JP3046894B2 - 圧延機のサイドガイド装置 - Google Patents

圧延機のサイドガイド装置

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JP3046894B2
JP3046894B2 JP13407893A JP13407893A JP3046894B2 JP 3046894 B2 JP3046894 B2 JP 3046894B2 JP 13407893 A JP13407893 A JP 13407893A JP 13407893 A JP13407893 A JP 13407893A JP 3046894 B2 JP3046894 B2 JP 3046894B2
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rolling mill
side guide
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roller
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満則 木下
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧延機における進行す
る圧延材の両エッジ部をガイドするサイドガイド装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の装置の一例である熱間圧延
設備の圧延機間の要部を板幅方向中央部で圧延方向に破
断した側面図、図7は図6のVII −VII 断面図である。
【0003】図6及び図7において、50は前段圧延
機、40は後段圧延機で、後段圧延機40のワークロー
ル41の入側には、ハウジング42間に架設されたビー
ム37,38上を移動して圧延材30の板幅方向の間隔
を拡縮するサイドガイド36と、この双方のサイドガイ
ド36に固設された軸受34,35に、サイドガイド3
6の内側面から少し出るように回転自在に軸着された竪
型のローラ31,32,33とが装設されている。
【0004】そして前段圧延機50によって圧延されて
進行する圧延材30の2点鎖線で示す先端部を駆動側及
び作業側のサイドガイド36及びローラ31,32,3
3によってガイドし、後段圧延機40のワークロール4
1に噛込ませて圧延する。
【0005】後段圧延機40による圧延が開始されると
ルーパ51によって圧延材30を上昇させ、張力を付与
し、各々のローラ31,32,33上部でガイドする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで前述のような
従来の装置では、圧延中はローラ31,32,33の圧
延材30と接する位置が一定に近いため、ローラ31,
32,33の一定の位置が摩耗するので時間あたりの摩
耗深さが大きくなり、その寿命が短くなる。従って、そ
の交換頻度が高くなり、設備のダウンタイムが増大する
不具合があった。
【0007】本発明は上記不具合点を解消し、サイドガ
イド用竪型ローラの摩耗を軸方向に平均化してその寿命
を延長させ、その交換によるダウンタイムを減少させた
新たな圧延機のサイドガイド装置を提供することを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の構成として本発明の圧延機のサイドガイド装置は、
送される圧延材の両エッジ部を回転自在な竪型ローラに
よってガイドする圧延機のサイドガイド装置において、
正逆回転可能な駆動部を有し、この駆動部の駆動力で
記竪型ローラを軸方向に昇降させる竪型ローラ昇降手段
を設け、この昇降手段で前記竪型ローラの昇降を繰り返
しながら搬送される前記圧延材の両エッジ部をガイドす
ことを特徴としている。
【0009】
【作用】上記のように構成した本発明の圧延機のサイド
ガイド装置によれば、圧延材がサイドガイド装置に搬送
されると、回転自在の竪型ローラをローラ昇降手段によ
って繰り返し昇降させながら昇降ストローク範囲で搬送
される圧延材の両エッジ部をガイドし、該ローラの摩耗
を上下方向に分散させる。
【0010】その結果竪型ローラの摩耗を軸方向に平均
化でき、その寿命を延長できるので竪型ローラの交換に
よるダウンタイムを減少することができ生産性を向上で
きる。
【0011】
【実施例】以下図面により本発明の一実施例について説
明する。図1は本発明の一実施例である、熱間圧延設備
の圧延機入側のサイドガイドを板幅方向中央部で圧延方
向に破断した側面図、図2は図1の制御盤20の構成を
示すブロック図、図3は制御手順を示すフロー図、図4
はローラ昇降パターンの第1実施例を示す線図、図5は
ローラ昇降パターンの第2実施例を示す線図である。
【0012】なお、従来の装置と同一の部材及び部位に
は同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0013】図1において、1,5,7は駆動軸であ
り、ハウジング42間に架設されたビーム37,38上
を移動するサイドガイド36に固設された上軸受3及び
下軸受4にそれぞれ軸着され、各々の油圧モータ9にそ
れぞれ連結されている。
【0014】2,6,8は各駆動軸1,5,7の軸外周
に嵌合する中空軸であり、該中空軸の下部の雌ねじ部は
各駆動軸1,5,7の下部に刻設したねじ部1a,5
a,7aにそれぞれ螺合され、またその上部のスプライ
ン部2a,6a,8aは上軸受3の内側に設けたスプラ
イン部3aにそれぞれ噛合されている。
【0015】圧延材30の両サイドエッジ部をガイドす
る各々の竪型ローラ31,32,33は中空軸2,6,
8の外周にそれぞれ回転自在に軸着されている。
【0016】駆動軸1,5,7と直結する各々の油圧モ
ータ9には回転角度検出器11が装着され、この各々の
回転角度検出器11は制御盤20に連結されている。
【0017】また、各々の油圧モータ9は切替弁12を
介して図示しない油圧源に連結され、この各々の切替弁
12は制御盤20に連結されている。
【0018】制御盤10は図2に示すように、駆動側及
び作業側の各々の回転角度検出器11が連結された昇降
寸法換算部21と、昇降寸法比較演算部22と、昇降パ
ターン記憶部23と、駆動側及び作業側の各々の切替弁
12に連結された切替弁作動指示部24とを具備してい
る。
【0019】次ぎに本装置の作用について説明する。図
4に示すローラ昇降パターンを昇降パターン記憶部23
に予め入力しておき、圧延材30が搬送されると各々の
駆動軸1,5,7を油圧モータ9によって正回転させ、
ねじ部1a,5a,7aの回転によって中空軸2,6,
8及びローラ31,32,33をそれぞれ昇降させなが
ら圧延材30の両エッジ部をガイドする(図3に示すス
テップ61)。
【0020】そして、回転角度検出器11によって駆動
軸1,5,7の回転角度を検出し、昇降寸法換算部21
に送信する(ステップ62)。
【0021】昇降寸法換算部21はこの信号を上昇寸法
に換算し(ステップ63)、昇降寸法比較演算部22は
昇降パターン記憶部23に記憶させた昇降パターンの上
昇寸法と比較演算する(ステップ64)。
【0022】検出及び換算した上昇寸法が昇降パターン
記憶部23に記憶されている上昇寸法に達すると、切替
弁作動指示部24を介して切替弁12を閉塞して各々の
油圧モータ9を停止させ(ステップ65)、各々の切替
弁12を切替えて油圧モータ9及び駆動軸1,5,7を
逆回転する(ステップ66)。
【0023】そして、回転角度検出器11によって駆動
軸1,5,7の回転角度を検出して昇降寸法換算部21
に送信し(ステップ67)、下降寸法に換算する(ステ
ップ68)。
【0024】昇降寸法比較演算部22は前記昇降パター
ンの下降寸法と比較演算し(ステップ69)、検出及び
換算した下降寸法が前記昇降パターンの下降寸法に達す
ると、切替弁作動指示部24を介して切替弁12を閉塞
して各々の油圧モータ9を停止させ(ステップ70)、
各々の切替弁12を切替えて油圧モータ9及び駆動軸
1,5,7を正回転する(ステップ61)。
【0025】このようにして、図4に示すローラ昇降パ
ターンで各々のローラ31,32,33を繰り返し昇降
させながら これら各ローラ31,32,33と搬送され
圧延材30の両エッジ部との接触を上下に分散させて
その摩耗を平均化する。
【0026】また図5はローラ昇降パターンの第2実施
例を示す線図であり、ローラ31,32,33の上昇寸
法及び下降寸法を変えることによって駆動軸1,5,7
の回転停止位置を分散させ、図4に示す第1実施例より
もさらにローラ31,32,33の摩耗を平均化させる
ものである。
【0027】以上本発明の実施例について縷々説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものでなく、本発
明技術思想の範囲内において種々設計変更が可能であ
り、それらは何れも本発明の技術的範囲に属するもので
ある。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明の圧延機のサ
イドガイド装置によれば、正逆回転可能な駆動部を有す
竪型ローラ昇降手段によって竪型ローラをその軸方向
に繰り返し昇降させながらこのローラで搬送される圧
延材のエッジ部をガイドすることにより、竪型ローラの
圧延材両エッジ部との接触部を上下方向に分散させるこ
とが可能になる。従って、竪型ローラの摩耗を軸方向に
平均化してその寿命を延長させ、竪型ローラの交換によ
るダウンタイムを減少することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る熱間圧延設備の圧延機
入側のサイドガイドを板幅方向中央部で圧延方向に破断
した側面図である。
【図2】図1の制御盤の構成を示すブロック図である。
【図3】同制御盤による制御手順を示すフロー図であ
る。
【図4】ローラ昇降パターンの第1実施例を示す線図で
ある。
【図5】ローラ昇降パターンの第2実施例を示す線図で
ある。
【図6】従来装置の一例である熱間圧延設備の圧延機間
の要部を板幅方向中央部で圧延方向に破断した側面図で
ある。
【図7】図6のVII −VII 断面図である。
【符号の説明】
1,5,7 駆動軸 2,6,8 中空軸 3 上軸受 4 下軸受 9 油圧モータ 11 回転角度検出器 12 切替弁 20 制御盤 30 圧延材 31,32,33 竪型ローラ 41 ワークロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21B 39/14 B65H 23/038

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送される圧延材の両エッジ部を回転自
    在な竪型ローラによってガイドする圧延機のサイドガイ
    ド装置において、正逆回転可能な駆動部を有し、この駆
    動部の駆動力で前記竪型ローラを軸方向に昇降させる竪
    型ローラ昇降手段を設け、この昇降手段で前記竪型ロー
    ラの昇降を繰り返しながら搬送される前記圧延材の両エ
    ッジ部をガイドすることを特徴とする圧延機のサイドガ
    イド装置。
JP13407893A 1993-05-13 1993-05-13 圧延機のサイドガイド装置 Expired - Lifetime JP3046894B2 (ja)

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JPH06320210A JPH06320210A (ja) 1994-11-22
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KR102411231B1 (ko) * 2015-09-10 2022-06-22 주식회사 케이씨텍 기판이송장치의 가이드롤러

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JPH06320210A (ja) 1994-11-22

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