JPH10166079A - プレス装置 - Google Patents

プレス装置

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JPH10166079A
JPH10166079A JP32490296A JP32490296A JPH10166079A JP H10166079 A JPH10166079 A JP H10166079A JP 32490296 A JP32490296 A JP 32490296A JP 32490296 A JP32490296 A JP 32490296A JP H10166079 A JPH10166079 A JP H10166079A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
press
mold
movable
movable table
press device
Prior art date
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Pending
Application number
JP32490296A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiyoshi Ishimatsu
秋義 石松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、複数機種のワークをプレス加工す
るにあたり、単一の装置で加工出来るようにすることを
目的とする。 【解決手段】 装置本体6の支持台7に移動自在な可動
台8を設け、この可動台8に異なったワークに対応する
複数のフロートタイプの金型10a、10bを配設す
る。そして位置切換え手段12によって可動台8を移動
させることで、所望の金型10a(10b)を加工位置
Pに臨ませることが出来るようにし、加工位置Pの上方
に加圧手段13を設ける。そしてこの加圧手段13で加
工位置Pの金型10a(10b)の上型パンチ21a
(21b)を押圧してワークWをプレス加工する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば形態の異な
る複数機種のワークが送り込まれるプレス加工ステーシ
ョンにおいて、1台のプレス装置で対応するための技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車等の製造ラインにお
いて、形態の異なる複数機種のワークをプレス加工する
ような場合、各機種別のワークの搬送ラインの下流にそ
れぞれ機種別のワークに対応するプレス装置を配設し、
それぞれのワークごと別々のラインでプレス加工するよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
各ラインごと別々のプレス装置を配設すると、設備費用
が嵩むばかりでなく、スペース的に広い面積を必要とす
ることになるため、複数機種のワークを単一のプレス装
置で加工出来、スペースを有効に活用することの出来る
方策が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、請求項1において、装置本体の支持台上で移
動自在な可動台と、この可動台上に配設される複数の金
型と、可動台を移動させて所望の金型を所定の加工位置
に臨ませることの出来る位置切換え手段と、加工位置に
配設される加圧手段を設け、この加圧手段によって加工
位置の金型にプレス荷重を加えることが出来るようにし
た。
【0005】そして、単一のプレス装置で複数機種のワ
ークをプレス加工出来るようにし、例えばある機種のワ
ークを加工する時は、位置切換え手段によって、当該機
種のワークに対応する金型を加工位置に臨ませ、当該金
型にセットしたワークを加圧手段によってプレス加工
し、その他の機種のワークを加工する時は、位置切換え
手段によって、金型の位置変換を行った後、同様の手順
でプレス加工する。
【0006】また請求項2では、可動台を支持台の上面
から上方に突出するローラで支持し、このローラを、加
圧手段によるプレス荷重が可動台を通してかかると、支
持台の上面から下方に没入するようフローティング支持
した。
【0007】そして、可動台を移動させる時は、支持台
上から上方に突出するローラによって可動台の移動を円
滑にガイドし、所望の金型にプレス荷重が加わると、ロ
ーラを支持台下方に没入させて、可動台下面と支持台上
面を密着させることで荷重を支えることが出来るように
する。
【0008】また請求項3では、各金型の上型を、プレ
ス荷重が抜けた際に型開き方向に移動するようフローテ
ィング支持した。こうすることで、加圧手段によるプレ
ス加工が終えると、上型と下型は常に型開き状態とな
り、例えばワークを下型にセットしたり、取り出したり
するような作業が容易となる。
【0009】また請求項4では、このプレス装置を、機
種の異なるワークを機種別に搬送する複数の搬送ライン
の下流側に配設し、またこのプレス装置の下流側には、
プレスの終えたワークを機種別に搬送する複数の搬送ラ
インを配設するようにした。
【0010】そして、機種別の搬送ラインで別個に送ら
れてくる別個のワークを、この単一のプレス装置で加工
することで、設備費用が安価になり、省スペース化が図
られる。そして加工の終えたワークを機種別の搬送ライ
ンに払い出し、その後の作業の円滑化を図る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について添付
した図面に基づき説明する。ここで図1は本発明に係る
プレス装置の配置例図、図2はプレス装置の正面図、図
3はプレス装置の側面図、図4は可動台を支持するロー
ラの拡大図であり、(A)はローラが支持台上に突出し
た状態図、(B)はローラが没入した状態図である。
【0012】本発明のプレス装置1は、例えば自動車等
の製造ラインにおいて、複数機種のワークを同一の装置
でプレス加工出来るようにされたものであり、図1に示
すように、A機種ワークを搬送する第1送込みライン2
とB機種ワークを搬送する第2送込みライン3の下流端
に配設されている。そしてこのプレス装置1で加工した
ワークを、A機種ワークに対応する第1払出しライン
4、又はB機種ワークに対応する第2払出しライン5の
いずれかに払い出して次工程に搬送するようにしてい
る。
【0013】本プレス装置1は、図2及び図3に示すよ
うに、装置本体6と、この装置本体6の支持台7上で移
動自在な可動台8と、この可動台8上に配設される一対
の金型10a、10bと、前記可動台8を移動させて金
型10a、10bの位置を切換える位置切換え手段12
と、装置本体6の略中央部上方に配設させる加圧手段1
3を備え、この加圧手段13の下方が加工位置Pとされ
ている。
【0014】そして前記金型10a、10bは、一方側
がA機種ワークに対応する金型であり、他方側がB機種
ワークに対応する金型とされ、位置切換え手段12によ
って所望のワーク機種に対応する金型を加工位置Pに臨
ませた後、加圧手段13で加圧力を加え、プレス加工す
るようにしている。
【0015】前記支持台7の上面には、フロートローラ
14が設けられ、前記可動台8は、このフロートローラ
14によって支持されている。すなわち、このフロート
ローラ14は、図4に示すように、支持台7の上面に彫
り込まれた収容孔7a内のスプリング15で上方に付勢
されており、図4(A)に示すように、通常時はフロー
トローラ14の一部が支持台7の上面から上方に突出し
て、可動台8の移動を円滑に行わしめることが出来るよ
うにされるとともに、金型10a、10bを通じて下方
に加圧力が加わると、図4(B)に示すように、スプリ
ング15が縮んでフロートローラ14が収容孔7a内に
没入し、可動台8の下面が支持台7の上面に当接して荷
重を支えることが出来るようにしている。
【0016】前記可動台8は、各金型10a、10bの
ダイホルダ11a、11bを連結バー16で連結して構
成されており、前述のようにフロートローラ14上に配
設されるとともに、図3に示すように、前後方向を支持
台7上のガイド17、17によってガイドされている。
そして後述のように可動台8の一端側に、後述する位置
切換え手段12の一部としてのシリンダユニット25の
ロッド先端が連結され、このシリンダユニット25の作
動で両金型10a、10bが一体に進退動自在にされる
とともに、シリンダユニット延出側端部の支持台7上に
は、可動台8の前進位置を規制するストッパリミットス
イッチ18が設けられている。
【0017】前記金型10a(10b)は、ダイホルダ
11a(11b)上に配設される下型ダイ20a(20
b)と、この下型ダイ20a(20b)に対して上下動
自在な上型パンチ21a(21b)と、ガイドポスト2
2a(22b)でパンチホルダ23a(23b)をスプ
リング支持するリターンスプリング24a(24b)を
備え、フロートタイプ金型として構成されている。そし
て、これら金型10a、10bに対するワークWのセッ
トは、例えば手動で行われる。
【0018】前記位置切換え手段12は、前述のシリン
ダユニット25と、このシリンダユニット25の進退動
を切換えるセレクトレバー26を備え、例えば作業者が
セレクトレバー26を操作してシリンダユニット25を
作動させ、所望の金型10a(10b)を加工位置Pに
臨ませるようにしている。
【0019】前記加圧手段13は、装置本体6上部の加
圧シリンダユニット27と、この加圧シリンダユニット
27の作動によって上下動する加圧部材28を備え、こ
の加圧部材28で、加工位置Pの金型10a(10b)
の上型パンチ21a(21b)に押圧力を加えることが
出来るようにしている。また、この装置本体1の側面部
には、操作盤30を配設している。
【0020】以上のようなプレス装置1の作用等につい
て説明する。図1に示すような第1、第2送込みライン
2、3の下流に位置するプレス装置1に向けて、第1、
第2送込みライン2、3からA機種ワーク、B機種ワー
クが所定のタイミングで送給されて来る。
【0021】このプレス装置1には、作業員が待機して
おり、送られて来るワーク機種に合せて、当該機種に対
応する金型10a(10b)を加工位置Pに切換え移動
させる。すなわち、作業者がセレクトレバー26を操作
してシリンダユニット25を切換えると、可動台8は、
図4(A)に示すように、フロートローラ14上をスム
ーズに移動し、ワーク機種に対応する一方側の金型10
bが加工位置Pに位置する。
【0022】次いで作業者は、ワークWを下型ダイ20
b上にセットした後、加圧シリンダユニット27を作動
させると、加圧部材28が上型パンチ21bに押圧力を
加えてワークWをプレス加工する。この時、加圧部材2
8の押圧力によって、フロートローラ14は、図4
(B)に示すように、支持台7の上面から下方に没入
し、可動台8と支持台7が密着して荷重は支持台7で支
えられる。
【0023】そしてプレス加工が終えて加圧部材28が
上昇すると、上型パンチ21bはリターンスプリング2
4bの作用によって上昇し、原位置に復元する。そして
加工されたワークWは作業者によって取り出され、第
1、又は第2払出しライン4、5に払い出される。
【0024】以上のような操作によって、単一のプレス
装置1で複数機種のワークを加工することが出来、設備
費用を安価に抑えることが出来るのみならず、スペース
的にも有利となる。尚、実施形態では、2機種のワーク
を加工出来るプレス装置を示したが、3機種、或いはそ
れ以上の機種のワークを単一のプレス装置で加工出来る
ようにすることも出来る。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明のプレス装置は、請
求項1のように、装置本体の支持台上で移動自在な可動
台に複数の金型を設け、位置切換え手段によって所望の
金型を加工位置に臨ませ、加圧手段によって加工位置の
金型にプレス荷重を加えるようにしたため、単一のプレ
ス装置で複数機種のワークをプレス加工することが出
来、設備費用を安価に且つスペース的に有利に構成出来
る。また請求項2のように、支持台の上面から上方に突
出するローラを設け、このローラで可動台を支持すれ
ば、可動台をスムーズに移動させることが出来、しかも
プレス荷重がかかると、支持台の上面から下方に没入せ
しめれば、支持台によってプレス荷重を有効に支えるこ
とが出来る。また請求項3のように、金型の上型をフロ
ーティング支持すれば、ワークのセット、取出し等を容
易に行うことが出来る。そして請求項4のように、この
プレス装置の上流と下流に、機種の異なるワークを機種
別に搬送する複数の搬送ラインを設ければ、一連のライ
ン構成を簡易に構成することが出来、スペースの有効活
用が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプレス装置の配置例図
【図2】プレス装置の正面図
【図3】プレス装置の側面図
【図4】可動台を支持するローラの拡大図であり、
(A)はローラが支持台上に突出した状態図、(B)は
ローラが没入した状態図
【符号の説明】
1…プレス装置、2…第1送込みライン、3…第2送込
みライン、4…第1払出しライン、5…第2払出しライ
ン、6…装置本体、7…支持台、8…可動台、10a、
10b…金型、12…位置切換え手段、13…加圧手
段、14…フロートローラ、P…加工位置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の支持台上で移動自在な可動台
    と、この可動台上に配設される複数の金型と、前記可動
    台を移動させて所望の金型を所定の加工位置に臨ませる
    ことの出来る位置切換え手段と、前記加工位置に配設さ
    れる加圧手段を備え、この加圧手段によって加工位置の
    金型にプレス荷重を加えることが出来るようにされるこ
    とを特徴とするプレス装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプレス装置において、
    前記可動台は前記支持台の上面から上方に突出するロー
    ラで支持されており、このローラは、前記加圧手段によ
    るプレス荷重が前記可動台を通してかかると、前記支持
    台の上面から下方に没入するようフローティング支持さ
    れることを特徴とするプレス装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のプレス装
    置において、前記各金型の上型は、プレス荷重が抜ける
    と型開き方向に移動するようフローティング支持される
    ことを特徴とするプレス装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
    記載のプレス装置において、この装置は、機種の異なる
    ワークを機種別に搬送する複数の搬送ラインの下流側に
    配設され、またこの装置の下流側には、プレス加工の終
    えたワークを機種別に搬送する複数の搬送ラインが配設
    されることを特徴とするプレス装置。
JP32490296A 1996-12-05 1996-12-05 プレス装置 Pending JPH10166079A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000075595A1 (en) 1999-06-07 2000-12-14 Maruzen Company Limited Automatic air sports gun
CN108380744A (zh) * 2018-05-11 2018-08-10 杨杰 一种方便进行固定的汽车天窗导轨生产用冲压模具
CN108527185A (zh) * 2018-06-26 2018-09-14 郑州博钰特超硬材料制品有限公司 一种磨料磨具的打孔装置

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