JPH10246208A - 携帯品装着用クリップ装置 - Google Patents

携帯品装着用クリップ装置

Info

Publication number
JPH10246208A
JPH10246208A JP9061703A JP6170397A JPH10246208A JP H10246208 A JPH10246208 A JP H10246208A JP 9061703 A JP9061703 A JP 9061703A JP 6170397 A JP6170397 A JP 6170397A JP H10246208 A JPH10246208 A JP H10246208A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clip
base member
piece
portable
belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9061703A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Inoue
泰彦 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nifco Inc filed Critical Nifco Inc
Priority to JP9061703A priority Critical patent/JPH10246208A/ja
Priority to TW086212650U priority patent/TW346308U/zh
Publication of JPH10246208A publication Critical patent/JPH10246208A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45FTRAVELLING OR CAMP EQUIPMENT: SACKS OR PACKS CARRIED ON THE BODY
    • A45F5/00Holders or carriers for hand articles; Holders or carriers for use while travelling or camping
    • A45F5/02Fastening articles to the garment
    • A45F5/021Fastening articles to the garment to the belt
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45FTRAVELLING OR CAMP EQUIPMENT: SACKS OR PACKS CARRIED ON THE BODY
    • A45F5/00Holders or carriers for hand articles; Holders or carriers for use while travelling or camping
    • A45F5/02Fastening articles to the garment
    • A45F2005/025Fastening articles to the garment with a holder or item rotatably connected to the fastening device, e.g. having a rotation axis perpendicular to the garment
    • A45F2005/026Fastening articles to the garment with a holder or item rotatably connected to the fastening device, e.g. having a rotation axis perpendicular to the garment with a pin having an enlarged head detachably connected to a fastening device, e.g. to a pin receiving slot

Landscapes

  • Clamps And Clips (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯品(ケースを含む)を帯状部材に対し着
脱可能に装着するクリップ装置を対象とし、携帯品を異
なる角度で装着したり、外力が携帯品側に加わっても携
帯品に損傷を生じ難くする。 【解決手段】 携帯品27を帯状部材28に掛け止め部
10を介して着脱自在に装着するクリップ装置1におい
て、掛け止め部10を形成し、かつ枢軸部4を突設して
いるクリップ部材2と、枢軸部4を受け入れる係合穴9
を有し、係合穴9と枢軸部4との係合を介してクリップ
部材2と互いに回転可能に連結する携帯品側固定用ベー
ス部材3とからなる。また、クリップ部材2又はベース
部材3を所定の角度回転する毎に位置決め保持しておく
ための係止手段(複数の凹所5と突片部8A,8B)を
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機や携帯
用計測器、カメラ等の携帯品をベルト等の帯状部材に着
脱する場合に好適な携帯品装着用クリップ装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】このような携帯品を腰ベルト等に装着す
る場合の基本的な手法として、図13に示すような従来
構造が採用されている。図13の構造は、携帯品50を
ケース51を介してベルト52に取り付けるため掛け止
め部を持つ装着用クリップ55を用いた例である。この
クリップ55は、第1片部55aと第2片部55bとが
上側の連結部を介して略U形の対向片状に設けられ、第
1片部55aと第2片部55bとの間に下側からベルト
52を差し込むことによって、ベルト52に装着され
る。取り外す場合は、クリップ55をケース51と共に
上側に移動させて第1片部55aと第2片部55bの間
からベルト52を引き抜く。したがって、この構造で
は、ケース51に固定されたクリップ55をベルト52
に対し抜き差しすることによって、ケース51を着脱す
ることができる。なお、この例はクリップ55をケース
51に取り付けたものであるが、クリップ55を携帯品
50の背面側に直に取り付けることもあり、その場合も
同様である。また、実開昭58−148971号公報に
は上記の変形例として、第1片部の上側に延長部を設
け、その延長部をケース側に固定すると共に、同延長部
と第1片部との間に薄肉ヒンジ部を設けることにより、
例えば、ベルト52に装着した状態でその薄肉ヒンジ部
を支点として第1,第2片部(本体側)を傾けることが
できるようにした構成が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来構造では次のような問題があった。第1に、
携帯品50のベルト52への装着姿勢が常に同じにな
り、例えば、携帯品50やケース51をベルト等の帯状
部材に対し所定の角度を持って配置したい場合などに対
応できない。第2に、携帯品50をクリップ55を介し
て腰ベルト52等に装着した状態では、携帯品50やケ
ース51が色々な方向、つまり図13に示した色々な矢
印方向からの衝撃等の外力を受けるが、この場合、その
外力のうち、クリップ55がベルト52に沿って水平方
向へ動こうとするものを除いて、携帯品50にてその外
力を直に受けて、携帯品50を破損するという虞もあっ
た。第3に、なお、以上のような問題を解消する手法と
して、例えば、クリップ55をケース51に対し回転可
能に取り付けることも考えられるが、クリップ55を携
帯品50に回転可能に設けるとクリップ55が邪魔にな
ったり、不用意に回転して煩わしく、また、クリップ5
5をケース側に回転可能に設けると回転後の位置が定ま
りずらく、場合によっては携帯品50がケース51から
脱落してしまう虞もある。
【0004】本発明は、上記背景に鑑みてなされたもの
であり、第1の目的は携帯品(そのケースの場合を含
む)をクリップ装置を用いてベルト等の帯状部材に対し
着脱可能に装着する構造において、携帯品の帯状部材へ
の装着角度を変更可能にすると共に、クリック音(感)
を持たせて回転させ、回転後の位置で確実に保持してお
くことができるようにして、汎用性及び使い勝手に優
れ、かつ外力が携帯品に加わっても携帯品に損傷を生じ
難くした携帯品装着用クリップ装置を提供することにあ
る。第2の目的は2部品で簡易であることを前提とし、
携帯品(そのケースの場合を含む)に標準装備する場合
に重量増を最小限に抑え、しかも外観的に異なるものを
選択することも容易に実現可能にすることにある。さら
に、他の目的は、以下に説明する内容の中で順次明らか
にして行く。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、図1から図12の各形態に例示する如く、
携帯品27を帯状部材28に掛け止め部10,11,1
2を介して着脱自在に装着するクリップ装置1,21に
おいて、掛け止め部10,11,12を形成し、かつ接
続用枢軸部4,14,24を突設しているクリップ部材
2,22と、枢軸部4,14,24を受け入れる係合穴
9,29を有し、係合穴9,29と枢軸部4,14,2
4との係合を介してクリップ部材2,22と互いに回転
可能に連結する携帯品側固定用ベース部材3,23とか
らなり、枢軸部4,14,24側と係合穴9,29側と
に設けられて、クリップ部材2,22又はベース部材
3,23を所定の角度回転する毎に互いに係合し位置決
め保持しておくための(解除可能な)係止手段を備えて
いる、ものである。
【0006】これ構造によれば、クリップ部材2,22
をベース部材3,23に対し、又はベース部材3,23
に対しクリップ部材2,22を回転操作すると、所定の
角度回転する毎に係止手段による保持機能が働き、回転
操作にクリック音又はクリック感が得られる。また、そ
のクリック音(感)が得られた所定の角度で回転を停止
させると、係止手段による保持機能により、その回転後
の位置で保持され、不用意な回転が防止される。したが
って、携帯品27(携帯品自体やそのケース)に適用し
た場合は、その携帯品27がクリップ部材2,22の掛
け止め部11,12を介し腰ベルト等の帯状部材28に
着脱される。そして、その装着状態において、携帯品2
7はクリップ部材2,22に対しベース部材3,23と
共に回転させて任意の角度に保持される。また、衝撃な
どの外力が加わった場合は、その外力が回転と保持作動
により効率的に吸収ないしは緩和され、携帯品側への損
傷を防ぐよう機能する。
【0007】以上の構造においては次のような態様がよ
り好ましい。 (2)、上記係止手段としては、図1から図5に例示す
る如く、枢軸部4,14の周面に間欠的に形成された複
数の係合用の凹所5と、ベース部材3に一体に形成され
て係合穴9の外側から穴内に突出して凹所5内に落ち込
み係合される突片部8A,8B及びこの突片部を常に枢
軸部4,14の周面側に押し付けておく弾性バネ部6
a,6bからなる構成である。より具体的には、ベース
部材3が、3以上の辺部にて枠状に形成されているフレ
ーム部6と、フレーム部6の対向している辺部6c,6
d内側に各々突設されて係合穴9を形成している一対の
軸受け半体部7A,7Bとを有し、各軸受け半体部と非
接触状態にある辺部6a,6bを弾性バネ部6a,6b
として用い、その辺部に突片部8A,8Bを形成してい
ると共に、各突片部の先端を軸受け半体7A,7B同士
の間の隙間から係合穴9内に突出している構成である。
この構造では、凹所5と突片部8A,8Bとの係合・解
除が弾性バネ部6a,6bを介して強く瞬時にクリック
音又はクリック感を生じながら行われることから使い勝
手がよい。また、ベース部材3に突片部8A,8B及び
弾性バネ部6a,6bを一体成形する場合、枠状のフレ
ーム部6を主体としてベース部3を薄くかつ軽量に形成
することが容易となる。 (3)、上記係止手段の他の構成としては、図9から図
12に例示する如く、前記枢軸部24の先端側に設けら
れた鍔状部24Bの内端面と、ベース部材23側にあっ
て前記端面と対向している面とに、複数の凹所32及び
この凹所32に落ち込み係合される突起部26の一方を
各々一体に形成することも可能である。この構造では、
例えば、鍔状部24Bの凹所32を形成している部分を
薄くして弾性を持たせるだけで、上記(2)と同様に凹
所32と突起部26との係合・解除をクリック音やクリ
ック感を生じながら行うことが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な形態を添付
図面に基づいて説明する。なお、以下に述べる2つの基
本形態は、本発明の好適な具体例であるから技術的に好
ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、
以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がな
い限り、これらの形態に限られるものではない。
【0009】(第1形態)図1乃至図4は本発明の第1
形態を示しており、図1はクリップ装置を背面側から見
た図、図2は図1のA−A線に沿う概略断面図、図3は
ベース部材の作動を説明するための図、図4は同装置の
概略分解斜視図である。この形態のクリップ装置1は、
クリップ部材2及びベース部材3からなり、各部材2,
3がポリアセタール等の強度や耐熱性等に優れた樹脂材
でそれぞれ一体に型成形されたものである。但し、材質
的にはこれ以外であってもよい。
【0010】(各部材構成)クリップ部材2は、略U形
の対向片状の関係をした第1片部2Aと第2片部2Bと
により、間に掛け止め部10を形成している。そして、
この掛け止め部10は、片部同士の折り返し部(中間連
結部)から離れる自由端側が挿入口であり、第1片部1
Aと第2片部1Bとの間の3方向開口したスリット溝内
にベルト等の帯状部材28を挟持する構成である。ま
た、第1片部1Aと第2片部1Bは、U形の対向片状に
設けられることで、中間連結部を支点として弾性変形可
能で、この弾性機能により第1片部1Aと第2片部1B
との間にベルト等の帯状部材を挟み込む。更に、第2片
部1Bには、図2の如くその先端側において、第1片部
1Aと対向する面に、その幅方向に沿って係止ないしは
抜け止め用の突起部2cが設けられている。また、第1
片部2Aの背面にあって、略中央部分には枢軸部4が突
設されている。この枢軸部4は、根元部分4Aが短く、
かつその根元部分4Aの外径寸法よりも軸主要部である
先端部分4Bの外径寸法の方が大きくなっている。そし
て、先端部分4Bの外周面には一方側ディテント用の凹
所5が約90度間隔で設けられている。この凹所5は断
面略円弧状をなし、軸方向に形成されている。また凹所
5の個数は4つ以上であってもよく、例えば、30度や
45度間隔にしてより多く設けてもよい。
【0011】ベース部材3は、携帯品やこれを収納して
おくケース(以下、これを「被保持体27」と言う)に
止めビス等で固定されるもので、矩形状をしたフレーム
部6と、フレーム部6の内側に設けられた一対の軸受け
半体部7A,7Bと、軸受け半体部7A,7B同士の間
の隙間に位置する状態で設けられた一対の他方側ディテ
ント用の突片部8A,8Bとを一体に有している。この
うち、フレーム部6は、辺部6a,6b,6c,6dで
画成される枠状をなしていると共に、対向している辺部
6a,6bが内側に湾曲した弓形に形成されている。
【0012】両軸受け半体部7A,7Bは、対向してい
る辺部6c,6dの内側より対称な形でそれぞれ中心に
向かって突出されていて、先端部分にはクリップ部材2
の枢軸部4を回転自在に受け入れる軸受け用の係合穴9
を形成している。また、各軸受け半体部7A,7Bは、
辺部6a,6b,6c,6dよりも若干肉厚に形成され
ると共に、辺部6c,6d側に設けられた取付穴7cを
有している。そして、被保持体27の取付面に対し軸受
け半体部7A,7Bの端面側を密着したときに、少なく
とも辺部6a,6bが面接されることなく配置されるよ
う設計されている。加えて、軸受け用の係合穴9は、枢
軸部4の根元部分4Aを回転可能に抜け止め保持する小
径の部分9aと、先端部分4Bを回転可能に受け入れて
保持する大径の部分9bとからなっている。
【0013】両突片部8A,8Bは凹所5と共に係止手
段を構成し、辺部6a,6b(この辺部6a,6bは軸
受け半体部7A,7Bが接続されている辺部6c,6d
の両側に位置している。)の内側に連結されていて、左
右対称の関係で、かつ両軸受け半体部7A,7B同士の
間の隙間を通って係合穴9内に突出している。なお、突
片部8A,8Bの先端形状は略曲面をなし、ディテント
用の凹所5に落ち込み係合し易い形状になっている。
【0014】(使用要領)次に、以上のクリップ装置1
の組立例及び使用例を概説する。両部材の組立操作は、
軸受け用の係合穴9に対し枢軸部4をその先端部分4B
から押し込める。この場合は、突片部8A,8Bに凹所
5を対応させた状態から行う。すると、枢軸部4は、係
合穴9の小径の部分9aと突片部8A,8Bの先端側に
当たるが、更に強く押すと、各軸受け半体部7A,7B
及び突片部8A,8Bが対応する辺部6aから6dの弾
性変形により枠外側へ逃げて挿入を許容し、かつ根元部
分4Aが小径の部分9aを通過したときに復元して抜け
止めされる。また、クリップ装置1を携帯品やそれを入
れるケース、つまり被保持体27に取り付ける場合は、
取付手段として公知の接着方式等を適用することも可能
であるが、固定強度や取り外したい場合に対処し難い。
そこで、この形態例では、被保持体27に対し止めネジ
を取付穴7cから通して締め付け、クリップ装置1が確
実に装着されるようになっている。この操作要領は、ク
リップ部材2が取付穴7cを覆わない位置(図1中に一
点鎖線で示す位置)に回転させておくことである。取り
付けた状態では、各軸受け半体部7A,7Bの位置が固
定されて、辺部6c,6dの外側への弾性変形つまり係
合穴9(小径部分9a)の拡径が規制されるため、クリ
ップ部材2がベース部材3から離れようとする外力を受
けても、枢軸部4の抜け止めが確実に維持される。逆
に、辺部6aと辺部6bとは、取付穴7cから離れてい
ること、厚肉の軸受け半体部7A,7Bにより被保持体
27に直に接していないことから弾性バネ部として作用
する。
【0015】(作動)そして、このクリップ装置1は、
被保持体27に装着されることで腰ベルト等の帯状部材
28に対しクリップ部材2の掛け止め部10を介して着
脱される点で従来と同様に機能するが、これに加えて次
のような点で優れている。 、クリップ装置1は、クリップ部材2とベース部材3
とで構成されていることから、異なる携帯品(例えば、
携帯カメラや携帯電話又はそれらのケース)に同じベー
ス部材3を用いて兼用し、クリップ部材2のみ具体的な
携帯品やケースに合った専用のものを設計し作成するこ
とにより量産化を図って、製造経費を低減することが容
易に可能となる。また、オプション的にはベース部材3
を覆うよう配置されるクリップ部材2が外観の主体とな
ることから、使用者(性別や年齢等)の好みに合うよう
色々にデザインされたクリップ部材(枢軸部4のみ同じ
もの)を作成しておき、使用者が最適なものを選んで用
いるようにすることもできる。この場合は、クリップ装
置1を後付けオプションとして扱うことに限られず、ク
リップ装置1を被保持体27に標準装備しているときは
それを一旦取り外してクリップ部材を交換することとな
る。なお、ベース部材3は、辺部6aから6dにて枠状
フレーム構成となっているので、構造的に軽量化が図ら
れると同時に、被保持体27に装着した状態において、
後述する如く辺部6aと辺部6bcとを弾性バネ部とし
て利用することが可能となる。
【0016】、そして、使用者は、図2の如く図示し
ていない帯状部材に掛け止め部10を介して装着してい
る状態において、被保持体27の向きを変えたい場合、
クリップ部材2に対し被保持体27を介してベース部材
3を所定の向きに回転操作させる。この回転過程では、
突片部8A,8Bが係合している各凹所5から抜けでる
際の応力により辺部6a,6bcが図3の一点鎖線の位
置から実線で示す如く外側へ弾性変形し、その状態にて
突片部8A,8Bの先端が枢軸部4の径大部分4B(周
面)に圧接しつつ擦りながら移動する。略90度回転し
て、突片部8A,8Bと次の凹所5が対応すると、突片
部8A,8Bが辺部6a,6bcの復帰力により各凹所
5内に強く瞬時に落ち込むため、クリック音(又はクリ
ック感)が得られると共に、その位置で係合保持され
る。また、更に回転操作すると、突片部8A,8Bが同
様にし各凹所5より抜け出て、回転が許容され、90度
回転して各凹所5と対応すると再び落ち込んでクリック
音が得られると共に、その位置で回転が阻止される。す
なわち、この形態では、90度回転する毎に、ベース部
材3つまり被保持体27の向きを変えて係合保持するこ
とができ、携帯品を異なる装着姿勢でベルト等の帯状部
材28に装着することが可能となって、使い勝手を向上
できる。 、また、以上のクリップ装置1は、帯状部材が腰ベル
トのベルトガイド帯等のように縦ないしは上下方向に配
置されている場合にも前記に記載した作動を同様に発
揮する。このケースでは、その帯状部材に装着する前に
予め、図1中に一点鎖線で示す如くベース部材3に対し
クリップ部材2を90度回転して横向きにしておき、掛
け止め部10をその挿入口(先端側)から上下の帯状部
材を横切る方向に差し込んだり、抜き出すだけである。
その装着状態では被保持体27が当然に上向きになって
いる。
【0017】、そしてまた、クリップ装置1は、この
ような回転保持構造を具備することにより、使用者が被
保持体27を腰ベルトに装着している状態において、図
13の矢印で示したように被保持体27に衝撃等の大き
な外力が加わった場合、その外力が突片部8A,8Bと
各凹所5との係合を解除してベース部材3を回転すべく
作用し、その解除力等として効率的に吸収ないしは緩和
されることから、被保持体27側への損傷を防ぐことが
できる。 、なお、この形態では、クリップ部材2及びベース部
材3を樹脂材で形成しているので、錆等の発生を防ぐこ
とができる共に、ベース部材3のフレームを構成してい
る辺部6a,6bcを一体の弾性バネ部として利用可能
にし、上記したクリック音やクリック感を構成簡易に得
ることができる。また、リップ部材2は、掛け止め部1
0を第1片部2Aと第2片部2Bとで略U形に形成し、
第2片部2Bの外面に枢軸部4を突出するという基本形
状を採用しているので、簡易であると共に成形容易なも
のとなる。但し、形状的には後述するようにこれに限ら
れず、使用条件によって任意に変更可能である。
【0018】(変形例)図5乃至図8は上記した第1形
態を変形した例であり、図5はクリップ装置の背面側か
ら見た図、図6は図5のB−B線に沿う断面図、図7は
同装置のベース部材単品を示し、図8はクリップ部材単
品を正面と側面と背面から見た図である。なお、図7
(a)は被保持体27への取付面側から見た図、同
(b)は側面図、同(c)は(a)のC−C線に沿う断
面図、同(d)は(a)のD−D線に沿う断面図であ
る。この変形例は、第1形態に対し主に上記枢軸部の抜
け止め構成とクリップ部材の形状が変更されており、他
の構成はほぼ同様となっている。したがって、以下の説
明では、図5乃至図8において、図1から図4に図示し
たものと同一ないしは類似するものは同一符号を付し、
重複した説明を省略する。
【0019】まず、クリップ部材2は、第1片部2Aと
第2片部2Bとが異形状に形成されている。つまり、第
2片部2Bは、先端側が幅細に形成されて、例えば、帯
状部材28が腰ベルトである場合にそのベルトの内側に
差し込み易くなっている。また、両片部2A,2B間の
掛け止め部11は、第1形態の突起部2cを省略してい
る代わりに、第2片部2Bの先端側が外側に多少折り曲
げられることにより、挿入端側つまり先端の隙間を大き
くして帯状部材28を間に入れ易くし、かつ、図6に示
す如く帯状部材28が一旦挿入されると折り曲げ部に形
成される最小隙間にて帯状部材28を挟持し不用意に抜
けないようになっている。また、枢軸部14は、第1片
部2Aの背(外)面にあって、薄肉状の台座部14C上
に第1形態の径大部分4Bに相当する部分14Aを突設
していると共に、その部分14Aの先端に設けられた軸
径よりも大きな鍔状部14Bを有している。したがっ
て、ディテント用の凹所5は、台座部14Cと鍔状部1
4Bとの間の部分14Aの外周面ないしは軸面に形成さ
れている。
【0020】これに対応して、ベース部材3の軸受け用
係合穴9は、第1形態と同じく一対の軸受け半体7A,
7Bの先端側にて形成されているが、部分14Aを回転
可能に受け入れて保持する部分9bと、鍔状部14Bを
回転可能に受け入れて抜け止め保持する径大の部分9c
とからなっている。したがって、両部材の組立操作で
は、係合穴9に対し枢軸部14をその鍔状部14Bから
押し込める。すると、鍔状部14Bが係合穴9の部分9
bと突片部8A,8Bの先端側に当たるが、更に強く押
すと、枢軸部14は各軸受け半体部7A,7B及び突片
部8A,8Bが対応する辺部6aから6dの弾性変形に
より外側へ逃げてその挿入を許容し、かつ鍔状部14B
が部分9bから径大の部分9cに完全に通過したときに
復元して抜け止めされる。なお、これ以外は、上記した
第1形態に関する記載がこの変形例にそのまま当てはま
る。
【0021】(第2形態)図9乃至図12は本発明の第
2形態を示し、図9はクリップ装置を背面側から見た
図、図10は図9のE−E線に沿う断面図、図11は同
装置のベース部材単品を示し、図12はクリップ部材単
品を示している。なお、図11(a)はベース部材を被
保持体への取付面側から見た図、同(b)は(a)のF
−F線に沿う断面図、同(c)は正面図、同(d)の
(a)の左側から見た図である。図12(a)はクリッ
プ部材の正面図、同(b)は一部破断側面図、同(c)
は背面図、同(d)は同(a)の右側から見た図であ
る。この形態のクリップ装置21は、クリップ部材22
及びベース部材23からなり、各部材22,23がポリ
アセタール等の強度や耐熱性等に優れた樹脂材でそれぞ
れ一体に型成形されたものである。材質的にはこれ以外
であってもよい。
【0022】(各部材構成)クリップ部材22は、略U
形の対向片状の関係をした第1片部22Aと第2片部2
2Bとにより、間に掛け止め部12を形成していると共
に、第1片部22Aが第2片部22Bよりも短くなって
いる。そして、掛け止め部12は、片部同士の折り返し
部(中間連結部)から離れる自由端側が挿入口であり、
第1片部22Aと第2片部22Bとの間の3方向開口し
たスリット溝内にベルト等の帯状部材28を挟持する構
成である。また、第1片部22Aと第2片部22Bは、
U形の対向片状に設けられることで、中間連結部を支点
として弾性変形可能で、この弾性機能により両片部22
A,22Bの間にベルト等の帯状部材を挟み込む構成に
なっている。第2片部22Bには、その先端側の内面に
おいて、幅方向に沿って係止ないしは抜け止め用の突起
部22cが設けられている。また、第1片部22Aの背
(外)面にあって、略中央部分には枢軸部24が突設さ
れている。この枢軸部24は、軸本体部分24Aの先端
(先端外周)に設けられた鍔状部24Bを有している。
鍔状部24Bは、軸本体部分24Aよりも径大であり、
また両片部連結部側に位置する部分が薄肉部分25に形
成されている。この薄肉部分25は所定幅をなし、肉厚
を上(外)側から薄くすることにより弾性が付与される
と共に、第1片部22Aと対向する面にあって、中心側
から外周に向かって一本の線条に形成されている断面略
V字形をしたディテント用の突起部26を有している。
【0023】ベース部材23は、携帯品やこれを収納し
ておくケース(以下、これを「被保持体27」と言う)
に止めビス等で固定されるもので、矩形板状のプレート
部23Aにて輪郭を形成し、その中央部分に軸受け用の
係合穴29を形成している保持部30及び抜け止め用の
保持片部31を有している。なお、プレート部23Aに
はその四隅に取付穴23bが各々設けられている。
【0024】保持部30は、図11に示す如くプレート
部23Aの略中心部に窪み又は凹状部を形成するように
して、鍔状部24Bをその一端開口30aからスライド
自在に受け入れ可能な大きさと深さをなしたU形の板部
分30bとして設けられている。このU形の板部分30
bは同図(b)の右側に示す如く断面L形をなし、U形
の中間円弧部分(同図(c)で右側)が鍔状部24Bと
略同じか若干大きな円弧状に形成されていると共に、U
形の対向している両板部分30b,30bの間の(最
小)寸法が軸本体部分24Aの外径よりも若干大きくな
っている。また、U形の内面(断面L形の水平部側内
面)にディテント用の複数の凹所32が設けられてい
る。この凹所32は、クリップ部材22側の突起部26
と共に解除可能な係止手段を構成するものである。これ
例では断面略V形の溝状をなし、U形の中間円弧部側に
あって、略45度間隔で放射状に合計5個だけ設けられ
ている。これに対し、保持片部31は、鍔状部24Bを
差し込むために開けられているU形の一端開口30a側
において、両板部分30b,30bの間に位置して各板
部分30b,30bの内側と対向しているプレート部2
3Aの部分に各々スリット23cを設けたような状態
で、弾性変形可能な片持ち状の舌片として形成されてい
る。また、その先端部分は、鍔状部24Bと略同じか若
干大きな曲率をした円弧面31aとして形成されている
と共に、図11(b)の如くプレート部23Aの下面よ
りも多少外側に位置している。そして、円弧面31a
は、鍔状部24Bが一端開口30aから保持部30内に
差し込まれたときに、鍔状部24Bの周面に当接して鍔
状部24Bの抜けを阻止する。
【0025】(使用要領)以上のクリップ装置21の組
立例及び使用例を概説する。両部材の組立操作は、鍔状
部24Bを保持部30の一端開口30aに対応させた状
態から、クリップ部材22をスライドして、両板部分3
0b,30bの内側に沿ってU形の中間円弧部分まで押
し込める。このスライド操作の初期段階では鍔状部24
Bが保持片部31の先端側に当たるが、更に強く押す
と、保持片部31が弾性変形して逃げつつスライドを許
容する。そして、鍔状部24BがU形の中間円弧部分に
ぶっかって規制された状態となる最終位置まで移動され
ると同時に、弾性変形によって逃がされていた保持片部
31が元の位置まで自己復帰し、その円弧面31aが鍔
状部24Bの対応周面に当接して鍔状部24Bの抜けを
阻止する。これにより、クリップ部材22はベース部材
23に組み付けられる。また、クリップ装置21を携帯
品やそれを入れるケース、つまり被保持体27に取り付
ける場合は、取付手段として公知の接着方式等を適用す
ることも可能であるが、固定強度や取り外したい場合に
対処し難い。そこで、この形態例では、被保持体27に
対し止めネジを取付穴23bから通して締め付け、クリ
ップ装置21が確実に装着されるようになっている。こ
の操作要領は、クリップ部材21が取付穴23bを覆わ
ない位置(図9中に一点鎖線で示す位置)に回転させて
おくことである。
【0026】(作動)そして、このクリップ装置21
は、被保持体27に装着されることで腰ベルト等の帯状
部材28に対しクリップ部材22の掛け止め部12を介
して着脱される点で従来と同様に機能するが、これに加
えて次のような点で優れている。 、クリップ装置21は、クリップ部材22とベース部
材23とで構成されていることから、異なる携帯品(例
えば、携帯カメラや携帯電話又はそれらのケース)に同
じベース部材23を用いて兼用し、クリップ部材22の
み具体的な携帯品やケースに合った専用のものを設計し
作成することにより量産化を図って、製造経費を低減す
ることが容易に可能となる。また、オプション的にはベ
ース部材23を覆うよう配置されるクリップ部材22が
外観の主体となることから、使用者(性別や年齢等)の
好みに合うよう色々にデザインされたクリップ部材(枢
軸部24のみ同じもの)を作成しておき、使用者が最適
なものを選んで用いるようにすることもできる。この場
合は、クリップ装置21を後付けオプションとして扱う
ことに限られず、クリップ装置21を被保持体27に標
準装備しているときはそれを一旦取り外してクリップ部
材を交換することとなる。
【0027】、そして、使用者は、図10の如く帯状
部材28に掛け止め部12を介して装着している状態に
おいて、被保持体27の向きを変えたい場合、クリップ
部材22に対し被保持体27を介してベース部材23を
所定の向きに回転操作させる。この回転過程では、突起
部26が凹所32から抜けでる際の応力を薄肉部分25
で受けつつ、保持部30(の断面L形の)内面に圧接し
た状態で回転が許容され、ベース部材23が略45度回
転して、突起部26と凹所32が対応すると、突起部2
6が薄肉部分25に溜められた応力で凹所32内に強く
瞬時に落ち込むため、クリック音(又はクリック感)が
得られると共に、その位置で係合保持される。また、更
に回転操作すると、突起部26が同様にして凹所32よ
り抜け出て回転が許容され、45度回転して凹所32と
対応すると再び落ち込んでクリック音(又はクリック
感)が得られると共に、この位置で回転が阻止される。
すなわち、この形態では、45度回転する毎に、ベース
部材23つまり被保持体27の向きを変えて係合保持す
ることができ、携帯品を異なる装着姿勢でベルト等の帯
状部材28に装着することが可能となって、使い勝手を
向上できる。 、また、以上のクリップ装置21は、帯状部材が腰ベ
ルトのベルトガイド帯等のように縦ないしは上下方向に
配置されている場合にも前記に記載した作動を同様に
発揮する。このケースでは、その帯状部材に装着する前
に予め、図9中に一点鎖線で示す如くベース部材23に
対しクリップ部材22を90度回転して横向きにしてお
き、掛け止め部12をその挿入口(先端側)から上下の
帯状部材を横切る方向に差し込んだり、抜き出すだけで
ある。その装着状態では被保持体27が当然に上向きに
なっている。
【0028】、そしてまた、クリップ装置21は、こ
のような回転保持構造を具備することにより、使用者が
被保持体27を腰ベルトに装着している状態において、
図13の矢印で示したように被保持体27に衝撃等の大
きな外力が加わった場合、その外力が突起部26と各凹
所32との係合を解除してベース部材23を回転すべく
作用し、その解除力等として効率的に吸収ないしは緩和
されることから、被保持体27側への損傷を防ぐことが
できる。 、なお、この形態では、クリップ部材22及びベース
部材23を樹脂材で形成しているので、錆等の発生を防
ぐことができる共に、突起部26を薄肉部分25に設け
るだけで、上記したクリック音やクリック感を構成簡易
に得ることができる。また、リップ部材22は、掛け止
め部12を第1片部22Aと第2片部22Bとで略U形
に形成し、第1片部22Aの外面に枢軸部24を突出す
るという基本形状を採用しているので、簡易であると共
に成形容易なものとなる。
【0029】なお、このクリップ装置21では、突起部
26を枢軸部24側に形成し、凹所32をベース部材2
3側に設けた構造を開示したが、逆に、凹所32を枢軸
部24側に、突起部26をベース部材23側に設けるよ
うにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
クリップ部材とベース部材とを互いに回転操作すると、
所定の角度回転する毎に係止手段による保持機能が働
き、これにより回転操作にクリック音(感)が得られ、
所定の角度で回転を停止させると係止手段による保持機
能により、その回転後の位置で確実に保持される。この
ため、本発明のクリップ装置を携帯品に付設している
と、携帯品が帯状部材に着脱されることに加え、携帯品
を好みの角度で装着することができて使い勝手を向上で
き、また、帯状部材に装着している状態において、携帯
品に衝撃等の大きな外力が加わった場合、その外力が係
止手段の係合を解除しようとする力となって効率的に吸
収ないしは緩和されることから、携帯品側への損傷を防
ぐことができる、等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1形態として示すクリップ装置を背
面側から見た図である。
【図2】図1のA−A線に沿う概略断面図である。
【図3】上記形態装置で使用しているベース部材の作動
を説明するための図である。
【図4】上記形態装置の概略分解斜視図である。
【図5】上記第1形態の変形例として示すクリップ装置
を背面側から見た図である。
【図6】図5のB−B線に沿う概略断面図である。
【図7】上記変形例のベース部材単品を示す図である。
【図8】上記変形例のクリップ部材単品を示す図であ
る。
【図9】本発明の第2形態として示すクリップ装置を背
面側から見た図である。
【図10】図9のE−E線に沿う概略断面図である。
【図11】上記第2形態で使用しているベース部材単品
を示す図である。
【図12】上記第2形態で使用しているクリップ部材単
品を示す図である。
【図13】従来例を示す説明用斜視図である。
【符号の説明】
1,21 クリップ装置 2,22 クリップ部材 3,23 ベース部材 9,29 軸受け用係合穴 4,14,24 枢軸部 14B,24B 鍔状部 5,32 凹所(係止手段) 6 フレーム部 6a〜6d 辺部 7A,7B軸受け半体部 8A,8B 突片部(係止手段) 10,11,12 掛け止め部 26 突起部(係止手段) 27 被保持体(携帯品やそのケース) 28 帯状部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯品を帯状部材に掛け止め部を介して
    着脱自在に装着するクリップ装置において、 前記掛け止め部を形成し、かつ接続用枢軸部を突設して
    いるクリップ部材と、前記枢軸部を受け入れる係合穴を
    有し、該係合穴と前記枢軸部との係合を介して互いに回
    転可能に連結する携帯品側固定用ベース部材とからな
    り、 前記枢軸部側と前記係合穴側とに設けられて、前記クリ
    ップ部材又はベース部材を所定の角度回転する毎に互い
    に係合し位置決め保持しておくための係止手段を備えて
    いる、ことを特徴とする携帯品装着用クリップ装置。
  2. 【請求項2】 前記係止手段が、前記枢軸部の周面に間
    欠的に形成された複数の係合用の凹所と、前記ベース部
    材に一体に形成されて前記係合穴の外側から穴内に突出
    して前記凹所内に落ち込み係合される突片部及びこの突
    片部を常に前記枢軸部の周面側に押し付けておく弾性バ
    ネ部からなっている請求項1に記載の携帯品装着用クリ
    ップ装置。
  3. 【請求項3】 前記ベース部材が、3以上の辺部にて枠
    状に形成されているフレーム部と、前記フレーム部の対
    向している辺部内側に各々突設されて前記係合穴を形成
    している一対の軸受け半体部とを有し、前記軸受け半体
    部と非接触状態にある前記フレーム部の辺部を前記弾性
    バネ部として用い、その辺部に前記突片部を形成してい
    ると共に、前記突片部の先端を前記軸受け半体同士の間
    の隙間から前記係合穴内に突出している請求項2に記載
    の携帯品装着用クリップ装置。
  4. 【請求項4】 前記係止手段が、前記枢軸部の先端側に
    設けられた鍔状部の内端面と、前記ベース部材側にあっ
    て前記端面と対向している面とに、複数の係合用の凹所
    及びそれらの凹所に落ち込み係合される突起部の一方を
    各々一体に形成してなる請求項1に記載の携帯品装着用
    クリップ装置。
  5. 【請求項5】 前記クリップ部材は、前記掛け止め部が
    第1片部と第2片部とで略U形に形成され、前記第2片
    部の外面に前記枢軸部を突出している請求項1から4の
    何れかに記載の携帯品装着用クリップ装置。
JP9061703A 1997-03-03 1997-03-03 携帯品装着用クリップ装置 Pending JPH10246208A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9061703A JPH10246208A (ja) 1997-03-03 1997-03-03 携帯品装着用クリップ装置
TW086212650U TW346308U (en) 1997-03-03 1997-07-26 Portable article attaching clip device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9061703A JPH10246208A (ja) 1997-03-03 1997-03-03 携帯品装着用クリップ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10246208A true JPH10246208A (ja) 1998-09-14

Family

ID=13178877

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9061703A Pending JPH10246208A (ja) 1997-03-03 1997-03-03 携帯品装着用クリップ装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH10246208A (ja)
TW (1) TW346308U (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100538869B1 (ko) * 2004-04-27 2005-12-23 (주)중앙티앤씨 휴대폰 케이스용 홀더
JP2012211674A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Inaba Denki Sangyo Co Ltd ケーブル支持具
JP2015160427A (ja) * 2014-02-28 2015-09-07 ブラザー工業株式会社 ベルトクリップ及び印刷装置
JP2017116338A (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 原度器株式会社 巻尺用ホルダ上の巻尺に加わる外力の緩和方法と、この緩和方法を用いて構成した巻尺用ホルダ
JP2019155627A (ja) * 2018-03-08 2019-09-19 セイコーインスツル株式会社 プリンタ
US20230013616A1 (en) * 2021-07-13 2023-01-19 Pacific Pearl Dental Hygiene Clinic Inc. Holder For Dental Instruments

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100538869B1 (ko) * 2004-04-27 2005-12-23 (주)중앙티앤씨 휴대폰 케이스용 홀더
JP2012211674A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Inaba Denki Sangyo Co Ltd ケーブル支持具
JP2015160427A (ja) * 2014-02-28 2015-09-07 ブラザー工業株式会社 ベルトクリップ及び印刷装置
JP2017116338A (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 原度器株式会社 巻尺用ホルダ上の巻尺に加わる外力の緩和方法と、この緩和方法を用いて構成した巻尺用ホルダ
JP2019155627A (ja) * 2018-03-08 2019-09-19 セイコーインスツル株式会社 プリンタ
US20230013616A1 (en) * 2021-07-13 2023-01-19 Pacific Pearl Dental Hygiene Clinic Inc. Holder For Dental Instruments

Also Published As

Publication number Publication date
TW346308U (en) 1998-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100443689B1 (ko) 휴대형전자기기용힌지구조
TWI524860B (zh) 具有可更換腕帶或皮帶的可攜式物體
US5363969A (en) Combined cosmetic case and picture stand
EP0620375A1 (en) Swivel hook
JP2018112772A (ja) 装置の保持構造
JPH10246208A (ja) 携帯品装着用クリップ装置
KR100599548B1 (ko) 휴대폰용 케이스 착탈형 클립 조립방법 및 착탈형 클립체결구조
JP2008002574A (ja) 合成樹脂製のなす環
JP7288507B2 (ja) 巻尺用ベルトホルダー
JP3345407B2 (ja) 眼鏡のテンプル連結構造
JPH0787813B2 (ja)
JP3549572B2 (ja) 端末装置
JPH11207A (ja) 携帯品の落下防止具
JP2948765B2 (ja)
JPH07975Y2 (ja) 指 輪
JP2578762Y2 (ja) ランドセル用ショルダーバンドの取付け具
JP6667924B1 (ja) 装身具
JP7192082B2 (ja) ホルダ付玩具
JP2003070530A (ja) 蝶番軸
JP4215684B2 (ja) 指輪
JP2003180443A (ja) コンパクト容器
JP3059164U (ja) 密封容器
JPH09299117A (ja) 装身具の止め金具
JP2822009B2 (ja) 表示装置
JP6990145B2 (ja) ホルダ付玩具