JP2511665B2 - 給じん装置 - Google Patents
給じん装置Info
- Publication number
- JP2511665B2 JP2511665B2 JP2637487A JP2637487A JP2511665B2 JP 2511665 B2 JP2511665 B2 JP 2511665B2 JP 2637487 A JP2637487 A JP 2637487A JP 2637487 A JP2637487 A JP 2637487A JP 2511665 B2 JP2511665 B2 JP 2511665B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- hopper
- screw
- waste
- discharge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Screw Conveyors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、都市ごみ等を焼却炉へ定量給じん(給
塵)する装置に係り、定量性の改善と貯蔵機能を改善す
るに好適な給じん装置に関する。
塵)する装置に係り、定量性の改善と貯蔵機能を改善す
るに好適な給じん装置に関する。
〈従来の技術及びその問題点〉 従来、例えば都市ごみの焼却処理において、流動床炉
等へごみを定量供給する場合、炉内での燃焼変動を少な
くするため、できるかぎり一定量ずつ供給する必要があ
り、クレーンから給じん機へ投入されたごみを一定量ず
つ供給するために、ホツパに一時貯蔵した後、下部の移
送装置より一定量ずつ排出するようにしているが、ごみ
の性状によつては、ホツパ内部でブリツジを起こした
り、排出口部分にごみが圧密し定量排出できなくなつた
りする。このため従来設備ではテレビカメラ等によるホ
ツパ監視等運転員によるごみ質を判断しホツパ内にごみ
を溜めないように制限して運転するなど、ごみ質による
性状変動に対する排出機能を追従させる配慮がされてい
なかつた。
等へごみを定量供給する場合、炉内での燃焼変動を少な
くするため、できるかぎり一定量ずつ供給する必要があ
り、クレーンから給じん機へ投入されたごみを一定量ず
つ供給するために、ホツパに一時貯蔵した後、下部の移
送装置より一定量ずつ排出するようにしているが、ごみ
の性状によつては、ホツパ内部でブリツジを起こした
り、排出口部分にごみが圧密し定量排出できなくなつた
りする。このため従来設備ではテレビカメラ等によるホ
ツパ監視等運転員によるごみ質を判断しホツパ内にごみ
を溜めないように制限して運転するなど、ごみ質による
性状変動に対する排出機能を追従させる配慮がされてい
なかつた。
上記従来技術は、貯蔵機能を持つていながら、ごみ質
によつては、ごみを貯蔵することができず、またホツパ
内でブリツジが生じた場合、運転員による人力での除去
など、投入されるごみの管理に多大な労力が必要となる
ため、ごみ質の変動を考慮して、できるだけ貯溜しない
で運転するのが実状である。
によつては、ごみを貯蔵することができず、またホツパ
内でブリツジが生じた場合、運転員による人力での除去
など、投入されるごみの管理に多大な労力が必要となる
ため、ごみ質の変動を考慮して、できるだけ貯溜しない
で運転するのが実状である。
〈発明の目的〉 この発明は、このような従来技術の欠点をなくし、ご
み貯溜ホツパ機能と、定量排出機能をごみ質の変動にも
対応できるよう改善した給じん装置を提供することを目
的とする。
み貯溜ホツパ機能と、定量排出機能をごみ質の変動にも
対応できるよう改善した給じん装置を提供することを目
的とする。
〈手段の概要〉 要するにこの発明は、第1の定量給じん装置をもつホ
ツパの下方に該ホツパから給じんされる第2のホツパを
設け、その第2のホツパの底部に排出スクリユとこれに
平行して一以上の逆送スクリユを設け、排出スクリユの
駆動モータの負荷が規定値を超すと逆送スクリユを起動
する制御装置を設けた給じん装置であることを特徴とす
る。
ツパの下方に該ホツパから給じんされる第2のホツパを
設け、その第2のホツパの底部に排出スクリユとこれに
平行して一以上の逆送スクリユを設け、排出スクリユの
駆動モータの負荷が規定値を超すと逆送スクリユを起動
する制御装置を設けた給じん装置であることを特徴とす
る。
〈問題点を解決するための手段〉 前記した問題点を解決するためにこの発明では、平行
して位置する排出スクリユと逆送スクリユで、底部の移
送装置を構成し、排出スクリユによりごみを排出口側に
移送し始めると、排出口側にごみが圧密し始め、それと
ぼ比例した傾向で排出スクリユ駆動装置のスクリユを回
転させるに必要なトルクが上昇することから、そのトル
ク値を検出し、信号に変換し、トルク大ほど逆送スクリ
ユの回転数が速くなるように運転することにより、排出
口部でのごみの圧密状態は常に一定値を保ち安定した定
量性と、圧密によるブリツジを防止できる。これはごみ
質が変動しても排出軸のトルクが一定となるよう制御す
るので、ごみ質の変化に対しても定量性を確保できる。
して位置する排出スクリユと逆送スクリユで、底部の移
送装置を構成し、排出スクリユによりごみを排出口側に
移送し始めると、排出口側にごみが圧密し始め、それと
ぼ比例した傾向で排出スクリユ駆動装置のスクリユを回
転させるに必要なトルクが上昇することから、そのトル
ク値を検出し、信号に変換し、トルク大ほど逆送スクリ
ユの回転数が速くなるように運転することにより、排出
口部でのごみの圧密状態は常に一定値を保ち安定した定
量性と、圧密によるブリツジを防止できる。これはごみ
質が変動しても排出軸のトルクが一定となるよう制御す
るので、ごみ質の変化に対しても定量性を確保できる。
〈実施例1〉 この発明の一実施例を図面を用いて説明すると、第1
図は、都市ごみ焼却施設における一例であり、ごみピツ
ト1に貯溜されたごみはクレーン2により、ごみ供給ホ
ツパ3に投入され、第1の定量供給装置たるごみ破砕機
4にて粗破砕された後、第2のホツパたる給じんホツパ
5に投入される給じんホツパ底部には給じんスクリユ装
置6があり、焼却炉7へ定量供給されるように構成され
ている。
図は、都市ごみ焼却施設における一例であり、ごみピツ
ト1に貯溜されたごみはクレーン2により、ごみ供給ホ
ツパ3に投入され、第1の定量供給装置たるごみ破砕機
4にて粗破砕された後、第2のホツパたる給じんホツパ
5に投入される給じんホツパ底部には給じんスクリユ装
置6があり、焼却炉7へ定量供給されるように構成され
ている。
焼却炉7は、押込ブロワ8により供給される空気が散
気管9から炉内に噴出し、砂などの流動媒体を流動させ
流動床を形成する。これにより、ごみは流動床内で短時
間で燃焼が行なわれる。
気管9から炉内に噴出し、砂などの流動媒体を流動させ
流動床を形成する。これにより、ごみは流動床内で短時
間で燃焼が行なわれる。
第2図は第2のホツパ5の底部の給じん装置6の全体
を示す平面図である。投入口12よりごみは受け入れら
れ、給じんホツパ5に貯えられる。排出スクリユ10の回
転により、排出口13の方向にごみが移送されるととも
に、給じんホツパ5内のごみは排出スクリユ10の移送力
により排出口13側に圧密されたとき、駆動装置14の駆動
トルクが増加する。圧密を起こし増加したトルクをトル
ク検出器(制御装置)16が検出し、設定値を超えると、
逆送スクリユ駆動装置15が起動し、設定トルクとなるま
で給じんスクリユ10に平行する逆送スクリユ11a,11b
(図示例では2本のスクリユ)を増速し、圧密をほぐす
よう運転する。
を示す平面図である。投入口12よりごみは受け入れら
れ、給じんホツパ5に貯えられる。排出スクリユ10の回
転により、排出口13の方向にごみが移送されるととも
に、給じんホツパ5内のごみは排出スクリユ10の移送力
により排出口13側に圧密されたとき、駆動装置14の駆動
トルクが増加する。圧密を起こし増加したトルクをトル
ク検出器(制御装置)16が検出し、設定値を超えると、
逆送スクリユ駆動装置15が起動し、設定トルクとなるま
で給じんスクリユ10に平行する逆送スクリユ11a,11b
(図示例では2本のスクリユ)を増速し、圧密をほぐす
よう運転する。
通常運転では、圧密トルクが常に一定となるよう排出
スクリユ駆動装置トルクを検出し、逆送スクリユ11a,11
bの回転数を制御する。
スクリユ駆動装置トルクを検出し、逆送スクリユ11a,11
bの回転数を制御する。
〈実施例2〉 この発明の第2の実施例を第4図に示す。この実施例
では、投入されたごみを給じんホツパ18(ホツパ3に対
応)に受け入れ、プツシヤ19により給じんホツパ21(ホ
ツパ5に対応)に押し出す。給じんホツパ21に押し出さ
れたごみは、給じんスクリユ装置6により設定量になる
よう定量排出される。
では、投入されたごみを給じんホツパ18(ホツパ3に対
応)に受け入れ、プツシヤ19により給じんホツパ21(ホ
ツパ5に対応)に押し出す。給じんホツパ21に押し出さ
れたごみは、給じんスクリユ装置6により設定量になる
よう定量排出される。
この実施例は、投入されたごみを1度給じんホツパ18
に溜められ、従来ストーカ式焼却炉等定量排出の必要が
ない給じん装置として多くの実績があるプツシヤにて、
少量しか溜めないよう設定した給じんホツパ21に投入し
給じんスクリユ装置6で定量排出するため、ごみ層高を
薄くして排出でき、ブリツジやごみ質の変動に対応可能
である。
に溜められ、従来ストーカ式焼却炉等定量排出の必要が
ない給じん装置として多くの実績があるプツシヤにて、
少量しか溜めないよう設定した給じんホツパ21に投入し
給じんスクリユ装置6で定量排出するため、ごみ層高を
薄くして排出でき、ブリツジやごみ質の変動に対応可能
である。
〈作用〉 この発明に於いて、スクリユ式給じん装置は、排出軸
の運転必要トルクにより、排出口部分のごみの圧密具合
が一定となるよう逆送軸の回転数が、排出軸トルクに比
例して変化するように動作する。
の運転必要トルクにより、排出口部分のごみの圧密具合
が一定となるよう逆送軸の回転数が、排出軸トルクに比
例して変化するように動作する。
それによつて、ホツパ内に貯蔵されたごみが排出スク
リユの移送作用により、排出口側に圧密してゆくに従
い、逆送スクリユによる逆送力が強まり、ごみがならさ
れるので圧密することなく、一定量ずつ排出させること
ができる。
リユの移送作用により、排出口側に圧密してゆくに従
い、逆送スクリユによる逆送力が強まり、ごみがならさ
れるので圧密することなく、一定量ずつ排出させること
ができる。
〈効果〉 この発明を実施することにより、ごみ質の変動に対
し、ごみの圧密具合により、逆送スクリユによる逆送力
を制限することから、安定した定量性と給じんホツパ内
での圧密、ブリツジ等を除去するに有効であるという効
果を奏するものである。
し、ごみの圧密具合により、逆送スクリユによる逆送力
を制限することから、安定した定量性と給じんホツパ内
での圧密、ブリツジ等を除去するに有効であるという効
果を奏するものである。
第1図は、この発明の実施例を構成する都市ごみ焼却設
備の1例を示す側面図、第2図は、この発明の第1実施
例に於ける給じん装置の側面図、第3図は、第2図のI
−I線断面図、第4図は、第2実施例の側断面図であ
る。 3……第1のホツパ 5……第2のホツパ(給じんホツパ) 10……排出スクリユ、11a,11b……逆送スクリユ 14……排出スクリユ制御装置、16……制御装置
備の1例を示す側面図、第2図は、この発明の第1実施
例に於ける給じん装置の側面図、第3図は、第2図のI
−I線断面図、第4図は、第2実施例の側断面図であ
る。 3……第1のホツパ 5……第2のホツパ(給じんホツパ) 10……排出スクリユ、11a,11b……逆送スクリユ 14……排出スクリユ制御装置、16……制御装置
Claims (3)
- 【請求項1】第1の定量給じん装置をもつホツパの下方
に該ホツパから給じんされる第2のホツパを設け、その
第2のホツパの底部に排出スクリユとこれに平行して一
以上の逆送スクリユを設け、排出スクリユの駆動モータ
の負荷が規定値を超すと逆送スクリユを起動する制御装
置を設けたことを特徴とする給じん装置。 - 【請求項2】第1の定量給じん装置をごみ破砕機とする
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の給じん装
置。 - 【請求項3】第1の定量給じん装置をシリンダ駆動のプ
ツシヤとすることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の給じん装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2637487A JP2511665B2 (ja) | 1987-02-09 | 1987-02-09 | 給じん装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2637487A JP2511665B2 (ja) | 1987-02-09 | 1987-02-09 | 給じん装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63196409A JPS63196409A (ja) | 1988-08-15 |
JP2511665B2 true JP2511665B2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=12191733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2637487A Expired - Lifetime JP2511665B2 (ja) | 1987-02-09 | 1987-02-09 | 給じん装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2511665B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04286521A (ja) * | 1991-03-15 | 1992-10-12 | Kubota Corp | スクリュー式供給装置 |
-
1987
- 1987-02-09 JP JP2637487A patent/JP2511665B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63196409A (ja) | 1988-08-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3865053A (en) | Particulate waste product firing system | |
JP2511665B2 (ja) | 給じん装置 | |
JPS5857650B2 (ja) | 給じん装置 | |
JP3086969B2 (ja) | 可燃性廃棄物の搬送装置 | |
JP3827504B2 (ja) | 燃焼装置の廃棄物供給装置 | |
JP3831139B2 (ja) | 給じん装置とその運転方法 | |
JPH0351623Y2 (ja) | ||
JPH0324997Y2 (ja) | ||
JP3046685B2 (ja) | 都市ごみ廃棄物の処理方法及びその装置 | |
US4771951A (en) | Method for processing solid waste material | |
JP3498084B2 (ja) | ごみ焼却設備の給塵装置 | |
JP2662693B2 (ja) | 給塵装置 | |
JP3047166B2 (ja) | 焼却炉の被焼却物供給装置の運転装置 | |
JPH04126914A (ja) | 供給設備 | |
JP2895149B2 (ja) | サイロ払い出し装置 | |
JPH0824696A (ja) | 破砕装置 | |
JP4787429B2 (ja) | 土質改良装置用破砕混合機の制御装置 | |
JP2000005615A (ja) | 石炭粉砕機の運転方法 | |
JP4096884B2 (ja) | 廃棄物処理設備のミキサー装置 | |
WO2007086040A2 (en) | A device for shredding timber articles and apparatus comprising the device | |
JP3418417B2 (ja) | ゴミ焼却方法 | |
JP2740520B2 (ja) | 給じん装置 | |
JP2763852B2 (ja) | 汚泥の搬送装置 | |
JPS587561B2 (ja) | 塵芥等の管路輸送システムにおける輸送管路への塵芥等の供給方法 | |
JPH10288327A (ja) | ごみ焼却設備 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |