JP5851944B2 - 防爆形ケーブルグランドのケーブルクランプ装置 - Google Patents

防爆形ケーブルグランドのケーブルクランプ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5851944B2
JP5851944B2 JP2012136951A JP2012136951A JP5851944B2 JP 5851944 B2 JP5851944 B2 JP 5851944B2 JP 2012136951 A JP2012136951 A JP 2012136951A JP 2012136951 A JP2012136951 A JP 2012136951A JP 5851944 B2 JP5851944 B2 JP 5851944B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
clamp
ring
packing
explosion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012136951A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014003789A (ja
Inventor
正美 島田
正美 島田
幸広 田中
幸広 田中
Original Assignee
島田電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 島田電機株式会社 filed Critical 島田電機株式会社
Priority to JP2012136951A priority Critical patent/JP5851944B2/ja
Publication of JP2014003789A publication Critical patent/JP2014003789A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5851944B2 publication Critical patent/JP5851944B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cable Accessories (AREA)

Description

本発明は耐圧防爆形ボックスにケーブルを導くために用いられる防爆形ケーブルグランドのケーブルクランプ装置に関する。
ケーブルが挿入配置される防爆形ケーブルグランドのパッキングランドにケーブルを固定する装置において、弾性のプラスチックから成るクランプリングを用いた防爆形ケーブルグランドのケーブルクランプ装置が従来知られている(例えば特許文献1参照)。
実公平6−2296号公報
従来の防爆形ケーブルグランドのケーブルクランプ装置は、パッキングランドの中心にケーブルを固定するためにプラスチックからなるクランプリングを用いている。そのため、ケーブルをパッキングランドの中心に固定することができるが強度を大きくすることができなかった。
本発明は上記問題点を解決することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、ケーブル(44)が挿入配置される管状のパッキングランド(20)にケーブル(44)を固定する装置において、前記パッキングランド(20)の端面(36)に、複数個の金属製のチャック片(26)(28)(30)がばねリング(40)によってリング状に結合したクランプリング(24)の一方を対面配置し、前記パッキングランド(20)にねじ部を形成し、該ねじ部に前記クランプリング(24)の他方側に対面する回転操作可能なクランプナット(22)を螺合し、前記クランプナット(22)で前記クランプリング(24)を押圧するとテーパー面に案内されて前記クランプリング(24)が前記パッキングランド(20)の中心方向に縮径し、前記チャック片(26)(28)(30)が前記ケーブル(44)に圧着するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記テーパー面が前記各チャック片(26)(28)(30)とこれに対面するクランプナット(22)のいづれか一方又は両方に形成されていることを特徴とする。
また本発明は、前記テーパー面が前記パッキングランド(20)の端面(36)に形成されていることを特徴とする。
本発明は複数個の金属製のチャック片をばねリングでリング状に結合したクランプリングを用いたのでケーブルをパッキングランドの中心に強固に固定することができる。
本発明に係る防爆形ケーブルグランドの断面図である。 防爆形ケーブルグランドの右側面図である。 クランプリングの正面図である。 クランプリングの正面図である。
以下に本発明の実施の形態を添付した図面を参照して詳細に説明する。
図1中、符号2は防爆形ケーブルグランドの円筒状本体であり、これには大径部と小径部とが形成され、大径部の外周には溝が形成され、該溝にゴム製のOリング4が嵌着されている。前記本体2の一端外周部には雄ねじ6が形成され、他端外周部には耐圧防爆形ボックス(図示省略)に取り付けるための雄ねじ8が形成され、雄ねじ8に隣接してOリング4が嵌着されている。
10は前記本体2の大径部に摺動自在に挿入された管状のパッキンケースであり、これの内径部に管状のゴムパッキン12がその軸方向の両端に座金14,16を介して挿入されている。前記パッキンケース10の一端面は、前記本体2の内径部に環状に形成された垂直面に係止されている。前記パッキンケース10の外周部の溝にはゴム製のOリング18が嵌合配置されている。
20は環状のパッキングランドであり、一端側に六角ナット形鍔部20aが形成されている。パッキングランド20の他方側の外周部には、パッキンケース10の雌ねじ部に螺合するための雄ねじが形成され、他端側の内径部には、クランプナット22と螺合するための雌ねじが形成されている。
24は、3つの金属製のチャック片26,28,30からなるクランプリングであり、各チャック片26,28,30は、テーパー面32と、当接周面34と軸方向端面36と、外周面38とを有し、互いにリング状に所定の間隔を存して、密着巻きのコイルスプリングからなるばねリング40によって保持されている。ばねリング40は各チャック片26,28,30の内側に形成された溝に嵌合配置されている。
テーパー面32は、クランプナット22の軸方向の端部の管壁に全周にわたって形成されたテーパー面と接している。クランプリング24は、クランプナット22のテーパー面から軸方向に押圧力を受けると、該テーパー面に案内されて各チャック片26,28,30が、ばねリング40の弾力に抗して、図4に示すようにパッキングランド20の中心方向に変位するように構成されている。
クランプナット22には、その外周面にパッキングランド20の内径部に形成された雌ねじと螺合するための雄ねじが形成され、一端部に六角ナット部22aが形成されている。42は、管状のカップリングであり一端に鍔部42aを有し、内径部には、ケーブル44が内装されたフレキシブルな保護管(図示省略)が嵌着固定されるものである。
46はユニオンナットであり、その一端には、前記カップリング42の鍔部42aと係合すべく突条46aが形成され、該突条46aに形成された円周溝にゴム製Oリングが嵌着されている。ユニオンナット46の他端管壁には厚み方向にねじ穴48が穿設され、またユニオンナット46の他方の内径部には、本体2の雄ねじ6に螺合するための雌ねじが形成されている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
まず、ケーブル44を内装した保護管の外周面をカップリング42の内周面に嵌着し、ケーブル44をゴムパッキン12に嵌挿及びパッキングランド20に遊嵌配置させる。次に回転具を用いて、パッキングランド20をパッキンケース10にねじ込んでパッキングランド20の端面を座金16を介してゴムパッキン12に圧接する。
この圧接力によってゴムパッキン12はパッキンケース10の係止面10aとパッキングランド20の先端とで挟圧される。この挟圧力によりゴムパッキン12は、本体2の軸心方向に向けてその中心空間部が縮小変形して、ゴムパッキン12の内周面はパッキンケース10内のケーブル44の外周面に均一に圧着し、ゴムパッキン12の外周面はパッキンケース10の内周面に圧着する。
次に回転具を用いてクランプナット22をパッキングランド20にねじ込んで、クランプナット22のテーパー面と、パッキングランド20の端面36とで、チャック片26,28,30の軸方向の両端を挟圧する。この挟圧力によって、チャック片26,28,30が、ばねリング40の弾力に抗し、パッキングランド20の中心方向に変位し、各チャック片26,28,30の当接周面34がケーブル44に圧着し、ケーブル44は、クランプリング24を介してパッキングランド20の中心に固定される。
以上の動作によってケーブル44を内装した保護管の一端に、上記カップリング42、パッキングランド20、及びパッキンケース10から成る端末金具が形成される。この状態において、ケーブル44は、端末金具の一端即ちパッキンケース10の一端から所定長さ延長されている。
次に、上記ケーブル保護管の端末金具を耐圧防爆形ボックスのねじ穴に螺合する本体2に接続する作業について説明する。
まず、端末金具の先端即ち、パッキンケース10の外周面を本体2に嵌合する。次に、ユニオンナット46を本体2の外周部のねじに螺合し、ユニオンナット46の突条46aをカップリング42の鍔部42aに圧接させ、しかる後にユニオンナット46のねじ穴48にビスをねじ込んでユニオンナット46を本体2に固定する。
これによって、パッキンケース10の先端面は、本体2の管部の垂直面に圧接し、ケーブル保護管の端末金具42,20,10は、本体2に固定される。
上記端末金具のケーブル44は、本体2内を通って耐圧防爆形ボックス内の電気器具に導かれ、これに接続される。
尚、上記実施形態では、テーパー面をチャック片26,28,30とクランプナット22の両方に形成したが、いづれか一方側に設けた構成としても良く、また、テーパー面をチャック片26,28,30とクランプナット22に設けないで、チャック片26,28,30を受けるパッキングランド20の端面36に設けるようにしても、クランプナット22の押圧力によって、クランプリング24を縮径方向に変形させ、チャック片26,28,30の当接周面34をケーブル44に圧着することができる。
2 本体
4 Oリング
6 雄ねじ
8 雄ねじ
10 パッキンケース
10a 係止面
12 ゴムパッキン
14 座金
16 座金
18 Oリング
20 パッキングランド
20a 鍔部
22 クランプナット
22a 六角ナット部
24 クランプリング
26 チャック片
28 チャック片
30 チャック片
32 テーパー面(チャック側)
34 当接周面
36 軸方向端面
38 外周面
40 ばねリング
42 カップリング
42a 鍔部
44 ケーブル
46 ユニオンナット
46a 突条

Claims (3)

  1. ケーブル(44)が挿入配置される管状のパッキングランド(20)にケーブル(44)を固定する装置において、前記パッキングランド(20)の端面(36)に、複数個の金属製のチャック片(26)(28)(30)がばねリング(40)によってリング状に結合したクランプリング(24)の一方を対面配置し、前記パッキングランド(20)にねじ部を形成し、該ねじ部に前記クランプリング(24)の他方側に対面する回転操作可能なクランプナット(22)を螺合し、前記クランプナット(22)で前記クランプリング(24)を押圧するとテーパー面に案内されて前記クランプリング(24)が前記パッキングランド(20)の中心方向に縮径し、前記チャック片(26)(28)(30)が前記ケーブル(44)に圧着するようにしたことを特徴とする防爆形ケーブルグランドのケーブルクランプ装置。
  2. 前記テーパー面が前記各チャック片(26)(28)(30)とこれに対面するクランプナット(22)のいづれか一方又は両方に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の防爆形ケーブルグランドのケーブルクランプ装置。
  3. 前記テーパー面が前記パッキングランド(20)の端面(36)に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の防爆形ケーブルグランドのケーブルクランプ装置。
JP2012136951A 2012-06-18 2012-06-18 防爆形ケーブルグランドのケーブルクランプ装置 Active JP5851944B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012136951A JP5851944B2 (ja) 2012-06-18 2012-06-18 防爆形ケーブルグランドのケーブルクランプ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012136951A JP5851944B2 (ja) 2012-06-18 2012-06-18 防爆形ケーブルグランドのケーブルクランプ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014003789A JP2014003789A (ja) 2014-01-09
JP5851944B2 true JP5851944B2 (ja) 2016-02-03

Family

ID=50036424

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012136951A Active JP5851944B2 (ja) 2012-06-18 2012-06-18 防爆形ケーブルグランドのケーブルクランプ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5851944B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2015200676B2 (en) 2014-03-18 2015-12-10 Thomas & Betts International, Llc Cable restrain device with dual-material double wedge chuck
JP7101839B1 (ja) * 2021-04-01 2022-07-15 星和電機株式会社 防爆形ケーブルグランド

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014003789A (ja) 2014-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8288667B2 (en) Double-packing cable and flexible conduit gland
US9371948B2 (en) Liquid-tight connector
US9252585B2 (en) Connector apparatus with shielding contact
US9802297B2 (en) Tightening tool for a screw element having a line, and coupling part and screw element
TW200820515A (en) Cable connector capable of exactly clamping for preventing leakage
JP2013528039A (ja) ケーブル外装のためのクランプ装置を備えたケーブルグランド
KR102045164B1 (ko) 차량 전원 시스템과 배터리 핀 간에 전기 연결을 위한 전기 접촉장치와 배터리 핀
KR101548111B1 (ko) 관 연결 소켓
JP2013036503A5 (ja)
KR101728442B1 (ko) 케이블 그랜드
JP5851944B2 (ja) 防爆形ケーブルグランドのケーブルクランプ装置
JP2015086979A (ja) ホース継手用スリーブ、ホース継手及びホース継手構造体
JP5276623B2 (ja) ケーブルグランド及びケーブルグランド用ワッシャ
US9964246B2 (en) Hose crimp fitting or hydraulic adaptors that utilize a reverse threaded lock nut that engages to a JIC nut or similar swivel nut to prevent the nut from loosening
JP5892872B2 (ja) 防爆形ケーブルグランドのケーブルクランプ装置。
KR101740997B1 (ko) 이중-재질 이중 쐐기 척을 구비한 케이블 구속 장치
JP6010831B2 (ja) 管継手構造
JP2015197195A (ja) 狭所配管用継手
KR200479605Y1 (ko) 파이프 연결구
JP6580021B2 (ja) ケーブルグランド
KR101700063B1 (ko) 호스 연결구
JP6580022B2 (ja) ケーブルグランド
KR20160082724A (ko) 파이프 연결구
TW201124654A (en) A non-returning device for using in oil infusion.
JP2018007340A (ja) ケーブルグランド

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151117

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5851944

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250