JP2822009B2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2822009B2
JP2822009B2 JP7099669A JP9966995A JP2822009B2 JP 2822009 B2 JP2822009 B2 JP 2822009B2 JP 7099669 A JP7099669 A JP 7099669A JP 9966995 A JP9966995 A JP 9966995A JP 2822009 B2 JP2822009 B2 JP 2822009B2
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Inventor
健二 丹羽
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株式会社丸善製作所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、棚、売台などの取付装
置に固定される球形突起と、キャップ体の下端内周に形
成した截頭凹球面に弾力的に嵌着して自由継ぎ手を形成
し、該キャップ体に表示具を挿通孔に挿通して、下端の
屈曲部を前記挿通孔の下端孔縁に係合して抜け止めを施
してなる表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】実開平6−76987号公報には、本件
出願人によって提案された棚、売台などの取付装置に固
定される球形突起を、キャップ体の内周に形成した截頭
凹球面に弾力的に嵌着して自由継ぎ手を形成するととも
に、該キャップ体に形成した前記截頭凹球面に開口する
挿通孔に、表示具を挿通して下端の屈曲部を前記挿通孔
の下端孔縁に係合して抜け止めを施してなる表示装置が
開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の表示装置は自由継ぎ手を形成するキャップ体を回動
して、表示具の向きや傾きを変えたりすると、表示具の
下端の屈曲部と球形突起とが強く摺擦して、異音を発生
したり球形突起の表面に傷ができたりして、自由継ぎ手
を静滑に回動できなくなる場合が生じるという問題点が
ある。本発明は、上記問題点を解決するためになされた
もので、表示具の向きを変えるための自由継ぎ手の回動
を静滑に行うことができる表示装置を提供することを目
的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の表示装置は、棚、売台などの取付装置に固定
される球形突起を、キャップ体の内周に形成した截頭凹
球面に弾力的に嵌着して自由継ぎ手を形成するととも
に、該キャップ体に形成した前記截頭凹球面に開口する
挿通孔に、表示具を挿通して下端の屈曲部を前記挿通孔
の下端孔縁に係合して抜け止めを施してなる表示装置に
おいて、前記挿通孔の下端孔縁に前記截頭凹球面に連続
する係入溝を形成し、該係入溝に前記表示具の下端の屈
曲部を係入したことを特徴とする。
【0005】
【作用及び発明の効果】上記構成の本発明の表示装置に
よれば、キャップ体に形成された挿通孔の下端孔縁に、
截頭凹球面に連続する係入溝が形成され、該係入溝に表
示具の下端の屈曲部を係入する。これにより、屈曲部と
球形突起とを非接触とすることができる。また、屈曲部
の下面と球形突起が当接しても、屈曲部が係入溝に押し
込まれるから、該屈曲部と球形突起とが点接触となり、
表示具の下端の屈曲部と球形突起とが強く摺擦して、異
音を発生したり球形突起の表面に傷ができたりすること
がなく、自由継ぎ手を静滑に回動させて表示具を任意の
角度に傾けることができる。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を添付図面を参照して説明
する。図1は表示装置の正面図、図2は球形突起7を設
けたクリップ1とキャップ体12を分離して示した拡大
断面図、図3は図2におけるA−A線拡大断面図、図4
は自由継ぎ手11の拡大断面図、図5は使用態様の一例
を示した一部切欠正面図である。クリップ1は、窓穴
3,3を設けた一対の可動片2,2と略逆U形の板ばね
8とから構成される。可動片2,2には、窓穴3,3の
側部の両側でそれぞれ山形状に突出する突出片4,4が
形成されている。その突出片4,4には、ばね掛け片
5、5が形成されている。そして、一方の可動片2の上
端に成形した頚部6に続けて球形突起7が一体成形され
ている。
【0007】略逆U形の板ばね8は、前記ばね掛け片
5,5に跨がせるとともに、下端の係止部9,9をばね
掛け片5,5に形成した係止顎10,10に掛ける。こ
れにより、可動片2,2の山形状の突出片4,4の尖端
部が当接して支点となり、クリップ1の先端を弾力的に
開閉できる。このクリップ1は図5に示すように、棚等
の取付装置aを可動片2、2により挟んで固定し、球形
突起7を任意方向へ突出させる。
【0008】自由継ぎ手11は、クリップ1の可動片2
に一体成形した球形突起7にキャップ体12の内周に形
成した截頭凹球面13を弾力的に嵌着して構成される。
キャップ体12には、一体成形した軸部14の上端から
前記截頭凹球面13に開口する挿通孔15が穿設されて
いる。挿通孔15の下端と截頭凹球面13との間には、
円錐凹面16が形成されている。この円錐凹面16に開
口する挿通孔15の孔縁には、図3に示すように截頭凹
球面13に連続する十字形の係入溝17が形成されてい
る。また、キャップ体12には、下面から切り込んだ切
欠溝18が形成されている。この切欠溝18には、キャ
ップ体12を回動して軸部14を傾けたとき、前記球形
突起7の頚部6が係入する。尚、係入溝17は十字形に
限られることはなく、一字形であってもよい。
【0009】上記キャップ体12は、球形突起7に嵌着
する前に挿通孔15に針金製の表示具21の直線部22
を挿通する。そして、直線部22の下端を略直角に屈曲
させて屈曲部23を設ける。この屈曲部23は、前記十
字形の係入溝17に係入して、表示具21の抜け止め及
び回り止めを行う。このとき、屈曲部23の全体が係入
溝17内に係入されて球形突起7に接触しないか、或い
は球形突起7に当接する屈曲部23が係入溝17内に押
し込まれて、該球形突起7と屈曲部23の下面とが点接
触の状態となる。表示具21を係止したキャップ体12
は、前記球形突起7に弾力的に嵌着する。また、表示具
21は、直線部22に対して直角に屈曲する直線部24
が形成され、該直線部22及び24に、幟旗25の乳2
6を通して該幟旗25を保持する。
【0010】上記構成の表示装置は、自由継ぎ手11に
より、表示具21を挿通したキャップ体12を回動して
軸部14を傾け、クリップ1と幟旗25とが成す角度を
任意の角度とすることができる。このとき、表示具21
の屈曲部23は、完全に係入溝17内に係入されて円錐
凹面16内及び截頭凹球面13内に突出しないか、若し
くは屈曲部23の下面と球形突起7とが当接しても、係
入溝17に屈曲部23が押し込まれるから、屈曲部23
と球形突起7とが強く摺擦して異音を発生したり、ビビ
リを生じたり、或いは球形突起7の表面に傷を生じたり
することがなく、静滑にキャップ体12を回動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】表示装置の正面図である。
【図2】球形突起を設けたクリップとキャップ体を分離
して示した拡大断面図である。
【図3】図2におけるA−A線拡大断面図である。
【図4】自由継ぎ手の拡大断面図である。
【図5】使用態様の一例を示した一部切欠正面図であ
る。
【符号の説明】
1→クリップ 2→可動片 3→窓穴 4→突出片 5
→ばね掛け片 6→頚部 7→球形突起 8→板ばね 9→係止部 1
0→係止顎 11→自由継ぎ手 12→キャップ体 13→截頭凹曲
面 14→軸部 15→挿通孔 16→円錐凹面 17→係入溝 18→
切欠溝 21→表示具 22→直線部 23→屈曲部 24→直
線部 25→幟旗 26→乳 a→取付装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棚、売台などの取付装置に固定される球
    形突起を、キャップ体の内周に形成した截頭凹球面に弾
    力的に嵌着して自由継ぎ手を形成するとともに、該キャ
    ップ体に形成した前記截頭凹球面に開口する挿通孔に、
    表示具を挿通して下端の屈曲部を前記挿通孔の下端孔縁
    に係合して抜け止めを施してなる表示装置において、 前記挿通孔の下端孔縁に前記截頭凹球面に連続する係入
    溝を形成し、該係入溝に前記表示具の下端の屈曲部を係
    入したことを特徴とする表示装置。
JP7099669A 1995-03-30 1995-03-30 表示装置 Expired - Fee Related JP2822009B2 (ja)

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US7421972B1 (en) * 2006-10-27 2008-09-09 Long Kim K Flag retaining device

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JPH0734458Y2 (ja) * 1993-03-11 1995-08-02 株式会社丸善製作所 表示装置

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