JP2662693B2 - 給塵装置 - Google Patents

給塵装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は給塵装置に係り、特に都市ごみ等を粗破砕し
ながら一定量づつ焼却炉に供給するのに好適な給塵装置
に関する。
〔従来の技術〕
従来の都市ごみ等の焼却処理システムでは、焼却効率
を向上させるために、予めごみを破砕してからストーカ
炉や流動床炉へ供給するようになっていた。そのため、
破砕設備を別個に設ける必要があり、設備費、運転費等
がかさむ欠点があった。
そこで、最近の流動床式の焼却炉は、ごみを微破砕ま
でする必要はなく、焼却される種々のごみのうち、袋に
収容されたごみの破袋と大形ごみの粗破砕程度で供給し
ても、流動化を阻害することなく十分燃焼効率があげら
れるようになっている。
このような装置としては、例えば、特公昭58−57650
号公報に記載されているように、平行なかつ逆ねじの2
本のスクリュを備え、その軸間距離を挟み込まれたごみ
による拡大力が所定限度を越えないように調節し、大形
ごみは粗破砕し、袋に収容されたごみは破袋を行いなが
ら給じんする装置が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来技術は、2軸スクリュ式の給
塵装置であり、ごみピットよりクレーンにて貯溜ホッパ
へごみを貯溜する際に、あるレベル以上に貯溜すると、
2軸のスクリュの移送方向が、排出口側への移送力のみ
であるため、ホッパの排出口側の壁面へ、ごみの圧密が
生じ、またごみの粗破砕を2軸のスクリュ全長で行うた
め、軸強度、駆動動力が必要以上に大きなものが必要で
ある。さらに破砕不能異物が混入した場合、ごみの粗破
砕を2軸のスクリュ全長で行うため、どの箇所にかみ込
んだかが不明確で異物の取出しに時間を要するなど種々
の問題点があった。
本発明の目的は、投入されたごみを破砕したのち、排
出口から一定量ずつ排出できるとともに、異物をかみ込
んでもその異物を容易に取出すことが可能な給塵装置を
提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、投入された被
破砕物を複数本の移送スクリュウで排出口へ移送する給
塵装置において、前記複数本の移送スクリュウとは逆向
きの力を被破砕物に加える逆送スクリュウを設けるとと
もに、被破砕物が移送されて前記排出口に近づくにつれ
て前記移送スクリュウと逆送スクリュウで挟まれるよう
に案内部材を設けたものである。
〔作用〕
上記構成によれば、移送スクリュ上面にあるごみは、
移送スクリュの回転により排出口側へ搬送され、やがて
移送スクリュと逆送スクリュとに挟まれて、これらの両
スクリュからせん断力を受け、破砕あるいは破袋され
る。
また、移送スクリュの下方に落ちたごみ、すなわちケ
ーシング本体底面と移送スクリュとの間にあるごみは、
移送スクリュによって排出口側へ搬送されるとともに、
案内部材の作用により、排出口側へ近づくにつれて移送
スクリュウと逆送スクリュウとに挟まれて破砕あるいは
破袋される。
そして、破砕あるいは破袋されたごみは排出口から焼
却炉へと排出される。
〔実施例〕
以下に本発明の一実施例を図面に従って説明する。
第1図は、都市ごみ焼却設備の全体構成を示してい
る。ごみピット1に貯溜されたごみは、投入クレーン2
によりホッパ3に投入され、給塵装置4により焼却炉5
に定量供給されるように構成されている。焼却炉5は、
押込ブロワ6により供給される空気が散気装置7から炉
内に噴出し、砂などの流動媒体を流動させ流動床を形成
するようになっている。これによりごみは、流動床内で
短時間で燃焼が行われる。図中、8は不燃物排出装置、
9は振動篩、10は媒体循環用エレベータ、11は不燃物排
出用コンベヤである。
上記給塵装置4は第2図乃至第5図に示すように構成
されている。図において、投入口12を有するホッパ3の
下部には排出口20を備えた底部ケーシング15が結合され
ている。底部ケーシング15内の底面近傍には2本の移送
スクリュ13が平行かつ水平に配設され、これらの移送ス
クリュ13の軸間はごみを挟み込まないように充分なクリ
アランスが確保されている。2本の移送スクリュ13の軸
間であって、この移送スクリュ13より上方の位置には逆
送スクリュ14が配設され、この逆送スクリュ14は底部ケ
ーシング15の排出口20側に片持ち状態で支持されてい
る。移送スクリュ13および逆送スクリュ14はそれぞれ駆
動装置17および18に連結され、第3図または第4図に示
す向きに回転するようになっている。
底部ケーシング15の底面上には逆トラフ形状の底部案
内板16が設けられ、この底部案内板16は排出口20側へ接
近するに従い上片へせり上がった形状(逆送スクリュ14
に接近する形状)となっている。
また、排出口20には途中が二又に分岐したごみシュー
ト21が接続され、分岐部にダンパ19が取付けられてい
る。ここに分岐部を設けることにより、ごみシュート21
の一方には焼却すべきごみを、他方には破砕不能のごみ
を分けて搬送することができる。
次に本実施例の作用について説明する。
投入口12よりホッパ3内へ投入されたごみは、底部ケ
ーシング15内に貯溜される。そして、駆動装置17,18に
より移送スクリュ13と逆送スクリュ14を第3図または第
4図の如く回転させると、移送スクリュ13の上方にある
ごみは排出口20の方へ搬送される。排出口20に接近する
と、搬送されてきたごみは移送スクリュ13と逆送スクリ
ュ14とにより挟み込まれる。この時、逆送スクリュ14は
搬送されてきたごみを排出口21とは反対側へ搬送しよう
とする。このために、ごみにはせん断力が作用して、ご
みは破砕あるいは破袋される。
一方、移送スクリュ13より下方に落ちて、底部ケーシ
ング15の底面上にあるごみは、移送スクリュ13によって
排出口20側へ搬送される。この場合、ごみは底部案内板
16に沿って上へ持ち上げられて、移送スクリュ13と逆送
スクリュ14とにより挟み込まれる。そして、移送スクリ
ュ13と逆送スクリュ14の上記した作用によって破砕ある
いは破袋される。
このようにして、破砕あるいは破袋されたごみは、排
出口20から排出され、ごみシュート21を通って焼却炉5
へ供給される。
また、ごみの中に破砕不能なもの(例えば金属等)が
含まれていた場合は、移送スクリュ13と逆送スクリュ14
との間に挟み込みが生じるが、この挟み込みによって駆
動力の設定値を越えた時のトルク、電流値を検出し、逆
送スクリュを停止、逆転させることにより排出口20へ移
送排出させる。この時切替ダンパ19は、正常時の投入方
向と切替え破砕不能ごみを取り出す。
本実施例によれば、給塵装置4に設けた底部案内板16
は、排出口20付近で三角形状を大きくしていることによ
り、逆送スクリュ14による破砕効果の改善の他に、第3
図断面に示す如く、排出断面積を小さく絞る結果とな
り、ごみの充満率を一定にし、定量排出性能を高める効
果がある。
本実施例では、スクリュ式給塵装置の排出口上部に逆
送スクリュを設けたことと、底部案内板を設置すること
により、粗破砕効果と定量排出効果をもたらしている
が、スクリュ式給塵機の各軸の速度を変えて粗破砕効果
を持たせ、破砕不能異物に対し、スクリュ軸を移動し逃
げられる構造としても同等の破砕効果が発揮できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、都市ごみなど
の種々の大きさの固形物が混合した被破砕物や、袋に収
容された固形物を含む被破砕物を、粗破砕および破袋し
ながら、焼却炉などの次工程へ一定量ずつ供給でき、且
つホッパ内でのごみの圧密を防止して、ホッパ容量を有
効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はごみ焼却設備の給塵系統の全体構成図、第2図
は給塵装置の詳細図、第3図,第4図,第5図は第1図
の各々I−I線,II−II線,III−III線に沿った断面図で
ある。 1……ごみピット、2……投入クレーン、3……ホッ
パ、4……給塵装置、5……焼却炉、12……投入口、13
……移送スクリュ、14……逆送スクリュ、15……底部ケ
ーシング、16……底部案内板、17,18……駆動装置、19
……ダンパ、20……排出口、21……ごみシュート。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投入された被破砕物を複数本の移送スクリ
    ュウで排出口へ移送する給塵装置において、 前記複数本の移送スクリュウとは逆向きの力を被破砕物
    に加える逆送スクリュウを設けるとともに、被破砕物が
    移送されて前記排出口に近づくにつれて前記移送スクリ
    ュウと逆送スクリュウで挟まれるように案内部材を設け
    たことを特徴とする給塵装置。
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