JP2956851B2 - ストラットの塔載装置 - Google Patents

ストラットの塔載装置

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JP2956851B2 JP2169731A JP16973190A JP2956851B2 JP 2956851 B2 JP2956851 B2 JP 2956851B2 JP 2169731 A JP2169731 A JP 2169731A JP 16973190 A JP16973190 A JP 16973190A JP 2956851 B2 JP2956851 B2 JP 2956851B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は艤装ラインを終了後の車体に対してストラッ
トを自動的に組立てるストラットの搭載装置に関する。
(従来の技術) 艤装ラインにおいて内外装部品の組付けが完了した後
の車体には、ボデーマウント工程でエンジンや変速機ア
クスル、及びストラット等の車の主要なユニットが搭載
される。前輪駆動の車体に対しては、サブラインでエン
ジンユニットとストラットユニットとが連結された状態
で、ボデーマウント工程において同時に搭載されるよう
になっている。
第6図はエンジンアッシつまりエンジンユニット1
と、ストラットアッシつまりストラットユニット2とが
それぞれサブラインにおいて組立てられ相互に連結され
た状態を示している。このエンジンユニット1には終減
速機等が組付けられており、このユニット1はドライブ
シャフト3によってストラットユニット2に連結されて
いる。このストラットユニットつまり前輪懸架装置2
は、後に車輪が組付けられることになるハブ4と、これ
に連結されストラット本体をなすショックアブソーバ5
等を有している。
ボデーマウント工程では、車体のエンジンルーム内の
メンバーにエンジンユニット1が締結され、ストラット
ユニット2は車体に形成されたストラットハウス内に締
結される。従来では連結されたそれぞれのユニットは、
搬送装置6の上に載置されて、ボデーマウント工程にま
で搬送され、ハンガーにより吊り下げられて搬送された
車体に対して搭載されるようになっている。このときに
は、搬送装置6に取付けられたストラット固定治具7に
よってストラット本体5は垂直方向を向くように保持さ
れており、この姿勢のままで車体のストラットハウス内
に締結するようにしている。この締結は、ストラットユ
ニット2の上端部に設けられたボルト8をストラットハ
ウスに形成されたボルト穴内に嵌合させた後に、ボルト
8にナットを締付けることによってなされる。
(発明が解決しようとする課題) 第7図はストラットユニット2のみをボデーマウント
工程に搬送するための移動台車10を示す図であり、この
場合にはストラット2をハンド11に取付けてから、移動
台車10によってストラットユニット2をストラットハウ
スの位置まで搬送するようにしている。
上述した従来の方式では、ストラット本体部は垂直方
向となるように保持されているので、その状態で車体の
ストラットハウス内に締結する際には、ストラットハウ
ス内にこれとの干渉を避けるようにしてストラット本体
を傾ける必要があるので、作業者が手作業でボルトをボ
ルト穴内に位置決めするようにしており、ストラットユ
ニットの搭載を自動化することが困難であった。
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みてなされた
ものであり、ストラットユニットを車体に対して自動的
に搭載し得るようにすることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための本発明は、車体にストラッ
トユニットを組付ける作業ステージに向けて搬送される
台車を、当該作業ステージに設置されたリフターを上昇
させることによって位置決め支持し、車体に形成された
ストラットハウス内に、前記台車に載置されるストラッ
トユニットを締結するストラット搭載装置であって、前
記台車に設けられ前記ストラットユニットを揺動自在に
支持する揺動受け部と当該揺動受け部の揺動中心となる
軸とを備えるストラット保持部と、当該ストラット保持
部を前記台車の上で上下動させる移動手段とを有し、前
記ストラット保持部を前記車体に接近移動させる際に、
前記揺動中心となる軸を回転させることにより前記揺動
受け部を所定の角度に揺動させて前記ストラットハウス
内の所定の位置に前記ストラットユニットを位置決めす
るようにしたストラットの搭載装置である。
(作用) まず、ストラットユニットが台車によって作業ステー
ジまで搬送される。次いで、台車が作業ステージのリフ
ターにより上昇され位置決めされて、ストラット保持部
と車体との相対位置を設定した状態で、車体とストラッ
ト保持部とを移動手段により相互に接近させる。そし
て、揺動中心となる軸を回動して揺動受け部を所定の角
度に揺動させることによって、ストラットユニットを揺
動させ、車体側のストラットハウスとストラットユニッ
トとの干渉を避けるようにして、ストラットユニットを
ストラットハウス内に収容させて位置決めする。この状
態でストラットユニットと車体とが相互にねじ結合され
て、ストラットユニットの搭載が完了する。
(実施例) 以下、図示する本発明の実施例に基いて本発明を詳細
に説明する。
第1図及び第2図は車体に対してエンジンユニット1
とストラットユニット2とを同時に締結するためのマウ
ントステージ20を示す図であり、このステージ20にはロ
ーラコンベア型のコンベア21が敷設され、このコンベア
21によって、台車(スキット)22に設置されたエンジン
アクスルユニット23がこのステージ20にまで搬送される
ようになっている。このエンジンアクスルユニット23
は、第6図に示された従来技術と同様に、エンジン1と
ストラットユニット2が駆動軸3によって連結された状
態に、図示しないサブラインにおいて予め組立てられて
いる。
このステージ20には、ロボットリフター24が設置され
ており、このリフター24は2つのコラム部25と、これら
のコラム部25に沿って上下動するリフター本体26とを有
しており、このリフター本体26には台車22を所定の位置
に位置決めするための位置決めピン27と、エンジンアク
スルユニット23を車体にねじ結合するためのナット締付
け部28がそれぞれ複数個ずつ備えられている。このユニ
ット23が搭載されることになる車体は、図示しないハン
ガーによって吊り下げられた状態で、このステージ20に
まで搬送される。第1図はユニット23が台車22に載置さ
れた状態で、ステージ20に接近している状態を示し、第
2図は台車22が所定の位置まで搬送された後に、リフタ
ー本体26が上昇することによって、位置決めされた状態
を示す。
第3図は前記台車22に設けられ、エンジンアクスルユ
ニット23のストラットユニット2の部分を支持するため
のストラット保持部30を示す図である。図示するよう
に、支持テーブル31には2つのブラケット32、33が固着
され、これらのブラケット32、33に回転自在に装着され
た回転軸34には、底壁35とこれの両端部に取付けられた
側壁36、37とを有する揺動受け部38が揺動自在に取付け
られている。この揺動受け部38には、ストラットユニッ
ト2をハブ4の部分で保持するためのハブ受け部40が取
付けられたスライドテーブル41がスライドガイド42によ
って揺動自在に取付けられている。また、この揺動受け
部38には、エンジンアクスルユニット23を位置決めして
支持するための位置決めピン43が取付けられている。
揺動受け部38を駆動するために、一方のブラケット32
に回転自在となった回転軸34には、ウオームホイール44
が取付けられ、このウオームホイール44と噛合うウオー
ムギヤ45を有する従動軸46は、駆動軸47によって、この
駆動軸47に固着されたウオームギヤ48と、これと噛合う
ウオームホイール49とを介して駆動されるようになって
いる。駆動軸47は、第1、2図に示されたナットランナ
ー50と係合し、これにより駆動される。尚、ストラット
ユニット2は一台の車両に対して二つ搭載されることに
なるので、ナットランナー50もリフター本体26に二台取
付けられている。
第4図は第3図に示されたストラット保持部30にエン
ジンアクスルユニット23のストラットユニット2の部分
を載置した状態を示す図であり、第4図に示すように、
支持テーブル31は、補助リフター51(移動手段に相当)
を介して台板52の上で上下動自在に取付けられている。
このように、エンジンアクスルユニット23のうち、これ
を構成するストラットユニット2は、揺動受け部38の上
でこの揺動受け部38が回転軸34を中心として揺動するこ
とによって、揺動すると共に、補助リフター51によって
台車22に対しても上下動するようになっている。したが
って、ストラットユニット2は車体側のストラットハウ
ス内に所望の姿勢で組込まれることになり、自動的にね
じ結合される。
第5図(A)〜第5図(G)は、上述したストラット
搭載装置によりストラットユニット2を車体のストラッ
トハウスに対して自動的に組付ける手順を示す図であ
り、これに基いて組付け手順を説明する。
第5図(A)はストラットユニット2がエンジンユニ
ット1と共に、台車22によってマウントステージ20にま
で搬送された後に、リフター本体26の上に位置決めされ
た状態を示す。このときには、ハブ4の中心軸Hはほぼ
水平状態となっており、ストラットユニット2の中心軸
Oは、鉛直軸Vに対して所定の角度で傾斜している。こ
の状態のもとで、図示しないロボットによりストラット
保持部30の駆動軸47を回転させて、揺動受け部38を所定
の角度だけ、図において時計方向に揺動させる。この揺
動が完了した状態を示すと、第5図(B)の通りであ
り、このときには、ストラットユニット2はその中心軸
Oがほぼ鉛直方向を向くことになる。次いで、第4図に
示された補助リフター51を駆動させてストラット保持部
30を上昇させる。上昇が完了すると、第5図(C)に示
されるように、車体側に形成されたストラットハウスS
にストラットユニット2の先端部が接近する。
この状態のもとで、揺動受け部38を図中反時計方向に
揺動させることによって、第5図(D)に示される姿勢
に設定し、更にこの位置から第5図(E)示されるよう
に、所定のストロークだけストラスット保持部30を上昇
させた後に、第5図(F)に示される姿勢となるまで、
反時計方向に所定の角度揺動させる。その姿勢のまま更
に上昇させると、第5図(G)に示されるように、スト
ラットユニット2はストラットハウスSに収容された状
態となり、図示しないロボットに設けられたロボットハ
ンド53によって、ストラットユニット2はこれに設けら
れたボルトにナットが締結されてストラットユニット2
と車体とが一体となる。
図示する場合は、前輪駆動の車体に対するストラット
ユニット2の搭載を想定しているので、ストラットユニ
ット2はエンジンユニット1と一体に組付けられた状態
で車体に搭載するようにしているが、ストラットユニッ
ト2のみをエンジンユニット1とは別々に車体に搭載す
る場合でも、本発明を適用することが可能である。
(発明の効果) 以上のように、本発明によれば、ストラットユニット
を台車により作業ステージに搬送し、台車上でストラッ
トユニットを車体に対して接近移動し得ると共に揺動自
在としたので、ストラットユニットを所定の位置および
姿勢に確実に保持することができ、ストラットユニット
の車体に対する組付けが作業者の人手によることなく、
自動的になされ、ストラットユニットの搭載作業が容易
になされるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図はストラットユニットがボデーマウント工程に搬
送されている状態における本発明の一実施例に係るスト
ラットの搭載装置を示す斜視図、第2図はストラットユ
ニットがボデーマウント工程にまで搬送された状態にお
けるストラット搭載装置を示す斜視図、第3図はストラ
ットの搭載装置に組込まれたストラット保持部を示す斜
視図、第4図は第3図の正面図、第5図(A)〜第5図
(G)は搭載装置の作業状態を示す工程図、第6図は従
来のストラットの搭載装置を示す正面図、第7図は移動
台車を示す斜視図である。 1……エンジンユニット、2……ストラットユニット、
8……ボルト、20……ボデーマウントステージ、22……
台車、23……エンジンアクスルユニット、24……リフタ
ー、30……ストラット保持部、34……回転軸、38……揺
動受け部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体にストラットユニットを組付ける作業
    ステージに向けて搬送される台車を、当該作業ステージ
    に設置されたリフターを上昇させることによって位置決
    め支持し、車体に形成されたストラットハウス内に、前
    記台車に載置されるストラットユニットを締結するスト
    ラット搭載装置であって、 前記台車に設けられ前記ストラットユニットを揺動自在
    に支持する揺動受け部と当該揺動受け部の揺動中心とな
    る軸とを備えるストラット保持部と、 当該ストラット保持部を前記台車の上で上下動させる移
    動手段とを有し、 前記ストラット保持部を前記車体に接近移動させる際
    に、前記揺動中心となる軸を回転させることにより前記
    揺動受け部を所定の角度に揺動させて前記ストラットハ
    ウス内の所定の位置に前記ストラットユニットを位置決
    めするようにしたストラットの搭載装置。
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