JP5340001B2 - 緩み止め構造 - Google Patents

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この発明は、ボルトとナットのような雄ねじ部材と雌ねじ部材の緩み止めに関する。
ボルトに螺合したナットの緩み止めに関しては従来より様々な方法が提案されている。例えば、ボルトの先端を横断方向に貫通する孔部を設け、ナットをボルトに締め付けた後、ナットから突出するボルトの先端の孔部にロックピンを挿通することが知られている。また、ナットの螺合部を樹脂で形成したいわゆるロックナットも知られている。
しかしながら、ボルトの先端の貫通孔にロックピンを挿通する場合には、貫通孔に挿通したロックピンが常にボルトの先端から側方へ突出状態となるため、他の部材と干渉しやすいという問題がある。また、貫通孔にピンを挿通するというロックのための専用の操作が必要になる。
ロックナットを用いる場合には、こうした問題は生じないが、ロックナットは反復的に使用するとロックが効かなくなるという問題がある。
雄ねじと雌ねじの緩み防止に関連して、特許文献1の従来技術は、シャックルに螺合したシャックルピンの緩み止めを提案している。シャックルはU字形状に湾曲したシャックル本体と、シャックル本体の一端を貫通し、シャックル本体のもう一端に形成した雌ねじ部に螺合するシャックルピンからなる。この従来技術は、シャックルピンの先端に軸方向のねじ穴を形成している。シャックルピンの先端が雌ねじ部に螺合した状態で、ボルトの先端より大径の座金をボルトの先端にあてがい、ロック用ねじを座金の貫通孔に貫通させてねじ穴にねじ込む。座金の外周は例えば6角形に形成され、シャックル本体に形成された同形の凹部に嵌合することで回転を阻止される。ロック用ねじの頭部は座金の貫通孔より大きく、ロック用のねじをボルトの先端に締め付けることで座金はシャックルに形成した凹部の内側に回転を規制された状態で保持される。
この従来技術によればロックのための部材がシャックルの外側に突出せず、かつ反復的な使用に耐えるボルトのロック機構を得ることができる。
特開2002−221215号公報
特許文献1の従来技術においては、シャックルピンをシャックルの雌ねじ部に螺合させた後に、座金とロック用ねじを用いて緩み止めのためのロック操作を行なわなければならない。つまり、シャックルピンのシャックルへの取り付けに当たっては、シャックルピンをシャックルの雌ねじ部に螺合させるプロセスと、ロック用のねじをシャックルピンの先端に螺合させるプロセスという2段階のねじ操作が必要になる。
そのため、特許文献1の従来技術のもとでは、ボルトのシャックルへの取り付けやシャックルからのボルトの取り外しに要する作業時間が大幅に増加することは避けられない。
この発明は、ボルトに螺合したナットの緩み止めに関する従来技術の以上の問題点を解決すべくなされたものであり、外側への突出部材がなく、かつ操作が容易で反復的に使用可能な緩み止め機構を提供することを目的とする。
以上の目的を達成するために、この発明は螺合した雄ねじ部材と雌ねじ部材の緩みを阻止する緩み止め構造において、雄ねじ部材と雌ねじ部材の一方を回転自由に支持する支持部材と、支持部材に回転自由に支持された雄ねじ部材と雌ねじ部材の一方と支持部材との相対回転をロック可能であり、前記雄ねじ部材と雌ねじ部材とを螺合した状態では前記相対回転を自由にするロック機構とを備えている。
支持部材に相対回転自由に支持された雄ねじ部材と雌ねじ部材の一方と支持部材との相対回転をロック機構がロックした状態で、雄ねじ部材と雌ねじ部材のもう一方と支持部材とを相対回転させることで、雄ねじ部材と雌ねじ部材との螺合操作及び螺合からの解放操作を行なう。雄ねじ部材と雌ねじ部材が螺合した状態でロック機構を操作して雄ねじ部材と雌ねじ部材の一方と支持部材との相対回転を自由にする。この状態では、雄ねじ部材と雌ねじ部材の螺合部に緩みをもたらす回転トルクが支持部材に作用しても、雄ねじ部材と雌ねじ部材が支持部材に対して一体に回転可能であるため、支持部材からこれらの螺合部への回転トルクの伝達は遮断される。したがって、雄ねじ部材と雌ねじ部材との螺合部に緩みが生じない。
この発明の第1の実施形態による緩み止め構造を備えたボルトアッセンブリの側面図と背面図、及びナットの側面図及びボルトアッセンブリに螺合したナットの正面図である。 ボルトボルトアッセンブリの分解図である。 この発明の第2の実施形態による緩み止め構造を備えたナットアッセンブリの側面図と背面図、及びボルトの側面図及び背面図である。 この発明の第3の実施形態による緩み止め構造を備えたナットアッセンブリの側面図と背面図、及びボルトの側面図及び背面図である。 この発明の第4の実施形態による緩み止め構造を備えたシャックルの一部断面を含む側面図とシャックル要部の拡大断面図である。 この発明の第4の実施形態のバリエーションを示すシャックル要部の拡大断面図と別の角度から眺めた一部断面を含む側面図である。 この発明の第5の実施形態による緩み止め構造を備えたシャックル要部の拡大断面図である。 この発明の第6の実施形態による緩み止め構造を備えたシャックルピンアッセンブリ要部の側面図とシャックルピン本体の斜視図である。
図1と図2を参照してこの発明の第1の実施形態を説明する。
図1(a)−(d)を参照すると、第1の実施形態による緩み止め構造はボルトアッセンブリ1とナット2の組み合わせという形で実施される。ナット2には通常のナットが使用される。
図2(a)−(f)を参照すると、ボルトアッセンブリ1は支持部材としてのボルト本体11と、ボルト本体11に回転自由に装着された雄ねじ部材13と、抜け止め座金14と、回り止めピン15とを備える。
ボルト本体11の先端には小径部12が形成される。雄ねじ部材13はカラー状に形成され、小径部12の外周に回転自由に嵌合する。雄ねじ部材13の外周にはナット2に螺合する雄ねじがあらかじめ形成される。抜け止め座金14は、雄ねじ部材13の内径より大きな外径を備えたディスク状の部材である。抜け止め座金14は、雄ねじ部材13を小径部12に装着した後に小径部12の先端に固定されることで、雄ねじ部材13の小径部12から抜け落ちるのを阻止する。
ボルト本体11の小径部12の外周面には半円形断面の溝12aが軸方向に形成される。雄ねじ部材13の内周面には半円形断面の溝13aが軸方向に形成される。溝12aと溝13aは小径部12と雄ねじ部材13とが所定の相対回転位置に来ることで相対し、円形断面の軸方向の孔部を形成する。雄ねじ部材13の内周面の溝13aを図2(c)に示すように90度間隔で4か所に形成すれば、小径部12と雄ねじ部材13とが90度回転するごとに、溝12aと4箇所の溝13aとが順次軸方向の孔部を形成することになる。
一方、溝12aは小径部12の外周に一か所のみに形成する。また、溝12aの延長上において、抜け止め座金14に円形の貫通孔16を形成する。回り止めピン15は円形断面のピンで構成される。この実施形態では回り止めピン15を直線状に形成しているが、操作性や持ちやすさを考慮して回り止めピン15の一端に屈折部もしくは屈曲部を形成しても良い。ただし、屈折部もしくは屈曲部の寸法はナット2の内側を通過できる範囲とする。
溝12aと溝13aとが形成する孔部は回り止めピン15が侵入可能な径となるように、溝12aと溝13aの断面の寸法があらかじめ形成される。また、抜け止め座金14の貫通孔16も、回り止めピン15が貫通可能な寸法にあらかじめ形成される。
ボルト本体11と、雄ねじ部材13と、抜け止め座金14とは予めボルトアッセンブリ1として組み立てた状態で供用される。抜け止め座金14は、小径部に雄ねじ部材13を装着した後に、溝13aと貫通孔16とが重なる位置で小径部12の先端に溶接やかしめなどの方法で固定される。
この状態のボルトアッセンブリ1においては、雄ねじ部材13は小径部12に対して回転自由に支持されている。
ボルトアッセンブリ1にナット2を締め付ける際は、溝12aと溝13aとが孔部を形成するように、雄ねじ部材13を小径部12に対して回転させる。雄ねじ部材13を小径部12に対して90度回転させる間に溝12aと溝13aとが孔部を形成する位置が必ず存在する。
具体的な操作としては、回り止めピン15を貫通孔16に挿入し、回り止めピン15の先端を溝13aに当接させた状態で、雄ねじ部材13を小径部12に対して回転操作すると、溝12aと溝13aとが孔部を形成する位置で、回り止めピン15が孔部に侵入する。
回り止めピン15が溝12aと溝13aが形成する孔部に侵入すると、溝12aと溝13aの回転方向の相対変位は孔部に侵入した回り止めピン15によって阻止される。その結果、溝12aを形成したボルト本体11と溝13aを形成した雄ねじ部材13との相対変位も阻止される。この実施形態では溝12aと溝13a及び回り止めピン15がロック機構を構成する。
ナット2は、溝12aと溝13aが形成する孔部に回り止めピン15を差し込んだ状態で、雄ねじ部材13の外周に装着する。回り止めピン15の屈折部もしくは屈曲部をナット2の内側を貫通可能な大きさとするのは、回り止めピン15を溝12aと溝13aが形成する孔部に差し込んだ状態で、ナット2の雄ねじ部材13への着脱を行なうためである。
図1(b)に示すように、回り止めピン15の孔部への進入により、雄ねじ部材13回転方向変位に関してボルト本体11と一体化される。この状態で、ナット2を雄ねじ部材13の外周に螺合する。雄ねじ部材13のボルト本体11に対する回転が阻止されているので、雄ねじ部材13がナット2ととも回りすることはなく、ナット2は通常のボルトに装着するのと全く同じ操作でボルトアッセンブリ1に螺合させて締め付けることができる。
ナット2をボルトアッセンブリ1に締め付けた後に、回り止めピン15をボルトアッセンブリ1から引き抜く。
回り止めピン15が溝12aと溝13aによる孔部から引き抜かれると、ボルト本体11と雄ねじ部材13の相対回転が再び自由になる。したがって、ナット2とボルト本体11との間に振動などに起因する相対回転トルクが作用しても、ナット2がボルト本体11に対して回転するのみで、ナット2の雄ねじ部材13への締め付け状態には全く影響が及ばない。
このようにこの発明によれば、ボルトに締め付けられたナットの緩みを完全に阻止することができる。
この実施形態では、回り止めピン15をボルト本体11に装着した状態で、ナット2をボルト本体11に締め付け、回り止めピン15をボルト本体11から引き抜くことでナット2の回り止めを図っている。
製品としては、したがって、回り止めピン15を貫通孔16から溝12aと溝13aが形成する孔部こ差し込んだ状態でボルトアッセンブリ1を供給すれば、通常のボルトとナットと全く同じ操作で、雄ねじ部材13にナット2を装着することができる。そして、雄ねじ部材13にナット2を締め付けた後に、回り止めピン15をボルトアッセンブリ1から引き抜くことで、ボルト本体11に対するナット2の緩み止め処理が完成する。ボルトアッセンブリ1にナット2が締め付けられた状態では、回り止めピン15はとりはずされているので、回り止めピン15が他の部品や他の作業の邪魔になることは全くない。ナット2をボルト本体11から取り外す必要が生じた場合にのみ、回り止めピン15を再びボルト本体11に挿入すれば良い。
このようにして、この発明による緩み止め構造によれば、ボルトとナットの結合部の外側に実質的に何らの部材を突出させずに結合部の緩み止めを実現でき、かつボルトとナットの反復的な脱着に対しても完全な緩み止めを保証することができる。
図3(a)−(d)を参照してこの発明の第2の実施形態を説明する。
第1の実施形態はこの発明による緩み止め構造を、ボルトアッセンブリ1と通常のナット2の組み合わせという形で実現しているが、この実施形態では通常のボルト20とナットアッセンブリ21の組み合わせにより緩み止め構造を実現する。
ナットアッセンブリ21は通常のナットと同様の外形を備える支持部材としてのナット本体22と、ナット本体22の内周に回転自由に嵌合する雌ねじ部材23と、抜け止めリング24からなる。
雌ねじ部材23はボルト20の外周に形成された雄ねじ20aに螺合する雌ねじを内周に形成したカラー状の部材であり、ナット本体22に形成した嵌合孔の内側に回転自由に保持される。雌ねじ部材23は一端に大径部23aを備える。ナット本体22には大径部23aを受け入れる凹部が形成される。抜け止めリング24はナット本体22を貫通した雌ねじ部材23のもう一端に固定される。大径部23aと抜け止めリング24はいずれも雌ねじ部材23の内径より外径が大きく、雌ねじ部材23がナット本体22から抜け落ちるのを阻止する役割をもつ。抜け止めリング24は例えばかしめにより雌ねじ部材23の端部に装着される。抜け止めリング24を装着する代わりに、雌ねじ部材23の端部をかしめにより外向きに変形させて抜け止めとすることも可能である。
ナット本体22には外周から内周に至る貫通孔26が、ナット本体22を横断する向きに形成される。一方、雌ねじ部材23の外周には、雌ねじ部材23とナット本体22との相対回転に応じて貫通孔26と重なる位置に、外向きの穴27が形成される。穴27は雌ねじ部材23の内周に達する必要はない。ナットアッセンブリ21はさらに、貫通孔26を貫通して穴27に侵入可能な第1の実施形態と同様の回り止めピンを備える。
ナットアッセンブリ21は、あらかじめ回り止めピンをナット本体22の貫通孔26を貫通して雌ねじ部材23の穴27に挿入した状態で供給される。この状態ではナット本体22と雌ねじ部材23の相対回転が回り止めピンに阻止されているので、ナットアッセンブリ21は通常のナットと同様に機能する。したがって、ナットアッセンブリ21は通常のナットと同様の操作でボルト20に螺合させることができ、さらに締め付け操作も通常のナットと同様に行なうことが可能である。この実施形態では、貫通孔26と穴27と回り止めピンとがロック機構を構成する。
ナットアッセンブリ21をボルト20に締め付けた後、回り止めピンを雌ねじ部材23及びナット本体22から引き抜く。
その結果、雌ねじ部材23のナット本体22に対する回転が自由になる。したがって、ナット本体22とボルト20の一方に振動などに起因する回転トルクが作用しても、ナット本体22がボルト20に対して任意に相対回転するのみで、雌ねじ部材23のボルト20への締め付け状態には全く影響が及ばない。
したがって、この実施形態においても第1の実施形態と同様に、ボルトとナットの結合部の外側に実質的に何らの部材を突出させずに結合部の緩み止めを実現でき、かつボルトとナットの反復的な脱着に対しても完全な緩み止めを保証することができる。
この実施形態では、回り止めピンを挿入する貫通孔26をナット本体22の側面に開口している。そのため、ナットアッセンブリ21をボルト20に螺合させる際に、回り止めピンをナットアッセンブリ21に貫通させる必要がない。したがって、この実施形態においては第1の実施形態と異なり、回り止めピンに設ける屈折部もしくは屈曲部に形状や寸法の制限を設ける必要はない。
図4(a)−(d)を参照してこの発明の第3の実施形態を説明する。
この実施形態は、第2の実施形態に類似するが、貫通孔26と穴27の代わりに、ナットアッセンブリ21の背面に溝28と29とを形成している。
溝28はナット本体22の背面のナット本体22の中心を通る直線上の2か所に形成される。溝29は雌ねじ部材23の背面のナット本体22の中心を通る直線上の2か所に形成される。ナットアッセンブリ21のその他の構成は第2の実施形態と同一である。
溝28と29はナット本体22と雌ねじ部材23の相対回転に応じて、図4(a)に示すように直線上に位置する。直線上に位置した溝28と29にプレート状のロック部材を挿入することで、ナット本体22と雌ねじ部材23の相対回転がロックされる。この状態でナットアッセンブリ21をボルト20に螺合する。またボックスレンチの底面に溝28と29に嵌合する突起を形成した専用の工具を用いてナットアッセンブリ21のボルト20への脱着を行なっても良い。この実施形態では溝28と29及びロック部材または突起がロック機構を構成する。
ナット本体22と雌ねじ部材23とは、溝28と29からロック部材や専用工具の突起が退去することで相対回転可能となる。つまり、雌ねじ部材23がボルト20に締め付けられた状態で、ナット本体22と雌ねじ部材23は任意に相対回転可能である。この状態でナット本体22とボルト20の一方に振動などに起因する回転トルクが作用しても、ナット本体22がボルト20に対して任意に相対回転するのみで、雌ねじ部材23のボルト20への締め付け状態には全く影響が及ばない。
したがって、この実施形態においても第1の実施形態と同様に、ボルトとナットの螺合部の外側に実質的に何らの部材を突出させずに螺合部の緩み止めを実現でき、かつボルトとナットの反復的な脱着に対しても完全な緩み止めを保証することができる。
この実施形態では、ロック機構は第1及び第2の実施形態の回り止めピンの代わりに、プレート状のロック部材や専用工具を用いて雌ねじ部材23のナット本体22に対する回転を阻止する。プレート状の部材として例えばコインを利用可能である。つまり、回り止めピンのような専用のロック部材を準備することなく、手近な部材を用いてロック機構の操作を行なうことができる。一方、専用工具を用いることでロック機構の操作とナットアッセンブリの回動操作とを同時に行なうことが可能である。さらに、この実施形態によれば、溝28と29が直線上に並ぶことを目視により確認できるので、ロック機構の操作性も高い。
図5(a)と(b)及び図6(a)と(b)を参照してこの発明の第4の実施形態を説明する。
この実施形態ではこの発明をシャックルに適用する。
図5(a)と(b)を参照すると、シャックルはU字形状に湾曲したシャックル本体31と、シャックル本体31の一端を貫通し、もう一端に螺合するシャックルピン32からなる。シャックルピン32は通常のシャックルピンで構成される。
シャックル本体31の一端には、シャックルピン32を挿通する孔部33が形成される。また、シャックル本体31のもう一端には孔部34が形成され、孔部34の内側に第2の実施形態と同じ雌ねじ部材23が保持される。したがって、この実施形態ではシャックル本体31が支持部材を構成する。
雌ねじ部材23の大径部23aには軸方向の貫通孔23bが形成される。シャックル本体31には大径部23aを受け入れる凹部が形成される。そして、凹部の内側の、雌ねじ部材23の回転変位に応じて貫通孔23bと重なる位置に穴35が形成される。
シャックル本体31にシャックルピン32を締め込む際は、貫通孔23bが穴35に重なるように雌ねじ部材23を回動し、貫通孔23bが穴35に重なった状態で、回り止めピン15を穴35から貫通孔23bに挿入する。これにより、雌ねじ部材23のシャックル本体31に対する回転が阻止される。つまり、この実施形態では、貫通孔23bと穴35及び回り止めピン15がロック機構を構成する。
このようにして、雌ねじ部材23のシャックル本体31に対する回転を阻止した状態で、シャックルピン32を孔部33に挿通して雌ねじ部材23に螺合させて締め付ける。締め付け後に回り止めピン15を穴35と貫通孔23bから引き抜く。以後、シャックルピン32と雌ねじ部材23は一体に回転するので、締め付け状態でシャックル本体31とシャックルピン32の一方に振動などに起因する回転トルクが作用しても、雌ねじ部材23のシャックルピン32への締め付け状態には全く影響が及ばない。
したがって、この実施形態においてもシャックル本体31の外側に実質的に何らの部材を突出させずにシャックルピン32と雌ねじ部材23の緩み止めを実現でき、かつシャックルピン32のシャックル本体31への反復的な脱着に対しても完全な緩み止めを保証することができる。
この実施形態において、雌ねじ部材23のシャックル本体31への装着方法に関してはさまざまなバリエーションが可能である。
図6(a)と(b)を参照すると、雌ねじ部材23の外形を円錐形状に形成し、シャックル本体31の同じく円錐形状に形成した孔部34に挿入した後、小径側の端部をかしめ加工で外向きに変形させて抜け止め部23cを形成することが可能である。抜け止め部23cを形成した後の雌ねじ部材23はシャックル本体31に回転自由に支持される一方、シャックル本体31からいずれの方向にも抜け落ちることがない。
この場合には、図6(b)に示すように、シャックル本体31に雌ねじ部材23の外周に達する貫通孔36を形成し、雌ねじ部材23の外周に穴37を形成し、回り止めピン15を貫通孔36から穴37に挿入することで、雌ねじ部材23のシャックル本体31に対する回転を阻止する。
図5(a)と(b)のシャックルにおいても、貫通孔23bと穴35によるロック機構に代えて、図6(b)に示す貫通孔36と穴37によるロック機構を設けることも可能である。
図7を参照してこの発明の第5の実施形態を説明する。
この実施形態も第4の実施形態と同様に、この発明をシャックルに適用してた実施例である。
図7を参照すると、この実施形態においては、雌ねじ部材23の一端を大径部23aが袋ナット状に閉鎖する。一方、シャックル本体31には大径部23aと凹部31aが形成される。凹部31aは第4の実施形態において、大径部23aを収容するために形成される凹部より深く形成される。
雌ねじ部材23の大径部23aには周方向に凹凸を有する凹凸部38が形成される。シャックル本体31には凹部31aを塞ぐようにキャップ部材39が固定される。キャップ部材39の外周には、雌ねじ部材23の凹凸部38に相対して凹凸部41が形成される。雌ねじ部材23とキャップ部材39の間にはスプリング40が介装される。
キャップ部材39は溶接により凹部31aの内側に固定される。あるいは、凹部31aの内周とキャップ部材39の外周とにそれぞれスプライン溝を形成し、スプライン溝にキャップ部材39を圧入することで、キャップ部材39を凹部31aの内側に固定することも可能である。
凹凸部41は凹凸部38と係合することで、雌ねじ部材23のシャックル本体31に対する回転を阻止する。スプリング40は凹部31の内側に配置され、雌ねじ部材23とキャップ状部材39を離間方向に付勢する。
雌ねじ部材23はシャックル本体31の孔部34により、シャックル本体31に対して回転自由かつ孔部34の中心軸方向に若干の範囲で変位可能な状態で支持される。若干の範囲は、スプリング40を押し縮めつつ、凹凸部38を凹凸部41に係合させるのに必要な雌ねじ部材23の移動距離に基づいて設定される。
この実施形態においては、凹凸部38と41及びスプリング40がロック機構を構成する。
シャックルピン32のシャックル本体31への着脱操作は、通常のシャックルにおけるシャックルピンの着脱操作と基本的に同じである。
すなわち、シャックル本体31の一方の端部に貫通させたシャックルピン32の先端を雌ねじ部材23の入口から捩じ込む。シャックルピン32により軸方向に押された雌ねじ部材23はスプリング40に抗して図7の右方向へと変位し、先端の凹凸部38をキャップ部材39の凹凸部41に当接する。この状態でシャックルピン32を回動操作すると、凹凸部38を凹凸部41との係合により雌ねじ部材23のシャックル本体31に対する回転が阻止され,シャックルピン32の先端が雌ねじ部材23の内周にねじ込まれる。
このようにして、シャックルピン32を雌ねじ部材23に締め付けた後、シャックルピン32から手を離すと、雌ねじ部材23はスプリング40の付勢力で大径部23aが凹部31aの底面に接するまで図7の左方向へと変位し、凹凸部38は凹凸部41との係合状態から解放される。その結果、雌ねじ部材23はシャックル本体31に対する回転が可能となる。
以後、シャックルピン32と雌ねじ部材23は一体に回転するので、締め付け状態でシャックル本体31とシャックルピン32の一方に振動などに起因する回転トルクが作用しても、雌ねじ部材23のシャックルピン32への締め付け状態には全く影響が及ばない。
シャックル本体31からシャックルピン32を取り外す場合には、シャックルピン32を図の右方向に押して、凹凸部38を凹凸部41に当接させた状態で、シャックルピン32を締め付け時と逆方向に回動する。凹凸部38と凹凸部41の係合により雌ねじ部材23のシャックル本体31に対する回転は再び阻止されるので、シャックルピン32の回動により、シャックルピン32は雌ねじ部材23から抜け出し、最終的に雌ねじ部材23から分離される。
したがって、この実施形態においてもシャックル本体31の外側に実質的に何らの部材を突出させずにシャックルピン32と雌ねじ部材23の緩み止めを実現でき、かつシャックルピン32のシャックル本体31への反復的な脱着に対しても完全な緩み止めを保証することができる。
さらに、この実施形態によれば、回り止めピンなどの部材を使用せず、また格別のロック操作を行なうことなく、シャックルピン32に軸方向力を加えるのみで雌ねじ部材23の回り止めを図ることがてきる。
図8(a)と(b)を参照して、この発明の第6の実施形態を説明する。
この実施形態は第5の実施形態と同様のロック機構をシャックルピン側に設けた実施形態である。
図8(b)を参照すると、シャックルピンアッセンブリ50は、シャックルピン本体51と、シャックルピン本体51に装着される雄ねじ部材52と、雄ねじ部材52のシャックルピン本体51からの抜け止めを阻止する抜け止め座金53と、雄ねじ部材52を抜け止め座金53に向けて付勢するスプリング54と、を備える。
図8(a)を参照すると、シャックルピン本体51の先端には小径部55が形成される。雄ねじ部材52はカラー状に形成され、小径部55の外周に回転自由に嵌合する。雄ねじ部材52の外周にはシャックル本体の雌ねじに螺合する雄ねじが形成される。抜け止め座金53は、雄ねじ部材52の内径より大きな外径を備えたディスク状の部材である。抜け止め座金53は小径部55の先端に固定されることで、雄ねじ部材52の小径部55から抜け落ちるのを阻止する。抜け止め座金53は雄ねじ部材52を小径部55に装着した後に、溶接やかしめなどの方法で小径部55の先端に固定される。
シャックルピン本体51には小径部55により、雄ねじ部材52を向いた段差が形成される。この段差に周方向の凹凸を有する凹凸部56が形成される。一方、凹凸部56に相対する雄ねじ部材52の背面には凹凸部56と係合可能な凹凸部57が形成される。
スプリング54はシャックルピン本体51の段差と段差に面した雄ねじ部材52の端面との間に介装される。この実施形態においては、凹凸部56と57及びスプリング54がロック機構を構成する。
以上のように構成されたシャックルピンアッセンブリ50は通常のシャックルピンに代えて使用される。
シャックルピンアッセンブリ50をシャックル本体に装着する際は、シャックル本体の一方の端部にシャックルピンアッセンブリ50を貫通させた後、シャックル本体のもう一方の端部に形成された雌ねじの内側にねじ込む。
この動作において、まず雄ねじ部材52の先端が雌ねじの入口に当接し、シャックルピンアッセンブリ50に図8(b)の右向きの軸方向力を加えることで、小径部55が雌ねじの内側に侵入する一方、雄ねじ部材52はスプリング54に抗して後退し、凹凸部57をシャックルピン本体51の凹凸部56に当接する。
この状態でシャックルピン本体51を回動操作すれば、凹凸部56と凹凸部57との係合により、雄ねじ部材52はシャックルピン本体51との相対回転を阻止された状態となるので、雄ねじ部材52が雌ねじの内側にねじ込まれる。
シャックルピンアッセンブリ50をシャックル本体の雌ねじに締め付けた後、シャックルピンアッセンブリ50から手を離すと、シャックルピン本体51はスプリング54の付勢力で雄ねじ部材52が抜け止め座金53に当接するまで図8(b)の左方向へと変位し、凹凸部57は凹凸部56との係合状態から解放される。その結果、雄ねじ部材52はシャックルピン本体51に対する回転が可能となる。
以後、シャックルピン本体51と雄ねじ部材52とは自由に相対回転するので、シャックル本体とシャックルピン本体51の一方に振動などに起因する回転トルクが作用しても、雄ねじ部材52のシャックル本体への締め付け状態には全く影響が及ばない。
したがって、この実施形態においてもシャックル本体の外側に実質的に何らの部材を突出させずに雄ねじ部材52のシャックル本体に対する緩み止めを実現でき、かつシャックルピンアッセンブリ50のシャックル本体への反復的な脱着に対しても完全な緩み止めを保証することができる。
さらに、この実施形態によれば、回り止めピンなどの部材を使用せず、また格別のロック操作を行なうことなく、シャックルピン本体51に軸方向力を加えるのみで雄ねじ部材52はシャックルピン本体51へのロック操作を行なうことがてきる。
この実施形態はシャックルピンを対象としているが、第1の実施形態と同様のボルトアッセンブリとナットの結合にも適用可能である。
以上、この発明をいくつかの特定の実施形態を通じて説明してきたが、この発明は上記の各実施形態に限定されるものではない。当業者にとっては、クレームの技術範囲でこれらの実施形態にさまざまな修正あるいは変更を加えることが可能である。
1ボルトアッセンブリ
2ナット
11ボルト本体
12小径部
12a溝
13雄ねじ部材
13a溝
14抜け止め座金
15回り止めピン
16貫通孔
20ボルト
20a雄ねじ
21ナットアッセンブリ
22ナット本体
23雌ねじ部材
23a大径部
23b貫通孔
23c抜け止め部
24抜け止めリング
26貫通孔
27穴
28溝
29溝
31シャックル本体
31a凹部
32シャックルピン
33孔部
34孔部
35穴
36貫通孔
37穴
38凹凸部
39キャップ部材
40スプリング
41凹凸部
50シャックルピンアッセンブリ
51シャックルピン本体
52雄ねじ部材
53抜け止め座金
54スプリング
55小径部
56凹凸部
57凹凸部

Claims (16)

  1. 螺合した雄ねじ部材と雌ねじ部材の緩みを阻止する緩み止め構造において、雄ねじ部材と雌ねじ部材の一方を回転自由に支持する支持部材と、前記雄ねじ部材と雌ねじ部材の一方と支持部材との相対回転をロック可能であり、前記雄ねじ部材と雌ねじ部材とを螺合した状態では前記相対回転を自由にするロック機構と、を備えることを特徴とする緩み止め構造。
  2. 支持部材は雄ねじ部材を同軸上で回転自由に支持するボルト本体で構成され、雌ねじ部材は雄ねじ部材に螺合するナット状部材で構成されることを特徴とする請求項1に記載の緩み止め構造。
  3. 雄ねじ部材はボルト本体の外周に装着され、外周にねじ山を形成したカラー状部材で構成され、ロック機構は雄ねじ部材の内周とボルト本体の外周にそれぞれ軸方向に形成した溝と、雄ねじ部材とボルト本体の所定の相対回転位置でこれらの溝が形成する孔部に挿入される回り止めピンとで構成されることを特徴とする請求項2に記載の緩み止め構造。
  4. 回り止めピンはナット状部材を通り抜け可能な寸法と形状を備えることを特徴とする請求項3に記載の緩み止め構造。
  5. ボルト本体は先端に固定されたフランジ状の雄ねじ部材の抜け止め部材を備え、抜け止め部材は回り止めピンを前記孔部に挿入するための穴を有することを特徴とする請求項3に記載の緩み止め構造。
  6. ロック機構は、雄ねじ部材とボルト本体とを同軸上で離間方向に付勢するスプリングと、雄ねじ部材とボルト本体とが軸方向に接触した状態で、雄ねじ部材とボルト本体との相対回転をロックする、ボルト本体と雄ねじ部材の相対する面に形成された凹凸部で構成されることを特徴とする請求項2に記載の緩み止め構造。
  7. 雄ねじ部材はボルト本体の外周に装着され、外周にねじ山を形成したカラー状部材で構成され、ボルト本体は先端にフランジ状に固定された雄ねじ部材の抜け止め部材を備えることを特徴とする請求項6に記載の緩み止め構造。
  8. 雌ねじ部材はシャックルのU字形状に湾曲したシャックル本体の一端に形成されたねじ穴で構成され、支持部材はシャックル本体のもう一端を貫通し、外周に支持した雄ねじ部材をねじ穴に螺合させるシャックルピン本体で構成されることを特徴とする請求項2に記載の緩み止め構造。
  9. 支持部材は雌ねじ部材の外周を回転自由に支持し、雄ねじ部材は雌ねじ部材に螺合するボルト状部材で構成されることを特徴とする請求項1に記載の緩み止め構造。
  10. ロック機構は雌ねじ部材を貫通して支持部材に侵入する回り止めピンを備えることを特徴とする請求項9に記載の緩み止め構造。
  11. 雌ねじ部材は支持部材に形成された孔部の内側に回転自由に保持されるとともに、孔部の外側にフランジ状に広がる大径部を有し、回り止めピンは大径部に形成された貫通孔を貫通して支持部材に侵入することを特徴とする請求項10に記載の緩み止め構造。
  12. 雌ねじ部材は大径部と反対側の端部に固定された孔部より大径の抜け止めリングを備えることを特徴とする請求項11に記載の緩み止め構造。
  13. ロック機構は支持部材を貫通して雌ねじ部材に侵入する回り止めピンを備えることを特徴とする請求項9に記載の緩み止め構造。
  14. 支持部材は雌ねじ部材の外周を回転自由かつ一定範囲で軸方向に変位可能に支持し、ロック機構は、雄ねじ部材と逆方向から雌ねじ部材に相対して支持部材に固定されたストッパと、ストッパと雌ねじ部材とを離間方向に付勢するスプリングと、雌ねじ部材とストッパの相対する面に形成された互いに係合可能な回転方向の凹凸部で構成されることを特徴とする請求項9に記載の緩み止め構造。
  15. 雌ねじ部材は有底の筒状に形成され、支持部材に形成された孔部に嵌合するとともに、両端に孔部からの抜け止めとして機能する拡径部を備え、前記ストッパは雌ねじ部材の底部に面して支持部材に固定され、前記スプリングは雌ねじ部材の底部とストッパの間に介装され、前記凹凸部はストッパの外周部と、ストッパに相対する一方の拡径部の外周部にそれぞれ形成されることを特徴とする請求項14に記載の緩み止め構造。
  16. 支持部材はシャックルを構成するU字形状に湾曲したシャックル本体の一端で構成され、雄ねじ部材はシャックル本体のもう一端を貫通して雌ねじ部材に螺合するシャックルピンで構成されることを特徴とする請求項9から15のいずれかに記載の緩み止め構造。
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