JP3047794B2 - 製本機 - Google Patents

製本機

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JP3047794B2
JP3047794B2 JP7297111A JP29711195A JP3047794B2 JP 3047794 B2 JP3047794 B2 JP 3047794B2 JP 7297111 A JP7297111 A JP 7297111A JP 29711195 A JP29711195 A JP 29711195A JP 3047794 B2 JP3047794 B2 JP 3047794B2
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功一 塚越
拓也 北村
清人 藤井
真二 今井
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Max Co Ltd
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Max Co Ltd
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、製本機に関する
ものであり、特に、冊子に粘着テープを背貼りする製本
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冊子に粘着テープを背貼りする製本機は
種々のものが知られており、冊子の背の長手方向の一端
から他端へ粘着テープを貼付ける形式のものは粘着テー
プにしわが発生しやすいことから、粘着テープの一縁部
を表紙の縁部へ前面的に貼り、続いて背及び裏表紙へと
貼付ける形式のものが開発されている。
【0003】此種の製本機は、粘着テープの剥離紙が長
手方向へ二分割されているものを使用し、一方の剥離紙
を一対の送りローラによって挟んで粘着テープから剥離
することにより粘着テープをガイドレールのガイド溝に
沿って推進させる。ガイドレールへ供給された粘着テー
プはカッター装置によって切断され、貼付け工程に入
る。
【0004】図4及び図5は貼付け工程を示し、1はス
ライドテーブルであり、スライドテーブル1の上方にク
ランプ2が設けられ、冊子Dの背に対向してガイドレー
ル3が配設されている。スライドテーブル1、クランプ
2並びにガイドレール3は図示しないカム機構によって
駆動される。
【0005】先ず、粘着テープTの供給及び切断後に、
図4(a)に示す状態からクランプ2とガイドレール3
が下降し、図4(b)に示すように、クランプ2によっ
て粘着テープTの粘着層露出面が冊子Dの表紙の縁部に
圧着される。そして、同図(c)に示すように、ガイド
レール3はスライドテーブル1とほぼ等しい高さまで更
に下降した後に、図5(d)に示すように、スライドテ
ーブル1と連動して前進する。このとき、粘着テープT
はガイドレール3の前面縁部に接触して鋭角に折曲げら
れつつガイドレール3から引出され、剥離紙R2は粘着
テープTから剥離されてスライドテーブル1の下面と剥
離紙チャック4との間に挿入される。
【0006】そして、ガイドレール3の上面前縁部が粘
着テープTを冊子Dの裏表紙に貼付け(図5(e))、
ガイドレール3とクランプ2が初期位置へ戻るとともに
剥離紙チャック4が開いて剥離紙R2を落下させる(図
5(f))。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の製本機
は、ガイドレールが前進して粘着テープを冊子の背及び
裏表紙へ貼付ける図4(c)から図5(d)へ進む過程
で、ガイドレールによって引張られる粘着テープのテン
ションにより冊子の背部分が下方へ折曲がり、変形した
状態で粘着テープが貼られて仕上がり不良となることが
ある。
【0008】また、図5(f)の剥離紙落下工程で剥離
紙が落下せず、連続的に背貼り製本を行う際に、詰まっ
た剥離紙によって次の剥離紙の挿入が妨げられる等のト
ラブルが発生することもある。
【0009】そこで、冊子の変形による仕上がり不良並
びに剥離紙の詰まりを防止して製本機の動作の安定性を
向上するために解決すべき技術的課題が生じてくるので
あり、本発明は上記課題を解決することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案するものであり、冊子の背に粘着テ
ープを貼付ける製本機であって、粘着テープの一方の長
辺を支持するガイドレールとテープ圧着用クランプを用
紙テーブル上に架設し、前記ガイドレールとクランプの
駆動機構を設け、粘着テープの剥離紙を長手方向に二分
割して一方の剥離紙を剥離した粘着テープをガイドレー
ルに装填し、前記駆動機構によりクランプとガイドレー
ルとを下降して、前記カイドレールが支持する粘着テー
プの粘着層露出面を前記クランプによって用紙テーブル
上の冊子の表紙縁部に圧着するとともに、前記カイドレ
ールに支持されている粘着テープを下降及び前進せしめ
て該粘着テープから剥離紙を剥離しつつ冊子の背及び裏
表紙に亘って貼付する製本機において、前記クランプと
ガイドレールとの間に前記ガイドレールと平行なテープ
押し板を設け、前記テープ押し板を昇降及び前後に移動
する駆動機構を設け、前記クランプによる圧着工程後に
前記駆動機構がテープ押し板を下降して粘着テープの中
間部を押圧し、粘着テープを屈曲させて剥離紙を剥離す
るとともに冊子の背に貼付し、更に、前記テープ押し板
を前進させて粘着テープを冊子の裏表紙へ貼付けるよう
に構成したことを特徴とする製本機を提供するものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図3に従って詳述する。図1は製本機のシャーシ1
1を示し、ベース12の左右に立設したフレーム13,
14に用紙テーブルが架設されている。用紙テーブル
は、手前側の固定テーブル15とその奥に前後スライド
自在に装着されてカムにより駆動されるスライドテーブ
ル(図示せず)とによって構成されている。
【0012】スライドテーブルの上方にはクランプ16
が架設され、その奥にテープ押し板17と更にその奥に
ガイドレール18が架設されており、ガイドレール18
のスライドテーブルへ対向する面には全幅に亘るガイド
溝18aが設けられている。
【0013】クランプ16、テープ押し板17、ガイド
レール18並びにスライドテーブルの左右両端の軸は、
左右のフレーム13,14に設けたガイド溝(図示せ
ず)とフレーム13,14の側面に接している左右のカ
ム板19,20のカム溝に係合している。カム板19,
20はモータ21及び駆動機構部22によって前後方向
へ駆動され、カム溝によってクランプ16、ガイドレー
ル18、テープ押し板17をガイド溝に沿って昇降及び
前後に移動する。また、テープ押し板17の下方には、
剥離紙を排出する紙送り機構のバッフル板23とその裏
面に紙送りローラ(図示せず)が配設されている。
【0014】また、右フレーム14の右側には剥離紙付
粘着テープロールを収容したテープカートリッジ24が
装着される。剥離紙付粘着テープの剥離紙は長手方向へ
切断加工されており、同図において手前側の剥離紙R1
をテープ送り装置であるキャプスタンローラ25とアイ
ドラローラ26とによって引出しつつ、その推進力によ
って粘着テープTを固定ガイドレール27を通じてガイ
ドレール18へ供給する。粘着テープTは剥離紙が貼ら
れている側がガイドレール18のガイド溝18aによっ
て支持された状態で左方向へ送られる。
【0015】固定テーブル15には左右にスライドでき
る冊子ガイド板28が装着され、冊子ガイド板28にホ
トインタラプタ29が取付けられている。ホトインタラ
プタ29は、発光素子と受光素子が上下で対向する姿勢
で取付られ、発光素子と受光素子との間に配置した回動
レバー形遮光板がガイドレール18のガイド溝18aに
対向している。
【0016】固定テーブル15の右端に設けた基準位置
ガイド板30に冊子Dの右端部を当接させて固定テーブ
ル15及びスライドテーブル上に冊子Dをセットし、冊
子ガイド板28を移動して冊子Dの左端部に接触させて
おけば、ガイドレール18のガイド溝18a内を送られ
た粘着テープTの先端がホトインタラプタ29の位置に
達して回動レバー形遮光板を回動し、発光素子と受光素
子との間から回動レバー形遮光板が退避したときに、ホ
トインタラプタ29の受光素子から受光信号が出力され
る。そして、この受光信号により制御装置31がキャプ
スタンローラ25の駆動を停止し、カッター装置32を
駆動して冊子Dの右端位置で粘着テープTを切断する。
続いて、カム板19,20を駆動してクランプ16、ガ
イドレール18、テープ押し板17を移動し、背貼りが
行われる。
【0017】図2及び図3は背貼り工程を示し、図2
(a)に示す初期状態から同図(b)に示すようにクラ
ンプ16、テープ押し板17が下降し、ガイドレール1
8は前進しつつ下降して、クランプ16が粘着テープT
の前縁部をスライドテーブル33上の冊子Dの表紙に圧
着する。
【0018】続いて、ガイドレール18がスライドテー
ブル33とほぼ同一高さで停止し(同図(c))、テー
プ押し板17が更に下降して粘着テープTの前後中間部
を下方へ押圧する(同図(d))。これにより、粘着テ
ープTの後縁部はガイド溝18aの縁部とテープ押し板
17の先端とによって屈曲されつつガイド溝18aから
引出され、テープ押し板17の先端に沿って方向を転換
する際に剥離紙R2が剥離される。
【0019】剥離した剥離紙R2は、テープ押し板17
の下方のバッフル板23によって進行方向を規制されて
下方へ進み、同図において反時計方向へ回転している紙
送りローラ34とバッフル板23との間へ引込まれ、図
3(e)に示すように、紙送りローラ34の下方へ強制
的に排出される。
【0020】このとき、冊子Dはスライドテーブル33
とクランプ16とによって背部分の表裏を挟持されてお
り、、テープ押し板17が冊子Dの背に圧接しつつスラ
イドテーブル33と同一高さまで下降して粘着テープT
を冊子Dの背に圧着する。
【0021】続いて、図3(f)及び(g)に示すよう
にテープ押し板17とスライドテーブル33が連動して
前進し、テープ押し板17が冊子Dの裏表紙へ粘着テー
プTを貼付するが、粘着テープTは既に剥離紙R2を剥
離され、ガイドレール18から引出されているので冊子
Dに加わる応力は小さく、薄手の冊子であっても変形す
ることはない。
【0022】尚、本発明は上記実施形態に限定するもの
ではなく、テープ押し板17等の駆動機構の構成は種々
の改変をなすことができ、本発明がそれらの改変された
ものに及ぶことは当然である。
【0023】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の製本機
は、用紙テーブルとクランプとによって冊子の背貼り部
位を固定しているときにテープ押し板によって粘着テー
プの剥離紙を剥離するので、その後の粘着テープ圧着工
程において冊子に過大なテンションが加わることがな
く、冊子の変形による仕上がり不良の発生を防止でき、
冊子の厚さにかかわらず安定した仕上がりが得られる。
【0024】また、請求項2記載の製本機は、剥離紙を
紙送り機構によって排出するので、剥離紙の剥離不良や
剥離紙詰まり等の事故が防止され安定性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製本機のシャーシの正面図。
【図2】(a)(b)(c)(d)は、それぞれ本発明
の製本機の背貼り工程の解説図である。
【図3】(e)(f)(g)は、それぞれ図2に続く背
貼り工程の解説図である。
【図4】(a)(b)(c)は、それぞれ従来の製本機
の背貼り工程の解説図である。
【図5】(d)(e)(f)は、それぞれ図4に続く背
貼り工程の解説図である。
【符号の説明】
11 シャーシ 16 クランプ 17 テープ押し板 18 ガイドレール 18a ガイド溝 19,20 カム板 21 モータ 23 バッフル板 33 スライドテーブル 34 紙送りローラ
フロントページの続き (72)発明者 今井 真二 東京都中央区日本橋箱崎町6番6号 マ ックス株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−290691(JP,A) 実開 平6−36866(JP,U) 実開 平7−23563(JP,U) 実開 平7−28148(JP,U) 実開 平7−52580(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B42C 9/00 - 9/02 B42C 11/06 B65H 37/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冊子の背に粘着テープを貼付ける製本機
    であって、粘着テープの一方の長辺を支持するガイドレ
    ール(18)とテープ圧着用クランプ(16)を用紙テ
    ーブル上に架設し、前記ガイドレールとクランプの駆動
    機構を設け、粘着テープの剥離紙を長手方向に二分割し
    て一方の剥離紙を剥離した粘着テープをガイドレールに
    装填し、前記駆動機構によりクランプとガイドレールと
    を下降して、前記カイドレールが支持する粘着テープの
    粘着層露出面を前記クランプによって用紙テーブル上の
    冊子の表紙縁部に圧着するとともに、前記カイドレール
    に支持されている粘着テープを下降及び前進せしめて該
    粘着テープから剥離紙を剥離しつつ冊子の背及び裏表紙
    に亘って貼付する製本機において、前記クランプとガイ
    ドレールとの間に前記ガイドレールと平行なテープ押し
    板(17)を設け、前記テープ押し板を昇降及び前後に
    移動する駆動機構を設け、前記クランプによる圧着工程
    後に前記駆動機構がテープ押し板を下降して粘着テープ
    の中間部を押圧し、粘着テープを屈曲させて剥離紙を剥
    離するとともに冊子の背に貼付し、更に、前記テープ押
    し板を前進させて粘着テープを冊子の裏表紙へ貼付ける
    ように構成したことを特徴とする製本機。
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