JPH07267052A - 自動車用の覆いつき窓拭きワイパー - Google Patents

自動車用の覆いつき窓拭きワイパー

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JPH07267052A
JPH07267052A JP5037360A JP3736093A JPH07267052A JP H07267052 A JPH07267052 A JP H07267052A JP 5037360 A JP5037360 A JP 5037360A JP 3736093 A JP3736093 A JP 3736093A JP H07267052 A JPH07267052 A JP H07267052A
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wiper
wiper arm
window
arm
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JP5037360A
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Wilfrid Schon
ション ウィルフリ
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Valeo Systemes dEssuyage SAS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 窓拭きワイパーのワイパーアームとワイパー
ブレードとを連結した関節部に、ほこりなどの異物が侵
入することを防止するとともに、外観と空力特性を改善
する。 【構成】 関節ピン7により、ワイパーアーム2をワイ
パーブレード1に連結する先端接続部材26を囲む覆い
40を、ワイパーアーム2に装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば自動車用の窓
拭きワイパーに関する。
【0002】
【従来の技術】窓拭きワイパーは、一般に、ワイパーブ
レードと係合する先端を有するワイパーアームを備え、
ブレードを、アームに関節で接合して装着してある。
【0003】従来のブレードに対するアームの構成は、
大別して2種に分けられる。その第1は、ワイパーアー
ムが、少なくとも部分的にブレードの上方に位置するも
のであり、第2は、ワイパーアームがワイパーブレード
の側方に設けられたものである。
【0004】これらの構成においては、いずれも、ブレ
ードがアームに対して枢動できるようにして、ワイパー
アームをブレードに連接し、かつ、必要に応じて、アー
ムからブレードを取外すことができるようにする必要が
ある。
【0005】これらのものでは、ブレード又はアームに
設けた結合部材に関節ピンを取付けて、ブレードをアー
ムに対して枢動させ、かつ、ブレードを、アームから取
外すことができるようにしてある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の構成は、
概して満足なものではあるが、窓拭きワイパーの正しい
機能を損なうという欠点が存在する。
【0007】たとえば、結合部材が一般的なプラスチッ
ク材料で、関節ピンが金属であるものでは、このプラス
チックと金属の関節構造が、外部からの影響、たとえば
衝撃とか、ほこりなどの異物の侵入から保護されていな
いことである。
【0008】さらに、アームとブレードとを枢着した部
分で、大きい空気力学的抵抗を生じ、かつ、外観が見苦
しいことも問題である。
【0009】本発明は、上述の不都合を改善し、周囲の
環境条件に影響されずに、ワイパーアームとワイパーブ
レードとの関節部を適正に機能させるようにした、窓拭
きワイパー装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、次のとおりに構成されている。
【0011】ワイパーブレードを接続するための先端接
続部材を有するワイパーアームを備える窓拭きワイパー
において、ワイパーアームに、アームの先端接続部材を
囲む覆いを装着したことを特徴とする自動車用の覆いつ
き窓拭きワイパー。
【0012】覆いは、装着溝を備えることが望ましい。
【0013】覆いに、ワイパーアームに係止するための
係止手段を設けることが望ましい。
【0014】係止手段を、覆いに設けた突起と、ワイパ
ーアームに突起に係合するようにして設けた透孔とで構
成することが望ましい。
【0015】覆いに長手方向の突起を設け、これを、ワ
イパーアームを直線移動させる案内とすることが望まし
い。
【0016】長手方向の突起に、ワイパーアームに係合
する面を形成することが望ましい。
【0017】覆いに、ワイパーアームに対する装着位置
を規制する位置決め装置を設けることが望ましい。
【0018】位置決め装置を、パッドと、パッドに係合
する凹入部とで構成することが望ましい。
【0019】パッドが、覆い又はワイパーアームに取付
けられて、ワイパーアーム又は覆いのいずれかに形成し
た対応する凹入部に係合することが望ましい。
【0020】位置決め装置を、少なくとも1個の横方向
の突起と、ワイパーアームに形成されて、横方向の突起
に係合する台座とで構成することが望ましい。
【0021】先端接続部材を関節ピンに接続し、装着溝
を、関節ピンの段差部に係合することが望ましい。
【0022】覆いを、ハウジングと、ハウジングから延
びる環状部とで構成することが望ましい。
【0023】
【作用】ワイパーブレードとワイパーアームとを連接す
る関節部に、覆いを装着して被覆してあるので、ほこり
などの異物の侵入から保護され、かつ、外観を改善し、
走行時の空気抵抗が減少する。
【0024】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の窓拭きワイパー
の一部分で、図2のA−A線に沿った断面図を示し、図
2は、図1のB−B線に沿った断面図、図3は、図1の
C−C線に沿った断面図、図4は、一部の部品を除いた
図1と同じ断面図、図5は、図1のD矢印方向から見た
図である。
【0025】図1及び図2に示す窓拭きワイパーは、ワ
イパーアーム(2)に枢支して装着されたワイパーブレー
ド(1)を備えている。
【0026】ワイパーブレード(1)は、背板あるいは回
転部(3)と2つの側面板(4)(5)とにより、倒立U字状
の断面形に形成され、2つの側面板(4)と(5)とは、互
いにほぼ平行に、回転部(3)に対して直角に設けてあ
る。
【0027】側面板(4)(5)には、円筒形の透孔(6)を
形成して、側面板(4)(5)に垂直な軸(XX)を形成する
関節ピン(7)を挿通してある。
【0028】関節ピン(7)は、側面板(4)の外面、すな
わち、U字形の内面の逆側に当接する頭部(8)と、頭部
(8)からほぼ円筒形で突出して、側面板(4)(5)の透孔
(6)に挿通された第1の軸頸部(9)と、軸頸部(9)から
片持ち式に突設され、先端にフランジ(11)とほぼ等径の
フランジ(13)を備える結合軸頸部(12)、とで構成してあ
る。
【0029】軸頸部(9)に、軸頸部(9)より大径の段差
部(10)が延伸している。軸頸部(9)は、そこから軸線方
向、すなわち、関節ピン(7)の軸(XX)に沿って延びる
位置に、もう1つの段差部を、段差部(10)より大径のフ
ランジ(11)として形成してある。
【0030】図1に示すように、関節ピン(7)は、頭部
(8)をリベットと同様な形にかしめて、段差部(10)の平
らな面を側面板(5)の外面に係合させることにより、ブ
レード(1)に固着してある。
【0031】関節ピン(7)の結合軸頸部(12)は、関節部
材(14)を受けるように構成されている。この関節部材つ
まりコネクタは、周知のものと同様で、2つの枝板(15)
(16)を備え、ほぼU字状の横断面形状をなしている。
【0032】これらの枝板は、コネクタ(14)の湾曲部(1
7)に連接されて、相互に弾性変形できるようにしてあ
る。
【0033】また、コネクタ(14)は、接合軸頸部(12)を
収容する手段を備えている。この収容手段は、コネクタ
(14)の湾曲凹面部に形成され、U字形の開口側に向けた
開口(19)を有する、円筒形断面の筒孔(18)を備えてい
る。
【0034】筒孔(18)の直径は、結合軸頸部(12)の直径
と等径であることが望ましく、開口(19)の寸法は、筒孔
(18)の直径よりも小さくしてある。
【0035】コネクタ(14)の枝板(15)(16)の両側縁に、
それぞれ、平らな部材である縁端材(20)(21)を、枝板(1
5)(16)の面とほぼ直角に設けて、これらの平らな部材
を、U字形の外側に向けて突設してある。
【0036】コネクタの一方の枝板(この実施例では枝
板(16))に、ワイパーアーム(2)に取付けるための係着
部材(22)を設けてある。この実施例では、係着部材(22)
を、外向きに突出する突起(23)と、枝板(16)の先端から
突出する舌片(25)で構成した把持手段(24)としてある。
【0037】このようにして、コネクタ(14)は、縁端材
(20)(21)がフランジ(11)(13)に当接し、筒孔(18)が軸頸
部(12)の周面に密着した状態で、関節ピン(7)の軸頸部
(12)に装着できるようになっている。
【0038】コネクタ(14)は、ワイパーアーム(2)をワ
イパーブレード(1)に結合する先端接続部材(26)を受け
入れるように構成してある。
【0039】図1及び図2の実施例では、アーム(2)の
先端接続部材(26)は、フック(27)状をなす湾曲背部を備
えており、コネクタ(14)が、枝板(15)(16)を、それぞれ
フック(27)の枝板(28)(29)の内面に近接させて、湾曲背
部の凹面の中に装着されるようにしてある。
【0040】フックの一方の枝板(28)は、ワイパーアー
ム(2)の杆部(30)(これは、通常のワイパーアームの部
材である)である。フック(27)の他方の枝板(29)は、コ
ネクタ(14)の湾曲部(17)に適合する湾曲部(31)を介し
て、枝板(28)にほぼ平行に連接してある。
【0041】図示のように、枝板(29)には、長方形の透
孔(32)を設け、その他の部材とともに、コネクタ(14)の
枝板(16)に装着した突起(23)を受け入れるようにしてあ
る。
【0042】まず、コネクタ(14)の筒孔(18)に軸頸部(1
2)を係合して、関節部材(14)を関節ピン(7)の軸頸部(1
2)に取付けることにより、ワイパーブレード(1)は、ワ
イパーアーム(2)の先端接続部材(26)に取付けられる。
【0043】次いで、アームのフック(27)をコネクタ(1
4)に滑りこませ、フック(27)を、2つの縁端材(20)(21)
の間に位置させて、コネクタ(14)を抱かせる。
【0044】図1ないし図4において、ワイパーアーム
(1)の先端接続部材(26)には、部材(26)を被覆する覆い
(40)を装着してある。覆い(40)は、平行六面体で、ハウ
ジング(41)を構成している。
【0045】覆い(40)は、関節ピン(7)に平行な開口端
を備えており、その開口端の1つは、図1ないし図4に
示す関節ピン(7)と平行な面(P)の位置に設けてある。
この面(P)は、関節ピン(7)の前方側に、フランジ(11)
(13)の外周縁の外に配置してある。図面は、この前方側
を図の右方として示してある。
【0046】ハウジング(41)に、面(P)から前方側に向
けて、覆い(40)の環状部(42)を連接してある。ハウジン
グ(41)の他方の開口端は、面(P)の反対側にある。
【0047】ハウジング(41)は、水平な上面壁(43)と、
上面壁(43)とほぼ平行で、それから離間した水平な下面
壁(44)と、外側の側壁(45)と、側壁(45)とほぼ平行な内
側の側壁(46)とを備えている。側壁(45)(46)は、上面壁
(43)下面壁(44)に対して、ほぼ直交している。
【0048】ハウジング(41)は、面(P)の外側に覆いの
環状部(42)を連接してあり、上面壁(43)は、水平で平ら
な上面前部壁(47)として延び、一方、下面壁(44)は、図
示のように水平線に対して傾斜した下面前部壁(48)とし
て延びている。下面壁(44)と下面前部壁(48)とは、互い
に凹面を形成するよう折り曲げてある。
【0049】外側の側壁(45)は、図4に示すように、側
壁(45)から内向きに傾斜した外側前部壁(49)として延び
ている。
【0050】前部壁(47)(48)及び(49)に、横方向をなす
端面壁(50)を連接して、ハウジング(41)の端部を閉止し
てある。
【0051】図示のように、内側の側壁(46)及び端面壁
(50)の縁端と、前部壁(47)(48)の縁端とで、内側の側壁
(46)の外側に開口(51)を形成してある。必要に応じて、
この開口内に追加の前部壁(図示しない)を取付けること
により、側壁(46)を端面壁(50)にまで延長させることが
できる。
【0052】上述のように、覆いの環状部(42)は、前部
壁(47)(48)(49)と端面壁(50)とによって形成され、開口
(51)は、ハウジング(41)からの距離に応じて寸法が小さ
くなる形状になっている。
【0053】このように、ハウジング(41)で構成された
覆い(41)は、ハウジング(41)の両端が開口し、前記の横
断面(P)の位置の一方の開口を、前面側に連接した環状
部(42)で閉止している。
【0054】図3に示すように、内側の側壁(46)に、長
溝(52)(以下の説明では、装着溝という)を形成してあ
る。以下、この装着溝(52)の機能を説明する。
【0055】装着溝(52)は、互いに平行で、かつ、上面
壁(43)に平行な2つの長手方向の内縁(53)及び(54)を有
する。これらの内縁(53)(54)の一端は、段差部(10)とほ
ぼ等しい半径の半円形に形成した縁端部(55)に連接して
ある。
【0056】縁端部(55)は、横断面(P)の後部側に配置
してあり、内縁(53)(54)の終端は、図3の左方に示すよ
うに、内側の側壁(46)の先端に達している。
【0057】覆い(40)の内部の半円形の縁端部(55)から
離間した位置に、上面壁(43)から下面壁(44)に向けて延
びる肋材(56)を突設し、内側の側壁(46)を開口(51)から
分離してある。
【0058】図4に示すように、下面壁(44)には、係止
手段(57)と、ワイパーアーム(1)に係合する1対の長手
方向の突起(58)とを設けてある。
【0059】係止手段(57)は、下面壁(44)に細長いU字
状の溝(61)を形成する弾性舌片(60)に設けた突起(59)か
らなっている。U字溝(61)の水平腕の先端は、覆い(40)
の開口端側に、より詳しくは、図4の左方の下面壁(44)
の先端側に向けてある。
【0060】長手方向の突起(58)は、覆い(40)の開口端
に向かって凹入する湾曲面(63)を有する案内突起(62)と
してある。湾曲面(63)の曲率は、ワイパーアームの湾曲
部とほぼ一致させてある。
【0061】外側の側壁(45)には、肋材(56)と対向する
もう1つの肋材(64)を、上面壁(43)から下面壁(44)に向
けて、覆い(40)の中に突設してある。この肋材(64)は、
外側の側壁(45)と外側の前部壁(49)との間の接合部を形
成している。
【0062】図5に示すように、外側の側壁(45)の後端
側に、上面壁(43)から延びる直線縁(65)と、下面壁(44)
に連接する傾斜縁(66)とを設けることが望ましい。図5
に示すように、下面壁(45)の長さは、上面壁(44)よりも
短くしてある。
【0063】実際には、内側の側壁(46)に、下面壁(44)
に連接された直線の縁端部を設け、一方、装着溝(52)
を、図3に仮想線で示す垂直及び傾斜した縁端部に開口
させてもよい。
【0064】図6は、図2のE−E線における断面図、
図7は、図6のF矢印方向から見た部分図である。覆い
(40)には、ワイパーアーム(2)と係合するための位置決
め装置(67)を装着してある。
【0065】位置決め装置(67)は、覆い(47)の開口端に
設けてある。図示の実施例では、位置決め装置(67)を、
上面壁(43)の内面に突設したパッド(68)と、パッド(68)
に係合する凹入部(69)とで構成してある。
【0066】凹入部(69)は、ワイパーアーム(2)のパッ
ド(68)と対向する位置、より詳しくは、ワイパーアーム
(2)の杆材(30)に設けてある。
【0067】図6及び図7に示すように、パッド(68)
は、上面壁(43)の内面と一致する長い水平面と、外側の
側壁(45)と内側の側壁(46)との内面から離間する側面(7
0)とで、低い平行六面体に形成してある。
【0068】パッドの前面(71)は、上面壁(43)の先端面
の延伸部であり、後面は、前面(71)から離間して配置し
てある。パッド(68)の突出面は、パッド(68)に適合する
形状の凹入部(69)の底面から離間している。
【0069】図1及び図2に示すように、コネクタ(14)
を、関節ピン(7)の結合軸頸部(12)に係着し、ワイパー
アーム(2)を、その先端結合部材(26)をコネクタ(14)に
取付けて、フック(27)の突起(23)を、フックの枝板(29)
の透孔(32)に係合させた後、覆い(40)を、その開口端を
フック(27)にかぶせて差し込むだけで、装着することが
できる。
【0070】装着溝(52)の開口が段差部(10)に係合し、
かつ、段差部(10)の厚さを、少なくとも内側の側壁(46)
の厚さと等しくしてあるので、覆いの挿入に際して、内
側の側壁(46)を、ワイパーブレード(1)の側面板(5)の
外面と、この側面板に対向して設置されたフランジ(11)
の平らな面との間を通して、挿入することができる。
【0071】覆い(40)を、図1及び図2における右方か
ら左方に向けて挿入する際に、装着溝(52)は、その縁部
(53)(54)を段差部(10)に沿わせて摺動し、半円部(55)が
段差部(10)の周縁に当接する位置まで移動する。
【0072】この位置まで到達すると、上面壁(43)と下
面壁(44)とがフック(27)の枝板(28)と(29)とに近接し、
かつ、内側の側壁(46)がワイパーブレードの側面板(5)
に対向し、外側の側壁(45)がフランジ(11)の外面に近接
する。
【0073】さらに、フック(27)の湾曲部(31)の一部が
覆い(40)の湾曲面(68)に当接し、かつ、突起(59)が枝板
(29)の透孔(32)に係合する。コネクタ(14)の突起(23)、
及び突起(59)は、この目的のために設けてある透孔(32)
内で噛み合う。
【0074】この位置で、位置決め装置(67)は、パッド
(68)の側面と前後面とが凹入部(69)の対応する面に当接
して、互いに結合する。
【0075】以上のようにして、覆い(40)は、ワイパー
アーム(1)の接続部材(26)に位置決めされて固着され
る。
【0076】交換等のためにワイパーブレード(1)を取
外す必要がある場合には、舌片(25)を押して、突起(23)
を透孔(32)から離し、ワイパーアームとコネクタ(14)と
の係止を解除して、軸頸部(12)を筒孔(18)から外し、ワ
イパーアームに装着されている覆い(40)を、装着溝(52)
に沿って関節ピン(7)の位置まで摺動させて、コネクタ
(14)から完全に取外す。これにより、関節ピン(7)を覆
い(40)から外すことができる。
【0077】図1及び図2に示すように、ハウジング(4
1)でフック(27)を囲み、かつ、フックの前面に環状部(4
2)を設けて、その開口(51)を、ワイパーブレード(1)の
側面板(5)に対向させてある。
【0078】この位置において、覆い(40)が、ワイパー
アーム(2)に対して直線方向に移動することは、パッド
(68)と凹入部(69)との係合により制止されている。
【0079】これにより、覆い(40)を、ワイパーアーム
(2)の先端接続部材を覆って装着すれば、ワイパーアー
ムとワイパーブレードとを接続する各種の部材は、覆い
(40)で包囲されて、ほこりなどの外部からの影響から保
護される。
【0080】同様に、覆い(40)の、前面壁(47)(48)(49)
及び端面壁(50)からなる形状を、アーム(2)とブレード
(1)とで構成されたワイパーに、好ましい外観及び空気
力学的表面形状を持たせるように、設計することができ
る。
【0081】前面壁(47)(48)(49)及び端面壁(50)で形成
される空間を、一体のブロツクとしたり、あるいは適宜
に充填したりすることは、本発明の本質を逸脱するもの
ではない。
【0082】図8は、前述の位置決め装置(67)の一変形
例を示す断面図で、ワイパーアーム(2)の上面にパッド
(68')を突設し、覆い(40)の上面壁(43)の内面に凹入部
(69')を形成してある。
【0083】パッド(68)又は(68')の形状、対応する凹
入部(69)又は(69')の形状は、前述と異なる形状、特に
円形としてもよいことは、当然に理解されよう。
【0084】図9は、位置決め装置(67)の他の変形例の
断面図、図10は、図9のG−G線における断面図、図
11は、図10のH矢印方向から見た図である。
【0085】この変形例の位置決め装置(67)は、少なく
とも1個の横方向の突起を備えている。図示の例では、
符号(73)で示す2個の横方向の突起を、側壁(45)と(46)
との内面に設け、ワイパーアーム(2)の側面に形成した
台座(74)と係合させてある。
【0086】図9から図11に示すように、突起(73)の
断面形は、底辺が上面壁(43)に接合された裁頭直角三角
形に形成され、三角形の斜辺を覆い(40)の内側に向けて
ある。台座(74)は、突起(73)に適合する側面形状に形成
してある。
【0087】以上、本発明を図示の実施例に基づいて記
述したが、本発明は、上述内容に限定されるものではな
く、特許請求の範囲の記載に含まれるあらゆる変形応用
を含むものである。
【0088】特に、上述の実施例では、ワイパーアーム
とワイパーブレードとを、フック(27)の形状をなす先端
接続部材(26)で連結してある。しかし、先端接続部材の
先端を直線に形成して、ワイパーブレードに係合する関
節ピンを固着し、上述と同様な覆いによって、先端接続
部材を囲むようにしてもよい。この場合の相違点は、上
面壁と下面壁との間隔が異なるのみである。
【0089】
【発明の効果】
(a) ワイパーブレードとワイパーアームとを連接する
関節部に、覆いを装着してあるため、ほこりなどの異物
の侵入は防止され、かつ、外観を改善し、走行時の空気
抵抗を減少させることができる。
【0090】(b) ワイパーアームに対するワイパーブ
レードの着脱、及び覆いの着脱を、工具等を使用するこ
となく、容易に行うことができる。
【0091】(c) 覆いは、位置決め装置により適正な
位置に装着され、かつ、係止手段を設けてあるため、使
用中に脱落するおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の窓拭きワイパーの、図2のA−A線に
沿った部分断面図である。
【図2】図1のB−B線に沿った部分断面図である。
【図3】図1のC−C線に沿った部分断面図である。
【図4】図1から一部の部品を除いた部分断面図であ
る。
【図5】図1のD矢印方向から見た側面図である。
【図6】図2のE−E線に沿った横断面の断面図であ
る。
【図7】図6のF矢印方向から見た部分図である。
【図8】図6の一変形例を示す断面図である。
【図9】図6の他の変形例を示す断面図である。
【図10】図9のG−G線に沿った部分断面図である。
【図11】図10のH矢印方向から見た図である。
【符号の説明】
(1)ワイパーブレード (2)ワイパーアーム (3)ワイパーブレードの背板 (4)(5)ワイパーブレ
ードの側面板 (6)透孔 (7)関節ピン (8)頭部 (9)軸頸部 (10)段差部 (11)フランジ (12)接続軸頸部 (13)フランジ (14)コネクタ (15)(16)枝板 (17)湾曲部 (18)筒孔 (19)開口 (20)(21)縁端材 (22)係着部材 (23)突起 (24)把持手段 (25)舌片 (26)先端接続部材 (27)フック (28)(29)枝板 (30)杆部 (31)湾曲部 (32)透孔 (40)覆い (41)ハウジング (42)環状部 (43)上面壁 (44)下面壁 (45)外側の側壁 (46)内側の側壁 (47)上面前部壁 (48)下面前部壁 (49)外側前部壁 (50)端面壁 (51)開口 (52)装着溝 (53)(54)内縁 (55)縁端部 (56)肋材 (57)係止手段 (58)突起 (59)突起 (60)弾性舌片 (61)U字溝 (62)案内突起 (63)湾曲面 (64)肋材 (65)直線縁 (66)傾斜縁 (67)位置決め装置 (68)(68')パッド (69)(69')凹入部 (70)側面 (71)前面 (72)凹入部の底面 (73)突起 (74)台座

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワイパーブレード(1)を接続するための先
    端接続部材(26)を有するワイパーアーム(2)を備える窓
    拭きワイパーにおいて、ワイパーアーム(2)に、アーム
    の先端接続部材(26)を囲む覆い(40)を装着したことを特
    徴とする自動車用の覆いつき窓拭きワイパー。
  2. 【請求項2】覆い(40)が、装着溝(52)を備えることを特
    徴とする請求項1に記載の自動車用の覆いつき窓拭きワ
    イパー。
  3. 【請求項3】覆い(40)に、ワイパーアーム(2)に係止す
    るための係止手段(57)を設けたことを特徴とする請求項
    1又は2に記載の自動車用の覆いつき窓拭きワイパー。
  4. 【請求項4】係止手段(57)を、覆い(40)に設けた突起(5
    9)と、ワイパーアーム(2)に突起に係合するようにして
    設けた透孔(32)とで構成したことを特徴とする請求項3
    に記載の自動車用の覆いつき窓拭きワイパー。
  5. 【請求項5】覆い(40)に長手方向の突起(58)を設け、こ
    れを、ワイパーアーム(2)を直線移動させる案内とした
    ことを特徴とする請求項前各項のいずれかに記載の自動
    車用の覆いつき窓拭きワイパー。
  6. 【請求項6】長手方向の突起(58)に、ワイパーアーム
    (2)に係合する面(63)を形成したことを特徴とする請求
    項5に記載の自動車用の覆いつき窓拭きワイパー。
  7. 【請求項7】覆い(40)に、ワイパーアーム(2)に対する
    装着位置を規制する位置決め装置(67)を設けたことを特
    徴とする請求項前各項のいずれかに記載の自動車用の覆
    いつき窓拭きワイパー。
  8. 【請求項8】位置決め装置(67)を、パッド(68)(68')
    と、パッドに係合する凹入部(69)(69')とで構成したこ
    とを特徴とする請求項7に記載の自動車用の覆いつき窓
    拭きワイパー。
  9. 【請求項9】パッド(68)(68')が、覆い又はワイパーア
    ームに取付けられて、ワイパーアーム又は覆いのいずれ
    かに形成した対応する凹入部(69)(69')に係合している
    ことを特徴とする請求項8に記載の自動車用の覆いつき
    窓拭きワイパー。
  10. 【請求項10】位置決め装置(67)を、少なくとも1個の
    横方向の突起(73)と、ワイパーアームに形成されて、横
    方向の突起に係合する台座(74)とで構成したことを特徴
    とする請求項8に記載の自動車用の覆いつき窓拭きワイ
    パー。
  11. 【請求項11】先端接続部材(26)を、関節ピン(7)に接
    続し、装着溝(52)を、関節ピン(7)の段差部(10)に係合
    することを特徴とする請求項前各項のいずれかに記載の
    自動車用の覆いつき窓拭きワイパー。
  12. 【請求項12】覆い(40)を、ハウジング(41)と、ハウジ
    ングから延びる環状部(42)とで構成したことを特徴とす
    る請求項1に記載の自動車用の覆いつきワイパー。
JP5037360A 1992-02-03 1993-02-03 自動車用の覆いつき窓拭きワイパー Pending JPH07267052A (ja)

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FR9201166A FR2686852B1 (fr) 1992-02-03 1992-02-03 Essuie-glace, muni d'un capuchon, notamment pour vehicule automobile.
FR9201166 1992-02-03

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ID=9426267

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JP5037360A Pending JPH07267052A (ja) 1992-02-03 1993-02-03 自動車用の覆いつき窓拭きワイパー

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FR2686852A1 (fr) 1993-08-06
DE69302410D1 (de) 1996-06-05
FR2686852B1 (fr) 1994-03-25
DE69302410T2 (de) 1996-11-28
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