JP3047166B2 - 焼却炉の被焼却物供給装置の運転装置 - Google Patents

焼却炉の被焼却物供給装置の運転装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は焼却炉の炉内に連通
する移送通路に配設され、被焼却物を移送する被焼却物
移送機構と、被焼却物移送機構の被焼却物導出端に略水
平に横架され被焼却物を解砕し排出する解砕排出機を具
備する焼却炉の被焼却物供給装置の運転装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の焼却炉の被焼却物供給装置
としては、例えば特公平1−37649号公報に記載さ
れたものがある。該被焼却物供給装置は図6に示すよう
に、焼却炉4の炉内に連通する被焼却物の移送通路であ
る焼却物供給通路2に配設されたスクリューコンベア3
と、同じく被焼却物の移送通路であるシュート5上端に
配置された解砕排出機7を具備し、解砕排出機7はスク
リューコンベア3の被焼却物移送方向に略直交する回転
軸18を有し、該回転軸18の回りにスクリュー羽根1
9を取り付けた構造である。
【0003】図7(a)、(b)は解砕排出機7の詳細
構造を示す図である。同図において、11は排出口ケー
シング、12は排出口ケーシングに取り付けられた軸取
付ノズル、13は軸取付ノズル12を覆うサイドカバ
ー、14はモータ支持フレーム15を取り付けた軸ケー
ス、16は軸ケース14に支持された軸受、17はサイ
ドカバー13に支持された軸封装置、20は回転軸18
に取り付けられたスプロケット、21はモータ、22は
減速機、23はチェーン、24はスプロケット、25は
テンションスプロケットである。また、26は回転軸1
8と排出口ケーシング11の間に被焼却物が挟まった場
合に、回転軸18を被焼却部の移送方向に水平に移動さ
せる軸移動装置であり、油圧シリンダ等で構成されてい
る。
【0004】上記構成の焼却炉の被焼却物供給装置にお
いて、ホッパー1に投入された都市ごみ等の被焼却物は
スクリューコンベア3で焼却物供給通路2内を移送し、
被焼却物導出口から排出された被焼却物は解砕排出機7
の回転軸18に取り付けたスクリュー羽根19で解砕さ
れ細分された被焼却物となってシュート5より焼却炉4
内に均等に且つ連続して供給される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の被焼却物供
給装置において、解砕排出機7の回転軸18と排出口ケ
ーシング11の間に被焼却物が挟まった場合、回転軸1
8を軸移動装置26で移動させて被焼却物を除去する。
この被焼却物が挟まった際には解砕排出機7のモータ2
1が過負荷になり停止し、被焼却物の供給を停止する。
その後その挟まった被焼却物を除去する。この被焼却物
の供給を停止し、挟まった被焼却物の除去は、異物の除
去という観点では良いが、排ガス中の未燃物(一酸化炭
素)を低減するという観点では望ましくない。つまり被
焼却物を除去する際に焼却炉4への被焼却物の供給を停
止するから、炉内の温度が低下し、この炉内温度の低下
は未燃ガスの発生を招くのである。従って、焼却炉4内
に供給する被焼却物を停止することなく、被焼却物供給
装置を連続して運転する運転装置が望まれている。
【0006】解砕排出機7は破砕機ではないので、被焼
却物が可燃物でも大きく固いものであれば解砕が不可能
となり、解砕できない被焼却物は異物として回転軸18
と排出口ケーシング11の間に挟まってしまう。従っ
て、回転軸18と排出口ケーシング11の間の隙間を小
さくすると、被焼却物が詰まり易くなる。その際は解砕
排出機7のモータ21が過負荷を起こし、被焼却物の供
給が停止し、先に述べたように一酸化炭素等が排出され
る。
【0007】また、上記問題を解決する手段として解砕
排出機7に破砕機と同等な破砕機能を持たせる方法も考
えられるが、破砕動力を大きくする必要があると同時に
破砕不可能な被焼却物が投入された場合の処置が必要に
なるという問題がある。また、破砕の場合は、回転軸1
8と排出口ケーシング11の間の隙間が小さいので非常
に固い物が投入された場合、この部分での詰まりが多く
なるという問題がある。
【0008】なお、焼却炉の不燃物の通過能力は、スク
リューコンベア3、解砕排出機7を通過して焼却炉4に
投入される能力より大きいので解砕排出機7と排出口ケ
ーシング11の間の隙間を小さくした際には、挟まった
ものの相当量は炉内に投入されても問題は無い。
【0009】本願発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、焼却炉に供給される被焼却物を解砕し細分して定量
供給するための解砕排出機と排出口ケーシングの間の隙
間を少なくして運転する際、解砕排出機のモータの過負
荷を防ぎ、且つ焼却炉への被焼却物を定量供給できる焼
却炉の被焼却物供給装置の運転装置を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に記載の発明は、焼却炉の炉内に連通する移送
通路に配設され、被焼却物を移送する被焼却物移送機構
と、該被焼却物移送機構の被焼却物導出端に略水平に横
架され被焼却物を解砕し排出する解砕排出機を具備し、
該解砕排出機は被焼却物移送機構の被焼却物移送方向に
略直交する回転軸を有し該回転軸の回りにスクリュー羽
根を取り付けた構成である焼却炉の被焼却物供給装置の
運転装置において、解砕排出機の回転軸負荷の変化を
検知し、負荷の変化状況に応じて、被焼却物移送機構の
被焼却物導出端と解砕排出機の回転軸との間隙距離及び
/又は該回転軸の回転速度を変更する制御手段を具備す
ることを特徴とする。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の焼却炉の被焼却物供給装置の運転装置におい
て、解砕排出機の回転軸負荷の変化は、ある設定値に
対する負荷の実測値の超過であり、制御手段は該設定値
に対する実測値の超過時には被焼却物移送機構の被焼却
物導出端と解砕排出機の回転軸との間隙距離を、該回転
軸の負荷がある閾値に減少するまで後退させて拡大し、
その後元に復帰させる機能を具備することを特徴とす
る。
【0012】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の焼却炉の被焼却物供給装置の運転装置におい
て、解砕排出機の回転軸負荷の変化は、ある設定値に
対する負荷の実測値の超過であり、制御手段は該設定値
に対する実測値の超過時に解砕排出機の回転軸の回転数
を一旦減少させ、その後元に復帰させる機能を具備する
ことを特徴とする。
【0013】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
に記載の焼却炉の被焼却物供給装置の運転装置におい
て、解砕排出機の回転軸負荷の変化は、負荷の実測値
の時間当たりの変化量の大小であり、制御手段は前記時
間当たりの変化量の増加が大きいときには被焼却物移送
機構の被焼却物導出端と解砕排出機の回転軸との間隙距
離を、該回転軸の負荷が減少するように拡大し、時間当
たりの変化量が減少したら元に復帰させる機能を具備す
ることを特徴とする。
【0014】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
に記載の焼却炉の被焼却物供給装置の運転装置におい
て、解砕排出機の回転軸負荷の変化は、負荷の実測値
の時間当たりの変化量の大小であり、制御手段は時間当
たりの変化量の増加が大きいときには前記解砕排出機の
回転軸の回転数を減少させ、時間当たりの変化量が減少
したら元に復帰させる機能を具備することを特徴とす
る。
【0015】また、請求項6に記載の発明は請求項2乃
至5のいずれか1に記載の焼却炉の被焼却物供給装置の
運転装置において、設定値及び負荷の実測値とは、解砕
排出機の回転軸のトルク又はモータの駆動電流値である
ことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を説
明する。本運転装置が備えつけられる焼却炉の被焼却物
供給装置は図6及び図7に示す構成のものと同じであ
る。その説明は省略する。本運転装置は被焼却物移送機
構であるスクリューコンベア3の被焼却物導出端に略水
平に横架され被焼却物を解砕する解砕排出機7の回転軸
18に加わる負荷の変化を検知し、負荷の変化状態に応
じてスクリューコンベア3の被焼却物導出端と回転軸1
8との間隙距離を軸移動装置26を介して変化させる。
即ち、負荷が大きくなったら間隙距離を大きくして負荷
を逃がし、負荷が小さくなったら即座に間隙距離を元に
戻す。
【0017】また、解砕排出機7の回転軸18の移動は
軸移動装置26によるものに限定されるものではなく、
回転軸18の被焼却物を押す圧力を一定にし、被焼却物
による回転軸18を押す圧力が大きくなったらその圧力
に押され、スクリューコンベア3の被焼却物導出端と回
転軸18との間隙距離が大きくなり、被焼却物の押し圧
力が逃げるように構成してもよい。この場合を回転軸1
8を押す一定圧力には例えば油圧機構を用いる。
【0018】また、解砕排出機7の回転軸18の負荷の
変化状態に応じて、該回転軸18の回転速度を変化させ
る。即ち、負荷が大きくなったときには回転軸18の回
転数を即座に減らし、負荷が小さくなったら即座に元の
回転数に戻す。回転軸18はモータ21の回転数制御、
若しくは油圧モータ等で回転数を制御する。また、回転
軸18の負荷の変化状態に応じて上記スクリューコンベ
ア3の被焼却物導出端と回転軸18の間隙距離制御と回
転軸18の回転数制御を併用してもよい。
【0019】上記解砕排出機7の回転軸18負荷の変
化は、ある設定値に対する負荷の実測値の超過であり、
該設定値に対する実測値が超過した場合に、スクリュー
コンベア3の被焼却物導出端と解砕排出機7の回転軸1
8との間隙距離を、回転軸18の負荷がある閾値に減少
するまで大きくし、実測値の減少により元に復帰させ
る。また、前記設定値に対する実測値が超過した場合
に、解砕排出機7の回転軸18の回転数を一旦減少さ
せ、その後元に復帰させる。
【0020】また、上記解砕排出機7の回転軸18
荷の変化は、負荷の実測値の時間当たりの変化量の大小
であり、時間当たりの変化量の増加が大きいときにはス
クリューコンベア3の被焼却物導出端と解砕排出機の回
転軸18との間隙距離を拡大し、時間当たりの変化量が
減少したら元に復帰させる。
【0021】また、解砕排出機7の回転軸18負荷の
変化は、負荷の実測値の時間当たりの変化量の大小であ
り、時間当たりの変化量の増加が大きいときには解砕排
出機7の回転軸18の回転数を減少させ、時間当たりの
変化量が減少したら元に復帰させる。また、上記設定値
及び負荷の実測値とは、解砕排出機7の回転軸18のト
ルク又はモータ21の駆動電流値であっても良い。
【0022】図1は上記運転装置の概略構成を示す図
で、運転装置は制御部100、設定部101、負荷測定
センサ102を具備し、負荷測定センサ102は解砕排
出機7の回転軸18のトルク又はモータ21の駆動電流
を測定し、その出力を制御部100に出力する。また、
設定部101は回転軸18に加わる負荷の閾値を設定す
るもので、回転軸18に加わるトルク又はモータ21の
駆動電流で設定し、その設定値を制御部100に入力す
る。制御部100は負荷測定センサの実測値出力及び設
定部101からの負荷設定値から負荷の変化を検出し、
軸移動装置26を制御して、上記のようにスクリューコ
ンベア3の被焼却物導出端と解砕排出機の回転軸18と
の間隙距離を変えたり、モータ21の回転数を制御す
る。
【0023】図2は負荷の変化によりスクリューコンベ
ア3の被焼却物導出端と解砕排出機7の回転軸18との
間隙距離を変える制御フローを示す図である。制御部1
00はハイモニタ110、オフディレータイマ111、
反転器112、オンディレータイマ113及びワンショ
ットタイマ114を具備する。解砕排出機7の回転軸1
8に加わる負荷は負荷測定センサ102で実測され、そ
の実測値がハイモニタ110に入力される。また、ハイ
モニタ110にはある閾値が設定値Sとして入力されて
いる。
【0024】図3は図2の各部の出力信号を示す図であ
る。回転軸18に加わる負荷の実測値Lが設定値Sを越
えると、ハイモニタ110の出力(a)はONとなりオ
フディレータイマ111に入力される。オフディレータ
イマ111の出力(b)は時間Δt1だけ遅れてOFF
となり、反転器112に入力されると共に、出力(b)
は回転軸18を後退させる回転軸後退信号として軸移動
装置26に出力される。反転器112で反転された出力
(c)はオンディレータイマ113で時間Δt2だけ遅
れてONとなり、出力(d)はワンショットタイマ11
4に入力される。ワンショットタイマ114からは時間
Δt3の出力(e)を回転軸前進信号として軸移動装置
26に出力する。これにより、負荷の実測値Lが設定値
Sを越えるとスクリューコンベア3の被焼却物導出端と
解砕排出機7の回転軸18との間隙距離が拡大し、負荷
の実測値Lが設定値S以下となると該間隙距離は元に戻
る。
【0025】図4は負荷の変化により解砕排出機7の回
転軸18の回転数を変える他の制御フローを示す図で、
ON−OFF的に回転軸18の減速・増速を行う場合で
ある。各部の信号は図3の場合と略同じである。制御部
100はハイモニタ110、オフディレータイマ11
1、反転器112、オンディレータイマ113及びワン
ショットタイマ14を具備する。解砕排出機7の回転軸
18に加わる負荷は負荷測定センサ102で実測し、そ
の実測値Lがハイモニタ110に入力される。また、ハ
イモニタ110はある閾値が設定値Sとして入力されて
いる。実測値Lが設定値Sを越えるとオフディレータイ
マ111から回転軸18の回転数を減速する回転軸減速
指令が出力され、実測値Lが設定値S以下となるとワン
ショットタイマ114から回転軸増速指令が出力され
る。
【0026】図5は負荷の変化により解砕排出機7の回
転軸18の回転数を変える他の制御フローを示す図で、
アナログ的に回転軸18の減速・増速を行う場合であ
る。制御部100は変換テーブル115、微分器11
6、変換テーブル117及び減算器118を具備する。
負荷測定センサ102からの負荷実測値Lは変換テーブ
ル115及び微分器116に入力され、変換テーブル1
15からは負荷の実測値Lに応じた回転数出力が減算器
118に出力され、微分器116からは負荷の実測値L
の微分値が変換テーブル117に出力される。また、変
換テーブル117からは微分値に比例した出力Yが減算
器118に出力される。減算器118は変換テーブル1
15からの回転数出力から出力Yを減算し、解砕排出機
7の回転軸18の回転数を制御する回転数指令信号を出
力する。
【0027】なお、上記実施形態例では特公平1−37
649号公報に記載された被焼却物供給装置に適用する
運転装置を例に説明したが、本発明の運転装置を適用す
る被焼却物供給装置はこれに限定されるものではない。
即ち、焼却炉の炉内に連通する移送通路に配設され、被
焼却物を移送する被焼却物移送機構と、該被焼却物移送
機構の被焼却物導出端に略水平に横架され被焼却物を解
砕する解砕排出機を具備し、該解砕排出機は被焼却物移
送機構の被焼却物移送方向に略直交する回転軸を有し該
回転軸の回りにスクリュー羽根を取り付けた構成である
焼却炉の被焼却物供給装置であれば個々の具体構成の違
いに関係なく適用できる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように請求項1乃至6に記
載の発明によれば、制御手段は解砕排出機の回転軸
荷の変化状況に応じて、被焼却物移送機構の被焼却物導
出端と解砕排出機の回転軸との間隙距離及び/又は該回
転軸の回転速度を変更するので、解砕排出機の解砕能力
の範囲で被焼却物を細分し、焼却炉内に連続的に投入す
ることが期待でき、被焼却物の投入停止による焼却炉か
らの未燃ガスの発生を防止できるという優れた効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の焼却炉の被焼却物供給装置の運転装置
の概略構成を示す図である。
【図2】本発明の焼却炉の運転装置の制御手段の構成例
を示す図である。
【図3】図2に示す制御手段の各部の出力信号タイミン
グを示す図である。
【図4】本発明の焼却炉の運転装置の制御手段の構成例
を示す図である。
【図5】本発明の焼却炉の運転装置の制御手段の構成例
を示す図である。
【図6】本発明の運転装置を用いる焼却炉の被焼却物供
給装置の概略構成例を示す図である。
【図7】図6に示す被焼却物供給装置の解破排出機の詳
細構成を示す図である。
【符号の説明】 18 解破排出機の回転軸 21 モータ 26 軸移動装置 101 設定部 102 負荷測定センサ 110 ハイモニタ 111 オフディレータイマ 112 反転器 113 オンディレータイマ 114 ワンショットタイマ 115 変換テーブル 116 微分器 117 変換テーブル 118 減算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 雄一 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会 社荏原製作所内 (56)参考文献 特開 平10−19226(JP,A) 実開 平5−71635(JP,U) 実開 平5−71636(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23G 5/44 ZAB F23G 5/033 ZAB

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼却炉の炉内に連通する移送通路に配設
    され、被焼却物を移送する被焼却物移送機構と、該被焼
    却物移送機構の被焼却物導出端に略水平に横架され被焼
    却物を解砕し排出する解砕排出機を具備し、該解砕排出
    機は被焼却物移送機構の被焼却物移送方向に略直交する
    回転軸を有し該回転軸の回りにスクリュー羽根を取り付
    けた構成である焼却炉の被焼却物供給装置の運転装置に
    おいて、前記解砕排出機の回転軸負荷の変化を検知
    し、負荷の変化状況に応じて、前記被焼却物移送機構の
    被焼却物導出端と前記解砕排出機の回転軸との間隙距離
    及び/又は該回転軸の回転速度を変更する制御手段を具
    備することを特徴とする焼却炉の被焼却物供給装置の運
    転装置。
  2. 【請求項2】 前記解砕排出機の回転軸負荷の変化
    は、ある設定値に対する負荷の実測値の超過であり、前
    記制御手段は該設定値に対する実測値の超過時には前記
    被焼却物移送機構の被焼却物導出端と前記解砕排出機の
    回転軸との間隙距離を、該回転軸の負荷がある閾値に減
    少するまで後退させて拡大し、その後元に復帰させる機
    能を具備することを特徴とする請求項1に記載の焼却炉
    の被焼却物供給装置の運転装置。
  3. 【請求項3】 前記解砕排出機の回転軸負荷の変化
    は、ある設定値に対する負荷の実測値の超過であり、前
    記制御手段は該設定値に対する実測値の超過時に前記解
    砕排出機の回転軸の回転数を一旦減少させ、その後元に
    復帰させる機能を具備することを特徴とする請求項1に
    記載の焼却炉の被焼却物供給装置の運転装置。
  4. 【請求項4】 前記解砕排出機の回転軸負荷の変化
    は、負荷の実測値の時間当たりの変化量の大小であり、
    前記制御手段は前記時間当たりの変化量の増加が大きい
    ときには前記被焼却物移送機構の被焼却物導出端と前記
    解砕排出機の回転軸との間隙距離を、該回転軸の負荷が
    減少するように拡大し、時間当たりの変化量が減少した
    ら元に復帰させる機能を具備することを特徴とする請求
    項1に記載の焼却炉の被焼却物供給装置の運転装置。
  5. 【請求項5】 前記解砕排出機の回転軸負荷の変化
    は、負荷の実測値の時間当たりの変化量の大小であり、
    前記制御手段は前記時間当たりの変化量の増加が大きい
    ときには前記解砕排出機の回転軸の回転数を減少させ、
    時間当たりの変化量が減少したら元に復帰させる機能を
    具備することを特徴とする請求項1に記載の焼却炉の被
    焼却物供給装置の運転装置。
  6. 【請求項6】 前記設定値及び負荷の実測値とは、前記
    解砕排出機の回転軸のトルク又はモータの駆動電流値で
    あることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1に記
    載の焼却炉の被焼却物供給装置の運転装置。
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