JP3048288U - 見出し付きファイル - Google Patents

見出し付きファイル

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JP3048288U
JP3048288U JP1997009908U JP990897U JP3048288U JP 3048288 U JP3048288 U JP 3048288U JP 1997009908 U JP1997009908 U JP 1997009908U JP 990897 U JP990897 U JP 990897U JP 3048288 U JP3048288 U JP 3048288U
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Application number
JP1997009908U
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English (en)
Inventor
弘 野口
Original Assignee
株式会社野口紙工
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数を一緒に重ねて保管する場合に、互いに
見出しの位置をずらして見やすくすることができ、か
つ、見出しの位置をずらすための手段が構造を複雑にす
ることがなく、製造コストのアップを回避できる見出し
付きファイルを提供する。 【解決手段】 書類等を挟んで保持する表紙構造又は書
類等を挿入して保持する袋構造等のファイル本体を構成
するシートの縁の異なる箇所に複数の見出し片を設ける
とともに、それら複数の見出し片の中から使用者が必要
なものだけを任意に選択して残し、その他の見出し片を
除去できるように、すべての見出し片の付け根にミシン
目等の切断容易な部位を設けたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は、保持する書類等を分類、整理するための見出しを具えた見出し付き ファイルに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の見出し付きファイルは、見出しを予め所定の位置に設けている。このよ うなファイルを複数一緒に重ねて保管した場合に、見出しが重なって見にくいと いう問題がある。この問題を解決するには、見出しの位置を互いにずらす必要が ある。そこで、見出しの位置をずらせるように、見出しをファイル本体に対しス ライド自在に組付けたファイルが考案されている。しかしながら、見出しをファ イル本体とは別個に製造する必要があり、かつ、両者にスライド機構を設けるた め構造が複雑化することにより、製造コストがアップするという不満がある。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、複数を一緒に重ねて保管する場合に、互いに見出しの位置をずらし て見やすくすることができ、かつ、見出しの位置をずらすための手段が構造を複 雑にすることがなく、製造コストのアップを回避できる見出し付きファイルの提 供を課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案の見出し付きファイルは、書類等を挟んで 保持する表紙構造又は書類等を挿入して保持する袋構造等のファイル本体を構成 するシートの縁の異なる箇所に複数の見出し片を設けるとともに、それら複数の 見出し片の中から使用者が必要なものだけを任意に選択して残し、その他の見出 し片を除去できるように、すべての見出し片の付け根にミシン目等の切断容易な 部位を設けたことを特徴とする構成としたものである。
【０００５】
【実施例】
以下、図示した本考案の実施例について説明する。先ず、図１及び図２に示し た第１実施例は、折畳可能且つ展開可能なオモテ表紙部２とウラ表紙部３を有す る表紙構造のファイル本体１をプラスチック又は紙などのシート４で形成し、そ のウラ表紙部３におけるオモテ表紙部２との境界に近い側端部に逆Ｕ字状及びＵ 字状の切込み５，６によって囲まれた上下一対の起伏自在な綴込紐部７，８を設 け、又、ウラ表紙部３の側縁に沿って上端から下端まで複数の見出し片１０，１ １，１２，１３，１４，１５，１６，１７，１８，１９，２０を並設し、かつ、 それら全部の見出し片の付け根に、切断を容易にするためのミシン目９を設けた 構成を採っている。
【０００６】 この第１実施例のファイルは、図２に示すように、書類等２１に穿設した綴込 穴２２，２３に綴込紐部７，８を挿通するとともに、その書類等２１をオモテ表 紙部２とウラ表紙部３の間に挟んで保持するものである。そして、使用者は、必 要な見出し片だけ、例えば符号１２の見出し片だけを選択して残し、その他の見 出し片をミシン目９から切り捨てて使用する。なお、見出し片は直に筆記具で文 字等を書き込めるようになっている。
【０００７】 次に、図３に示した第２実施例は、プラスチック又は紙などのシート２４によ り、互いに重なり合う前面部２５と後面部２６を有して、それらの下辺部と一方 の側辺部が閉合するとともに、上辺部と他方の側辺部が開離した袋構造のファイ ル本体２７を形成し、そのファイル本体２７の開離した側辺部における後面部２ ６の側縁に、下端から上端まで複数の見出し片２８，２９，３０，３１，３２， ３３，３４，３５，３６，３７，３８，３９を設け、かつ、それら全部の見出し 片の付け根にミシン目４０を設けたものである。
【０００８】 この第２実施例のファイルは、書類等を袋構造のファイル本体２７の中に挿入 して保持し、使用者は必要な見出し片だけを選択して残し、その他の見出し片を ミシン目４０から切り捨てて使用するものである。
【０００９】 なお、見出し片の数は任意であり、上記の実施例に限定するものではない。
【００１０】
【考案の効果】
本考案の見出し付きファイルは上記の通りであり、使用者は複数の見出し片の 中から必要なものだけを選択して残し、その他の見出し片を切り捨てることによ り、任意の場所に見出し片を位置させることができるので、複数のファイルを一 緒に重ねて保管する場合に、それぞれのファイルの見出し片の位置をずらして、 見出し片に書き込まれた文字等を見やすくすることができる。 また、本考案の見出し付きファイルは、見出し片をファイル本体と同時にシー トを打抜くことにより極めて簡単に形成できるので、製造コストのアップを避け ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】使用前の状態を示す展開斜視図である。
【図２】使用状態を示す斜視図である。
【図３】使用前の状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
１ ファイル本体 ２ オモテ表紙部 ３ ウラ表紙部 ４ シート ５，６ 切込み ７，８ 綴込紐部 ９ ミシン目 １０乃至２０ 見出し片 ２１ 書類等 ２２，２３ 綴込穴 ２４ シート ２５ 前面部 ２６ 後面部 ２７ ファイル本体 ２８乃至３９ 見出し片 ４０ ミシン目

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 書類等を挟んで保持する表紙構造又は書
    類等を挿入して保持する袋構造等のファイル本体を構成
    するシートの縁の異なる箇所に複数の見出し片を設ける
    とともに、それら複数の見出し片の中から使用者が必要
    なものだけを任意に選択して残し、その他の見出し片を
    除去できるように、すべての見出し片の付け根にミシン
    目等の切断容易な部位を設けたことを特徴とする見出し
    付きファイル。
JP1997009908U 1997-10-22 1997-10-22 見出し付きファイル Expired - Lifetime JP3048288U (ja)

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JP1997009908U JP3048288U (ja) 1997-10-22 1997-10-22 見出し付きファイル

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