JP3046027U - 組立作業台車 - Google Patents

組立作業台車

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Publication number
JP3046027U
JP3046027U JP1997008037U JP803797U JP3046027U JP 3046027 U JP3046027 U JP 3046027U JP 1997008037 U JP1997008037 U JP 1997008037U JP 803797 U JP803797 U JP 803797U JP 3046027 U JP3046027 U JP 3046027U
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JP
Japan
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air
housing
air cylinder
pedestal
shaped
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Expired - Lifetime
Application number
JP1997008037U
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English (en)
Inventor
正治 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANEKO SEISAKUSHO CO., LTD.
Original Assignee
KANEKO SEISAKUSHO CO., LTD.
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異なった大きさのアルミサッシ窓の組立並び
移載作業を安全,且つ容易に行う事が出来る台車を提供
する。 【構成】 昇降台座14にはX型アーム15を設ける。
昇降台座14の下部には180゜を隔てて2箇所に凹部
を有する位置決めプレート19が固定して取り付けら
れ,その外周をなぞるよう設けられた,スプリング付ス
ライドガイド20により,X型アーム15の廻り止めを
可能にする。上昇下降自在なエアーシリンダー10をハ
ウジングの天板6と底板7を介して設け,このエアーシ
リンダー10と,エアーツールを動かすエアータンク2
4を,コの字型ハウジング5内に設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は,ガラス板とアルミサッシ枠を用いて,アルミサッシ窓を組み立てる 際の組立作業台車に関するもので,前行程から移動してきた部品を移動と組立を 並行して行い,次工程へ送り出す事を目的とした組立作業台車に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
ガラス板を積載し,運搬作業を容易に行う装置として,例えば実開平6−39 35のガラス移載装置は,曲面ガラスを上下運動する支持シリンダーにて支持位 置決めし,当該台車を連結した搬送ロールコンベアーにより移動し,ガラスを次 工程に安全確実に移し易いようにする方法が挙げられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記技術に依り,ガラス板の移載装置の移載という目的は達成されている。然 しながら,上記の手段に依る方法の場合に於いては,大きさの異なるガラスに合 わせて支持部材の幅を広げたり狭めたりする事が出来ず,更にガラス板にアルミ サッシ枠等取り付ける作業を行う等の理由で,ガラスの向きを変えたり,大きさ を変えたりする場合,台車全体を動かさなければならない。大抵の場合は,流れ 作業(ベルトコンベアー等)で行う場合が多い為,状況によっては,台車全体を 動かす事が出来ず,取付作業が困難であった。
【0004】 本考案は,上述の問題点とされる大きさの異なるガラスにも対応出来,アルミ サッシ等の取付作業を行う際,ガラス及びアルミサッシ枠の方向転換が出来る作 業台車を提供する事を目的としている。
【0005】
【課題を解決する為の手段】
上記目的を達成する為に,本考案の台車に於いては,回転可能なキャスターロ ーラーを取り付けた固定台座と,最上昇位置がキャスターローラーのトップより 上に上昇出来るようにした伸縮自在且つ開度が調節出来るアームを取り付けたガ ラス板とアルミサッシ枠を積載する事が出来るX型アーム取付昇降台座は組立作 業を容易にする。又,ガラス板等載せた際,180゜回転毎に止める事が出来る よう,X型アーム取付昇降台座の下に位置決めプレート及びスライドガイドを取 り付ける。
【0006】
【作用】
上記のように構成された組立作業台車のキャスターローラーが取り付けられた 固定台座の上に前工程よりスライドして移載されたガラス板を固定台座の下方に 待機させていた,エアーシリンダーにより上昇下降するX型アームを有する昇降 台座により,キャスターローラーのトップ面を越えて持ち上げ,安定させる。次 に別方向から作業台車上に搬入されたアルミサッシ枠をX型アームに載せ,ガラ ス板をエアードリル,エアーハンマー等の工具を用いてはめ込み,アルミサッシ 窓として完成せしめる。かくして組立工程は終わり,作業台車は移動し,次工程 へ移載する地点へ向かう。その際,X型アーム付き昇降台座を下降せしめ該台座 がキャスター付固定台座のキャスターローラーのトップ面より下方に来るようセ ットした時点でアルミサッシ窓を固定台座ローラー上をスライドさせて次工程へ 移動搬出せしめて該工程での移載組立作業が終了する。
【0007】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。図1は本考案の要部並びに一部を断 面表示した説明図を示し,図2はガラス板,アルミサッシ枠を載せる昇降台座の 平面図を示し,図3は組立作業台車の昇降台座がキャスターローラー付固定台座 12より上に上昇したときの斜視図,図4は昇降台座の一部切欠き図,図5は作 業台車を組立工程に組み入れて作業を行う時の台車,ローラチェーンレール1の レイアウトを簡略化して示したものである。
【0008】 本考案は組立作業台車に関するものであるが,実際の工程に於いて台車単体で 使用される事は殆ど無い。設置スペース,作業量に応じて,6〜10台の台車を 1セットにして使用する事が多い。当然の事ながら従業員の数も台車の数により 増減する。
【0009】 先ず図1に於いてコの字型のハウジング5に本考案の構成要素である部品を取 り付けて組み立てる。ハウジングの天板6と底板7を介して,上昇下降自在なエ アーシリンダー10が取り付けられ,このエアーシリンダー10とエアーツール を動かすエアータンク24がコの字型ハウジング5に納まっている。又天板には キャスターローラー付固定台座12が取り付けられている。そして,エアーシリ ンダー10のスブラインシャフトの端頂部には水平回転が可能で,180゜毎に 廻り止めが出来,アルミサッシ窓組立に支障がないようにしたX型アーム15を 有する昇降台座14が取り付けられている。更にコの字型ハウジングの底板7に は4個の車輪8が取り付けてあり,U字型ローラーチェーンレール1内を循環し て動くローラーチェーン2とブラケット4並びに連結棒3を介し,台車が連動し て動く仕組みになっている。
【0010】 図2の昇降台座について説明すると,組立作業を容易ならしめる為,いくつか の簡単な機構が組み込まれている。先ず昇降台座の下面には,位置決めプレート 19が固定して取り付けられ,別に取り付けられたスプリング付スライドガイド 20が位置決めプレート19の外周をなぞるようになっている。尚,該プレート には180゜と隔てて2箇所に凹部があり,夫々の凹部にスライドガイド20が 入った時に昇降台座の回転は止まる。
【0011】 昇降台座に設けたX型アーム15については,伸縮機構(2段階)の他に開度 を調節する機構も組み込まれている。それは図2に於いて,ブラケットの一端に 表示されているブレーキパッド16の機能によるものである。すなわち,ブレー キパッド16はネジによりその先端を昇降台座の円形プレートに押しつけられて いる為,アーム15が,開度に伴ってブラブラ動く事は無い。
【0012】 図3は組立作業台車の模式的な斜視図である。昇降台座がキャスターローラー 付固定台座より上の位置迄上昇し伸縮したアーム15とアーム15の開度の状況 を示している。
【0013】
【考案の効果】
本発明は,以上説明したように構成されているので,以下に記載されるような 効果を奏する。
【0014】 位置決めプレート19が固定して取り付けられ,別個に,スプリング付スライ ドガイド20が位置決めプレート19の外周をなぞり,180゜と隔てて2箇所 に設けられた夫々の凹部にスライドガイド20の入った時に,昇降台座の回転は 止まる機構を設けた事により,組立作業が安全且つ容易に行う事が可能になる。 それと同時に,X型アーム15は左右どちらの方向にも回転出来る為,ガラス板 を別工程から移送されたアルミサッシ枠に取り付ける作業が容易になった。
【0015】 ハウジングの天板6と底板7を介して上昇下降自在なエアーシリンダー10が 設けられ,このエアーシリンダー10とエアーツールを動かすエアータンク25 を,コの字型ハウジング5内に取り付けた構造からなる,独立したエアー供給シ ステム並びに,伸縮自在で開度が調節出来るX型アーム15を採用したことによ り,大きさの異なるガラス板,アルミサッシ枠に対応する事が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案組立作業台車の要部並びに一部を断面表
示し,それ以外は省略した平面図である。
【図2】本考案組立作業台車の組立部品を積載する受け
台の平面図である。
【図3】本考案組立作業台車の作動状態を示した斜視図
である。
【図4】昇降台座の一部切り欠き図である。
【図5】本考案組立作業台車を工程に組み込んだ状態を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 U字型ローラーチェーンレール 2 ローラーチェーン 3 チェーン連結棒 4 台車連結ブラケット 5 台車ハウジング 6 台車ハウジング天板 7 台車ハウジング底板 8 台車の車輪 9 シリンダー 10 エアーシリンダー 11 ジョイントロッド 12 キャスター付台車 13 キャスター 14 X型アーム取付台座 15 X型アーム 16 ブレーキパッド 17 ベアリング 18 エアーシリンダー頂端部 19 位置決めプレート 20 スライドガイド 21 同上スプリング受け 22 アーム取付ブラケット 23 アーム開閉用軸受け 24 エアータンク

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上昇下降可能でレベルを調節出来るエア
    ーシリンダー10と180゜毎に廻り止めが可能な,位
    置決めプレート19とスライドガイド20からなる機構
    と,伸縮自在で,且つ,開度を調整出来るX型アーム1
    5を設けた組立作業台車。
  2. 【請求項2】 エアーシリンダーとエアーツールに可圧
    空気を送る為,工程内に於いて独立したエアータンク2
    4を,コの字型ハウジング5内に取り付けた事を特徴と
    する請求項1記載の組立作業台車。
JP1997008037U 1997-08-06 1997-08-06 組立作業台車 Expired - Lifetime JP3046027U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997008037U JP3046027U (ja) 1997-08-06 1997-08-06 組立作業台車

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997008037U JP3046027U (ja) 1997-08-06 1997-08-06 組立作業台車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3046027U true JP3046027U (ja) 1998-02-20

Family

ID=43180389

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997008037U Expired - Lifetime JP3046027U (ja) 1997-08-06 1997-08-06 組立作業台車

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