JP3047605U - ケーブル固定ヘッド - Google Patents
ケーブル固定ヘッドInfo
- Publication number
- JP3047605U JP3047605U JP1997009128U JP912897U JP3047605U JP 3047605 U JP3047605 U JP 3047605U JP 1997009128 U JP1997009128 U JP 1997009128U JP 912897 U JP912897 U JP 912897U JP 3047605 U JP3047605 U JP 3047605U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- claw
- cable
- holding ring
- main body
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 密閉、保護効果の高いケーブル固定ヘッドの
提供。 【解決手段】 挟持リング40の末端に環状溝が凹設さ
れ、該爪輪の爪片の内面の爪が挟持リングの環状溝を圧
迫する位置に設けられ、ブッシング60の内斜面が挟持
リングの爪片を圧迫しそれを内縮させることで、挟持リ
ングの凹溝部分がケーブルを圧迫挟持すると共にラッパ
口状を呈するようにしてある。
提供。 【解決手段】 挟持リング40の末端に環状溝が凹設さ
れ、該爪輪の爪片の内面の爪が挟持リングの環状溝を圧
迫する位置に設けられ、ブッシング60の内斜面が挟持
リングの爪片を圧迫しそれを内縮させることで、挟持リ
ングの凹溝部分がケーブルを圧迫挟持すると共にラッパ
口状を呈するようにしてある。
Description
【0001】
本考案は一種のケーブル固定ヘッドに関し、特に、一種のケーブルの付属品で あり、ケーブル導入孔の密閉手段とされて、保護、防水、密閉作用を有すること ができるケーブル固定ヘッドに関する。
【0002】
図4に示されるのは周知のケーブル固定ヘッドの構造であり、それは、ナット 10、ワッシャ20、本体30、挟持リング40、爪輪50及びブッシング60 を具えてなる。その中、本体30の周囲の中央の突縁の前後にそれぞれ前ネジ3 1、後ネジ32が設けられ、該本体30の前ネジ31が板体のケーブル導入孔を 通過して後、ワッシャ20、ナット10と嵌合することで、該本体30が該板体 に固定される。該本体30の後部に一つの挟持リング40が挿入され本体30内 周後部に設けられた肩部に突き当てられ、ケーブルが本体30の前部より挟持リ ング40の貫通孔に通される。
【0003】 前述の挟持リング40が一つの爪輪50の貫通孔51中に挿入され、爪輪50 の爪片52内面の爪53が挟持リング40の後端外周の径縮小部分に食い込み、 さらにブッシング60が本体30の後ネジ32に螺合され、このブッシング60 後部の内斜面61により爪片52が内向きに収縮させられ、爪53が挟持リング 40の径縮小部分を圧迫することで、挟持リング40がケーブルを挟持固定する ようにしてある。しかし、このような周知のケーブル固定ヘッドは、使用上、以 下の欠点を有していた。 1.爪輪50の爪片52の内面の爪53がブッシング60の内斜面61の作用 により挟持リングの径縮小部分41を収縮させることで、通されたケーブルを固 定しているが、爪53の径縮小部分41への圧迫は点接触状態でなされるため、 挟持リング40の末端の周囲の面に波浪状の皺が形成され、挟持リング40が完 全にケーブル周囲に密着被覆して緊束する効果を達成できなかった。 2.前述の径縮小部分41の波浪状の皺により挟持リング40がケーブル周囲 に完全に密着せず、間隙を形成するため、この間隙から水分がしみ込みケーブル 取付け部の板体内部に進入することがあり、密閉効果を達成できなかった。
【0004】
本考案は、挟持リングの末端に環状凹溝を設けて、該挟持リングを、ケーブル に対して完全に密着挟持でき、且つ挟持時に共にラッパ口状を呈するものとする ことで、ケーブル固定ヘッドを、ケーブルに対する保護と、ケーブル導入孔部分 に対する防水、密閉の作用を達成できるものとすることを課題としている。
【0005】 本考案はさらに、挟持リングの末端に凹溝を設けることで、爪輪での挟持リン グに対する圧迫を点接触となして非面接触となるようにし、それにより大きな挟 持力を不要とすることを課題としている。
【0006】
請求項1の考案は、ナット10、ワッシャ20、本体30、挟持リング40、 爪輪50及びブッシング60を包括し、該本体30の外周中央の突縁の前後にそ れぞれ前ネジ31、後ネジ32が設けられ、前ネジ31部分がケーブルを取り付 ける板体80のケーブル導入孔に通されて後、該前ネジ31部分にワッシャ20 とナット10が嵌合されることで、本体30が該板体80に取付けられ、該本体 30の後部に一つの挟持リング40が挿入され本体30後部内周に設けられた肩 部に突き当てられ、ケーブルが本体30の前部より挟持リング40の貫通孔に通 され、前述の挟持リング40が一つの爪輪50の貫通孔51中に挿入されてさら にブッシング60に通されて、ブッシング60の雌ネジが本体30後部の後ネジ 32に螺合するようにしてある、ケーブル固定ヘッドにあって、該挟持リング4 0の末端に環状溝が凹設され、該爪輪の爪片の内面の爪が挟持リングの環状溝を 圧迫する位置に設けられ、ブッシングの内斜面が爪片を圧迫しそれを内縮させる ことで、挟持リングの凹溝部分がケーブルを圧迫挟持すると共にラッパ口状を呈 してケーブルが上記板体80のケーブル導入孔に取り付けられるようにしてあり 、以上の構成からなる、ケーブル固定ヘッドとしている。
【0007】
図1及び図3に示されるように、本考案は、ナット10、ワッシャ20、本体 30、挟持リング40、爪輪50及びブッシング60を包括している。その中、 該本体30はその外周にあって、中央の突縁の前後にそれぞれ前ネジ31、後ネ ジ32を具え、前ネジ31部分がケーブル導入部の板体80のケーブル導入孔に 通されて後、該前ネジ31部分にワッシャ20とナット10が嵌合されることで 、本体30が該板体80に取付けられる。該本体30の後部に一つの挟持リング 40が挿入され本体30後部内周に設けられた肩部に突き当てられ、ケーブルが 本体30の前部より挟持リング40の貫通孔に通される。
【0008】 前述の挟持リング40が一つの爪輪50の貫通孔51中に挿入され、爪輪50 の爪片52内面の爪53が挟持リング40の後端外周の環状溝42に食い込み( 図2参照)、さらにブッシング60が本体30の後ネジ32に螺合され、このブ ッシング60後部の内斜面61により爪片52が内向きに収縮させられ、爪53 が挟持リング40の環状溝部分を圧迫することで、挟持リング40がケーブルを 挟持固定し、こうしてケーブルが本体に固定されると共に板体80に固定される ようにしてある。また、前述の爪輪に設置された分離式爪片は、金属材料で製造 されて爪が挟持の弾性を有するものとされ、挟持リングを締めつけることができ る。
【0009】
本考案の優れた点は以下のとおりである。 1.挟持リング40の末端に環状溝42が設けられ、爪輪50が挟持リング4 0を圧迫する時、面接触によらず点接触挟持を行うため、大きな締めつけ力を必 要としない。 2.挟持リング40の環状溝42によりケーブルに対する完全密着挟持作用が 提供される。 3.環状溝42が爪輪50の挟持力を受けて挟持リング40がケーブル70に 対して完全密着挟持効果を達成することにより防水特性を有するものとされる。 4.環状溝42が挟持リングの壁面周囲に薄い部分を形成するため、爪輪50 による挟持リング40圧迫を受けて挟持リングの孔口がラッパ状に開くため、ケ ーブル70が外力を受けて運動する時に360度の保護を達成して、ケーブルが 損傷するのを防止することができる。
【図1】本考案の分解斜視図である。
【図2】本考案の挟持リングの平面視、断面視、局部拡
大視による構造表示図である。
大視による構造表示図である。
【図3】本考案を運用してケーブルをケーブル導入孔に
固定した状態を示す、使用状態表示図である。
固定した状態を示す、使用状態表示図である。
【図4】周知のケーブル固定ヘッドの分解斜視図であ
る。
る。
10 ナット 20 ワッシャ 30 本体 31 前ネジ 32 後ネジ 40 挟持リング 41 径縮小部分 42 環状溝 50 爪輪 51 貫通孔 52 爪片 53 爪 60 ブッシング 61 内斜面 62 雌ネジ 70 ケーブル 80 板体
Claims (1)
- 【請求項1】 ナット10、ワッシャ20、本体30、
挟持リング40、爪輪50及びブッシング60を包括
し、該本体30の外周中央の突縁の前後にそれぞれ前ネ
ジ31、後ネジ32が設けられ、前ネジ31部分がケー
ブルを取り付ける板体80のケーブル導入孔に通されて
後、該前ネジ31部分にワッシャ20とナット10が嵌
合されることで、本体30が該板体80に取付けられ、
該本体30の後部に一つの挟持リング40が挿入され本
体30後部内周に設けられた肩部に突き当てられ、ケー
ブルが本体30の前部より挟持リング40の貫通孔に通
され、前述の挟持リング40が一つの爪輪50の貫通孔
51中に挿入されてさらにブッシング60に通されて、
ブッシング60の雌ネジが本体30後部の後ネジ32に
螺合するようにしてある、ケーブル固定ヘッドにあっ
て、該挟持リング40の末端に環状溝が凹設され、該爪
輪の爪片の内面の爪が挟持リングの環状溝を圧迫する位
置に設けられ、ブッシングの内斜面が爪片を圧迫しそれ
を内縮させることで、挟持リングの凹溝部分がケーブル
を圧迫挟持すると共にラッパ口状を呈してケーブルが上
記板体80のケーブル導入孔に取り付けられるようにし
てあり、以上の構成からなる、ケーブル固定ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997009128U JP3047605U (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | ケーブル固定ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997009128U JP3047605U (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | ケーブル固定ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3047605U true JP3047605U (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=43181910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997009128U Expired - Lifetime JP3047605U (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | ケーブル固定ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3047605U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009152060A (ja) * | 2007-12-20 | 2009-07-09 | Omron Corp | スイッチ筐体への接続ケーブル連結構造 |
WO2013065598A1 (ja) * | 2012-10-26 | 2013-05-10 | アサヒ電子株式会社 | ケーブルブッシング |
JP2017225255A (ja) * | 2016-06-16 | 2017-12-21 | 星和電機株式会社 | ケーブルグランド |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP1997009128U patent/JP3047605U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009152060A (ja) * | 2007-12-20 | 2009-07-09 | Omron Corp | スイッチ筐体への接続ケーブル連結構造 |
WO2013065598A1 (ja) * | 2012-10-26 | 2013-05-10 | アサヒ電子株式会社 | ケーブルブッシング |
EP2615894A1 (en) * | 2012-10-26 | 2013-07-17 | Asahi Denshi Co., Ltd. | Cable bush |
JP5238913B1 (ja) * | 2012-10-26 | 2013-07-17 | アサヒ電子株式会社 | ケーブルブッシング |
US8819893B2 (en) | 2012-10-26 | 2014-09-02 | Asahi Denshi Co., Ltd. | Cable bushing |
EP2615894A4 (en) * | 2012-10-26 | 2015-04-15 | Asahi Denshi Co Ltd | CABLE RING |
JP2017225255A (ja) * | 2016-06-16 | 2017-12-21 | 星和電機株式会社 | ケーブルグランド |
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