JP3053838B2 - 映像中間周波回路 - Google Patents

映像中間周波回路

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、PLL同期検波によってチュ−ナから映像
中間周波信号を検波する映像中間周波回路に関する。
(従来の技術) テレビジョン受像機等のス−パ−ヘテロダイイン方式
を採用する受信装置の中間周波数帯は、略10MHz〜50MHz
(わが国のテレビジョン受像機の場合58.75MHz)に選ば
れている。このような中間周波数の信号を、PLL回路に
よって基準搬送波信号を生成して同期検波する従来の回
路は、PLL動作の基準となる基準信号を発生する電圧制
御発振器(以下VCOと略す)の安定性が不可欠である。
第3図に従来の中間周波回路を示す。同図中、1はア
ンテナ、2はチュ−ナ、3は映像中間周波アンプ(以
下、PIFアンプと呼ぶ)、4は同期検波器、5は同期検
波器4からの映像検波出力が導出される検波出力端子で
ある。6はチュ−ナ2の選局制御を行う選局回路であ
り、選局及び微同調用のデ−タを発生するマイコン61
と、マイコン61からのデ−タに基づいてチュ−ナ2から
の局部発振出力を分周する可変分周器62と、位相比較用
の基準信号を発生する基準発振器64と、この基準発振器
64からの基準信号と上記可変分周器62からの分周出力と
の周波数及び位相を比較する位相比較器63とから構成さ
れる。なお、基準発振器64は、水晶振動子11によって発
振する。その発振周波数は例えば4MHzに調整されてい
る。
8は同期検波器4に中間周波信号の周波数と同じ同期
検波用の基準搬送波信号を発生するPLL回路である。PLL
回路8は、PIFアンプ3からの中間周波信号とVCO9から
の基準発振信号との周波数及び位相を比較し、その比較
に基づきVCO9を制御し、同期検波器4へ上記VCO9の出力
を基準搬送波信号として供給している。
7はAFT回路であり、PIFアンプ3からの中間周波信号
の規定周波数からのずれに応じたAFT検波電圧をマイコ
ン61に送出している。これによりマイコン61は微同調用
のデ−タを発生する。
このような構成の中間周波回路は、マイコン61から受
信チャンネルに対応した分周比データを可変分周器62に
与えると、位相比較器63は、可変分周器62の分周出力の
周波数に比例した選局制御電圧をチュ−ナ2に印加し、
局部発振周波数を制御する。これにより、チュ−ナ2か
らPIFアンプ3を介して同期検波器4に中間周波信号が
入力される。PLL回路8は、上記中間周波信号をVCO9の
発振信号と比較し、VCO9の発振周波数が中間周波信号の
周波数に追従するように制御して、それにより得られる
基準搬送波信号で同期検波を行う。
上記によれば、VCO9の発振周波数は、CとLのディス
クリ−ト部品10にて微調整し、PLL回路8の動作の安定
性を調整することができる。しかし、ディスクリ−ト部
品の場合は、必ず、周波数の調整が必要であり、煩雑と
なるため、無調整化が図られる。無調整化の為には、発
振周波数の安定な水晶振動子を用いれば良いが、IF周波
数帯のような周波数が高い場合、水晶振動子を用いても
VCO全体の出力としては周波数が不安定になってしま
う。
また、中間周波信号が異なる周波数に切替わるマルチ
方式のテレビジョン受像機においては、第4図に示すよ
うにディスクリ−ト部品C1,L及び可変コンデンサC2との
並列回路をVCO9に接続し、更に、可変コンデンサC2に直
列にスイッチSWを接続し、スイッチSWの制御とともに、
トリマコンデンサC2の調整が必要である。
(発明が解決しようとする課題) 映像中間周波回路は、周波数が数十MHzと高い為に、P
LL周期検波方式を採用した映像中間周波回路ではVCOの
発振周波数の安定化が望めず、無調整化が困難であると
いう課題があった。
この発明は、VCOを安定な周波数で発振し、しかも映
像中間周波数帯での動作を満足する映像中間周波回路の
提供を目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、受信した高周波信号と局部発振信号とを
混合して中間周波信号を生成するチューナと、基準発振
器を含み、前記局部発振信号の周波数を制御するための
選局制御電圧を生成する選局回路と、前記基準発振器か
らの発振信号を逓倍して第1の信号を生成する逓倍手段
と、第2の信号を発生する電圧制御発振器と、前記逓倍
手段からの第1の信号と前記電圧制御発振器からの第2
の信号とを混合し、第1の信号と第2の信号との差の周
波数に相当する基準信号を発生するミキサー手段と、前
記基準信号と前記中間周波信号との周波数及び位相を比
較する比較手段を含み、前記比較手段からの比較出力に
応じて前記電圧制御発振器を制御し、前記中間周波信号
に周波数及び位相を一致させた基準搬送波信号を生成す
るPLL回路と、前記チューナからの中間周波信号と前記
基準搬送波信号とを利用して映像信号を検波する同期検
波回路とを備える映像中間周波回路である。
(作用) このような構成によれば、低周波信号を逓倍した信号
と、PLL回路のVCOの発振信号との差の周波数の信号を作
り、この信号をPLLの基準信号としているので、VCOの発
振周波数は低くすることができ、周波数が安定する。こ
れにより、基準信号周波数のマニュアル調整を無くし、
PLL回路の周波数自動制御機能により、無調整化するこ
とができる。
(実施例) 以下、この発明を図示の実施例によって詳細に説明す
る。
第1図はこの発明に係る映像中間周波回路の一実施例
を示す構成図である。
第1図において、第3図と共通の要素には同一の符号
を付す。アンテナ1、チュ−ナ2、PIFアンプ3、同期
検波器4の経路は、従来と同じであり、アンテナ1にて
受信した高周波信号はチューナ2によって局部発振信号
と混合され中間周波信号(IF信号)が得られる。選局回
路6からの選局制御電圧によって前記局部発振信号を制
御することにより希望するチャンネルが選局でき、前記
IF信号は、PIFアンプ3を介して同期検波器4に入力さ
れ、検波出力端子5に映像検波出力が得られる。選局回
路6も従来と同様の構成であるが、異なる点は、基準発
振器64の出力をこの発明の為に利用していることであ
る。
上記基準発振器64の出力は、周波数逓倍回路12に入力
され、所定数倍の周波数に逓倍される。周波数逓倍回路
12は、逓倍した出力をミキサ13の一方の入力端子に導
き、VCO14からの発振信号と混合される。VCO14は水晶振
動子15にて発振するようになっている。しかして、PLL
回路8は、上記ミキサ13からの出力を基準信号をしてPL
L動作し、中間周波数に追従した同期検波用の基準搬送
波信号を得ている。なお、AFT回路7は従来通り、中間
周波数ずれに応じた検波出力でマイコン61を制御してい
る。
このような構成の映像中間周波回路によれば、基準発
振器64の出力する信号の周波数をfa、周波数逓倍回路12
の逓倍数をn、VCO14の発振周波数をfbとすれば、ミキ
サ14からは、n×fa−fbにて表される周波数の信号が出
力される。上記周波数の信号は、fbを低くしても、nを
ある値に設定することにより、PLL回路8に必要な周波
数に高めることができる。この周波数差の信号は、元の
信号がいずれも水晶振動子を発振源としているため、極
めて安定である。こうして、VCO14の発振周波数が低く
抑えられ、発振周波数は常に安定して無調整化が可能に
なる。
なお、マルチシステムタイプのテレビジョン受像機で
も、無調整化が可能になる。すなわち、第2図に示すよ
うに、VCO14に周波数の異なる水晶振動子14a,14bを接続
すれば良い。このような水晶振動子14b,14bは、それぞ
れ発振周波数の調整の必要がなく、スイッチSWの切替え
だけで、中間周波数の切替えに対処することができる。
なお、周波数逓倍回路への入力信号として用いた低周
波の基準信号は、選局回路6に設けられた既存の基準発
振器を利用したが、これは、例えばマイコン61を動作さ
せているクロック発振器を利用することもできる。
[発明の効果] 以上述べたようにこの発明によれば、PLL回路に必要
な基準信号を、安定発振動作する低周波発振器の出力を
利用して作成しているので、同期検波用基準搬送波信号
の発振周波数の調整を無調整化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る映像中間周波回路の一実施例を
示す構成図、第2図はこの発明をマルチシステムに適用
した実施例を示すVCO部の構成図、第3図は従来の映像
中間周波回路を示す構成図、第4図は従来のマルチシス
テムにおけるVCO回路を示す回路図である。 2……チューナ、3……PIFアンプ、4……同期検波
器、6……選局回路、61……マイコン、64……基準発振
器、8……PLL回路、12……周波数逓倍回路、13……ミ
キサ、14……VCO、15……水晶振動子。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/38 - 5/46 H04N 5/50 H04B 1/26 - 1/28 H03J 7/06 H03L 7/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信した高周波信号と局部発振信号とを混
    合して中間周波信号を生成するチューナと、 基準発振器を含み、前記局部発振信号の周波数を制御す
    るための選局制御電圧を生成する選局回路と、 前記基準発振器からの発振信号を逓倍して第1の信号を
    生成する逓倍手段と、 第2の信号を発生する電圧制御発振器と、 前記逓倍手段からの第1の信号の前記電圧制御発振器か
    らの第2の信号とを混合し、第1の信号と第2の信号と
    の差の周波数に相当する基準信号を発生するミキサー手
    段と、 前記基準信号と前記中間周波信号との周波数及び位相を
    比較する比較手段を含み、前記比較手段からの比較出力
    に応じて前記電圧制御発振器を制御し、前記中間周波信
    号に周波数及び位相を一致させた基準搬送波信号を生成
    するPLL回路と、 前記チューナからの中間周波信号と前記基準搬送波信号
    とを利用して映像信号を検波する同期検波回路と、 を具備したことを特徴とする映像中間周波回路。
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