JPH09131685A - ロボットのハンド装置 - Google Patents

ロボットのハンド装置

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Publication number
JPH09131685A
JPH09131685A JP29090695A JP29090695A JPH09131685A JP H09131685 A JPH09131685 A JP H09131685A JP 29090695 A JP29090695 A JP 29090695A JP 29090695 A JP29090695 A JP 29090695A JP H09131685 A JPH09131685 A JP H09131685A
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suction
robot
tool
linear guide
gripping
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JP29090695A
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Inventor
Katsunori Aoki
克典 青木
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きさの異なるダンボール等の箱形形状の被
搬送物を複雑な制御を行うことなく安定して吸着及び把
持搬送するためのロボットのハンド装置を得る。 【解決手段】 ロボット2のアーム2aに設けられた円
形ガイドレール12の円形軌道に沿って移動可能な第1
直線ガイドユニット14及び第2直線ガイドユニット1
5と、第1直線ガイドユニットに設けられた1組の吸着
把持移動体17a及び17bに吸着具21aと把持具2
2a、吸着具21bと把持具22bが取り付けられてい
る。吸着把持移動体17a,17bは、 ボールネジ19
がサーボモータ20により駆動され、円形軌道の中心に
対し、内側あるいは外側に移動し、被搬送物の4つの角
部を吸着及び把持し搬送を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ロボットのハン
ド装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】搬送コンベアによって搬送されてくる被
搬送物をパレット上に順次積み付けるパレタイジング作
業及びパレット上の積み付けの済んだ被搬送物を別のパ
レットに積み換えるデパレタイジング作業は、ロボット
を使用して広く行われている。図11は従来装置を示す
もので、1はダンボール箱など箱形形状をなし、上面1
aが平板状の被搬送物、2はロボット、2aはロボット
2のアーム、3はロボット2の作業範囲内へ被搬送物1
を搬送する搬送コンベア、4は積み付けステーションに
配置されたパレットでこのパレット4上には、被搬送物
1があらかじめ設定された積み付け順序に従って積み付
けられる。5はロボット2のアーム2aの先端下部に固
定されたハンド装置でそのフレーム下面5aには被搬送
物1の上面1aを吸着する複数の真空吸着パッドすなわ
ち吸着具6が取付けられている。
【0003】次に、動作について説明する。まず、パレ
タイジング作業においては、搬送コンベア3によりロボ
ット2の作業範囲内に被搬送物1が搬送されてくると制
御装置(図示せず)に制御されてロボットのアーム2a
が被搬送物1に接近する。そして、ハンド装置5に取付
けられた吸着具6が搬送コンベア3上の被搬送物1の上
面1aに当接するとタッチセンサ(図示せず)が動作し
てアーム2aが停止する。次いで制御装置が動作して吸
着具が付勢されると被搬送物1が吸着される。続いて、
制御装置から被搬送物1の搬送指令が出て、ロボット2
のアーム2aが上昇→旋回→下降し、被搬送物1がパレ
ット4上のあらかじめ設定された位置へ載置される。そ
して、ハンド装置5の吸着具6が消勢されて被搬送物1
のパレット4への積み付けが完了する。
【0004】デパレタイジング作業においては、パレッ
ト上の積み付けの済んだ被搬送物を最上段の物品より順
次別の新しいパレットに積み換えるのであるが、基本的
には上記動作と同様に行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のロボ
ットのハンド装置は、被搬送物1の上面1aを吸着具6
により吸着して被搬送物1を搬送するので、図11に示
すように被搬送物1をパレット4上に隙間なく効率的に
積み付けることができる。しかし、反面大きさの異なる
多種の被搬送物1を搬送しようとするとパレタイジング
及びデパレタイジング両作業において次の問題点があっ
た。
【0006】すなわち、図12に示すように吸着具6
a、6bの取付間隔に対し被搬送物1Aが小さい場合に
は、吸着具6bが被搬送物1Aの上面からはみ出し吸着
具6bが被搬送物1Aを吸着できないという問題点があ
った。また、図13に示すように、吸着具6a、6bの
取付間隔に対し被搬送物1Bが大きい場合には、ロボッ
トのアーム2aが旋回した時に被搬送物1Bの重心Gに
慣性力Fが作用し吸着具6aまたは6bには吸着能力を
越える荷重が加わって被搬送物1Bが脱落という問題が
あった。
【0007】これらの問題を解決するために、フレーム
5aに多数の吸着具を取り付けておき、被搬送物1に確
実に当接する吸着具のみを付勢してする方法がある。し
かし、この方法は、被搬送物1ごとに付勢する吸着具を
選択し動作させねばならず、被搬送物1の種類が増える
と複雑な制御を必要とする問題点があった。一方、被搬
送物1はダンボール箱など箱形形状をしており、上面1
aは図14に示すように中央部を粘着テープ7で封をす
る。あるいは、図15に示すようにビニール製結束バン
ド8等で結束してダンボールの上ブタが容易に開かない
ように梱包されている。したがって、吸着具6はこれら
の粘着テープ7及び結束バンド8を避けて配置しなけれ
ばならないが、大きさの異なる多種の被搬送物1に対し
ての対応が大変困難である。もし、吸着具6がこれらの
粘着テープ7及び結束バンド8と重なった場合、吸着具
6のわずかなすき間から空気が侵入し真空度が低下し吸
着ミスが発生する。
【0008】さらに、粘着テープ7と結束バンド8との
併用などの梱包方法が考えられるがこれらの梱包材はい
ずれの場合もダンボール箱のほぼ中央部に施されること
が一般的である。したがって、大きさの異なる多種の被
搬送物1に対し吸着具6が固定式の場合はこれらの梱包
材との重複をさけることが大変困難である。また、吸着
具6は被搬送物1の上面1aがわずかに傾斜していた
り、表面に部分的に凹凸が有ると上面1aとの密着性が
確保できないため、一定の範囲内で自由に首が振れる構
造になっている。
【0009】そして、ロボットのアーム2aが高速度で
発進停止を行うと吸着具6を介し吸着保持されている被
搬送物1は慣性力の作用で水平方向に揺らされ、不安定
な搬送状態が発生する。そして最悪の場合は吸着具6か
ら脱落する恐れがある。
【0010】さらに、デパレタイジング作業において
は、パレタイジング作業にて積み付けられた被搬送物は
隣り同士のすき間が全くない密着状態もしくは、すき間
をわずかに残した状態で定められた順序で正確に位置決
めして積み付けがされているので、積み付け状態から直
接把持することが困難であるという問題点があった。ま
た、パレットの移動中に一部の被搬送物の積み付け位置
がずれたり、あるいは被搬送物自身が変形していて結果
的に積み付け位置がずれていたりすることがあるので、
被搬送物の位置ズレを修正しないと新しいパレットに正
確に積み付けできないという問題点があった。また、被
搬送物の位置ズレが所定値以上であり、被搬送物の4つ
の角のいずれかが4つの把持具の把持可能な範囲より外
側にハミ出していた場合にロボットのアームが下降する
と把持具が被搬送物にぶつかり把持具が破損したり、被
搬送物を押しつぶしたりするという問題があった。
【0011】この発明はかかる問題点を解決するために
なされたもので、大きさの異なる多種の被搬送物を複雑
な制御を行うことなく、確実に吸着し搬送できるロボッ
トのハンド装置を提供することを目的としている。
【0012】また、デパレタイジング作業においては、
一品種のみ積み付けがされた単品パレットあるいは数品
種が積み付けされた混載パレットより被搬送物の位置ズ
レを修正した後、吸着及び把持し新しいパレットに正確
に積み換えすることができるロボットのハンド装置を提
供することを目的としている。また、把持具と被搬送物
との衝突を防止できるロボットのハンド装置を提供する
ことを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係るロボット
のハンド装置は、ロボットのアームに設けられたフレー
ムと、このフレーム下面に設けられた円形ガイドと、こ
の円形ガイドに案内される軸受を介し両端部が保持さ
れ、上記円形ガイドの中心軸回りに回転可能な一対の直
線ガイドユニットと、これらの各々の直線ガイドユニッ
トの位置決めをする位置決め手段と、上記各々の直線ガ
イドユニットに上記中心軸から等距離に設けられた少な
くとも一対の把持手段と、これらの各々の把持手段を上
記中心方向または反対方向に等しい距離を移動させる移
動手段と、を備える。
【0014】また、上記把持手段に吸着具を設けたもの
である。
【0015】また、上記把持手段のうち上記直線ガイド
ユニットの両端部側に配設された把持手段に把持具を設
けたものである。
【0016】また、上記把持具は搬送物の角部を把持す
るものである。
【0017】また、上記把持手段に吸着具を設けたもの
である。
【0018】また、上記吸着具を上下方向に移動する上
下方向移動手段を設けたものである。
【0019】また、上記把持具に搬送物の有無を検出す
る検出手段を設けたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.この発明の一実施の形態を図1、図2に
より説明する。図において、図11、12及び図13に
示した従来装置と同一または相当部分については同一符
号を付しその説明は省略する。なお、図1は正面図、図
2は図1のA−A断面である。図において、10はロボ
ット2のアーム2aの先端下部に固定されたハンド装置
で、11はハンド装置10のフレーム、12はフレーム
11の下面に固定され、13a、13b軸受を案内する
円形ガイドレール、14は第1直線ガイドユニットでそ
の両端部は、軸受13a、13bと一体になっており円
形ガイドレール12で案内されて円形ガイド12上を滑
らかに回転可能である。また、15は第2直線ガイドユ
ニットで第1直線ガイドユニットと同様その両端部は軸
受16a、16bと一体になっており同じく円形ガイド
レール12で案内されている。第1直線ガイドユニット
14は、被搬送物1を吸着及び把持するための吸着把持
移動体17a、17bと吸着把持移動体17a、17b
を案内及び駆動するための直線ガイドロッド18、ボー
ルネジ19、サーボモータ20で構成される。ボールネ
ジ19は円形ガイドレール12の中心から各半分が右ネ
ジ19a、左ネジ19bになっているため、サーボモー
タ20によりボールネジ19が駆動されると吸着把持移
動体17a、17bはお互いが同時に円形ガイドレール
12の中心に向かって内側方向あるいはその反対方向
(外側方向)へ移動可能になっている。なお、右ネジ1
9a、左ネジ19bのネジピッチは同一ピッチである。
また、吸着把持移動体17a、17bは各々吸着具21
a、21b及び把持具22a、22bにより一体で構成
される。
【0021】一方、第2直線ガイドユニット15も第1
直線ガイドユニット14と同様の構成になっており、吸
着把持移動体23a、23b、吸着具24a、24b、
把持具25a、25b、直線ガイドロッド26、ボール
ネジ27、サーボモータ28を有する。また、29、3
0はエアシリンダーでそのシリンダーロッド31、32
は直線ガイドユニット14、15の一端に結合される。
一方、シリンダー本体はフレーム11に固定されてい
る。エアシリンダー29、30を作動させると直線ガイ
ドユニット14、15は円形ガイドレール12に案内さ
れて円形軌道上を移動する。そして、エアシリンダー2
9、30に内蔵されたブレーキ29a、30aが働き、
直線ガイドユニット14、15は円形軌道上の所定の位
置に位置決めされる。
【0022】このような構成からなるハンド装置を使用
し被搬送物1を吸着把持する動作に入る前の状態を図3
により説明する。図3は、図1のB−B断面である。被
搬送物1はダンボール等の箱形形状であり、上面1aは
4つの角部1b、1c、1d、1eを有する四辺形をな
している。その上方に図3のように吸着具21a、21
b、24a、24b及び把持具22a、22b、25
a、25bが配置される。すなわち、上面1aの4つの
角部を結ぶ対角線X−X、Y−Yの真上に吸着具及び把
持具が配置されるよう直線ガイドユニット14、15の
位置を制御する。また、それらに組み込まれた吸着把持
移動体17a、17b、23a、23bは被搬送物1の
対角線上の角部の間隔1b〜1c間、1d〜1e間の長
さに応じ最適な間隔に制御される。
【0023】次に、図4、図5に機器構成系統図を示
す。図4は第1直線ガイドユニット14及び第2直線ガ
イドユニット15を構成している機器の機器構成系統図
であり、41は真空ポンプ、42は吸着具21a、21
b、24a、24b用の電磁弁、43は真空スイッチで
ある。また、44はサーボモータ20、28用の制御装
置である。図5は第1直線ガイドユニット14及び第2
直線ガイドユニット15の位置決め用機器の機器構成系
統図であり、45は空気圧縮機、46、47はエアシリ
ンダー29、30を駆動させる電磁弁、48、49はエ
アシリンダー29、30のブレーキ29a、30aを作
動させる電磁弁である。
【0024】次に実施の形態1の動作について図6に示
したフローチャートをもとに説明する。 コンベア3に
より搬送されてくる被搬送物1の種々の大きさに応じ図
3に示す対角線X−X及びY−Yのなす角度αに相当す
る位置決め設定角度が第1直線ガイドユニット14及び
第2直線ガイドユニット15に、また、対角線の長さに
相当した吸着把持移動体17aと17b及び23aと2
3bとの間隔が本システムを統括する上位の制御装置よ
りロボット2の制御装置に対しステップ51の吸着把持
準備指令が出る。ステップ51により電磁弁46、47
が動作し角度αに相当する直線ガイドユニット14、1
5の交差する角度が設定される。そして、電磁弁48、
49が動作しエアシリンダー29、30のブレーキ29
a、30aが作動し直線ガイドユニット14、15の位
置が固定される。
【0025】また、サーボモータの制御装置44及びサ
ーボモータ20、28が動作し、吸着把持移動体17
a、17b及び23a、23bの位置が設定される。次
にコンベア3により被搬送物1が搬送されてロボット2
の動作範囲内に停止するとステップ52のアーム1次下
降指令が出る。ステップ52によりロボット2が動作し
アーム2aの先端下部に取付けられたハンド装置10が
被搬送物1に対向する。そして、被搬送物1と吸着具2
1a、21b、24a、24b及び把持具22a、22
b、25a、25bとの位置関係については図1の正面
図、図3の平面図の如くなる。そして、ハンド装置10
があらかじめロボット2の制御装置にプログラムされた
値に到達したらステップ53のアーム停止指令が出てア
ーム2aが停止する。
【0026】次いで、ロボットの制御装置よりステップ
54の吸着把持移動体閉じ指令が出てサーボモータ2
0、28及びサーボモータ制御装置44が動作して直線
ガイドユニット14、15のボールネジ19、27が駆
動され吸着把持移動体17a、17b、23a、23b
が直線ガイドロッド18、26に案内され開位置から閉
じ方向に移動し把持具22a、22b、25a、25b
が被搬送物1の4つの角部1b、1c、1d、1eに当
接する。この時、把持具22a、22b、25a、25
bが4つの角部1b、1c、1d、1eを押圧する押圧
力Pは例えば1Kg程度と小さくしてある。次に、ロボ
ット制御装置よりステップ55の被搬送物吸着指令が出
て電磁弁42が開路すると吸着具21a、21b、24
a、24bは真空ポンプ41に直結され吸着可能な状態
となる。
【0027】次に、ロボット制御装置よりステップ56
のアーム2次下降指令が出て、ロボット2が動作しアー
ム2aが垂直に下降する。そして吸着具21a、21
b、24a、24bが被搬送物1の上面1aに当接する
と真空度が上昇し真空度が所定値に達すると真空スイッ
チ43が作動する。そして、この真空スイッチ43の動
作信号を受けてステップ57のアーム停止指令が出る。
なお、ステップ56によりアーム2aが下降するとき、
把持具22a、22b、25a、25bは被搬送物1の
4つの角部1b、1c、1d、1eに当接している。し
かし、把持具22a、22b、25a、25bの押圧力
Pは小さくしてあるため、把持具22a、22b、25
a、25bに生じる下降方向の接触抵抗は小さい。従っ
て、アーム2aは円滑に下降する。
【0028】次に、ステップ57のアーム停止指令によ
りロボット2のアーム2aの下降が停止する。次に、ロ
ボットの制御装置よりステップ58の吸着把持移動体閉
位置保持指令が出て、サーボモータ制御装置44により
サーボモータ20、28は駆動力が押付力P=1Kg程
度に保たれていたのが、今度はサーボモータの回転角を
その位置で電気的に保持するように制御される。これに
より、吸着把持移動体17a、17b、23a、23b
は、動きが阻止される。この後、ロボットの制御装置よ
りステップ59の被搬送物搬送指令が出てロボット2の
アーム2aが上昇→旋回→下降して被搬送物1をパレッ
ト4上に載置し、続いて、電磁弁42が動作して吸着具
21a、21b、24a、24bが消勢されて被搬送物
1の積み付けが完了する。
【0029】従って、この実施の形態によるロボットの
ハンド装置は、被搬送物1の大きさに対応して吸着把持
移動体17a、17b、23a、23bが上面1aの対
角線上の4つの角部1b、1c、1d、1e近くに位置
決めされるため吸着具21a、21b、24a、24b
は梱包材の粘着テープ7及び結束バンド8を容易に回避
することができる。その結果、吸着具21a、21b、
24a、24bによる真空吸着動作を確実に機能させる
ことができる。
【0030】また、被搬送物1をロボット2により搬送
中は吸着把持移動体17a、17b、23a、23bの
把持具22a、22b、25a、25bが被搬送物1の
4つの角部1b、1c、1d、1eを把持しその位置が
ずれないようにサーボモータ20、28が電気的に保持
する為、被搬送物1に図13に示した水平方向の慣性力
Fが加わっても被搬送物1が動いたり揺れが発生するこ
とがない。従って、被搬送物1が吸着具21a、21
b、24a、24bから脱落することなく安定して搬送
することができる。
【0031】以上のように、大きさの異なる多種の被搬
送物1を複雑な制御を行うことなく確実に吸着し把持し
て搬送することができる。
【0032】なお、上記実施の形態1では吸着把持移動
体17a、17b、23a、23bに吸着具21a、2
1b、24a、24b及び把持具22a、22b、25
a、25bの両方を組み込んで1組としていたが、これ
を、吸着具のみあるいは把持具のみで移動体と構成する
こともロボットの動作速度が遅い場合や被搬送物が軽量
の場合には適用することができる。また、その他のパレ
タイジングとして数品種を同時に生産する混流式の生産
ラインにより払い出される被搬送物を品種毎の数量と積
み付け順序がコンピュータにて計算され、ロボットに指
令が出て、その指令に従い数品種の被搬送物を一枚のパ
レットに効率よく積み付けを行う混載パレタイジングが
最近行なわれつつある。このような混載パレタイジング
においてもこのハンド装置は適用が可能である。
【0033】実施の形態2.実施の形態1では工場の生
産ラインよりコンベア上を払い出された被搬送物をパレ
ットに順次積み付けるパレタイジング作業の場合のハン
ド装置について述べたが実施の形態2ではパレット上の
積み付けの済んだ被搬送物を、最上段の物品より、順次
別の新しいパレットに積み換えるデパレタイジング作業
の場合のハンド装置について述べる。
【0034】実施の形態2の構造について図7により説
明する。機器の基本的な構成は実施の形態1の図1及び
図2と同一である。異なるのは、吸着把持移動体17
a、17b、23a、23bにエアシリンダー31、3
2、33、34を付加しそのシリンダーロッドの先端に
吸着具21a、21b、24a、24bを取り付けエア
シリンダー31、32、33、34の動作で吸着具21
a、21b、24a、24bを上下に移動可能とした点
である。なお、図7において吸着具が上方位置にある時
を21a、21b下方位置にある時を21a’、21
b’として表す。また、第2直線ガイドユニット15の
吸着把持移動体23a、23b、吸着具が上方位置にあ
る時を24a、24b、下方位置にある時を24a’、
24b’、そして把持具25a、25b及びエアシリン
ダー33、34は図示を省略してある。
【0035】次に、実施の形態2の動作について図8、
図9により説明する。図8はパレット上に積み付けがさ
れた被搬送物の最上段の1ヶ目の被搬送物1を吸着具2
1a、21b、24a、24bにて吸着し少し横にずら
して隣の被搬送物とのすき間G1 、G2 を確保した状態
を示すものである。この時の、吸着具21a、21b、
24a、24bはエアシリンダー31、32、33、3
4を下方へ動作させてその位置が把持具22a、22
b、25a、25bより下方へ下がっている状態(21
a’、21b’、24a’、24b’)とし、被搬送物
1を吸着する際に隣の被搬送物に把持具が干渉しないよ
うにする。次に、被搬送物1と隣とのすき間G1 、G2
が確保できたら吸着状態を解除し吸着具21a、21
b、24a、24bはエアシリンダー31、32、3
3、34を動作させ上方へ移動させる。
【0036】次に、ロボットのアーム2aを下方へ移動
させ把持具が被搬送物1の側面を把持できる高さで止め
る。また、吸着具21a、21b、24a、24bは被
搬送物1の上面1aに接触する寸前となるようにする。
【0037】次に、サーボモータ20、28を動作さ
せ、吸着把持移動体17a、17b、23a、23bを
中心方向(閉方向)へ移動させる。この時、被搬送物1
がプログラムされた正規の位置になっておれば先に述べ
た実施の形態1の図3のように被搬送物1とハンド装置
10との中心が一致し正確な位置関係が確保でき被搬送
物1を把持することができる。ところが、被搬送物1が
正確に積み付けがされていなかったり、パレットの移動
中に位置ズレを起こしていると被搬送物1とハンド装置
10との位置関係にズレが生じ、図9のような状態が想
定される。プログラムされたハンド装置10の位置と被
搬送物1との位置ズレが所定値以内であれば図9のよう
に被搬送物1の4つの角部1b、1c、1d、1eの位
置が把持具22a、22b、25a、25bの閉方向の
範囲内にあるため、把持具22a、22b、25a、2
5bが閉すると被搬送物1はその位置が矯正的に矯正さ
れ、結果的にハンド装置10と被搬送物1との中心が一
致する。所定値とは把持具22a、22b、25a、2
5bの閉方向の幅からあらかじめ定めた値である。この
ようにして被搬送物1の位置ズレが修正されるので、新
しいパレットへの正確な積み付けが可能になる。
【0038】次に把持具22a、22b、25a、25
bは先程の閉の状態を維持しつつその把持力が1Kg程
度になるようサーボモータ20、28の駆動力を制御
し、その状態に達したらサーボモータ20、28を電気
的に固定する。次に、ロボットのアーム2aを吸着具2
1a、21b、24a、24bが被搬送物1の上面1a
に接しかつ安定して吸着できる高さまで下降させ停止さ
せる。次に、電磁弁42を動作させ吸着を開始する。そ
して、真空スイッチ43が動作して吸着が完了したらロ
ボットは搬送を開始する。これ以降の動作は、先に述べ
た実施の形態1と同一方法である為説明は省略する。
【0039】以上の動作を繰り返し行うことで一品種の
み積み付けがされた単品パレットあるいは数品種が積み
付けされた混載パレットより被搬送物の位置ズレを修正
した後、吸着及び把持し新しいパレットに正確に積み換
えすることができる。
【0040】次に、被搬送物の位置ズレが大きく所定値
以上になり、被搬送物の4つの角のいずれかが4つの把
持具の把持可能な範囲より外側にハミ出していた場合
に、ロボットのアームが下降すると把持具が被搬送物に
ぶつかり把持具が破損したり、被搬送物を押しつぶした
りするのを防止する方法を図10により説明する。
【0041】図において35、36は把持具22aの内
側面に取り付けられた光電センサである。光電センサ3
5、36は投光部と受光部からなり発射した光が前方の
被搬送物に当り、反射光となって受光部に到達した場合
に被搬送物有りと判断するようにする。図10の光電セ
ンサ35の場合は、被搬送物1の上面1aが把持具22
aの内側面より外側へT1 ハミ出しているので、光電セ
ンサ35の発射光は被搬送物1の上面1aに当りその反
射光が受光部に到達し、被搬送物有りと判断する。ま
た、光電センサ36の場合は被搬送物1の上面1aが把
持具の内側面より内側へT2 入っており、光電センサ3
6の反射光は反射することなく下方へ通り抜けてしま
う。従って、受光部は被搬送物無しと判断する。なお、
把持具22aについて説明したが、把持具22b、25
a、25bについても同様に光電センサが取り付けられ
ている。
【0042】以上のように、把持具の下方の被搬送物が
把持具より内側に有るか、それとも外側に有るかを事前
に光電センサで確認し、把持動作へ入るため、把持具と
被搬送物との位置関係がロボットハンドの動作条件等か
らあらかじめ定めた値以上ずれていた場合は、動作が中
断され、把持具と被搬送物との衝突を未然に防止するこ
とができる。
【0043】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ロボ
ットのアームに設けられたフレームと、このフレーム下
面に設けられた円形ガイドと、この円形ガイドに案内さ
れる軸受を介し両端部が保持され、上記円形ガイドの中
心軸回りに回転可能な一対の直線ガイドユニットと、こ
れらの各々の直線ガイドユニットの位置決めをする位置
決め手段と、上記各々の直線ガイドユニットに上記中心
軸から等距離に設けられた少なくとも一対の把持手段
と、これらの各々の把持手段を上記中心方向または反対
方向に等しい距離を移動させる移動手段と、を備えたの
で、大きさの異なる多種の被搬送物を複雑な制御を行う
ことなく確実に把持して搬送することができる。
【0044】また、上記把持手段に吸着具を設けたの
で、確実に把持して搬送することができる。
【0045】また、上記把持手段のうち上記直線ガイド
ユニットの両端部側に配設された把持手段に把持具を設
けたので、水平方向の慣性力が加わっても被搬送物が動
いたり揺れが発生することがなく、安定して搬送するこ
とができる。
【0046】また、上記把持具は搬送物の角部を把持す
るので、確実に把持して搬送することができる。
【0047】また、上記把持手段に吸着具を設けたの
で、水平方向の慣性力が加わっても被搬送物が動いたり
揺れが発生することがなく、より安定して搬送すること
ができる。
【0048】また、上記吸着具を上下方向に移動する上
下方向移動手段を設けたので、被搬送物の位置ズレを修
正した後に把持し、新しいパレットに正確に積み換えす
ることができる。
【0049】また、上記把持具に搬送物の有無を検出す
る検出手段を設けたので、把持具と被搬送物との衝突を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態を示すロボットハン
ド装置の正面図である。
【図2】 図1のA−A断面図である。
【図3】 図1のB−B断面図である。
【図4】 この発明の一実施の形態の機器構成系統図で
ある。
【図5】 この発明の一実施の形態の機器構成系統図で
ある。
【図6】 この発明の一実施の形態の動作を説明するた
めのフローチャート図である。
【図7】 この発明の他の実施の形態を示す正面図であ
る。
【図8】 この発明の他の実施の形態の動作を説明する
ためのパレット上に積み付けがされた被搬送物の斜視図
である。
【図9】 この発明の他の実施の形態の動作を説明する
ための平面図である。
【図10】 この発明の他の実施の形態の把持具を説明
するための斜視図である。
【図11】 従来のロボットのハンド装置の概念図であ
る。
【図12】 従来のロボットのハンド装置の動作を説明
するための正面図である。
【図13】 従来のロボットのハンド装置の動作を説明
するための正面図である。
【図14】 被搬送物の荷姿を説明するための斜視図で
ある。
【図15】 被搬送物の荷姿を説明するための斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 被搬送物、2a アーム、10 ハンド装置、11
フレーム、12 円形ガイドレール、14 第1直線
ガイドユニット、15 第2直線ガイドユニット、17
a、17b 吸着把持移動体、21a、21b 吸着
具、22a、22b 把持具、19 ボールネジ、20
サーボモータ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットのアームに設けられたフレーム
    と、このフレーム下面に設けられた円形ガイドと、この
    円形ガイドに案内される軸受を介し両端部が保持され、
    上記円形ガイドの中心軸回りに回転可能な一対の直線ガ
    イドユニットと、これらの各々の直線ガイドユニットの
    位置決めをする位置決め手段と、上記各々の直線ガイド
    ユニットに上記中心軸から等距離に設けられた少なくと
    も一対の把持手段と、これらの各々の把持手段を上記中
    心方向または反対方向に等しい距離を移動させる移動手
    段と、を備えたことを特徴とするロボットのハンド装
    置。
  2. 【請求項2】 上記把持手段に吸着具を設けたことを特
    徴とする請求項1記載のロボットのハンド装置。
  3. 【請求項3】 上記把持手段のうち上記直線ガイドユニ
    ットの両端部側に配設された把持手段に把持具を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載のロボットのハンド装
    置。
  4. 【請求項4】 上記把持具は搬送物の角部を把持するこ
    とを特徴とする請求項2または請求項3記載のロボット
    のハンド装置。
  5. 【請求項5】 上記把持手段に吸着具を設けたことを特
    徴とする請求項3または請求項4記載のロボットのハン
    ド装置。
  6. 【請求項6】 上記吸着具を上下方向に移動する上下方
    向移動手段を設けたことを特徴とする請求項2またあは
    請求項5記載のロボットのハンド装置。
  7. 【請求項7】 上記把持具に搬送物の有無を検出する検
    出手段を設けたことを特徴とする請求項3または請求項
    4記載のロボットのハンド装置。
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