JPH0771736A - ごみバンカー - Google Patents

ごみバンカー

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Publication number
JPH0771736A
JPH0771736A JP21934293A JP21934293A JPH0771736A JP H0771736 A JPH0771736 A JP H0771736A JP 21934293 A JP21934293 A JP 21934293A JP 21934293 A JP21934293 A JP 21934293A JP H0771736 A JPH0771736 A JP H0771736A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waste
refuse
bunker
crushed
chute
Prior art date
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Pending
Application number
JP21934293A
Other languages
English (en)
Inventor
Etsuo Ogino
悦生 荻野
Hideo Shitaya
英雄 下谷
千登世 ▲高▼倉
Chitose Takakura
Tomohiro Aoki
智広 青木
Shiro Sakata
詞郎 坂田
Seiji Komaguchi
誠治 駒口
Yusuke Okada
祐介 岡田
Toyohisa Fujisaki
豊久 藤崎
Michio Ito
道雄 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp filed Critical Hitachi Zosen Corp
Priority to JP21934293A priority Critical patent/JPH0771736A/ja
Publication of JPH0771736A publication Critical patent/JPH0771736A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 破砕されたごみを直ぐに流動床型ごみ焼却炉
内に投入することなく、ごみバンカー内で滞留させてご
みの均質化を図り、安定燃焼できるようにする。 【構成】 流動床型ごみ焼却炉20に付設され、バンカ
ー11内に投入されたごみ15aをごみクレーン16で
取り出し、破砕機17で破砕した後供給装置18を用い
て流動床型ごみ焼却炉20に供給するごみバンカーにお
いて、ごみバンカー11内を、ごみ投入部11aと破砕
ごみ貯留部11bとごみ取り出し部11cの3つに区画
すべく、ごみバンカー11内のごみ取り出し部側下部に
開口を有し、上部に破砕機17を設置したシュート12
を内装する。このシュート12の底部を破砕ごみ貯留部
11bからごみ取り出し部11cにかけて所要の傾斜面
12bとなす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、都市ごみ、産業廃棄物
等の燃焼用に用いられる流動床型ごみ燃焼炉に付設して
いるごみバンカーに係り、より詳細には、ごみの燃焼を
安定させるために破砕ごみを破砕直後に燃焼させること
がないように構成したごみバンカーに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】流動床型都市ごみ焼却炉は、層内で加熱
した砂を流動化状態に置き、その上にごみを投入して瞬
時に燃焼させる方式であるため、ごみはできるだけ細か
く粉砕するとともに、水分や粒度はできるだけ均一とな
し、さらにごみの投入部では炉と炉外を遮断できるもの
であることが必須の条件となる。
【0003】ところで、従来のこの種の焼却炉に付設さ
れたごみバンカーの構造は、図2に示すように、一室の
箱型のバンカーであり、ごみ収集車1で収集されてきた
ごみ2は、このバンカー3内に投入された後ごみクレー
ン4で掴み取られ、ホッパー5aを介して破砕機5内に
投入される。破砕機5で破砕されたごみ2は供給装置6
に送られ、その出側に配置された解砕機7を経て流動床
型ごみ焼却炉8に送られ、ここで燃焼される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
ごみバンカーの構造では、バンカーに投入されるごみの
均質化は、ごみバンカー内に投入されたごみのうちのど
の部分のごみをごみクレーンで掴み取るか、すなわちご
みクレーンの運転者の判断に頼るしか方法はなかった。
【0005】また、最近のごみは、紙類や発泡プラスチ
ックのパッキン材の比率が高く、ごみバンカー内に投入
された時点ではかさ比重が非常に小さいが、ごみバンカ
ー内で1〜2日圧密されるに従って次第にかさ比重が増
大する。このようなごみが破砕されて供給装置から流動
床型ごみ焼却炉内に投入されると、均一にごみが供給さ
れないので燃焼変動幅が大きく不安定な燃焼となる。ま
た、厨芥ごみの水分は1〜2日堆積させれば水分が紙類
に拡散し、蒸発量が均一化する。
【0006】本発明は、上記した点を考慮し、ごみをご
みバンカー内に貯留するだけでなく、破砕機に投入され
て破砕されたごみを直ぐに流動床型ごみ焼却炉内に投入
することなく、ごみバンカー内で滞留させてごみの均質
化を図り、安定燃焼できるようにしたごみバンカーを提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明のごみバンカーは、流動床型ごみ焼却炉
に付設され、バンカー内に投入されたごみをごみクレー
ンで取り出し、破砕機で破砕した後供給装置を用いて流
動床型ごみ焼却炉に供給するごみバンカーにおいて、ご
みバンカー内を、ごみ投入部と破砕ごみ貯留部とごみ取
り出し部の3つに区画すべく、ごみバンカー内のごみ取
り出し部側下部に開口を有し、上部に破砕機を設置した
シュートを内装するとともに、このシュートの底部を破
砕ごみ貯留部からごみ取り出し部にかけて所要の傾斜面
となしているのである。
【0008】
【作用】本発明のごみバンカーは、ごみバンカー内を、
ごみ投入部と破砕ごみ貯留部とごみ取り出し部の3つに
区画すべく、ごみバンカー内のごみ取り出し部側下部に
開口を有し、上部に破砕機を設置したシュートを内装す
るとともに、このシュートの底部を破砕ごみ貯留部から
ごみ取り出し部にかけて所要の傾斜面となしているの
で、新しいごみを破砕後すぐ燃焼することがなく、ごみ
の均質化が図れる。また、破砕ごみ貯留部からごみ取り
出し部へは傾斜面の作用によってスムーズにごみが移動
する。
【0009】
【実施例】以下、本発明のごみバンカーを図1に示す1
実施例に基づいて説明する。図1は本発明のごみバンカ
ーの構造を断面して示す概略図である。
【0010】図1において、11はごみバンカーであ
り、シュート12によってごみ投入部11aと、破砕ご
み貯留部11bと、ごみ取り出し部11cの3つに区画
されている。このシュート12は前記したごみ取り出し
部11c側の下部に開口12aを設け、この開口12a
部に開きドア13を設置するとともに、その底部を破砕
ごみ貯留部11bからごみ取り出し部11cにかけて例
えば30〜45°の傾斜を有する傾斜面12bとなして
いる。
【0011】したがって、ごみ収集車14によってごみ
投入部11a内に投入されたごみ15aは、ごみクレー
ン16によって掴み取られて前記シュート12の上部に
設置された破砕機17に供給され、ここで所定の粒度に
破砕される(以下、所定の粒度に破砕されたごみを「破
砕ごみ15b」という)。そしてこの破砕ごみ15bは
シュート12の上部から下部に降下し、シュート12の
底部に形成した傾斜面12bの作用で、順次下部の開口
12aから開きドア13を開けてごみ取り出し部11c
に排出されるまでの、比較的長い滞留時間をもって順次
移動する過程で均質化することになる。
【0012】ごみ取り出し部11cに排出された破砕ご
み15bはごみクレーン16で掴み取られて供給装置1
8に供給され、解砕機19を介して流動床型ごみ焼却炉
20に供給され、ここで燃焼される。なお、図1中の1
7a,18aはそれぞれ破砕機17及び供給装置18の
ホッパーを示す。
【0013】本発明のごみバンカーは上記したような構
成であり、ごみ収集車14から投入されたごみ15a
は、破砕機17で破砕された後、シュート12内の破砕
ごみ貯留部11bで比較的長い時間滞留して古く均質化
した後、順次ごみ焼却炉20に供給されるので、ごみ焼
却炉20内での燃焼が安定化する。また、シュート12
の下部に開口12aを設け、この開口12a部に開きド
ア13を設置しているので、破砕ごみ15bが仮に団子
状になったり、ブリッジが起きたりした場合でも、破砕
ごみ15bの移動がスムーズに行える。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のごみバン
カーは、ごみバンカー内を、ごみ投入部と破砕ごみ貯留
部とごみ取り出し部の3つに区画すべく、ごみバンカー
内のごみ取り出し部側下部に開口を有し、上部に破砕機
を設置したシュートを内装するとともに、このシュート
の底部を破砕ごみ貯留部からごみ取り出し部にかけて所
要の傾斜面となしているので、ごみ投入部内に投入され
たごみは、破砕機で破砕された後、シュート内の破砕ご
み貯留部で比較的長い時間滞留して古く均質化した後、
傾斜面の作用によって破砕ごみ貯留部からごみ取り出し
部へスムーズに移動し、ごみ取り出し部から順次ごみ焼
却炉に供給される。したがって、新しいごみを破砕後す
ぐ燃焼することがなくごみの均質化が図れ、ごみ焼却炉
内での燃焼が安定化する。また、古いごみから燃焼させ
るので、ごみバンカー内の腐敗、悪臭等が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のごみバンカーの構造を断面して示す概
略図である。
【図2】従来のごみバンカーの構造を断面して示す概略
図である。
【符号の説明】
11 ごみバンカー 11a ごみ投入部 11b 破砕ごみ貯留部 11c ごみ取り出し部 12 シュート 12a 開口 12b 傾斜面 15a ごみ 15b 破砕ごみ 16 ごみクレーン 17 破砕機 18 供給装置 20 流動床型ごみ焼却炉
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 智広 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内 (72)発明者 坂田 詞郎 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内 (72)発明者 駒口 誠治 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内 (72)発明者 岡田 祐介 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内 (72)発明者 藤崎 豊久 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内 (72)発明者 伊藤 道雄 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流動床型ごみ焼却炉に付設され、バンカ
    ー内に投入されたごみをごみクレーンで取り出し、破砕
    機で破砕した後供給装置を用いて流動床型ごみ焼却炉に
    供給するごみバンカーにおいて、ごみバンカー内を、ご
    み投入部と破砕ごみ貯留部とごみ取り出し部の3つに区
    画すべく、ごみバンカー内のごみ取り出し部側下部に開
    口を有し、上部に破砕機を設置したシュートを内装する
    とともに、このシュートの底部を破砕ごみ貯留部からご
    み取り出し部にかけて所要の傾斜面となしたことを特徴
    とするごみバンカー。
JP21934293A 1993-09-03 1993-09-03 ごみバンカー Pending JPH0771736A (ja)

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JP21934293A JPH0771736A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 ごみバンカー

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JP21934293A JPH0771736A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 ごみバンカー

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JP21934293A Pending JPH0771736A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 ごみバンカー

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100837203B1 (ko) * 2007-04-30 2008-06-13 지이큐솔루션 주식회사 계분 연료를 이용한 유동층 보일러 발전 플랜트
JP2010223448A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Kobelco Eco-Solutions Co Ltd ごみ処理施設のクレーン制御装置とその制御方法並びにガス化溶融システムとその運転方法
JP2014185835A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Jfe Engineering Corp 廃棄物処理装置及び方法

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