JP2017225255A - ケーブルグランド - Google Patents

ケーブルグランド Download PDF

Info

Publication number
JP2017225255A
JP2017225255A JP2016119590A JP2016119590A JP2017225255A JP 2017225255 A JP2017225255 A JP 2017225255A JP 2016119590 A JP2016119590 A JP 2016119590A JP 2016119590 A JP2016119590 A JP 2016119590A JP 2017225255 A JP2017225255 A JP 2017225255A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
gland
tongue piece
washer
fitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016119590A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6239696B1 (ja
Inventor
康夫 森
Yasuo Mori
康夫 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiwa Electric Mfg Co Ltd
Original Assignee
Seiwa Electric Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiwa Electric Mfg Co Ltd filed Critical Seiwa Electric Mfg Co Ltd
Priority to JP2016119590A priority Critical patent/JP6239696B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6239696B1 publication Critical patent/JP6239696B1/ja
Publication of JP2017225255A publication Critical patent/JP2017225255A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】ケーブルを保持するケーブルグランドにおいてグランド本体及びロックナットの緩みを防止する。【解決手段】グランド本体2の取付部23に嵌め込まれ、電気機器等の壁体100とロックナット6との間に配置されるワッシャ7を設け、そのワッシャ7に第1舌片71と第2舌片72とを設けている。そして、グランド本体2を壁体100に取り付けた状態で、ワッシャ7の第1舌片71がグランド本体2の回止め溝23bに嵌り込むとともに、ワッシャ7の第2舌片72が壁体の切欠き102に嵌り込む構造としている。このような構造により、グランド本体が回転しようとしても、第1舌片71が回止め溝23bに係止し、第2舌片72が切欠き102に係止することにより、グランド本体2の回転が規制される。これによってグランド本体2及びロックナット6が緩むことを防止することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、ケーブルを保持するケーブルグランドに関する。
電気機器にケーブルを接続する際、電気機器の筐体等に取り付けたケーブルグランドを介してケーブルを保持する技術が公知である(例えば、特許文献1参照)。
ケーブルグランドとしては、例えば、ケーブルの挿通が可能な筒状の部材であって鍔部及びその鍔部を挟んだ両側に雄ねじが形成された筒状のグランド本体、このグランド本体に嵌め込まれるスリーブ、グランド本体の一方側(スリーブが嵌め込まれる側)の雄ねじにねじ込まれるキャップ(袋ナット)、及びグランド本体を壁体に固定するロックナットなどを備えたものがある。
このようなケーブルグランドでは、グランド本体の他方側の雄ねじを、電気機器の筐体の壁体(以下、電気機器の壁体ともいう)に形成された取付孔に壁体の表側から差し込んだ状態で、その他方側の雄ねじにロックナットを壁体の裏側(筐体の内側)からねじ込むことによってグランド本体を壁体に取り付ける。その後に、スリーブの挿通孔にケーブルを挿通した状態で当該スリーブをグランド本体に嵌め込み、グランド本体の一方側の雄ねじにキャップをねじ込んでスリーブを締め付ける。このようにしてキャップにてスリーブを締め付けることにより、スリーブが縮径方向に変形し、スリーブの挿通孔の内周面とケーブルの外周面とが密着する。これによって、電気機器の筐体内に水、油、塵、埃などが侵入するのを防止することができるとともに、ケーブル自体をしっかりと保持・固定することができる。
なお、上記ケーブルグランドにおいて、グランド本体の鍔部は例えば略六角形状に形成されており、スパナ等の工具を掛けることができる。
特開2007−37364号公報
ところで、上記構造のケーブルグランドにあっては、壁体に取り付けたグランド本体にキャップをねじ込む際に、例えば、キャップの締め付け力が大きい場合、グランド本体が回転してしまい、グランド本体及びロックナットが緩むことがある。また、キャップをグランド本体に締め付けた後に、キャップを緩める際にグランド本体及びロックナットが緩むことがある。そして、グランド本体やロックナットが緩んだままの状態で作業を終了すると、グランド本体の鍔部と取付側の壁体との間に配置するパッキンの面圧(鍔部がパッキンを押圧する面圧)を確保することができなくなり、ケーブルグランドの気密・水密性が低下して漏水等が生じるおそれがある。
本発明はそのような実情を考慮してなされたもので、グランド本体、スリーブを締め付けるキャップ、及びグランド本体を壁体に固定するロックナットなどを備えたケーブルグランドにおいて、グランド本体及びロックナットの緩みを防止することが可能な構造を提供することを目的とする。
本発明は、ケーブルの挿通が可能な筒状の部材であって、鍔部とその鍔部を挟んだ両側にそれぞれ設けられた円筒形状のケーブル保持部及び取付部とを有し、それらケーブル保持部及び取付部の外周面にそれぞれ雄ねじが形成されたグランド本体と、ケーブルを通す挿通孔を有し、前記ケーブル保持部に嵌め込まれるスリーブと、前記ケーブル保持部の雄ねじに噛み合う雌ねじが形成されたキャップと、前記取付部の雄ねじに噛み合う雌ねじが形成されたロックナットとを備え、前記グランド本体の取付部を、当該ケーブルグランドを取り付ける壁体に形成された取付孔に差し込んだ状態で、その取付部に前記ロックナットをねじ込むことにより前記グランド本体を前記壁体に取り付け、前記グランド本体のケーブル保持部に前記スリーブを嵌め込んだ状態で前記キャップを当該ケーブル保持部にねじ込む構造のケーブルグランドを前提としている。
そして、このようなケーブルグランドにおいて、前記グランド本体の取付部に回止め溝が形成されているとともに、前記グランド本体の取付部に嵌め込まれ、前記ロックナットと前記壁体との間に配置されるワッシャを備え、前記ワッシャには、前記グランド本体を前記壁体に取り付けた状態で、前記取付部の回止め溝に嵌り込む第1舌片と、前記壁体の取付孔の周縁に形成された切欠きに嵌り込む第2舌片とが形成されていることを特徴としている。
本発明のケーブルグランドによれば、グランド本体の取付部に嵌め込まれ、電気機器などの壁体とロックナットとの間に配置されるワッシャを備え、そのワッシャに第1舌片と第2舌片とを設けている。そして、グランド本体を壁体に取り付けた状態で、ワッシャの第1舌片がグランド本体の回止め溝に嵌り込むとともに、ワッシャの第2舌片が壁体の切欠きに嵌り込む構造としているので、グランド本体が回転しようとしても、第1舌片が回止め溝に係止し、第2舌片が切欠きに係止することにより、グランド本体の回転が規制される。これによって、キャップをグランド本体にねじ込む際やキャップを緩める際に、グランド本体及びロックナットが緩むことを防止することができる。
本発明によれば、グランド本体、スリーブを締め付けるキャップ、及びグランド本体を壁体に固定するロックナットなどを備えたケーブルグランドにおいて、グランド本体及びロックナットの緩みを防止することができる。
本発明のケーブルグランドの一例を示す縦断面図である。 図1のケーブルグランドの分解斜視図である。 図3(A)は図1及び図2のケーブルグランドに用いるワッシャの正面図、図3(B)はそのワッシャの縦断面図である。 図1のケーブルグランドにおいてワッシャの一部を折り曲げた状態を示す縦断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明のケーブルグランドの一例を示す縦断面図、図2はそのケーブルグランドの分解斜視図である。図3(A)はケーブルグランドに用いるワッシャの正面図、図3(B)はそのワッシャの縦断面図である。
本実施形態のケーブルグランド1は、グランド本体2、スリーブ3、キャップ4、パッキン5、ロックナット6、及びワッシャ7などを備えている。
グランド本体2は、略円筒形状の部材(例えば樹脂製)であって、軸方向(円筒の軸方向)の中央部に略六角形状の鍔部21が形成されており、この鍔部21を挟んだ両側(軸方向の両側)に、それぞれ円筒形状のケーブル保持部22と取付部23とが形成されている。ケーブル保持部22の外周面には雄ねじ22aが形成されている。また、取付部23の外周面には雄ねじ23aが形成されている。取付部23は、後述する電気機器の筺体の壁体100(以下、電気機器の壁体100ともいう)に形成された取付孔101に差し込まれる。
なお、以下の説明では、グランド本体2のケーブル保持部22側(ケーブルグランド1のキャップ4側)を前方側という。
また、グランド本体2には、ケーブル挿通用の挿通孔(貫通孔)24が軸方向に沿って形成されている。挿通孔24は段付き孔であって、当該挿通孔24の軸方向の途中には、後述するスリーブ3の端部(小径側の端部)の位置を規制するための円すいテーパ面24bが形成されており、この円すいテーパ面24bの前方側がケーブル保持孔24aとなっている。ケーブル保持孔24aにはスリーブ3が小径側から嵌め込まれる。
さらに、グランド本体2には、取付部23の外周面に、軸方向に沿って延びる1条の回止め溝23bが形成されている。この回止め溝23bの深さは、雄ねじ23aのねじ山の高さよりも大きい。また、回止め溝23bの幅は、後述するワッシャ7の第1舌片71が嵌り込むことが可能な大きさとなっている。
スリーブ3は、外周面が円すいテーパ形状の筒体(例えばゴム製)であって、ケーブルCを通す挿通孔31が軸方向に沿って形成されている。スリーブ3の軸方向の長さは、スリーブ3がグランド本体2のケーブル保持孔24aに嵌まり込んだ状態で、グランド本体2の端部(前方側の端部)から所定量突出する長さとなっている。
キャップ4は、外周面が略六角形状の周壁部41と、その周壁部41の前方側を覆う前壁部42とを有する袋ナット状の部材(例えば樹脂製)である。周壁部41の内周面には、グランド本体2のケーブル保持部22の雄ねじ22aに噛み合う雌ねじ41aが形成されている。前壁部42の中央には、ケーブルCを通すための円形孔42aが形成されている。また、前壁部42には、グランド本体2に嵌め込まれたスリーブ3を内方(縮径方向)に向けて押圧するための円すいテーパ面42bが形成されている。この円すいテーパ面42bの中心軸は雌ねじ41aの中心軸に一致している。
パッキン5は、円形孔5aを有する円環状の部材(例えばゴム製)であって、グランド本体2の鍔部21と電気機器の壁体100との間に挟み込まれる(図1参照)。パッキン5の内径(円形孔5aの直径)は、グランド本体2の取付部23の雄ねじ23aの外径と略等しい。
ロックナット6は、グランド本体2を電気機器の壁体100に固定するためのナット(例えば樹脂製)であって、グランド本体2の取付部23の雄ねじ23aに噛み合う雌ねじ6aが形成されている。
ワッシャ7は、円形孔7aを有する円環状の部材(例えば板金製)であって、グランド本体2(及びロックナット6)の緩みを防止するために用いられる。ワッシャ7の内径(円形孔7aの直径)はグランド本体2の取付部23の雄ねじ23aの外径よりも所定量だけ大きい。ワッシャ7の円形孔7aの周縁には、第1舌片71と第2舌片72とが設けられている。
これら第1舌片71と第2舌片72とは、円形孔7aの中心に対して180°回転対称となる位置(円形孔7aの中心を通る直線上となる位置)に配置されている。第1舌片71及び第2舌片72はワッシャ7から一方向(前方側)に突出している。第1舌片71は、円形孔7aの周縁に沿う円周よりも径方向の内側に位置しており(図3参照)、図1に示す取付状態で、グランド本体2の取付部23の回止め溝23bに嵌り込むことが可能である。第2舌片72は、円形孔7aの周縁に沿う円周上に相当する位置に配置されており(図3参照)、図1に示す取付状態で、後述する電気機器の壁体100に形成された切欠き102に嵌り込むことが可能である。
そして、ケーブルグランド1を取り付ける電気機器の壁体100には、図1及び図2に示すように、円形の取付孔101が形成されている。取付孔101の直径は、グランド本体2の取付部23の雄ねじ23aの外径よりも所定量だけ大きい(例えば、取付孔101の直径とワッシャ7の円形孔7aの直径とは略等しい)。さらに、取付孔101の周縁の1箇所(取付孔101の最下部となる位置)には切欠き102が形成されている。切欠き102は、ワッシャ7の第2舌片72が嵌り込むことが可能な形状寸法となっている。
次に、以上の構造のケーブルグランド1の取付手順について説明する。
(S1)まず、スリーブ3及びキャップ4をグランド本体2から分解しておく。
(S2)グランド本体2の取付部23にパッキン5を嵌め込み、その取付部23を電気機器の壁体100の取付孔101に当該壁体100の表側(電子機器の筐体の表側)から差し込む。この差し込み時において取付部23の回止め溝23bを真上に向けた状態としておく。また、グランド本体2の鍔部21と壁体100との間にパッキン5を挟んだ状態としておく。
(S3)壁体100の取付孔101に差し込んだグランド本体2の取付部23(壁体100の裏側に突出している部分)に、ワッシャ7を、その第1舌片71及び第2舌片72を前方側(壁体100側)に向けた状態で壁体100の裏側から嵌め込む。このとき、ワッシャ7の第1舌片71を取付部23の回止め溝23bに嵌め込むとともに、第2舌片72を取付孔101の切欠き102に合わせる(もしくは嵌め込む)。
この状態で、壁体100の裏側(電子機器の筐体の内側)からロックナット6を取付部23の雄ねじ23a(壁体100の裏側に突出している部分の雄ねじ23a)にねじ込むことによって、グランド本体2を壁体100に取り付ける(固定する)。この取付状態では、壁体100とロックナット6との間にワッシャ7が挟み込まれ、そのワッシャ7の第1舌片71と第2舌片72とがそれぞれがグランド本体2の回止め溝23bと壁体100の切欠き102とに嵌り込んだ状態となる。これにより、グランド本体2の壁体100に対する回転が規制される。
(S4)以上のグランド本体2の取付が完了した後、スリーブ3及びキャップ4にケーブルCを通した状態で、スリーブ3をグランド本体2のケーブル保持孔24aに嵌め込み、次いでキャップ4の雌ねじ41aをグランド本体2のケーブル保持部22の雄ねじ22aに合わせてキャップ4をグランド本体2にねじ込んでゆく。このキャップ4のねじ込み過程において、スリーブ3の端部(大径側の端部)が、キャップ4の円すいテーパ面42bによって押圧されて当該スリーブ3が縮径方向に変形する。そして、キャップ4のねじ込み(締め付け)が完了した状態で、スリーブ3の挿通孔31の内周面とケーブルCの外周面とが密着する。これによって、電気機器の筐体内に塵や埃などが侵入するのを防止することができるとともに、ケーブル自体をしっかりと保持・固定することができる。
<効果>
以上説明したように、本実施形態のケーブルグランド1によれば、グランド本体2の取付部23に嵌め込まれ、電気機器の壁体100とロックナット6との間に配置されるワッシャ7を備え、そのワッシャ7に第1舌片71と第2舌片72とを設けている。そして、グランド本体2を壁体100に取り付けた状態で、ワッシャ7の第1舌片71がグランド本体2の回止め溝23bに嵌り込むとともに、ワッシャ7の第2舌片72が壁体100の切欠き102に嵌り込む構造としているので、グランド本体2が回転しようとしても、第1舌片71が回止め溝23bに係止し、第2舌片72が切欠き102に係止することにより、グランド本体2の回転が規制される。これによって、グランド本体2の鍔部21をスパナ等の工具にて固定しない状態で、グランド本体2にキャップ4をねじ込む場合であっても、グランド本体2及びロックナット6が緩むことを防止することができる。また、キャップ4を緩める作業を、グランド本体2の鍔部21を固定しない状態で行う場合にも、グランド本体2及びロックナット6が緩むことを防止することができる。
したがって、本実施形態のケーブルグランド1では、グランド本体2及びロックナット6が緩むことによって発生する不具合、例えば、パッキン5の面圧(グランド本体2の鍔部21がパッキン5を押圧する面圧)が減少することにより生じる漏水等のおそれがなくなるので、ケーブルグランド1の気密・液密性を確保することができる。
しかも、本実施形態のケーブルグランド1にあっては、グランド本体2及びロックナット6の緩みを防止するワッシャ7を壁体100の裏側(電子機器の筐体の内側)に配置しているので、ワッシャ7が外側から見えることがなく、外観の見栄えが悪くなることもない。
以上の本実施形態において、図4に示すように、グランド本体2を電気機器の壁体100に取り付けた後に、ワッシャ7の外周部の一部7b(ロックナット6の外周平面(スパナ等の工具を掛ける面)に対応する部分)をドライバ等の工具を用いて折り曲げておいてもよい。
このようにワッシャ7の一部7bを折り曲げておくことにより、その折り曲げ部のロックナット6への係止によってロックナット6の回転を規制することができる。これによりロックナット6の緩みをより確実に防止することができる。
−他の実施形態−
なお、今回開示した実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、以上の実施形態では、ワッシャ7の第1舌片71及び第2舌片72の数をそれぞれ1つとし、グランド本体2の回止め溝23b及び取付孔101の切欠き102の数もそれぞれ1つとしているが、本発明はこれに限られることなく、ワッシャ7の第1舌片及び第2舌片のいずれか一方または両方の数を複数としてもよい。この場合、それら第1舌片及び第2舌片の各数に合わせてグランド本体2に形成する回止め溝の数及び取付孔101に形成する切欠きの数及び位置を決定すればよい。
本発明は、電気機器等にケーブルを保持する際に使用されるケーブルグランドに有効に利用することができる。
1 ケーブルグランド
2 グランド本体
21 鍔部
22 ケーブル保持部
22a 雄ねじ
23 取付部
23a 雄ねじ
23b 回止め溝
24 挿通孔
24a ケーブル保持孔
3 スリーブ
31 挿通孔
4 キャップ
41a 雌ねじ
5 パッキン
6 ロックナット
6a 雌ねじ
7 ワッシャ
7a 円形孔
71 第1舌片
72 第2舌片
100 壁体
101 取付孔
102 切欠き
本発明は、ケーブルの挿通が可能な筒状の部材であって、鍔部とその鍔部を挟んだ両側にそれぞれ設けられた円筒形状のケーブル保持部及び取付部とを有し、それらケーブル保持部及び取付部の外周面にそれぞれ雄ねじが形成されたグランド本体と、ケーブルを通す挿通孔を有し、前記ケーブル保持部に嵌め込まれるスリーブと、前記ケーブル保持部の雄ねじに噛み合う雌ねじが形成されたキャップと、前記取付部の雄ねじに噛み合う雌ねじが形成されたロックナットとを備え、前記グランド本体の取付部を、ケーブルグランドを取り付ける壁体に形成された取付孔に差し込んだ状態で、その取付部に前記ロックナットをねじ込むことにより前記グランド本体を前記壁体に取り付け、前記グランド本体のケーブル保持部に前記スリーブを嵌め込んだ状態で前記キャップを当該ケーブル保持部にねじ込む構造のケーブルグランドを前提としている。

Claims (1)

  1. ケーブルの挿通が可能な筒状の部材であって、鍔部とその鍔部を挟んだ両側にそれぞれ設けられた円筒形状のケーブル保持部及び取付部とを有し、それらケーブル保持部及び取付部の外周面にそれぞれ雄ねじが形成されたグランド本体と、
    前記ケーブルを通す挿通孔を有し、前記ケーブル保持部に嵌め込まれるスリーブと、
    前記ケーブル保持部の雄ねじに噛み合う雌ねじが形成されたキャップと、
    前記取付部の雄ねじに噛み合う雌ねじが形成されたロックナットと、を備え、
    前記グランド本体の取付部を、当該ケーブルグランドを取り付ける壁体に形成された取付孔に差し込んだ状態で、その取付部に前記ロックナットをねじ込むことにより前記グランド本体を前記壁体に取り付け、前記グランド本体のケーブル保持部に前記スリーブを嵌め込んだ状態で前記キャップを当該ケーブル保持部にねじ込む構造のケーブルグランドにおいて、
    前記グランド本体の取付部に回止め溝が形成されているとともに、
    前記グランド本体の取付部に嵌め込まれ、前記ロックナットと前記壁体との間に配置されるワッシャを備え、
    前記ワッシャには、前記グランド本体を前記壁体に取り付けた状態で、前記取付部の回止め溝に嵌り込む第1舌片と、前記壁体の取付孔の周縁に形成された切欠きに嵌り込む第2舌片とが形成されていることを特徴とするケーブルグランド。
JP2016119590A 2016-06-16 2016-06-16 ケーブルグランド Active JP6239696B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016119590A JP6239696B1 (ja) 2016-06-16 2016-06-16 ケーブルグランド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016119590A JP6239696B1 (ja) 2016-06-16 2016-06-16 ケーブルグランド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6239696B1 JP6239696B1 (ja) 2017-11-29
JP2017225255A true JP2017225255A (ja) 2017-12-21

Family

ID=60477133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016119590A Active JP6239696B1 (ja) 2016-06-16 2016-06-16 ケーブルグランド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6239696B1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019225745A1 (ja) * 2018-05-24 2019-11-28 マクセル株式会社 レンズユニットおよびカメラモジュール
JP2020092515A (ja) * 2018-12-05 2020-06-11 星和電機株式会社 ケーブルグランド
JPWO2020075361A1 (ja) * 2018-10-10 2021-09-24 株式会社キトー ケーブルグランド
JP2022511797A (ja) * 2018-11-29 2022-02-01 コンタ-クリップ フェアビンドゥングステヒニック ゲーエムベーハー ケーブルねじ込み継手
JP7474763B2 (ja) 2018-11-29 2024-04-25 コンタ-クリップ フェアビンドゥングステヒニック ゲーエムベーハー ケーブルねじ込み継手

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107845991B (zh) * 2017-12-15 2024-03-05 浙江威格智能泵业股份有限公司 一种线缆锁紧接头

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3047605U (ja) * 1997-09-30 1998-04-24 徳聰 邱 ケーブル固定ヘッド
JP2001054221A (ja) * 1999-08-09 2001-02-23 Sankei Seisakusho:Kk ケーブルコネクタ
JP2007037364A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Matsushita Electric Works Ltd ケーブルグランド

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3047605U (ja) * 1997-09-30 1998-04-24 徳聰 邱 ケーブル固定ヘッド
JP2001054221A (ja) * 1999-08-09 2001-02-23 Sankei Seisakusho:Kk ケーブルコネクタ
JP2007037364A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Matsushita Electric Works Ltd ケーブルグランド

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019225745A1 (ja) * 2018-05-24 2019-11-28 マクセル株式会社 レンズユニットおよびカメラモジュール
JPWO2019225745A1 (ja) * 2018-05-24 2021-06-17 マクセル株式会社 レンズユニットおよびカメラモジュール
US20210294066A1 (en) * 2018-05-24 2021-09-23 Maxell, Ltd. Lens unit and camera module
JP2022136126A (ja) * 2018-05-24 2022-09-15 マクセル株式会社 レンズユニットおよびカメラモジュール
JP7312164B2 (ja) 2018-05-24 2023-07-20 マクセル株式会社 レンズユニットおよびカメラモジュール
JP7454015B2 (ja) 2018-05-24 2024-03-21 マクセル株式会社 レンズユニットおよびカメラモジュール
JPWO2020075361A1 (ja) * 2018-10-10 2021-09-24 株式会社キトー ケーブルグランド
JP7264582B2 (ja) 2018-10-10 2023-04-25 株式会社キトー ケーブルグランド
JP2022511797A (ja) * 2018-11-29 2022-02-01 コンタ-クリップ フェアビンドゥングステヒニック ゲーエムベーハー ケーブルねじ込み継手
JP7474763B2 (ja) 2018-11-29 2024-04-25 コンタ-クリップ フェアビンドゥングステヒニック ゲーエムベーハー ケーブルねじ込み継手
JP2020092515A (ja) * 2018-12-05 2020-06-11 星和電機株式会社 ケーブルグランド

Also Published As

Publication number Publication date
JP6239696B1 (ja) 2017-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6239696B1 (ja) ケーブルグランド
US9802297B2 (en) Tightening tool for a screw element having a line, and coupling part and screw element
US8106313B2 (en) Wire fitting
KR20130115120A (ko) 연결 부재 및 연결 구조
EP2493040B1 (en) Cable gland
KR101612778B1 (ko) 반도체 가스배관용 피팅 고정장치
JP6194069B1 (ja) ケーブルグランド
JP6611970B1 (ja) ケーブルグランド
JP6637150B1 (ja) ケーブルグランド
JP5340001B2 (ja) 緩み止め構造
KR20140093501A (ko) 체결부재
KR101023483B1 (ko) 케이블그랜드용 어댑터
JP6580021B2 (ja) ケーブルグランド
JP2008240865A (ja) ダストカバーの固定構造
JP6580022B2 (ja) ケーブルグランド
KR20190015260A (ko) 나사식 개구 내로 나사 체결되는 부품용 렌치 너비 어댑터
JP7410254B1 (ja) ケーブルグランド
JP5851944B2 (ja) 防爆形ケーブルグランドのケーブルクランプ装置
JP2020172954A (ja) 防塵キャップ、防塵キャップ取付構造及び防塵キャップ取付方法
KR20160125025A (ko) 도어용 손잡이 고정 어셈블리
JP6212371B2 (ja) 固定手段のキャップ
US11422013B2 (en) Sensor housing
GB2458989A (en) A joint for one of a water inlet or water outlet of a filter cylinder or a filter casing
JP2024037060A (ja) ケーブルグランド
AU2020388219B2 (en) Cable screw-connection system

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171101

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6239696

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250