表示する領域、単価を表示する領域、値段を表示す
る領域とに分割されて表示が行なわれる。
【0032】また、メッセージモードの場合には、図5
( b )に示すように、前記表示部14の画面は全面が販
売促進のためのメッセージ「BAGEN SALE D
AY!」を表示する領域となる。なお、メッセージが長
く前記表示部14の画面に収まらない場合は、メッセー
ジが流れるようにして表示される。図5( b )では「Y
!」が表示されていないが、メッセージの各文字が左
方向に流れて、「Y!」の各文字が順次表示される。
【0033】なお、図5( c )は、ゼロ点補正が必要な
エラー発生時の表示例を示す図である。
【0034】図6は、この電子料金秤11の要部回路構
成を示すブロック図である。
【0035】31は、制御部本体を構成するCPU(cen
tral processing unit )である。
【0036】このCPU31が行う処理のプログラムデ
ータが記憶されたROM(read onlymemory)32、前記
CPU31が処理を行う時に使用する各種メモリのエリ
アが形成されたRAM(random access memory)33、各
商品毎に商品情報が記憶されたPLU(price look up )
ファイル34、外部装置( 例えばホストコンピュータ又
は他の電子料金秤 )とRS−232C回線を介して接続
するためのRS−232Cインターフェイス35、時間
を計時するタイマ36はそれぞれ、システムバス37を
介して前記CPU31と接続されている。
【0037】また、前記CPU31は前記システムバス
37を介して、秤部38から出力されるアナログデータ
( 計量信号 )をデジタルデータ( 計量データ )に変換す
るA/D(analogue/digital)変換器39、前記キーボー
ド15を制御するキーボードコントローラ40、前記表
示部14を制御する表示コントローラ41、プリンタ4
2を制御するプリンタコントローラ43のそれぞれと接
続されている。
【0038】なお、前記秤部38は、前記秤皿17が固
定され、秤皿17上の商品の重量に対応するアナログ信
号を出力するロードセル及び増幅器( 図示せず )等から
構成されている。
【0039】また、前記RAM33には、計量値がゼロ
点と判定されたときに設定されるゼロ点フラグ33-1が
形成されている。
【0040】図7は、前記CPU31が行うメッセージ
表示開始処理の流れを示す図である。なお、この処理
は、例えばCPU31に接続された割込タイマがカウン
トアップしたときに行われる割込み( いわゆるタイマ割
込 )によって定期的に行われる。
【0041】まず、表示部14においてメッセージ表示
中か否かを判断する。ここで、メッセージ表示中と判断
すると、このメッセージ表示開始処理を終了するように
なっている。
【0042】また、メッセージ表示中ではないと判断す
ると、印字中か否かを判断する。ここで、印字中と判断
すると、ステップ1( ST1 )の処理として、タイマ3
6に設定してある時間( 計量動作を当分の間行わないと
推定できる時間 )をもう一度設定し直して( タイマリセ
ットして)、このメッセージ表示開始処理を終了する。
【0043】また、印字中ではないと判断すると、キー
ボード15のいずれかのキー入力があったか否かを判断
する。ここで、キー入力があったと判断すると、前述し
たST1の処理に移行するようになっている。
【0044】また、キー入力はなかったと判断すると、
非計量モードか否かを判断する。ここで非計量モードと
判断すると、後述するステップ2( ST2 )の処理に移
行するようになっている。
【0045】また、計量モードと判断すると、このとき
秤部38からA/D変換器39を介して得られた計量デ
ータに相等する荷重が、0+4d( 4目盛り )より大き
い(5目盛り以上 )か否かを判断する。ここで、荷重が
0+4dより大きいと判断すると、前述したステップ1
の処理に移行するようになっている。また、荷重が0+
4d以下と判断すると、次のステップ2の処理に移行す
る。
【0046】ステップ2( ST2 )の処理では、タイマ
36により予め設定された時間を計時して、タイマ36
の計時が終了しているか否かを判断する。ここで、タイ
マ36の計時が終了していないと判断すると、このメッ
セージ表示開始処理を終了するようになっている。
【0047】また、タイマ36の計時が終了したと判断
すると、表示部14のフルドット表示管の画面を消去し
て、メッセージを表示させる。そして、このメッセージ
表示開始処理を終了するようになっている。
【0048】図8は、前記CPU31が行うメッセージ
表示解除処理の流れを示す図である。なお、この処理も
例えばCPU31のタイマ割込みにより定期的に実行さ
れる。
【0049】まず、表示部14においてメッセージ表示
中か否かを判断する。ここで、メッセージ表示中ではな
いと判断すると、このメッセージ表示解除処理を終了す
るようになっている。
【0050】また、メッセージ表示中と判断すると、キ
ーボード15のいずれかのキー入力があったか否かを判
断する。ここで、キー入力がなかったと判断すると、こ
のメッセージ表示解除処理を終了するようになってい
る。
【0051】また、キー入力があったと判断すると、表
示部14で行われているメッセージ表示を解除し、秤部
38からA/D変換器39を介して得られた計量データ
に相等する荷重がゼロ点か否かを判断する( 重量判断手
段 )。ここで、荷重がゼロ点と判断すると、表示部14
に重量・単価・値段を表示する計量動作表示を行い(重
量表示切換手段 )、このメッセージ表示解除処理を終了
するようになっている。
【0052】また、荷重がゼロ点でないと判断すると、
ゼロ点エラーを示す「WEIGHT NOTZERO」を表示して、ス
テップ3( ST3 )の処理として、キーボード15に設
けられたゼロ点を設定するZEROキー( 図示せず )の入力
が行われるまでの待機状態となる。
【0053】ZEROキーの入力が行われると、このZEROキ
ーの入力を行った時点での、秤部38からA/D変換器
39を介して得られた計量データをゼロ点とする、ゼロ
点を設定するZEROキー処理を行い、このZEROキー処理に
より設定されたゼロ点が予め設定された範囲の許容され
るゼロ点か否かを判断する。ここで、設定されたゼロ点
が許容されるゼロ点ではないと判断すると、ゼロ設定エ
ラーを示す「OUT OF0 」を表示して、再び前述のステ
ップ3の処理へ戻るようになっている。
【0054】また、設定されたゼロ点が許容されるゼロ
点と判断すると、表示部14に計量動作表示を行い、こ
のメッセージ表示解除処理を終了するようになってい
る。
【0055】このような構成の第1実施例においては、
0+4dを越える荷重の変動がなく、キー入力及び印字
が行われずに、タイマ36に設定された時間が経過する
と、自動的に表示部14に、例えば図5( b )に示す画
面のようなメッセージを表示する。
【0056】このメッセージ表示中にキー入力が行われ
ると、メッセージ表示が解除されると共に、秤部38か
らの計量データに相等する荷重がゼロ点か否かを判断す
る。
【0057】荷重がゼロ点と判断されると、計量動作の
表示を行う。すなわち、重量・単価・値段を表示部14
に表示する。例えば図5( a )に示す画面のように表示
される。また、荷重がゼロ点でないと判断されると、エ
ラー表示、例えば図5( c )に示す画面のように表示を
行い、計量動作の表示は行わない。このエラー表示に対
処するゼロ点設定が正しく行われると、計量動作の表示
が行われる。
【0058】このように第1実施例によれば、メッセー
ジ表示中に、キー入力でメッセージ表示を解除したとき
に、秤部38からの計量データに相等する荷重がゼロ点
か否かを判断し、荷重がゼロ点ならば計量動作( 重量、
単価、値段 )の表示を行い、荷重がゼロ点でなければエ
ラー表示を行うことにより、1つ表示部14を使用し
て、重量、単価、値段の表示とメッセージの表示とを必
要に応じて切換えることができると共に、必ずゼロ点か
ら重量表示を開始するので、顧客との信頼関係を保てる
ような明確な重量表示を行うことができる。
【0059】さらに、装置本体12の背面にシートホル
ダ21を設けたことにより、広告文、ロゴマーク、店舗
情報などの宣伝シートを収納することができるので、通
常顧客側に向く装置本体12の背面を宣伝のために有効
に使用することができると共に、装置本体12の背面を
接着剤等で汚れる虞がなく、しかも宣伝シートが水分等
により汚れるのを防止することができるという効果が得
られる。
【0060】この発明の第2実施例を図9を参照して説
明する。
【0061】なお、この第2実施例と前述した第1実施
例との相違は、図9に示すメッセージ表示解除処理のプ
ログラムとこのプログラムにより使用されるメモリの使
用方法にあるので、電子料金秤11としては、前述の第
1実施例とほとんど同一構成であり、同一部材には同一
符号を付してその説明は省略する( 図1乃至図6参
照)。
【0062】図9は、CPU31が行うメッセージ表示
解除処理の流れを示す図である。
【0063】まず、表示部14においてメッセージ表示
中か否かを判断する。ここで、メッセージ表示中ではな
いと判断すると、このメッセージ表示解除処理を終了す
るようになっている。
【0064】また、メッセージ表示中と判断すると、キ
ーボード15のいずれかのキー入力があったか否かを判
断する。ここで、キー入力があったと判断すると、後述
するステップ4( ST4 )の処理へ移行するようになっ
ている。
【0065】また、キー入力がなかったと判断すると、
秤部38からA/D変換器39を介して得た計量データ
に相等する荷重の変動があるか否かを判断する。ここ
で、荷重の変動はないと判断すると、このメッセージ表
示解除処理を終了するようになっている。
【0066】また、荷重の変動があると判断すると、そ
の時の荷重は0+4dより大きい(0+5d以上 )か否
かを判断する。ここで、荷重は0+4dより大きいと判
断すると、後述するステップ4の処理に移行するように
なっている。
【0067】また、荷重が0+4d以下と判断すると、
秤部38からの計量データに相等する荷重がゼロ点か否
かを判断する。ここで、荷重がゼロ点と判断すると、R
AM33に形成されたゼロ点フラグ33-1に「0」を設
定して、このメッセージ表示解除処理を終了するように
なっている。また、荷重がゼロ点でないと判断すると、
ゼロ点フラグ33-1に「1」を設定して、このメッセー
ジ表示解除処理を終了するようになっている。
【0068】ステップ4( ST4 )の処理では、表示部
14で行われているメッセージ表示を解除し、ゼロ点フ
ラグ33-1に0が設定されているか否かを判断する。
こでゼロ点フラグ33-1に0が設定されていると判断す
ると、表示部14に重量・単価・値段を表示する計量動
作表示を行い( 重量表示切換手段 )、このメッセージ表
示解除処理を終了するようになっている。
【0069】また、ゼロ点フラグに0は設定されていな
い、すなわち1が設定されていると判断すると、ゼロ点
エラーを示す「WEIGHT NOT ZERO 」を表示して、ステッ
プ5( ST5 )の処理として、キーボード15に設けら
れたゼロ点を設定するZEROキー( 図示せず )の入力が行
われるまでの待機状態となる。
【0070】ZEROキーの入力が行われると、このZEROキ
ーの入力を行った時点での、秤部38からA/D変換器
39を介して得られた計量データをゼロ点とする、ゼロ
点を設定するZEROキー処理を行い、このZEROキー処理に
より設定されたゼロ点が予め設定された範囲の許容され
るゼロ点か否かを判断する。ここで、設定されたゼロ点
が許容されるゼロ点ではないと判断すると、ゼロ設定エ
ラーを示す「OUT OF0」を表示して、再び前述のステッ
プ5の処理へ戻るようになっている。
【0071】また、設定されたゼロ点が許容されるゼロ
点と判断すると、ゼロ点フラグ33-1に0を設定して、
表示部14に計量動作表示を行い、このメッセージ表示
解除処理を終了するようになっている。
【0072】このような構成の第2実施例においては、
メッセージ表示中、例えば図5( b)に示す表示中に、
キー入力が行われると、メッセージ表示が解除されると
共にゼロ点フラグ33-1に0が設定されているか否かを
確認する。この確認により、ゼロ点フラグ33-1に0が
設定されていると、そのまま計量動作の表示、例えば図
5( a )に示す表示を行い、1が設定されていると、ゼ
ロ点エラー、例えば図5( c )に示す表示を行い、ゼロ
点設定が行われると、計量動作の表示を行う。
【0073】このゼロ点フラグ33-1は、プログラム処
理の1サイクル前まで、計量データに相等する荷重がゼ
ロ点か否かを記憶したものであり、荷重変動が発生した
ときに、確実にゼロ点であったか否かを確認することが
できる。
【0074】従って、ゼロ点フラグ33-1に0が設定さ
れていると、前状態において確実に荷重がゼロ点である
と確認できるので、そのまま計量動作の表示を行うこと
ができる。逆に、ゼロ点フラグ33-1に1が設定されて
いると、前状態において荷重がゼロ点でないと判断でき
るので、ゼロ点設定を行う必要がある。
【0075】また、メッセージ表示中に荷重が0+4d
を越えない変動が発生すると、計量データに相等する荷
重がゼロ点か否かを判断し、荷重がゼロ点であれば( 変
動がゼロ点と判定できるほどの微小範囲内であれば )、
ゼロ点フラグ33-1に0を設定し、荷重がゼロ点でなけ
れば( 変動がゼロ点と判定できない無視できない大きさ
であれば )、ゼロ点フラグに1を設定する。
【0076】さらに、メッセージ表示中に荷重が0+4
dを越える変動が発生すると、すなわち秤皿17の上に
被計量物( 商品 )が載置されると、メッセージ表示が解
除されると共にゼロ点フラグ33-1に0が設定されるか
否かを確認する。この確認により、ゼロ点フラグ33-1
に0が設定されていると、そのまま計量動作の表示を行
い、1が設定されていると、秤皿17の上に被計量物が
載置される前に何か載置されていたとして、ゼロ点エラ
ーを示す表示を行い、ゼロ点設定が行われると、計量動
作の表示を行う。
【0077】このように第2実施例によれば、メッセー
ジ表示中に、荷重が0+4dを越えない変動が発生した
ときに、荷重がゼロ点か否かを判断して0又は1が設定
されるゼロ点フラグ33-1を設け、キー入力又は被計量
物の載置によりメッセージ表示を解除したときに、ゼロ
点フラグ33-1を確認して、荷重がゼロ点であったこと
を示す0が設定されていたときには、計量動作( 重量、
単価、値段 )の表示を行い、荷重がゼロ点ではないこと
を示す1が設定されていたときには、エラー表示を行う
ことにより、必ずゼロ点から重量表示を開始するので、
前述した第1実施例と同様な効果を得ることができると
共に、商品を秤皿17の載置しただけで自動的に確実に
荷重0から上昇する計量動作の表示を行うことができる
ので、より操作性を向上させることができる。
【0078】なお、上記2つの実施例では販売促進のた
めのメッセージ表示を行わせるために、タイマ割込みを
用いるもので説明したが、これに限定されるものではな
く、電子料金秤の操作者のキー操作により販売促進のた
めのメッセージ表示をするようにしても良い。
【0079】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
1つ表示器を使用して、重量、単価、値段の表示とメッ
セージの表示とを必要に応じて切換えることができると
共に、必ずゼロ点から計量動作の表示を行うことができ
るので、顧客との信頼関係を保てるような明確な重量表
示を行うことができる電子料金秤を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の電子料金秤を示す斜視
図。
【図2】同実施例の電子料金秤の背面を示す斜視図。
【図3】同実施例の電子料金秤のシートホルダを示す斜
視図。
【図4】同実施例の電子料金秤のシートホルダの構造を
示す断面図。
【図5】同実施例の電子料金秤の表示部の画面の表示例
を示す図。
【図6】同実施例の電子料金秤の要部回路構成を示すブ
ロック図。
【図7】同実施例の電子料金秤で行うメッセージ表示開
始処理の流れを示す図。
【図8】同実施例の電子料金秤で行うメッセージ表示解
除処理の流れを示す図。
【図9】この発明の第2実施例の電子料金秤で行うメッ
セージ表示解除処理の流れを示す図。
【図10】従来の電子料金秤の表示部の一例を示す図。
【図11】従来の電子料金秤で行うメッセージ表示解除
処理の流れを示す図。
【符号の説明】
12…装置本体、 14…表示部、 15…キーボード、 21…シートホルダ、 31…CPU、 33-1…ゼロ点フラグ、 36…タイマ、 38…秤部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−106524(JP,A) 特開 昭61−260130(JP,A) 特開 昭62−150126(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01G 19/414 G01G 23/37

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部及び商品の重量を計量する秤部を
    備え、この秤部からの計量データに基づいて前記商品の
    重量を前記表示部に表示すると共に、この表示部にメッ
    セージが表示可能な電子料金秤において、前記表示部に
    メッセージが表示されている状態で所定のキー入力が行
    われると、前記秤部の計量データがゼロ点か否かを判断
    する重量判断手段と、この重量判断手段により前記秤部
    の計量データがゼロ点と判断されると、前記表示部のメ
    ッセージ表示を前記秤部からの計量データに基づく重量
    表示に切換える重量表示切換手段を設けたことを特徴と
    する電子料金秤。
  2. 【請求項2】 表示部及び商品の重量を計量する秤部を
    備え、この秤部からの計量データに基づいて前記商品の
    重量を前記表示部に表示すると共に、この表示部にメッ
    セージが表示可能な電子料金秤において、前記表示部に
    メッセージが表示されている状態で所定のキー入力が行
    われるか又は秤部からの計量データが予め設定された範
    囲を越えて変動したならば、前記秤部の計量データがゼ
    ロ点か否かを判断する重量判断手段と、この重量判断手
    段により前記秤部の計量データがゼロ点と判断される
    と、前記表示部のメッセージ表示を前記秤部からの計量
    データに基づく重量表示に切換える重量表示切換手段
    を設けたことを特徴とする電子料金秤。
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