JP3046685B2 - 都市ごみ廃棄物の処理方法及びその装置 - Google Patents

都市ごみ廃棄物の処理方法及びその装置

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JP3046685B2
JP3046685B2 JP4273889A JP27388992A JP3046685B2 JP 3046685 B2 JP3046685 B2 JP 3046685B2 JP 4273889 A JP4273889 A JP 4273889A JP 27388992 A JP27388992 A JP 27388992A JP 3046685 B2 JP3046685 B2 JP 3046685B2
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、都市ごみ廃棄物を再
利用するために、あらかじめ破砕された廃棄物に主とし
てアルカリ土類金属酸化物からなる添加物を添加して合
理的に物理化学的反応処理を行なわしめる都市ごみ廃棄
物の処理方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、都市ごみ廃棄物を再利用するため
に、廃棄物の特性に応じて、アルカリ土類金属酸化物を
破砕された廃棄物に添加して合理的に物理化学的反応処
理を行なった後、乾燥固化せしめて固形物にし、例えば
燃料として使用することが、すでに本出願人が出願した
特開平4−210284号公報として知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の技術において、都市ごみなどの廃棄物は、種々なご
みが混在されているために、ごみ質が時間的にあるいは
ロット単位毎に変化している。すなわち、都市ごみなど
からなる廃棄物のごみ質は、収集された都市ごみの全体
については変動が少ないと言える。しかしこれらの廃棄
物を一定量づつ切り出して物理化学的処理を行う際に
は、処理のための単位時間あるいはロット単位ごとの変
動がきわめて大きいという現実がある。このために上記
の廃棄物は形状,性状並びに組成が変化していて所定量
を定量的にフィード,取出す操作、いわゆるごみの切出
しが難かしい。このようにごみの切出しが難かしいか
ら、アルカリ土類金属酸化物などの添加剤を前記ごみに
均一に混ぜることが難かしかった。
【0004】例えば、都市ごみなどの廃棄物を破砕機で
破砕する前に、前記添加剤を投入して混ぜる方法が行な
われているが、上述したごとく廃棄物のごみ質が時間的
あるいはロット単位毎に変化していることから、所定重
量のごみを定量的に切出して添加剤を均一に混ぜること
ができなかった。
【0005】また、破砕機で破砕した後に、破砕された
廃棄物をベルトコンベア上に載せて次のホッパへ供給
し、このホッパ内で前記添加剤を添加せしめる方法もあ
るが、この方法の場合でも、ベルトコンベア上の廃棄物
を重量センサで一定量検出することが難かしいため、廃
棄物に添加剤を均一に混ぜることができなかった。
【0006】この発明の目的は、上記問題点を改善する
ために、あらかじめ都市ごみ廃棄物を破砕機で破砕した
後に、破砕された廃棄物に主としてアルカリ土類金属酸
化物などからなる添加剤を均一に混ぜて、さらに添加剤
と廃棄物とをミクロに十分混合せしめ反応促進せしめる
ことによって合理的に物理化学的反応処理を行なわしめ
るようにして、廃棄物の形状,性状並びに組成が変化し
ても定量的にフィード,取り出し、ごみの切出しを均一
に行うようにした都市ごみ廃棄物の処理方法及びその装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、都市ごみ廃棄物をあらかじめ第1破砕
機で破砕し、この破砕された第1廃棄物を底に開閉口を
備えたホッパへ供給すると共にホッパへ供給された第1
廃棄物の重量を逐一重量センサで検出し、検出された検
出重量に基づき連続的に、主としてアルカリ土類金属酸
化物からなる添加剤を所望の一定割合いで添加し、前記
ホッパ内の添加剤が添加された第2廃棄物の重量が予め
設定された重量に達する毎に、前記ホッパの開閉口より
第2廃棄物を混合機構を有するフィーダへ間歇的に供給
し、次いで第2廃棄物をさらに微粉砕すると共に添加剤
との反応を促進するために、第2破砕機へ供給し、この
第2破砕機にてさらに粉砕することを特徴とする都市ご
み廃棄物の処理方法である。
【0008】前記都市ごみ廃棄物の処理方法において、
前記第1破砕機が回転型であり、一時的に停止した後に
再駆動する際、逆回転させて初期駆動状態に戻して駆動
せしめることが望ましいものである。
【0009】また、この発明は、都市ごみ廃棄物を破砕
せしめる第1破砕機と、この第1破砕機で破砕された第
1廃棄物が供給される底に開閉口を有したホッパと、こ
のホッパに設けられ、供給された第1廃棄物の重量を検
出する重量センサと、この重量センサで逐一検出された
第1廃棄物の重量に基づき連続的に、主としてアルカリ
土類金属酸化物からなる添加剤を所望の割合いで添加す
べく、前記ホッパの一部に設けられた添加剤供給口と、
前記ホッパ内で添加剤が添加された第2廃棄物がホッパ
の開閉口から予め設定された重量に達する毎に供給され
る前記ホッパの下方に設けられた混合機構を有するフィ
ーダと、この混合機構を有するフィーダの近傍に設けら
れ、混合機構を有するフィーダで混合された第2廃棄物
を微粉砕すると共に添加剤との反応を促進せしめる第2
粉砕機と、を備えて廃棄物の処理装置を構成した。
【0010】
【作用】この発明の都市ごみ廃棄物の処理方法及びその
装置を採用することにより、可燃物の性状のものと、不
燃物の性状のものと、これらに含まれる水分とを混合し
た都市ごみ廃棄物は第1破砕機に投入されてあらかじめ
破砕される。この第一破砕工程において、廃棄物が予め
破砕されているために処理時間あるいは処理ロッド単位
ごとのごみ質の変動が少なくなる。このために処理時間
あたりの処理重量が一定しやすくなり、また次の添加剤
添加工程以降において廃棄物と添加剤とがミクロに混合
しやすくなる。
【0011】この破砕された第1廃棄物は、ホッパへ供
給されると共に、ホッパに設けられた重量センサで第1
廃棄物の重量が逐一検出される。この検出された第1廃
棄物の重量に基づき連続的に、主としてアルカリ土類金
属酸化物などからなる添加剤が、ホッパの一部に設けら
れた添加剤供給口より、一定の割合いでホッパに供給さ
れて混合される。先に述べたように、この混合工程では
廃棄物があらかじめ破砕されているためにごみ質が一定
しやすくなるために一定重量の廃棄物が供給されやす
く、かつ廃棄物自体が細分化されているために添加剤と
廃棄物とのミクロな混合が行われやすい。
【0012】ホッパ内に供給されて添加剤と混合した第
2廃棄物が、予め設定された重量に達する毎に、ホッパ
の底に備えられた開閉口が開いて、ホッパの下方に設け
られた混合機構を有するフィーダに間歇的に送られて、
第2廃棄物と添加剤とが物理化学的に反応し、一時的に
貯留される。次いで、混合機構を有するフィーダより第
2破砕機へ送られ第2廃棄物が微粉砕されると共に、前
記添加剤との反応が促進されて均一に混合された微粉状
の廃棄物が得られる。
【0013】すなわち、本発明では都市ごみ廃棄物の形
状,性状並びに組成が変化しても定量的にフィード,取
り出し、ごみの切出しが均一に行われる。さらに本発明
では、あらかじめ破砕した廃棄物に添加剤が加られて
混合され、さらに第2破砕工程において微細に破砕され
るために、添加剤と廃棄物とが均一に混合しやすくな
る。その結果、原料ごみ質の変動にもかかわらず、廃棄
物と添加剤との物理化学反応がミクロに十分に行われや
すくなる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基いて詳細
に説明する。
【0015】図1を参照するに、廃棄物の処理装置1
は、都市ごみなどの廃棄物Gを一時的に貯留しておくご
み投入装置3と、このごみ投入装置3から廃棄物Gが投
入されて破砕処理される第1破砕機5と、この第1破砕
機5で破砕処理された第1廃棄物G1を供給せしめるホ
ッパ7と、このホッパ7で後述する主としてアルカリ土
類金属酸化物などからなる添加剤を添加して混合し、物
理化学的に反応された第2廃棄物G2とし、この第2廃
棄物G2を混合しながら送り出す混合機構を有するフィ
ーダ9と、この混合機構を有するフィーダ9から送られ
て第2廃棄物G2を微粉砕せしめる第2破砕機11など
から構成されている。
【0016】より詳細には、図1において床面13の左
側には2段階式のフレーム15が設けられている。この
フレーム15の水平部15Hには前記ごみ投入装置3が
設けられている。このごみ投入装置3の左側にはホッパ
17が連結されている。
【0017】上記構成により、例えば一般家庭あるいは
事務所から排除されるごみなどの廃棄物Gは、従来と同
様に、紙,ダンボール,繊維類などの可燃物の性状のも
のと、鉄,アルミ,ガラス,石などの不燃物の性状のも
のと、これらに含まれる水分などで構成されており、そ
の廃棄物の性状は種々雑多である。換言すれば、廃棄物
は可燃物の性状のものと、不燃物の性状のものと、上記
において水分の異なる性状のものとが混合されており、
その比率は常に一定とは限らないものである。また、従
来技術において述べたようにこの廃棄物は時間的にある
いはロット単位毎に変化しているものである。即ち廃棄
物処理装置の処理量の大きさによって、単位時間あるい
は処理するロット単位のごみ質は大きく変動する。した
がって、上記廃棄物は一定の重量においても、可燃物の
性状の体積(見掛け密度)と不燃物の体積(見掛け密
度)の比率は常に変動しているものである。例えばトラ
ック,パッカー車などの運搬車などで運ばれてきて、ホ
ッパ17へ投入されることにより、種々の性状の廃棄物
はごみ投入装置3に一旦貯留されることになる。
【0018】前記フレーム15の図1において右側上部
には第1破砕機5が設けられている。この第1破砕機5
は例えば油圧駆動により回転数がそれぞれ異なる2また
は3軸の回転引裂刃で構成されている。前記ごみ投入装
置3から所望の量の廃棄物Gが第1破砕機5に投入され
ることにより、この廃棄物Gを回転引裂刃によりくわえ
込み、引裂き、強固なものまで突き破ってゆっくり引裂
かれて粗破砕される。
【0019】第1破砕機5の駆動は例えば油圧駆動方式
となっており、可変吐出アキシャルピストンポンプを使
用することにより、通常負荷時は、高速、低トルクに
て、負荷増大時に低速、高トルク運転と負荷の必要に応
じて軸回転数を可変とすることができるため、破砕負荷
については、常時最適状態にて運転制御が可能となって
いる。
【0020】前記第1破砕機5の下方にはホッパ7が設
けられている。このホッパ7には図2によく示されてい
るように、フレーム15の一部15Aに取付けられた支
持フレーム19にロードセルなどの重量センサ21が設
けられている。この重量センサ21上には前記ホッパ7
がフレーム23を介して宙吊り状態に吊り下げられてい
る。
【0021】前記ホッパ7の底には開閉口25が設けら
れており、この開閉口25は例えば観音開きとなってお
り、前記重量センサ21が種々の性状の前記廃棄物が所
定重量に達したことを検出すると、開閉口25を開いて
上記所定量の廃棄物を落下するするようになっている。
また、ホッパ7の一部例えば上部には添加剤供給口27
が設けられている。
【0022】前記第1破砕機3の近傍図2において右側
には、主として例えばCaOであるアルカリ土類金属酸
化物などからなる添加剤を供給しておく添加剤供給装置
29が設けられている。この添加剤供給装置29の下方
には添加剤を一定量を計測して一時的に貯留しておく一
時添加剤ホッパ31が設けられている。
【0023】この一時添加剤ホッパ31の下部にはスク
リュコンベア33が設けられており、このスクリュコン
ベア33と前記添加剤供給口27との間には、添加剤用
通路35が設けられている。
【0024】上記構成により、第1破砕機5で破砕され
た、すなわち、可燃性の性状のものと不燃性の性状のも
のと、これらに含まれる水分とを混合した都市ごみなど
の第1廃棄物G1はホッパ7に供給されると共に、添加
剤供給装置29に収納されている添加剤は一時添加剤ホ
ッパ31に予め設定した一定量を供給し、添加剤の重量
が一時添加剤ホッパ31に設けられたロードセルなどの
重量センサで計測され、スクリュコンベア33上に載せ
られ、添加剤用通路35を経て添加剤供給口27からホ
ッパ7に供給されることになる。
【0025】ホッパ7内では第1廃棄物G1に予め設定
された割合いのもとで添加剤が添加される。この添加剤
の添加により、第1廃棄物G1と添加剤とが合理的に物
理化学的反応が行われることとなる。
【0026】ホッパ7に供給された第1廃棄物G1の重
量はホッパ7に設けられた重量センサ21で逐一検出さ
れており、検出された重量に基づき連続的に、予め設定
された割合いの添加剤がその都度添加剤供給口27から
供給されて、第1廃棄物G1に添加されるのである。
【0027】前記ホッパ7の下方には前記混合機構を有
するフィーダ9が設けられており、この混合機構を有す
るフィーダ9の下方にはマグネット37を備えた磁選機
39が設けられている。この磁選機39と、前記床面1
3上に立設された第2破砕機11との間にはベルトコン
ベア41が設けられている。
【0028】上記構成により、ホッパ7内で第1廃棄物
G1に添加剤が添加されて、物理化学的処理された第2
廃棄物G2は、予め設定された重量に達する毎にホッパ
7の底に設けられている開閉口25が開くことにより、
その重量に対する添加剤を不足分添加した後、間歇的に
混合機構を有するフィーダ9に送られる。この混合機構
を有するフィーダ9では第2廃棄物G2が均一に混ざる
ように混合されると共に、さらに物理化学的反応が促進
されることになる。
【0029】混合機構を有するフィーダ9内の第2廃棄
物G2は、混合機構を有するフィーダ9の下部に設けら
れた一対のフィードローラ9Rにより、磁選機39に送
り出される。この磁選機39では第2廃棄物G2に含ま
れている鉄,非鉄などの金属がマグネット37に吸い付
けられて除去されると共に有害危険物などが除去される
ことになる。
【0030】次いで、磁選機39で金属や有害危険物が
除去された第2廃棄物G2はベルトコンベア41上に載
せられて第2破砕機11に送られる。第2破砕機11で
は、第2廃棄物G2を微粉砕すると共に、さらに物理化
学的反応が促進されて、微粉状の廃棄物が均一に混合さ
れて、次工程の乾燥固化器へ送られて廃棄物による固形
物が得られることになる。
【0031】このように、都市ごみなどの廃棄物Gは第
1破砕機5で破砕された後、ホッパ7へ送られ、ホッパ
7内で送られた第1廃棄物G1の重量は逐一重量センサ
21で検出される。検出された第1廃棄物G1の重量
基づき連続的に、逐次、第1廃棄物G1の重量に応じて
添加剤が添加されて廃棄物G1の物理化学的反応が行な
われる。さらに、廃棄物G1の重量が予め設定された重
量に達する毎に、開閉口25が開いて間歇的に混合機構
を有するフィーダ9に送られて混合処理が行なわれる。
さらにベルトコンベア41を経て第2破砕機11に送ら
れて微粉砕される。混合機構を有するフィーダ9,第2
破砕機11ではさらに物理化学的反応が促進されて、微
粉状の廃棄物を均一に混ぜ合わせることができる。
【0032】したがって、廃棄物G1は可燃性の性状の
体積(見掛け密度)と不燃性の性状の体積(見掛け密
度)と、これらに含まれる水分の比率が常に一定となら
ず異なっているので、検出された廃棄物G1の重量に基
づき連続的に、添加剤を添加せしめることで、廃棄物G
1の形状、性状、組成の変化に対して廃棄物G1に対し
て添加剤を均一に混合させ、物理化学的反応を促進せし
めることができる。而して、都市ごみ等の廃棄物の形
状、性状、並びに組成が変化していても定量的にフィー
ド,取り出し、ごみの切出しを均一に行うことができ
る。
【0033】前記混合機構を有するフィーダ9内に貯留
される第2廃棄物G2の量は、前記ホッパ7内にある第
1廃棄物G1の量に対して例えば2倍以上の量があるの
が望ましい。すなわち、混合と反応をより促進させるた
めである。
【0034】前記第1破砕機5の回転引裂刃が一時に停
止した後再駆動する際に、回転引裂刃をわずか逆回転さ
せて初期駆動状態に戻して駆動せしめるのが望ましい。
すなわち、廃棄物を回転引裂刃でかんだ状態で初期駆動
させることがなくなり、回転引裂刃の回転が均一となり
スムーズに駆動させることができる。
【0035】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜の変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。添加剤としては、C
aOなどのアルカリ土類金属酸化物を例にして説明した
が、アルカリ土類金属酸化物以外に、吸着性を有するベ
ントナイトなどの粘土鉱物や微粉炭を添加するようにし
てもよい。
【0036】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によれば、特許請求の範囲に記載さ
れているとおりの構成であるから、都市ごみ廃棄物が破
砕され、この破砕された廃棄物の量をホッパ内で逐一重
量センサで検出し、この検出された重量に基づき連続的
に、アルカリ土類金属酸化物からなる添加剤を逐次間歇
的に添加せしめることによって、ごみ質すなわち廃棄物
の形状、性状、組成が処理時間ごとあるいは処理単位ご
とに変化していても、均一に混合させ、定量的にフィー
ド,取り出し、ごみの切出しを均一に行うことができ
る。さらに、廃棄物があらかじめ破砕されてから添加剤
が加えられるので廃棄物と十分に混合し、そのために均
一な物理化学的処理が行われやすくなる。加えて、添加
剤が加えられた廃棄物が混合機構を有するフィーダ,第
2破砕機を経ることによって、さらに均一に混合され、
より均質にかつ十分に物理化学処理された微粉状の廃棄
物を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の廃棄物の処理装置の一例を示す概略
図である。
【図2】図1における第1破砕機,ホッパ部分のみを取
出した拡大図である。
【符号の説明】
1 廃棄物の処理装置 3 ごみ投入装置 5 第1破砕機 7 ホッパ 9 混合機構を有するフィーダ 11 第2破砕機 21 重量センサ 25 開閉口 27 添加剤供給口 29 添加剤供給装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−210284(JP,A) 実開 昭53−99350(JP,U) 実開 平4−114325(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B09B 3/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 都市ごみ廃棄物(G)をあらかじめ第1
    破砕機(5)で破砕し、この破砕された第1廃棄物(G
    1)を底に開閉口(25)を備えたホッパ(7)へ供給
    すると共にホッパ(7)へ供給された第1廃棄物(G
    1)の重量を逐一重量センサ(21)で検出し、検出さ
    れた検出重量に基づき連続的に、主としてアルカリ土類
    金属酸化物からなる添加剤を所望の一定割合いで添加
    し、前記ホッパ(7)内の添加剤が添加された第2廃棄
    物(G2)の重量が予め設定された重量に達する毎に、
    前記ホッパ(7)の開閉口(25)より第2廃棄物(G
    2)を混合機構を有するフィーダ(9)へ間歇的に供給
    し、次いで第2廃棄物(G2)をさらに微粉砕すると共
    に添加剤との反応を促進せしめるために第2破砕機(1
    1)へ供給し、この第2破砕機(11)にてさらに粉砕
    することを特徴とする都市ごみ廃棄物の処理方法。
  2. 【請求項2】 前記第1破砕機(5)が回転型であり、
    一時的に停止した後に再駆動する際、逆回転させて初期
    駆動状態に戻して駆動せしめることを特徴とする請求項
    1記載の都市ごみ廃棄物の処理方法。
  3. 【請求項3】 都市ごみ廃棄物(G)を破砕せしめる第
    1破砕機(5)と、この第1破砕機(5)で破砕された
    第1廃棄物(G1)が供給される底に開閉口(25)を
    有したホッパ(7)と、このホッパ(7)に設けられ、
    供給された第1廃棄物(G1)の重量を検出する重量セ
    ンサ(21)と、この重量センサ(21)で逐一検出さ
    れた第1廃棄物(G1)の重量に基づき連続的に、主と
    してアルカリ土類金属酸化物からなる添加剤を所望の割
    合いで添加すべく、前記ホッパ(7)の一部に設けられ
    た添加剤供給口(27)と、前記ホッパ(7)内で添加
    剤が添加された第2廃棄物(G2)がホッパ(7)の開
    閉口(25)から予め設定された重量に達する毎に供給
    される前記ホッパ(7)の下方に設けられた混合機構を
    有するフィーダ(9)と、この混合機構を有するフィー
    ダ(9)の近傍に設けられ、混合機構を有するフィーダ
    (9)で混合された第2廃棄物(G2)を微粉砕すると
    共に添加剤との反応を促進せしめる第2粉砕機(11)
    と、を備えてなることを特徴とする廃棄物の処理装置。
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