JP3050716U - 混合栓用クランクの接続装置 - Google Patents

混合栓用クランクの接続装置

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JP3050716U
JP3050716U JP1998000092U JP9298U JP3050716U JP 3050716 U JP3050716 U JP 3050716U JP 1998000092 U JP1998000092 U JP 1998000092U JP 9298 U JP9298 U JP 9298U JP 3050716 U JP3050716 U JP 3050716U
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crank
mixer tap
diameter male
screw portion
male screw
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JP1998000092U
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Inventor
秀孝 山村
Original Assignee
株式会社カクダイ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 左右一対のクランクを左右で同レベルに保っ
てかつしっかりと固定することができ、したがって混合
栓の取付けが容易となる混合栓用クランクの接続装置を
提供する。 【解決手段】 小径雄ねじ部17および大径雄ねじ部18よ
りなる管状継手部材14の小径雄ねじ部17が配管先端の雌
ねじ部9 にねじ込まれて、同大径雄ねじ部18が壁6 面に
当接させられている。クランク3 の配管接続部4 の外周
に前後2つの環状溝15,16 が形成されている。配管接続
部4 の環状溝15より前側部分に袋ナット11が嵌められて
いる。前側の環状溝15に袋ナット11抜止め用止め輪12
が、後側の環状溝16にシール部材13が嵌められている。
クランク3 の配管接続部4 の後端部が管状継手部材14に
密に挿入され、袋ナット11が管状継手部材14の大径雄ね
じ部18にねじ合わされている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、湯水混合栓を壁に取り付けるさいに使用されるクランクを壁に埋 設された配管先端の雌ねじ部に接続する混合栓用クランクの接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
湯水混合栓(1) の設置は、図5に示すように、左右の導入管(水および湯の導 入管)(2) の先端部にそれぞれ取り付けられた雌ねじ部(9) 付き継手部材(7) に 、左右のクランク(50)の配管接続部(51)をそれぞれ接続し、左右のクランク(50) の混合栓接続部(5) 間に混合栓(1) を渡し止めることにより行われる。従来、各 クランク(50)の配管接続部(51)には、配管先端の雌ねじ部(9) にねじ合わされる 雄ねじ部(52)が設けられており、この雄ねじ部(52)を配管先端の雌ねじ部(9) に ねじ込むことにより、クランク(50)を取り付けていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の混合栓用クランクの接続装置では、クランクをしっかりと固定する 上では、クランクを配管の雌ねじ部にきつく締め付けることが好ましいが、この ようにすると、混合栓が接続される混合栓接続部の高さを所定の高さにしかつ左 右で同レベルとすることができなくなるという不具合が生じるため、左右のクラ ンクの混合栓接続部の高さが左右で揃うことを最優先し、クランクが締付不足の ままで混合栓をクランクに取り付けざるを得ないという問題があった。
【0004】 この考案の目的は、左右一対のクランクを左右で同レベルに保ってかつしっか りと固定することができ、したがって混合栓の取付けが容易となる混合栓用クラ ンクの接続装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案による混合栓用クランクの接続装置は、壁側端に配管接続部、栓側端 に混合栓接続部を有する混合栓用クランクの配管接続部を壁に埋設された配管先 端に接続する装置であって、小径雄ねじ部および大径雄ねじ部よりなる管状継手 部材の小径雄ねじ部が配管先端の雌ねじ部にねじ込まれて、同大径雄ねじ部が壁 面に当接させられ、クランクの配管接続部の外周に前後2つの環状溝が形成され て、配管接続部の環状溝より前側部分に袋ナットが、前側の環状溝に袋ナット抜 止め用止め輪が、後側の環状溝にシール部材がそれぞれ嵌められており、クラン クの配管接続部の後端部が管状継手部材に密に挿入され、袋ナットが管状継手部 材の大径雄ねじ部にねじ合わされていることを特徴とするものである。
【0006】 この考案の混合栓用クランクの接続装置によると、管状継手部材を大径雄ねじ 部が壁面に当接するまで配管先端の雌ねじ部にねじ込むとともに、袋ナットをク ランクの配管接続部の外周に嵌めて2つの環状溝よりも前側に位置させ、かつ、 クランクの配管接続部の前側の環状溝に止め輪、同後側の環状溝にシール部材を それぞれ嵌めた状態で、クランクの配管接続部の後端部分を密に管状継手部材に 挿入し、袋ナットを管状継手部材の大径雄ねじ部にねじ込んでいく。そして、ク ランクを回動させてクランクの混合栓接続部が所要の高さでかつ左右で同レベル となるように調整しておいてから、袋ナットを強く締め付けることにより、袋ナ ットが止め輪を後方に押圧し、止め輪が環状溝に強く押し付けられてクランクの 回動が阻止され、クランクは所定の位置でしっかりと固定される。
【0007】
【考案の実施の形態】
この考案の実施の形態を、以下図面を参照して説明する。この明細書において 、前後は図1を基準として、同図の左を前、右を後というものとする。
【0008】 図1から図4までは、この考案による混合栓用クランクの接続装置を示すもの で、図1は混合栓取付後の混合栓用クランクの接続装置、図2は取付前の混合栓 用クランクの接続装置、図3および図4はクランクの接続途中の状態をそれぞれ 示している。
【0009】 混合栓(1) が取り付けられる壁(6) 面には、後端に雄ねじ部(8) 、前端に雌ね じ部(9) を有するザルボ(7) が雌ねじ部(9) 前端を露出するように埋設されてい る。ザルボ(7) の雄ねじ部(8) にはエルボ(10)を介して水または湯を導入する左 右の導入管(2) が接続されている。混合栓用クランク(3) は、壁側(後)端に配 管接続部(4) 、栓側(前)端に混合栓接続部(5) を有している。
【0010】 混合栓用クランクの接続装置は、クランク(3) の配管接続部(4) と、これに嵌 められた袋ナット(11)と、袋ナット(11)の孔縁部に係合した抜止め用金属製Cリ ング(止め輪)(12)と、配管先端の雌ねじ部(9) にねじ込まれた管状継手部材(1 4)と、クランク(3) の配管接続部(4) と管状継手部材(14)との間に介在するゴム 製Oリング(環状シール部材)(13)とよりなる。
【0011】 クランク(3) の配管接続部(4) の外周には、2つの環状溝(15)(16)が形成され ており、前側の溝(15)にCリング(12)が、後側の溝(16)にOリング(13)が嵌めら れている。
【0012】 袋ナット(11)は、クランク(3) の配管接続部(4) の2つの環状溝(15)(16)より 前側に位置させられている。
【0013】 管状継手部材(14)は、小径雄ねじ部(17)および大径雄ねじ部(18)よりなり、そ の小径雄ねじ部(17)が、大径雄ねじ部(18)が壁(6) 面に当接するまで配管先端の 雌ねじ部(9) にねじ込まれている。管状継手部材(14)の内径は、クランク(3) の 配管接続部(4) の外径より若干大きく、管状継手部材(14)の後端部には、内径が クランク(3) の配管接続部(4) の外径より若干小さい正六角形断面形状を有する 内向きフランジ部(19)が設けられている。
【0014】 この混合栓用クランクの接続装置を用いて混合栓(1) を設置するには、以下の ようにする。
【0015】 まず、管状継手部材(14)を大径雄ねじ部(18)が壁(6) 面に当接するまで配管先 端の雌ねじ部(9) にねじ込んでおく。このねじ込みは、図3に示すように、六角 スパナ(20)を管状継手部材(14)の正六角形断面の内向きフランジ部(19)に係合さ せて回転させることにより行うことができる。次いで、袋ナット(11)をクランク (3) の配管接続部(4) の外周に嵌めて、2つの環状溝(15)(16)よりも前側に位置 させる。次いで、クランク(3) の配管接続部(4) の前側の環状溝(15)にCリング (12)、同後側の環状溝(16)にOリング(13)をそれぞれ嵌める。次いで、クランク (3) の配管接続部(4) の後端部分を管状継手部材(14)に密に挿入する。この状態 では、クランク(3) の配管接続部(4) を管状継手部材(14)に対して回動すること ができる。クランク(3) の配管接続部(4) と管状継手部材(14)との間のシール性 は、Oリング(13)により確保される。次いで、袋ナット(11)を管状継手部材(14) の大径雄ねじ部(18)にねじ込んでいく。そして、クランク(3) を回動させてクラ ンク(3) の混合栓接続部(5) が所要の高さでかつ左右で同レベルとなるように調 整しておいて、袋ナット(11)を強く締め付ける。これにより、袋ナット(11)がC リング(12)を後方に押圧し、Cリング(12)が環状溝(15)に強く押し付けられてク ランク(3) の回動が阻止され、クランク(3) は所定の位置でしっかりと固定され る。したがって、左右のクランク(3) の混合栓接続部(5) のナット(21)を混合栓 (1) に設けられた雄ねじ部に締め付けることにより、混合栓(1) を左右のクラン ク(3) の混合栓接続部(5) 間に容易に渡し止めることができる。
【0016】
【考案の効果】
この考案の混合栓用クランクの接続装置によると、クランクを回動させてクラ ンクの混合栓接続部が所要の高さでかつ左右で同レベルとなるように調整してお いてから袋ナットを強く締め付けることにより、左右一対のクランクを左右で同 レベルに保ってかつしっかりと固定することができ、したがって混合栓の取付け が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による混合栓用クランクの接続装置を
示す一部を切欠いた側面図である。
【図2】この考案による混合栓用クランクの接続装置の
分解斜視図である。
【図3】この考案による混合栓用クランクの接続装置の
取付けの第1段階を示す一部を切欠いた側面図である。
【図4】この考案による混合栓用クランクの接続装置の
取付けの第2段階を示す一部を切欠いた側面図である。
【図5】従来の混合栓用クランクの接続装置を示す一部
を切欠いた側面図である。
【符号の説明】
(1) 混合栓 (3) クランク (4) 配管接続部 (5) 混合栓接続部 (6) 壁 (9) 雌ねじ部 (11) 袋ナット (12) 止め輪 (13) シール部材 (14) 管状継手部材 (15) 前側の環状溝 (16) 後側の環状溝 (17) 小径雄ねじ部 (18) 大径雄ねじ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁側端に配管接続部(4) 、栓側端に混合
    栓接続部(5) を有する混合栓用クランク(3) の配管接続
    部(4) を壁(6) に埋設された配管先端に接続する装置で
    あって、小径雄ねじ部(17)および大径雄ねじ部(18)より
    なる管状継手部材(14)の小径雄ねじ部(17)が配管先端の
    雌ねじ部(9) にねじ込まれて、同大径雄ねじ部(18)が壁
    (6) 面に当接させられ、クランク(3) の配管接続部(4)
    の外周に前後2つの環状溝(15)(16)が形成されて、配管
    接続部(4) の環状溝(15)より前側部分に袋ナット(11)
    が、前側の環状溝(15)に袋ナット(11)抜止め用止め輪(1
    2)が、後側の環状溝(16)にシール部材(13)がそれぞれ嵌
    められており、クランク(3) の配管接続部(4) の後端部
    が管状継手部材(14)に密に挿入され、袋ナット(11)が管
    状継手部材(14)の大径雄ねじ部(18)にねじ合わされてい
    ることを特徴とする混合栓用クランクの接続装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018020802A (ja) * 2016-08-03 2018-02-08 ホシザキ株式会社 飲料水注出バルブの取り付け構造および飲料水供給装置
JP2020186603A (ja) * 2019-05-16 2020-11-19 Sanei株式会社 偏心管の連結構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018020802A (ja) * 2016-08-03 2018-02-08 ホシザキ株式会社 飲料水注出バルブの取り付け構造および飲料水供給装置
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JP7237724B2 (ja) 2019-05-16 2023-03-13 Sanei株式会社 偏心管の連結構造

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