JP2578762Y2 - ランドセル用ショルダーバンドの取付け具 - Google Patents

ランドセル用ショルダーバンドの取付け具

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JP2578762Y2 JP1992063561U JP6356192U JP2578762Y2 JP 2578762 Y2 JP2578762 Y2 JP 2578762Y2 JP 1992063561 U JP1992063561 U JP 1992063561U JP 6356192 U JP6356192 U JP 6356192U JP 2578762 Y2 JP2578762 Y2 JP 2578762Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ランドセル用ショル
ダーバンドの取付け具に関し、さらに詳しくは、ランド
セルに適用されるショルダーバンドにおいて、当該ショ
ルダーバンドを背負い易くするために、上端部枢支環を
常にランドセルの中心部側へ弾性的に引き寄せ得るよう
にした取付け具の改良構造に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種のショルダーバンドの
上端部枢支環を常にランドセルの中心部側へ弾性的に引
き寄せ得るようにした取付け具としては、例えば、実公
平1−22512号公報に開示されているランドセル用
背環の構成が公知であり、こゝでは、この従来例による
装置構成の概要を図8に示す。
【0003】すなわち、この従来のショルダーバンド用
取付け具における主要部分の装置構成は、同図8からも
明らかなように、ランドセルの背面側中央の上部に止着
される取付け盤本体1を有し、当該取付け盤本体1上に
突設された左右1組の各取付けボス部2,2に対して、
ランドセルでの左右1組の各背面側ショルダーバンド
7,7に設けた上端部の枢支環8,8を連繋して保持さ
せるための,左右1対の板状をした各揺動取付け部材
4,4の基部側を各別に揺動自在に枢支させると共に、
当該各揺動取付け部材4,4の板上中間部には、所要長
さによる各長孔5,5を穿設しておき、また、前記各取
付けボス部2,2間の中間部上に突設された軸部3に対
して、リターンバネ6の弾性付与のために一連に捲回さ
れた中間部のコイル部6aを嵌挿して支持させ、かつそ
の折曲された両先端部6b,6bを前記各長孔5,5内
に係挿して連繋させることで、当該リターンバネ6の弾
性によって、実線矢印に示す如く、これらの各揺動取付
け部材4,4を常にランドセルの中心軸線部側へ引き寄
せた状態に保持させるようにしたものである。
【0004】従って、上記構成による従来のショルダー
バンド用取付け具では、左右1組の各ショルダーバンド
7,7が、リターンバネ6に付与されている弾性によっ
て、実線矢印に示されている如く、常にランドセルの中
心軸線部側へ向け引き寄せ付勢されているために、これ
らの各ショルダーバンド7,7が左右へ過度に押し開か
れて片寄った状態になる惧れが完全に解消され、しか
も、当該各ショルダーバンド7,7に対して左右への余
分な力が付加されたときなどには、二点鎖線矢印に示さ
れている如く、適度の弾力でこれを受容し得ることか
ら、ランドセルを新たに背負う場合は勿論のこと、背負
っている最中にも、この背負い状態が極めて安定的に保
持されるもので、結果的に、頗る背負い易いという特長
を有している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、一方で
上記構成による従来のショルダーバンド用取付け具にお
いては、取付け盤本体1の各取付けボス部2,2上にあ
って、基部側を揺動自在に枢支させた各揺動取付け部材
4,4に対するリターンバネ6を用いた付勢構造が、当
該取付け盤本体1上に突設させた軸部3に、弾性付与の
目的で捲回されたコイル部6aを嵌挿して支持させた
後、それぞれに折曲された両先端部6b,6bを各揺動
取付け部材4,4の長孔5,5内に係挿して連繋させた
構成にされているために、次のような好ましくない問題
点がある。
【0006】すなわち、この種のランドセルの場合、一
般的に使用者による背負い着脱時,ならびに、背負った
状態での歩行時には、各揺動取付け部材4,4が比較的
頻繁に揺動されることが多く、しかも、リターンバネ6
に関しては、当該揺動の度毎にコイル部6aでの巻込
み,巻戻しによる弾力作用と、これに伴う各長孔5,5
内での各先端部6b,6bの摺動作用とが常に繰返され
ることから、前記のように軸部3へのコイル部6aの装
入による拘束された支持構成では、前者の弾力作用が必
ずしも円滑に行なわれるものとは限られず、また、各長
孔5,5内への各先端部6b,6bの係挿による連繋構
成では、各長孔5,5の中心軸線部側内面との摺動を伴
った各先端部6b,6bの圧接のために、当該内面の摩
耗が甚しくて、こゝでも、後者の摺動作用が円滑に行な
われなくなる惧れがあり、これらの結果として、ランド
セルの背負い心地が極めて悪くなるほか、耐用寿命も短
くなるという不利を有し、併せて、全体構造も複雑化し
て組立て操作が煩雑になるなどの不都合があった。
【0007】この考案は、このような従来の問題点を解
消するためになされたもので、その目的とするところ
は、比較的頻繁になされる各揺動取付け部材の弾圧揺動
作用を長期に亘って円滑に行なわせると共に、全体構造
を簡略化させて組立て操作を容易かつ簡単になし得るよ
うにした,この種のランドセル用ショルダーバンドの取
付け具を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この考案に係るランドセル用ショルダーバンドの取
付け具は、揺動自在に枢支される各揺動取付け部材への
バネ部材の付勢構造に関して、当該各揺動取付け部材の
相互に対し、他の部材,ないしは部分から切離した状態
で、直接的にバネ部材を浮動的に連繋して付勢させると
共に、この連繋構成に対応して関連構造を簡単にしたも
のである。
【0009】すなわちこの考案は、ランドセルにおける
背負面の中央上部に止着して適用されるショルダーバン
ドの取付け具であって、上記従来の取付け具の不都合を
解決すべく請求項1ではショルダーバンドの取付け具
を、ランドセルの背負面上に接して止着され、該止着面
側と反対の面に左右対称の位置に並設される1組の第1
の取付けボス部を突出させた取付け盤部材と、前記第1
の取付けボス部に対応して揺動取付け部材の軸部を形成
する第2の取付けボス部を有し、この第2の取付けボス
部を第1の取付けボス部に係合させて前記取付け盤部材
上に組み付けられ、かつ上辺部に前記取付け盤部材との
間で開口部を形成してなる蓋体部材と、前記係合された
第1の取付けボス部及び第2の取付けボス部に枢支さ
れ、かつ前記開口部から上方外部方に突出される上端部
に、それぞれ連繋環を介して各ショルダーバンドが連接
される左右1対の揺動取付け部材とからなり、前記取付
け具の上部略中央に吊り環部材が起伏自在に枢支されて
いると共に、前記揺動取付部材には該各揺動取付部材の
上端部が互いに近接した状態で、該揺動取付部材の前記
枢支位置より下方にバネ材の夫々の端部が係止されてい
る構造のものとした。また請求項2ではショルダーバン
ドの取付け具を、前記吊り環部材が、前記蓋体部材の上
辺部略中央より上方に向けて突設される基部片より幅狭
に延設される枢支突片に枢支されていると共に、該吊り
環部材の枢支部の前記基部片の上端に接する側であって
前記ランドセルの背負面と反対の側には、前記基部片の
上端に当接して該吊り環部材を起立状体に維持でき、か
つ該吊り環部材を該ランドセルの背負面側と反対の側に
押し倒し可能とする寸法の圧接片部を有する構造のもの
とした。
【0010】
【作用】従って、この考案においては、各揺動取付け部
材の相互をバネ部材によって浮動的に弾圧させること
で、各ショルダーバンドを常に中心軸線側へ引寄せて付
勢させるようにしているために、当該各揺動取付け部材
の相互の揺動を円滑に行なわせることができ、同時に、
当該バネ部材の支持,ならびに連繋構造をそれぞれに簡
略化し得る。
【0011】
【実施例】以下,この考案に係るランドセル用ショルダ
ーバンドの取付け具の実施例につき、図1ないし図7を
参照して詳細に説明する。
【0012】図1は、この考案の一実施例を適用したラ
ンドセル用ショルダーバンドの取付け具の概要構成を一
部破断して示す正面図、図2は、同上取付け具の構成を
右方から見た側面図であり、図3は、同上取付け具を構
成する各部材を分解し、かつ一部破断して裏面側から見
た斜視図、図4は、同上ランドセルに対する取付け具の
止着状態を示す要部斜視図、図5ないし図7はこの取付
け具の要部側面図である。
【0013】すなわち、これらの図1ないし図4に示す
実施例各図において、ランドセル51の背負面52の中
央上部に止着して適用されるショルダーバンドの取付け
具は、前記背負面52上に裏面側を接して止着され、表
面側での上下方向中心軸線A−Aの左右内面の所要部分
上に左右1組の取付けボス部としての各環状取付けボス
部12,12を突出させた取付け盤部材11と、当該取
付け盤部材11上に被嵌して組み付けられる、裏面側の
内面所要部分上に前記各環状取付けボス部12,12の
環状内部に嵌挿される取付けボス部としての各嵌挿ボス
部22,22を対応して突出させると共に、上辺部の中
央に組上げ止着状態で前記ランドセル51自体を図示し
ない学習机などのフックへ適宜に吊架させるための吊り
環部材27をランドセルの背負面にのみ起伏自在に枢支
させた蓋体部材21と、前記各環状取付けボス部12,
12の環状部外周面上に可揺動的に嵌挿され、かつ外部
上方に突出された上端部に連繋環54,54を介して各
ショルダーバンド53,53を連接させる左右1対の各
揺動取付け部材31,31と、当該各揺動取付け部材3
1,31の相互を弾圧させて、前記各ショルダーバンド
53,53を常に中心軸線A−A部側へ付勢するバネ部
材41とのそれぞれによって構成されている。
【0014】しかして、前記取付け盤部材11は、前記
各環状取付けボス部12,12にセンター穴12a,1
2aを穿孔すると共に、適所,この場合は中心の上方部
と左右の下方部とにそれぞれ止着穴13を穿孔してあ
り、かつ表面上辺部での中心軸線A−Aの左右に各スト
ッパー片14,14を、中間部に後述するバネ部材41
のコイル部のための逃げ凹部15をそれぞれに形成させ
てある。
【0015】また、前記蓋体部材21は、組上げ状態
で、前記各環状取付けボス部12,12の環状内部に嵌
挿されて、そのセンター穴12a,12aにセンターピ
ン22a,22aを挿通する各嵌挿ボス部22,22を
有しており、同様に組上げ状態で、前記各ストッパー片
14,14間に位置されるところの,上辺部の中央に上
方へ突出する基部片23と、その左右にあって、後述す
る各揺動取付け部材31,31の揺動範囲内で切り欠か
れた各切欠き開口部24,24とをそれぞれに形成する
と共に、当該上辺部を除く周辺部に周壁部25を周設さ
せ、かつ前記各止着穴13の対応位置に該当する止着穴
26aを穿孔した止着ボス部26を突出させてある。
【0016】そして、前記基部片23の上端部には、先
にも述べたように、前記ランドセル51のそれ自体を図
示しない学習机などのフックに適宜,吊架するための吊
り環部材27が設けられている。この吊り環部材27
は、図6及び図7に示されるように、前記蓋体部材21
の上辺部略中央より上方に向けて突設される基部片23
より幅狭に延設される枢支突片23aの先端部に前記蓋
体部材21の上部辺と略平行に設けられた軸23bに対
して、枢支部27aに透設される軸受穴27bを挿通さ
せることにより、前記蓋体部材に21に枢設されてい
る。前記軸23bと軸受穴27bとは、例えば軸23b
を形成する凹部を前記軸23bの軸心方向に向けて有す
る棒状のスライドコアを前記枢支部27aを形成する型
内より左右両側方に抜き出すことにより一体に形成する
ことが、成型ないし製造工程の簡素化の観点より望まし
い。
【0017】また、この吊り環部材27の枢支部27a
の前記基部片23の上端に接する側であって前記ランド
セルの背負面と反対の側には、前記基部片23の上端に
当接して該吊り環部材27を起立状態に維持すると共
に、該吊り環部材27を該ランドセルの背負面側と反対
の側に押圧した場合には、前記基部片23との当接状態
を解除して、該吊り環部材27を前記ランドセルの背負
面と反対の側に押し倒し可能とする寸法の圧接片部27
cを有している。すなわち、この圧接片部27cにより
図6に示されるように吊り環部材27の枢支部27aを
側方より見た場合、軸受穴27b周囲の肉厚の偏差によ
る軸23bの軸心を基準とした該軸心から枢支部27a
外縁までの寸法は、該吊り環部材27の起立時には、軸
心23bよりランドセルの背負面側の枢支部27aの縁
までの寸法L−1が軸心から前記基部片23先端までの
寸法L−3と略等しく、これに対して、軸心23bより
ランドセルの背負面側と反対の側の枢支部27aの縁ま
での寸法L−2は軸心から前記基部片23先端までの寸
法L−3よりも稍大きいものとされている。この結果、
吊り環部材27は図7に示されるように、ランドセルの
背負面側には自由に倒れ込むが、該背負面と反対の側に
は圧接片部27cが前記基部片23の先端縁と当接する
ので、そのままではそれ以上背負面と反対の側には倒れ
込まず、この当接状態では吊り環部材27は基部片23
上に起立状態に維持される。もっとも更に吊り環部材2
7を前記背負面と反対の側に倒し込もうとする力が働け
ば、前述のように、軸心23bよりランドセルの背負面
側と反対の側の枢支部27aの縁までの寸法は軸心から
前記基部片23先端までの寸法よりも稍大きく構成され
るに留まっているので、前記基部片23の先端縁と圧接
片部27cとの当接状態の解除が可能であり、この解除
により吊り環部材27はランドセルの背負面と反対の側
に倒し込まれることになる。
【0018】このように吊り環部材27をその起立位置
よりランドセルの背負面側に向けてのみ自由に起伏可能
とする理由は、この吊り環部材27が該背負面と反対の
側に向けても自由に倒伏するものとした場合に、このラ
ンドセル51を背負った使用者の首筋などに該吊り環部
材27が当たって背負い難くなるといった不都合をなく
するためである。また、吊り環部材27にランドセルの
背負い面と反対の側に向けて更に倒し込む力を負荷した
場合、吊り環部材27と基部片23との当接状態を解除
して倒し込み可能としたのは、本実施例を用いたランド
セルをロッカー等に収納する際に、起立状態にある吊り
環部材27が邪魔となって収納ないしは収納作業を妨げ
ることを防止するためである。
【0019】さらに、前記各揺動取付け部材31,31
は、中間部の下方にあって、前記左右1組の各取付けボ
ス部12,12に揺動自在に嵌合される軸孔32,32
を、かつ段部31a,31aを介することで薄くされた
下端部に係止孔33,33をそれぞれに穿孔してあり、
当該各揺動取付け部材31,31を各環状取付けボス部
12,12に枢支させた状態では、前記各切欠き開口部
24,24を通して各連繋環54,54を連繋させた各
上端部34,34が外部上方に突出されることになる。
【0020】そして、前記バネ部材41は、弾性付与の
ために一連に捲回された中間部のコイル部42と、折曲
された各先端部43,43とを有しており、前記各揺動
取付け部材31,31の各係止孔33,33に対し、各
先端部43,43を係挿させることで、当該各揺動取付
け部材31,31の相互を他の部材,ないしは部分から
切離した状態で、直接的かつ浮動的に弾圧させ、これに
よって前記各ショルダーバンド53,53を常に中心軸
線A−A部側へ向けて付勢させるようにしたものであ
る。
【0021】従って、上記のように構成されるこの実施
例の取付け具では、先に述べた従来の場合とは異なっ
て、各揺動取付け部材31,31へのバネ部材41の付
勢構造が、当該各揺動取付け部材31,31の相互に対
してのみ連繋かつ支持されているために、その揺動に対
応してバネ部材41により、これらの各揺動取付け部材
31,31のそれぞれ,ひいては、各ショルダーバンド
53,53を常に中心軸線A−A部側へ引寄せるように
付勢でき、併せて、こゝでの付勢,揺動作用の円滑化を
効果的に図り得るのである。
【0022】図5は、前記各揺動取付け部材31,31
の上端部34,34に対する各連繋環54,54の連繋
手段の別例を示しており、この場合は、当該上端部3
4,34に各連繋環54,54を一体成形させたもの
で、このように一体成形させることにより、その組上げ
を一層,容易にし得る。
【0023】
【考案の効果】以上,実施例によって詳述したように、
この考案によれば、揺動自在に枢支される各揺動取付け
部材へのバネ部材の付勢構造に関して、当該各揺動取付
け部材の相互に対し、他の部材,ないしは部分と何らの
関連もなしに切離した状態において、直接的にバネ部材
を浮動的に連繋して付勢させ、各ショルダーバンドを常
に中心軸線側へ引寄せるようにしているために、従来の
場合の如く、バネ部材の捲回された中間部のコイル部を
他の部材によって支持する構造のものとは異なって、こ
れらの各揺動取付け部材での相互の揺動を極めて円滑か
つ効果的に行なわせることができ、同時に、この付勢作
用に合わせ、当該バネ部材の支持,ならびに連繋構造を
それぞれに簡略化し得て、組上げ操作もまた容易になる
などの実用上,優れた特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を適用したランドセル用シ
ョルダーバンドの取付け具の概要構成を一部破断して示
す正面図である。
【図2】同上取付け具の構成を右方から見た側面図であ
る。
【図3】同上取付け具を構成する各部材を分解し、かつ
一部破断して裏面側から見た斜視図である。
【図4】同上ランドセルに対する取付け具の止着状態を
示す要部斜視図である。
【図5】同上各揺動取付け部材に対する連繋環の連繋態
様の別例を示す正面説明図である。
【図6】同上取付け具の吊り環部材の枢支部の要部側面
図である。
【図7】同上取付け具の吊り環部材の枢支部の要部側面
図である。
【図8】従来例によるランドセル用ショルダーバンドの
取付け具の概要構成を一部破断して示す正面図である。
【符号の説明】
11 取付け盤部材 12 環状取付けボス部 12a センター穴 13 止着穴 14 ストッパー片 15 逃げ凹部 21 蓋体部材 22 嵌挿ボス部 22a センターピン 23 基部片 23a 枢支突片 23b 軸 24 切欠き開口部 25 周壁部 26 止着ボス部 26a 止着穴 27 吊り環部材 27a 枢支部 27b 軸受穴 27c 圧接片部 31 揺動取付け部材 31a 段部 32 軸孔 33 係止孔 34 上端部 41 バネ部材 42 コイル部 43 先端部 51 ランドセル 52 背負面 53 ショルダーバンド 54 連繋環
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−62114(JP,U) 実公 平1−22512(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A45C 3/02

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランドセルにおける背負面の中央上部に
    止着して用いられるショルダーバンドの取付け具であっ
    て、 前記背負面上に接して止着され、該止着面側と反対の面
    の左右対称の位置に並設される1組の第1の取付けボス
    部を突出させた取付け盤部材と、 前記第1の取付けボス部に対応して揺動取付け部材の軸
    部を形成する第2の取付けボス部を有し、この第2の取
    付けボス部を第1の取付けボス部に係合させて前記取付
    け盤部材上に組み付けられ、かつ上辺部に前記取付け盤
    部材との間で開口部を形成してなる蓋体部材と、 前記係合された第1の取付けボス部及び第2の取付けボ
    ス部に枢支され、かつ前記開口部から上方外部方に突出
    される上端部に、それぞれ連繋環を介して各ショルダー
    バンドが連接される左右1対の揺動取付け部材とからな
    り、 前記取付け具の上部略中央に吊り環部材が起伏自在に枢
    支されていると共に、前記揺動取付部材には該各揺動取
    付部材の上端部が互いに近接した状態で、該揺動取付部
    材の前記枢支位置より下方にバネ材の夫々の端部が係止
    されていることを特徴とするランドセル用ショルダーバ
    ンドの取付け具。
  2. 【請求項2】 前記吊り環部材が、前記蓋体部材の上辺
    部略中央より上方に向けて突設される基部片より幅狭に
    延設される枢支突片に枢支されていると共に、該吊り環
    部材の枢支部の前記基部片の上端に接する側であって前
    記ランドセルの背負面と反対の側には、前記基部片の上
    端に当接して該吊り環部材を起立状体に維持でき、かつ
    該吊り環部材を該ランドセルの背負面側と反対の側に押
    し倒し可能とする寸法の圧接片部を有することを特徴と
    するランドセル用ショルダーバンドの取付け具。
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JPH0619539U (ja) 1994-03-15

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