JP3004912U - 眼鏡用のノーズパッド保持装置 - Google Patents
眼鏡用のノーズパッド保持装置Info
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- JP3004912U JP3004912U JP1994007636U JP763694U JP3004912U JP 3004912 U JP3004912 U JP 3004912U JP 1994007636 U JP1994007636 U JP 1994007636U JP 763694 U JP763694 U JP 763694U JP 3004912 U JP3004912 U JP 3004912U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ノーズパッドを保持部材に簡易に保持させ
る。 【構成】 ノーズパッド2とそれを保持する保持部材3
とを具える。ノーズパッド2は、鼻梁に当接しうるパッ
ド本体5の裏面に保持突片6を突設する。該保持突片の
周面部には凹溝7を周設して細軸部9を形成する。一方
保持部材3は、基端において屈曲可能に連結された対向
する保持片15,16の先端部分に、向き合う方向に保
持部27,27を設けてなる。保持部27,27間の間
隙にノーズパッドの保持突片6を挿入させて後、両保持
片15,16を閉方向に屈曲させる。これにより、両保
持部の縁部分を前記凹溝7に嵌入せしめ、両保持部間で
保持突片を挾持状態に保持する。
る。 【構成】 ノーズパッド2とそれを保持する保持部材3
とを具える。ノーズパッド2は、鼻梁に当接しうるパッ
ド本体5の裏面に保持突片6を突設する。該保持突片の
周面部には凹溝7を周設して細軸部9を形成する。一方
保持部材3は、基端において屈曲可能に連結された対向
する保持片15,16の先端部分に、向き合う方向に保
持部27,27を設けてなる。保持部27,27間の間
隙にノーズパッドの保持突片6を挿入させて後、両保持
片15,16を閉方向に屈曲させる。これにより、両保
持部の縁部分を前記凹溝7に嵌入せしめ、両保持部間で
保持突片を挾持状態に保持する。
Description
【0001】
本考案は、ノーズパッドを保持部材に簡易に保持させることのできる眼鏡用の ノーズパッド保持装置に関するものである。
【0002】
ノーズパッドを保持部材に保持させる従来のノーズパッド保持装置は、ノーズ パッドの裏面に突設された保持突片を、保持部材が有する対向した側壁間の内空 部に挿入し、一方の側壁に設けたネジ挿通孔を挿通するネジを保持突片に設けた ネジ挿通孔に挿通して後、他方の側壁に設けたネジ孔に該ネジを螺合し緊締する ものが一般的であった。
【0003】
しかしながら、かかるノーズパッド保持装置においては、ノーズパッドを保持 部材にネジ止めするのに細かな手作業を要して装置の組立てに手間と時間を要す る問題があった他、ネジが緩んでノーズパッドが紛失しやすい問題もあった。又 ネジが小さいために、それを締め付ける作業に際し手元が狂ってドライバー先端 がネジ頭の係合溝から外れ、レンズやリムを傷つけるおそれもあった。 本考案は、かかる問題点を解決しうる眼鏡用のノーズパッド保持装置の提供を 目的とするものである。
【0004】
上記課題を解決するため本考案は以下の如き手段を採用する。 即ち本考案に係る眼鏡用のノーズパッド保持装置(以下保持装置という)は、 ノーズパッドとそれを保持する保持部材とを具え、該ノーズパッドは、鼻梁に当 接しうるパッド本体の裏面に保持突片を突設してなる。又前記保持部材は、基端 において屈曲可能に連結された対向する保持片の先端部分に、向き合う方向に保 持部を設けてなり、該両保持片は、当初においては、保持部間の間隙に前記保持 突片を挿入させうるように開いており、その後両保持片が閉方向に屈曲せしめら れることによって両保持部間で前記保持突片を挟持状態に保持することを特徴と するものである。
【0005】 前記保持装置における保持の一態様としては、ノーズパッドの保持突片の周面 部の少なくとも対向部位に係合凹部を設け、両保持片が閉方向に屈曲した状態に おいて、両保持部の縁部分が前記係合凹部に係合状態となって両保持部間で前記 保持突片を挟持状態に保持するものを挙げることができる。該係合凹部は、保持 突片の周面部に、該保持突片の軸線方向に所要間隔をおいて係合突部を突設する ことにより該係合突部間に形成されることもある。
【0006】 本考案に係る保持装置のより具体的態様の第1は次のようである。即ち、ノー ズパッドは、鼻梁に当接しうるパッド本体の裏面に保持突片が突設されると共に 、該保持突片の周面部には凹溝が周設されて該凹溝部分が細軸部とされている。 又前記保持部材は、基端において屈曲可能に連結した対向する保持片の夫々の先 端部分に、向き合う方向に保持部が設けられ、且つ該保持部の対向する縁部分に 嵌入溝が設けられてなり、該両保持片は、当初においては、対向する嵌入溝間に 前記保持突片が挿入しうるように開いており、その後両保持片が閉方向に屈曲せ しめられることによって、嵌入溝の縁部分が前記凹溝に嵌入して、対向する嵌入 溝部間に形成された挿入開口に前記細軸部が遊挿状態となり、又嵌入溝の形態及 び細軸部の形態は、遊挿状態にある細軸部がその軸線回りに一定以上に回転する のが阻止される形態を有することを特徴とするものである。
【0007】 本考案に係る保持装置のより具体的態様の第2は次のようである。即ち、ノー ズパッドは、上下に長い左右対称の楕円形板状をなして鼻梁に当接しうるパッド 本体の裏面に、その対称の軸線上において偏心状態に保持突片が突設され、該保 持突片の周面部には凹溝が周設されて該凹溝部分が断面円形の細軸部とされると 共に、該細軸部に連なる、保持片の基端側の部分が太軸部とされてなる。又前記 保持部材は、基端において屈曲可能に連結した対向する保持片の夫々の先端部分 に、向き合う方向に保持部が設けられ、且つ該保持部の対向する縁部分の内外に 内側嵌入溝と外側嵌入溝が設けられ、該内側嵌入溝の底間の距離は外側嵌入溝の 底間の距離よりも小さく設定されてなり、該両保持片は、当初においては、対向 する内側嵌入溝間に前記保持突片が挿入しうるように開いており、その後両保持 片が閉方向に屈曲せしめられることによって、嵌入溝の縁部分が前記凹溝に嵌入 して、対向する内側嵌入溝間に形成された内側挿入開口に前記細軸部が挿入状態 となり且つ該内側挿入開口内で細軸部がその軸線回りに回転可能となされており 、又該屈曲状態において、対向する外側嵌入溝部間に形成された外側挿入開口に 前記太軸部が挿入状態となり且つ該外側挿入開口の内周面部が太軸部の周面部に 設けた係合部と係合することによって、保持突片が回り止めされていることを特 徴とするものである。
【0008】
然してノーズパッドを保持部材に保持させるに際しては、両保持片が開いた当 初状態において、保持片間の間隙に前記保持突片を挿入して後、両保持片を閉方 向に屈曲せしめ、両保持部間に前記保持突片を挾持状態に保持せしめる。この挾 持状態の保持は、保持突片の周面部に係合凹部が設けられているときは、保持部 の縁部分が該係合凹部に嵌入した係合状態を呈する。
【0009】 本考案に係る保持部材が前記第1の具体的態様のものであるときは、両保持片 が開いた当初状態において、対向する嵌入溝間に前記保持突片を挿入せしめ、然 る後両保持片を閉方向に屈曲させて、嵌入溝の縁部分を前記凹溝に嵌入せしめ、 嵌入溝間に形成された挿入開口に保持突片の細軸部が遊挿された状態とする。こ れにより、嵌入溝及び細軸部の回り止めされた形態によって、遊挿状態にある細 軸部がその軸線回りに一定以上に回転するのが阻止され、ノーズパッドが保持部 材に回動可能に取付けられることとなる。
【0010】 本考案に係る保持装置が前記第2の具体的態様のものであるときは、両保持片 が開いた当初状態においてノーズパッドの保持突片を内側嵌入溝間に挿入して後 、両保持片を閉方向に屈曲する。これにより内側嵌入溝の縁部分が前記凹溝に嵌 入して、内側嵌入溝間に形成された内側挿入開口に保持突片の細軸部が挿入状態 となる。且つ外側嵌入溝間に形成された外側挿入開口に前記太軸部が挿入状態と なり、該外側挿入開口の内周面部が太軸部の周面部に設けた係合部と係合し、こ れによって保持突片が回り止めされる。ノーズパッドの上下を逆転する際は、両 保持片を若干開いて、外側挿入開口の内周面部と太軸部の係合部との係合を解除 すると、係合突片の細軸部が内側挿入開口内において軸線回りに回転でき、これ によりノーズパッドの上下を逆転できる。その後両保持片を当初の状態に屈曲す ることにより、その状態で、保持突片が一定以上に回転するのが阻止される。
【0011】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第1実施例 図1〜2において本考案に係る保持装置1は、ノーズパッド2とそれを保持す る保持部材3とを具える。
【0012】 ノーズパッド2は、上下に長い左右対称の楕円形板状をなして鼻梁に当接しう るパッド本体5の裏面に、その対称の軸線上において、偏心状態に、軸部として の保持突片6を突設してなる。該保持突片6は、その先端寄り部位の周面部に凹 溝が7が周設されて、横断面円形の細軸部9が該凹溝部分に形成されている。そ して該細軸部9より先端側の部分は半球面状10に形成されている。又該細軸部 9に連なる、保持突片の基端側の部分は太軸部11としてなり、その周面部の左 右対向面は平坦な係合面12、12とされると共に周面部の残余の部分は、細軸 部と同心の円周面13に形成されている。
【0013】 又前記保持部材3は、全体が金属の一体成形品であり、対向側が開放した矩形 箱状をなす上下の保持片15、16の基端面部、及び側面部の基端側部分が一連 に連結され、口が開いた形態を有しており、その頂面部17や基端面部19(図 1〜2においては頂面部17)にはアーム20の一端が固着されている。なお該 アームの固着は、例えば頂面部に設けた孔部21にアームの一端部分22を挿入 して該一端部分で頂面部にロウ付して行っている。そして対向する上下の側縁2 3,25は、その基端側において円弧縁26により一連に連なっている。又、箱 状をなす前記保持片15及び16の夫々の先端部分は保持部27,27とされ、 該両保持部の対向する縁部分29,29の内側部は、保持部の対向方向に突出し ている。該突出部30の中央部位には半円弧状をなす内側嵌入溝31が欠切され ると共に、縁部分29の外側部の中央部位には外側嵌入溝32が欠切されている 。該外側嵌入溝32は、半円弧状縁面33の両端部分に、保持部の対向方向に折 曲する係合縁面35,35を連設してなる。そして、内側嵌入溝31,31の底 間の距離は外側嵌入溝32,32の底間の距離よりも小さく形成されている。又 両保持片15,16の対向する内側嵌入溝31,31間には、前記保持突片6が 挿入可能である。
【0014】 然して、ノーズパッドの保持突片6を図2に示すように内側嵌入溝31,31 間に挿入して後、図3に示すように両保持片15,16を閉方向に屈曲すると、 図3〜4に示すように内側嵌入溝の縁部分36が前記凹溝7に嵌入して、内側嵌 入溝間に形成された内側挿入開口37に前記細軸部9が遊挿状態となり、凹溝の 外側の溝壁面39が内側挿入開口の縁部分41(該縁部分は、内側嵌入溝の前記 縁部分36によって形成されている)と係合状態となってノーズパッド2が抜け 止めされる。且つ該屈曲状態において、図3、図5に示すように外側嵌入溝間に 形成された外側挿入開口42に前記太軸部11が遊挿状態となり、該外側挿入開 口の両側の係合面43,43(該係合面は、外側嵌入溝の前記係合縁面35によ って形成されている)が、図5に一点鎖線で示すように保持突片の太軸部11の 前記係合面12と係合することによって、保持突片6が一定以上に回転するのが 阻止される。これによってノーズパッド2は、保持部材3に回動可能に保持され ることとなる。なお保持片が閉方向に屈曲した状態において、保持部材3は全体 として略立方体状の外観を呈する。
【0015】 本実施例においては、対向する保持片の上下の側縁23,25が円弧縁26を 介して連なっているため、該円弧縁部分における無理のない変形を伴って両保持 片15,16が閉方向に無理なく屈曲できる。なおこのように両保持片が屈曲状 態において、保持部材の側面部には図6に示すように、対向する側縁間に、マイ ナスドライバーの先端部分等、平板状の係合部を差し込ませるための鍵孔状の係 合溝部45が形成される。なおノーズパッドを交換するには、両保持片を当初状 態にまで開くことによってノーズパッドを取り外して後、新たなノーズパッドを 前記と同様にして保持部材に保持させて行う。
【0016】 又図6は、ア−ム20を介してレンズの縁枠に固着された保持部材3にノーズ パッド2を保持せしめた状態を示すものであるが、ノーズパッドを着用者の鼻の 高さに合わせるために、図7に実線で示す状態から同図に一点鎖線で示す状態に ノーズパッドの上下を逆転させることができる。その要領は、保持部材の側面部 に形成されている前記係合溝部45に例えばマイナスドライバーの先端部分を差 込み、任意方向に回して両保持片15,16を多少こじ開け、外側挿入開口の両 側の前記係合面43,43と太軸部の前記係合面12,12との係合を解除して 、内側挿入開口37内で細軸部9をその軸線回りに半回転させ、その後両保持片 15,16を当初の状態に屈曲せしめ、図5に示すように、外側挿入開口の係合 面43と太軸部の係合面12とを再び係合状態にして行う。
【0017】第2実施例 図8は、本考案に係る保持装置の他の実施例を示すものである。基本的な構成 は前記第1実施例における場合と同様であるが、保持部材3を構成する上下の保 持片15,16を、対向側が開放せしめられた半球状をなす箱状に形成し、その 基端面部、及び側面部の基端側の部分を球面状に一連に連ねてなる。そして、図 9に示すように両保持片15,16が閉方向に屈曲せしめられることにより、前 記実施例におけると同様にしてノーズパッド2を保持でき、該保持状態において 保持部材3は、全体として球形の外観を呈する。なお図8〜9において、第1実 施例におけると同様の部位には同一の符号が符されており各部位は同様に機能す る。
【0018】第3実施例 図10は本考案に係る保持装置の他の実施例を示すものであり、保持部材3は 前記第1実施例におけると同様、対向側が開放した矩形箱状をなす保持片15, 16を基端側において屈曲可能に連結してなり、その先端側部分をなす保持部2 7の中央部位には、例えば矩形状の嵌入溝46が欠切されている。一方ノーズパ ッドのパッド本体裏面に突出する保持突片6には、図11に示すように、その先 端寄り部位の周面部に凹溝7が周設され、横断面矩形状をなす細軸部9が該凹溝 部分に形成されている。
【0019】 ノーズパッドの該保持突片6を、両保持片が開いた当初状態において、対向す る嵌入溝間に挿入して後、両保持片15,16を閉方向に屈曲することにより、 前記嵌入溝の縁部分47が前記凹溝7に嵌入して、図12に示す如く、嵌入溝4 6,46間に形成された矩形状の挿入開口49に前記細軸部9が遊挿状態となる 。且つ該遊挿状態にある細軸部9は、それが軸線回りに一定角度以上に回転しよ うとする場合、図12に一点鎖線で示すように、細軸部の角部分50が挿入開口 の内面51と係合することにより、それ以上の回転が阻止される。
【0020】その他の実施態様 保持部材の両保持部による、ノーズパッドの保持突片の保持は、両保持片が 閉方向に屈曲することによって両保持部間で保持突片を挾持状態に保持できれば よいのであり、その保持は必ずしも、ノーズパッドが保持部材に対して回動可能 となる保持には限定されず、固定状態の保持であってもよい。 保持部材の両保持部の対向する縁部分に嵌入溝を設け、対向する嵌入溝間に形 成された挿入開口に、ノーズパッドの保持突片に設けられた細軸部を遊挿状態と し、該細軸部が一定角度以上に回転するのを阻止するように構成する場合、その 構成は、前記実施例のように挿入開口及び細軸部を矩形状に形成する他、回り止 めが図られる各種の構成を採用できる。
【0021】 保持部材は、必ずしも、前記実施例で示した箱状の保持片を具える如く構成 される必要はなく、例えば図13に示すように、コ字状折曲体52の先端に、対 向方向に保持部27,27を折曲形成したものであってもよい(即ち、L字状の 保持片15,16が基端において折曲可能に連結された構成を有する)。同図に おいては、保持部27の中央部位に、例えば矩形状の嵌入溝53が欠切されてい る。一方ノーズパッドのパッド本体裏面に突出する保持突片6の周面部の対向部 位には、図14に示すように係合凹部55,55を設けてなる。保持片15,1 6が閉方向に屈曲した状態においては図15〜16に示すように、両保持部の嵌 入溝の縁部分56,56が該係合凹部55,55に嵌入した係合状態となって、 保持突片6が両保持部27,27間で挟持状態に保持される。 保持突片に係合凹部を設ける場合、図17に示すように、保持突片の周面部に 該保持突片の軸線方向に所要間隔をおいて係合突部57,57を突設し、該保持 突部間を係合凹部55としてもよい。
【0022】
【考案の効果】 本考案は以上のように構成しているため、ノーズパッドを保持部材に保持さ せる工程は、両保持片が開いた当初状態において保持部間にノーズパッドの保持 突片を挿入して後、両保持片を閉方向に屈曲して両保持部間で前記保持突片を挾 持状態にすることにより、所謂ワンタッチ操作によって簡易迅速に行うことがで きる。又ノーズパッドを交換するに際しては、両保持片を当初状態にまで開くだ けの操作によってノーズパッドを保持部材より取り外すことができる。 従って本考案によるときは、従来のネジ止め手段のような細かな手作業を必要 とせず、ノーズパッドの保持作業やその交換作業を容易に行うことができる。そ して保持状態においては、両保持部が保持突片を挾持した状態となるため、ノー ズパッドが保持部材から外れるおそれがない。
【0023】 なおノーズパッドが上下反転可能の形態を有する場合、前記のように、保持 部材の両保持部に内側嵌入溝と外側嵌入溝を設ける構成としたときは、両内側嵌 入溝によってノーズパッドの抜け止め部を形成でき、又両外側嵌入溝によってノ ーズパッドの回り止め部を形成できるため、回り止め部の係合状態が解除される 程度に両保持片を少し開口するだけで、保持部材に無理をかけることなく反転操 作を容易に行うことができる。
【図1】ノーズパッド保持装置を説明する分解斜視図で
ある。
ある。
【図2】ノーズパッドを保持部材に保持させる要領を説
明する一部断面側面図である。
明する一部断面側面図である。
【図3】ノーズパッドを保持部材に保持させた状態を示
す一部断面側面図である。
す一部断面側面図である。
【図4】ノーズパッドの保持突片の細軸部を保持部材の
内側挿入開口に遊挿せしめた状態を示す断面図である。
内側挿入開口に遊挿せしめた状態を示す断面図である。
【図5】ノーズパッドの保持突片の太軸部を外側挿入開
口に遊挿せしめた状態を示す断面図である。
口に遊挿せしめた状態を示す断面図である。
【図6】ノーズパッドを保持部材に保持させた状態を示
す側面図である。
す側面図である。
【図7】ノーズパッドの反転動作を説明する説明図であ
る。
る。
【図8】保持部材の他の態様を説明する斜視図である。
【図9】その保持部材にノーズパッドを保持させた状態
を示す一部断面側面図である。
を示す一部断面側面図である。
【図10】保持部材の他の態様を説明する斜視図であ
る。
る。
【図11】保持突片の他の態様を説明する部分斜視図で
ある。
ある。
【図12】図10の保持部材が形成する挿入開口に、図
11に示す保持突片の細軸部を遊挿させた状態を示す断
面図である。
11に示す保持突片の細軸部を遊挿させた状態を示す断
面図である。
【図13】保持部材の他の態様を説明する斜視図であ
る。
る。
【図14】保持突片の他の態様を説明する部分斜視図で
ある。
ある。
【図15】図13に示す保持部材に、図14に示す保持
突片を保持させた状態を示す一部断面側面図である。
突片を保持させた状態を示す一部断面側面図である。
【図16】図13に係る保持部材が形成する挿入開口に
図14に係る保持突片の細軸部を遊挿せしめた状態を示
す一部断面正面図である。
図14に係る保持突片の細軸部を遊挿せしめた状態を示
す一部断面正面図である。
【図17】保持突片に係合凹部を設ける他の態様を説明
する斜視図である。
する斜視図である。
1 保持装置 2 ノーズパッド 3 保持部材 5 パッド本体 6 保持突片 7 凹溝 9 細軸部 11 太軸部 15 保持片 16 保持片 27 保持部 37 内側挿入開口 42 外側挿入開口 55 係合凹部 57 係合突部
Claims (5)
- 【請求項1】 ノーズパッドとそれを保持する保持部材
とを具え、 該ノーズパッドは、鼻梁に当接しうるパッド本体の裏面
に保持突片を突設してなり、又前記保持部材は、基端に
おいて屈曲可能に連結された対向する保持片の先端部分
に、向き合う方向に保持部を設けてなり、該両保持片
は、当初においては、保持部間の間隙に前記保持突片を
挿入させうるように開いており、その後両保持片が閉方
向に屈曲せしめられることによって両保持部間で前記保
持突片を挟持状態に保持することを特徴とする眼鏡用の
ノーズパッド保持装置。 - 【請求項2】 ノーズパッドの保持突片の周面部の少な
くとも対向部位には係合凹部が設けられており、両保持
片が閉方向に屈曲した状態において、両保持部の縁部分
が前記係合凹部に係合状態となって両保持部間で前記保
持突片を挟持状態に保持することを特徴とする請求項1
記載の眼鏡用のノーズパッド保持装置。 - 【請求項3】 保持突片の周面部に、該保持突片の軸線
方向に所要間隔をおいて係合突部を突設し、該係合突部
間に係合凹部を形成したことを特徴とする請求項2記載
の眼鏡用のノーズパッド保持装置。 - 【請求項4】 ノーズパッドとそれを保持する保持部材
とを具え、 ノーズパッドは、鼻梁に当接しうるパッド本体の裏面に
保持突片を突設すると共に、該保持突片の周面部には凹
溝を周設して該凹溝部分を細軸部としてなり、 又前記保持部材は、基端において屈曲可能に連結した対
向する保持片の夫々の先端部分に、向き合う方向に保持
部を設け、且つ該保持部の対向する縁部分に嵌入溝を設
けてなり、該両保持片は、当初においては、対向する嵌
入溝間に前記保持突片が挿入しうるように開いており、
その後両保持片が閉方向に屈曲せしめられることによっ
て、嵌入溝の縁部分が前記凹溝に嵌入して、対向する嵌
入溝部間に形成された挿入開口に前記細軸部が遊挿状態
となり、又嵌入溝の形態及び細軸部の形態は、遊挿状態
にある細軸部がその軸線回りに一定以上に回転するのが
阻止される形態を有することを特徴とする眼鏡用のノー
ズパッド保持装置。 - 【請求項5】 ノーズパッドとそれを保持する保持部材
とを具え、 ノーズパッドは、上下に長い左右対称の楕円形板状をな
して鼻梁に当接しうるパッド本体の裏面に、その対称の
軸線上において偏心状態に保持突片を突設し、該保持突
片の周面部には凹溝を周設して該凹溝部分を断面円形の
細軸部にすると共に、該細軸部に連なる、保持片の基端
側の部分を太軸部としてなり、 又前記保持部材は、基端において屈曲可能に連結した対
向する保持片の夫々の先端部分に、向き合う方向に保持
部を設け、且つ該保持部の対向する縁部分の内外に内側
嵌入溝と外側嵌入溝を設け、該内側嵌入溝の底間の距離
は外側嵌入溝の底間の距離よりも小さく設定してなり、
該両保持片は、当初においては、対向する内側嵌入溝間
に前記保持突片が挿入しうるように開いており、その後
両保持片が閉方向に屈曲せしめられることによって、嵌
入溝の縁部分が前記凹溝に嵌入して、対向する内側嵌入
溝間に形成された内側挿入開口に前記細軸部が挿入状態
となり且つ該内側挿入開口内で細軸部がその軸線回りに
回転可能となされており、又該屈曲状態において、対向
する外側嵌入溝部間に形成された外側挿入開口に前記太
軸部が挿入状態となり且つ該外側挿入開口の内周面部が
太軸部の周面部に設けた係合部と係合することによっ
て、保持突片が回り止めされることを特徴とする眼鏡用
のノーズパッド保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994007636U JP3004912U (ja) | 1994-06-02 | 1994-06-02 | 眼鏡用のノーズパッド保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994007636U JP3004912U (ja) | 1994-06-02 | 1994-06-02 | 眼鏡用のノーズパッド保持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3004912U true JP3004912U (ja) | 1994-12-06 |
Family
ID=43140824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994007636U Expired - Lifetime JP3004912U (ja) | 1994-06-02 | 1994-06-02 | 眼鏡用のノーズパッド保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3004912U (ja) |
-
1994
- 1994-06-02 JP JP1994007636U patent/JP3004912U/ja not_active Expired - Lifetime
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