JP3055205U - ランドセルの肩紐連結具 - Google Patents

ランドセルの肩紐連結具

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JP3055205U
JP3055205U JP1998004508U JP450898U JP3055205U JP 3055205 U JP3055205 U JP 3055205U JP 1998004508 U JP1998004508 U JP 1998004508U JP 450898 U JP450898 U JP 450898U JP 3055205 U JP3055205 U JP 3055205U
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JP
Japan
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shoulder strap
arm
school bag
substrate
upper lid
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Application number
JP1998004508U
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English (en)
Inventor
洋二 橋本
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HASHIMOTO CO.,LTD.
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HASHIMOTO CO.,LTD.
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者が首や肩への締付け感や圧迫感を感じ
ることなく、快適に装着できるランドセルの肩紐連結具
を提供することである。 【解決手段】 本考案は、基板2に上蓋3を覆い被せ、
基板2と上蓋3の間には、その左右対象箇所に、第1収
納室23と第2収納室24を設け、各収納室23,24
に、肩紐73を取付けるア−ム4とアームの付勢部材5
とを設け、両アーム4,4を、その先部が各収納室2
3,24から上方に突出する状態で左右に揺動可能に軸
支すると共に、付勢された状態で中央寄りに保持してあ
ることを特徴とするランドセルの肩紐連結具。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する利用分野】
本考案は、ランドセルの背板上部に肩紐の一端部を取付ける為の連結具に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来のランドセルの肩紐連結具は、図5に示すように、基板91の左右対称位 置に肩紐を繋げるアーム92,92を、それぞれ左右に揺動可能に軸支し、基板 の中央位置に、V字型のスプリング93を支持し、スプリングの両端部を各アー ムに引っ掛けて、両アームを中央寄りに引き付けた状態で保持し、その上側から 上蓋94を被せて一体化したものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら従来のランドセルの肩紐連結具は、一つのスプリングで一対のア ームを付勢した状態で保持するものであるから、一方のアームを中央よりの位置 から外側に引っ張ると、その反作用として他方のアームにかかる付勢力、即ち、 他方のアームを中央寄りに引き付ける力が強くなるものであった。本考案は上記 実情に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、一方のアームにか かる付勢力が他方のアームに干渉せずに、各アームに別個の付勢力を与えるラン ドセルの肩紐連結具を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のランドセルの肩紐連結具は、基板に上蓋 を覆い被せ、基板と上蓋の間には、その左右対称箇所に、第1収納室と第2収納 室を設け、各収納室に肩紐を取付けるア−ムとアームの付勢部材とを設け、両ア ームを、その先部が各収納室から上方に突出する状態で左右に揺動可能に軸支す ると共に、付勢された状態で中央寄りに保持してあることを特徴とする。
【0005】 アームを付勢された状態で中央寄りに保持してあるとは、左側のアームで説明 すれば、アームが揺動範囲内の右側位置で保持されていることであり、付勢力に 反する方向に外力を加えることによって、左回りに回転し、揺動範囲内の左側位 置で保持されるようになる。また、外力を除くと、付勢部材の復元力によって、 左側の位置から右側の位置に向かって自然と回転し、元の状態となる。ここで付 勢部材とは、例えば金属製や樹脂製のスプリングが挙げられる。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案のランドセルの肩紐連結具1を使用するランドセル7は図4に示すよう に、背板71の上方側に収容ポケット72を上向きに開口して設け、収容ポケッ ト72内に本連結具1を挿入することによって、本連結具1の一部を、肩紐73 に連結するために収容ポケット72から上方に突出した状態に保持し、収容ポケ ット72の外部側からプレート状の固定金具74をあてがい、リベットでかしめ て背板71から外れないように一体化したものである。
【0007】 次に、図1(イ)、(ロ)により本考案の概要を説明する。本連結具1は、基 板2と、上蓋3と、肩紐73を取付ける一対のアーム4,4と、付勢部材である 一対のスプリング5,5と、フック6とから構成され、基板2と上蓋3の間に形 成する空間の中央部分からフック6の先部を上方に突設し、左右両側部分から、 アーム4の先部を夫々上方に突設し、両アーム4,4を左右方向に揺動可能に軸 支すると共に、付勢された状態で中央寄りに保持したものである。
【0008】 基板2は図2(イ)(ロ)(ハ)に示すように、平板で横長の長方形状の下辺 の両端部分を、隣接する左右側辺の中間部に向かって傾斜した形状をなし、その 内面には、中央の短手方向に沿って、一対の凸条21,21を左右に間隔を開け て突設し、下辺縁部から左右側辺縁部に沿って、補強部22を、凸条21と面一 に突設し、凸条21と補強部22によって第1収納室23と、第2収納室24を 左右の対称位置に形成し、各収納室23,24にアーム4の基部とスプリング5 を収容する。また、基板2の内面には、各収納室23,24の下側で且つ凸条2 1寄りの箇所に、スプリング5を支持する柱状の固定部25を突設し、その固定 部25に対して外側で且つ少し上側箇所に、アーム4を揺動可能に支持する円筒 状の軸支部26を突設してある。さらに、基板2の内面には、両凸条21,21 の間の上側箇所に、フック6の基部を取付ける為の筒状の取付部27を突設して ある。ところで、補強部22を基板2の上辺に設けなかったのは、アーム4の先 部を基板2の上方に突出させる為である。なお、円筒状をなす軸支部26のリベ ット孔H1は、基板2と上蓋3を一体化する為のもので、同じく円筒状をなす取 付部27のリベット孔H2と、補強部22の左右両端部に設けたリベット孔H3 は背板71に固定する為のものである。
【0009】 アーム4は図1(ロ)に示すように、薄板状をなすアーム本体41における長 手方向の先部(図中、上側)に、金属製の接続リング42を前後方向(奥行き方 向)に回転可能に保持している。一方、アーム本体41の基部(下側)の外側に は、軸支部26に嵌め込む抜孔43を設け、さらにアーム本体41の基部内側に は、その端面の肉厚の中間部に、スプリング5の一端部を収容する差込み穴44 を、先部側に向かって延設してある。
【0010】 スプリング5は、金属棒の中央部を環状に曲げ、全体として略L字型に形成し てあり、L字型の角度が狭くなる状態で使用するものである。スプリング5の取 付状態は、中央の環状部を、基板2の固定部25の外周側に嵌め込んで固定し、 さらに一端部をアーム4の差込み穴44に収容すると共に、他端部を補強部22 の傾斜辺側の内面に当接してある。
【0011】 上蓋3は図3(イ)(ロ)(ハ)に示すように、基板2より一回り大きな略相 似形状の平板で、その内面の下辺縁部に沿って、前記補強部22の外側を覆う側 壁部31を突設してある。また、上蓋3の内面側には、下側の左右対称箇所に、 スプリング5の一端部を押さえ付ける保持片32,32を突設してある。さらに 、上蓋3の内面側には、基板2に設けた各リベット孔H1,H2,H3の対応す る位置に、リベット孔h1,h2,h3を設け、また、各固定部25に対応する 位置に、固定部25の先部に嵌合する環状の受部33を突設してある。また、上 蓋3の内面には、中央上側部分に、フック6の基部を基板2に押付けて保持する 支持ブロック34を突設し、支持ブロック34の中央部には、前記リベット孔h 3を設け、そのリベット孔h3に基板2の取付部27の先部が嵌まり込むように なっている。一方、上蓋3の外面側には、左右対称位置に帯状をなす突部36, 36を、上端縁に沿って設けてある。本連結具1を、ランドセル7の収容ポケッ ト72に挿入すると、収容ポケット72の上端に突部36の下面が当接し、位置 決めされる。
【0012】 フック6は、図1(イ)、(ロ)に示すように、一対の凸条21,21の上部 間に載置する接続片61と、接続片61の上部に前後方向に揺動可能に連結した リング部材62とから構成され、接続片61の中央部に、取付部27に挿入する 透孔63を設けてある。
【0013】 上記した本連結具1は、力を加えてない場合には、図1(ロ)に示すように、 両アーム4,4の内側面側が凸条21に当接した状態で支持されている。スプリ ング5の付勢に反する方向に力を加えると、スプリング5の開脚角度が狭まり、 両アーム4,4が軸支部26を支点にして中央寄りの箇所から外側に向かって回 転する。ここで両アーム4,4は、その外側面の中間部が補強部22の上端に当 接するまで動かすことができる。また、力を抜くと両アーム4,4はスプリング 5の復元力によって、外側の箇所から中央寄り箇所に向かって回転し、元の状態 になる。
【0014】
【考案の効果】
本考案は、アームに付勢部材を一つずつ設け、一組のアームと付勢部材を別個 の収納室に夫々設けてあるので、一方のアームにかかる付勢力と、他方のアーム にかかる付勢力とは全く干渉せず、各アームに別個の付勢力を与えることができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)(ロ) (イ)図は本考案のランドセルの肩紐連結具を示す平面
図で、(ロ)図は肩紐連結具の内部構造を示す平面図で
ある。
【図2】(イ)(ロ)(ハ) 本肩紐連結具の基板を示す平面図、底面図、正面図であ
る。
【図3】(イ)(ロ)(ハ) 本肩紐連結具を構成する上蓋を示す平面図、底面図、正
面図である。
【図4】本連結具をランドセルの背板に取り付ける状態
を示す正面図である。
【図5】従来のランドセルの肩紐連結具の内部構造を示
す平面図である。
【符号の説明】
2 基板 3 上蓋 4 アーム 5 付勢部材(スプリング) 23 第1収納室 24 第2収納室 73 肩紐

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板(2)に上蓋(3)を覆い被せ、基
    板(2)と上蓋(3)の間には、その左右対称箇所に、
    第1収納室(23)と第2収納室(24)を設け、各収
    納室(23,24)に、肩紐(73)を取付けるア−ム
    (4)とアームの付勢部材(5)とを設け、両アーム
    (4,4)を、その先部が各収納室(23,24)から
    上方に突出する状態で左右に揺動可能に軸支すると共
    に、付勢された状態で中央寄りに保持してあることを特
    徴とするランドセルの肩紐連結具。
JP1998004508U 1998-06-22 1998-06-22 ランドセルの肩紐連結具 Expired - Lifetime JP3055205U (ja)

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JP1998004508U JP3055205U (ja) 1998-06-22 1998-06-22 ランドセルの肩紐連結具

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JP1998004508U JP3055205U (ja) 1998-06-22 1998-06-22 ランドセルの肩紐連結具

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JP3055205U true JP3055205U (ja) 1999-01-12

Family

ID=43189219

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