JP2597829B2 - ガス蓄圧供給装置 - Google Patents

ガス蓄圧供給装置

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JP2597829B2
JP2597829B2 JP8014395A JP8014395A JP2597829B2 JP 2597829 B2 JP2597829 B2 JP 2597829B2 JP 8014395 A JP8014395 A JP 8014395A JP 8014395 A JP8014395 A JP 8014395A JP 2597829 B2 JP2597829 B2 JP 2597829B2
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圭一 国本
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    • F41B7/08Toy guns, i.e. guns launching objects of the gliding type, e.g. airplanes, parachute missiles
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    • F41WEAPONS
    • F41BWEAPONS FOR PROJECTING MISSILES WITHOUT USE OF EXPLOSIVE OR COMBUSTIBLE PROPELLANT CHARGE; WEAPONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F41B11/00Compressed-gas guns, e.g. air guns; Steam guns
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    • F41B11/62Compressed-gas guns, e.g. air guns; Steam guns characterised by the supply of compressed gas with pressure supplied by a gas cartridge
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  • Nozzles (AREA)
  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケース内に、ガス注入
孔から液化ガスが注入される主室部とガス導出通路部に
通じる副室部とに区画された蓄圧室が形成されて成る、
ガス蓄圧供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】玩具銃の一種であって、その銃身の後端
部における装弾室に装填された弾丸の発射を、ガス圧を
利用して行うようにされた、遊戯銃(エアソフトガン)
と称されるものが市販に供されている。このような、ガ
ス圧を利用して弾丸を発射するようにされた玩具銃にあ
っては、通常、その本体におけるグリップ部の内部に、
液化ガスが注入される蓄圧室とその蓄圧室に注入された
液化ガスにより得られるガス圧を玩具銃本体に設けられ
た圧力室に導くガス導出通路とがケース内に形成されて
成るガス蓄圧供給ブロックが装着される。そして、玩具
銃本体に備えられたトリガの作動に応じて、ガス蓄圧供
給ブロックの蓄圧室からガス導出通路を通じて圧力室に
供給されたガス圧が、装弾室に装填された弾丸に作用せ
しめられ、それにより、弾丸が発射される。
【0003】さらに、装弾室に装填された弾丸の発射に
加えて、装弾室に対する弾丸の供給をも、ガス圧を利用
して行うようにされた玩具銃も提案されている。斯かる
玩具銃は、例えば、実開平5-8285号公報にも記載されて
いる如くに、ケース内に、ガス注入孔に接続されたガス
導入パイプを通じて液化ガスが注入される蓄圧室,蓄圧
室から伸びるガス導出通路部,ガス導出通路部をトリガ
の作動に応じて開閉する開閉弁、及び、複数の弾丸が装
填される弾倉部が設けられて成るガス蓄圧供給ブロック
(上記公報においては弾倉と称されている)が、本体部
に設けられたグリップ部内に着脱可能とされて装着さ
れ、また、本体部における装弾室(上記公報においては
弾丸把持チャンバーと称されている)に対向する位置に
ピストンロッドが配されたシリンダ室が設けられたもの
とされる。そして、シリンダ室におけるピストンロッド
が、開閉弁により開状態とされたガス導出通路部を通じ
て蓄圧室からシリンダ室に供給されたガス圧により、装
弾室に装填された弾丸の発射を行うべく移動せしめられ
るとともに、弾丸の発射が行われた装弾室に弾倉部から
排出された新たな弾丸を装填すべく移動せしめられ、そ
れによって、弾丸の自動連射が可能とされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の如くの、グリッ
プ部内に装着されるガス蓄圧供給ブロックにおける蓄圧
室からのガス圧を利用して、装弾室に装填された弾丸の
発射及び装弾室に対する弾丸の供給を行う玩具銃にあっ
ては、それに装着されたガス蓄圧供給ブロックの蓄圧室
に対する液化ガスの注入に際しての取扱が、通常、ガス
蓄圧供給ブロックに、蓄圧室の上方にガス注入孔が位置
せしめられ、そのガス注入孔から下方に向けて垂直方向
にガス導入パイプが伸びるものとなる姿勢をとらせるよ
うにされる。それにより、蓄圧室の上方に位置せしめら
れたガス注入孔からガス導入パイプを通じての蓄圧室に
対する液化ガスの注入が、ガス導入パイプの先端部分が
それを通じて蓄圧室内に注入された液化ガスにより塞が
れる状態になるまで行えることになる。即ち、蓄圧室に
あっては、それに注入される液化ガスがガス導入パイプ
の先端部分を塞ぐものとなるとき、液化ガスが最大量を
もって貯留されたことになる。このようにして蓄圧室内
に液化ガスが注入された玩具銃においては、比較的長期
に亙って、蓄圧室内から導出されるガス圧が適正に維持
され、自動連射動作が支障なく行われる状態におかれる
ことが望まれる。それゆえ、蓄圧室が設けられたガス蓄
圧供給ブロックは、ガス導出通路部が開状態とされた
際、蓄圧室内の液化ガスが気化して得られるガスのみが
ガス導出通路部を通じて、玩具銃本体における圧力室に
供給される状態に維持されることが望ましい。
【0005】しかしながら、ガス蓄圧供給ブロックが玩
具銃本体におけるグリップ部内に装着されて実際の使用
に供されるもとでは、玩具銃の取り扱いに伴ってガス蓄
圧供給ブロックに姿勢変化がもたらされ、ガス蓄圧供給
ブロックに設けられた蓄圧室内において液化ガスが活発
に変動して、蓄圧室内の液化ガスがガス導出通路部へ漏
出する事態が頻繁に生じる虞がある。そして、蓄圧室内
における液化ガスが、活発に変動し、その結果、蓄圧室
からガス導出通路部に比較的多量に漏出した状態となっ
たもとで、ガス導出通路部が開状態におかれると、ガス
導出通路部に漏出した比較的多量の液化ガスがガス蓄圧
供給ブロックから玩具銃本体内に吹き出てしまうことに
なる。
【0006】即ち、ガス蓄圧供給ブロックが、ガス導出
通路部が開状態とされた際、それに設けられた蓄圧室内
の液化ガスが気化して得られるガスのみが、ガス導出通
路部を通じて玩具銃本体における圧力室に供給される状
態に維持されなくなる事態が生じる虞があることにな
る。そして、斯かる事態が生じると、液化ガスが無駄に
消費されてしまい、その結果、玩具銃が、ガス蓄圧供給
ブロックに設けられた蓄圧室に液化ガスが注入された
後、比較的長期に亙って、蓄圧室内から導出されるガス
圧が適正に維持されるようにはされないことになってし
まう。
【0007】斯かる点に鑑み、本発明は、ガス注入孔を
通じて液化ガスが注入される蓄圧室,蓄圧室に連結され
たガス導出通路部,ガス導出通路部を開閉する開閉弁等
がケース内に設けられて成るもとで、玩具銃の本体にお
けるグリップ部内に装着され、玩具銃の取扱いに伴って
姿勢変化がもたらされる際においても、ガス注入孔を通
じて蓄圧室に注入された液化ガスが、蓄圧室からガス導
出通路部内に漏出することになる事態を、比較的簡単な
構成をもって回避することができるガス蓄圧供給装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係るガス蓄圧供給装置は、ケース内に形成
された蓄圧室と、ケースの底部に設けられたガス注入孔
と、ガス注入孔から蓄圧室内に伸びるガス導入部と、ケ
ースの底部に蓄圧室を挟んで対向するガス導出通路部
と、ガス導出通路部に設けられて蓄圧室からのガスの供
給制御を行う開閉弁機構とに加えて、蓄圧室内に設けら
れた蓄圧室区画部及びガス通路形成部が備えられ、蓄圧
室区画部が、蓄圧室を、ガス注入孔からガス導入部を通
じて液化ガスが注入される主室部、及び、主室部とガス
導出通路部との間に位置する副室部に区画するものとさ
れ、また、ガス通路形成部が、主室部と副室部とを相互
連通させるガス通路を形成して蓄圧室区画部から主室部
内に伸び、先端部分がガス導入部の先端部分よりケース
の底部に近接した位置に配されるものとされて、構成さ
れる。
【0009】
【作用】上述の如くに構成される本発明に係るガス蓄圧
供給装置においては、ケースに形成された蓄圧室を主室
部と副室部とに区画し、ケースの姿勢に関わりなく、液
化ガスが注入された主室部から副室部への液化ガスの流
入を防止する機能を果たす蓄圧室区画部に、それから主
室部内に伸びるとともに、先端部分がケースの底部に設
けられたガス注入孔から蓄圧室内に伸びるガス導入部の
先端部分よりケースの底部に近接した位置に配されたガ
ス通路形成部が設けられる。ガス通路形成部は、ケース
が、ガス注入孔を主室部の上方に位置させる姿勢におか
れて、主室部に対する液化ガスの注入が行われるときに
は、ガス導入部の下方に位置して液化ガス貯留部の底部
を成す蓄圧室区画部から上方に伸び、先端部分がガス導
入部の先端部分より上方に位置せしめられる。それによ
り、主室部の上方に位置せしめられたガス注入孔からガ
ス導入部を通じての主室部に対する液化ガスの注入が行
われて、蓄圧室区画部を底部とする液化ガス貯留部に気
化しつつ貯留された液化ガスが、ガス導入部の先端部分
を塞ぐ最大量のものとされるもとにあっても、ガス通路
形成部の先端部分は、液化ガスに接触することなく、主
室部において液化ガスが気化して得られたガスのみを副
室部に導くものとされる。
【0010】斯かる蓄圧室区画部を底部とする液化ガス
貯留部に最大量をもって貯留された液化ガスに接触しな
い先端部分を有したガス通路形成部にあっては、ケース
が、ガス注入孔を主室部の上方に位置させる姿勢とは異
なる姿勢におかれた場合にも、主室部内においてケース
の姿勢に応じて形成される液化ガス貯留部に貯留された
液化ガスに主室部から副室部への流動を生じさせない状
態におかれて、主室部において液化ガスが気化して得ら
れたガスのみを副室部に導くものとされる。このよう
に、ケースの姿勢に関わりなく、主室部に注入された液
化ガスの副室部への流入を阻止する蓄圧室区画部に、主
室部において液化ガスが気化して得られたガスのみを副
室部に導くガス通路形成部が設けられることにより、主
室部からの液化ガスが副室部に連通するガス導出通路部
に漏出する事態が確実に防止されることになる。
【0011】従って、本発明に係るガス蓄圧供給装置に
あっては、玩具銃の本体におけるグリップ部内に装着さ
れ、玩具銃の取扱いに伴う姿勢変化がもたらされるもと
においても、ガス注入孔からガス導入部を通じて蓄圧室
における主室部に注入された液化ガスが、主室部から副
室部を通じてガス導出通路部内に漏出することになる事
態が、蓄圧室を主室部と副室部とに区画するとともに、
ガス通路形成部が設けられただけの比較的簡単な構成と
された蓄圧室区画部によって確実に回避されることにな
る。その結果、ガス導出通路部が開状態とされた際に
は、蓄圧室内の液化ガスが気化して得られるガスのみが
ガス導出通路部を通じて、玩具銃の本体に供給される状
態が維持され、本発明に係るガス蓄圧供給装置が装着さ
れた玩具銃は、蓄圧室に液化ガスが注入された後、比較
的長期に亙って、蓄圧室内から導出されるガス圧が適正
に維持されることになる。
【0012】
【実施例】図2は、本発明に係るガス蓄圧供給装置の一
例を、それが適用された玩具銃と共に示す。
【0013】図2に示される玩具銃にあっては、トリガ
1,銃身部2,銃身部2に沿って伸びる部分と銃身部2
の後方に位置する部分とを有したスライダ3,トリガ1
に対する操作に応じて回動せしめられるハンマ6、及
び、グリップ8を有するとともに、図示が省略されてい
るが、銃身部2の後端部内に設けられた装弾室及び装弾
室とハンマ6との間に設けられた可動部材を有した銃本
体10と、グリップ8内に着脱可能に装着された、本発
明に係るガス蓄圧供給装置の一例をなすガス蓄圧供給装
置20とを備えている。銃本体10におけるスライダ3
は銃身部2に沿う移動が可能なものとされ、また、銃身
部2の後方に設けられた可動部材は、それとハンマ6と
の間に設けられた圧力室9を備えるとともに、図示が省
略されているがガス制御機構を収容したものとされてい
る。ガス制御機構は、それに及ぼされるガス圧の程度に
応じて、そのガス圧を銃身部2の後端部内に設けられた
装弾室及び圧力室9に選択的に供給する作動状態をとる
ものとされている。
【0014】ガス蓄圧供給装置20は、ガス注入孔21
が設けられた底部22a及び枠体部22bを有したケー
ス22を備えており、ケース22が、グリップ8の下方
端部に設けられた開口からグリップ8内に挿入され、底
部22aがグリップ8の下方端部に当接係合せしめられ
て、グリップ8内における位置決めが行われるものとさ
れている。
【0015】斯かるガス蓄圧供給装置20は、ケース2
2内にその枠体部22bにより包囲される状態をもっ
て、蓄圧室23,ガス注入孔21から蓄圧室23内に直
線的に伸びるガス導入パイプ24,ケース22の底部2
2aに蓄圧室23を挟んで対向するガス導出通路部2
6、及び、ガス導出通路部26に設けられて蓄圧室23
からのガスの銃本体10に対する供給制御を行う開閉弁
機構27が備えられ、さらに、蓄圧室23を、その蓄圧
室23をガス注入孔21からガス導入パイプ24を通じ
て、例えば、フロンガスとされる液化ガスが注入される
主室部30M、及び、主室部30Mとガス導出通路部2
6との間に位置する副室部30Sに区画する蓄圧室区画
部31と、蓄圧室区画部31に一体的に設けられたガス
通路形成部33とが備えられて、構成されている。開閉
弁機構27は、銃本体10におけるハンマ6の回動に伴
って作動するものとされていて、ガス導出通路部26に
近接した部分には、開閉弁機構27の作動を選択的に規
制するロックレバー35が配されている。
【0016】さらに、ガス蓄圧供給装置20におけるケ
ース22には、複数の弾丸BBが装填された弾倉36が
付設されており、弾倉36には、その最上端部側に向け
て複数の弾丸BBを押し上げる押圧部材37及びコイル
スプリング38が内蔵されている。
【0017】ガス蓄圧供給装置20におけるガス注入孔
21及びガス導入パイプ24は、それらの共通中心軸線
が主室部30Mの中心軸線よりずれたものとなる位置に
配置されており、ケース22の底部22aには、ガス注
入孔21の近傍から伸びてガス導入パイプ24を包囲す
る筒状部34が設けられている。筒状部34は、ガス導
入パイプ24に設けられたガス抜き孔から漏出するガス
を主室部30M内に導く環状通路をガス導入パイプ24
との間に形成して、ガス導入パイプ24と共にガス導入
部を構成している。ガス導入パイプ24は、筒状部34
の先端部分34aから主室部30M内に突出して、蓄圧
室区画部31に比較的近接した位置に配置される先端部
分24aを有している。
【0018】蓄圧室区画部31に一体的に設けられたガ
ス通路形成部33は、蓄圧室区画部31から主室部30
M内に直線的に伸び、ガス導入部を構成する筒状部34
の先端部分34aよりケース22の底部22aに近接す
る位置に配された先端部分33aを有し、主室部30M
と副室部30Sとを相互連通させるガス通路を形成して
いる。斯かる蓄圧室区画部31に設けられたガス通路形
成部33が配された主室部30Mは、ガス導入パイプ2
4及び筒状部34により構成されるガス導入部の中心軸
線に直交するとともに筒状部34の先端部分34aを含
む、図2において一点鎖線により示される如くの平面A
を境界として、副室部30Sに近接する副室部側領域と
ガス注入孔21が設けられたケース22の底部22aに
近接するガス注入孔側領域とに区分されている。
【0019】このように副室部側領域とガス注入孔側領
域とに区分される主室部30Mに対する液化ガスの注入
が行われるにあたっては、ケース22が、ガス注入孔2
1が主室部30Mの上方に位置して、ガス導入パイプ2
4及び筒状部34により構成されるガス導入部がガス注
入孔21から下方に向けて垂直方向に伸び、それによ
り、主室部30M内における副室部側領域に蓄圧室区画
部31を底部とする液化ガス貯留部が形成されることに
なる姿勢におかれる。そして、主室部30M内における
副室部側領域にガス注入孔21及びガス導入部を通じて
貯留される液化ガスがガス導入部を構成するガス導入パ
イプ24の先端部分24aを塞いで筒状部34の先端部
分34aに達すると、主室部30Mに対する液化ガスの
注入は行えない状態となり、従って、主室部30Mに貯
留され得る液化ガスの最大量は、副室部側領域の容積に
よって決定される。このような主室部30Mにおける副
室部側領域の容積と、蓄圧室区画部31に設けられたガ
ス通路形成部33の先端部分33aの径及び位置とは、
ガス通路形成部33の先端部分33aが、主室部30M
においてケース22の姿勢に応じて形成される液化ガス
貯留部に貯留された液化ガスに接触しないものとなすべ
く、選定されている。
【0020】即ち、ガス通路形成部33の先端部分33
aは、図2に示される如くに、ガス導入部を構成する筒
状部34の先端部分34aよりケース22の底部22a
に近接するも、ケース22の底部22aに対して、筒状
部34の先端部分34aから蓄圧室区画部31までの離
隔距離、従って、副室部側領域の深さに相当する離隔距
離以上の離隔距離をもって対向するとともに、図3に示
される如くに、蓄圧室区画部31から直線的に伸びるガ
ス通路形成部33の全体が、ガス導入パイプ24及び筒
状部34により構成されるガス導入部から離隔せしめら
れることになる、主室部30Mの中心軸線に略一致する
中心軸線を有するものとなる位置が選定される。その結
果、蓄圧室区画部31から直線的に伸びるガス通路形成
部33の配置位置及び長さが設定される。
【0021】このようにして、ガス通路形成部33の配
置位置及び長さが設定されたもとで、ガス導入部を構成
する筒状部34の先端部分34aから蓄圧室区画部33
までの離隔距離が深さ寸法とされた主室部30Mにおけ
る副室部側領域の容積は、主室部30Mの全体の容積の
50%未満、例えば、20〜30%の範囲内に選定され
る。それにより、ケース22が、主室部30M内にケー
ス22の底部22aを底部とする液化ガス貯留部が形成
される姿勢におかれて、その液化ガス貯留部に副室部側
領域の容積に相当する容量の液化ガスが貯留された場合
にも、液化ガス貯留部に貯留された液化ガスとガス通路
形成部33の先端部分33aとの接触が回避される。
【0022】さらに、ガス通路形成部33の先端部分3
3aの径は、ケース22が、主室部30M内にその容積
の20〜30%の範囲内とされる容積に相当する容量、
即ち、副室部側領域の容積に相当する容量をもって注入
された液化ガスの液面を主室部30Mの中心軸線に沿う
ものとなす姿勢におかれた場合にも、その液化ガスの液
面に接触しないものに選定される。
【0023】一方、ケース22内に設けられたガス導出
通路部26は、副室部30Sに連なる下方通路26a,
ケース22の上端部側に形成された上方通路26b、及
び、下方通路26aと上方通路26bとを相互連結し、
開閉弁機構27が配されるものとされた連結通路26c
から成るものとされている。上方通路26bは、銃本体
10における銃身部2の後方に設けられた可動部材に対
しての連結部分を形成している。
【0024】ガス導出通路部26を形成する連結通路2
6cに配された開閉弁機構27には、往復移動を行って
連結通路26cに開状態及び閉状態を選択的にとらせる
弁部材27aが設けられており、弁部材27aは、コイ
ルスプリング39によって、連結通路26cを閉状態と
なす位置をとる方向に付勢されている。弁部材27a
が、コイルスプリング39の付勢力に従って、連結通路
26cを閉状態となす位置をとるときには、コイルスプ
リング40により上方に向けて付勢されているロックレ
バー35が、コイルスプリング40の付勢力に抗して下
方に押圧されたものとされる。そして、弁部材27a
が、コイルスプリング39の付勢力に抗して移動せしめ
られる際には、ロックレバー35に対する押圧が解除さ
れる。それにより、ロックレバー35が、コイルスプリ
ング40の付勢力により上方に移動し、弁部材27a
に、連結通路26cを開状態となす位置を維持させるも
のとなる。
【0025】上述の如くに構成される本発明に係るガス
蓄圧供給装置の一例を成すガス蓄圧供給装置20が、図
2に示される如くに、銃本体10におけるグリップ8内
に装着された際には、弾倉36の最上端部が、銃身部2
の後端部内に設けられた装弾室の近傍に配されて、銃身
部2の後方に設けられた可動部材により閉塞される。そ
れにより、弾倉36内に装填された複数の弾丸BBが、
押圧部材37を介して伝達されるコイルスプリング38
の付勢力に抗して押圧される状態におかれる。また、開
閉弁機構27が、ガス導出通路部26を形成する連結通
路26cを弁部材27aによって閉状態となすものとさ
れ、ガス導出通路部26が遮断状態におかれる。
【0026】そして、ガス蓄圧供給装置20が、その蓄
圧室23における主室部30Mに液化ガスが存在する状
態のもとで、スライダ3が銃身部2の後方に設けられた
可動部材を伴って銃身部2に沿って往復動せしめられる
と、スライダ3の往復動により、ハンマ6が所定の回動
位置におかれる。また、それとともに、銃身部2の後方
に設けられた可動部材の往復動により、弾倉36の最上
端部が閉状態から開状態におかれた後再び閉状態に戻さ
れ、その最上端部が開状態とされた期間において、コイ
ルスプリング38により上方に付勢されている弾倉36
内の複数の弾丸BBのうち最上方位置にあるものが、弾
倉36の最上端部から排出されて、銃身部2の後端部内
に設けられた装弾室に搬送され、その装弾室内に送り込
まれる。
【0027】このようにして、銃身部2の後端部内に設
けられた装弾室に弾丸が装填されたもとでトリガ1に対
する操作が行われると、開閉弁機構27における弁部材
27aに移動を生じさせるハンマ6の回動,弁部材27
aの移動によるガス導出通路部26を形成する連結通路
26cの開閉,連結通路26cが開状態とされた期間に
おける、銃身部2の後方に設けられた可動部材内への蓄
圧室23からのガスの供給,蓄圧室23から供給される
ガスによってガス制御機構が配された可動部材内に生じ
るガス圧の作用による、装弾室に装填された弾丸の発射
が行われ、さらに、弾丸の発射に続く可動部材及びスラ
イダ3の往復動、及び、可動部材の往復動に伴う装弾室
に対する弾倉36からの新たな弾丸の供給等が行われる
ことになる。
【0028】斯かる銃身部2の後端部内に設けられた装
弾室に対する弾丸の供給及び装弾室に供給された弾丸の
発射にガス圧が利用される玩具銃において、その銃本体
10におけるグリップ8に装着されたガス蓄圧供給装置
20の主室部30Mに対する液化ガスの注入が行われる
場合には、銃本体10の取扱いが、主室部30Mの上方
にガス注入孔21が位置せしめられ、それにより、主室
部30M内における副室部側領域に蓄圧室区画部31を
底部とする液化ガス貯留部が形成されることになる姿勢
をケース22にとらせるものとされる。従って、蓄圧室
区画部31から主室部30M内に伸び、ガス導入部を構
成する筒状部34の先端部分34aよりケース22の底
部22aに近接した位置に配される先端部分33aを有
したガス通路形成部33が、図1に示される如く、ガス
導入部を構成する筒状部34の先端部分34aより上方
に先端部分33aが位置せしめられた状態におかれたも
とで、ガス注入孔21及びガス導入部を通じての主室部
30Mに対する液化ガスの注入が行われる。
【0029】主室部30Mに対する液化ガスの注入が行
われる蓄圧室23にあっては、図1に示される如くに、
ガス導入パイプ24及び筒状部34により構成されるガ
ス導入部を通じて主室部30M内に注入される液化ガス
LGが、蓄圧室区画部31により副室部30Sに流入す
る事態が回避されたもとで、主室部30Mにおける副室
部側領域に気化しつつ貯留される。斯かるもとでは、蓄
圧室区画部31に設けられたガス通路形成部33は、副
室部側領域に貯留された液化ガスLGが副室部側領域の
容積に相当する容量となった場合にも、先端部分33a
が液化ガスLGより上方に位置せしめられて、液化ガス
LGとの接触を生じないものとされる。その結果、ガス
通路形成部33により形成されるガス通路を通じて、主
室部30Mにおいて液化ガスが気化して得られたガスの
みが副室部30Sに導かれる。斯かる主室部30Mから
のガスが導かれる副室部30Sは、銃本体10において
弾丸の発射を1回行うに十分とされる量のガスが貯留さ
れる容積を有している。
【0030】また、グリップ8に装着されたガス蓄圧供
給装置20の主室部30Mに液化ガスが注入された銃本
体10の取扱いが、ガス注入孔21が主室部30Mの下
方に位置する状態が得られる姿勢をケース22にとらせ
るものとなると、主室部30Mにおける副室部側領域に
貯留されていた液化ガスLGが、主室部30Mにおける
ガス注入孔側領域に向けて流動し、ガス注入孔側領域に
ケース22の底部22aを底部として形成された液化ガ
ス貯留部に貯留される。このようにガス注入孔側領域に
形成された液化ガス貯留部に液化ガスLGが貯留された
蓄圧室23にあっては、ガス通路形成部33の全体が、
主室部30Mの上方に位置する蓄圧室区画部31からケ
ース22の底部22aに向けて伸びる状態におかれるこ
とに加えて、ガス通路形成部33の先端部分33aが、
液化ガス貯留部の底部を成すケース22の底部22a
に、副室部側領域の深さに相当する離隔距離以上の離隔
距離を有して対向せしめられて、図2において二点鎖線
により示される如くに、液化ガス貯留部に貯留された液
化ガスLGが、副室部側領域の容積に相当する容量を有
している場合にも、その液化ガスLGとの接触を生じな
いものとされることにより、主室部30Mにおいて液化
ガスが気化して得られたガスのみが、ガス通路形成部3
3により形成されるガス通路を通じて副室部30Sに導
かれる。
【0031】ガス注入孔21が主室部30Mの上方にあ
る場合、及び、ガス注入孔21が主室部30Mの下方に
ある場合のいずれにおいても、主室部30M内に貯留さ
れた液化ガスの副室部30Sへの流入を生じさせない蓄
圧室区画部31及びガス通路形成部33は、銃本体10
の取扱いに伴って、ケース22が、ガス注入孔21を主
室部30Mの上方に位置させる姿勢、及び、ガス注入孔
21を主室部30Mの下方に位置させる姿勢以外の姿勢
におかれた場合にも、主室部30M内においてケース2
2の姿勢に応じて形成される液化ガス貯留部に貯留され
た液化ガスに副室部30Sへの流動を生じさせない状態
におかれるようにされる。
【0032】しかも、上述の如くに、ガス通路形成部3
3の先端部分33aが、その中心軸線が主室部30Mの
中心軸線に略一致するものとなる位置が選定されるとと
もに、ケース22が主室部30M内に注入された液化ガ
スの液面を主室部30Mの中心軸線に沿うものとなす姿
勢におかれたとき、液化ガスとの接触を生じない径が選
定されていることにより、ケース22が、銃本体10の
取扱いに伴って、例えば、図4に示される如くの、ガス
導入部を構成するガス導入パイプ24及び筒状部34の
夫々における先端部分24a及び34aが、ガス注入孔
21より上方に位置せしめられて、主室部30Mにおけ
る筒状部34の周囲に副室部側領域の容積に相当する容
量の液化ガスLGを貯留し得る液化ガス貯留部が形成さ
れる傾斜姿勢、及び、図5に示される如くの、ガス導入
部を構成するガス導入パイプ24及び筒状部34の夫々
における先端部分24a及び34aがガス注入孔21よ
り下方に位置せしめられて、主室部30Mにおける筒状
部34の下方側に副室部側領域の容積に相当する容量の
液化ガスLGを貯留し得る液化ガス貯留部が形成される
傾斜姿勢のいずれにおかれた場合にも、ガス通路形成部
33の先端部分33aは、液化ガス貯留部に貯留された
液化ガスLGとの接触を生じないものとされる。さら
に、蓄圧室区画部31が、ケース22の姿勢に関わりな
く、主室部30Mから副室部30Sへの液化ガスの流動
を阻止する機能を果たすものとされる。それにより、主
室部30Mから副室部30Sに液化ガスが漏出する事態
が確実に回避される。
【0033】従って、ガス蓄圧供給装置20が装着され
た玩具銃の取扱いに伴ってグリップ8内におけるガス蓄
圧供給装置20の姿勢変化がもたらされ、主室部30M
内に注入された液化ガスが、ガス蓄圧供給装置20の蓄
圧室23を形成する主室部30Mにおいて活発に変動す
るものとなっても、ガス通路形成部33は、主室部30
Mにおいて液化ガスが気化して得られたガスのみを主室
部30Mから副室部30Sに導くものとされる。それに
より、ガス蓄圧供給装置20にあっては、銃本体10に
おけるグリップ8内に装着され、玩具銃の取扱いに伴う
姿勢変化がもたらされるもとにおいても、ガス注入孔2
1からガス導入パイプ24及び筒状部34により構成さ
れるガス導入部を通じて主室部30Mに注入された液化
ガスが、主室部30Mからガス通路形成部33及び副室
部30Sを通じて、ガス導出通路部26に漏出すること
になる事態が確実に回避されることになる。その結果、
蓄圧室23の主室部30Mに液化ガスが注入された後、
比較的長期に亙って、主室部30Mから導出されるガス
圧が適正に維持される。
【0034】さらに、蓄圧室区画部31により主室部3
0M内からのガスが貯留される副室部30Sが設けられ
て、ガス通路形成部33がガス導出通路26に直接的に
接続されることが回避されていることにより、ガス導出
通路部26には、主室部30Mからのガスが摩擦抵抗を
生じることなく供給される利点も得られる。
【0035】また、副室部30Sが、銃本体10におい
て弾丸の発射を1回行うに十分とされる量のガスが貯留
される容積を有するものとされていることにより、副室
部30S内のガス圧の低下は、弁部材27aの移動によ
り連結通路26cが開状態とされた期間において行われ
る弾丸の発射に起因して生じる。従って、ガス圧の低下
した副室部30S内に、ガス通路形成部33を通じて主
室部30Mからのガスが補給される時期は、連結通路2
6cが開状態から閉状態におかれた直後とされ、それに
より、ガス圧が低下した副室部30Sにガス通路形成部
33を通じて主室部30Mからのガスが補給される際、
仮に、主室部30Mからの液化ガスが副室部30Sに流
入する事態がまねかれても、その副室部30Sに流入し
た液化ガスは、連結通路26cに漏出することなく、次
に弾丸の発射が行われるまでの期間において気化するこ
とになる。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明に
係るガス蓄圧供給装置によれば、ケースに形成された蓄
圧室を主室部と副室部とに区画する蓄圧室区画部、及
び、蓄圧室区画部から主室部内に伸び、ケースの底部に
設けられたガス注入孔から蓄圧室内に伸びるガス導入部
の先端部分よりケースの底部に近接した位置に配された
先端部分を有したガス通路形成部が、ケースの姿勢に関
わりなく、ガス注入孔からガス導入部を通じて主室部に
注入された液化ガスが副室部に流入する事態を確実に防
止して、主室部において液化ガスが気化して得られたガ
スのみを副室部に導くものとされ、それにより、主室部
からの液化ガスが副室部に連通するガス導出通路部に漏
出する事態が確実に防止される。
【0037】従って、本発明に係るガス蓄圧供給装置に
あっては、玩具銃の本体におけるグリップ部内に装着さ
れ、玩具銃の取扱いに伴う姿勢変化がもたらされるもと
においても、ガス注入孔からガス導入部を通じて蓄圧室
における主室部に注入された液化ガスが、主室部から副
室部を通じてガス導出通路部内に漏出することになる事
態を、ガス通路形成部が設けられただけの比較的簡単な
構成とされた蓄圧室区画部によって確実に回避すること
が可能となる。その結果、ガス導出通路部が開状態とさ
れた際には、蓄圧室内の液化ガスが気化して得られるガ
スのみがガス導出通路部を通じて、玩具銃の本体に供給
される状態が維持され、本発明に係るガス蓄圧供給装置
が装着された玩具銃は、蓄圧室に液化ガスが注入された
後、比較的長期に亙って、蓄圧室内から導出されるガス
圧が適正に維持されるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガス蓄圧供給装置の一例及びそれ
が適用された玩具銃の部分を示す断面図である。
【図2】本発明に係るガス蓄圧供給装置の一例及びそれ
が適用された玩具銃を示す部分的断面図を含む側面図で
ある。
【図3】本発明に係るガス蓄圧供給装置の一例の構成の
説明に供される断面図である。
【図4】本発明に係るガス蓄圧供給装置の一例及びそれ
が適用された玩具銃の部分を示す断面図である。
【図5】本発明に係るガス蓄圧供給装置の一例及びそれ
が適用された玩具銃の部分を示す断面図である。
【符号の説明】
1 トリガ 2 銃身部 8 グリップ 10 銃本体 20 ガス蓄圧供給装置 21 ガス注入孔 22 ケース 22a ケースの底部 23 蓄圧室 24 ガス導入パイプ 24a ガス導入パイプの先端部分 26 ガス導出通路部 27 開閉弁機構 30M 主室部 30S 副室部 31 蓄圧室区画部 33 ガス通路形成部 33a ガス通路形成部の先端部分 34 筒状部 34a 筒状部の先端部分

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース内に形成された蓄圧室と、 上記ケースの底部に設けられたガス注入孔と、 該ガス注入孔から上記蓄圧室内に伸びるガス導入部と、 上記ケースの底部に上記蓄圧室を挟んで対向するガス導
    出通路部と、 該ガス導出通路部に設けられて上記蓄圧室からのガスの
    供給制御を行う開閉弁機構と、 上記蓄圧室内に設けられ、該蓄圧室を、上記ガス注入孔
    から上記ガス導入部を通じて液化ガスが注入される主室
    部、及び、該主室部と上記ガス導出通路部との間に位置
    する副室部に区画する蓄圧室区画部と、 上記主室部と上記副室部とを相互連通させるガス通路を
    形成して上記蓄圧室区画部から上記主室部内に伸び、先
    端部分が上記ガス導入部の先端部分より上記ケースの底
    部に近接した位置に配されるガス通路形成部と、を備え
    て構成されるガス蓄圧供給装置。
  2. 【請求項2】ガス通路形成部の先端部分が、該先端部分
    の径及び位置が選定されることにより、主室部内におい
    てケースの姿勢に応じて形成される液化ガス貯留部に貯
    留された液化ガスに接触しないものとなることを特徴と
    する請求項1記載のガス蓄圧供給装置。
  3. 【請求項3】ガス通路形成部の先端部分が、主室部の中
    心軸線と略一致する中心軸線を有することを特徴とする
    請求項1または2記載のガス蓄圧供給装置。
  4. 【請求項4】ガス通路形成部の先端部分が、ガス導入部
    の先端部分から蓄圧室区画部までの離隔距離以上の離隔
    距離を有して、ケースの底部に対向する位置をとること
    を特徴とする請求項1または2記載のガス蓄圧供給装
    置。
  5. 【請求項5】蓄圧室における主室部が、ガス導入部の中
    心軸線に直交するとともに上記ガス導入部の先端部分を
    含む平面を境界として、副室部側領域とガス注入孔側領
    域とに区分され、上記副室部側領域の容積が、上記主室
    部の容積の50%未満に設定されることを特徴とする請
    求項1〜4のいずれかに記載のガス蓄圧供給装置。
  6. 【請求項6】ガス圧を利用して弾丸の発射を行う玩具銃
    の本体におけるグリップ部に装着されて、上記本体と共
    に玩具銃を構成するものとされることを特徴とする請求
    項1〜5のいずれかに記載のガス蓄圧供給装置。
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