JPH0337798Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0337798Y2
JPH0337798Y2 JP6156086U JP6156086U JPH0337798Y2 JP H0337798 Y2 JPH0337798 Y2 JP H0337798Y2 JP 6156086 U JP6156086 U JP 6156086U JP 6156086 U JP6156086 U JP 6156086U JP H0337798 Y2 JPH0337798 Y2 JP H0337798Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
feed bar
unclamp
finger
locking member
movable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6156086U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62174735U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6156086U priority Critical patent/JPH0337798Y2/ja
Publication of JPS62174735U publication Critical patent/JPS62174735U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0337798Y2 publication Critical patent/JPH0337798Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トランスフアプレス装置に関する。
(従来の技術) トランスフアプレス装置とは、等間隔に配置さ
れた複数の金型に対して、ワークを順次移送供給
し、これによつてワークを段階的にプレス加工し
て製品を成形するものであり、例えば特開昭59−
179245号に開示されているものが知られている。
このようなトランスフアプレス装置において
は、上記のようなワークの移送を、フイードバー
に取りつけられているフインガにより支持して行
つている。このフインガは、ワークのサイズおよ
び形状に従い、フイードバー上で異なつた間隔で
設けられており、かつ異なつた形状をなしてい
る。
また、フインガをフイードバーに着脱自在に設
けたものとして実開昭56−12527号公報記載のも
のがある。
(考案が解決しようとする問題点) トランスフアプレス装置は、上記のような構造
であるので、汎用型、すなわち異なつた種類のワ
ークを加工することができるようにするには、上
記フイードバーを固定側フイードバーと移動側フ
イードバーとで構成するとともに、必要なときに
は、移動側フイードバーを取り替え、かつこの時
固定側フイードバーに設けたフインガも取り替え
なければならない。従来は、この取り替え作業が
面倒であり、かつ時間がかかつていた。
そこで本考案は、上記取り替え作業を容易にす
ることができるトランスフアプレス装置を提供す
ることを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案のトランスフアプレス装置は、固定側部
材と移動側部材を交互に配置してなる互いに平行
に配置された2つのフイードバー、このフイード
バーに取りつけられ、複数のワークをフイードバ
ーの長手方向に所定間隔置いた状態で支持するフ
インガ、前記フイードバーの移動側部材を固定側
部材に係止する第1係止部材、この第1係止部材
をクランプ位置とアンクランプ位置の間で移動さ
せる第1作動部材、前記フインガを前記フイード
バーの固定側部材に係止する第2係止部材、この
第2係止部材をクランプ位置とアンクランプ位置
との間で移動させる第2作動部材、および前記フ
イードバーの移動側部材を固定側部材から離脱さ
せる際、前記第1係止部材をアンクランプ状態と
するため、前記第1作動部材にアンクランプ信号
を送ると同時に、前記第2係止部材をアンクラン
プ状態とするため、前記第2作動部材にアンクラ
ンプ信号を送る制御手段を備えていることを特徴
とするものである。
(考案の作用、効果) 本考案においては、上記したように前記フイー
ドバーの移動側部材を固定側部材から離脱させる
際、制御手段によつて、前記第1係止部材をアン
クランプ状態とするため、前記第1作動部材にア
ンクランプ信号を送ると同時に、前記第2係止部
材をアンクランプ状態とするため、前記第2作動
部材にアンクランプ信号を送るようにしたので、
フイードバーの移動側部材を取り替えると同時
に、フインガも簡単に取り替えられ、取り替え時
間を短縮化できる。
(実施例) 以下、添付図面を参照して本考案の好ましい実
施例によるトランスフアプレス装置について説明
する。
第1図は、本考案の実施例によるトランスフア
プレス装置の一部を断面で示した平面図であり、
第2図はその側面図である。上記ワークを、トラ
ンスフアプレス装置1においては、板状のワーク
2が、第1図における左から右へ順次搬送され、
第1から第4加工ステーシヨン3a−3dでそれ
ぞれプレス加工されるものであり、第1加工ステ
ーシヨン3aの手前に前部アイドルステーシヨン
4aが、第2加工ステーシヨン3bと第3ステー
シヨン3cの間に中間アイドルステーシヨン4b
が、第4加工ステーシヨン3dの次に後部アイド
ルステーシヨン4cが、それぞれ設けられてい
る。上記3つのアイドルステーシヨン4a−4c
のそれぞれの側部には、支柱6が設けられてい
る。
上記第1ないし第4加工ステーシヨン3a−3
dは、それぞれ第1ないし第4プレス金型9a−
9dを備えている。上記第1および第2プレス金
型9a,9bは、第1ボルスタ7上に取りつけら
れており、上記第3および第4プレス金型9c,
9dは、第2ボルスタ8上に取りつけられてい
る。
ワーク2をアイドルステーシヨン4aから第3
アイドルステーシヨン4cまで、加工をおこない
つつ移送するために、2本の平行に設けられたフ
イードバー10が設けられている。この2本のフ
イードバー10は、それぞれ交互に設けられ、連
結部材15によつて連結された固定側部材11に
設けられている。コレラの固定側部材11と移動
側部材12とからなつている。なお、上記連結部
材15の主要部分は固定側部材11と移動側部材
12には、ワーク2を支持するため、それぞれ内
方に向かつて延びるフインガ13,14が設けら
れている。
移動側部材12に設けられているフインガ14
は、該移動側部材12に固定されており、取り替
えられる際には、この移動側部材12ごと取り替
えられる。一方、フインガ13は、取付部材16
を介して固定側部材11に着脱自在に取付けられ
て、ワークが変わるごとに取り替えられるように
なつている。
上記連結部材15は、第3図に示されている開
位置、すなわち連結作動位置と、第4図に示され
ている閉位置、即ち連結解除位置との間を枢動で
きる2本のクランプ部材20、およびこれらのク
ランプ部材20を上記閉位置と開位置との間で枢
動させるため、軸方向に摺動可能なスラストウエ
ツジ21を有している。このスラストウエツジ2
1は、固定側部材11の内部に設けられた第1シ
リンダ装置22のピストンロツド23の先端に取
りつけられ、この第1シリンダ装置22によつて
軸方向に移動させられるようになつている。な
お、移動側部材12には、上記クランプ部材20
の先端と係合する肩部24が形成されている。
上記固定側部材11のフインガ13の取付部材
16は、固定側部材11の側部内面に固定された
ブラケツト31をそなえている。このブラケツト
31は、内方向に延びた板状部材32を有してお
り、板状部材32には、ボルト孔33が形成され
ている。このボルト孔33には、上端に頭部34
aが形成されたボルト34が挿通されており、そ
の下部にはナツト35が螺合している。
上記ブラケツト31とボルト34の頭部34a
の間には、下から順に、フインガ13の後部取付
部13a(第8図参照)、ツバ部材36、およびカ
ム部材37が配置されており、ボルト34はこれ
らの部材に形成された孔に挿通している。第10
図に示すように、ツバ部材36とカム部材37の
合わせ面は、互いに逆方向に傾斜するカム面3
8,39となつている。ツバ部材36に形成され
た孔は、幅方向すなわち二つのフイードバー10
の間の方向に長い長孔40(第5図参照)として
形成されている。このため、ツバ部材36は幅方
向すなわち長孔40の長軸方向に摺動可能となつ
ている。このツバ部材36を第10図に示すよう
に右方に摺動させると、ツバ部材36は第11図
に示すように両カム面38,39により下方向に
押され、フインガ13の後部取付部13aを板状
部材32側へ押圧し、クランプ状態とする。
上記ツバ部材36には、第2シリンダ装置41
が連結されており、この第2シリンダ装置41
は、ピストン42およびこのピストン42に連結
されたピストンロツド43を有している。このピ
ストンロツド43の先端に上記ツバ部材36が連
結されている。
第7図に示したように、上記第1シリンダ装置
22および第2シリンダ装置41を作動させるた
め流体源50が設けられており、この流体源50
には切換弁51が接続されている。この切換弁5
1には、2本の流体ライン52,53が接続され
ており、流体ライン52には、第1シリンダ装置
22の前室22aおよび第2シリンダ装置41の
前室41aが、そして流体ライン53には、第2
シリンダ装置22の後室22bおよび第2シリン
ダ装置41の後室41bが、それぞれ接続されて
いる。上記切換弁51は、一方の流体ラインを流
体源50に接続し、他方の流体ラインをドレンに
接続するものである。この切換弁51の制御は、
これに接続されたコントローラ54によつて行わ
れる。
次に、第9図を参照しつつ上記実施例のトラン
スフアプレス装置の作動について説明する。
まず、待機位置(第1図に二点鎖線で示す)に
あるフイードバー10をクランプ運動Aさせ、各
フインガ13でワーク2をクランプする。次に、
フイードバー10をリフト運動Bおよびキヤリー
運動Cさせ、各ワーク2をそれぞれプレス金型9
a−9dのピツチ分だけ移送して次のプレス金型
の上方に位置させる。この後、フイードバー10
をダウン運動Dさせて、各ワーク2をそれぞれプ
レス金型上に載置する。この状態で各ワークをプ
レス金型によりプレス加工する。次に、フイード
バー10をアンクランプ運動Eさせ、フインガ1
3をワーク2から離脱させる。続いて、フイード
バー10をリターン運動Fさせて上記待機位置に
復帰させて、1作動を終了する。
フイードバー10の移動側部材12、および固
定側部材11のフインガ13を交換するには、フ
イードバー10が上記待機位置にあるときに、作
業者がコントローラ54を操作し、切換弁51を
切換えて、第1シリンダ装置22および第2シリ
ンダ装置41の前室22aおよび41aに流体源
50からの流体を供給し、これによつて連結部材
15と取付部材16をアンクランプ状態とし、上
記移動側部材12とフインガ13を取り外し、そ
の後新たな移動側部材12とフインガ13を所定
位置に配し、再びコントローラ54を操作して切
換弁51を切り換え、第1シリンダ装置22およ
び第2シリンダ装置41の後室22bおよび41
bに流体源50からの流体を供給し、これによつ
て連結部材15と取付部材16をクランプ状態と
すれば、移動側部材12とフインガ13の取り替
えが完了する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例によるトランスフア
プレス装置の平面図、第2図は、その側面図、第
3図は、連結部材の断面図、第4図は、連結部材
の連結解除状態を示す断面図、第5図は、取付部
材を示す平面図、第6図は、取付部材の側面図、
第7図は、流体回路糸を示す図、第8図は、フイ
ンガを示す斜視図、第9図は、フイードバーの作
動状態を示す説明図、第10図及び第11図はツ
バ部材をフインガの移動方向の関係を示す概略図
である。 1……トランスフアプレス装置、2……ワー
ク、10……フイードバー、11……固定側部
材、12……移動側部材、13,14……フイン
ガ、15……連結部材、16……取付部材、51
……切換弁、54……コントローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定側部材と移動側部材を交互に配置してなる
    互いに平行に配置された2つのフイードバー、こ
    のフイードバーに取りつけられ、複数のワークを
    フイードバーの長手方向に所定間隔置いた状態で
    支持するフインガ、前記フイードバーの移動側部
    材を固定側部材に係止する第1係止部材、この第
    1係止部材をクランプ位置をアンクランプ位置の
    間で移動させる第1作動部材、前記フインガを前
    記フイードバーの固定側部材に係止する第2係止
    部材、この第2係止部材をクランプ位置とアンク
    ランプ位置との間で移動させる第2作動部材、お
    よび前記フイードバーの移動側部材を固定側部材
    から離脱させる際、前記第1係止部材をアンクラ
    ンプ状態とするため、前記第1作動部材にアンク
    ランプ信号を送ると同時に、前記第2係止部材を
    アンクランプ状態とするため、前記第2作動部材
    にアンクランプ信号を送る制御手段を備えたトラ
    ンスフアプレス装置。
JP6156086U 1986-04-23 1986-04-23 Expired JPH0337798Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6156086U JPH0337798Y2 (ja) 1986-04-23 1986-04-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6156086U JPH0337798Y2 (ja) 1986-04-23 1986-04-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62174735U JPS62174735U (ja) 1987-11-06
JPH0337798Y2 true JPH0337798Y2 (ja) 1991-08-09

Family

ID=30895007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6156086U Expired JPH0337798Y2 (ja) 1986-04-23 1986-04-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0337798Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62174735U (ja) 1987-11-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4887446A (en) System for transferring workpieces through a series of work stations
JPH0337798Y2 (ja)
JPS62238032A (ja) トランスフアプレスの段取り換え装置
JP3650903B2 (ja) トランスファ装置
CN114248105A (zh) 一种双头可变位螺栓拧紧装置
CN219649137U (zh) 腰托阀装配装置
JP2002346667A (ja) トランスファフィーダのワーク保持手段の交換方法およびその交換装置
KR0180399B1 (ko) 원터치 그립퍼 죠 장치
CN212822277U (zh) 一出多模具上料机械手
JPH0724879B2 (ja) 板材加工機械における加工範囲変更方法
JP3661107B2 (ja) プレス機におけるトランスファ装置
CN111846924B (zh) 一出多模具上料机械手
JPH0337801Y2 (ja)
JPH0315235Y2 (ja)
CN108906959B (zh) 一种柔性冲压装置
JP2704884B2 (ja) プレス装置
JP2582180B2 (ja) トランスファプレスの搬送装置
JPH0632274Y2 (ja) トランスファ装置
JPS605962Y2 (ja) トランスファフィ−ド装置付鍛造プレスにおけるフィ−ドバ−オ−バ−リフト装置
KR20040006096A (ko) 프레스 가공 라인의 소재 이송장치
JP3190461B2 (ja) 板材加工方法及びこの板材加工方法に使用する係合位置決め装置
KR890005055Y1 (ko) 다축 프레스물용 콜킹다이
JPH069727U (ja) 産業用ロボットを用いたトランスファフィーダ装置
JPH0133233Y2 (ja)
JPH0731947Y2 (ja) パレット交換装置