JPH07260923A - レーダ装置用送信源 - Google Patents

レーダ装置用送信源

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Publication number
JPH07260923A
JPH07260923A JP6051665A JP5166594A JPH07260923A JP H07260923 A JPH07260923 A JP H07260923A JP 6051665 A JP6051665 A JP 6051665A JP 5166594 A JP5166594 A JP 5166594A JP H07260923 A JPH07260923 A JP H07260923A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
signal
circuit
tuning
vco
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6051665A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Tamura
英樹 田村
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Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
Priority to JP6051665A priority Critical patent/JPH07260923A/ja
Publication of JPH07260923A publication Critical patent/JPH07260923A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周波数ホッピングが可能で、低位相雑音性能
を有するレーダ装置用送信源を提供する。 【構成】 STALO11の出力信号とVCO12の出
力信号とをミキサ13で合成し、バンドパスフィルタ1
4を通して送信信号とする。VCO12の発振周波数
は、制御回路19からの制御電圧に基づいて決定され、
基本的にはf1 、f2 、・・・、fi 、・・・fN 、の
うちの1つである。送信信号の一部は、カプラ15によ
って抽出され、複数の同調回路16に入力される。これ
らの同調回路の同調周波数は、VCOの発振周波数に1
対1で対応する。選択回路17は、制御回路の制御信号
に基づき、VCOの発振周波数fi に対応する同調回路
16−iの出力を選択する。同調回路16−iの出力
は、ループフィルタ18を介して制御回路にフィードバ
ックされる。制御回路は、同調回路16−iの出力に基
づいてVCOを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーダ装置用送信源に
関し、特に送信周波数ホッピング機能を有するレーダ装
置用送信源に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のレーダ装置用送信源として、位相
雑音抑制回路を用いて低位相雑音性能を達成した高周波
発振器がある。また、周波数変更が可能な高周波発振器
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の位相雑音抑制回
路を用いて低位相雑音性能を達成した高周波発振器は、
発振周波数を変更することができないという問題点があ
る。
【0004】また、従来の周波数変更が可能な高周波発
振器は、位相雑音性能が悪いという問題点がある。
【0005】さらに、周波数変更が可能な高周波発振器
には、従来の位相雑音抑制回路を組み合わせることがで
きないという問題点がある。
【0006】本発明は、周波数変更が可能で、低位相雑
音性能を有するレーダ装置用送信源を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、特定周
波数の第1の信号を発振する安定化ローカル発振器を備
えたレーダ装置用送信源において、前記特定周波数より
も低い周波数の第2の信号を発生する電圧制御発振器
と、前記第1の信号と前記第2の信号とを合成して送信
周波数信号を生成するミキサと、各々が予め定められた
同調周波数に応じて前記送信周波数信号から位相雑音成
分を検出する複数の同調回路と、該複数の同調回路の出
力のうちの1つを選択する選択回路と、前記第2の信号
の周波数を予め定められた周波数に設定するとともに該
予め定められた周波数に対応する同調回路を前記選択回
路に選択させる設定手段及び前記選択回路の出力に基づ
いて前記位相雑音成分をなくすように前記電圧制御発振
器を制御して前記第2の信号の周波数を調整する調整手
段を有する制御回路と、を備えたことを特徴とするレー
ダ装置用送信源が得られる。
【0008】また、本発明によれば、特定周波数の第1
の信号を発振する安定化ローカル発振器を備えたレーダ
装置用送信源において、前記特定周波数よりも低い周波
数の第2の信号を発生する電圧制御発振器と、前記第1
の信号と前記第2の信号とを合成して送信周波数信号を
生成するミキサと、各々が予め定められた同調周波数に
応じて前記第2の信号から位相雑音成分を検出する複数
の同調回路と、該複数の同調回路の出力のうちの1つを
選択する選択回路と、前記第2の信号の周波数を予め定
められた周波数に設定するとともに該予め定められた周
波数に対応する同調回路を前記選択回路に選択させる設
定手段及び前記選択回路の出力に基づいて前記位相雑音
成分をなくすように前記電圧制御発振器を制御して前記
第2の信号の周波数を調整する調整手段を有する制御回
路と、を備えたことを特徴とするレーダ装置用送信源が
得られる。
【0009】
【作用】高周波安定化ローカル発振器の出力信号と、電
圧制御発振器の出力信号とは、ミキサで合成され、送信
信号として出力される。電圧制御発振器の発振周波数を
変更することにより、周波数ホッピングを実現する。送
信信号は、複数の同調回路に入力され、同調信号に応じ
た出力信号が選択回路へ出力される。選択回路は、制御
回路によって制御され、電圧制御発振器の発振周波数に
対応する同調周波数を有する同調回路からの出力を選択
する。選択された信号に基づいて制御回路は、電圧制御
発振器の発振周波数を調整する。
【0010】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。図1に本発明の第1の実施例のブロック図を示
す。本実施例のレーダ装置用送信源は、高周波安定化ロ
ーカル発振器(高周波STALO)11、電圧制御発振
器(VCO)12、ミキサ13、バンドパスフィルタ1
4、カプラ15、複数の同調回路16、選択回路17、
ループフィルタ18、及び制御回路19を有している。
なお、複数の同調回路16、選択回路17、及びループ
フィルタ18は、雑音検出部を構成する。
【0011】高周波STALO11は、低位相雑音性能
を有し、送信周波数に近い周波数f0 の信号を出力す
る。また、VCO12は、制御回路19に制御され、周
波数f1 、f2 、・・・、fi 、・・・fN 、のいずれ
かの周波数、例えば、周波数fi の信号を出力する。な
お、VCO12の発振周波数は、基本的に、f1
2、・・・、fi 、・・・fN 、であって、後述する
ように調整が成される。
【0012】ミキサ13は、STALO11及びVCO
12からそれぞれ出力された周波数f0 の信号と周波数
i の信号とを合成(周波数変換)して周波数f0 +f
i の合成信号をバンドパスフィルタ14へ出力する。バ
ンドパスフィルタ14は、入力された合成信号のスプリ
アスを除去し、送信信号としてカプラ15へ出力する。
カプラ15は、入力された送信信号を外部へ出力すると
ともに、その一部を抽出して、雑音検出部へ出力する。
【0013】雑音検出部は、N個、即ち、VCO12の
発振周波数の数に等しい数の同調回路16−1、16−
2、・・・、16−i、・・・、16−Nを有してい
る。これらの同調回路16−1乃至16−Nは、それぞ
れが異なる同調周波数を有しており、同調回路16−i
は、周波数f0 +fi の同調周波数を有している。雑音
検出部に入力された送信信号はN分岐され、すべての同
調回路16に入力される。各同調回路16は、それぞれ
の同調周波数に応じた出力信号を選択回路17へ出力す
る。
【0014】選択回路17は、制御回路19からの選択
制御信号に基づいて同調回路16−1乃至16−Nのう
ちの1つの出力を選択する。ここで、制御回路19は、
VCO12の発振周波数fi に対応する同調周波数f0
+fi の同調回路16−iを選択するような選択制御信
号を選択回路17へ供給する。即ち、選択回路17で選
択された信号は、同調周波数f0 +fi を有する同調回
路16−iに、周波数f0 +fi の送信信号が入力され
たときの出力信号である。この出力信号は、周波数f0
+fi の送信信号に含まれる位相雑音成分のみを表わ
す。
【0015】こうして、選択回路17から出力された位
相雑音信号は、ループフィルタ18へ入力される。ルー
プフィルタ18は、位相雑音信号の帯域制限と増幅を行
い、制御回路19へ出力する。制御回路19は、入力さ
れた位相雑音信号に基づいて、位相雑音を打ち消すよう
に、VCO12を制御する。
【0016】VCO12の発振周波数を変更する場合
は、制御回路19からVCO12への制御電圧を変更す
るとともに、変更した発振周波数fi に対応する同調回
路16−iを選択するように、選択回路17に選択制御
信号を送出する。
【0017】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。本実施例が、第1の実施例と異なる点は、カプラ
15がVCO12とミキサ13との間に挿入されている
点と、同調回路16−1、16−2、・・・、16−
i、・・・、16−Nの同調周波数がそれぞれVCO1
2の発振周波数f1、f2、・・・、fi、・・・fN
に等しい点である。
【0018】このレーダ装置用送信源の動作は、第1の
実施例とほぼ同様なのでその説明を省略する。なお、こ
のレーダ装置用送信源の構成は、STALO11の位相
雑音が十分に小さいときに採用することができる。ま
た、この構成では、同調回路16の同調周波数が、第1
の実施例のものより低く、雑音検出部の回路構成が実現
し易くなる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、低位相雑音成分性能を
有する発振器と電圧制御発振器との出力を合成して送信
出力とする一方で、電圧制御発振器の発振周波数に対応
する複数の同調回路によって位相雑音を検出し、検出し
た位相雑音に基づいて電圧制御発振器を制御するように
したので、周波数ホッピングが可能でありながら、低位
相雑音性能を有するレーダ装置用送信源が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例のブロック図である。
【符号の説明】
11 高周波安定化ローカル発振器(STALO) 12 電圧制御発振器(VCO) 13 ミキサ 14 バンドパスフィルタ 15 カプラ 16−1、16−2、・・・、16−i、・・・、16
−N 同調回路 17 選択回路 18 ループフィルタ 19 制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定周波数の第1の信号を発振する安定
    化ローカル発振器を備えたレーダ装置用送信源におい
    て、前記特定周波数よりも低い周波数の第2の信号を発
    生する電圧制御発振器と、前記第1の信号と前記第2の
    信号とを合成して送信周波数信号を生成するミキサと、
    各々が予め定められた同調周波数に応じて前記送信周波
    数信号から位相雑音成分を検出する複数の同調回路と、
    該複数の同調回路の出力のうちの1つを選択する選択回
    路と、前記第2の信号の周波数を予め定められた周波数
    に設定するとともに該予め定められた周波数に対応する
    同調回路を前記選択回路に選択させる設定手段及び前記
    選択回路の出力に基づいて前記位相雑音成分をなくすよ
    うに前記電圧制御発振器を制御して前記第2の信号の周
    波数を調整する調整手段を有する制御回路と、を備えた
    ことを特徴とするレーダ装置用送信源。
  2. 【請求項2】 特定周波数の第1の信号を発振する安定
    化ローカル発振器を備えたレーダ装置用送信源におい
    て、前記特定周波数よりも低い周波数の第2の信号を発
    生する電圧制御発振器と、前記第1の信号と前記第2の
    信号とを合成して送信周波数信号を生成するミキサと、
    各々が予め定められた同調周波数に応じて前記第2の信
    号から位相雑音成分を検出する複数の同調回路と、該複
    数の同調回路の出力のうちの1つを選択する選択回路
    と、前記第2の信号の周波数を予め定められた周波数に
    設定するとともに該予め定められた周波数に対応する同
    調回路を前記選択回路に選択させる設定手段及び前記選
    択回路の出力に基づいて前記位相雑音成分をなくすよう
    に前記電圧制御発振器を制御して前記第2の信号の周波
    数を調整する調整手段を有する制御回路と、を備えたこ
    とを特徴とするレーダ装置用送信源。
JP6051665A 1994-03-23 1994-03-23 レーダ装置用送信源 Withdrawn JPH07260923A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100643939B1 (ko) * 2005-08-29 2006-11-10 넥스원퓨처 주식회사 레이더 장치 및 레이더의 거리측정 방법
KR100643940B1 (ko) * 2005-08-29 2006-11-10 넥스원퓨처 주식회사 레이더 시스템의 거리 분해능 향상 방법
US11454699B2 (en) * 2014-12-29 2022-09-27 Texas Instruments Incorporated FMCW radar system on a chip measuring phase noise

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010605