JP3054072B2 - 移動棚免震装置 - Google Patents

移動棚免震装置

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JP3054072B2 JP8048479A JP4847996A JP3054072B2 JP 3054072 B2 JP3054072 B2 JP 3054072B2 JP 8048479 A JP8048479 A JP 8048479A JP 4847996 A JP4847996 A JP 4847996A JP 3054072 B2 JP3054072 B2 JP 3054072B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の可動棚が、
棚間口面に対し直角方向へ指向して床に敷設された走行
レール上を走行しうる移動棚において、該走行レール方
向に沿った水平振動力成分を有する地震や、台風による
水平振動が発生した場合に、該水平振動力を緩衝して負
担し、該水平振動力による可動棚の転倒や、可動棚およ
び走行レールの破損を未然に回避するようにした移動棚
の免震装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】移動棚では、可動棚が走行レール上を走行
しうるようになっているため、走行レールの長手方向に
沿う水平振動力が働く地震が発生した場合に、可動棚が
走行レール上を移動し易く、従来では、特開平4−28
305号公報に記載されているように、走行レール上の
車輪、またはこの車輪を駆動する駆動系を積極的に固定
させるようにしていた。
【0003】また特開平4−30808号公報に記載さ
れているように、可動棚を手動で移動させる手動式移動
棚において、形成された通路の両側の可動棚を停止させ
て形成通路を維持するために、停止位置の車輪の直下に
弾性突出片を配置し、この弾性突出片によって走行レー
ル上の車輪を転動困難となるように拘束していた。
【0004】
【解決しようとする課題】ところが、実際に大きな地震
が発生し、あるいは、高層ビルで大きな台風が来襲した
場合に、特開平4−28305号公報に記載の移動棚で
は、車輪が走行レール上を滑って移動して、可動棚の走
行可能範囲を制限するストッパーに可動棚が当たって、
ストッパーやこのストッパーに当接する当接部材等が破
損することがあった。
【0005】また特開平4−30808号公報に記載の
移動棚においては、弾性突出片では、大きな水平振動力
による可動棚の移動を阻止することができなかった。
【0006】さらに可動棚の車輪を固定させない方が、
水平振動力をかわすことができるという考え方によっ
て、車輪固定手段を設けない移動棚も従来からあった
が、このような移動棚では、可動棚の水平固有振動数に
水平振動力の振動数が合致しあるいは近い場合には、可
動棚が激しく水平振動を起こすこともあって、水平振動
対策が万全でなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段および効果】本発明は、こ
のような難点を克服した移動棚免震装置の改良に係り、
複数の可動棚が、それぞれ棚間口面に対し直角方向へ指
向して床に敷設された走行レール上を走行しうる移動棚
において、前記複数の可動棚の内の最外側の端可動棚
に、前記走行レールと平行な方向へ摺動自在に取付けら
れた摺動部材と、該摺動部材の当接片と当接しうるよう
に床に設けられた受片と、前記摺動部材の当接片が該受
片に前記走行レールの中央部から端部に向う移動棚外方
へ当接した際に、前記可動棚が、該当接片と受片との当
接位置よりさらに移動棚外方へ移動することができるよ
うに、後記コイルスプリングが弾性変形するとともに、
該弾性変形量に比例した弾性復元力により前記端可動棚
を前記走行レールの中央部に向かい付勢するコイルスプ
リングとを備え、該コイルスプリングは前記摺動部材に
遊嵌されるとともに、該コイルスプリングの許容弾性変
形量は、前記可動棚に働く水平振動力を充分に吸収しう
るに足る値に設定されたことを特徴とするものである。
【0008】本発明は前記したように構成されているの
で、地震や台風等が発生して、走行レールに沿う水平振
動力が可動棚に働き、該可動棚が移動棚外方へ移動し
て、摺動部材の当接片が、床上の受片に当接した場合に
は、コイルスプリングの弾性変形でもって端可動棚の水
平力が吸収されるとともに、この弾性変形量に比例して
発生した弾性反揆力が前記端可動棚に伝達されて、該端
可動棚は制動され、前記コイルスプリングの弾性変形量
がその極限値に達する迄に、該可動棚は静止される。
【0009】このように本発明においては、地震や台風
等により大きな水平振動力が可動棚に働いても、大きな
衝撃力を発生することなく、この水平振動力を緩衝して
可動棚を停止させることができるので、受片や、これを
支持する部分や、可動棚本体や、車輪等の損傷を未然に
防止することができるとともに、可動棚に格納されてい
る書籍等の落下も阻止することができる。そして通常の
使用時においても、可動棚を移動させた場合に、端可動
棚がその走行慣性力でもってストッパーに激突しないよ
うに、停止直前に手でもって制動することをしなくて
も、前記圧縮コイルスプリングの弾性変形でもって、端
可動棚を自動的に制動することができ、移動棚の通路形
成を楽に行うことができる。
【0010】しかも、前記細長摺動部材は、最外側の端
可動棚底部における端可動棚本体に一体に設けられた支
持部材の前後下部に、前記走行レールと平行な方向へそ
れぞれ摺動自在に嵌合され、該圧縮コイルスプリングは
前記細長摺動部材の外周に遊嵌され、該圧縮コイルスプ
リングの移動棚外方端は、前記細長摺動部材と一体の鍔
に当接されるとともに、該圧縮コイルスプリングの移動
棚内方端は、前記支持部材の移動棚内方の下部に当接さ
れているため、前記細長摺動部材の当接片が床に設けら
れた受片に当接した際に、たとえ前記走行レールと平行
な方向から僅かにずれた斜方向で前記細長摺動部材の当
接片に当接力が作用しても、前記細長摺動部材は、前記
走行レールと平行な方向に沿い、前記支持部材の前後下
部に対してこじられることなく確実に摺動することがで
き、該細長摺動部材の外周に遊嵌された圧縮コイルスプ
リングは曲がることなく円滑に圧縮されて、可動棚の水
平力を負担することができるため、該可動棚は安定して
確実に制動される。
【0011】また本発明を請求項2記載のように構成す
ることにより、コイルスプリングの弾性変形による水平
緩衝時に、走行レール上を安定して端可動棚を移動させ
ることができる。
【0012】さらに本発明を請求項3記載のように構成
することにより、前後走行車輪をそれぞれ軸支する前後
車軸が、たとえ棚間口方向全長に延長していても、該前
後車軸に邪魔されずに支持部材を容易にかつコンパクト
に端可動棚に取り付けることができる。
【0013】さらにまた本発明を請求項4記載のように
構成することにより、走行レールおよび緩衝レールを床
面と略面一に敷設し、該床面より上方へ突出するものを
排除できるので、床上を利用者は足を取られることなく
楽に歩行することができる。
【0014】しかも本発明を請求項5記載のように構成
することにより、緩衝レールを用いずに走行レールのみ
で足り、該走行レールを床面と略面一に敷設し、該床面
より上方へ突出するものをなくしたので、前記請求項4
記載のものの効果の外に、構造を単純化して、部品点数
を削減でき、大巾なコストダウンを図ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図9に図示され
た本発明の一実施形態について説明する。移動棚1は、
図1に図示されるように、間口面4が一方だけ形成され
た2個の単式端可動棚2と間口面4が両方形成された4
個の複式可動棚3とよりなり、該4個の複式可動棚3を
挟んで単式端可動棚2の間口面4が複式可動棚3に対向
するように2個の単式端可動棚2が配置され、該単式端
可動棚2および複式可動棚3は、間口面4に対し直角方
向へ指向して床5に敷設された走行レール6上を走行し
うるようになっている。
【0016】また走行レール6は、図6および図7に図
示されるように、チャンネル材の両端を内方へ直角に折
曲したC型材7と、該C型材7の底面部7aの中央上面
に一体に固着された断面長方形のレール本体8と、前記
C型材7の底面部7aの下方に所定間隔毎に一体に固着
されたアンカー受け部材9とよりなり、該アンカー受け
部材9は、床スラブ10に打込まれたアンカーボルト11に
より固定された後、その上方にモルタル層12が形成さ
れ、モルタル層12の上面に図示されない床タイルが張設
され、その上面の床面13は、走行レール6のC型材7の
張出し部片7bよりも僅かに低く形成されている。
【0017】さらに単式端可動棚2および複式可動棚3
は、図2に図示されるように、側板14,天板15,台枠1
6,柱17および棚板18で構成されており、図4ないし図
7に図示されるように、走行レール6の上方左右両端に
位置して軸支持材19が台枠16に架設され、単式端可動棚
2および複式可動棚3の間口寸法と略同程度の長さの回
転軸20に、3本の走行レール6の間隔と同間隔毎に鍔付
き車輪21ならびに鍔なし車輪22が一体に嵌着され、該回
転軸20を回転自在に軸支する軸受部材23はボルトナット
24によって軸支持材19の前後2個所に取付けられてお
り、単式端可動棚2および複式可動棚3は、走行レール
6上を前後に走行しうるようになっている。
【0018】さらにまた、回転軸20の右端に、図示され
ないドリブンスプロケットが嵌着され、右方側板14にハ
ンドル25が旋回自在に枢支され、該ハンドル25の回転軸
(図示されず)に連結された図示されないドライブスプ
ロケットと前記ドリブンスプロケットとに図示されない
無端チェンが架渡されており、ハンドル25をいずれかの
方向へ旋回操作すると、鍔付き車輪21および鍔なし車輪
22は回転駆動されて、単式端可動棚2および複式可動棚
3は前後に走行しうるようになっている。
【0019】しかも前記軸支持材19の前後方向に位置し
て台枠16の前後下部16aに転倒防止片26が一体に装着さ
れ、該転倒防止片26の下方係止片26aは、走行レール6
のC型材7の張り出し部片7bの下方に隙間を存して配
置されており、単式端可動棚2、複式可動棚3に大きな
転倒モータントが作用した際に、転倒防止片26の下方係
止片26aがC型材7の張出し部片7bに係止されて、単
式端可動棚2、複式可動棚3の転倒が未然に阻止される
ようになっている。
【0020】また中央の走行レール6と左右の走行レー
ル6との間に、図8に図示されるように、該走行レール
6と平行して該走行レール6と同様に、C型材7の巾を
狭くしたC型断面形状の緩衝レール27が床5に敷設さ
れ、図5に図示されるように、単式端可動棚2における
該緩衝レール27の直上に位置した前後の柱17に前後方向
板28が一体に架設され、該前後方向板28には前後回転軸
20を跨ぐように切欠き29が形成され、該前後回転軸20間
にて前記前後方向板28に支持部材30がボルトナット31に
よって一体に取付けられ、該支持部材30の前後下部30a
に、緩衝レール27と同方向に指向した棒状の摺動部材32
が摺動自在に嵌装され、該摺動部材32の先端は直角に下
方へ折曲されて、当接片33が形成され、移動棚1の前後
端側の緩衝レール27の端部に受片34が一体に装着され、
摺動部材32には圧縮コイルスプリング35が遊嵌され、該
圧縮コイルスプリング35の外端は摺動部材32の鍔32aに
当接されるとともに、該圧縮コイルスプリング35の内端
は支持部材30の前後下部30aと一体のスプリング受け30
bに当接されており、圧縮コイルスプリング35のバネ力
により摺動部材32は支持部材30より外方へ突出してい
る。
【0021】しかして、受片34の前後位置は、摺動部材
32の摺動可能ストロークSの分だけ、走行レール6の端
部から移動棚1の前後中央寄りに設定されている。
【0022】なお移動棚1においては、図示されないロ
ック装置を各単式端可動棚2、複式可動棚3に設け、形
成された通路36を狭めようとして他の利用者がハンドル
25を操作しても、単式端可動棚2、複式可動棚3を固定
して、通路36内の利用者がその両側の単式端可動棚2、
複式可動棚3に挟まれないようになっている(このロッ
ク装置はなくてもよい)。
【0023】図1ないし図9に図示の実施形態は前記し
たように構成されているので、大きな地震が発生して走
行レール6と同じ方向の成分の水平振動力が移動棚1に
働いた際に、単式端可動棚2および複式可動棚3の鍔付
き車輪21、鍔なし車輪22が図示されないロック装置で固
定された場合には、鍔付き車輪21、鍔なし車輪22が走行
レール6上を滑り、または単式端可動棚2および複式可
動棚3は図示されないロック装置で拘束されずに、鍔付
き車輪21、鍔なし車輪22が走行レール6上を転動した結
果、摺動部材32の当接片33が緩衝レール27内の受片34に
衝突しても、単式端可動棚2は、移動棚1の前後端方向
に向かって移動し、その間、摺動部材32は単式端可動棚
2に対して相対的に摺動して、圧縮コイルスプリング35
が圧縮され、圧縮コイルスプリング35の圧縮変形に伴う
弾性反揆力が単式端可動棚2に働き、単式端可動棚2は
その弾性反揆力により制動される。
【0024】このように、摺動部材32の当接片33や、受
片34や、これらを取り付けている単式端可動棚2や、緩
衝レール27は、大きな停止衝撃力を受けないため、これ
らは損傷されない。
【0025】また水平振動力を圧縮コイルスプリング35
で緩衝するため、単式端可動棚2および複式可動棚3に
は、大きな転倒モーメントが発生せず、移動棚1の転倒
がより確実に阻止される。
【0026】さらに走行レール6は、摺動部材32の当接
片33が受片34に当接した位置の最外側鍔付き車輪21、鍔
なし車輪22の接触個所より、圧縮コイルスプリング35に
よる摺動部材32の摺動ストロークS分だけ長く設定され
ているため、鍔付き車輪21、鍔なし車輪22が走行レール
6から床面13上にはみ出すことが回避される。
【0027】さらにまた、走行レール6のC型材7およ
び緩衝レール27の張り出し部片7b、27bが床面13と略
面一であり、かつ受片34が床面13より上方へ突出してい
ないため、利用者が床面13上を歩行する際に、これらに
躓いて倒れるようなことが避けられる。
【0028】図1ないし図9の実施形態では、走行レー
ル6とは別に緩衝レール27を敷設したが、図10ないし図
12に図示するように走行レール6のC型材7の巾を広げ
ることができる場合には、摺動部材32の当接片33を、C
型材7の張出し部片7bとレール本体8との間に配設
し、緩衝レール27を排除することができる。
【0029】この実施形態では、受片34は走行レール6
の端部から摺動部材32の摺動ストロークS分だけ、C型
材7の中央寄りに配置すればよく、37は、鍔付き車輪2
1、鍔なし車輪22の転動を阻止するストッパーである。
【0030】図10ないし図12の実施形態では、緩衝レー
ル27を用いなくてよいため、移動棚1の構造が簡略化さ
れるとともに、部品点数が削減され、コストダウンが可
能となる。
【0031】前記実施形態では、手動敷移動棚に本発明
を適用したが、電動式移動棚にも勿論本発明を適用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る免電装置の一実施形態を備えた移
動棚の側面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】図2のIV−IV線に沿って裁断した横断側面図で
ある。
【図5】図2のV−V線に沿って裁断した横断側面図で
ある。
【図6】図3のVI部分の要部縦断正面図である。
【図7】図3のVII 部分の要部縦断正面図である。
【図8】図3のVIII部分の要部縦断正面図である。
【図9】前後方向板に摺動部材および圧縮コイルスプリ
ングを組付けた状態の斜視図である。
【図10】他の実施形態の要部横断側面図である。
【図11】図10の実施形態の要部縦断正面図である。
【図12】図10の実施形態において前後方向板に摺動部
材および圧縮コイルスプリングを組付けた状態の斜視図
である。
【符号の説明】
1…移動棚、2…単式端可動棚、3…複式可動棚、4…
間口面、5…床、6…走行レール、7…C型材、8…レ
ール本体、9…アンカー受け部材、10…床スラブ、11…
アンカーボルト、12…モルタル層、13…床面、14…側
板、15…天板、16…台枠、17…柱、18…棚板、19…軸支
持材、20…回転軸、21…鍔付き車輪、22…鍔なし車輪、
23…軸受部材、24…ボルトナット、25…ハンドル、26…
転倒防止片、27…緩衝レール、28…前後方向板、29…切
欠き、30…支持部材、31…ボルトナット、32…摺動部
材、33…当接片、34…受片、35…圧縮コイルスプリン
グ、36…通路、37…ストッパー。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の可動棚が、それぞれ棚間口面に対
    し直角方向へ指向して床に敷設された走行レール上を走
    行しうる移動棚において、 前記複数の可動棚の内の最外側の端可動棚底部における
    前後走行車輪間に位置して端可動棚本体に一体に設けら
    れた支持部材と、 該支持部材の前後下部に、 前記走行レールと平行な方向
    ぞれぞれ摺動自在に嵌合された細長摺動部材と、 該細長摺動部材の当接片と当接しうるように床に設けら
    れた受片と、 前記細長摺動部材の当接片が該受片に前記走行レールの
    中央部から端部に向う移動棚外方へ当接した際に、前記
    可動棚が、該当接片と受片との当接位置よりさらに移動
    棚外方へ移動することができるように、後記圧縮コイル
    スプリングが弾性変形するとともに、該弾性変形量に比
    例した弾性復元力により前記端可動棚を前記走行レール
    の中央部に向かい付勢する圧縮コイルスプリングとを備
    え、 該圧縮コイルスプリングは前記細長摺動部材の外周に
    嵌され、該圧縮コイルスプリングの移動棚外方端は、前
    記細長摺動部材と一体の鍔に当接されるとともに、該圧
    縮コイルスプリングの移動棚内方端は、前記支持部材の
    移動棚内方の下部に当接され、かつ前記圧縮コイルスプ
    リングの許容弾性変形量は、前記可動棚に働く水平振動
    力を充分に吸収するに足る値に設定されたことを特徴と
    する移動棚免震装置。
  2. 【請求項2】 前記細長摺動部材の当接片が前記受片に
    当接した状態における端可動棚の最外側車輪が走行レー
    ル上に位置した地点よりも、前記圧縮コイルスプリング
    の許容弾性変形量の分だけ、前記走行レールは移動棚外
    方へ延長したことを特徴とする前記請求項1記載の移動
    棚免震装置。
  3. 【請求項3】 前記細長摺動部材を可動棚の走行方向へ
    摺動自在に支持する支持部材が、前記端可動棚の前後走
    行車輪をそれぞれ軸支する前後車軸間に着脱自在に取付
    けられることを特徴とする前記請求項1または請求項2
    記載の移動棚免震装置。
  4. 【請求項4】 前記走行レールの上面が床面と面一とな
    るように該走行レールは床内に埋設されるとともに、 前記細長摺動部材の当接片を後記緩衝レールの溝内にて
    移動自在に案内する緩衝レールが、前記走行レールと平
    行しかつ該緩衝レールの上面が床面と面一となるように
    床内に埋設され、 前記受片の上面が床面と同一平面またはこれより低くな
    るように、該受片は前記緩衝レール溝内に設けられたこ
    とを特徴とする前記請求項1、請求項2または請求項3
    記載の移動棚免震装置。
  5. 【請求項5】 前記走行レールの上面が床面と面一とな
    るように該走行レールは床内に埋設され、 前記細長摺動部材の当接片は、該走行レールの溝内にて
    移動自在に案内され、 前記受片の上面が床面と同一平面またはこれより低くな
    るように、該受片は前記走行レール溝内に設けられたこ
    とを特徴とする前記請求項1、請求項2または請求項3
    記載の移動棚免震装置。
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