JP3049229B2 - 段積み方法と装置、これによる梱包方法と装置 - Google Patents
段積み方法と装置、これによる梱包方法と装置Info
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- JP3049229B2 JP3049229B2 JP10192702A JP19270298A JP3049229B2 JP 3049229 B2 JP3049229 B2 JP 3049229B2 JP 10192702 A JP10192702 A JP 10192702A JP 19270298 A JP19270298 A JP 19270298A JP 3049229 B2 JP3049229 B2 JP 3049229B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は段積方法とその装
置、これによる梱包方法とその装置に関し、偏平で小型
なものに適したものである。
置、これによる梱包方法とその装置に関し、偏平で小型
なものに適したものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、記録媒体であるMD(ミニディ
スク)のケースは平面形状が72mm×68mm程度の
角形で、厚みが4.5mm程度である。MDケースが製
造され出荷される段階では、2000個単位で梱包さ
れ、取り扱われる。一方MDケースの生産速度は需要の
拡大につれ高速化の一途をたどり、近時1回のケース成
形サイクル時間が6sec程度と高速である。このよう
な高速で生産されるMDケースを2000個の単位の梱
包にまとめるのに従来、多くの生産ラインに対して、複
数の梱包ラインを設置して対応している。
スク)のケースは平面形状が72mm×68mm程度の
角形で、厚みが4.5mm程度である。MDケースが製
造され出荷される段階では、2000個単位で梱包さ
れ、取り扱われる。一方MDケースの生産速度は需要の
拡大につれ高速化の一途をたどり、近時1回のケース成
形サイクル時間が6sec程度と高速である。このよう
な高速で生産されるMDケースを2000個の単位の梱
包にまとめるのに従来、多くの生産ラインに対して、複
数の梱包ラインを設置して対応している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のように、1
つの生産ラインに多くの梱包ラインを設置して対処する
のでは、機械設備、人手ともに多く要るし、占有面積も
勢い広くなるので、設備費、人件費がかさむ。
つの生産ラインに多くの梱包ラインを設置して対処する
のでは、機械設備、人手ともに多く要るし、占有面積も
勢い広くなるので、設備費、人件費がかさむ。
【0004】本発明の目的は、高速に生産される対象物
を少ないラインの取り扱いで処理できるようにする段積
方法とその装置、これによる梱包方法とその装置を提供
することにある。
を少ないラインの取り扱いで処理できるようにする段積
方法とその装置、これによる梱包方法とその装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本発明の段積方法は、段積の対象物を上方
に通過させ下方には通過させず受け止める逆止部材を上
下2段に配して用い、下段の逆止部材の下に順次供給さ
れる対象物を下段の逆止部材の上に一旦持ち上げてから
下ろすことにより下段の逆止部材の上に載せ、下段の逆
止部材の上に先行して載せられている対象物があるとき
はこれを前記対象物の持ち上げ時に下方から押し上げて
おいて共に下ろすことにより下段の逆止部材の上に対象
物を段積みすることを繰り返し、下段の逆止部材の上の
対象物が所定数に達したとき、下段の逆止部材の上の対
象物群を上段の逆止部材の上に一旦持ち上げてから下ろ
すことにより上段の逆止部材の上に載せて一まとめの取
り扱いに供するのと同時に、下段の逆止部材の上に所定
数の対象物を段積みすることとを繰り返し、対象物を順
次段積みすることを特徴としている。
するために、本発明の段積方法は、段積の対象物を上方
に通過させ下方には通過させず受け止める逆止部材を上
下2段に配して用い、下段の逆止部材の下に順次供給さ
れる対象物を下段の逆止部材の上に一旦持ち上げてから
下ろすことにより下段の逆止部材の上に載せ、下段の逆
止部材の上に先行して載せられている対象物があるとき
はこれを前記対象物の持ち上げ時に下方から押し上げて
おいて共に下ろすことにより下段の逆止部材の上に対象
物を段積みすることを繰り返し、下段の逆止部材の上の
対象物が所定数に達したとき、下段の逆止部材の上の対
象物群を上段の逆止部材の上に一旦持ち上げてから下ろ
すことにより上段の逆止部材の上に載せて一まとめの取
り扱いに供するのと同時に、下段の逆止部材の上に所定
数の対象物を段積みすることとを繰り返し、対象物を順
次段積みすることを特徴としている。
【0006】これによれば、所定位置に供給される対象
物を下段の逆止部材の上に一旦持ち上げて下ろすことを
繰り返す単純な作業で下段の逆止部材の上に短時間に段
積していくことができるし、下段の逆止部材の上の対象
物が所定数に達する都度、それを上段の逆止部材の上ま
で一旦持ち上げて下ろす、下段の逆止部材の上に段積し
ていく操作ストロークを大きくするだけの操作、つまり
前記所定数に達する最終の対象物を下段の逆止部材の上
に持ち上げるのを延長して上段の逆止部材の上に持ち上
げる一挙動の操作で、下段の逆止部材による段積サイク
ルを狂わせることなしに、上段の逆止部材の上に移載し
て一まとめの取り扱いに供することができ、対象物群の
一まとめの取り扱いも所定数の対象物が段積されて上段
の逆止部材上に移されるサイクル時間一杯を使えるの
で、段積サイクルの段積数倍の余裕で種々な取り扱いに
供することができる。従って、高速で生産される対象物
でも少ないラインの取り扱いで十分に処理できる。
物を下段の逆止部材の上に一旦持ち上げて下ろすことを
繰り返す単純な作業で下段の逆止部材の上に短時間に段
積していくことができるし、下段の逆止部材の上の対象
物が所定数に達する都度、それを上段の逆止部材の上ま
で一旦持ち上げて下ろす、下段の逆止部材の上に段積し
ていく操作ストロークを大きくするだけの操作、つまり
前記所定数に達する最終の対象物を下段の逆止部材の上
に持ち上げるのを延長して上段の逆止部材の上に持ち上
げる一挙動の操作で、下段の逆止部材による段積サイク
ルを狂わせることなしに、上段の逆止部材の上に移載し
て一まとめの取り扱いに供することができ、対象物群の
一まとめの取り扱いも所定数の対象物が段積されて上段
の逆止部材上に移されるサイクル時間一杯を使えるの
で、段積サイクルの段積数倍の余裕で種々な取り扱いに
供することができる。従って、高速で生産される対象物
でも少ないラインの取り扱いで十分に処理できる。
【0007】上記に加え、上段の逆止部材に載せられ一
まとめの取り扱いに供される対象物群を移載ロボットに
より把持して取り扱い、用意された梱包用の容器内に所
定の姿勢にして順次収納していき、梱包するようにする
と、段積サイクルの段積数倍の余裕を利用した、上段の
逆止部材上に順次移載される対象物群の梱包用の容器へ
の収納が、把持、姿勢規正、位置規正、収納と云った必
要な動作全体を移載ロボット1つの機構の連続した動作
の中で合理的に短時間に行え、これが上段の逆止部材上
への対象物群の移載サイクル時間に間に合う限りにおい
て、梱包用の容器内に収納する個数に拘束されることな
く、段積から梱包まで含めた処理が少ないラインで行え
る。
まとめの取り扱いに供される対象物群を移載ロボットに
より把持して取り扱い、用意された梱包用の容器内に所
定の姿勢にして順次収納していき、梱包するようにする
と、段積サイクルの段積数倍の余裕を利用した、上段の
逆止部材上に順次移載される対象物群の梱包用の容器へ
の収納が、把持、姿勢規正、位置規正、収納と云った必
要な動作全体を移載ロボット1つの機構の連続した動作
の中で合理的に短時間に行え、これが上段の逆止部材上
への対象物群の移載サイクル時間に間に合う限りにおい
て、梱包用の容器内に収納する個数に拘束されることな
く、段積から梱包まで含めた処理が少ないラインで行え
る。
【0008】上記のような段積方法は、段積の対象物を
所定位置に順次搬送するコンベアと、このコンベアの所
定位置の上で、対象物を上方に通過させ下方には通過さ
せず受け止めるように上下2段に設けられた上下段の逆
止部材と、所定位置に搬送されてきたコンベア上の対象
物を下段の逆止部材の上まで一旦持ち上げた後下ろす第
1の昇降機構と、下段の逆止部材の上の対象物を上段の
逆止部材の上に一旦持ち上げて下ろす第2の昇降機構
と、下段の逆止部材の上の対象物が所定数に達したとき
第2の昇降機構を働かせる制御手段とを備えたことを特
徴とする段積み装置によって、所定のプログラムに従い
自動的に安定して達成される。
所定位置に順次搬送するコンベアと、このコンベアの所
定位置の上で、対象物を上方に通過させ下方には通過さ
せず受け止めるように上下2段に設けられた上下段の逆
止部材と、所定位置に搬送されてきたコンベア上の対象
物を下段の逆止部材の上まで一旦持ち上げた後下ろす第
1の昇降機構と、下段の逆止部材の上の対象物を上段の
逆止部材の上に一旦持ち上げて下ろす第2の昇降機構
と、下段の逆止部材の上の対象物が所定数に達したとき
第2の昇降機構を働かせる制御手段とを備えたことを特
徴とする段積み装置によって、所定のプログラムに従い
自動的に安定して達成される。
【0009】また、梱包装置としては、さらに、梱包用
の容器を所定位置に搬入して対象物に収納に供し、収納
後の容器を搬出するコンベアと、上段の逆止部材の上に
対象物群が載せられる都度これを把持して持ち運び、所
定の位置に搬入されている容器内の所定の位置に所定の
姿勢で順次収納していく移載ロボットとを備えれば足り
る。
の容器を所定位置に搬入して対象物に収納に供し、収納
後の容器を搬出するコンベアと、上段の逆止部材の上に
対象物群が載せられる都度これを把持して持ち運び、所
定の位置に搬入されている容器内の所定の位置に所定の
姿勢で順次収納していく移載ロボットとを備えれば足り
る。
【0010】本発明のそれ以上の目的および特徴は、以
下の詳細な説明および図面の記載から明らかになる。本
発明の各特徴は可能な限りそれ単独で、あるいは種々な
組み合わせで複合して用いることができる。
下の詳細な説明および図面の記載から明らかになる。本
発明の各特徴は可能な限りそれ単独で、あるいは種々な
組み合わせで複合して用いることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の代表的な実施の形態
について、その実施例とともに図を参照しながら詳細に
説明する。
について、その実施例とともに図を参照しながら詳細に
説明する。
【0012】本実施の形態は生産されてくるMDケース
を取り扱い、梱包まで行う場合の一例である。しかし、
本発明はこれに限られることはなく、種々な対象物を所
定数ずつ段積して一まとめに各種に取り扱われるように
するあらゆる場合に適用される。
を取り扱い、梱包まで行う場合の一例である。しかし、
本発明はこれに限られることはなく、種々な対象物を所
定数ずつ段積して一まとめに各種に取り扱われるように
するあらゆる場合に適用される。
【0013】本実施の形態の段積方法は梱包にも適して
いる。図1〜図6に示す段積装置を参照して説明する
と、段積の対象物であるMDケース1を図4に仮想線で
示し、図5に示すように上方に通過させ下方には通過さ
せず、図4に実線で示し、図6に示すように受け止める
逆止部材2、3を、図1、図2、図4〜図6に示すよう
に上下2段に配して用いる。
いる。図1〜図6に示す段積装置を参照して説明する
と、段積の対象物であるMDケース1を図4に仮想線で
示し、図5に示すように上方に通過させ下方には通過さ
せず、図4に実線で示し、図6に示すように受け止める
逆止部材2、3を、図1、図2、図4〜図6に示すよう
に上下2段に配して用いる。
【0014】用い方は、下段の逆止部材3の下に順次供
給されるMDケース1を、下段の逆止部材3の上に一旦
持ち上げてから下ろすことにより図4に示すように下段
の逆止部材3の上に載せ、下段の逆止部材3の上に先行
して載せられているMDケース1があるときはこれを前
記MDケース1の持ち上げ時に下方から押し上げておい
て共に下ろすことにより下段の逆止部材3の上に図4に
示すようにMDケース1を段積みすることを繰り返す。
給されるMDケース1を、下段の逆止部材3の上に一旦
持ち上げてから下ろすことにより図4に示すように下段
の逆止部材3の上に載せ、下段の逆止部材3の上に先行
して載せられているMDケース1があるときはこれを前
記MDケース1の持ち上げ時に下方から押し上げておい
て共に下ろすことにより下段の逆止部材3の上に図4に
示すようにMDケース1を段積みすることを繰り返す。
【0015】下段の逆止部材3の上のMDケース1が所
定数に達したとき、下段の逆止部材3の上のMDケース
1を上段の逆止部材2の上に図5に示すように一旦持ち
上げてから下ろすことにより、上段の逆止部材2の上に
図6に示すように載せて一まとめの取り扱いに供するの
と同時に、図6に示すように下段の逆止部材3の上にM
Dケース1を所定数段積みすることとを繰り返し、MD
ケース1を所定数ずつ順次段積みする。
定数に達したとき、下段の逆止部材3の上のMDケース
1を上段の逆止部材2の上に図5に示すように一旦持ち
上げてから下ろすことにより、上段の逆止部材2の上に
図6に示すように載せて一まとめの取り扱いに供するの
と同時に、図6に示すように下段の逆止部材3の上にM
Dケース1を所定数段積みすることとを繰り返し、MD
ケース1を所定数ずつ順次段積みする。
【0016】このようにすると、所定位置に供給される
MDケース1を下段の逆止部材3の上に一旦持ち上げて
下ろすことを繰り返す単純な作業で下段の逆止部材3の
上に短時間に段積していくことができる。下段の逆止部
材3の上のMDケース1が所定数に達する都度、それを
上段の逆止部材2の上まで一旦持ち上げて下ろすとい
う、下段の逆止部材3の上に段積していく操作ストロー
クを大きくするだけの操作、つまり前記所定数に達する
最終のMDケース1を下段の逆止部材3の上に持ち上げ
るのを延長して上段の逆止部材2の上に持ち上げる一挙
動の操作で、下段の逆止部材3による段積サイクルを狂
わせることなしに、上段の逆止部材2の上に移載して一
まとめの取り扱いに供することができる。
MDケース1を下段の逆止部材3の上に一旦持ち上げて
下ろすことを繰り返す単純な作業で下段の逆止部材3の
上に短時間に段積していくことができる。下段の逆止部
材3の上のMDケース1が所定数に達する都度、それを
上段の逆止部材2の上まで一旦持ち上げて下ろすとい
う、下段の逆止部材3の上に段積していく操作ストロー
クを大きくするだけの操作、つまり前記所定数に達する
最終のMDケース1を下段の逆止部材3の上に持ち上げ
るのを延長して上段の逆止部材2の上に持ち上げる一挙
動の操作で、下段の逆止部材3による段積サイクルを狂
わせることなしに、上段の逆止部材2の上に移載して一
まとめの取り扱いに供することができる。
【0017】このMDケース1の一まとめの取り扱いも
所定数のMDケース1が段積されて上段の逆止部材2の
上に移載されるサイクル時間一杯を使えるので、段積サ
イクルの段積数倍の余裕で種々な取り扱いに供すること
ができる。従って、高速で生産される対象物でも1ライ
ンの取り扱いで十分に処理できる。段積数は自由で特に
制限されることはない。しかし、所定数のMDケース1
などの対象物群を一まとめにして取り扱う作業の上で、
その難易度に応じた過不足があり、制限を受けることは
当然ある。
所定数のMDケース1が段積されて上段の逆止部材2の
上に移載されるサイクル時間一杯を使えるので、段積サ
イクルの段積数倍の余裕で種々な取り扱いに供すること
ができる。従って、高速で生産される対象物でも1ライ
ンの取り扱いで十分に処理できる。段積数は自由で特に
制限されることはない。しかし、所定数のMDケース1
などの対象物群を一まとめにして取り扱う作業の上で、
その難易度に応じた過不足があり、制限を受けることは
当然ある。
【0018】一まとめの取り扱いに供される上段の逆止
部材2上のMDケース1群を取り扱って梱包までするに
は、上記に加えさらに、上段の逆止部材2に載せられ一
まとめの取り扱いに供されるMDケース1群を図1、図
7に示すような移載ロボット11により把持して取り扱
い、用意された梱包用の容器12内に所定の姿勢にして
順次収納していき、梱包するようにする。
部材2上のMDケース1群を取り扱って梱包までするに
は、上記に加えさらに、上段の逆止部材2に載せられ一
まとめの取り扱いに供されるMDケース1群を図1、図
7に示すような移載ロボット11により把持して取り扱
い、用意された梱包用の容器12内に所定の姿勢にして
順次収納していき、梱包するようにする。
【0019】これにより、段積サイクルの段積数倍の余
裕を利用した、上段の逆止部材2の上に順次移載される
MDケース1群の梱包用の容器12への収納が、把持、
姿勢規正、位置規正、収納と云った必要な動作全体を移
載ロボット11である1つの機構の連続した動作の中で
合理的に短時間に行え、これが上段の逆止部材2の上へ
のMDケース1群の移載サイクル時間に間に合う限りに
おいて、梱包用の容器12内に収納する個数に拘束され
ることなく、段積から梱包まで含めた処理が少ないライ
ンの設備で行える。
裕を利用した、上段の逆止部材2の上に順次移載される
MDケース1群の梱包用の容器12への収納が、把持、
姿勢規正、位置規正、収納と云った必要な動作全体を移
載ロボット11である1つの機構の連続した動作の中で
合理的に短時間に行え、これが上段の逆止部材2の上へ
のMDケース1群の移載サイクル時間に間に合う限りに
おいて、梱包用の容器12内に収納する個数に拘束され
ることなく、段積から梱包まで含めた処理が少ないライ
ンの設備で行える。
【0020】本実施の形態では下段の逆止部材3の上に
MDケース1を5段積みし、これを上段の逆止部材2の
上に移載して移載ロボット11により一挙に取り扱い、
容器12内の5つある収納スペース12aのそれぞれに
80組順次に収納し、満杯にさせる。従って、1つの容
器12には5×5×80の合計2000個のMDケース
1を収納し梱包することが少ないラインで処理できる。
MDケース1を5段積みし、これを上段の逆止部材2の
上に移載して移載ロボット11により一挙に取り扱い、
容器12内の5つある収納スペース12aのそれぞれに
80組順次に収納し、満杯にさせる。従って、1つの容
器12には5×5×80の合計2000個のMDケース
1を収納し梱包することが少ないラインで処理できる。
【0021】本実施の形態の段積装置およびこれを用い
た梱包装置は、図1〜図7に示すように、段積のために
は、段積の対象物であるMDケース1を所定位置に順次
搬送するコンベア13と、このコンベア13の所定位置
の上で、MDケース1を上方に通過させ下方には通過さ
せず受け止めるように上下2段に設けられた上下段の逆
止部材2、3と、所定位置に搬送されてきたコンベア1
3上のMDケース1を下段の逆止部材3の上まで一旦持
ち上げた後下ろす第1の昇降機構15と、下段の逆止部
材3の上のMDケース1を上段の逆止部材2の上に一旦
持ち上げて下ろす第2の昇降機構16と、下段の逆止部
材3の上のMDケース1が所定数に達したとき第2の昇
降機構16を働かせる制御手段17とを備えている。
た梱包装置は、図1〜図7に示すように、段積のために
は、段積の対象物であるMDケース1を所定位置に順次
搬送するコンベア13と、このコンベア13の所定位置
の上で、MDケース1を上方に通過させ下方には通過さ
せず受け止めるように上下2段に設けられた上下段の逆
止部材2、3と、所定位置に搬送されてきたコンベア1
3上のMDケース1を下段の逆止部材3の上まで一旦持
ち上げた後下ろす第1の昇降機構15と、下段の逆止部
材3の上のMDケース1を上段の逆止部材2の上に一旦
持ち上げて下ろす第2の昇降機構16と、下段の逆止部
材3の上のMDケース1が所定数に達したとき第2の昇
降機構16を働かせる制御手段17とを備えている。
【0022】また、梱包のためには、さらに、梱包用の
容器12を所定位置に搬入して対象物に収納に供し、収
納後の容器12を搬出するコンベア18と、上段の逆止
部材2の上にMDケース1群が載せられる都度これを例
えば段積された上下から把持して持ち運び、所定の位置
に搬入されている容器12内の所定の位置に所定の姿勢
で順次収納していく移載ロボット11とを備えている。
もっとも、上記した把持方向はMDケース1の段積状態
が崩れなければ特に問わない。
容器12を所定位置に搬入して対象物に収納に供し、収
納後の容器12を搬出するコンベア18と、上段の逆止
部材2の上にMDケース1群が載せられる都度これを例
えば段積された上下から把持して持ち運び、所定の位置
に搬入されている容器12内の所定の位置に所定の姿勢
で順次収納していく移載ロボット11とを備えている。
もっとも、上記した把持方向はMDケース1の段積状態
が崩れなければ特に問わない。
【0023】MDケース1は図7に示すように、本体製
造ライン21で製造される本体1aと、蓋製造ライン2
2で製造される蓋1bとを上下に合わせて製造される。
本体1aおよび蓋1bはそれぞれ、図7に示すように4
つずつ成形され、これを4本ずつのコンベア23に分流
させて前記段積および梱包に供する。本体製造ライン2
1では2本ずつのコンベア23の間に幾台かの印刷機2
3を備え、必要な印刷を行う。もっとも、段積および梱
包に供する本体1aおよび蓋1bには必要に応じて各種
の印刷、ラベル貼りなどどのような作業を行ってもよ
い。
造ライン21で製造される本体1aと、蓋製造ライン2
2で製造される蓋1bとを上下に合わせて製造される。
本体1aおよび蓋1bはそれぞれ、図7に示すように4
つずつ成形され、これを4本ずつのコンベア23に分流
させて前記段積および梱包に供する。本体製造ライン2
1では2本ずつのコンベア23の間に幾台かの印刷機2
3を備え、必要な印刷を行う。もっとも、段積および梱
包に供する本体1aおよび蓋1bには必要に応じて各種
の印刷、ラベル貼りなどどのような作業を行ってもよ
い。
【0024】前記段積を行う所定位置にMDケース1を
搬送するコンベア13は、一例として蓋製造ライン22
のコンベア23からの延長のものとして、4本並列に設
けてある。本体製造ライン21のコンベア23の最終段
を前記コンベア13の所定位置の少し上流側までカウン
タ方向から図7に示すように隣接させてある。これによ
り、図7に示すようにコンベア13によって所定位置に
向け搬送されてくる4列の蓋1bに、コンベア23によ
って搬送させてくる4つの本体1aが、横一列に並ぶ。
そこで、この並んでいる4つの本体1aのそれぞれを移
載ロボット25により一度に保持してピックアップし、
これをコンベア13の上に並んでいる4つの蓋1bの上
に載せて双方を組み合わせMDケース1とする。
搬送するコンベア13は、一例として蓋製造ライン22
のコンベア23からの延長のものとして、4本並列に設
けてある。本体製造ライン21のコンベア23の最終段
を前記コンベア13の所定位置の少し上流側までカウン
タ方向から図7に示すように隣接させてある。これによ
り、図7に示すようにコンベア13によって所定位置に
向け搬送されてくる4列の蓋1bに、コンベア23によ
って搬送させてくる4つの本体1aが、横一列に並ぶ。
そこで、この並んでいる4つの本体1aのそれぞれを移
載ロボット25により一度に保持してピックアップし、
これをコンベア13の上に並んでいる4つの蓋1bの上
に載せて双方を組み合わせMDケース1とする。
【0025】移載ロボット25は例えば4つの本体1a
を4本の吸着ノズルによって吸着するなどして一挙に保
持し、これを4つの蓋1bの上にそれらが配列されるY
方向に直線的に移動して移載すればよく、一方向の移動
機能があれば足りる。しかし、移載の動きや機構は種々
なものを採用することができる。また、時間的な余裕が
あるなど、場合によっては上記移載ロボット11を共用
することもできる。また、蓋1bの上に本体1aを載せ
て組み合わせる代わりに、本体1aの上に蓋1bを載せ
て組み合わせるようにしてもよい。
を4本の吸着ノズルによって吸着するなどして一挙に保
持し、これを4つの蓋1bの上にそれらが配列されるY
方向に直線的に移動して移載すればよく、一方向の移動
機能があれば足りる。しかし、移載の動きや機構は種々
なものを採用することができる。また、時間的な余裕が
あるなど、場合によっては上記移載ロボット11を共用
することもできる。また、蓋1bの上に本体1aを載せ
て組み合わせる代わりに、本体1aの上に蓋1bを載せ
て組み合わせるようにしてもよい。
【0026】このようにして、コンベア13の上で最終
的に製造されたMDケース1は、そのまま4レーンのコ
ンベア13によって所定位置に搬送される。4レーンの
コンベア13の所定位置の上にはそれぞれ上下2段の逆
止部材2、3が配置されている。上下2段の逆止部材
2、3はそれぞれ、図3〜図6に示すようにアングル材
を寸切りしたような形状のL型横断面を有した鉤型片面
形状を左右一対組み合わせて用いたもので、各レーンの
コンベア13の上の所定位置に設けられた、上下が開放
された角筒形のガイドケース31の左右の壁31aの外
側に回転軸32により回動できるように支持されてい
る。
的に製造されたMDケース1は、そのまま4レーンのコ
ンベア13によって所定位置に搬送される。4レーンの
コンベア13の所定位置の上にはそれぞれ上下2段の逆
止部材2、3が配置されている。上下2段の逆止部材
2、3はそれぞれ、図3〜図6に示すようにアングル材
を寸切りしたような形状のL型横断面を有した鉤型片面
形状を左右一対組み合わせて用いたもので、各レーンの
コンベア13の上の所定位置に設けられた、上下が開放
された角筒形のガイドケース31の左右の壁31aの外
側に回転軸32により回動できるように支持されてい
る。
【0027】回転軸32は上段の逆止部材2および下段
の逆止部材3の屈曲部外側に溶接などして取り付けら
れ、前記壁31aの両側で壁31aと直角に外向きに張
り出した一対のフランジ31b間に支持され、上段の逆
止部材2および下段の逆止部材3の各逆止片2a、3a
が壁31aに設けられた窓30を通じてガイドケース3
1内に臨み、逆止片2a、3aのそれぞれが窓30の下
縁30aに当接して安定する下動習性を持つように設け
られている。上下の逆止部材2、3の下動習性は回転軸
32まわりの自重によるバランス力によるものでもよい
し、必要に応じてばね付勢して得てもよい。図に示す実
施例は自重によるもので、窓30と壁31とによる規正
を受けて図4に示す実線位置と仮想線位置との間でしか
回動できず、必ず実線の位置に復帰できるようにしてい
る。
の逆止部材3の屈曲部外側に溶接などして取り付けら
れ、前記壁31aの両側で壁31aと直角に外向きに張
り出した一対のフランジ31b間に支持され、上段の逆
止部材2および下段の逆止部材3の各逆止片2a、3a
が壁31aに設けられた窓30を通じてガイドケース3
1内に臨み、逆止片2a、3aのそれぞれが窓30の下
縁30aに当接して安定する下動習性を持つように設け
られている。上下の逆止部材2、3の下動習性は回転軸
32まわりの自重によるバランス力によるものでもよい
し、必要に応じてばね付勢して得てもよい。図に示す実
施例は自重によるもので、窓30と壁31とによる規正
を受けて図4に示す実線位置と仮想線位置との間でしか
回動できず、必ず実線の位置に復帰できるようにしてい
る。
【0028】もっとも、上段の逆止部材2および下段の
逆止部材3は、上記のような逆止機能を発揮できるもの
であれば、どのような構成のものとすることもできる。
例えば、上段の逆止部材2および下段の逆止部材3の1
つをその長手方向に2つあるいはそれを上回る数に分割
して配置してもよいし、ガイドケース31の外部から内
側に進退するようにして逆止機能を発揮するようにした
ものなど種々のものを採用することができる。
逆止部材3は、上記のような逆止機能を発揮できるもの
であれば、どのような構成のものとすることもできる。
例えば、上段の逆止部材2および下段の逆止部材3の1
つをその長手方向に2つあるいはそれを上回る数に分割
して配置してもよいし、ガイドケース31の外部から内
側に進退するようにして逆止機能を発揮するようにした
ものなど種々のものを採用することができる。
【0029】ガイドケース31には、上段の逆止部材2
によって支持するMDケース1群をチャック33などで
把持して取り出すためのチャック挿入用の窓35が一面
に形成され、この窓35からMDケース1が脱落するの
を防止するゴム製のガード片36が窓35の左右の開口
縁に設けられている。
によって支持するMDケース1群をチャック33などで
把持して取り出すためのチャック挿入用の窓35が一面
に形成され、この窓35からMDケース1が脱落するの
を防止するゴム製のガード片36が窓35の左右の開口
縁に設けられている。
【0030】コンベア18は容器12を2列に搬送する
ようにしたもので、移載ロボット11は前記チャック3
3を対象物取り扱いツールの一例として旋回および自転
用の関節41と昇降ヘッド40とを介し支持して有し、
このチャック33をX方向レール42とY方向レール4
3とによって直行するXY2方向に移動させるようにし
てあり、その移動域はコンベア4の上の段積が行われる
所定位置と、およびコンベア18の上の容器12が梱包
のために4つ並ぶ所定位置とを含む領域に設定されてい
る。チャック33は対象物の種類や大きさに応じた、各
種の対象物取り扱いツールと取り替えられるようにする
のが好適である。
ようにしたもので、移載ロボット11は前記チャック3
3を対象物取り扱いツールの一例として旋回および自転
用の関節41と昇降ヘッド40とを介し支持して有し、
このチャック33をX方向レール42とY方向レール4
3とによって直行するXY2方向に移動させるようにし
てあり、その移動域はコンベア4の上の段積が行われる
所定位置と、およびコンベア18の上の容器12が梱包
のために4つ並ぶ所定位置とを含む領域に設定されてい
る。チャック33は対象物の種類や大きさに応じた、各
種の対象物取り扱いツールと取り替えられるようにする
のが好適である。
【0031】第1の昇降機構15は図2、図4に示すよ
うに、固定フレーム44に取り付けたエアシリンダ45
に二股の押上部材47を接続したものであり、押上部材
47がコンベア4を跨ぐ状態で、エアシリンダ45の伸
縮によってコンベア4の搬送面よりもやや下となる図4
に実線で示す下動位置と、MDケース1を下段の逆止部
材3の上所定位置まで持ち上げる図4に仮想線で示す中
段位置との間に昇降させる。第2の昇降機構16は第1
の昇降機構15のエアシリンダ45を含み、このエアシ
リンダ45と固定フレーム44との間に設けたエアシリ
ンダ46で構成され、エアシリンダ45、46が複合し
た伸縮によって押上部材47を図4に実線で示す下動位
置と、所定数段積されたMDケース1群を上段の逆止部
材2の上にまで持ち上げる図5に示す最上動位置との間
で昇降させる。
うに、固定フレーム44に取り付けたエアシリンダ45
に二股の押上部材47を接続したものであり、押上部材
47がコンベア4を跨ぐ状態で、エアシリンダ45の伸
縮によってコンベア4の搬送面よりもやや下となる図4
に実線で示す下動位置と、MDケース1を下段の逆止部
材3の上所定位置まで持ち上げる図4に仮想線で示す中
段位置との間に昇降させる。第2の昇降機構16は第1
の昇降機構15のエアシリンダ45を含み、このエアシ
リンダ45と固定フレーム44との間に設けたエアシリ
ンダ46で構成され、エアシリンダ45、46が複合し
た伸縮によって押上部材47を図4に実線で示す下動位
置と、所定数段積されたMDケース1群を上段の逆止部
材2の上にまで持ち上げる図5に示す最上動位置との間
で昇降させる。
【0032】もっとも、第1の昇降機構15と第2の昇
降機構16とは、互いに独立したものとすることができ
るし、エアシリンダなどのアクチュエータ1つで動作ス
トロークを2段階に制御して中段位置と最上動位置との
2つの上動位置が得られるようにもできる。
降機構16とは、互いに独立したものとすることができ
るし、エアシリンダなどのアクチュエータ1つで動作ス
トロークを2段階に制御して中段位置と最上動位置との
2つの上動位置が得られるようにもできる。
【0033】いずれにしても、制御手段17により昇降
機構15、16などを制御して、前記のような2段階の
昇降操作を行い、前記下段の逆止部材3でのMDケース
1の所定数の段積と、下段の逆止部材3で所定数となっ
たMDケース1を上段の逆止部材2の上に移載すること
とを必要に応じて行う。この制御のために、下段の逆止
部材3で段積されるMDケース1が所定数になったのを
検出する下センサ51が設けられ、これの出力を制御手
段17に入力する。上段の逆止部材2にも所定数段積さ
れたMDケース1群が移載されたのを検出する上センサ
52が設けられ、これの出力を制御手段17に入力する
ようにしている。制御手段17は上センサ52からの検
出結果に応じて移載ロボット11により上段の逆止部材
2の上のMDケース1群を容器12に収納する。
機構15、16などを制御して、前記のような2段階の
昇降操作を行い、前記下段の逆止部材3でのMDケース
1の所定数の段積と、下段の逆止部材3で所定数となっ
たMDケース1を上段の逆止部材2の上に移載すること
とを必要に応じて行う。この制御のために、下段の逆止
部材3で段積されるMDケース1が所定数になったのを
検出する下センサ51が設けられ、これの出力を制御手
段17に入力する。上段の逆止部材2にも所定数段積さ
れたMDケース1群が移載されたのを検出する上センサ
52が設けられ、これの出力を制御手段17に入力する
ようにしている。制御手段17は上センサ52からの検
出結果に応じて移載ロボット11により上段の逆止部材
2の上のMDケース1群を容器12に収納する。
【0034】この実施例装置では、MDケース1を30
秒前後で5枚段積でき、MDケース1の4個ずつの製造
サイクルが6秒程度であるのと丁度釣り合った設計とな
っている。
秒前後で5枚段積でき、MDケース1の4個ずつの製造
サイクルが6秒程度であるのと丁度釣り合った設計とな
っている。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、対象物を下段の逆止部
材の上に一旦持ち上げて下ろすことを繰り返す単純な作
業で短時間に段積していけるし、下段の逆止部材の所定
数の対象物群は、それを上段の逆止部材の上まで一旦持
ち上げて下ろすストロークが大きくなるだけの一挙動の
操作で、下段の逆止部材による段積サイクルを狂わせる
ことなしに、上段の逆止部材の上に移載して一まとめの
取り扱いに供することができ、対象物群の一まとめの取
り扱いも対象物が所定数段積され上段の逆止部材の上に
移載される間のサイクル時間一杯を使えるので、段積サ
イクルの段積数倍の余裕で種々な取り扱いに供すること
ができる。従って、高速で生産される対象物でも少ない
ラインの取り扱いで十分に処理できる。
材の上に一旦持ち上げて下ろすことを繰り返す単純な作
業で短時間に段積していけるし、下段の逆止部材の所定
数の対象物群は、それを上段の逆止部材の上まで一旦持
ち上げて下ろすストロークが大きくなるだけの一挙動の
操作で、下段の逆止部材による段積サイクルを狂わせる
ことなしに、上段の逆止部材の上に移載して一まとめの
取り扱いに供することができ、対象物群の一まとめの取
り扱いも対象物が所定数段積され上段の逆止部材の上に
移載される間のサイクル時間一杯を使えるので、段積サ
イクルの段積数倍の余裕で種々な取り扱いに供すること
ができる。従って、高速で生産される対象物でも少ない
ラインの取り扱いで十分に処理できる。
【0036】また、上記一まとめの取り扱いに供される
対象物群を、段積サイクルの段積数倍の余裕を利用し
て、しかも、上段の逆止部材上に順次移載される対象物
群の梱包用の容器への収納が、把持、姿勢規正、位置規
正、収納と云った必要な動作全体を1つの機構の連続し
た動作の中で合理的に短時間に行え、これが上段の逆止
部材上への対象物群の移載サイクル時間に間に合う限り
において、梱包用の容器内に収納する個数に拘束される
ことなく、段積から梱包まで含めた処理が少ないライン
で行える。
対象物群を、段積サイクルの段積数倍の余裕を利用し
て、しかも、上段の逆止部材上に順次移載される対象物
群の梱包用の容器への収納が、把持、姿勢規正、位置規
正、収納と云った必要な動作全体を1つの機構の連続し
た動作の中で合理的に短時間に行え、これが上段の逆止
部材上への対象物群の移載サイクル時間に間に合う限り
において、梱包用の容器内に収納する個数に拘束される
ことなく、段積から梱包まで含めた処理が少ないライン
で行える。
【図1】本発明の実施の形態としての段積、梱包の装置
の概略構成を示す斜視図である。
の概略構成を示す斜視図である。
【図2】図1の装置の段積部の側面図である。
【図3】図1の装置の段積部の平面図である。
【図4】図1の装置の段積部の初期段積状態で示す断面
図である。
図である。
【図5】図1の装置の段積部の上段の逆止部材への所定
数のMDケースを移載と、下段の逆止部材でのMDケー
スの段積とを行っている状態で示す断面図である。
数のMDケースを移載と、下段の逆止部材でのMDケー
スの段積とを行っている状態で示す断面図である。
【図6】図1の装置の平面図である。
【図7】本発明の実施の形態の全体を示す平面図であ
る。
る。
1 MDケース 1a 本体 1b 蓋 2 上段の逆止部材 3 下段の逆止部材 13、18、23 コンベア 11、25 移載ロボット 12 容器 15 第1の昇降機構 16 第2の昇降機構 17 制御手段 30、35 窓 30a 下縁 31 ガイドケース 32 回転軸 45、46 エアシリンダ 47 押上部材 51 下センサ 52 上センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 57/30
Claims (4)
- 【請求項1】 段積の対象物を上方に通過させ下方には
通過させず受け止める逆止部材を上下2段に配して用
い、下段の逆止部材の下に順次供給される対象物を下段
の逆止部材の上に一旦持ち上げてから下ろすことにより
下段の逆止部材の上に載せ、下段の逆止部材の上に先行
して載せられている対象物があるときはこれを前記対象
物の持ち上げ時に下方から押し上げておいて共に下ろす
ことにより下段の逆止部材の上に対象物を段積みするこ
とを繰り返し、下段の逆止部材の上の対象物が所定数に
達したとき、下段の逆止部材の上の対象物群を上段の逆
止部材の上に一旦持ち上げてから下ろすことにより上段
の逆止部材の上に載せて一まとめの取り扱いに供するの
と同時に、下段の逆止部材の上に対象物を所定数段積み
することとを繰り返し、対象物を所定数ずつ順次段積み
することを特徴とする段積方法。 - 【請求項2】 段積の対象物を所定位置に順次搬送する
コンベアと、このコンベアの所定位置の上で、対象物を
上方に通過させ下方には通過させず受け止めるように上
下2段に設けられた上下段の逆止部材と、所定位置に搬
送されてきたコンベア上の対象物を下段の逆止部材の上
まで一旦持ち上げた後下ろす第1の昇降機構と、下段の
逆止部材の上の対象物を上段の逆止部材の上に一旦持ち
上げて下ろす第2の昇降機構と、下段の逆止部材の上の
対象物が所定数に達したとき第2の昇降機構を働かせる
制御手段とを備えたことを特徴とする段積み装置。 - 【請求項3】 段積の対象物を上方に通過させ下方には
通過させず受け止める逆止部材を上下2段に配して用
い、下段の逆止部材の下に順次供給される対象物を下段
の逆止部材の上に一旦持ち上げてから下ろすことにより
下段の逆止部材の上に載せ、下段の逆止部材の上に先行
して載せられている対象物があるときはこれを前記対象
物の持ち上げ時に下方から押し上げておいて共に下ろす
ことにより下段の逆止部材の上に対象物を段積みするこ
とを繰り返し、下段の逆止部材の上の対象物が所定数に
達したとき、下段の逆止部材の上の対象物群を上段の逆
止部材の上に一旦持ち上げてから下ろすことにより上段
の逆止部材の上に載せて一まとめの取り扱いに供するの
と同時に、下段の逆止部材の上に対象物を所定数段積み
することとを繰り返し、前記上段の逆止部材に載せられ
一まとめの取り扱いに供される対象物群を移載ロボット
により把持して取り扱い、所定位置に用意された梱包用
の容器内に所定の姿勢にして順次収納していき、梱包す
ることを特徴とする梱包方法。 - 【請求項4】 段積の対象物を所定位置に順次搬送する
コンベアと、このコンベアの所定位置の上で、対象物を
上方に通過させ下方には通過させず受け止めるように上
下2段に設けられた上下段の逆止部材と、所定位置に搬
送されてきたコンベア上の対象物を下段の逆止部材の上
まで一旦持ち上げた後下ろす第1の昇降機構と、下段の
逆止部材の上の対象物を上段の逆止部材の上に一旦持ち
上げて下ろす第2の昇降機構と、下段の逆止部材の上の
対象物が所定数に達したとき第2の昇降機構を働かせる
制御手段と、梱包用の容器を所定位置に搬入して対象物
の収納に供し、収納後の容器を搬出するコンベアと、上
段の逆止部材の上に対象物群が移載される都度これを把
持して持ち運び、所定の位置に搬入されている容器内の
所定の位置に所定の姿勢で順次収納していく移載ロボッ
トとを備えたことを特徴とする梱包装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10192702A JP3049229B2 (ja) | 1998-07-08 | 1998-07-08 | 段積み方法と装置、これによる梱包方法と装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10192702A JP3049229B2 (ja) | 1998-07-08 | 1998-07-08 | 段積み方法と装置、これによる梱包方法と装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000016592A JP2000016592A (ja) | 2000-01-18 |
JP3049229B2 true JP3049229B2 (ja) | 2000-06-05 |
Family
ID=16295636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10192702A Expired - Lifetime JP3049229B2 (ja) | 1998-07-08 | 1998-07-08 | 段積み方法と装置、これによる梱包方法と装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3049229B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005239421A (ja) * | 2004-01-29 | 2005-09-08 | Matrix Asia Pacific Kk | スタッカーの蓋付プレート、プレート、蓋等の取出し取込み装置及び方法 |
CN106348005B (zh) * | 2016-11-04 | 2018-10-23 | 泰山石膏(宣城)有限公司 | 限位盒组装设备的下罩上料装置 |
CN110482238B (zh) * | 2018-06-27 | 2022-05-31 | 麻城市中达精密机械有限公司 | 全自动插盘机 |
CN115285703A (zh) * | 2022-07-22 | 2022-11-04 | 广州蓝胖子移动科技有限公司 | 托盘堆垛机构 |
-
1998
- 1998-07-08 JP JP10192702A patent/JP3049229B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000016592A (ja) | 2000-01-18 |
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