JP3054413B1 - オ―トマチック式エアスポ―ツガン - Google Patents

オ―トマチック式エアスポ―ツガン

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JP3054413B1 JP16012399A JP16012399A JP3054413B1 JP 3054413 B1 JP3054413 B1 JP 3054413B1 JP 16012399 A JP16012399 A JP 16012399A JP 16012399 A JP16012399 A JP 16012399A JP 3054413 B1 JP3054413 B1 JP 3054413B1
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    • F41B11/72Valves; Arrangement of valves
    • F41B11/721Valves; Arrangement of valves for controlling gas pressure for both firing the projectile and for loading or feeding

Abstract

【要約】 【課題】 ピストンブロックを小型化すると共に圧縮ガ
スのガス圧を有効に利用可能なオートマチック式エアス
ポーツガンの提供。 【解決手段】 切換バルブ34及び開閉バルブ30をシ
リンダブロック15の下方に位置させ、且つ、切換バル
ブ34の閉塞部35が切換バルブ気室21内に露出さ
れ、ロッド部36のみが切換バルブ気室21内に位置す
るように切換バルブ34を設置させる。圧縮ガスが切換
バルブ気室21内を通過して発弾通気孔19側へ圧縮ガ
スが供給される際には、閉塞部35が発弾給気口22を
開状態として、発弾給気口22への圧縮ガスの流れを阻
害しない状態をとり、ブローバック通気孔20へ供給さ
れる際には、閉塞部35がブローバック給気孔23を開
状態とし、このとき切換バルブ気室21内で圧縮ガスの
供給を阻害するのが切換バルブ30のロッド34のみと
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 この発明は、圧縮された空
気、フロン、あるいは、二酸化炭素等の圧力流体を供給
してBB弾等の弾丸を発射するエアガンに関し、詳細に
は、圧縮流体の圧力を利用し、BB弾等の弾丸を勢いよ
く発射すると共に、発射後に弾丸の装填を自動的に行う
弾丸自動供給式のエアガンに係る。
【0002】
【従来の技術】 従来、空気、フロン、あるいは、二酸
化炭素等の圧縮ガスを使用するオートマチック式エアス
ポーツガンとしては、例えば、図17乃至図19に表す
エアスポーツガンが知られている。
【0003】従来、出願人は、『オートマチック式エア
ガン』(平成9年特許願第243358号)を提供し
た。そして、弾丸発射とブローバックとを同時に行うた
めに発生するガス圧の低下、及び、大きなシリンダ容積
あるいは大きな弾丸発射のための通路容積による圧縮ガ
スの圧力低下等の問題点であったを解決した。
【0004】『オートマチック式エアガン』(平成9年
特許願第243358号、以下従来例1という。)は、
『 (請求項1) バレルの銃後端側に設けられ、装
填される弾丸を保持可能な装填パッキングと、装填パッ
キングより銃後端側下部に位置し上部を開口され、弾丸
を収納し収納された弾丸を常に上方に付勢する弾倉と、
装填パッキング側には中空の装填筒が設けられ、銃後端
側にはシリンダ部が設けられ、装填筒は一端がシリンダ
部側周面に開口され他端が装填パッキング側へ開口され
る発弾通気孔を設けられ、且つ、シリンダ部側周面開口
の装填パッキング側には切換バルブ押圧部が突設され、
シリンダ部は銃後端側を開口し装填筒側周面にブローバ
ック通気孔を穿設されてなり、弾倉上部の開口を開閉す
るよう摺動可能なシリンダブロックと、シリンダ部に挿
入されシリンダ部内を摺動可能なピストンブロックと、
銃身の下部後方に設置され、圧縮ガスを収納可能であり
上部には圧縮ガスを排出する排出口を有する圧縮ガス気
室と、装填筒周面の開口に対向させて発弾給気口が設け
られると共に、シリンダ部のブローバック通気孔に対向
させてブローバック給気口が設けられ、シリンダブロッ
ク下部、且つ、圧縮ガス気室の排出口に接続され、圧縮
ガス気室から圧縮ガスを供給される切換バルブ気室と、
切換バルブ気室側端部に係止突起が設けられ、圧縮ガス
気室の排出口に設置されて排出口を常に閉状態とするよ
う付勢され、且つ、付勢力に抗して切換バルブ側へ移動
されることで開状態となり圧縮ガスを切換バルブ気室へ
排出する開閉バルブと、切換バルブ気室内に設けられ、
一端に発弾通気孔側へ突出する突出部を設け、他端側に
開閉バルブの係止突起と係止可能なストッパ部を設け、
圧縮ガスを発弾通気孔へ供給するよう発弾給気口を開閉
可能であり、ストッパ部が係止状態で発弾給気口を閉塞
状態とする切換バルブとからなり、開閉バルブが開状態
となることで開閉バルブの係止突起とストッパ部とが係
止されて開閉バルブの開状態が維持されると共に切換バ
ルブが閉塞状態となり、切換バルブの閉塞状態時にシリ
ンダブロックが摺動して切換バルブ押圧部により切換バ
ルブの突出部を押圧されると、切換バルブが発弾給気口
の閉塞を解除させると共に、係止突起とストッパ部との
係止が解除され、開閉バルブが閉状態となり圧縮ガスの
供給を解除させることを特徴とするオートマチック式エ
アスポーツガン。 (請求項2) スライド内にスライドに沿って設置され
るバレルと、バレルの銃後端側に設けられ、装填される
弾丸を保持可能な装填パッキングと、装填パッキングよ
り銃後端側下部に位置し上部を開口され、弾丸を収納し
収納された弾丸を常に上方へ付勢する弾倉と、銃上部に
銃口から銃後端に亘り設けられバレルと平行に摺動可能
であり、常に銃口側へ付勢されるスライドと、装填パッ
キング側には中空の装填筒が設けられ、銃後端側にはシ
リンダ部が設けられ、装填筒は一端がシリンダ部側周面
に開口され他端が装填パッキング側へ開口される発弾通
気孔が設けられ、且つ、シリンダ部側周面開口の装填パ
ッキング側には切換バルブ押圧部が突設され、シリンダ
部は銃後端側を開口し装填筒側周面にブローバック通気
孔を穿設されてなり、スライドと平行に弾倉上部の開口
を開閉するよう摺動可能なシリンダブロックと、スライ
ドの銃後端側でシリンダ部へ挿入可能に固設され、スラ
イドの摺動と共にシリンダ内を摺動可能なピストンブロ
ックと、銃後端部に回動自在に取付けられ常に銃口方向
へ回転するよう付勢されるハンマーと、付勢力に抗し銃
後方へ回動したハンマーと係止し、ハンマーを固定する
シアーと、銃口側へ付勢されるトリガと、一端をトリガ
に連結されトリガの後方への移動に連動しハンマー及び
シアーの係止を解除させハンマーを回動させるトリガバ
ーと、銃身の下部後方に設置され、圧縮ガスを収納可能
であり上部には圧縮ガスを排出可能な排出口を有する圧
縮ガス気室と、装填筒周面の開口に対向させて発弾給気
口が設けられると共に、シリンダ部のブローバック通気
孔に対向させてブローバック給気口が設けられ、シリン
ダブロック下部、且つ、圧縮ガス気室の排出口に接続さ
れ、圧縮ガス気室から圧縮ガスを供給される切換バルブ
気室と、切換バルブ気室側端部に切換バルブ気室へ突出
可能な係止突起を設けられ、切換バルブ気室と反対側に
はハンマーに押圧されるバルブロッドが設けられ、圧縮
ガス気室の排出口に設置されて排出口を常に閉状態とす
るよう付勢され、且つ、銃口側に回動したハンマーによ
りバルブロッドを押圧されることで付勢力に抗し切換バ
ルブ側へ移動することで開状態となり圧縮ガスを切換バ
ルブ気室へ排出する開閉バルブと、切換バルブ気室内に
設けられ、発弾給気口を閉塞可能な閉塞部が設けられ、
発弾給気口を閉塞するよう常に付勢され、閉塞部の発弾
通気孔側端には閉塞部が発弾給気口を閉塞した状態で発
弾通気孔側へ突出する突出部を設けられ、他端には開閉
バルブが開状態で開閉バルブの係止突起と係止可能なス
トッパ部を設け、圧縮ガスを発弾通気孔へ供給するよう
発弾給気口を開閉可能であり、ストッパ部が係止状態で
発弾給気口を閉塞状態とする切換バルブとからなり、ス
ライド中間部にはスライドが銃後方へ最大に摺動したと
きにシリンダブロックの装填筒先端が弾倉上部の開口よ
り銃後方側に位置可能にシリンダブロックと係止する係
止突起を設け、スライドが銃後方へ摺動した場合に、ピ
ストンブロック及びシリンダブロックも摺動され、ピス
トンブロックの銃後方側端がハンマーを押し付勢力に抗
し回動させシアーと係止させ、トリガを移動してシアー
とハンマーとの係止が解除され開閉バルブが開状態とな
ることで開閉バルブの係止突起とストッパ部とが係止さ
れて開閉バルブの開状態が維持されると共に切換バルブ
が閉塞状態となり、切換バルブの閉塞状態時にシリンダ
ブロックが摺動して切換バルブ押圧部により切換バルブ
の突出部が押圧されると、切換バルブが発弾給気口の閉
塞を解除させると共に、係止突起とストッパ部との係止
を解除させ開閉バルブが閉状態となり圧縮ガスの供給を
解除させることを特徴とするオートマチック式エアスポ
ーツガン。』とからなる。
【0005】そして、従来例1の実施の形態の一例を図
17及び図18に基づき説明する。即ち、圧縮ガス気室
121には圧縮ガスが充満している。スライド109を
銃口B側から銃後端A側へ引く。するとスライド109
はスライドスプリング110の付勢力に抗し後方へ移動
され始める。スライド109の銃後端A側に固定される
ピストンブロック112もスライド109と共に移動さ
れる。スライド109が移動されスライド109中間部
の係止突起111がシリンダブロック114と係止する
とシリンダブロック114も銃後方へ移動される。やが
て、ピストンブロック112の銃後方側端がハンマー1
41に当接し、更にハンマー141をハンマースプリン
グ143の付勢力に抗し銃後端A側へ回動し、ハンマー
141とシアー145とを係止させる。一方、シリンダ
ブロック114の装填筒115先端が弾倉102上部の
開口より銃後方A側に移動しているので、弾倉102に
収納された弾丸Wが弾倉上部の開口に位置している。
【0006】次いで、スライド109の銃後A方側への
移動を終了すると、スライド109は付勢力で銃口B側
へ戻る。この時、ピストンブロック112もスライド1
09と共に移動するので、ピストンブロック112が内
部に収納されるシリンダブロック114も銃口B側へ移
動され、装填筒115先端が弾倉102内の最上部の弾
丸Wを銃口B方向へ移動し、弾丸Wが装填パッキング1
08へ装填される。
【0007】第1の弾丸Wの装填が終わり、使用者がト
リガ151を引く。すると、トリガバー152が連動さ
れ、ハンマー141及びシアー145の係止が解除さ
れ、ハンマー141が銃口B側へ回動し、開閉バルブ1
29のバルブロッド132を押圧する。バルブロッド1
32が押圧され、開閉バルブ129が開状態となり、圧
縮ガス気室121内の圧縮ガスは開閉バルブ129を経
由し切換バルブ気室126へ流入する。この時、切換バ
ルブ134の閉塞部136が発弾給気口127を閉塞し
ていないので、圧縮ガスは瞬時に発弾給気口127から
発弾通気孔117を経由し装填パッキング108に至
り、そのガス圧で装填された弾丸Wを押圧してバレル5
内を移動させ銃口Bから外部へ発射させる。同時に、圧
縮ガスはブローバック給気口128を経由してブローバ
ック通気孔119へ供給される。
【0008】そして、その瞬間、開閉バルブ129が開
状態となったので切換バルブ134の閉塞部136が発
弾供給口127を閉塞し開閉バルブ129の係止部13
1と切換バルブ134のストッパ部137とが係止され
る。すると、圧縮ガスの発弾通気孔117への供給は停
止される。すると、圧縮ガスは、ブローバック通気孔1
19へのみ供給され、ブローバック通気孔119へ供給
された圧縮ガスがそのガス圧でシリンダ部116の中空
部120を膨張させピストン112を銃後方Aへ移動さ
せピストンブロック112が固定されるスライド109
も銃後方Aへ移動させる。スライド109が銃後方Aへ
移動されると、やがてスライド中間部の係止突起111
がシリンダブロック114と係止するとシリンダブロッ
ク114も銃後方Aへ移動される。シリンダブロック1
14が銃後方Aへ移動される課程で、装填筒115の切
換バルブ押圧部118が切換バルブ134の突出部13
5を押圧し、切換バルブ134は付勢力に抗して発弾給
気口127の閉塞を解除する方向へ移動され、閉塞を解
除する。すると、切換バルブ134のストッパ部137
と開閉バルブ129の係止突起131との係止が解除さ
れ、開閉バルブ129が閉状態となり圧縮ガスの供給を
停止する。
【0009】一方、ピストンブロック112は、銃後方
A側端がハンマー141に当接し、更にハンマー141
を付勢力に抗し回動し、ハンマー141とシアー145
とを係止させる。又、シリンダブロック114の装填筒
115先端が弾倉102上部の開口より銃後方A側に移
動しているので、弾倉102に収納された第2の弾丸W
が弾倉上部の開口に位置している。
【0010】この状態でシリンダブロック114内への
圧縮ガスの供給は停止されているので、スライド109
の銃後方A側への移動が終了し、スライド109は付勢
力で銃口B側へ戻る。この時、ピストンブロック112
もスライド109と共に移動するので、シリンダブロッ
ク114も銃口側へ移動され、装填筒115先端が弾倉
102内の第2の弾丸Wを銃口B方向へ移動させ、弾丸
Wを装填パッキング108へ装填させる。
【0011】第2の弾丸Wの装填が終わり使用者がトリ
ガ151を引く。すると、トリガバー152が連動さ
れ、ハンマー141及びシアー145の係止が解除さ
れ、ハンマー141が銃口A側へ回動し、バルブロッド
132を押圧する。バルブロッド132が押圧され、開
閉バルブ129が開状態となり、圧縮ガス気室121内
の圧縮ガスは開閉バルブ129を経由し切換バルブ気室
126へ流入する。この時、切換バルブ134の閉塞部
136が発弾給気口127を閉塞していないので、圧縮
ガスは瞬時に発弾給気口127から発弾通気孔117を
経由し装填パッキング108に至り、そのガス圧で装填
された弾丸Wを押圧してバレル105内を移動させ銃口
Bから外部へ発射させる。
【0012】スライド109、シリンダブロック11
4、及び、ピストンブロック112の銃口B側への移動
過程では、装填筒115先端がチャンバー104内に供
給された弾丸Wを押し、銃口B側への摺動終了時には、
第2の弾丸Wが装填パッキング108内に装填されてい
る。そして第2の弾丸Wを発射するためにトリガ151
を引き、第2の弾丸Wを発射する。以後、上述の動作を
繰返し、次々に弾丸Wを発射可能である。
【0013】しかしながら、従来例1では、圧縮ガスの
通路内に切換バルブ134が存在するので、圧縮ガスの
通路が狭くなってしまうという問題点を有した。
【0014】そこで出願人は、従来例1の問題点を解決
すべく『エアガン』(平成10年特許願第166079
号、以下、従来例2という。)を提供した。即ち、『
(請求項1) 銃身内に設けられるバレルと、バレル
の銃後端側に設けられ、装填される弾丸を保持する装填
パッキングと、装填パッキングの銃後端側に位置し、銃
後端方向に摺動可能に設置されると共に、装填パッキン
グ側部分には装填筒が設けられ、銃後端側部分にはシリ
ンダ部が設けられ、装填筒の中空部は一端がシリンダ部
側周面に開口され他端が装填パッキング側へ開口される
発弾通気孔を形成し、シリンダ部は銃後端側を開口し装
填筒側周面にはブローバック通気孔を穿設されてなるシ
リンダブロックと、シリンダブロックの下方に設置さ
れ、圧縮ガスが収納されると共に圧縮ガスを排出する排
出口を上部に有する圧縮ガス気室と、一端は圧縮ガス気
室の排出口に連結され、他端は、装填筒のシリンダ側周
面に開口する発弾通気孔に対向する位置に開口される弾
丸側通路、及び、シリンダ部周面に開口するブローバッ
ク通気孔に対向する位置に開口されるシリンダ側通路に
分岐され、シリンダブロック及び圧縮ガス気室間に設け
られる給気路と、圧縮ガス気室の排出口及び給気路間に
設置され、排出口を常に閉状態にするよう付勢されると
共に付勢力に抗して移動されることで開状態をとり圧縮
ガスを給気路へ排出する開閉バルブと、給気路の分岐位
置に設けられ、弾丸側通路に流入する圧縮ガスのガス圧
がシリンダ側通路に流入する圧縮ガスのガス圧に対して
負圧になることで一端を回動端として回動し弾丸側通路
を閉塞する切替バルブとからなることを特徴とするエア
ガン。 (請求項2) 銃身内に設けられるバレルと、バレルの
銃後端側に設けられ、装填される弾丸を保持する装填パ
ッキングと、装填パッキングより銃後端側下部に位置し
上部を開口され、弾丸を収納し収納された弾丸を常に上
方に付勢する弾倉と、装填パッキングの銃後端側に位置
し、銃後端方向に摺動可能に設置されると共に、装填パ
ッキング側部分には装填筒が設けられ、銃後端側部分に
はシリンダ部が設けられ、装填筒の中空部は一端がシリ
ンダ部側周面に開口され他端が装填パッキング側へ開口
される発弾通気孔を形成し、シリンダ部は銃後端側を開
口し装填筒側周面にはブローバック通気孔を穿設されて
なり、弾倉上部の開口を開閉するよう摺動可能なシリン
ダブロックと、シリンダ部に挿入されシリンダ部内を摺
動可能なピストンブロックと、シリンダブロックの下方
に設置され、圧縮ガスが収納されると共に圧縮ガスを排
出する排出口を上部に有する圧縮ガス気室と、一端は圧
縮ガス気室の排出口に連結され、他端は、装填筒のシリ
ンダ側周面に開口する発弾通気孔に対向する位置に開口
される弾丸側通路、及び、シリンダ部周面に開口するブ
ローバック通気孔に対向する位置に開口されるシリンダ
側通路に分岐され、シリンダブロック及び圧縮ガス気室
間に設けられ、圧縮ガス気室から圧縮ガスを供給される
給気路と、圧縮ガス気室の排出口及び給気路間に設置さ
れ、排出口を常に閉状態にするよう付勢されると共に付
勢力に抗して移動されることで開状態をとり圧縮ガスを
給気路へ排出する開閉バルブと、給気路の分岐位置に設
けられ、弾丸側通路に流入する圧縮ガスのガス圧がシリ
ンダ側通路に流入する圧縮ガスのガス圧に対して負圧に
なることで一端を回動端として回動し弾丸側通路を閉塞
する切替バルブとからなり、開閉バルブが開状態をとる
ことで圧縮ガスが給気路を経由して発弾通気孔及びブロ
ーバック通気孔へ供給されて弾丸を発弾させ、弾丸が発
弾されて発弾通気孔がブローバック通気孔に対し負圧と
なることで切替バルブが給気路の弾丸側通気路を閉塞状
態とすることを特徴とするエアガン。 (請求項3) 銃身内に設けられるバレルと、バレルの
銃後端側に設けられ、装填される弾丸を保持する装填パ
ッキングと、装填パッキングより銃後端側下部に位置し
上部を開口され、弾丸を収納し収納された弾丸を常に上
方へ付勢する弾倉と、銃上部に銃口から銃後端に亘り設
けられバレルと平行に摺動可能であり、常に銃口側へ付
勢されるスライドと、装填パッキングの銃後端側に位置
し、銃後端方向に摺動可能に設置されると共に、装填パ
ッキング側部分には装填筒が設けられ、銃後端側部分に
はシリンダ部が設けられ、装填筒の中空部は一端がシリ
ンダ部側周面に開口され他端が装填パッキング側へ開口
される発弾通気孔を形成し、シリンダ部は銃後端側を開
口し装填筒側周面にはブローバック通気孔を穿設されて
なり、弾倉上部の開口を開閉するようスライドと平行に
摺動可能なシリンダブロックと、スライドの銃後端側で
シリンダ部へ挿入可能に固設され、スライドの摺動と共
にシリンダ内を摺動可能なピストンブロックと、銃後端
部に回動自在に取付けられ常に銃口方向へ回転するよう
付勢され、回動軸と偏心状態に回動自在に設けられるバ
ルブロッドを有して開閉バルブを押圧可能なハンマー
と、付勢力に抗し銃後方へ回動したハンマーと係止して
ハンマーを固定するシアーと、銃口側へ付勢されるトリ
ガと、一端をトリガに連結されてトリガの後方への移動
に連動してハンマー及びシアーの係止を解除させハンマ
ーを回動させるトリガバーと、シリンダブロックの下方
に設置され、圧縮ガスが収納されると共に圧縮ガスを排
出する排出口を上部に有する圧縮ガス気室と、一端は圧
縮ガス気室の排出口に連結され、他端は、装填筒のシリ
ンダ側周面に開口する発弾通気孔に対向する位置に開口
される弾丸側通路、及び、シリンダ部周面に開口するブ
ローバック通気孔に対向する位置に開口されるシリンダ
側通路に分岐され、シリンダブロック及び圧縮ガス気室
間に設けられ、圧縮ガス気室から圧縮ガスを供給される
給気路と、圧縮ガス気室の排出口及び給気路間に設置さ
れ、圧縮ガス気室側端部には排出口を開閉可能なバルブ
部を形成し、他端にはバルブから延設されるバルブヘッ
ドを形成し、排出口を常に閉状態にするよう付勢される
と共にバルブヘッドをハンマーのバルブロッドに押圧さ
れ付勢力に抗して移動されることで開状態をとり圧縮ガ
スを給気路へ排出する開閉バルブと、給気路の分岐位置
に設けられ、弾丸側通路に流入する圧縮ガスのガス圧が
シリンダ側通路に流入する圧縮ガスのガス圧に対して負
圧になることで一端を回動端として回動し弾丸側通路を
閉塞する切替バルブとからなり、スライド中間部にはス
ライドが銃後方へ最大に摺動したときにシリンダブロッ
クの装填筒先端が弾倉上部の開口より銃後方側に位置可
能にシリンダブロックと係止する係止突起を設け、スラ
イドが銃後方へ摺動した場合に、ピストンブロック及び
シリンダブロックも摺動され、ピストンブロックの銃後
方側端がハンマーを押圧し付勢力に抗し回動させてシア
ーと係止させ、トリガを移動してシアーとハンマーとの
係止が解除されハンマーにより開閉バルブが開状態とな
ることで、圧縮ガスが給気路を経由して発弾通気孔及び
ブローバック通気孔へ供給されて弾丸を発弾させ、弾丸
が発弾されると発弾通気孔の圧縮ガスの圧力がブローバ
ック通気孔の圧縮ガスの圧力に対し負圧となり切替バル
ブが回動して給気路の弾丸側通路が閉塞状態となり発弾
通気孔への圧縮ガスの供給を停止することを特徴とする
エアガン。』からなり、図19に表すような構成であ
る。
【0015】そして、スライド209を銃口B側から銃
後端A側へ引と、するとスライド209は付勢力に抗し
後方へ移動され始める。スライド209の銃後端A側に
固定されるピストンブロック212もスライド209と
共に移動される。スライド209が移動されスライド2
09中間部の係止突起211がシリンダブロック212
と係止するとシリンダブロック214も銃後方へ移動さ
れる。やがて、ピストンブロック212の銃後方側A端
がハンマー241に当接し、ハンマー241を付勢力に
抗し更に回動させてシアー245と係止させる。一方、
シリンダブロック214の装填筒215先端が弾倉20
2上部の開口より銃後方側に移動しているので、弾倉2
02に収納された弾丸Wが弾倉202上部の開口に位置
している。
【0016】次いで、スライド209の銃後方側への移
動を終了すると、スライド209は付勢力で銃口B側へ
戻る。この時、ピストンブロック212もスライド20
9と共に移動するので、ピストンブロック212が内部
に収納されるシリンダブロック214も銃口B側へ移動
され、装填筒215先端が弾倉202内の最上部の弾丸
Wを銃口B方向へ移動し、弾丸Wが装填パッキング20
8へ装填される。装填された弾丸Wは第1の弾丸Wとな
る。第1の弾丸Wの装填が終わり、使用者がトリガ25
1を引く。すると、トリガバー252が連動され、ハン
マー241及びシアー245の係止が解除され、ハンマ
ー241が銃口B側へ回動し、開閉バルブ229が押圧
され、開閉バルブ229が開状態となり、圧縮ガス気室
221内の圧縮ガスは開閉バルブ229を経由し給気路
226へ流入する。すると、圧縮ガスは瞬時に給気路2
26の弾丸側通路227を経由してシリンダブロック2
14の発弾通気孔217に流入して装填パッキング20
8に至り、装填パッキング208に保持された弾丸Wを
そのガス圧で押圧してバレル205内を移動させ銃口B
から外部へ発射させる。同時に、圧縮ガスは給気路22
6のシリンダ側通路228を経由してブローバック通気
孔219へ供給されて、圧縮ガスのガス圧によりシリン
ダ部116内を僅かに膨張させ始める。そして、弾丸W
を発射した瞬間、装填パッキング208に保持されてい
た第1の弾丸Wが銃口Bから発射されたので、給気路2
26の弾丸側通路側の圧縮ガスに対する抵抗が小さくな
り、弾丸側通路227がシリンダ側通路228に対して
負圧となり切換バルブ234が回動端134を中心に回
動して弾丸側通路227を閉塞するので、圧縮ガスの発
弾通気孔217への供給は停止される。すると、圧縮ガ
スは、ブローバック通気孔219へのみ供給され、ブロ
ーバック通気孔219へ供給された圧縮ガスがそのガス
圧でシリンダ部216内を膨張させピストン212を銃
後方へ移動させピストン212が固定されるスライド2
09も銃後方へ移動させる。スライド209が銃後方へ
移動されると、やがてスライド中間部の係止突起211
がシリンダブロック214と係止するとシリンダブロッ
ク214も銃後方へ移動される。やがて、ピストンブロ
ック212の銃後方側端がハンマー241に当接し、更
にハンマー241を付勢力に抗し回動する。ハンマー2
41が銃後方へ回動されると、ハンマー241が開閉バ
ルブ229の押圧を解除するので、開閉バルブ229は
閉状態となる。開閉バルブ229が閉状態となりシリン
ダ部216への圧縮ガスの供給更を停止しても、スライ
ド209は慣性力で更に銃後方へ移動を続けピストンブ
ロック212がハンマー241を更に銃後方へ回動させ
てハンマー241とシアー245とを係止させる。又、
シリンダブロック214の装填筒215先端が弾倉20
2上部の開口より銃後方側に移動しているので、弾倉に
収納された第2の弾丸Wが弾倉202上部の開口に位置
している。やがてスライド209の銃後方側への移動が
終了し、スライド209は付勢力で銃口B側へ戻る。こ
の時、ピストンブロック212もスライド209と共に
移動するので、シリンダブロック214も銃口B側へ移
動され、装填筒215先端が弾倉202内の第2の弾丸
Wを銃口B方向へ移動させ、弾丸Wを装填パッキング2
08へ装填させる。
【0017】一方、切替バルブ234は、シリンダ側通
路228への圧縮ガスの供給も停止されたので、回動端
235を中心に回動して弾丸側通路227を開状態にす
る。第2の弾丸Wの装填が終わり使用者がトリガ251
を引く。すると、トリガバー252が連動され、ハンマ
ー241及びシアー245の係止が解除され、ハンマー
241が銃口B側へ回動し、開閉バルブ229を押圧
し、開閉バルブ229が開状態となり、圧縮ガス気室2
21内の圧縮ガスは開閉バルブ229を経由して給気路
226へ流入する。この時、切換バルブ234が弾丸側
通路227を閉塞していないので、圧縮ガスは瞬時に弾
丸側通路227から発弾通気孔を経由し装填パッキング
に至り、そのガス圧で装填された第2の弾丸を押圧して
バレル内を移動させ銃口から外部へ発射させる。同時に
シリンダ部へもシリンダ側通路及びブローバック通気孔
を経由して圧縮ガスが供給され、以下、第1の弾丸発射
時と同様の作用を繰り返す。
【0018】このように、従来例2によれば、従来例1
の問題点が解決され、圧縮ガスの通路内に存在する切換
バルブを小型化して、圧縮ガスが勢いよく移動する際の
抵抗にならなくなった。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、従来
例2では、ハンマーを引き開閉バルブを開状態にする
と、圧縮ガスは開閉バルブを経由して弾丸側通路とシリ
ンダ側通気路とに供給され、発弾通気孔217及びブロ
ーバック通気孔219の両通気路へ給気されるので、圧
縮ガスのガス圧が両通気孔を経由して発弾及びブローバ
ックの両動作のために供与されるので、発弾の威力が半
減してしまうという問題点を有した。更に、切換バルブ
は、製造コスト、製造工程の簡便さ等を考慮して、回動
端と閉塞部との中間位置で折曲可能な軟質樹脂材料を使
用する。そして、回動端を中心に閉塞部が折曲して弾丸
側通路を閉塞する構成なので、長期に亙って使用した場
合には、弾丸側通路を閉塞しているにもかかわらず弾丸
側通路へ圧縮ガスが漏れる等、軟質樹脂からなる切換バ
ルブの品質劣化等の問題点を有した。
【0020】そこでこの発明は、圧縮ガスのガス圧を発
弾のために有効に利用し、弾丸Wの初速を低下させるこ
となく発射可能であり、且つ、エアガン上部のスライド
或いはピストンブロックを小型化すると共に、長期に亙
っての使用でも切換バルブの劣化が起こりにくくするこ
とを課題とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】 この発明は、
【0022】銃身の後方下部に位置するよう設けられ、
圧縮ガスを収納し、上部には圧縮ガスを排出する排出口
を有する圧縮ガス気室と、圧縮ガス気室側端部には、圧
縮ガス気室の排出口に連結され、圧縮ガス気室から圧縮
ガスを供給される給気口が設けられ、銃身側端部には、
弾丸を発射させるための圧縮ガスを供給する弾丸給気孔
が開口されると共に、弾丸給気孔の銃後部側に隣接させ
てスライドをブローバックさせるための圧縮ガスを供給
するブローバック給気孔が開口される切換バルブ気室
と、圧縮ガス気室の排出口と切換バルブ気室の給気口と
の間に設置されて排出口を閉状態とするよう常に付勢さ
れ、且つ、付勢力に抗して移動されることで給気口を開
状態として圧縮ガス気室内の圧縮ガスを切換バルブ気室
へ排出する開閉バルブと、先端は切換バルブ気室内に露
出され、且つ、先端の一部が閉塞部を形成し、常に銃後
端側に付勢されており付勢状態では閉塞部がブローバッ
ク給気孔を閉塞し、付勢力に抗して銃口側へ摺動された
状態では閉塞部がブローバック給気孔を開口すると共に
発弾給気孔を閉塞する切換バルブとからなり、切換バル
ブの摺動は、切換バルブ先端の前面が負圧となることで
行われることを特徴とするオートマチック式エアスポー
ツガン、及び、銃本体上部に銃口から銃後端に亘り設け
られ、銃口側及び銃後端側へ摺動可能なスライドと、ス
ライド内にスライドに沿って設けられるバレルと、バレ
ルの銃後端側に設けられ、装填される弾丸を保持可能な
装填パッキングと、装填パッキングより銃後端側下部に
位置し上部を開口され、弾丸を収納し収納された弾丸を
常に上方に付勢する弾倉と、装填パッキングの銃後端側
に設けられ、装填パッキング側には中空の装填筒が設け
られ、銃後端側にはシリンダ部が設けられ、装填筒は一
端がシリンダ部側周面に開口され他端が装填パッキング
側へ開口される発弾通気孔を設けられ、シリンダ部は銃
後端側を開口し装填筒側周面にブローバック通気孔を穿
設されてなり、弾倉上部の開口を開閉するよう摺動可能
なシリンダブロックと、スライド内のスライド後端側に
固設され、シリンダ部に挿入されてシリンダ部内を摺動
可能なピストンブロックと、銃身の後方下部に位置する
よう設けられ、圧縮ガスを収納し、上部には圧縮ガスを
排出する排出口を有する圧縮ガス気室と、圧縮ガス気室
側端部には圧縮ガス気室の排出口に連結され、圧縮ガス
気室から圧縮ガスを供給される給気口が設けられ、銃身
側端部には、装填筒の発弾通気孔に対向する位置に開口
される弾丸給気孔が開口されると共に、シリンダ部のブ
ローバック通気孔に対向する位置に弾丸給気孔の銃後端
側に隣接させて開口されるブローバック給気孔が開口さ
れ、弾丸給気孔とブローバック給気孔とを隔てる隔壁の
端部には係止突起が設けられる切換バルブ気室と、圧縮
ガス気室の排出口と切換バルブ気室の給気口との間に設
置されて給気口を閉状態とするよう常に付勢され、且
つ、付勢力に抗して移動されることで給気口を開状態と
して圧縮ガス気室内の圧縮ガスを切換バルブ気室へ排出
可能な開閉バルブと、先端は切換バルブ気室内に露出さ
れ、且つ、先端の一部が閉塞部を形成し、常に銃後端側
に付勢されており付勢状態では閉塞部がブローバック給
気孔を閉塞し、付勢力に抗して銃口側へ摺動された状態
では閉塞部が切換バルブ気室の係止突起に当接してブロ
ーバック給気孔を開口すると共に、発弾給気孔を閉塞す
る切換バルブとからなり、切換バルブの摺動は、切換バ
ルブ先端の前面が負圧となることで行われることを特徴
とするオートマチック式エアスポーツガン、及び、銃本
体上部に銃口から銃後端に亘り設けられ、銃口側へ常に
付勢され、銃口側及び銃後端側へ摺動可能なスライド
と、スライド内にスライドに沿って設置されるバレル
と、バレルの銃後端側に設けられ、装填される弾丸を保
持可能な装填パッキングと、装填パッキングより銃後端
側下部に位置し上部を開口され、弾丸を収納し収納され
た弾丸を常に上方へ付勢する弾倉と、装填パッキングの
銃後端側に設けられ、装填パッキング側には中空の装填
筒が設けられ、銃後端側にはシリンダ部が設けられ、装
填筒は一端がシリンダ部側周面に開口され他端が装填パ
ッキング側へ開口される発弾通気孔を設けられ、シリン
ダ部は銃後端側を開口し装填筒側周面にブローバック通
気孔を穿設されてなり、スライドと平行に弾倉上部の開
口を開閉するよう摺動可能なシリンダブロックと、スラ
イド後端側のスライド内に固設され、シリンダ部に挿入
されてスライドの摺動と共にシリンダ内を摺動可能なピ
ストンブロックと、銃後端部に回動自在に取付けられ常
に銃口方向へ回転するよう付勢され、銃口側には打撃部
を有するハンマーと、付勢力に抗し銃後方へ回動したハ
ンマーと係止し、ハンマーを固定するシアー部と、銃口
側へ付勢されるトリガと、一端をトリガに連結されトリ
ガの後方への移動に連動しハンマー及びシアー部の係止
を解除させハンマーを回動させるトリガバーと、銃身の
後方下部に位置するよう設けられ、圧縮ガスを収納し、
上部には圧縮ガスを排出する排出口を有する圧縮ガス気
室と、圧縮ガス気室側端部には、圧縮ガス気室の排出口
に連結され、圧縮ガス気室から圧縮ガスを供給される給
気口が設けられ、銃身側端部には、装填筒の発弾通気孔
に対向する位置に開口される発弾給気口、及び、シリン
ダ部のブローバック通気孔に対向する位置に開口される
ブローバック給気口が設けられ、弾丸給気孔とブローバ
ック給気孔とを隔てる隔壁の端部には係止突起が設けら
れる切換バルブ気室と、一端は切換バルブ気室の給気口
を開閉可能であり、他端は圧縮ガス気室及び切換バルブ
気室外に位置してハンマーの打撃部により押圧されるよ
う圧縮ガス気室の排出口と切換バルブ気室の給気孔との
間に設置され、通常時は給気口を閉塞状態とするよう常
に付勢され、付勢力に抗して移動されることで給気口を
開状態として圧縮ガス気室内の圧縮ガスを切換バルブ気
室へ排出する開閉バルブと、先端は切換バルブ気室内に
露出され、且つ、先端の一部が閉塞部を形成し、常に銃
後端側に付勢されており付勢状態では閉塞部がブローバ
ック給気孔を閉塞し、付勢力に抗して銃口側へ摺動され
た状態では閉塞部が切換バルブ気室の係止突起に当接し
てブローバック給気孔を開口すると共に弾丸給気孔を閉
塞する切換バルブとからなり、スライド中間部、及び、
シリンダブロックには、相互に係止することでスライド
の銃後端側への摺動に伴ってシリンダブロックを銃後端
側へ摺動させる係止部を夫々に設け、スライドが銃後端
側へ最大に摺動したときにシリンダブロックの装填筒先
端が弾倉上部の開口より銃後端側に位置可能であり、ピ
ストンブロックの下部には、ピストンブロックがスライ
ドと共に銃後端側へ摺動した場合にハンマーと当接可能
な当接突起が設けられ、当接突起がハンマーを押圧して
付勢力に抗し回動させシアー部と係止させ、切換バルブ
の摺動は、切換バルブ先端の前面が負圧となることで行
われることを特徴とするオートマチック式エアスポーツ
ガン、
【0023】を提供する。そして、この発明は以下の作
用を有する。
【0024】即ち、スライドを銃後端側へ摺動させる。
スライドが摺動すると、スライド及びシリンダブロック
に設ける係止部が相互に係止してスライドの摺動に伴っ
てシリンダブロックも銃後端側へ摺動される。同様に、
ピストンブロックに設けられる当接突起も、スライドが
銃後端側へ摺動するとハンマーに当接し、更にスライド
が銃後端側へ摺動されるに伴って銃口側に付勢されてい
るハンマーを銃後端側へ回動させる。
【0025】スライドが銃後端側へ最大に摺動される
と、シリンダブロックの装填筒は弾倉の上部開口を開状
態とすると共に、ハンマーはシアー部と係止され、付勢
力に抗して銃後端側へ回動した状態を維持する。弾倉で
は、上部開口が開状態となったので、上方へ付勢されて
いる弾丸が装填筒の規制から開放されて上方へ移動す
る。
【0026】次いでスライドの銃後端側への摺動を終了
しスライドを開放する。開放されたスライドは、付勢力
により銃口側へ摺動し、ピストンブロックも銃口側へ摺
動される。シリンダブロックは、スライドの銃口側への
摺動に伴い係止部による係止は解除されるが、シリンダ
ブロックのシリンダ部内でピストンブロックが銃口側へ
摺動し終わると、以後はピストンブロックの銃口側への
摺動に伴って銃口側へ摺動される。銃口側へ摺動したス
ライドが初期位置に戻る。シリンダブロックの銃口側へ
の摺動に伴い、装填筒先端が弾倉に装填されて上方へ移
動した弾丸を押圧し銃口側へ移動させ、移動された弾丸
は装填パッキングに保持される。
【0027】トリガを付勢力に抗して銃後端側へ引く。
すると、トリガの移動に伴って、トリガと連結されるト
リガバーが連動され、ハンマーとシアー部との係止が解
除される。シアーとの係止によって銃口方向への回動を
規制されていたハンマーは、銃口方向へ回動してハンマ
ーの打撃部が開閉バルブを押圧し、開閉バルブは開状態
となる。開閉バルブが開状態となると、圧縮ガス気室内
の圧縮ガスが圧縮ガス気室の排出口から切換バルブ気室
へ供給される。
【0028】切換バルブ気室では、切換バルブがブロー
バック給気孔を閉塞し、且つ、弾丸給気孔を開状態とし
ているので、供給された圧縮ガスは弾丸給気孔から装填
筒の弾丸通気孔を経て装填パッキングに装填されている
弾丸を発弾させる。弾丸が発弾されると、圧縮ガスは勢
いよく銃口から排気される。切換バルブ先端の前面に負
圧が発生し、切換バルブは付勢力に抗して摺動し、ブロ
ーバック給気孔を開状態とすると共に発弾給気孔を閉塞
する。
【0029】ブローバック給気孔が開状態になったの
で、切換バルブ気室へ供給される圧縮ガスはブローバッ
ク給気孔からシリンダブロックのブローバック通気孔か
らシリンダ部内に供給される。シリンダ部内では、ピス
トンブロックが順次供給される圧縮ガスの膨張によって
シリンダ部内を摺動し、ピストンブロックと固定するス
ライドもピストンブロックが摺動することで銃後端側へ
摺動する。
【0030】スライドが摺動すると、スライド及びシリ
ンダブロックに設ける係止部が相互に係止してスライド
の摺動に伴ってシリンダブロックも銃後端側へ摺動され
る。同様に、ピストンブロックに設けられる当接突起
も、スライドが銃後端側へ摺動するとハンマーに当接
し、更にスライドが銃後端側へ摺動されるに伴って銃口
側に付勢されているハンマーを銃後端側へ回動させる。
【0031】ハンマーが銃後端側へ回動されると、ハン
マーの打撃部は開閉バルブの押圧を解除する。すると、
開閉バルブは付勢力により移動して圧縮ガス気室の排出
口を閉状態にし、圧縮ガスの切換バルブ気室への供給は
停止される。
【0032】スライドが銃後端側へ最大に摺動される
と、シリンダブロックの装填筒は弾倉の上部開口を開状
態とすると共に、ハンマーはシアー部と係止され、付勢
力に抗して銃後端側へ回動した状態を維持する。弾倉で
は、上部開口が開状態となったので、上方へ付勢されて
いる弾丸が装填筒の規制から開放されて上方へ移動す
る。
【0033】次いでスライドは、付勢力により銃口側へ
摺動し、ピストンブロックも銃口側へ摺動される。シリ
ンダブロックは、スライドの銃口側への摺動に伴い係止
部による係止は解除されるが、シリンダブロックのシリ
ンダ部内でピストンブロックが銃口側へ摺動し終わる
と、以後はピストンブロックの銃口側への摺動に伴って
銃口側へ摺動される。銃口側へ摺動したスライドが初期
位置に戻る。シリンダブロックの銃口側への摺動に伴
い、装填筒先端が弾倉に装填されて上方へ移動した次弾
を押圧し銃口側へ移動させ、移動された次弾は装填パッ
キングに保持され、次弾の発射準備は完了される。
【0034】
【発明の実施の形態】 以下に、この発明の実施の形態
を、図面に基づき説明する。図1はこの発明の実施の形
態を表す断面説明図であり、図2及び図3は同初期状態
を表す作動状態図であり、図4乃至図13は同作動状態
図であり、図14はトリガーからハンマーへの作動説明
図であり、図15はシアー部の説明図であって(a)は
側面説明図であり(b)は銃口側から見た説明図であり
(c)は平面側から見た説明図であり、図16は切換バ
ルブの説明図であって(a)は発弾通気孔側へ圧縮ガス
が流れる場合の説明図であり(b)はブローバック通気
孔側へ圧縮ガスが流れる場合の説明図である。
【0035】1は、この発明に係るオートマチック式エ
アスポーツガンである。以下、オートマチック式エアス
ポーツガン1をエアガン1と略称する。
【0036】2は、弾丸Wを収納する弾倉である。弾倉
2は、握部C内に着脱可能に収納され、マガジンスプリ
ング3により、弾丸Wを上方に付勢する。更に、弾倉2
の上部には、開口4が設けられ、付勢される弾丸Wの径
より稍小径にエアガン1の上方に開口されると共に、弾
丸Wがエアガン1の銃口B側へ移動して装填されるよう
に移動可能に開口される。
【0037】5は、チャンバーである。チャンバー5
は、エアガン1の銃身内に設置され、収納された弾倉2
の上端に設ける開口4が開口する。
【0038】6はバレルであり、7はアウターバレルで
あり、8はバレル固定部である。バレル6はチャンバー
5から銃口Bにかけて設置される。アウターバレル7
は、筒状からなりアウターバレル7内にバレル6が挿入
される。バレル固定部8は筒状からなり、エアガン1本
体に固定され、銃口B側の筒状開口はバレル6を挿入可
能な径であり、バレル6の銃後端A側には装填パッキン
グ9が設けられる。更に、バレル固定部8に設ける筒状
開口の銃後端A側は後述するシリンダブロック15の装
填筒16が挿入可能な径に開口され、銃口B側にはバレ
ル6及び装填パッキング9が挿入固定されると共に銃後
端A側にはシリンダブロック15の装填筒16が出し入
れ自在である。
【0039】10は、スライドである。スライド10
は、銃身上に銃口Bから銃後端Aに亘りバレル6と平行
に載置され、バレル6に沿って摺動可能であり、アウタ
ーバレル7に挿通され且つ一端をスライド10の銃口B
側面に支持される他端をバレル固定部8に支持されるス
ライドスプリング11により、摺動時には常に銃口B側
に付勢される。又、スライド10中間部のチャンバー5
上部には下方に突出する係止突起12を設ける。
【0040】13は、ピストンブロックである。ピスト
ンブロック13は、円筒形状からなる円筒部の銃後端A
側基部をスライド10の銃後端A側、且つ、スライド1
0内部に固設されて銃口B側に向けて円筒部が設けら
れ、ピストンブロック13は、スライド10と共に摺動
される。更に、ピストンブロック13の銃後端A側下部
には、ピストンブロック13が摺動時にハンマー38と
当接する当接突起であるハンマー当接部14が設けら
れ、ハンマー38と当接してハンマー38を回動可能で
ある。
【0041】15は、シリンダブロックである。シリン
ダブロック15は、シリンダブロック15の銃口B側に
は銃口B側が開口される中空円筒形状からなる装填筒1
6が形成される。装填筒16の銃口B側先端下部には、
銃口B側から見たときに中央部から下方へ突設され、弾
倉2上部の開口4に挿入可能な幅細な突起が設けられ
る。シリンダブロック15の装填筒16とは反対側に、
即ち、シリンダブロック15の銃後端A側には、装填筒
16と一体的に形成され装填筒16より径大であり銃後
端A側を開口する中空円筒形状のシリンダ部17が形成
される。そして、シリンダ部17の中空部18には、ピ
ストンブロック13が挿入される。装填筒16の中空部
は発弾通気孔19を構成する。発弾通気孔19は、銃口
B側が装填パッキング9側に開口され、シリンダ部17
側端は周面下方に開口される。シリンダ部17の装填筒
16側周面下方には、シリンダ部17の中空部18と外
部とを連絡させるブローバック通気孔20が穿設され
る。このように形成されるシリンダブロック15は、ピ
ストンブロック13及び装填パッキング9間に載置さ
れ、装填パッキング9側へ最も移動した状態で、装填筒
16の銃口B側端部がバレル固定部8内に挿通されて装
填パッキング9端に位置可能に載置され、スライド10
が銃後端A側へ摺動した時に、シリンダブロック15も
スライド10の係止突起12がシリンダ部17の銃口B
側上端と当接して銃後端A側へ移動され、装填筒16の
装填パッキング9側先端が弾倉2の上部開口4より銃後
端A側へ一旦位置されてから、更に銃口B方向へ移動す
る行程でチャンバー5内に位置する弾倉2の上部開口4
から弾丸Wを装填パッキング9内へ装填可能となる。
【0042】この実施の形態では、スライド10の係止
突起12が下方に向かって設けられてシリンダブロック
15と係止するように形成したが、例えば、係止突起1
2がスライド10の側面に設けられてシリンダブロック
15と係止するよう形成しても良く、又、スライド10
の内面にはスライド10の摺動方向に溝部を形成し、シ
リンダブロック15にはスライド10に形成した溝部に
摺動可能に挿入される係止突起を設けて相互に摺動可能
とし、スライド10が銃後端A側へ所定位置まで摺動す
るとシリンダブロック15に設けた係止突起がスライド
10に設けた溝部の端部に当接して、以後シリンダブロ
ック15はスライド10の摺動に伴って銃後端A側へ摺
動されるように形成しても良く、スライド10の摺動に
伴ってシリンダブロック15が摺動可能に形成すればど
のような係止関係でも良い。
【0043】21は、切換バルブ気室である。切換バル
ブ気室21は、シリンダブロック15下部に設けられ、
切換バルブ気室21の上部はシリンダブロック15の下
部に位置し、シリンダブロック15の発弾通気孔19と
対向する位置には弾丸給気孔22が設けられ、ブローバ
ック通気孔20と対向する位置にはブローバック給気孔
23が設けられる。そして、弾丸給気孔22及びブロー
バック給気孔23のシリンダブロック15下部とは反対
側の開口は夫々隣接して設けられ、弾丸給気孔22及び
ブローバック給気孔23は夫々を隔てる隔壁24によっ
て隔てられる。更に、隔壁24先端の弾丸給気孔22側
には係止突起25が突設される。更に、切換バルブ気室
21の下部側には銃後端A側に開口する給気口26が設
けられる。弾丸給気孔22、及び、ブローバック給気孔
23は、発弾通気孔19、及び、ブローバック通気孔2
0へ圧縮ガスを供給しないよう後述する切換バルブ34
によって閉塞されるので、切換バルブ34との閉塞状態
をよくするために比較的軟質な合成樹脂で形成するが、
特に気密な閉塞状態を必要とするのであれば、切換バル
ブ34と弾丸給気孔22、ブローバック給気孔23との
当接部をより滑らかにする、或いは、夫々の素材を考慮
し、互いにより軟質なゴム材を使用する等変更すること
で目的を達せられ、必要とする条件を満たす素材或いは
仕上げにすればよい。又、特に気密にする必要がないの
であれば、硬質の合成樹脂等で形成することでコストを
押さえられる。
【0044】27は、圧縮ガス気室である。圧縮ガス気
室27は握部C内の切換バルブ気室21下部に設けられ
る。そして、圧縮ガス気室27の底部、即ち、握部C底
部には、圧縮ガスを圧縮ガス気室27へ補給するために
逆止弁28が設けられ、逆止弁28は、圧縮ガス気室2
7へガスボンベ等(図示せず)から圧縮ガスを供給可能
とするが、圧縮ガス気室27に一旦収容された圧縮ガス
を外部へは排出させない。又、圧縮ガス気室27の上部
には排出口である排気口29が設けられる。排気口29
は、切換バルブ気室21の給気口26と気密に接続さ
れ、圧縮ガス気室27内の圧縮ガスを切換バルブ気室2
1へ排出する。従って、排気口29は、圧縮ガス気室2
7から供給される圧縮ガスを弾丸給気孔22、或は、ブ
ローバック給気孔23からシリンダブロック15へ供給
可能である。
【0045】30は、開閉バルブである。開閉バルブ3
0は、その先端が給気口26を閉塞可能な形状からなる
開閉バルブ本体31を形成し、他端が後述するハンマー
**で押圧されるバルブヘッド32を形成し、開閉バル
ブ本体31が切換バルブ気室21内に位置されると共
に、バルブヘッド32が開閉バルブ本体31から圧縮ガ
ス気室27の排気口29を経由して銃後端A側、且つ、
圧縮ガス気室27外に位置させて設置される。そして、
開閉バルブ30は、バルブスプリング33によって常に
銃後端A側に付勢されており、開閉バルブ30が給気口
26を常に閉塞状態にし、バルブヘッド32が押圧され
ることで、切換バルブ気室21側へ摺動されて給気口2
6を開状態として圧縮ガス気室27内の圧縮ガスを切換
バルブ気室21へ供給可能とする。
【0046】34は、切換バルブである。切換バルブ3
4は、図16に表すように、先端部が切換バルブ気室2
1内に露出してブローバック給気孔23の開口を閉塞す
る閉塞部35を形成し、閉塞部35からロッド部36が
銃後端A側へ延設される。ロッド部36は、閉塞部35
を摺動させるのに足る強度があれば良いので、閉塞部3
5に比し細い棒形状からなる。そして、閉塞部35がブ
ローバック給気孔23を開状態にすると共にブローバッ
ク給気孔23に隣接して開口する弾丸給気孔22を閉塞
するように摺動可能である。更に、切換バルブ34は、
バルブスプリング37によって常に銃後端側へ付勢され
ている。バルブスプリング37は、ロッド部36の閉塞
部35とは反対側の端部位置で、一端をエアガン1本体
に支持され、他端をロッド部36に係止されて設けられ
る。従って、切換バルブ34は、閉塞部35がブローバ
ック給気孔23を閉塞している状態が初期状態であり、
初期状態で切換バルブ気室21の給気口26から供給さ
れる圧縮ガスが弾丸給気孔22から銃口B側へ排出され
たときに閉塞部35の弾丸給気孔22側面が負圧状態と
なることでバルブスプリング37の付勢力に抗して摺動
可能である。そして、切換バルブ34は、付勢力に抗し
ての摺動時には、閉塞部35が切換バルブ気室21の係
止突起25に当接して摺動が終了し、ブローバック給気
孔23を開状態とすると共に、弾丸給気孔22を閉塞状
態とする。このように、圧縮ガスの供給路である弾丸給
気孔22及びブローバック給気孔23とを切換える際
に、圧縮ガスの通気路である切換バルブ気室21内には
切換バルブ34の閉塞部35以外には細径からなるロッ
ク部36が露出されているだけなので、圧縮ガスの通気
路である切換バルブ気室21内での通気抵抗を少なくす
ることが可能となる。
【0047】38は、ハンマーである。ハンマー38
は、扇形状の板体からなり、扇形状の要に相当する部分
には、ハンマー38をエアガン1本体に対して回動自在
に取付け可能に軸部39が設けられ、この実施の形態で
は、エアガン1の銃後端A側内に銃口B側から見て横方
向略中央に設けられる。そして、ハンマー38は、ハン
マースプリング(図示せず)により軸部39を中心に常
に銃口B方向に回動するよう付勢される。又、ハンマー
38の銃口B側には、銃後端A側へ回動されたハンマー
38がハンマースプリング(図示せず)の付勢力により
銃口B側へ回動したときに開閉バルブ30のバルブヘッ
ド32を打撃可能に銃口B側へ突設される打撃部40が
設けられる。更に、ハンマー38の扇形状から上方に突
設するように係止部41が設けられる。係止部41は、
ハンマー38の上方に位置するピストンブロック13が
銃後端A側へ摺動時にハンマー当接部14と当接して、
銃後端A側へ回動されるような位置関係で設けられる。
そして、係止部41は、ピストンブロック13のハンマ
ー当接部14が銃後端A側への回動時には当接した状態
でハンマー38を銃後端A側へ回動させてハンマー当接
部14が当接部41を越えて銃後端A側へ移動して行く
が、逆に、ハンマー当接部14が銃口B側への摺動時に
は、係止部41自体がハンマー38取付部でハンマー3
8本体とは独立して銃口B側へ回動することで、シアー
部47と係止したハンマー38の位置を移動させること
なくハンマー当接部14が係止部41を乗り越えて銃口
B側へ摺動可能である。42は、シアー係止ピンであ
り、シアー係止ピン42はハンマー38の扇形状表面か
ら突設され、シアー部47と係止可能であり、シアー部
47と係止することでハンマー38が銃後端A側へ回動
した状態を保持可能とする。従って、ハンマー38は、
ハンマー当接部14によって銃後端A側へハンマースプ
リング(図示せず)の付勢力に抗して回動されてシアー
係止ピン42がシアー部47と係止される。そして、シ
アー部47との係止が解除されるとハンマー38がハン
マースプリング(図示せず)の付勢力によって銃口B側
へ回動され、打撃部40が開閉バルブ30のバルブヘッ
ド32を打撃し、開閉バルブ30を開状態とさせる。
尚、ハンマー38が銃後端A側へ回動されずに打撃部4
0が開閉バルブ30のバルブヘッド32端部へ位置して
いるときには、ハンマー38の銃口B側へ回動しようと
する付勢力は開閉バルブ30を開状態にするほどの付勢
力ではなく、開閉バルブ30は自身の付勢力によって閉
塞状態を維持している。
【0048】43は、トリガである。トリガ43は、エ
アガン1本体のバレル固定部8下部からエアガン1の下
方外部に突出され、且つ、基端部はエアガン1内で軸4
4によってエアガン1と回動自在に取付けられ、軸44
を回動中心として常に銃口B方向へ付勢され、使用者に
よって付勢力に抗し銃後端A側へ回動可能である。
【0049】45は、トリガバーである。トリガバー4
5は、トリガ43からハンマー38に亙り設けられ、一
端はトリガ43上部に回動自在に接続される。そして、
トリガバー45はトリガ43が銃後端A側へ回動される
のに伴って銃後端側へ移動可能である。トリガバー45
のハンマー38側の端部には、シアー部47を銃後方へ
押圧するシアー押圧突起46がエアガン1の側方に向け
突設されてなる。
【0050】47は、シアー部である。シアー部47
は、トリガバー45に押圧される第1シアー48と、ハ
ンマー38のシアー係止ピン42と係止する第2シアー
49とからなる。第1シアー48は、下端に設ける回動
軸50を中心として、エアガン1に回動自在に設けら
れ、図15に表すように、上部が開口されて相互に対向
する対向壁51,52を有したコ字形状からなる側面視
長方形状体である。そして、一方の対向壁51上部には
銃口B側を切欠した第2シアー係止部53が設けられ
る。又、他方の対向壁52中間部にはトリガバー係止部
54が、銃後端A側に突設され、且つ、先端が外方に向
けて折曲状に形成される。そして、第1シアー48は、
常に銃口B側へ付勢されており、トリガバー係止部54
がトリガバー45のシアー押圧突起46に対向して位置
され、シアー押圧突起46によって銃口B側への回動を
妨げられる状態であり、トリガバー係止部54がトリガ
バー45のシアー押圧突起46によって押圧されること
で、回動軸50を中心に銃後端A側へ回動される。第2
シアー49は、第1シアー48のコ字状開口内にハンマ
ー38と並んで設置され、銃後端A側端部の回動軸55
を中心として、エアガン1に回動自在に設けられる。第
2シアー49の中間部には、ハンマー38に設けられる
シアー係止ピン42と係止可能にハンマー係止溝56が
設けられ、シアー係止ピン42とハンマー係止溝56は
係止状態をとる。更に、第2シアー49の回動端には、
第1シアー48の第2シアー係止部53と係止可能に、
エアガン1の側方へ突出して第1シアー係止部57が設
けられる。そして、第2シアー49は、回動軸55を回
動中心として常に上方へ回動可能に付勢されている。し
かしながら、常に上方へ回動可能に付勢されている第2
シアー49は、ハンマー38の銃口B側への付勢力が大
きいので、シアー係止ピン42が銃口側へ付勢されるこ
とで、ハンマー係止溝56のシアー係止ピン42と係止
する溝部側面とにできる銃口B側へ僅かに傾斜した角度
のために、その付勢力に抗して下方へ回動されるよう力
を受ける。一方、第2シアー49の第1シアー係止部5
7は、第1シアー48に設けた第2シアー係止部53と
係止しているので、第2シアー49は、下方への回動を
阻止されて回動しない静止状態をとる。そして、第1シ
アー48のトリガバー係止部54がトリガバー45のシ
アー押圧突起46によって銃後端A側へ押圧されると、
第1シアー48の第2シアー係止部53と第2シアー4
9の第1シアー係止部57との係止が解除され、第2シ
アー49は回動軸55を回動中心に下方へ回動されるこ
ととなる。
【0051】58は、揺動部材である。揺動部材58
は、図7等に表すように、図7中において、ハンマー3
8より手前側に位置されると共に、開閉バルブ30の銃
後端A側に中央部を揺動中心として揺動可能に、且つ、
図7中横方向に設置さられる。揺動部材58の銃口B側
端部にはバルブ係止部59が設けられ、揺動部材58は
バルブ係止部59が常に下方へ回動するようにスプリン
グ(図示せず)によって付勢される。そして、バルブ係
止部59は、開閉バルブ30が切換バルブ気室21を閉
塞状態時には、銃後端A側へ突出した開閉バルブ30の
バルブヘッド32上部に位置しており、開閉バルブ30
のバルブヘッド32と係止してバルブ30を押さえては
おらず、開閉バルブ30が銃口B側へ移動して開状態と
なる場合にはバルブヘッド32が銃口B側へ移動するの
で、バルブ係止部59が付勢力により下方へ移動してバ
ルブヘッド32と係止し、開閉バルブ30が付勢力によ
って銃後端A側へ戻ろうとするのを阻止可能である。
又、揺動部材58の銃後端A側端部には、図7中手前側
へ突出する揺動突起60を設ける。そして、揺動突起部
60は、スライド10が銃後端A側へ摺動することで、
スライド10の同図中手前側の側面内に固定され対向側
面側へ突設される係止突起61によって押圧されて付勢
力に抗し下方へ回動されるので、バルブ係止部59は上
方へ回動して開閉バルブ30のバルブヘッド32との係
止を解除可能となる。
【0052】次いで、以上説明した実施の形態の作用に
ついて説明する。
【0053】初期状態では、図2及び図3に表すよう
に、弾丸Wは装填パッキング9に未装填の状態であり、
ハンマー38も銃口B側へ回動して打撃部40が開閉バ
ルブ30のバルブヘッド32に当接しているが開閉バル
ブ30は閉塞状態のままである。
【0054】先ず、弾丸Wを装填パッキング9に装填
し、且つ、弾丸発射準備を行うために、図2及び図3に
表す状態から、スライド10をスライドスプリング11
の付勢力に抗して銃後端A側へ摺動する。このとき、ス
ライド10の銃後端A側に固定されるピストンブロック
13も銃後端A側へ摺動される。やがて、図4に表すよ
うに、スライド10の係止突起12がシリンダ部17の
銃口B側端に当接して、シリンダブロック15もスライ
ド10の摺動に伴って銃後端A側へ摺動される。又、ピ
ストンブロック13が銃後端A側へ摺動されると、やが
てピストンブロック13のハンマー当接部14がハンマ
ー38の係止部41に当接して、ハンマー38を付勢力
に抗して銃後端A側へ回動させる。同様に、図5に表す
ように、スライド10の内側面に固定される係止突起6
1も揺動部材58の揺動突起部を押圧して揺動部材58
の揺動突起60を越えて銃後端A側へ移動し、揺動部材
58は銃後端A側へ回動される。この状態でも、開閉バ
ルブ30は閉塞状態である。図4はハンマー38の動作
の理解が容易なようにハンマー38を表した断面説明図
であり、図5は揺動部材58の動作の理解が容易なよう
に揺動部材58を表した断面説明図である。以後、各作
動図では、同状態図であっても、ハンマー38を表した
図と揺動部材58を表した図とを用いて説明する。
【0055】そして、図6に表すように、スライド10
が最も銃後端A側へ摺動した状態となる。この状態で
は、シリンダブロック15に設ける装填筒16の銃口B
側先端がチャンバー6内に開口される弾倉2の開口4上
部より銃後端A側へ移動した状態となる。従って、最上
部の弾丸Wは開口4に位置した状態となっている。又、
このときには、ハンマー38も銃後端A側へ回動され
て、ハンマー38のシアー係止ピン42は第2シアー4
9のハンマー係止溝56と係止状態となり、ハンマー3
8は銃後端A側へ回動され銃口B側へ回動しようとする
付勢力を貯えた状態で停止している。同様に、図7に表
すように、係止突起61も揺動部材58を越えて銃後端
A側へ移動した状態となり、揺動部材58のバルブ係止
部59は開閉バルブ30のバルブヘッド32と係止して
いない状態である。スライドスプリング11はスライド
によって伸縮された状態である。
【0056】次いで、図6及び図7に表す状態でスライ
ド10の銃後端A側への摺動を終了したので、スライド
10を銃口B側へ摺動させる。このときには、スライド
10をはなすことで、スライドスプリング11の付勢力
によってスライド10は銃口B側へ摺動する。そしてや
がて図8に表す状態となる。
【0057】図6から図8に至る過程において、シリン
ダブロック15に設ける装填筒16の先端下部の突起が
弾倉2の開口4最上部に位置した弾丸Wを開口4からチ
ャンバー5内へ移動させ、次いで装填筒16の先端が更
にチャンバー5内を銃口B側へ移動させて、やがて図8
に表すように装填パッキング9に装填する。従って図8
に表す状態で弾丸Wが装填され、ハンマー38も起こさ
れた状態となっており発弾準備が完了された状態とな
る。
【0058】次いで、図8の状態でトリガ43を引く。
即ち、トリガ43、トリガバー45、シアー部47、及
び、ハンマー38が図14に表す状態から同図中に表す
矢印方向へトリガ43を移動させると、トリガバー4
5、シアー部47も矢示方向へ移動して、ハンマー38
とシアー部47との係止が解除され、ハンマー38は自
身の付勢力により銃口B側へ回動される。詳説すると、
トリガ43を銃後端A側へ回動させると、トリガ43と
連動してトリガバー45も銃後端A側へ移動される。す
ると、トリガバー45のシアー押圧突起46が第1シア
ー48のトリガバー係止部54を銃後端A側へ押圧す
る。すると、第1シアー48は回動軸49を回動中心に
銃後端A側へ回動して、第1シアー48の第2シアー係
止部53と第2シアー49の第1シアー係止部57との
係止が解除される。第2シアー49は、第1シアー48
との係止が解除され、ハンマー係止溝56係止していた
シアー係止ピン42がハンマー38の付勢力によって、
ハンマー係止溝56を銃口B側へ押圧するので第2シア
ー49は銃口B側先端を下方へ回動されて、やがて、シ
アー係止ピン42はハンマー係止溝56から外れる。そ
して、ハンマー38は自身の付勢力により勢いよく銃口
B側へ回動され、やがて、ハンマー38の打撃部40は
開閉バルブ30のバルブヘッド32を打撃する。打撃部
40が開閉バルブ30を打撃した状態が図9である。
【0059】図9の状態では、開閉バルブ30がハンマ
ー38の打撃によって開状態となり、切換バルブ気室2
1の給気口26を開状態としている。同時に、揺動部材
58も、図10に表すように、開閉バルブ30が銃口B
側へ摺動されたので揺動部材58の付勢力によってバル
ブ係止部59が下方へ回動して開閉バルブ30のバルブ
ヘッド32と係止状体となり、開閉バルブ30は開状態
を維持される。圧縮ガス気室27内に充填されている圧
縮ガスは、開閉バルブ30が開状態となったので、圧縮
ガス気室27の排気口29から切換バルブ気室21の給
気口26を経由して切換バルブ気室21へ供給される。
更に、圧縮ガスは移動を続け、切換バルブ気室21に現
在開口される弾丸給気孔22から装填筒16の発弾通気
孔19を経由して装填された弾丸Wへ供給される。する
と、図11に表すように、弾丸Wは、圧縮ガスの圧力に
よって勢いよくバレル6内を経由して銃口Bから発射さ
れる。
【0060】弾丸Wが銃口Bから発射されると、供給さ
れる圧縮ガスは一瞬にして銃口Bから放出されるため、
切換バルブ気室21内に位置する切換バルブ34の閉塞
部35前面には負圧が発生する。この発生した負圧によ
って、切換バルブ34は付勢力に抗して銃口B側へ、即
ち、閉塞部35が弾丸給気孔22を閉塞する方向へ移動
される。そして、閉塞部35が弾丸給気孔22を閉塞
し、ブローバック給気孔23を開状態とする。このとき
弾丸Wは発射されている。このときの切換バルブの状態
は図12に表す状態となっている。
【0061】弾丸給気口22が閉塞されブローバック給
気孔23が開口されたので、圧縮ガス気室27から供給
される圧縮ガスは切換バルブ気室21からブローバック
給気孔23、ブローバック通気孔20を経由してシリン
ダブロック15の中空部18へ供給される。中空部18
では、シリンダブロック15内のピストンブロック13
を圧縮ガスの圧力によって銃後端A側へ移動させ始めて
いる。
【0062】そして、やがて図12及び図13に表す状
態となる。図12及び図13は、スライド10が最も銃
後端A側へ摺動される途中の作動状態図であり、開閉バ
ルブ30を開状態にさせている揺動部材58の揺動突起
部60を係止突起61が押圧して揺動させようとしてい
る状態図である。図11の状態から図12及び図13の
状態に至る過程ではスライド10がピストンブロック1
3の銃後端A側への摺動と共に摺動され、やがて図13
に表す状態となり、スライド10の係止突起12がシリ
ンダ部17の銃口B側端に当接して、シリンダブロック
15もスライド10の摺動に伴って銃後端A側へ摺動さ
れ始める。又、ピストンブロック13が銃後端A側へ摺
動されると、図11に表す状態でピストンブロック13
のハンマー当接部14がハンマー38の係止部41に当
接して、ハンマー38を付勢力に抗して銃後端A側へ回
動させ始め図12に表す状態のようにハンマー38を銃
後端A側へ回動させてシアー部47とハンマー38とを
係止させ、ハンマー38に銃後端A側へ回動した状態を
維持させる。同様に、図13に表すように、スライド1
0の内側面に固定される係止突起61も揺動部材58の
揺動突起部を押圧を開始して、揺動部材58を銃後端A
側へ回動させて、開閉バルブ30と揺動部材58との係
止を解除させ始める。やがて、スライド10は最も銃後
端A側に移動して図6及び図7と同様の状態となる。
【0063】開閉バルブ30と揺動部材58との係止は
図7に表す状態同様に解除されて、開閉バルブ30は閉
状態となる。シリンダ部17内に供給された圧縮ガス
は、ブローバック通気孔20が開放状体となるので圧縮
ガスはシリンダ部17の中空部18から抜けることとな
り、併せてスライド10も銃後端A側へ移動しきってい
るため慣性はなくスライドスプリング11の付勢力によ
り銃口B側へ移動され始める。そして、切換バルブ34
も、圧縮ガスの供給がなくなり、切換バルブ気室21内
が外気圧と同じ均一な圧力となるため、自身の付勢力に
よって銃後端A側へ移動しブローバック給気孔23を閉
塞状態で、弾丸給気孔22を開状態とする。更に、装填
筒16が弾倉2の開口4より銃後端A側へ移動したの
で、再び弾倉2内の弾丸Wが上方へ移動され、第2の弾
丸Wが開口4に位置される。
【0064】更に、発弾後の図6及び図7に表す状態の
次の状態では、スライド10がスライドスプリング11
の付勢力により銃口B側へ移動され、図8に表す状態と
同様の状態となり、第2の弾丸Wを装填筒16が装填パ
ッキング9へ装填した状態となる。
【0065】次いで、第2の弾丸Wを発射するためにト
リガ43を引く。そして、以後、トリガ43を引く度
に、図6乃至図13の行程を順次繰り返し弾丸Wを発射
することとなる。
【0066】
【発明の効果】 従って、この発明によれば、切換バル
ブ気室内に位置する切換バルブの部分が閉塞部のみで、
而も、弾丸給気孔、或は、ブローバック給気孔の何れか
を閉塞状態で他方へ圧縮ガスを供給可能となり、弾丸発
射時に圧縮ガスの流れに対する抵抗を少なくして、而
も、無駄な圧力低下を防いで、弾丸を発射するためにス
ムーズに圧縮ガスを移動可能にできる。又、切換バルブ
自体は折曲することなく摺動するだけであり、切換バル
ブの付勢力はスプリング等によって行うので、長期によ
り使用しても折曲等により劣化を起すことはない。
【0067】従って、圧縮ガスのガス圧を発弾のために
有効に利用して弾丸の初速を低下させることなく発射で
きる。更に、エアガン上部のスライド或いはピストンブ
ロックを小型化できる
【図面の簡単な説明】
【図1】 こ発明の実施の形態を表す断面説明図
【図2】 初期状態を表す作動説明図
【図3】 初期状態を表す作動説明図
【図4】 この発明の実施の形態の作動説明図
【図5】 この発明の実施の形態の作動説明図
【図6】 この発明の実施の形態の作動説明図
【図7】 この発明の実施の形態の作動説明図
【図8】 この発明の実施の形態の作動説明図
【図9】 この発明の実施の形態の作動説明図
【図10】 この発明の実施の形態の作動説明図
【図11】 この発明の実施の形態の作動説明図
【図12】 この発明の実施の形態の作動説明図
【図13】 この発明の実施の形態の作動説明図
【図14】 この発明の実施の形態の部分説明図
【図15】 この発明の実施の形態の部分説明図
【図16】 この発明の実施の形態の部分説明図
【図17】 従来例1の説明図
【図18】 従来例1の説明図
【図19】 従来例2の説明図
【符号の説明】
A 銃後端 B 銃口 C 握部 1 オートマチック式エアスポーツガン 2 弾倉 3 マガジンスプリング 4 開口 5 チャンバー 6 バレル 7 アウターバレル 8 バレル固定部 9 装填パッキング 10 スライド 11 スライドスプリング 12 係止突起 13 ピストンブロック 14 ハンマー当接部 15 シリンダブロック 16 装填筒 17 シリンダ部 18 中空部 19 発弾通気孔 20 ブローバック通気孔 21 切換バルブ気室 22 弾丸給気孔 23 ブローバック給気孔 24 隔壁 25 係止突起 26 給気口 27 圧縮ガス気室 28 逆止弁 29 排気口 30 開閉バルブ 31 開閉バルブ本体 32 バルブヘッド 33 バルブスプリング 34 切換バルブ 35 閉塞部 36 ロッド部 37 バルブスプリング 38 ハンマー 39 軸部 40 打撃部 41 係止部 42 シアー係止ピン 43 トリガ 44 軸 45 トリガバー 46 シアー押圧突起 47 シアー部 48 第1シアー 49 第2シアー 50 回動軸 51 対向壁 52 対向壁 53 第2シアー係止部 54 トリガバー係止部 55 回動軸 56 ハンマー係止溝 57 第1シアー係止部 58 揺動部材 59 バルブ係止部 60 揺動突起部 61 係止突起

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銃身の後方下部に位置するよう設けら
    れ、圧縮ガスを収納し、上部には圧縮ガスを排出する排
    出口を有する圧縮ガス気室と、 圧縮ガス気室側端部には、圧縮ガス気室の排出口に連結
    され、圧縮ガス気室から圧縮ガスを供給される給気口が
    設けられ、銃身側端部には、弾丸を発射させるための圧
    縮ガスを供給する弾丸給気孔が開口されると共に、弾丸
    給気孔の銃後部側に隣接させてスライドをブローバック
    させるための圧縮ガスを供給するブローバック給気孔が
    開口される切換バルブ気室と、 圧縮ガス気室の排出口と切換バルブ気室の給気口との間
    に設置されて給気口を閉状態とするよう常に付勢され、
    且つ、付勢力に抗して移動されることで給気口を開状態
    として圧縮ガス気室内の圧縮ガスを切換バルブ気室へ排
    出する開閉バルブと、 先端は切換バルブ気室内に露出され、且つ、先端の一部
    が閉塞部を形成し、常に銃後端側に付勢されており付勢
    状態では閉塞部がブローバック給気孔を閉塞し、付勢力
    に抗して銃口側へ摺動された状態では閉塞部がブローバ
    ック給気孔を開口すると共に発弾給気孔を閉塞する切換
    バルブとからなり、 切換バルブの摺動は、切換バルブ先端の前面が負圧とな
    ることで行われることを特徴とするオートマチック式エ
    アスポーツガン。
  2. 【請求項2】 銃本体上部に銃口から銃後端に亘り設け
    られ、銃口側へ常に付勢され、銃口側及び銃後端側へ摺
    動可能なスライドと、 スライド内にスライドに沿って設けられるバレルと、 バレルの銃後端側に設けられ、装填される弾丸を保持可
    能な装填パッキングと、 装填パッキングより銃後端側下部に位置し上部を開口さ
    れ、弾丸を収納し収納された弾丸を常に上方に付勢する
    弾倉と、 装填パッキングの銃後端側に設けられ、装填パッキング
    側には中空の装填筒が設けられ、銃後端側にはシリンダ
    部が設けられ、装填筒は一端がシリンダ部側周面に開口
    され他端が装填パッキング側へ開口される発弾通気孔を
    設けられ、シリンダ部は銃後端側を開口し装填筒側周面
    にブローバック通気孔を穿設されてなり、弾倉上部の開
    口を開閉するよう摺動可能なシリンダブロックと、 スライド内のスライド後端側に固設され、シリンダ部に
    挿入されてシリンダ部内を摺動可能なピストンブロック
    と、 銃身の後方下部に位置するよう設けられ、圧縮ガスを収
    納し、上部には圧縮ガスを排出する排出口を有する圧縮
    ガス気室と、 圧縮ガス気室側端部には圧縮ガス気室の排出口に連結さ
    れ、圧縮ガス気室から圧縮ガスを供給される給気口が設
    けられ、銃身側端部には、装填筒の発弾通気孔に対向す
    る位置に開口される弾丸給気孔が開口されると共に、シ
    リンダ部のブローバック通気孔に対向する位置に弾丸給
    気孔の銃後端側に隣接させて開口されるブローバック給
    気孔が開口され、弾丸給気孔とブローバック給気孔とを
    隔てる隔壁の端部には係止突起が設けられる切換バルブ
    気室と、 圧縮ガス気室の排出口と切換バルブ気室の給気口との間
    に設置されて給気口を閉状態とするよう常に付勢され、
    且つ、付勢力に抗して移動されることで給気口を開状態
    として圧縮ガス気室内の圧縮ガスを切換バルブ気室へ排
    出可能な開閉バルブと、 先端は切換バルブ気室内に露出され、且つ、先端の一部
    が閉塞部を形成し、常に銃後端側に付勢されており付勢
    状態では閉塞部がブローバック給気孔を閉塞し、付勢力
    に抗して銃口側へ摺動された状態では閉塞部が切換バル
    ブ気室の係止突起に当接してブローバック給気孔を開口
    すると共に、発弾給気孔を閉塞する切換バルブとからな
    り、 切換バルブの摺動は、切換バルブ先端の前面が負圧とな
    ることで行われることを特徴とするオートマチック式エ
    アスポーツガン。
  3. 【請求項3】 銃本体上部に銃口から銃後端に亘り設け
    られ、銃口側へ常に付勢され、銃口側及び銃後端側へ摺
    動可能なスライドと、 スライド内にスライドに沿って設置されるバレルと、 バレルの銃後端側に設けられ、装填される弾丸を保持可
    能な装填パッキングと、 装填パッキングより銃後端側下部に位置し上部を開口さ
    れ、弾丸を収納し収納された弾丸を常に上方へ付勢する
    弾倉と、 装填パッキングの銃後端側に設けられ、装填パッキング
    側には中空の装填筒が設けられ、銃後端側にはシリンダ
    部が設けられ、装填筒は一端がシリンダ部側周面に開口
    され他端が装填パッキング側へ開口される発弾通気孔を
    設けられ、シリンダ部は銃後端側を開口し装填筒側周面
    にブローバック通気孔を穿設されてなり、スライドと平
    行に弾倉上部の開口を開閉するよう摺動可能なシリンダ
    ブロックと、スライド後端側のスライド内に固設され、
    シリンダ部に挿入されてスライドの摺動と共にシリンダ
    内を摺動可能なピストンブロックと、 銃後端部に回動自在に取付けられ常に銃口方向へ回転す
    るよう付勢され、銃口側には打撃部を有するハンマー
    と、 付勢力に抗し銃後方へ回動したハンマーと係止し、ハン
    マーを固定するシアー部と、 銃口側へ付勢されるトリガと、 一端をトリガに連結されトリガの後方への移動に連動し
    ハンマー及びシアー部の係止を解除させハンマーを回動
    させるトリガバーと、 銃身の後方下部に位置するよう設けられ、圧縮ガスを収
    納し、上部には圧縮ガスを排出する排出口を有する圧縮
    ガス気室と、 圧縮ガス気室側端部には、圧縮ガス気室の排出口に連結
    され、圧縮ガス気室から圧縮ガスを供給される給気口が
    設けられ、銃身側端部には、装填筒の発弾通気孔に対向
    する位置に開口される発弾給気口、及び、シリンダ部の
    ブローバック通気孔に対向する位置に開口されるブロー
    バック給気口が設けられ、弾丸給気孔とブローバック給
    気孔とを隔てる隔壁の端部には係止突起が設けられる切
    換バルブ気室と、 一端は切換バルブ気室の給気口を開閉可能であり、他端
    は圧縮ガス気室及び切換バルブ気室外に位置してハンマ
    ーの打撃部により押圧されるよう圧縮ガス気室の排出口
    と切換バルブ気室の給気口との間に設置され、通常時は
    給気口を閉塞状態とするよう常に付勢され、付勢力に抗
    して移動されることで給気口を開状態として圧縮ガス気
    室内の圧縮ガスを切換バルブ気室へ排出する開閉バルブ
    と、 先端は切換バルブ気室内に露出され、且つ、先端の一部
    が閉塞部を形成し、常に銃後端側に付勢されており付勢
    状態では閉塞部がブローバック給気孔を閉塞し、付勢力
    に抗して銃口側へ摺動された状態では閉塞部が切換バル
    ブ気室の係止突起に当接してブローバック給気孔を開口
    すると共に弾丸給気孔を閉塞する切換バルブとからな
    り、 スライド中間部、及び、シリンダブロックには、相互に
    係止することでスライドの銃後端側への摺動に伴ってシ
    リンダブロックを銃後端側へ摺動させる係止部を夫々に
    設け、スライドが銃後端側へ最大に摺動したときにシリ
    ンダブロックの装填筒先端が弾倉上部の開口より銃後端
    側に位置可能であり、ピストンブロックの下部には、ピ
    ストンブロックがスライドと共に銃後端側へ摺動した場
    合にハンマーと当接可能な当接突起が設けられ、当接突
    起がハンマーを押圧して付勢力に抗し回動させシアー部
    と係止させ、切換バルブの摺動は、切換バルブ先端の前
    面が負圧となることで行われることを特徴とするオート
    マチック式エアスポーツガン。
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