JP2905478B1 - エアガン - Google Patents

エアガン

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JP2905478B1
JP2905478B1 JP10166059A JP16605998A JP2905478B1 JP 2905478 B1 JP2905478 B1 JP 2905478B1 JP 10166059 A JP10166059 A JP 10166059A JP 16605998 A JP16605998 A JP 16605998A JP 2905478 B1 JP2905478 B1 JP 2905478B1
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Abstract

【要約】 【課題】 簡単な構造で弾丸側通路への圧縮ガスの供給
を停止する。 【解決手段】 シリンダブロック114に、装填パッキ
ング側108部分には装填筒115を、銃後端側部分に
はシリンダ部116を設け、装填筒115には発弾通気
孔117を形成し、シリンダ部116にはブローバック
通気孔119を穿設する。給気路126に装填筒115
の発弾通気孔117に対向するよう開口する弾丸側通路
127、及び、ブローバック通気孔119に対向するシ
リンダ側通路128を分岐して設ける。給気路126の
分岐位置に設けられ、弾丸側通路127に流入する圧縮
ガスのガス圧がシリンダ側通路128に流入する圧縮ガ
スのガス圧に対して負圧になることで一端を回動端とし
て回動し弾丸側通路127を閉塞する切替バルブ134
を設けて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 この発明は、圧縮され供給
される空気、フロン、あるいは、二酸化炭素等の圧力流
体を利用してBB弾等の弾丸を発射するエアガンに関
し、詳細には、圧縮流体の圧力を利用し、BB弾等の弾
丸を勢いよく発射すると共に、発射後に弾丸の装填を自
動的に行う弾丸自動供給式のエアガンに係る。
【0002】
【従来の技術】 従来、空気、フロン、あるいは、二酸
化炭素等の圧縮ガスを使用するオートマチック式エアガ
ンとしては、例えば、図6に表すエアガンが知られてい
る。以下に従来のエアガンである従来例1を説明する。
401はエアガンである。以下に、エアガン401の動
作を説明するが、弾丸Wがラバーチェンバー408内に
支持されており、弾丸W自身が発射されるまで、バルブ
スプリング412の付勢力に抗して切換バルブ409を
エアガン401後方へ常に移動させている状態から説明
する。先ず、弾丸Wを発射するべくトリガ402を引
く。すると、ハンマー403が矢印方向に回動され、バ
ルブピン404を押圧する。バルブピン404が押圧さ
れたことでバルブ406が開状態となり蓄圧室405に
納められた圧縮ガスがバルブ406を通過しスライド4
07側に流入する。この時切換バルブ409は、圧縮ガ
スがシリンダ413側へ流出しないようシリンダ413
側を閉塞している。
【0003】スライド407側に流入した圧縮ガスは、
ラバーチェンバー408内の弾丸W側に流入し、弾丸W
を押出し、アウターバレル410内を通過させ銃口から
勢いよく発射する。弾丸W発射後は、ラバーチェンバ4
08に弾丸Wが無くなったので、切換バルブ409が、
バルブスプリング412の付勢力で銃口(図示せず)側
へ押し戻され、圧縮ガスが銃口(図示せず)側へ流出す
るのを停止すると共に、シリンダ側を開状態とする。従
って、銃口側への流出を阻止された圧縮ガスはシリンダ
413内へ流入し、シリンダ413及びスライド407
をスライドスプリング414の付勢力に抗してエアガン
401後方に移動させハンマー403の後倒を行い、更
に銃口側へ戻る際にスライド407の銃口側先端が弾倉
411から供給される次弾を押し、ラバーチェンバ40
8へ装填し、次弾の発射準備を行う。
【0004】他方、従来のエアガンには、図7に基づき
以下に説明するように第2従来例があった。501はエ
アガンである。以下に、エアガン501の動作を説明す
るが、弾丸Wが装填パッキング508内に支持されてい
る状態から説明する。この第2従来例では、切換バルブ
509が第1従来例と異なり、装填パッキング508に
弾丸Wが装填された状態で、弾丸に押されることなく通
常状態で蓄圧室505に蓄えられた圧縮ガスを装填パッ
キング509に装填された弾丸W側へ流出可能であり、
シリンダ513側へは流出しない。そして、弾丸Wが発
射された後、圧縮ガスが銃口(図示せず)側へ急速に流
出下場合には、その負圧により切換バルブ509が銃口
方向へ移動され、ピストンブロック507側を閉塞する
と共にシリンダ513側を開き、圧縮ガスがシリンダ5
13側へ流出するよう移動する。先ず、弾丸Wを発射す
るためにトリガ502を引く。すると、ハンマー503
が矢印方向に回動され、バルブロッド504を押圧す
る。バルブロッド504が押圧されたことでバルブ50
6が開状態となり蓄圧室505に納められた圧縮ガスが
バルブ506を通過しピストンブロック507側に流入
する。ピストンブロック507内では、切換バルブ50
9がスプリング512の付勢力により装填パッキング5
08側を開状態にし、切換バルブ509のエアガン50
1後方側端部がシリンダ513側を閉塞しているので、
ピストンブロック507側に流入した圧縮ガスは、装填
パッキング508内の弾丸W側に流入し、弾丸Wを押出
しアウターバレル510内を通過させ銃口から勢いよく
発射する。弾丸W発射後は、装填パッキング508に弾
丸Wが無くなったので圧縮ガスが急速に装填パッキング
508側へ流れ、切換バルブ509は圧縮ガスの流れに
より生じた負圧によりバルブスプリング512の付勢力
に抗して銃口(図示せず)側へ押し戻され、圧縮ガスの
銃口(図示せず)側への流出を停止する。従って、銃口
側への流出を阻止された圧縮ガスはピストンブロック5
07内へ流入し、ピストンブロック507をエアガン5
01後方に移動させハンマー503の後倒を行い、更に
銃口側へ戻る際にピストンブロック507の銃口側先端
が弾倉511から供給される次弾を押し、装填パッキン
グ508へ装填し、次弾の発射準備を行う。
【0005】上述のように、従来のエアガンは、圧縮ガ
スをエアガン上部に銃口側から銃後端に亙り摺動可能に
設置されるスライド内の銃口側へ流出させるか或いは銃
後端側へ流出させるかを切り換えることで次弾を自動供
給するが、圧縮ガスの流路を切り換えるバルブは、エア
ガン上部で摺動可能なスライド内に設置されていた。そ
して、これらの従来例における問題点は、流路を切り換
える切換バルブが、第1従来例ではスライド407、第
2従来例ではピストンブロック507の内部に摺動可能
に設置されるので、スライド407或いはピストンブロ
ック507が大型化してしまうという問題点を有した。
又、弾丸Wを発射する際には瞬時に作用する圧縮ガスの
ガス圧により弾丸Wが発射されるが、圧縮ガスが弾丸W
側へ流出する際、スライド407或いはピストンブロッ
ク507内の比較的容積の大きい切換バルブ周囲にも圧
縮ガスを充満させてしまうため、弾丸W発射時に圧縮ガ
スの圧力低下をまねき弾丸の初速を低下させてしまうと
いう問題点を有した。
【0006】更に、第1の従来例では、ラバーチェンバ
408が弾丸Wを保持する際、ラバーチェンバ408の
弾性劣化、ラバーチェンバ408周囲の温度変化、或い
は、表面状態の劣化等によって弾丸Wの保持位置が変化
してしまう可能性を有し、それに伴い切換バルブ409
の位置にも変化が生じ圧縮ガスの流量が変化してしまい
安定した圧縮ガス圧の供給が困難になると共に、弾丸を
発射するための圧縮ガスを供給している時間の制御が困
難となり、弾丸Wの初速度が不安定になる或いは必要以
上に圧縮ガスを消費してしまうという問題点を有した。
更に又、初弾を装填する場合に、使用者が手動によりス
ライド407を銃後方に引き更に銃口側へ戻して行う
が、スライドを銃口に戻す際、通常手を離してスプリン
グ414の付勢力で戻すが、使用者が直ぐに手を離さず
スライド407をスライドスプリング414の付勢力に
抗して銃口方向へ戻してしまうと、スライドスプリング
414の付勢力が使用者の手により初弾に十分に伝わら
ず、ラバーチェンバ408内の初弾の装填位置がずれて
しまう。同様に、スライドスプリング414の付勢力に
加えて、使用者が手でスライド407を銃口側へ勢いよ
く移動してしまうと、弾丸が勢いよくラバーチェンバ4
08内に送り込まれ初弾の装填位置がずれてしまう。或
いは、使用することにより圧縮ガスの充填量が減少して
圧縮ガスの圧力が下がってくることで弾丸の装填位置が
ずれてしまう。このように、装填される都度弾丸の装填
位置がずれてしまい、前記同様、弾丸Wの保持位置が変
化してしまうと切換バルブ409の位置にも変化が生じ
圧縮ガスの流量が変化してしまい安定した圧縮ガス圧の
供給が困難になると共に、弾丸を発射するための圧縮ガ
スを供給している時間の制御が困難となり、弾丸Wの初
速度が不安定になるという問題点を有した。
【0007】第2の従来例においても、ピストンブロッ
ク507内の切換バルブ509の摺動方向が、圧縮ガス
がバルブ506からピストンブロック507へ流入する
流路と略垂直に設置されるので、効率的に負圧を利用し
切換バルブ509を摺動させる形状の設定が困難である
という問題点を有し、従って、弾丸発射のために圧縮ガ
スを供給している時間の調節が困難であるという問題点
を有した。又、第1,第2の従来例によると、圧縮ガス
の流出時間を圧縮ガスの流出を開閉するバルブ406,
506では決定できず、他の部材である切換バルブ40
9,509が摺動しスライド407,ピストンブロック
507が摺動することで行っていたので、流出時間の制
御が容易ではなく必要以上の圧縮ガスを消費してしま
う、或いは、圧縮ガスの供給不足により充分な弾丸速度
を得られないという問題点を有した。そこで、出願人
は、平成9年特許願第243358号において、「(請
求項1) バレルの銃後端側に設けられ、装填される弾
丸を保持可能な装填パッキングと、装填パッキングより
銃後端側下部に位置し上部を開口され、弾丸を収納し収
納された弾丸を常に上方に付勢する弾倉と、装填パッキ
ング側には中空の装填筒が設けられ、銃後端側にはシリ
ンダ部が設けられ、装填筒は一端がシリンダ部側周面に
開口され他端が装填パッキング側へ開口される発弾通気
孔を設けられ、且つ、シリンダ部側周面開口の装填パッ
キング側には切換バルブ押圧部が突設され、シリンダ部
は銃後端側を開口し装填筒側周面にブローバック通気孔
を穿設されてなり、弾倉上部の開口を開閉するよう摺動
可能なシリンダブロックと、シリンダ部に挿入されシリ
ンダ部内を摺動可能なピストンブロックと、銃身の下部
後方に設置され、圧縮ガスを収納可能であり上部には圧
縮ガスを排出する排出口を有する圧縮ガス気室と、装填
筒周面の開口に対向させて発弾給気口が設けられると共
に、シリンダ部のブローバック通気孔に対向させてブロ
ーバック給気口が設けられ、シリンダブロック下部、且
つ、圧縮ガス気室の排出口に接続され、圧縮ガス気室か
ら圧縮ガスを供給される切換バルブ気室と、切換バルブ
気室側端部に係止突起が設けられ、圧縮ガス気室の排出
口に設置されて排出口を常に閉状態とするよう付勢さ
れ、且つ、付勢力に抗して切換バルブ側へ移動されるこ
とで開状態となり圧縮ガスを切換バルブ気室へ排出する
開閉バルブと、切換バルブ気室内に設けられ、一端に発
弾通気孔側へ突出する突出部を設け、他端側に開閉バル
ブの係止突起と係止可能なストッパ部を設け、圧縮ガス
を発弾通気孔へ供給するよう発弾給気口を開閉可能であ
り、ストッパ部が係止状態で発弾給気口を閉塞状態とす
る切換バルブとからなり、開閉バルブが開状態となるこ
とで開閉バルブの係止突起とストッパ部とが係止されて
開閉バルブの開状態が維持されると共に切換バルブが閉
塞状態となり、切換バルブの閉塞状態時にシリンダブロ
ックが摺動して切換バルブ押圧部により切換バルブの突
出部を押圧されると、切換バルブが発弾給気口の閉塞を
解除させると共に、係止突起とストッパ部との係止が解
除され、開閉バルブが閉状態となり圧縮ガスの供給を解
除させることを特徴とするオートマチック式エアスポー
ツガン。
【0008】(請求項2) スライド内にスライドに沿
って設置されるバレルと、バレルの銃後端側に設けら
れ、装填される弾丸を保持可能な装填パッキングと、装
填パッキングより銃後端側下部に位置し上部を開口さ
れ、弾丸を収納し収納された弾丸を常に上方へ付勢する
弾倉と、銃上部に銃口から銃後端に亘り設けられバレル
と平行に摺動可能であり、常に銃口側へ付勢されるスラ
イドと、装填パッキング側には中空の装填筒が設けら
れ、銃後端側にはシリンダ部が設けられ、装填筒は一端
がシリンダ部側周面に開口され他端が装填パッキング側
へ開口される発弾通気孔が設けられ、且つ、シリンダ部
側周面開口の装填パッキング側には切換バルブ押圧部が
突設され、シリンダ部は銃後端側を開口し装填筒側周面
にブローバック通気孔を穿設されてなり、スライドと平
行に弾倉上部の開口を開閉するよう摺動可能なシリンダ
ブロックと、スライドの銃後端側でシリンダ部へ挿入可
能に固設され、スライドの摺動と共にシリンダ内を摺動
可能なピストンブロックと、銃後端部に回動自在に取付
けられ常に銃口方向へ回転するよう付勢されるハンマー
と、付勢力に抗し銃後方へ回動したハンマーと係止し、
ハンマーを固定するシアーと、銃口側へ付勢されるトリ
ガと、一端をトリガに連結されトリガの後方への移動に
連動しハンマー及びシアーの係止を解除させハンマーを
回動させるトリガバーと、銃身の下部後方に設置され、
圧縮ガスを収納可能であり上部には圧縮ガスを排出可能
な排出口を有する圧縮ガス気室と、装填筒周面の開口に
対向させて発弾給気口が設けられると共に、シリンダ部
のブローバック通気孔に対向させてブローバック給気口
が設けられ、シリンダブロック下部、且つ、圧縮ガス気
室の排出口に接続され、圧縮ガス気室から圧縮ガスを供
給される切換バルブ気室と、切換バルブ気室側端部に切
換バルブ気室へ突出可能な係止突起を設けられ、切換バ
ルブ気室と反対側にはハンマーに押圧されるバルブロッ
ドが設けられ、圧縮ガス気室の排出口に設置されて排出
口を常に閉状態とするよう付勢され、且つ、銃口側に回
動したハンマーによりバルブロッドを押圧されることで
付勢力に抗し切換バルブ側へ移動することで開状態とな
り圧縮ガスを切換バルブ気室へ排出する開閉バルブと、
切換バルブ気室内に設けられ、発弾給気口を閉塞可能な
閉塞部が設けられ、発弾給気口を閉塞するよう常に付勢
され、閉塞部の発弾通気孔側端には閉塞部が発弾給気口
を閉塞した状態で発弾通気孔側へ突出する突出部を設け
られ、他端には開閉バルブが開状態で開閉バルブの係止
突起と係止可能なストッパ部を設け、圧縮ガスを発弾通
気孔へ供給するよう発弾給気口を開閉可能であり、スト
ッパ部が係止状態で発弾給気口を閉塞状態とする切換バ
ルブとからなり、スライド中間部にはスライドが銃後方
へ最大に摺動したときにシリンダブロックの装填筒先端
が弾倉上部の開口より銃後方側に位置可能にシリンダブ
ロックと係止する係止突起を設け、スライドが銃後方へ
摺動した場合に、ピストンブロック及びシリンダブロッ
クも摺動され、ピストンブロックの銃後方側端がハンマ
ーを押し付勢力に抗し回動させシアーと係止させ、トリ
ガを移動してシアーとハンマーとの係止が解除され開閉
バルブが開状態となることで開閉バルブの係止突起とス
トッパ部とが係止されて開閉バルブの開状態が維持され
ると共に切り換えバルブが閉塞状態となり、切換バルブ
の閉塞状態時にシリンダブロックが摺動して切換バルブ
押圧部により切換バルブの突出部が押圧されると、切換
バルブが発弾給気口の閉塞を解除させると共に、係止突
起とストッパ部との係止を解除させ開閉バルブが閉状態
となり圧縮ガスの供給を解除させることを特徴とするオ
ートマチック式エアスポーツガン。」を発明した。同発
明を従来例3とし、従来例3の説明図である図8に基づ
き従来例3を説明する。
【0009】14はシリンダブロックであり、21は圧
縮ガス気室であり、26は切換バルブ気室であり、29
は開閉バルブであり、34は切換バルブである。そし
て、シリンダブロック14は、銃口B側に銃口B側を開
口する中空の装填筒15が形成される。またシリンダブ
ロック14の銃後端A側には、装填筒15と一体的に構
成され銃後端A側を開口する中空円筒形状のシリンダ部
16が形成される。このシリンダ部16の中空部20に
は、ピストンブロック12が挿入される。装填筒15の
中空部は発弾通気孔17を構成する。発弾通気孔17
は、銃口B側が装填パッキング8側に開口され、シリン
ダ部16側端は周面下方に開口される。更に、装填筒1
5には、発弾通気孔17のシリンダ部16側開口の装填
パッキング8側に下方へ突設する切換バルブ押圧部18
を設ける。シリンダ部16の装填筒15側周面下方に
は、シリンダ部16の中空部20と外部とを連絡させる
ブローバック通気孔19が穿設される。このように構成
されるシリンダブロック14は、ピストンブロック12
及び装填パッキング8間に載置され、装填パッキング8
側へ最も移動した状態で、装填筒15の銃口B側側端部
がバレル固定部7の孔7aを貫通し装填パッキング8内
にやや挿入された状態となるよう載置される。このよう
に載置されることで、スライド9が銃後端A側へ移動し
た時に、シリンダブロック14もスライド9の係止突起
11により銃後端A方向へ移動され、装填筒15の装填
パッキング8側先端が弾倉2上部開口より銃後端A側へ
移動し、更に銃口B方向へ移動する行程でチャンバー4
内に位置する弾倉2上部開口から弾丸Wを装填パッキン
グ8内へ装填可能となる。作動時には、圧縮ガス気室2
1内に蓄えられた圧縮ガスを開閉バルブ29が開状態と
なることで、シリンダブロック14の装填筒15を経由
させて装填パッキング8に装填された弾丸Wとシリンダ
部16へ供給する。弾丸Wは供給された圧縮ガスにより
発射され、シリンダ部16は供給された圧縮ガスにより
内部に挿入されたピストンブロック12を銃後方へ移動
させる。そして開状態になるよう移動された開閉バルブ
29が、切換バルブ気室26内に摺動自在に設置された
切換バルブ34と係止する。これにより切換バルブ34
は装填筒15への圧縮ガスの供給を停止するように切換
バルブ気室26の発弾給気口27を閉鎖する。そして、
同気室26にシリンダ部16への圧縮ガスの供給を可能
に設けられるブローバック給気口28へのみ圧縮ガスを
供給可能とする。
【0010】そして、シリンダブロック14は、シリン
ダ部16へ供給された圧縮ガスにより銃後方へ移動さ
れ、やがて装填筒17に設けられた切換バルブ押圧部1
8が切換バルブ34を下方へ押圧して、切換バルブ34
と開閉バルブ29との係止を解除させ、開閉バルブ29
は係止が解除したのでバルブスプリング33の付勢力に
より閉状態へ移動し、圧縮ガスの供給は停止される。こ
のように作動する従来例3の発明により、上述の第1及
び第2の従来例における問題点は解消された。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら出願人
の従来例3では、切換バルブが開閉バルブの状態と連動
するような複雑な作用を持たすために形状等を複雑にす
る必要があり、加工等に手間がかかるという問題点を有
した。更に、切換バルブを設置するためには、開閉バル
ブと連動させるために、開閉バルブ付近の狭い場所に、
開閉バルブと連動可能な設置スペースを設けなければな
らないという問題点を有した。そこでこの発明は、これ
らの問題点に鑑み、簡単な構成で、而も、開閉バルブの
動作に拘らず作動可能な切換バルブを用いて作動するエ
アガンを供給することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】 従ってこの発明は、銃
身内に設けられるバレルと、バレルの銃後端側に設けら
れ、装填される弾丸を保持する装填パッキングと、装填
パッキングの銃後端側に位置し、銃後端方向に摺動可能
に設置されると共に、装填パッキング側部分には装填筒
が設けられ、銃後端側部分にはシリンダ部が設けられ、
装填筒の中空部は一端がシリンダ部側周面に開口され他
端が装填パッキング側へ開口される発弾通気孔を形成
し、シリンダ部は銃後端側を開口し装填筒側周面にはブ
ローバック通気孔を穿設されてなるシリンダブロック
と、シリンダブロックの下方に設置され、圧縮ガスが収
納されると共に圧縮ガスを排出する排出口を上部に有す
る圧縮ガス気室と、一端は圧縮ガス気室の排出口に連結
され、他端は、装填筒のシリンダ側周面に開口する発弾
通気孔に対向する位置に開口される弾丸側通路、及び、
シリンダ部周面に開口するブローバック通気孔に対向す
る位置に開口されるシリンダ側通路に分岐され、シリン
ダブロック及び圧縮ガス気室間に設けられる給気路と、
圧縮ガス気室の排出口及び給気路間に設置され、排出口
を常に閉状態にするよう付勢されると共に付勢力に抗し
て移動されることで開状態をとり圧縮ガスを給気路へ排
出する開閉バルブと、給気路の分岐位置に設けられ、弾
丸側通路に流入する圧縮ガスのガス圧がシリンダ側通路
に流入する圧縮ガスのガス圧に対して負圧になることで
一端を回動端として回動し弾丸側通路を閉塞する切替バ
ルブとからなることを特徴とするエアガン
【0013】及び、
【0014】銃身内に設けられるバレルと、バレルの銃
後端側に設けられ、装填される弾丸を保持する装填パッ
キングと、装填パッキングより銃後端側下部に位置し上
部を開口され、弾丸を収納し収納された弾丸を常に上方
に付勢する弾倉と、装填パッキングの銃後端側に位置
し、銃後端方向に摺動可能に設置されると共に、装填パ
ッキング側部分には装填筒が設けられ、銃後端側部分に
はシリンダ部が設けられ、装填筒の中空部は一端がシリ
ンダ部側周面に開口され他端が装填パッキング側へ開口
される発弾通気孔を形成し、シリンダ部は銃後端側を開
口し装填筒側周面にはブローバック通気孔を穿設されて
なり、弾倉上部の開口を開閉するよう摺動可能なシリン
ダブロックと、シリンダ部に挿入されシリンダ部内を摺
動可能なピストンブロックと、シリンダブロックの下方
に設置され、圧縮ガスが収納されると共に圧縮ガスを排
出する排出口を上部に有する圧縮ガス気室と、一端は圧
縮ガス気室の排出口に連結され、他端は、装填筒のシリ
ンダ側周面に開口する発弾通気孔に対向する位置に開口
される弾丸側通路、及び、シリンダ部周面に開口するブ
ローバック通気孔に対向する位置に開口されるシリンダ
側通路に分岐され、シリンダブロック及び圧縮ガス気室
間に設けられ、圧縮ガス気室から圧縮ガスを供給される
給気路と、圧縮ガス気室の排出口及び給気路間に設置さ
れ、排出口を常に閉状態にするよう付勢されると共に付
勢力に抗して移動されることで開状態をとり圧縮ガスを
給気路へ排出する開閉バルブと、給気路の分岐位置に設
けられ、弾丸側通路に流入する圧縮ガスのガス圧がシリ
ンダ側通路に流入する圧縮ガスのガス圧に対して負圧に
なることで一端を回動端として回動し弾丸側通路を閉塞
する切替バルブとからなり、開閉バルブが開状態をとる
ことで圧縮ガスが給気路を経由して発弾通気孔及びブロ
ーバック通気孔へ供給されて弾丸を発弾させ、弾丸が発
弾されて発弾通気孔がブローバック通気孔に対し負圧と
なることで切替バルブが給気路の弾丸側通気路を閉塞状
態とすることを特徴とするエアガン
【0015】及び、
【0016】銃身内に設けられるバレルと、バレルの銃
後端側に設けられ、装填される弾丸を保持する装填パッ
キングと、装填パッキングより銃後端側下部に位置し上
部を開口され、弾丸を収納し収納された弾丸を常に上方
へ付勢する弾倉と、銃上部に銃口から銃後端に亘り設け
られバレルと平行に摺動可能であり、常に銃口側へ付勢
されるスライドと、装填パッキングの銃後端側に位置
し、銃後端方向に摺動可能に設置されると共に、装填パ
ッキング側部分には装填筒が設けられ、銃後端側部分に
はシリンダ部が設けられ、装填筒の中空部は一端がシリ
ンダ部側周面に開口され他端が装填パッキング側へ開口
される発弾通気孔を形成し、シリンダ部は銃後端側を開
口し装填筒側周面にはブローバック通気孔を穿設されて
なり、弾倉上部の開口を開閉するようスライドと平行に
摺動可能なシリンダブロックと、スライドの銃後端側で
シリンダ部へ挿入可能に固設され、スライドの摺動と共
にシリンダ内を摺動可能なピストンブロックと、銃後端
部に回動自在に取付けられ常に銃口方向へ回転するよう
付勢されるハンマーと、付勢力に抗し銃後方へ回動した
ハンマーと係止してハンマーを固定するシアーと、銃口
側へ付勢されるトリガと、一端をトリガに連結されてト
リガの後方への移動に連動してハンマー及びシアーの係
止を解除させハンマーを回動させるトリガバーと、シリ
ンダブロックの下方に設置され、圧縮ガスが収納される
と共に圧縮ガスを排出する排出口を上部に有する圧縮ガ
ス気室と、一端は圧縮ガス気室の排出口に連結され、他
端は、装填筒のシリンダ側周面に開口する発弾通気孔に
対向する位置に開口される弾丸側通路、及び、シリンダ
部周面に開口するブローバック通気孔に対向する位置に
開口されるシリンダ側通路に分岐され、シリンダブロッ
ク及び圧縮ガス気室間に設けられ、圧縮ガス気室から圧
縮ガスを供給される給気路と、圧縮ガス気室の排出口及
び給気路間に設置され、圧縮ガス気室側端部には排出口
を開閉可能なバルブ部を形成し、他端はバルブから延設
されるバルブロッドを形成し、排出口を常に閉状態にす
るよう付勢されると共にバルブヘッドをハンマーに押圧
され付勢力に抗して移動されることで開状態をとり圧縮
ガスを給気路へ排出する開閉バルブと、給気路の分岐位
置に設けられ、弾丸側通路に流入する圧縮ガスのガス圧
がシリンダ側通路に流入する圧縮ガスのガス圧に対して
負圧になることで一端を回動端として回動し弾丸側通路
を閉塞する切替バルブとからなり、スライド中間部には
スライドが銃後方へ最大に摺動したときにシリンダブロ
ックの装填筒先端が弾倉上部の開口より銃後方側に位置
可能にシリンダブロックと係止する係止突起を設け、ス
ライドが銃後方へ摺動した場合に、ピストンブロック及
びシリンダブロックも摺動され、ピストンブロックの銃
後方側端がハンマーを押圧し付勢力に抗し回動させてシ
アーと係止させ、トリガを移動してシアーとハンマーと
の係止が解除されハンマーにより開閉バルブが開状態と
なることで、圧縮ガスが給気路を経由して発弾通気孔及
びブローバック通気孔へ供給されて弾丸を発弾させ、弾
丸が発弾されると発弾通気孔の圧縮ガスの圧力がブロー
バック通気孔の圧縮ガスの圧力に対し負圧となり切替バ
ルブが回動して給気路の弾丸側通路が閉塞状態となり発
弾通気孔への圧縮ガスの供給を停止することを特徴とす
るエアガン、
【0017】を提供する。次いで以下に作用を説明す
る。
【0018】スライドを銃口側から銃後端側へ引く。す
るとスライドは付勢力に抗し後方へ移動され始める。ス
ライドの銃後端側に固定されるピストンブロックもスラ
イドと共に移動される。スライドが移動されスライド中
間部の係止突起がシリンダブロックと係止するとシリン
ダブロックも銃後方へ移動される。やがて、ピストンブ
ロックの銃後方側端がハンマーに当接し、ハンマーを付
勢力に抗し更に回動させてシアーと係止させる。一方、
シリンダブロックの装填筒先端が弾倉上部の開口より銃
後方側に移動しているので、弾倉に収納された弾丸が弾
倉上部の開口に位置している。次いで、スライドの銃後
方側への移動を終了すると、スライドは付勢力で銃口側
へ戻る。この時、ピストンブロックもスライドと共に移
動するので、ピストンブロックが内部に収納されるシリ
ンダブロックも銃口側へ移動され、装填筒先端が弾倉内
の最上部の弾丸を銃口方向へ移動し、弾丸が装填パッキ
ングへ装填される。装填された弾丸は第1の弾丸とな
る。
【0019】第1の弾丸の装填が終わり、使用者がトリ
ガを引く。すると、トリガバーが連動され、ハンマー及
びシアーの係止が解除され、ハンマーが銃口側へ回動
し、開閉バルブが押圧され、開閉バルブが開状態とな
り、圧縮ガス気室内の圧縮ガスは開閉バルブを経由し給
気路へ流入する。すると、圧縮ガスは瞬時に給気路の弾
丸側通路を経由してシリンダブロックの発弾通気孔に流
入して装填パッキングに至り、装填パッキングに保持さ
れた弾丸をそのガス圧で押圧してバレル内を移動させ銃
口から外部へ発射させる。同時に、圧縮ガスは給気路の
シリンダ側通路を経由してブローバック通気孔へ供給さ
れて、圧縮ガスのガス圧によりシリンダ部内を僅かに膨
張させ始める。そして、弾丸を発射した瞬間、装填パッ
キングに保持されていた第1の弾丸が銃口から発射され
たので、給気路の弾丸側通路側の圧縮ガスに対する抵抗
が小さくなり、弾丸側通路がシリンダ側通路に対して負
圧となり切替バルブが回動端を中心に回動して弾丸側通
路を閉塞するので、圧縮ガスの発弾通気孔への供給は停
止される。すると、圧縮ガスは、ブローバック通気孔へ
のみ供給され、ブローバック通気孔へ供給された圧縮ガ
スがそのガス圧でシリンダ部内を膨張させピストンを銃
後方へ移動させピストンが固定されるスライドも銃後方
へ移動させる。スライドが銃後方へ移動されると、やが
てスライド中間部の係止突起がシリンダブロックと係止
するとシリンダブロックも銃後方へ移動される。やが
て、ピストンブロックの銃後方側端がハンマーに当接
し、更にハンマーを付勢力に抗し回動する。ハンマーが
銃後方へ回動されると、ハンマーが開閉バルブの押圧を
解除するので、開閉バルブは閉状態となる。開閉バルブ
が閉状態となりシリンダ部への圧縮ガスの供給更を停止
しても、スライドは慣性力で更に銃後方へ移動を続けピ
ストンブロックがハンマーを更に銃後方へ回動させてハ
ンマーとシアーとを係止させる。又、シリンダブロック
の装填筒先端が弾倉上部の開口より銃後方側に移動して
いるので、弾倉に収納された第2の弾丸が弾倉上部の開
口に位置している。
【0020】やがてスライドの銃後方側への移動が終了
し、スライドは付勢力で銃口側へ戻る。この時、ピスト
ンブロックもスライドと共に移動するので、シリンダブ
ロックも銃口側へ移動され、装填筒先端が弾倉内の第2
の弾丸を銃口方向へ移動させ、弾丸を装填パッキングへ
装填させる。一方、切替バルブは、シリンダ側通路への
圧縮ガスの供給も停止されたので、回動端を中心に回動
して弾丸側通路を開状態にする。
【0021】第2の弾丸の装填が終わり使用者がトリガ
を引く。すると、トリガバーが連動され、ハンマー及び
シアーの係止が解除され、ハンマーが銃口側へ回動し、
開閉バルブを押圧し、開閉バルブが開状態となり、圧縮
ガス気室内の圧縮ガスは開閉バルブを経由して給気路へ
流入する。この時、切換バルブが弾丸側通路を閉塞して
いないので、圧縮ガスは瞬時に弾丸側通路から発弾通気
孔を経由し装填パッキングに至り、そのガス圧で装填さ
れた第2の弾丸を押圧してバレル内を移動させ銃口から
外部へ発射させる。同時にシリンダ部へもシリンダ側通
路及びブローバック通気孔を経由して圧縮ガスが供給さ
れ、以下、第1の弾丸発射時と同様の作用を繰り返す。
又、トリガを引いた状態を維持しておくと、ハンマーと
シアーとが係止せずハンマーが固定されないので、弾丸
の装填発射を繰り返すことが可能となり連射可能であ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】 以下に、この発明の実施の形態
を図面に基づき説明する。図1は本発明の第1の実施の
形態を表す断面説明図であり、図2乃至図4は同作動説
明図であり、図5は実施の形態の部分拡大説明図であ
る。
【0023】101は、本発明の実施の形態であるエア
ガンである。エアガン101は、上部に銃後端A方向
(以下、A方向という。)へ摺動可能なスライドを有
し、スライドをA方向へ摺動させ、再び初期位置へ戻し
発射準備を完了させ、トリガを引くことで弾丸を銃口B
から発射可能である。102は、弾丸Wを収納する弾倉
である。弾倉102は、握部C内に着脱可能に収納さ
れ、マガジンスプリング103により、弾丸Wを上方に
付勢する。104は、チャンバーである。チャンバー1
04は、エアガン101の銃身内に設置され、収納され
た弾倉2の上端が開口する。105は、バレルである。
バレル105はチャンバー104から銃口Bにかけて設
置される。106は、アウターバレルである。アウター
バレル106は、筒状からなりアウターバレル106内
にバレル105を挿入される。107は、バレル固定部
である。バレル固定部107は筒状からなり、エアガン
101本体に固定され、銃口B側の筒状開口はインナー
バレル105を挿入可能な径であり、インバレル105
の銃後端A側には後述する装填パッキング108が設け
られる。更に、筒状開口の銃後端A側は後述するシリン
ダーブロック114の装填筒115が挿入可能な径に開
口され、銃口B側にはインナーバレル105及び後述す
る装填パッキング108を挿入固定されると共に銃後端
A側にはシリンダーブロック114の装填筒115が出
し入れ自在である。
【0024】108は、装填パッキングである。装填パ
ッキング108は、中空の円筒形状からなり、中空部の
一端がバレル105の中空部と一致すると共に他端がバ
レル固定部107の孔107aと一致するようバレル1
05のチャンバー104側端部とバレル固定部の孔10
7aとの間に載置され、中空部は弾倉102から供給さ
れる弾丸Wを装填され保持可能であり、弾力のある硬質
ゴム体からなる。装填パッキング108はこの実施の形
態では硬質のゴム体からなるが、所望の硬度を有する樹
脂から構成してもよく、あるいは、外側を金属あるいは
樹脂から構成し、弾丸Wが装填される中空部内壁を硬質
ゴムから構成してもよい。109は、スライドである。
スライド109は、銃身上に銃口B側から銃後端に亘り
バレルと平行に載置され、バレル105に沿って摺動可
能であり、アウターバレル106に挿通されその一端を
バレル固定部107に支持されるスライドスプリング1
10により摺動時には常に銃口B側に付勢される。又、
スライド109中間部のチャンバー104上部には下方
に突出する係止突起111を有する。112は、ピスト
ンブロックである。ピストンブロック112は、円筒形
状でありスライド109の銃後端側にスライド109内
に設けられ、スライド109と共に摺動される。更に、
ピストンブロック112の銃後端側下部には、ハンマー
当接部113が設けられ、ハンマー当接部113は摺動
時に後述するハンマー141と当接しハンマー141を
回動可能である。
【0025】114は、シリンダブロックである。シリ
ンダブロック114には、シリンダブロック114の銃
口B側に銃口B側を開口する中空円筒形状からなる装填
筒115が形成される。そして、装填筒115とは反対
側に、即ち、シリンダブロック114の銃後端A側に
は、装填筒115と一体的に構成され装填筒115より
径大であり銃後端A側を開口する中空円筒形状のシリン
ダ部116が形成される。このシリンダ部116の中空
部120には、ピストンブロック112が挿入される。
装填筒115の中空部は発弾通気孔117を構成する。
発弾通気孔117は、銃口B側が装填パッキング108
側に開口され、シリンダ部116側端は周面下方に開口
される。シリンダ部116の装填筒115側周面下方に
は、シリンダ部116の中空部120と外部とを連絡さ
せるブローバック通気孔119が穿設される。このよう
に構成されるシリンダブロック114は、ピストンブロ
ック112及び装填パッキング108間に載置され、装
填パッキング108側へ最も移動した状態で、装填筒1
15の銃口B側端部がバレル固定部107の孔107a
を貫通し装填パッキング108内にやや挿入された状態
となるよう載置される。このように載置されることで、
スライド109が銃後端A側へ移動した時に、シリンダ
ブロック114もスライド109の係止突起111によ
り銃後端A方向へ移動され、装填筒115の装填パッキ
ング108側先端が弾倉102上部開口より銃後端A側
へ移動し、更に銃口B方向へ移動する行程でチャンバー
104内に位置する弾倉102上部開口から弾丸Wを装
填パッキング108内へ装填可能となる。
【0026】121は、圧縮ガス気室である。圧縮ガス
気室121は握部Cに設けられる。圧縮ガス気室121
の下部には、外部と接続される通気孔123を設ける。
そして、通気孔123には、逆止弁124a及び安全弁
124bが設けられ、逆止弁124aは握部Cの外部か
ら圧縮ガス気室121内に圧縮ガスを供給可能とする
が、圧縮ガス気室121から外部へのガス漏れを防止す
る。圧縮ガス気室121への圧縮ガスの供給は、この実
施の形態では、ガスボンベの排出ピン(図示せず)を逆
止弁124aに押圧することで行う。安全弁124bは
圧縮ガス気室121に充填された圧縮ガスが、温度上昇
等の理由で、圧縮ガス気室121内のガス圧が上昇した
際に、所定厚い情になったガスを排出して常に所定圧と
なるようにする。更に、圧縮ガス気室121の上部に
は、排出口である排気口125が設けられ、圧縮ガス気
室121内の圧縮ガスを排出する通路となる。
【0027】126は給気路である。給気路126は、
圧縮ガス気室121とシリンダブロック114間に設け
られ、圧縮ガス気室121から供給される圧縮ガスをシ
リンダブロック114の発弾通気孔118及びブローバ
ック通気孔119へ供給する通路である。給気路126
は、一方端は圧縮ガス気室121の排気口125に開口
し、給気路126内部で2叉路に分岐している。そし
て、2叉路の分岐路は夫々弾丸側通路127及びシリン
ダ側通路128を形成し、弾丸側通路127はシリンダ
ブロック114の発弾通気孔118に対向して開口さ
せ、シリンダ側通気路128はブローバック通気孔11
9に対向して開口させる。この実施の形態では、弾丸側
通路127及びシリンダ側通路128は、シリンダブロ
ック114側とは反対側の端部が揃うとように設けられ
る。
【0028】129は、開閉バルブである。開閉バルブ
129は、圧縮ガス気室121の排気口125に設置さ
れ、排気口125側が排気口125を閉塞可能な開閉バ
ルブ本体130であり、反対側には後述するハンマー1
41で押圧される事によりバルブ本体が移動して開閉バ
ルブ129が開状態となれるようバルブヘッド132が
設けられる。そして、開閉バルブ129は、バルブスプ
リング133により排気口125を常に閉状態にしてお
り、バルブヘッド132が押圧されることで切り換えバ
ルブ気室126方向へ摺動され、排気口125を開状態
として圧縮ガス気室121内の圧縮ガスを給気路126
へ供給可能にする。
【0029】134は、切換バルブである。切換バルブ
134は、給気路126の弾丸側通路127及びシリン
ダ側通路128の分岐位置に設けられる。そして、切換
バルブ134は、一端が回動中心である回動端135で
あり、他は弾丸側通路127を閉塞する閉塞部136を
形成して、切換バルブ134は給気路126の分岐位置
側部に設ける。そして、回動端135を回動中心として
回動する事で圧縮ガス気室121側から弾丸側通路12
7を閉塞可能である。切換バルブ134の回動は、給気
路126に圧縮ガスが供給されて弾丸Wが発射されるこ
とにより弾丸側通路127内が負圧となって閉塞する方
向へ回動され、やがて弾丸側通路127を閉塞するよう
に作動する。
【0030】141は、ハンマーである。ハンマー14
1は、銃後端部に軸部142を中心に回動自在に取付け
られ、常に銃口B方向にハンマースプリング143によ
り付勢される。また、ハンマー141の軸部142と偏
心位置にはバルブ押圧ピン148が一端をハンマー14
1と回動自在に、他端が開閉バルブ129のバルブヘッ
ド132位置になるよう設けられ、ハンマー141が銃
口B方向へ最も回動した際に切換バルブ129が開状態
となるようバルブヘッド132を押圧可能に設けられ
る。更に、ハンマー141は、軸部142に、後述する
シアー145と係止可能に切欠されたシアー係止部14
4を有し、軸部142を中心に銃後端A方向へ回動され
た状態では、ハンマースプリング143により銃口B方
向へ強く付勢された状態でシアー145と係止され、シ
アー145との係止が解除された状態ではバルブヘッド
132を押圧可能である。又、ハンマー141のバルブ
押圧ピン148は、初期位置では、弾倉102、圧縮ガ
ス気室121、開閉バルブ129、給気路126からな
るマガジン部を、握部Cの下方から握部C内に挿入する
と、開閉バルブ129に当接して上方に回動し対置とな
る。従って、初期位置でバルブ押圧ピン148が開閉バ
ルブ129のバルブヘッド132を押圧することはな
い。
【0031】145は、シアーである。シアー145
は、シアー軸146を中心に回動自在であり、ハンマー
141のシアー係止部144と係止する爪部147とか
らなり、後述するトリガバー152により押圧されるこ
とで回動可能である。そして、爪部147がハンマー1
41のシアー係止部144に係止することで、ハンマー
141の回動状態を保持する。149は、トリガ部であ
る。トリガ部149は軸150を中心に回動自在である
トリガ151、及び、一方をトリガ151上部に接続さ
れ、他方はシアー145に設置され、軸150を中心と
するトリガ151の回動を直線移動に変換するトリガバ
ー152とからなる。トリガ部149は、使用者が握部
Cを握りトリガ151を後方へ引くことで回動され、接
続するトリガバー152も摺動されてシアー145を銃
口B方向へ移動させて回動させる。
【0032】そして、上記ハンマー141、シアー14
5、及び、トリガ部149の構成は、図5に表すとおり
であり、トリガ151に連動して摺動可能なトリガバー
152のシアー145側端部にシアー145を銃口B側
へ押圧する押圧部137を設けられ、トリガバー152
が摺動することでシアー145を銃口B側へ移動可能で
ある。そして、シアー145がシアー軸146を軸に銃
口B側へ回動することでハンマー141のシアー係止部
144及びシアー145の爪部147の係止が解除さ
れ、ハンマー141は銃口B側へ回動して開閉バルブ1
29を開状態とする構成である。
【0033】この実施の形態は以上の様に構成するが、
圧縮ガス気室121,圧縮ガス収容部122,給気路1
26,開閉バルブ129,切換バルブ134を弾倉10
2と一体的に設け、握部C内へ挿入するよう構成しなく
てもよく、下方から弾丸Wを1弾ずつ装填するよう構成
することも可能である。そしてこの場合にも、握部C内
に挿入された状態での弾丸側通路127及びシリンダ側
通路128のシリンダーブロック114側開口位置が、
発弾通気孔117,ブローバック通気孔119の開口に
位置して挿入後に固定されるよう構成する。また、この
実施の形態では、ハンマー141は軸部142を中心に
回動することでバルブ押圧ピン148を移動して開閉バ
ルブ129のバルブヘッド132を押圧するように構成
したが、従来例3に開示した発明のように開閉バルブ1
29の一端にバルブ押圧ピンを延設し、ハンマー141
にはバルブ押圧ピン148を設けずにハンマー141が
開閉バルブ129のバルブロッド148を押圧して開閉
バルブ129を開状態とするよう構成してもよい。
【0034】次に、この実施の形態の動作を図面に基づ
き説明する。エアガン101の初期状態は、図1に表す
状態であり、エアガン101を作動させる動力源となる
圧縮ガスは、既に圧縮ガス気室121に収容され、圧縮
ガス気室121内に充填されている状態であり、開閉バ
ルブ129はバルブスプリング133により付勢され排
気口125を閉塞した閉状態で圧縮ガスが給気路126
へ供給されていない状態である。又、切換バルブ134
は、開閉バルブ129が排気口125を閉塞状態なの
で、給気路126内に設置される切換バルブ134は弾
丸側通路127を開状態である。又、初期状態では、弾
倉102、圧縮ガス気室121、開閉バルブ129、給
気路126からなるマガジン部を、握部Cの下方から握
部C内に挿入された状態であり、ハンマー141のバル
ブ押圧ピン148は、開閉バルブ129に当接して上方
に回動し対置となっており、開閉バルブ129のバルブ
ヘッド132は押圧されてなく、開閉バルブ129は閉
状態である。
【0035】第1の弾丸Wを装填するために使用者はス
ライド109をA方向へ摺動する。すると、スライド1
09が図1に表す状態からスライドスプリング110の
付勢力に抗しA方向へ移動され、固定されるピストンブ
ロック112も移動する。やがてスライド109の係止
突起111がシリンダ部116の銃口B側上部に当接
し、シリンダブロック114もA方向へ移動される。更
に、移動が進むと、シリンダブロック114がチャンバ
ー104内の弾倉102上部の開口よりA方向へ移動
し、弾倉102から第1の弾丸Wがチャンバー104内
に供給される。又、ピストンブロック112後端のハン
マー当接部113がハンマー141に当接し、ハンマー
141を軸部142を中心にA方向へ回動させる。
【0036】更にスライド109の移動が進み、やがて
スライド109がA方向への移動を終了したので、使用
者がスライド109を離す。すると、スライド109
は、スライドスプリング110の付勢力により図1に表
す元の位置へ戻るが、その過程で第1の弾丸Wのみが装
填筒115の銃口B側端部に押され、装填パッキング1
08内に装填され保持され、次弾Wが弾倉102の上部
へ移動する。この時、次弾Wは装填筒115の下部に位
置している。図2はこの状態を表している。そして、図
2に表す状態では、ハンマー141はA方向へ回動した
状態であり、ハンマー141のシアー係止部144がシ
アー145の爪部147と係止される。従って、ハンマ
ー141はハンマースプリング143の付勢力に抗して
A方向に回動した状態を保持される。この時圧縮ガスは
圧縮ガス気室121から給気路126へは供給されてい
ない。
【0037】従って、図2の状態では、第1の弾丸Wが
装填され、ハンマー141がシアー145と係止され、
A方向へ回動した状態で保持されている。更に、切換バ
ルブ134は、給気路126内で弾丸側通路127を閉
塞していない。第1の弾丸Wが装填されたので、図2の
状態から使用者はトリガ151をA方向へ引く。する
と、軸150を中心にトリガ151がA方向に回動し、
接続するトリガバー152が銃口B方向へ移動し、シア
ー145を押し、シアー145が軸146を中心に銃口
B方向へ回動され、爪部147がハンマー141のシア
ー係止部144からはずれ係止が解除される。すると、
ハンマー141がハンマースプリング143の付勢力に
より銃口B方向へ回動する。そして、ハンマー141
は、開閉バルブ129のバルブヘッド132を押し、開
閉バルブ129は銃口B方向へ移動されて、バルブ本体
130が排気口125を開状態とする。すると、それま
で圧縮ガス収納部121に充満していた圧縮ガスが排気
口125から流出し、開閉バルブ129を経由して給気
路126へ流出する。そして、圧縮ガスは、給気路12
6の弾丸側通路127から発弾通気孔117へ、そのガ
ス圧により勢いよく流出し、装填された第1の弾丸を発
射する。この第1の弾丸Wが圧縮ガスのガス圧により発
射された状態が図3に表す状態である。図3に表す状態
では、弾丸Wの発射と同時に、圧縮ガスはブローバック
通路128からブローバック通気孔119を経由してシ
リンダブロック114の中空部120へも流出され、シ
リンダブロック114は圧縮ガスのガス圧で銃後端A方
向へ僅かに移動された状態となる。しかし、ピストンブ
ロック112が奥まで挿入された中空部120の容積は
比較的少量なので、この瞬間に大量の圧縮ガスが中空部
120へ流出することはなく、圧縮ガスのガス圧が弾丸
Wの発射に影響するほど低下する虞はない。
【0038】一方、圧縮ガスを弾丸側通路127及びブ
ローバック通路128から流出し、弾丸Wを発射した直
後、弾丸側通路127、発弾通気孔117、及び、イン
ナーバレル105内の圧縮ガスは銃口Bから外部へ放出
され、弾丸通路127、発弾通気孔117、及び、イン
ナーバレル105内のガス圧は低下して、圧縮ガスの多
くは抵抗の少ない弾丸側通路127へ流出されるので、
給気路126内で弾丸側通路127側に負圧を生じ、給
気路126内に設けられる切換バルブ134が回動端1
35を中心に弾丸側通路127を閉塞するように回動
し、弾丸側通路127を閉塞する。すると、圧縮ガスは
弾丸側通路127が閉塞されたので、通気路126に流
入する全てがシリンダ側通路128及びブローバック通
気孔119を経由してシリンダブロック114のシリン
ダ部116内に流入する。すると、シリンダ部116内
に内挿されたピストンブロック112は中空部120の
容積を増加させて更にA方向へ移動され、該移動により
ピストンブロック112と固定されるスライド109も
同様に移動される。ピストンブロック112及びスライ
ド109がA方向へ移動されているとき、シリンダブロ
ック114は、装填筒115の上部に設けられる突起部
115aがバレル固定部107のA側端部に当接して銃
口B方向への移動を規制されているので、シリンダブロ
ック114は銃口B方向へは移動しない。そして、更に
移動が続き、移動されたスライド109の係止突起11
1がシリンダ部116の銃口B側上部に当接する。同様
に、移動することでピストンブロック112のハンマー
当接部113もハンマー141に当接し、ハンマー14
1をA方向へ回動している。スライド109が更にA方
向へ移動することで、シリンダブロック114はスライ
ド109と共にA方向へ移動し、ハンマー141はA方
向へ更に回動される。そして、ハンマー141が回動す
ると、バルブ押圧ピン148がA方向へ移動して、開閉
バルブ130も付勢力により移動してやがてバルブ本体
130は圧縮ガス気室121の排気口125を閉状態に
して圧縮ガスの供給を停止する。この状態とほぼ同時
に、ピストンブロック112が既に最後端に移動して中
空部120の容積が、最大となり、圧縮ガスが中空部1
20へは流入できない状態となるが、シリンダブロック
114は、スライド109がA方向へ移動する際の慣性
により、スライド109及びピストン112と共にA方
向へ移動を続ける。やがて図4に表す状態となる図4に
表す状態は、更にスライド109のA方向への移動が進
み、最もA方向(最後方)へ移動した状態である。従っ
て、図3の状態から図4の状態へ移行する課程で、開閉
バルブ129がバルブスプリング133の付勢力により
A方向へ移動され排気口125を閉塞し、圧縮ガス気室
121から圧縮ガスを流出しない状態となり、同時に、
ハンマー141は、ピストンブロック112が更にA方
向へ移動したのでシアー145の爪部147とシアー係
止部144とが係止し付勢力に抗し回動した状態を維持
される。更に、装填筒115が弾倉102の開口よりA
方向に位置し、図3の状態では装填筒115の下部に当
接していた次弾Wが上方に移動し装填筒115の銃口B
側に位置する。又、ブローバック通気孔119が、移動
によりシリンダ側通路128と対向せず外部へ解放され
るので、シリンダ部116の中空部120内に供給され
た圧縮ガスは外部へ放出され、中空部120内の圧力は
外部圧力と同圧となり、給気路126のシリンダ側通路
128内も外部圧力と同圧となり、給気路126内が全
て同圧となる。図4の状態の直後、スライド109、ピ
ストンブロック112、及び、シリンダブロック114
が最後方に移動したのでA方向への移動が終了され、ス
ライドスプリング110の付勢力により再び銃口B方向
へ移動した状態である。スライド109が銃口B方向へ
移動するのでピストンブロック112も同方向へ移動す
る。すると、ピストンブロック112がシリンダ部11
6の中空部120の容積を縮小し、ついには最小として
シリンダブロック114を銃口B方向へ移動させる。シ
リンダブロック114の装填筒115は、図4状態から
再び図2で表す状態へ移行する。この移行過程で装填筒
115の銃口B側先端に位置する次弾Wを銃口B方向へ
移動させ、図2の状態同様装填パッキン108へ装填さ
せる。又、給気路126内が全て外部圧力と同圧となっ
ているので、切換バルブ129は、回動端130を中心
に弾丸側通路127を開状態とするように移動して、図
1及び図2に表す状態となる。
【0039】そして、図2の状態に戻り、第2弾が装填
されたので、使用者が再びトリガー151をA方向へ引
くことで、次弾Wを発射し図2乃至図4間での行程を繰
り返し、その次の弾Wを装填する。
【0040】
【発明の効果】 この発明によれば、スライド、ピスト
ンブロック、及び、シリンダブロック摺動時と弾丸発射
時とで圧縮ガスの供給を切り換える切換バルブを摺動部
であるスライド内ではない位置に設け、しかも、圧縮ガ
スの供給を開閉する開閉バルブと連結して設けるので、
スライド内の構造を簡略化出来、組立作業が容易になる
とともに、切換バルブの位置がスライド等の摺動により
ずれることなく、圧縮ガス供給時間が安定する。そし
て、切換バルブの構造が単純であり、開閉するための移
動をガス圧によって行うので、発弾後移動させてスライ
ド、シリンダブロック、ハンマー等の一連の動作を行う
間閉塞状態を保っておけるので、単純な構造で組立が容
易である。従って、長期間安定した使用が可能となり、
而も、安価な製品を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を表す断面説明
図である動作説明図
【図2】 同動作の説明図
【図3】 同動作の説明図
【図4】 同動作の説明図
【図5】 実施の形態の部分拡大説明図
【図6】 第1の従来例の説明図
【図7】 第2の従来例の説明図
【図8】 第3の従来例の説明図
【符号の説明】
A 銃後端方向 B 銃口 C 握部 101 オートマチック式エアガン 102 弾倉 103 マガジンスプリング 104 チャンバー 105 バレル 106 アウターバレル 107 バレル固定部 108 装填パッキング 109 スライド 110 スライドスプリング 111 係止突起 112 ピストンブロック 113 ハンマー当接部 114 シリンダブロック 115 装填筒 116 シリンダ部 117 発弾通気孔 119 ブローバック通気孔 120 中空部 121 圧縮ガス気室 124a 逆止弁 124b 安全弁 125 排気口 126 給気路 127 弾丸側通路 128 シリンダ側通路 129 開閉バルブ 130 開閉バルブ本体 132 バルブヘッド 133 バルブスプリング 134 切換バルブ 135 回動端 136 閉塞部 141 ハンマー 142 軸部 143 ハンマースプリング 144 シアー係止部 148 バルブ押圧ピン 145 シアー 146 シアー軸 147 爪部 149 トリガ部 150 軸 151 トリガ 152 トリガバー 137 押圧部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銃身内に設けられるバレルと、 バレルの銃後端側に設けられ、装填される弾丸を保持す
    る装填パッキングと、 装填パッキングの銃後端側に位置し、銃後端方向に摺動
    可能に設置されると共に、装填パッキング側部分には装
    填筒が設けられ、銃後端側部分にはシリンダ部が設けら
    れ、装填筒の中空部は一端がシリンダ部側周面に開口さ
    れ他端が装填パッキング側へ開口される発弾通気孔を形
    成し、シリンダ部は銃後端側を開口し装填筒側周面には
    ブローバック通気孔を穿設されてなるシリンダブロック
    と、 シリンダブロックの下方に設置され、圧縮ガスが収納さ
    れると共に圧縮ガスを排出する排出口を上部に有する圧
    縮ガス気室と、 一端は圧縮ガス気室の排出口に連結され、他端は、装填
    筒のシリンダ側周面に開口する発弾通気孔に対向する位
    置に開口される弾丸側通路、及び、シリンダ部周面に開
    口するブローバック通気孔に対向する位置に開口される
    シリンダ側通路に分岐され、シリンダブロック及び圧縮
    ガス気室間に設けられる給気路と、 圧縮ガス気室の排出口及び給気路間に設置され、排出口
    を常に閉状態にするよう付勢されると共に付勢力に抗し
    て移動されることで開状態をとり圧縮ガスを給気路へ排
    出する開閉バルブと、 給気路の分岐位置に設けられ、弾丸側通路に流入する圧
    縮ガスのガス圧がシリンダ側通路に流入する圧縮ガスの
    ガス圧に対して負圧になることで一端を回動端として回
    動し弾丸側通路を閉塞する切替バルブとからなることを
    特徴とするエアガン。
  2. 【請求項2】 銃身内に設けられるバレルと、 バレルの銃後端側に設けられ、装填される弾丸を保持す
    る装填パッキングと、 装填パッキングより銃後端側下部に位置し上部を開口さ
    れ、弾丸を収納し収納された弾丸を常に上方に付勢する
    弾倉と、 装填パッキングの銃後端側に位置し、銃後端方向に摺動
    可能に設置されると共に、装填パッキング側部分には装
    填筒が設けられ、銃後端側部分にはシリンダ部が設けら
    れ、装填筒の中空部は一端がシリンダ部側周面に開口さ
    れ他端が装填パッキング側へ開口される発弾通気孔を形
    成し、シリンダ部は銃後端側を開口し装填筒側周面には
    ブローバック通気孔を穿設されてなり、弾倉上部の開口
    を開閉するよう摺動可能なシリンダブロックと、 シリンダ部に挿入されシリンダ部内を摺動可能なピスト
    ンブロックと、 シリンダブロックの下方に設置され、圧縮ガスが収納さ
    れると共に圧縮ガスを排出する排出口を上部に有する圧
    縮ガス気室と、 一端は圧縮ガス気室の排出口に連結され、他端は、装填
    筒のシリンダ側周面に開口する発弾通気孔に対向する位
    置に開口される弾丸側通路、及び、シリンダ部周面に開
    口するブローバック通気孔に対向する位置に開口される
    シリンダ側通路に分岐され、シリンダブロック及び圧縮
    ガス気室間に設けられ、圧縮ガス気室から圧縮ガスを供
    給される給気路と、 圧縮ガス気室の排出口及び給気路間に設置され、排出口
    を常に閉状態にするよう付勢されると共に付勢力に抗し
    て移動されることで開状態をとり圧縮ガスを給気路へ排
    出する開閉バルブと、 給気路の分岐位置に設けられ、弾丸側通路に流入する圧
    縮ガスのガス圧がシリンダ側通路に流入する圧縮ガスの
    ガス圧に対して負圧になることで一端を回動端として回
    動し弾丸側通路を閉塞する切替バルブとからなり、 開閉バルブが開状態をとることで圧縮ガスが給気路を経
    由して発弾通気孔及びブローバック通気孔へ供給されて
    弾丸を発弾させ、弾丸が発弾されて発弾通気孔がブロー
    バック通気孔に対し負圧となることで切替バルブが給気
    路の弾丸側通気路を閉塞状態とすることを特徴とするエ
    アガン。
  3. 【請求項3】 銃身内に設けられるバレルと、 バレルの銃後端側に設けられ、装填される弾丸を保持す
    る装填パッキングと、 装填パッキングより銃後端側下部に位置し上部を開口さ
    れ、弾丸を収納し収納された弾丸を常に上方へ付勢する
    弾倉と、 銃上部に銃口から銃後端に亘り設けられバレルと平行に
    摺動可能であり、常に銃口側へ付勢されるスライドと、 装填パッキングの銃後端側に位置し、銃後端方向に摺動
    可能に設置されると共に、装填パッキング側部分には装
    填筒が設けられ、銃後端側部分にはシリンダ部が設けら
    れ、装填筒の中空部は一端がシリンダ部側周面に開口さ
    れ他端が装填パッキング側へ開口される発弾通気孔を形
    成し、シリンダ部は銃後端側を開口し装填筒側周面には
    ブローバック通気孔を穿設されてなり、弾倉上部の開口
    を開閉するようスライドと平行に摺動可能なシリンダブ
    ロックと、 スライドの銃後端側でシリンダ部へ挿入可能に固設さ
    れ、スライドの摺動と共にシリンダ内を摺動可能なピス
    トンブロックと、 銃後端部に回動自在に取付けられ常に銃口方向へ回転す
    るよう付勢され、回動軸と偏心状態に回動自在に設けら
    れるバルブロッドを有して開閉バルブを押圧可能なハン
    マーと、 付勢力に抗し銃後方へ回動したハンマーと係止してハン
    マーを固定するシアーと、 銃口側へ付勢されるトリガと、 一端をトリガに連結されてトリガの後方への移動に連動
    してハンマー及びシアーの係止を解除させハンマーを回
    動させるトリガバーと、 シリンダブロックの下方に設置され、圧縮ガスが収納さ
    れると共に圧縮ガスを排出する排出口を上部に有する圧
    縮ガス気室と、 一端は圧縮ガス気室の排出口に連結され、他端は、装填
    筒のシリンダ側周面に開口する発弾通気孔に対向する位
    置に開口される弾丸側通路、及び、シリンダ部周面に開
    口するブローバック通気孔に対向する位置に開口される
    シリンダ側通路に分岐され、シリンダブロック及び圧縮
    ガス気室間に設けられ、圧縮ガス気室から圧縮ガスを供
    給される給気路と、 圧縮ガス気室の排出口及び給気路間に設置され、圧縮ガ
    ス気室側端部には排出口を開閉可能なバルブ部を形成
    し、他端にはバルブから延設されるバルブヘッドを形成
    し、排出口を常に閉状態にするよう付勢されると共にバ
    ルブヘッドをハンマーのバルブロッドに押圧され付勢力
    に抗して移動されることで開状態をとり圧縮ガスを給気
    路へ排出する開閉バルブと、 給気路の分岐位置に設けられ、弾丸側通路に流入する圧
    縮ガスのガス圧がシリンダ側通路に流入する圧縮ガスの
    ガス圧に対して負圧になることで一端を回動端として回
    動し弾丸側通路を閉塞する切替バルブとからなり、 スライド中間部にはスライドが銃後方へ最大に摺動した
    ときにシリンダブロックの装填筒先端が弾倉上部の開口
    より銃後方側に位置可能にシリンダブロックと係止する
    係止突起を設け、スライドが銃後方へ摺動した場合に、
    ピストンブロック及びシリンダブロックも摺動され、ピ
    ストンブロックの銃後方側端がハンマーを押圧し付勢力
    に抗し回動させてシアーと係止させ、トリガを移動して
    シアーとハンマーとの係止が解除されハンマーにより開
    閉バルブが開状態となることで、圧縮ガスが給気路を経
    由して発弾通気孔及びブローバック通気孔へ供給されて
    弾丸を発弾させ、弾丸が発弾されると発弾通気孔の圧縮
    ガスの圧力がブローバック通気孔の圧縮ガスの圧力に対
    し負圧となり切替バルブが回動して給気路の弾丸側通路
    が閉塞状態となり発弾通気孔への圧縮ガスの供給を停止
    することを特徴とするエアガン。
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