JP2000190041A - プレス加工用搬送装置 - Google Patents

プレス加工用搬送装置

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JP2000190041A
JP2000190041A JP10366156A JP36615698A JP2000190041A JP 2000190041 A JP2000190041 A JP 2000190041A JP 10366156 A JP10366156 A JP 10366156A JP 36615698 A JP36615698 A JP 36615698A JP 2000190041 A JP2000190041 A JP 2000190041A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
transfer device
mold
press machine
press
Prior art date
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Pending
Application number
JP10366156A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Ide
井出博之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IDE DENKI SEISAKUSHO KK
Aida Engineering Ltd
Original Assignee
IDE DENKI SEISAKUSHO KK
Aida Engineering Ltd
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Publication date
Application filed by IDE DENKI SEISAKUSHO KK, Aida Engineering Ltd filed Critical IDE DENKI SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本願発明の目的は、既存のプレス機械に容易に
組み付けることができ、可動部を減らして省エネを図る
ことである。 【解決手段】本願発明においては、装置全体をコンパク
トなものにし、フィンガ部とワークのみを運動させる構
成にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、 プレス加工用
搬送装置に関するものである。更に、詳しく言えば、既
設のプレス機械に容易に取り付け可能な搬送装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この様な送り装置としては、トラ
ンスファ装置が多用されていた。トランスファ装置は、
フィードバーにフィンガを取り付け、フィードバーを2
次元若しくは3次元運動させ、ワークを搬送する構成に
なっていた。フィードバーを上記運動させるには、大掛
かりな装置が必要であり、更にその駆動動力を必要とす
る。そのため、このような装置を既設のプレス機械に組
み込むのは容易ではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本願発明の目的は、既
存のプレス機械に容易に組み付けることが出来ること、
可動部を減らして省エネを図ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願発明においては、装
置全体をコンパクトなものにし、フィンガ部とワークの
みを運動させる構成にする。
【0005】
【発明の実施の形態】図1、図2及び図3において、プ
レス機械のフレーム11にボルスタ8が固定されてい
る。プレス機械のスライド(図示せず)に上型が固定さ
れ、これに対向する下型がボルスタ8に固定されてい
る。この下型1と上型10との間にワークが供給され、
スライドの昇降運動によってプレス加工が行われる。
【0006】ボルスタ8の左上面に長尺形状の移送装置
6の基端が固定されている。即ち、ボルスタ8に設けら
れたT溝に連結部材が挿入され、この連結部材で移送装
置の根元が固定されている。この連結装置として、Tボ
ルトが使用されている。
【0007】移送装置6の先端近傍に支柱9が設けられ
ている。この支柱9は、移送装置6が長く、撓み、振動
の恐れがあるときに設けられる。
【0008】昇降装置3が移送装置に6に沿って走行自
在に設けられている。昇降装置3はリニアアクチュエー
タ(サーボモータの回転運動をねじ機構あるいはベルト
を用いて直線運動に変えるアクチュエータ以下同じ。)
又はリニアモータで走行及び昇降する構造になってい
る。
【0009】昇降装置3に、ワーク保持具2が設けられ
ている。ワーク保持具2は、各種アームの先にワークを
保持する保持部材が取り付けられている。各種アームは
組み合わせ自在であって、保持部材の位置をワークの都
合に合せることが出来る。保持部材としては、バキュー
ムカップ、マグネットなどが使用される。
【0010】プレス機械のフレーム11にブラケット7
が固定され、これにワーク受台4が設けられている。ワ
ーク受台4は、ワーク受台昇降装置5で昇降自在になっ
ている。ワーク受台昇降装置5は、モータでねじ機構を
駆動し、ワーク受台4を所定の量だけ昇降させる構成に
なっている。ワーク受台4は各種アームを組み合わせ、
ワークの形状、大きさに合せられるように、変形出来る
構造になっている。
【0011】以下に、動作を説明する。ワーク受台4に
積載されたワークをワーク保持具2で保持する。昇降装
置3が上昇し、ワークが下型の所定の位置に来るまで昇
降装置3が走行する。この位置で昇降装置3が下降し、
ワークを解放し、下型1に渡し、上昇し、昇降装置3
は、ワーク保持具2が上型10と干渉しない位置まで戻
る。この時点で、上型10はスライドに伴って下降し、
プレス下降が行われる。
【0012】次に、ワーク保持具2は昇降装置3に伴っ
て、下型1に残されたワークの位置まで進み、下降し、
ワークを保持して上昇し、プレス機械の前方に位置する
製品受(図示せず)まで移動し、ワークを解放する。プ
レス加工された製品は製品受に収められる。
【0013】続いて、ワーク保持具2は昇降装置3に伴
って、ワーク受台4の位置まで移動し、下降し、ワーク
を保持て上昇し、前述の動作と同様にワークが下型の所
定の位置に来るまで移動する。これから先は前述の動作
と同じになる。以下、同様の動作を繰り返す。
【0014】他の動作を以下に説明する。前述の動作に
よれば、一度プレス加工されたワークは製品受に収めら
れる。しかし、ワークが多数取り、即ち、1個のワーク
で複数の製品を得るやり方の場合は、同じワークを複数
回プレス加工することになる。その場合の動作として
は、ワーク保持具2がワークを下型1に渡して、上型1
0と干渉しない位置で待機した後、下型1に残されたワ
ークを取り出し、再度該ワークを所定料量移動させた状
態で下型1に供給することになる。全てのプレス加工が
終了したワークは前述の動作で製品受に収められる。
【0015】上述の一連の動作は、本発明においては所
謂テイーチングによって設定される。しかし、リニアア
クチュエータ又はリニアモータを使用しているので、数
値設定で上記動作を設定することも出来る。
【0016】尚、ワーク受台4に積載されたワークの量
が減少し、ワーク保持具2で保持できなくなった時に
は、ワーク受台昇降装置5によりワーク受台4が所定量
上昇する構成になっている。
【0017】
【発明の効果】本願発明によれば、装置全体がコンパク
トなので、既存のプレス機械に組み付けることが容易で
あり、昇降装置3、ワーク保持具2及びワークのみが運
動する構成なので、省エネと言える。
【図面の簡単な説明】
【図1】上面図
【図2】正面図
【図3】左側面図
【符号の説明】
1は下型、2はワーク保持具、3は昇降装置、4はワー
ク受台、5はワーク受台昇降装置、6は移送装置、7は
ブラケット、8はボルスタ、9は支柱、10は上型、1
1はプレス機械のフレームである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月19日(2000.1.1
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】図1及び図2に示す如く、長尺形状の移送
装置6の基端がボルスタ8の左端部近傍の上面に固定さ
れている。即ち、ボルスタ8に設けられたT溝に連結部
材が挿入され、この連結部材で移送装置の根元が固定さ
れている。この連結装置として、Tボルトが使用されて
いる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】プレス機械のフレーム11にブラケット7
が固定され、これにワーク受台4が設けられている。
ーク受台4は図1及び図2に示す如く、プレス機械の前
方であって、ボルスタの左右方向のほぼ中央位置に配備
されており、ワーク受台昇降装置5で昇降自在になって
いる。ワーク受台昇降装置5はモータでねじ機構を駆動
し、ワーク受台4を所定の量だけ昇降させる構成になっ
ている。ワーク受台4は各種アームを組み合わせ、ワー
クの形状 、大きさに合わせられるように、変形できる
構造になっている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】以下に、動作を説明する。ワーク受台4に
積載されたワークをワーク保持具2で保持する。昇降装
置3が上昇し、ワークが下型の所定の位置に来るまで昇
降装置3が走行する。この位置で昇降装置3が下降し、
ワークを解放し、下型1に渡し、上昇し、昇降装置3
は、ワーク保持具2が上型10と干渉しない位置まで戻
る。この時点で、上型10はスライドに伴って下降し、
プレス加工が行われる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】続いて、ワーク保持具2は昇降装置3に伴
って、ワーク受台4の位置まで移動し、下降し、ワーク
保持して上昇し、前述の動作と同様にワークが下型の
所定の位置に来るまで移動する。これから先は前述の動
作と同じになる。以下、同様の動作を繰り返す。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】他の動作を以下に説明する。前述の動作に
よれば、一度プレス加工されたワークは製品受に収めら
れる。しかし、ワークが多数取り、即ち、1個のワーク
で複数の製品を得るやり方の場合は、同じワークを複数
回プレス加工することになる。その場合の動作として
は、ワーク保持具2がワーク下型1に渡して、上型10
と干渉しない位置で待機した後、下型1に残されたワー
クを取り出し、再度該ワークを所定量移動させた状態で
下型1に供給することになる。全てのプレス加工が終了
したワークは前述の動作で製品受に収められる。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移送装置をプレス機械の前方に向けて配置
    させ、該移送装置に昇降装置を該移送装置に沿って移動
    自在に設け、前記昇降装置にワーク保持具を設け、該ワ
    ーク保持具によってワーク受台のワークを該ワーク受台
    から所定の位置に搬送させる構成としたことを特徴とす
    るプレス加工用搬送装置。
  2. 【請求項2】プレス機械の前方に位置したワーク受台の
    ワークを前記ワーク保持具で保持してプレス機械に取り
    付けられた金型まで搬送し、前記金型と干渉しない位置
    まで戻り、プレス加工が終了したワークを前記金型から
    取り出し、プレス機械前方に位置した製品受まで搬送す
    る構成としたことを特徴とする請求項1記載のプレス加
    工用搬送装置。
  3. 【請求項3】プレス機械の前方に位置したワーク受台の
    ワークを前記ワーク保持具で保持してプレス機械に取り
    付けられた金型まで搬送し、前記金型と干渉しない位置
    まで戻り、プレス加工されたワークをイ)更に、前記金
    型に供給し、ロ)前記金型と干渉しない位置まで戻る前
    記イ)ロ)の動作を1回以上繰り返してから、プレス加
    工が終了したワークを前記金型から取り出し、プレス機
    械前方に位置した製品受まで搬送する構成としたことを
    特徴とする請求項1記載のプレス加工用搬送装置。
  4. 【請求項4】前記移送装置はリニアアクチュエータ又は
    リニアモータで構成されていることを特徴とする請求項
    1、請求項2及び請求項3記載のプレス加工用搬送装
    置。
  5. 【請求項5】前記昇降装置はリニアアクチュエータ又は
    リニアモータで構成されていることを特徴とする請求項
    1、請求項2、請求項3及び請求項4記載のプレス加工
    用搬送装置。
  6. 【請求項6】前記ワーク受台は、昇降自在であることを
    特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4及
    び請求項5記載のプレス加工用搬送装置。
  7. 【請求項7】前記移送装置は、支柱で支持されているこ
    とを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5及び請求項6記載のプレス加工用搬送装
    置。
  8. 【請求項8】前記移送装置は、その基端がプレス機械の
    ボルスタのT溝に挿入した連結部材で固定されているこ
    とを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5、請求項6及び請求項7記載のプレス加工
    用搬送装置。
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