JPH069727U - 産業用ロボットを用いたトランスファフィーダ装置 - Google Patents
産業用ロボットを用いたトランスファフィーダ装置Info
- Publication number
- JPH069727U JPH069727U JP5626692U JP5626692U JPH069727U JP H069727 U JPH069727 U JP H069727U JP 5626692 U JP5626692 U JP 5626692U JP 5626692 U JP5626692 U JP 5626692U JP H069727 U JPH069727 U JP H069727U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 動作の設定が任意にできる汎用の産業用ロボ
ットをトランスファ装置して利用したトランスファフィ
ーダ装置を提供すること。 【構成】 プレス機械1の左右に産業用ロボット4,5
が設置され、複数対の金型に平行に設けられるフィード
バー8,9が産業用ロボット4,5のロボットアーム
6,7に結合されたトランスファフィーダ装置であっ
て、フィードバー8,9が2つに分割されていて各分割
されたフィードバー部材が長さ方向に伸縮可能に形成さ
れていることを特徴とする。
ットをトランスファ装置して利用したトランスファフィ
ーダ装置を提供すること。 【構成】 プレス機械1の左右に産業用ロボット4,5
が設置され、複数対の金型に平行に設けられるフィード
バー8,9が産業用ロボット4,5のロボットアーム
6,7に結合されたトランスファフィーダ装置であっ
て、フィードバー8,9が2つに分割されていて各分割
されたフィードバー部材が長さ方向に伸縮可能に形成さ
れていることを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、プレスにおけるトランスファフィーダ装置に関し、詳しくは産業用 ロボットを用いたトランスファフィーダ装置に関している。
【0002】
トランスファプレスにおいては、材料及び成形品を搬送するためのフィードバ ーを必要とし、フィードバーはプレス機械に同期して運転されるフィードバー駆 動専用のトランスファ装置によって駆動されている。
【0003】 トランスファプレスは、プレス機械自体がトランスファ用に構成されているこ とはもとより、フィードバー駆動用のトランスファ装置を備えているが、汎用の プレス機械をトランスファプレスに改良するには単にトランスファ装置を接続す るだけではトランスファプレスとすることは出来ない。なぜなら、トランスファ 装置がプレス機械と同期して運転されなければならないからであり、又、トラン スファ装置がメカ構造の場合はフィードバーの動作を任意に設定することは困難 である。
【0004】
本考案が解決しようとする課題は、動作の設定が任意にできる汎用の産業用ロ ボットをトランスファ装置として利用し、当該産業用ロボットを汎用のプレス機 械に接続することにより動作の精度が高いトランスファフィーダ装置を提供する ことである。
【0005】
本考案において課題を解決するための手段は、プレス機械の左右に産業用ロボ ットが設置され、上記プレス機械内に設置される複数対の金型に平行に設けられ るフィードバーが上記産業用ロボットのロボットアームに結合されたトランスフ ァフィーダ装置であって、上記フィードバーが2つに分割されていて各分割され たフィードバー部材が長さ方向に伸縮可能に形成されていることを特徴とし、フ ィードバーが、第1フィードバー部材と第2フィードバー部材で構成され、筒状 に形成された第2フィードバー部材内に第1フィードバー部材が挿入され、ある いはフィードバーが、第1フィードバー部材と第2フィードバー部材と中間フィ ードバー部材の3つに分割されており、第1フィードバー部材と中間フィードバ ー部材はボルトにより結合され、第2フィードバー部材が中間フィードバー部材 の筒部に挿入されていることを特徴としている。
【0006】
図1はトランスファフィーダ装置を備えたプレス機械の正面図、図2は同平面 図、図3はフィードバーの説明図、図4はフィードバーの変形例を表わす説明図 である。
【0007】 図1、図2において、プレス機械1は汎用のものであって、スライド2及びボ ルスタ3を有し、スライド2に上型(図示しない)が、ボルスタ3に下型(図示 しない)が設置され、これら上型及び下型が複数対設けられるものである。又、 プレス機械1の左右に第1及び第2の産業用ロボット4,5が設置されていて、 各ロボットが具備するロボットアーム6,7にフィードバー8又は9が接続され ていて、該産業用ロボット4,5がプレス機械1と同調して運転されることによ り、当該フィードバー8がアドバンス・リターン運動を行うようになっている。 なお、図示していないが、フィードバー8にはプレス内に設置される金型の数に 応じて加工材料の掴持機構、例えばバキューム装置等が設けられる。
【0008】 図3において、フィードバー8は2つに分割されていて、一方の第1フィード バー部材80は断面積を小にした挿入部81が形成されており、もう一方の第2 フィードバー部材82は筒状部83が形成されており、該挿入部81が当該筒状 部83内に挿入されていて第1及び第2フィードバー部材80,82は長さ方向 に伸縮可能となっている。なお、上記第1フィードバー部材80の挿入部81は 断面方形に形成されていて、又、第2フィードバー部材82の筒状部83は角筒 に形成されており、これら挿入部81と筒状部83との間にライナー10が装着 されていて摺動動作を容易にしている。なお、具体的には、ライナー10は挿入 部81の外側面に貼着されている。
【0009】 フィードバー8は、第1及び第2フィードバー部材80,82が第1及び第2 の産業用ロボットのロボットアーム6,7と結合されていて、フィードバーの長 さ方向の運動、すなわちアドバンス・リターン運動を繰り返すが、2つのロボッ トの動作誤差が生じたときは2つのフィードバー部材80,82は長さ方向に伸 縮してその誤差を吸収する。
【0010】 次に、図4において、フィードバー9は3つに分割されていて、ロボットアー ム6と結合する第1フィードバー部材90と他のロボットアーム7と結合する第 2フィードバー部材91と、これらの間に設けられる中間フィードバー部材92 とにより構成されている。そして、第1フィードバー部材90は階段状の接続部 93を形成し、第2フィードバー91は断面を小とした挿入部94が形成されて いる。又、中間フィードバー部材92には、一端が階段状の接続95と他端が下 面が開放された断面コ字状の筒部96が形成されている。
【0011】 第1フィードバー部材90の接続部93に中間フィードバー部材92の接続部 95を接合し、両者をボルト11で固定する。又、中間フィードバー部材92の 筒部96は第2フィードバー部材91の挿入部94に装着し、該筒部96の開口 面に蓋板12をビス13によって固定している。なお、上記第2フィードバー部 材91の挿入部94の外側部にライナー14を貼着し、中間フィードバー部材9 2の摺動を容易にしている。
【0012】 この実施例においても、2つのロボットの動作誤差が生じたときは、第2フィ ードバー部材91と中間フィードバー部材92とが長さ方向に伸縮して誤差を吸 収する。ところで、この実施例においては、中間フィードバー部材92が第1フ ィードバー部材90と結合しているボルト11を外し、又、第2フィードバー部 材91を挿入している筒部96の蓋板12のビス13を外すことによって分割さ れるので、ロボットアーム6,7とフィードバーの連絡部を残して当該中間フィ ードバー部材92のみを交換することができるようになっている。
【0013】 このため、フィンガーの形状、取付間隔を変更する場合のフィードバー交換が 容易となるものである。
【0014】
本考案は、汎用のプレス機械をトランスファプレスへ容易に変更できること、 又、フィードバーの動作を任意に設定できると共に動作誤差を吸収できる効果が ある。
【図1】本考案のトランスファフィーダ装置を備えたプ
レス機械の正面図。
レス機械の正面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】フィードバーを表わし、Aは縦断側面図、Bは
一部横断底面図、Cはイ−イ断面図。
一部横断底面図、Cはイ−イ断面図。
【図4】フィードバーの変形例を表わし、Aは縦断側面
図、Bは一部横断底面図、Cはロ−ロ断面図。
図、Bは一部横断底面図、Cはロ−ロ断面図。
1 プレス機械 2 スライド 3 ボルスタ 4 産業用ロボット 4 産業用ロボット 6 ロボットアーム 7 ロボットアーム 8 フィードバー 9 フィードバー 10 ライナー 11 ボルト 12 蓋板 13 ビス 14 ライナー 80 第1フィードバー部材 81 挿入部 82 第2フィードバー部材 83 筒状部 90 第1フィードバー部材 91 第2フィードバー部材 92 中間フィードバー部材 93 接続部 94 挿入部 95 接続部 96 筒部
Claims (4)
- 【請求項1】 プレス機械の左右に産業用ロボットが設
置され、上記プレス機械内に設置される複数対の金型に
平行に設けられるフィードバーが上記産業用ロボットの
ロボットアームに結合されたトランスファフィーダ装置
であって、上記フィードバーが2つに分割されていて各
分割されたフィードバー部材が長さ方向に伸縮可能に形
成されていることを特徴とする産業用ロボットを用いた
トランスファフィーダ装置。 - 【請求項2】 フィードバーが、第1フィードバー部材
と第2フィードバー部材で構成され、筒状に形成された
第2フィードバー部材内に第1フィードバー部材が挿入
されたものであることを特徴とする請求項1に記載の産
業用ロボットを用いたトランスファフィーダ装置。 - 【請求項3】 フィードバーが、第1フィードバー部材
と第2フィードバー部材と中間フィードバー部材の3つ
に分割されており、第1フィードバー部材と中間フィー
ドバー部材はボルトにより結合され、第2フィードバー
部材が中間フィードバー部材の筒部に挿入されているも
のであることを特徴とする請求項1に記載の産業用ロボ
ットを用いたトランスファフィーダ装置。 - 【請求項4】 筒部内に挿入されたフィードバー部材の
外側面にライナーが貼着されていることを特徴とする請
求項2又は3に記載の産業用ロボットを用いたトランス
ファフィーダ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5626692U JPH069727U (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 産業用ロボットを用いたトランスファフィーダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5626692U JPH069727U (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 産業用ロボットを用いたトランスファフィーダ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH069727U true JPH069727U (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=13022281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5626692U Withdrawn JPH069727U (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 産業用ロボットを用いたトランスファフィーダ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH069727U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997033710A1 (fr) * | 1996-03-13 | 1997-09-18 | Komatsu Ltd. | Dispositif de correction pour systeme d'alimentation et de transfert |
JP2012148401A (ja) * | 2006-12-19 | 2012-08-09 | Abb Research Ltd | 部品ハンドリング装置、システム及び方法 |
-
1992
- 1992-07-17 JP JP5626692U patent/JPH069727U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997033710A1 (fr) * | 1996-03-13 | 1997-09-18 | Komatsu Ltd. | Dispositif de correction pour systeme d'alimentation et de transfert |
JP2012148401A (ja) * | 2006-12-19 | 2012-08-09 | Abb Research Ltd | 部品ハンドリング装置、システム及び方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19961003 |