JP3082736B2 - 廃棄物の再資源化処理方法とその装置 - Google Patents

廃棄物の再資源化処理方法とその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焼却処理によらず
に一般廃棄物を処理する方法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】廃棄物は、廃棄物処理法によって、産業
廃棄物と一般廃棄物とに分類されている。廃棄物処理法
によれば、産業廃棄物は燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃
アルカリ、廃プラスチック類の6種類と、政令に定めら
れた13種類との計19種類の廃棄物であり、これらに
該当しない他の廃棄物は一般廃棄物であると規定されて
いる。一般廃棄物の処理責任は、市町村にあり、その多
くを市町村が無料で処理している。もっとも、東京都の
ように有料化に踏み切った地方自治体もある。
【0003】産業廃棄物の処理責任は排出者である産業
にあり、事業活動に伴って生ずる産業系廃棄物は、一般
廃棄物(事業系一般廃棄物)といわれ、一部の地域を除
いて市町村が無料で処理している。家庭から排出される
廃棄物は、一般廃棄物であり、家庭系一般廃棄物といわ
れ、市町村によって収集される。収集方法については、
自治体によってさまざまであり、燃えるごみ、燃えない
ごみ、資源ごみ(空きびん、空き缶、古紙、ぼろ、金属
くず等)、有害ごみ(乾電池・体温計・蛍光灯)など細
かく分別して収集している市町村がある。
【0004】従来、収集されたごみは、資源として再利
用されるものもあるが、その殆どは埋立処理されるか、
あるいは焼却処理されているのが実情である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、廃棄物の埋
立処理に関しては、従来より土壌汚染、地下水の汚染な
どの環境汚染が指摘されているほか、中間処理を経ない
で生ごみがそのまま埋め立てられているところではハ
エ、ネズミなどが大発生し、衛生上の問題となる場合が
多く、また、生ゴミは、腐敗による悪臭の原因となる。
もっとも、埋立処理による根本的な問題は、絶対的に不
足する埋立地の確保が難しいという問題である。
【0006】また、焼却処理は、可燃性有機化合物を燃
焼させ、炭酸ガス、水蒸気、窒素酸化物として大気中に
拡散させる処理である。焼却処理は、ごみの減量化、病
原菌の分解ができる点で衛生的であり、大量のごみの処
理が可能で熱エネルギーの利用ができるなどの長所があ
るが、副生物として水銀、ダイオキシン、塩化水素など
の有害物質を含むガスが発生し、そのガスの処理が問題
となる。また、二酸化炭素による地球温暖化は、国際的
な環境問題にとり上げられている。
【0007】一方、対策としては、平成9年12月から
ダイオキシンの排出規制が強化されることになり、厚生
省はすでに小型炉(1日当り処理能力百トン未満)を大
型炉(百トン以上)に集約化し、複数の市町村でごみを
処理する広域化方針を打ち出しており、この広域化方針
が実施されると、反ってごみの輸送の手数、費用を含め
て莫大なエネルギーが必要となるのではないかと予想さ
れ、この問題の解決には焼却処理によらないで廃棄物を
処理するシステムを構築することが何よりも重要である
と思われる。
【0008】本発明の目的は、一般廃棄物中に含まれる
可燃ごみを焼却処理によらずに有機堆肥に再生する廃棄
物処理方法とその装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る廃棄物の再資源化処理方法において
は、可燃物処理を有する廃棄物の再資源化処理方法であ
って、可燃物処理は、一般廃棄物中の可燃性有機物を堆
肥の原料として再生する処理である。
【0010】また可燃物処理と不燃物処理とを有する廃
棄物の再資源化方法であって、可燃物処理は、一般廃棄
物中の可燃性有機物を被処理物として堆肥の原料に加工
する処理であり、被処理物中に含まれる堆肥化不適合物
は、不燃物処理に搬入し、不燃物処理は、一般廃棄物中
の不燃物を被処理物として再資源化が可能な材料毎に選
別する処理であり、被処理物中に含まれる可燃物は可燃
物処理に搬入し、両処理間を連係させるものである。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】また、本発明による廃棄物の再資源化装置
においては、可燃物処理システムと、不燃物処理システ
ムとを有する廃棄物の再資源化装置であって、可燃物処
理システムは、粉砕機と、乾燥処理機と、粒度選別機と
の組合せからなり、主として可燃物を被処理物とし、粉
砕機は、被処理物を粉砕し、乾燥処理機は粉砕された被
処理物を乾燥させ、粒度選別機は、堆肥化適合物と不適
合物とに選別し、堆肥化不適合物を不燃物処理システム
に搬入し、不燃物処理システムは、破袋機と、複合選別
機との組合せであり、主として不燃物を被処理物とし、
破袋機は、被処理物を入れた袋を破袋し、複合選別機
は、袋から取り出された被処理物及び可燃物処理システ
ムから受入れた堆肥化不適合物並びに被処理物の袋を材
料毎に選別し、被処理物中に含まれる堆肥化可能な有機
物を可燃物処理システムの破砕機に導入するものであ
る。
【0015】また不燃物処理システムの複合選別機と、
可燃物処理システムの破砕機とは可燃物の搬送ラインで
つなげ、両処理システム間を連係させたものである。
【0016】また、不燃物処理システムの複合選別機
は、可燃物処理システムの粒度選別装置から取り出され
た不燃物を受け入れ、可燃物を可燃物処理システムの破
砕機に送り出すものである。
【0017】図1に本発明のシステムのフローを示す。
図1において、本発明は、可燃物処理S1と不燃物処理
2との組合せの処理を行うものである。可燃物とは、
生ごみ、紙類、木、草等であり、不燃物は鉄、アルミニ
ウム、ガラス、プラスチック等である。これらの可燃
物、不燃物は、家庭系一般廃棄物及び事業系一般廃棄物
のいずれにも含まれているものであり、可燃物と不燃物
とは分別回収されるのではあるが、可燃物と不燃物との
分別は、廃棄物を出す一般家庭や事業者に委ねられてお
り、可燃物として出される廃棄物中には不燃物が混入
し、不燃物として出される廃棄物中にも可燃物が混って
いるのが通例である。
【0018】従って、図1において、可燃物処理する被
処理物は、大半は、可燃物ではあるが、その中に不燃物
が混じり、また不燃物処理する被処理物は、不燃物では
あるが、その中には不燃物が混入している。
【0019】可燃物処理S1は、破砕処理S1ーaと、乾
燥処理S1−bと選別処理S1−cを順次行う処理であ
り、その後堆肥化処理を行なう。破砕処理S1−aは、
被処理物を破砕する処理であり、乾燥処理S1−bは、
破砕後の被処理物の水分を除去する処理である。選別処
理S1−cは、乾燥処理S1−b後の被処理物を堆肥化適
合物としての可燃物と堆肥化不適合物である不燃物とに
選別する処理であり、可燃物は主としてプラスチックを
除く有機物であり、不燃物は無機物である。両者は被処
理物の粒度および磁気によって不適合物の除去を行なっ
て選別することによって選別できる。選別処理された有
機物は堆肥化処理としてこれを発酵させ、堆肥(土壌改
良材を含む)として、市場に提供される。また、選別処
理によって堆肥化不適合物として選別された無機物は、
不燃物処理に投入される。一方、不燃物処理S2は、被
処理物を材料毎に複合選別処理するものであるが、ビ
ン、缶、ボトル類は袋詰めされていることが多く、した
がって、それぞれの材料毎の選別に先立って破袋処理S
2−aを行い、袋を破って中の被処理物を取り出し、次
いで複合選別処理B2−bを行って、鉄、アルミ、ガラ
ス、プラスチックスのように材料毎に選別するととも
に、破袋された袋がプラスチック製の袋であるときに
は、これを選別された被処理物中のプラスチックの中に
投入する。
【0020】可燃物処理S1から搬出された無機物は、
不燃物処理S2における複合選別処理S2−bに投入して
これを材料毎に選別し、材料毎に選別された不燃物を再
資源材に再生させる。また、複合選別処理B2−bによ
り、被処理物中に含まれる有機物が取り出されるが、取
り出された有機物は、可燃物処理S1における破砕処理
1−aに投入し、可燃物処理される可燃物とともに破
砕、乾燥、選別処理を順次に行い、これを堆肥の原料に
加工する。したがって、家庭系一般廃棄物、事業系一般
廃棄物中の可燃物は、焼却によらず、すべて堆肥又は土
壌改良材となり、不燃物はその殆どを資源として再生さ
れる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図に
よって説明する。図2において、本発明は、可燃物処理
システムS1と、不燃物処理システムS2との2つのシス
テムの組合せを1つのシステムとして用いるものであ
る。可燃物処理システムS1は、粉砕機1と、乾燥処理
機2と粒度選別機3との組合せである。
【0022】可燃物処理システム1には、一般廃棄物の
中の主として可燃物を被処理物としてこれを粉砕機1に
投入し、被処理物を破砕し、次いで乾燥処理機2に搬入
する。
【0023】図3に乾燥処理機2及び粒度選別機3の一
例を示す。乾燥処理機2は、燃焼室4と、搬出装置5
と、凝縮機6と、脱臭装置7とを有し、破砕された被処
理物は、図2のようにコンベアを通じて、あるいは図3
のようにコンテナ8に収容され、台車9に載せて機内に
搬入され、自動投入装置10によって燃焼室4内に投入
される。
【0024】燃焼室4内は、ガスバーナ11から噴出す
るガスの燃焼によって100℃以上に保持されており、
被処理物は、熱風乾燥方式により、燃焼室4内の撹拌機
12によって撹拌されながら乾燥処理される。乾燥処理
後の処理物は、搬出装置13のバケットコンベア14に
掻き取られ、粒度選別機3のふるい15を通してホッパ
16内に格納される。一方、燃焼室4内に生じた水蒸気
を含む燃焼ガスは、水蒸気排気ダクト17を通して凝縮
機6内に導入される。凝縮機6内において、水蒸気は、
クーリングタワー19に発生させた冷水と熱交換されて
凝縮し、発生した水は、放流される。一方、燃焼ガスは
脱臭装置7内へ流入し、ガス中に含まれた臭気は、脱臭
剤18に吸着され、臭気が除かれた排気ガスは、外部排
気ダクト21を通して外気中に放散される。
【0025】ホッパ16内に格納された処理物は、堆肥
の原料となり、堆肥化処理機20に搬入されて発酵処理
され、最終的に堆肥(土壌改良材を含む)として出荷さ
れる。粒度選別機3のふるい15を通過しない被処理物
は、堆肥不適合物として不燃物処理システムS2に移さ
れる。不燃物処理システムS2は、破袋機23と、複合
選別機の組合せであるが、さらに破砕機30を加えて静
電分離機32を付加して高度の選別処理を行うことがで
きる。
【0026】図4に不燃物処理システムS2のフローを
示す。このシステムでは袋36に入れられた被処理物を
袋36ごと処理する例である。もっとも、勿論袋36か
ら被処理物を取り出し、取り出された被処理物を破砕し
た後に選別機2に搬入することもできる。この実施形態
においては、図4に示すように、被処理物は、袋36ご
とに、破砕機23のホッパ24内へ投入される。ホッパ
24内では、まず、カッタ25で袋36が破られ、破れ
た袋36は、内容物から分離され、後述する破砕機30
におくりこまれる。内容物は、ふるい34上に落下し、
ふるい34の目を通過した被処理物中の小物Iは、振動
フィーダ26上に投下される。振動フィーダ26は、自
身が振動しつつ被処理物を斜下方へ移送するものであ
り、小物Iは、移送中にまず、土砂、カレットAが除か
れ、次いで形状比較装置27で被処理物の形状が比較さ
れ、円筒形の乾電池Bが除かれ、破砕機30に送られ
る。また、ふるい34を通過しない大型の被処理物は、
ふるい34の傾斜面を滑りながら落下する。ふるい34
の上方には吊下磁選機28があり、被処理物中に含まれ
る鉄Cは磁性体として吊下磁選機28に吸着されて除去
される。残った大型雑物Gは、アルミ選別機35でアル
ミFが選別され、次いで重量選別機29でビンHとそれ
以外の雑物Jとが選別される。なお、鉄C、非鉄金属F
は、減容機33で減容すると、好都合である。雑物J
は、先程の小物I及び袋36とともに破砕機30にかけ
て破砕され、高度アルミ選別機31及び静電分離機32
を通過して選別され、アルミKと、紙Dとプラスチック
Eとに分別される。
【0027】図1において、不燃物処理システムS2
複合選別機22(この実施形態においては、静電分離機
32の可燃物分離部)と、可燃物処理システムS1の粉
砕機1とは、コンベアなどの搬送ライン37でつながれ
ている。すなわち、可燃物処理システムS1の粉砕機1
には,搬送ライン37を通じて不燃物処理システムS2
からも可燃物を被処理物として搬入され、その被処理物
は、可燃物処理システムS1に直接投入された被処理物
とともに破砕後、乾燥処理、選別処置が行なわれて堆肥
化処理機20に導入されるが、不燃物は、不燃物処理シ
ステムS2の複合選別機22に戻す処理が繰り返される
のである。
【0028】なお、プラスチックEなどにゴム、革、布
Lなどが含まれているときにはこれをプラスチックEか
ら分離し、これを処理不適物として広域処理施設に搬入
して処理することができる。
【0029】本実施形態において、複合選別機22は、
一般廃棄物の不燃物を処理する装置であり、乾燥処理機
2は、生ごみを含む可燃物を堆肥化する装置である。可
燃物処理システムS1と不燃物処理システムS2とは一つ
のシステムとして働き、乾燥処理機2から排出された不
燃物を複合選別機22へ搬入し、複合選別機22から排
出された可燃物を乾燥処理機2へ搬入することにより、
不燃物は分別処理され、可燃物は堆肥の原料となって、
廃棄物の再資源化が容易となる。特に乾燥処理機の燃焼
室を遠赤外線、熱伝導(120℃)、熱風撹拌(約28
0℃)を併用して多重加熱することにより、生ゴミの乾
燥を短時間(3〜6時間)で乾燥を完了することがで
き、この加熱処理によって被処理物中の菌は死滅し、堆
肥として用いても環境汚染の心配はなく、また、堆肥を
使用して成育した農作物を食しても中毒の危険はない。
また、脱臭装置20の脱臭剤18にソフトセラミックス
を用いて乾燥処理中に生ずるガス中の悪臭を吸収して無
臭化できる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によるときには、乾
燥処理機の本来の機能である生ごみを含む可燃物の堆肥
化処理と、複合選別機の有する本来の分別機能に加え、
両機能を組合せて家庭系及び事業系一般廃棄物中に含ま
れるすべての有機物を堆肥化し、また、有機物を除いた
すべての廃棄物を分別処理するため、焼却処理や埋立処
理をすべきものの量を大幅に減少することができる。す
なわち、本発明によれば、実質上燃やさない、埋め立て
ない、運ばない、捨てない、臭わない廃棄物処理を実現
でき、来たるべきごみ焼却炉の集約化にも十分対応でき
る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のシステムのフローを示す
図である。
【図2】本発明のシステムの構成を示す図である。
【図3】可燃物処理システムに用いる乾燥処理機、粒度
選別機の構成を示す図である。
【図4】不燃物処理システムの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 粉砕機 2 乾燥処理機 3 選別機 4 燃焼室 5 搬出装置 6 凝縮機 7 脱臭装置 8 コンテナ 9 台車 10 自動投入装置 11 ガスバーナ 12 撹拌機 13 搬出装置 14 バケットコンベア 15 ふるい 16 ホッパ 17 水蒸気排気ダクト 18 脱臭剤 19 クーリングタワー 20 堆肥化処理機 21 外部排気ダクト 22 複合選別機 23 破袋機 24 ホッパ 25 カッタ 26 振動フィーダ 27 形状比較装置 28 吊下磁選機 29 重量選別機 30 破砕機 31 高度アルミ選別機 32 静電分離機 33 減容機 34 ふるい 35 アルミ選別機 36 袋 37 搬送ライン S1 可燃物処理システム S2 不燃物処理システム
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−56282(JP,A) 特開 昭59−22661(JP,A) 特開 昭61−40888(JP,A) 特開 昭56−89889(JP,A) 特開 平4−346883(JP,A) 特開 平9−208975(JP,A) 特公 昭58−43148(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B09B 3/00 - 5/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可燃物処理と不燃物処理とを有する廃棄
    物の再資源化方法であって、 可燃物処理は、可燃物として回収された一般廃棄物中の
    可燃性有機物を被処理物として堆肥の原料に加工する処
    理であり、被処理物中に含まれる堆肥化不適合物は、不
    燃物処理に搬入し、 不燃物処理は、不燃物として回収された一般廃棄物中の
    不燃物を被処理物として再資源化が可能な材料毎に選別
    する処理であり、被処理物中に含まれる可燃物は可燃物
    処理に搬入し、両処理間を連係させることを特徴とする
    廃棄物の再資源化処理方法。
  2. 【請求項2】 可燃物処理システムと、不燃物処理シス
    テムとを有する廃棄物の再資源化装置であって、 可燃物処理システムは、粉砕機と、乾燥処理機と、粒度
    選別機との組合せからなり、主として可燃物を被処理物
    とし、 粉砕機は、被処理物を粉砕し、乾燥処理機は粉砕された
    被処理物を乾燥させ、粒度選別機は、堆肥化適合物と不
    適合物とに選別し、堆肥化不適合物を不燃物処理システ
    ムに搬入し、 不燃物処理システムは、破袋機と、複合選別機との組合
    せであり、主として不燃物を被処理物とし、 破袋機は、被処理物を入れた袋を破袋し、複合選別機
    は、袋から取り出された被処理物及び可燃物処理システ
    ムから受入れた堆肥化不適合物並びに被処理物の袋を材
    料毎に選別し、被処理物中に含まれる堆肥化可能な有機
    物を可燃物処理システムの破砕機に導入するものであ
    り、 不燃物処理システムの複合選別機と、可燃物処理システ
    ムの破砕機とは可燃物の搬送ラインでつなげ、両処理シ
    ステム間を連係させたものであることを特徴とする廃棄
    物の再資源化処理装置。
  3. 【請求項3】 不燃物処理システムの複合選別機は、可
    燃物処理システムの粒度選別装置から取り出された不燃
    物を受け入れ、可燃物を可燃物処理システムの破砕機に
    送り出すものであることを特徴とする請求項2に記載の
    廃棄物の再資源化処理装置。
JP10036174A 1998-02-18 1998-02-18 廃棄物の再資源化処理方法とその装置 Expired - Fee Related JP3082736B2 (ja)

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