JP3045658U - 清掃具及び清掃部材保持具 - Google Patents

清掃具及び清掃部材保持具

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健史 土井
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山崎産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保持した清掃部材のうち底部を覆った部分で
被清掃面を効果的に拭くことができると共に、保持した
清掃部材を間隙に挿入すること及び挿入した状態で拭く
ことを容易且つ効果的に行う。 【解決手段】 底部16a及び上部16bを構成する底
部構成部材17の外周張出部17aに、間隙挿入部16
cを構成するための挿入用部材18を接合して支持体1
6を形成する。底部構成部材17を比較的に柔らかめの
スポンジ製とする。挿入用部材18は、底部構成部材1
7の表面部に比し比較的に剛性が高いEVA系エラスト
マー製とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、不織布等のシート状物からなる清掃部材を保持してその清掃部材に より対象物を拭くための清掃具及び清掃部材保持具であって、短い柄を片手で握 って対象物を拭くような小型の清掃具及び清掃部材保持具として特に適する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
不織布等のシート状物が一端開口の袋状に形成されてなる清掃部材を、支持体 に被せて着脱可能に保持し、その清掃部材により被清掃面を拭くための清掃部材 保持具及び清掃具においては、被清掃面を清掃部材により効果的に拭くことがで きるようにするために、ウレタンフォーム等の発泡材料を用いて支持体を形成す ることにより支持体に弾力性を付与していた。
【0003】 また、保持したシート状物からなる清掃部材により、パーソナルコンピュータ やワードプロセッサのキーボードの各キーの間隙、家電製品の摘みの周囲の間隙 、家具における溝状の間隙等を拭くために、支持体の端縁部の厚さを薄く形成し 、その部分を覆う清掃部材を間隙に挿入して拭くようにしていた。
【0004】 しかしながら、支持体の端縁部の厚さが薄く形成されただけでは、狭い間隙に 清掃部材を挿入することは必ずしも容易ではなく、間隙を必ずしも効果的に拭く ことはできなかった。
【0005】 本考案は、従来技術に存した上記のような問題点に鑑み行われたものであって 、その目的とするところは、保持した清掃部材のうち底部を覆った部分で被清掃 面を効果的に拭くことができると共に、保持した清掃部材を間隙に挿入すること 及び挿入した状態で拭くことを容易且つ効果的に行うことができる清掃部材保持 具並びにその清掃部材保持具及び清掃部材からなる清掃具を提供することにある 。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本考案の清掃部材保持具は、 支持体の少なくとも底部をシート状物からなる清掃部材で覆った状態でその清掃 部材を着脱可能に保持し、その清掃部材のうち前記底部を覆った部分により被清 掃面を拭くための清掃部材保持具であって、 前記底部の少なくとも表面部は弾力性を有し、 支持体の外周部に、外方に張り出した弾力性を有する薄肉の間隙挿入部を有し、 前記底部の表面部に比し前記間隙挿入部の剛性が比較的に高く、 前記清掃部材を、前記支持体の底部の表面部及び間隙挿入部の両方を覆った状態 で保持し得ることを特徴とする。(請求項1) 清掃部材を構成するシート状物の材料は、被清掃面を拭いた場合に清掃効果を 生ずる材料から選択され、例えば、不織布、織物、編物、紙状物等を用いること ができる。清掃部材の形態は、シート状そのものであってもよく、シート状物を 例えば袋状に形成したものであってもよく、シート状物を例えば筒状に形成した ものであってもよい。
【0007】 清掃部材の脱落防止の必要があれば、例えば、清掃部材の一部を挟持する手段 や引掛ける手段等を適宜利用することができる。また、例えば袋状に形成された 清掃部材がある程度の伸縮性を有する場合、その清掃部材内に支持体を挿入した 状態においてその袋状の清掃部材自体の収縮力により脱落が防止されるものとす ることもできる。
【0008】 支持体の底部は、例えば、表面部のみをウレタンフォーム等の弾力性のある材 料により構成することもでき、表面を布等の柔軟なシート状材料により構成して その裏側に弾力性のある材料を配することにより表面部が弾力性を有するよう構 成することもでき、底部を構成する部分全体を弾力性のある材料により構成する こともできる。
【0009】 清掃部材は、清掃部材保持具に保持された状態において、支持体の底部の表面 部及び間隙挿入部の両方を覆う。一般的な被清掃面の清掃においては、清掃部材 のうち支持体の底部を覆った部分により被清掃面を拭くこととなる。底部の少な くとも表面部は弾力性を有するので、清掃部材のうち前記底部を覆った部分で被 清掃面を効果的に拭くことができる。一方、間隙挿入部は、弾力性を有しつつも その剛性が比較的に高いので、清掃対象における溝状の間隙等を拭く場合には、 清掃部材で覆われた間隙挿入部を対象部分に挿入すること及び挿入した状態で拭 くことが容易である。
【0010】 間隙挿入部を含む支持体の表面が、袋状に形成された不織布製の清掃部材に対 する支持体の挿脱において実質上引っ掛かりが生じない程度に平滑に形成された ものとすることが望ましい。(請求項2) 間隙挿入部を含む支持体の表面が、袋状に形成された不織布製の清掃部材に対 する支持体の挿脱において実質上引っ掛かりが生じない程度に平滑に形成されて いるので、清掃部材の挿脱を円滑に行うことができる。
【0011】 本考案の清掃部材保持具は、支持体が、少なくとも表面部が弾力性を有する底 部を構成する底部構成体に、弾力性を有し、支持体の底部の表面部に比し比較的 に剛性が高い間隙挿入部を構成する挿入用部材が接合されてなるものとすること ができる。(請求項3、4) 底部構成体としては、例えば、表面部のみをウレタンフォーム等の弾力性のあ る材料により構成したものとすることもでき、表面を布等の柔軟なシート状材料 により構成してその裏側に弾力性のある材料を配することにより表面部が弾力性 を有するよう構成したものとすることもでき、底部を構成する部分全体を弾力性 のある材料により構成したものとすることもできる。
【0012】 挿入用部材を、底部の表面部に比し比較的に剛性が高い材料により底部構成体 とは別に構成し、それを底部構成体に接合することにより、底部の表面部に比し 比較的に剛性が高い間隙挿入部を備えた支持体を製造し得る。間隙挿入部の厚さ を比較的に薄く構成することもできる。
【0013】 また本考案の清掃部材保持具は、支持体が、外周部に外方に張り出した弾力性 を有する薄肉の間隙挿入部を有する略袋状をなすカバー部材内にクッション材が 配装されてなるものであって、 カバー部材内にクッション材が配装されて構成された支持体の底部の表面部に比 し、前記間隙挿入部の剛性が比較的に高いものとすることができる。(請求項5 、6) この清掃部材保持具は、カバー部材が、弾力性を有する高分子物質の一体成形 により形成されたものとすることができる。(請求項7、8) 高分子物質としては、例えばEVA系エラストマー等の種々のエラストマーを 用いることができる。カバー部材の肉厚を、底部の表面部を構成する部分に比し 間隙挿入部において厚肉に形成することにより、支持体の底部の表面部に比し間 隙挿入部の剛性を比較的に高くすることができる。
【0014】 また、この清掃部材保持具は、カバー部材が、2枚のシート状材料の周縁部が 重合した状態で接合されて形成された袋状物の内外が反転された袋状物の周縁部 が、内部において内方に張出した前記接合部を挟んで重合した状態で接合されて 間隙挿入部に形成されたものとすることができる。(請求項9、10) シート状材料としては、例えば、表面がナイロントリコット等の比較的滑りの 良い材料により形成されたものを用いることが好ましい。
【0015】 袋状に形成された不織布製の清掃部材に対し支持体を挿脱する場合に、外方張 出の間隙挿入部において最も引っ掛かりが生じ易いが、特に引っ掛かりを起こし 易い部分であるカバー部材を構成する2枚のシート状材料の周縁部の端縁が、内 外反転されて袋状物の内部に位置するので、間隙挿入部が全体として平滑に形成 され、清掃部材の挿脱を円滑に行うことができる。
【0016】 また、内外反転された袋状物の内部に位置するシート状材料の周縁部を、反転 された袋状物の周縁部により挟んで接合されることにより、支持体の底部の表面 部に比し比較的に剛性が高い間隙挿入部が形成される。
【0017】 この清掃部材保持具は、上記底部のうち少なくとも一定部分が凸曲面部である ものとすることができる(請求項11乃至14) 被清掃面に対する清掃部材保持具の傾斜角度(傾斜なしの状態を含む)をその 都度適宜選択して、清掃部材のうち前記凸曲面部を含む底部を覆った部分で拭く ことができ、それによって、清掃部材をできるだけ万遍なく有効に利用して被清 掃面を拭くことができる。而も、清掃対象における凹曲面等の凹部を拭く場合に おいても、前記凸曲面部が被清掃面によく適合する。
【0018】 また、この清掃部材保持具は、 上記底部の表面部が、被清掃面を拭く方向における中央と何れか一方又は両方の 端部の間の少なくとも端部側が、その端部に向かって上向き傾斜の凸曲面となっ ており、 その凸曲面を有する端部の上方に、外方に張り出した弾力性を有する薄肉の間隙 挿入部を有し、 上記清掃部材を、支持体の底部及び間隙挿入部の両方を覆った状態で保持し得る ものとすることができる。(請求項15乃至18) 支持体の底部の表面部は、被清掃面を拭く方向における中央と何れか一方の端 部の間の少なくとも端部側、又は、中央と両端部の間の少なくとも端部側が、そ の端部に向かって上向き傾斜の凸曲面となっている。その方向における全体が四 分円弧や八分円弧等の凸曲面により構成されたものとすることもできる。
【0019】 但し、必ずしも被清掃面を拭く場合の全ての方向について中央と何れか一方又 は両方の端部の間の少なくとも端部側が、その端部に向かって上向き傾斜の凸曲 面となっていることを要するものではなく、被清掃面を拭く場合の主たる方向に ついてのみでも十分である。被清掃面を拭く場合の主たる方向というのは、通常 、底部の平面形状における長手方向に直交する方向である。また、必ずしも前記 凸曲面を有する全ての端部の上方に間隙挿入部を有することを要するものではな い。
【0020】 清掃部材は、清掃部材保持具に保持された状態において、支持体の底部及び間 隙挿入部の両方を覆う。一般的な被清掃面の清掃においては、清掃部材のうち支 持体の底部を覆った部分により被清掃面を拭くこととなる。その支持体の底部の 表面は、被清掃面を拭く方向における中央と何れか一方又は両方の端部の間の少 なくとも端部側が、その端部に向かって上向き傾斜の凸曲面となっており、而も 底部の表面部にはひれ状体の弾力性を有する端縁部がほぼ万遍なく存在する。そ のため、被清掃面に対する支持体の傾斜角度(傾斜なしの状態を含む)をその都 度適宜選択して、清掃部材のうち前記凸曲面を含む支持体の底部を覆った部分で 拭くことができ、それによって、清掃部材をできるだけ万遍なく有効に利用して 被清掃面を拭くことができる。而も、清掃対象における凹曲面等の凹部を拭く場 合においても、底部の表面が被清掃面によく適合する。
【0021】 また、前記凸曲面を有する端部の上方に、外方に張り出した弾力性を有する薄 肉の間隙挿入部を有するので、清掃対象における溝状の間隙等を拭く場合には、 清掃部材で覆われた間隙挿入部を対象部分に挿入して拭くことができる。
【0022】 更に、本考案の清掃部材保持具は、 支持体の底部の表面が、被清掃面を拭く方向における中央と何れか一方又は両方 の端部の間の少なくとも端部側の25%以上が、その端部に向かって上向き傾斜 の凸曲面となっているものとすることが望ましい。(請求項19) この場合、被清掃面に対する支持体の傾斜角度(傾斜なしの状態を含む)をそ の都度適宜選択して、清掃部材のうち凸曲面を含む支持体の底部を覆った部分で 拭くことによって、清掃部材をより万遍なく有効に利用して被清掃面を拭くこと ができる。而も、清掃対象における凹曲面等の凹部を拭く場合においても、底部 の表面が被清掃面によりよく適合する。より好ましくは、支持体の底部の表面が 、被清掃面を拭く方向における中央と何れか一方又は両方の端部の間の少なくと も端部側の50%以上が、その端部に向かって上向き傾斜の凸曲面となっている ものである。
【0023】 また、本考案の清掃部材保持具は、 支持体の平面形状が長手方向と短手方向を有し、 支持体の底部の表面は、前記短手方向における中央と両方の端部の間の少なくと も端部側の25%以上が、その端部に向かって上向き傾斜の凸曲面により構成さ れると共に、前記長手方向における中央と一端部の間の少なくとも端部側の25 %以上が、その端部に向かって上向き傾斜の凸曲面となっており、 前記長手方向一端部の底部の短手方向幅が漸次減少するものとすることができる 。(請求項20) この場合、通常、長手方向が移動方向にほぼ直交する状態で(すなわちほぼ短 手方向に移動させつつ)被清掃面を拭くことにより、一度に可及的に広範囲の被 清掃面を拭くことができる。また、支持体の長手方向一端部の底部の表面は、長 手方向における中央と一端部の間の少なくとも一端部側の25%以上が、その一 端部に向かって上向き傾斜の凸曲面となっており、而も長手方向一端部における 底部の短手方向幅が漸次減少するので、比較的に曲率の大きな凹曲面や狭隘部に 適合し易い。
【0024】 この清掃部材保持具は、支持体の前記長手方向一端部の上下方向厚さが、その 一端に向かって漸次減少するものとすることが好ましい。この場合、長手方向一 端部を狭隘な清掃箇所に挿入して清掃することが容易になる。
【0025】 また、この清掃部材保持具は、支持体の上記長手方向一端部及び短手方向両端 部に間隙挿入部を有するものとすることが好ましい。(請求項21) 短手方向両端部に有する間隙挿入部は、比較的に長めの間隙の清掃に効率的に 使用することができ、長手方向一端部に有する間隙挿入部は、比較的狭隘な箇所 における間隙の清掃に有効に使用することができる。
【0026】 更に、本考案の清掃部材保持具は、 支持体を上下反転させることにより何れも底部となり得る第1底部と第2底部を 有し、両底部の間に、外方張出の間隙挿入部を有するものとすることができる。 (請求項22) また、本考案の清掃具は、 上記清掃部材保持具と、 その清掃部材保持具の支持体の少なくとも一定表面部を覆った状態で清掃部材保 持具に着脱可能に保持される、シート状物からなる清掃部材とを有してなり、 その清掃部材のうち前記一定表面部を覆う部分により被清掃面を拭くためのもの である。(請求項23乃至26)
【0027】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を、図1乃至図6を参照しつつ説明する。
【0028】 図1乃至図4は、本考案の実施の形態の一例としての清掃部材保持具及び清掃 具に関するものである。
【0029】 清掃具は、清掃部材保持具12と清掃部材14からなる。
【0030】 図1は、清掃具の斜視図である。但し、清掃部材14を2点鎖線で表わしてあ る。図2は清掃具の側方断面図、図3及び図4は、それぞれ図2の要部拡大図で ある。
【0031】 清掃部材保持具12は、把手部材22と、支持体16からなる。
【0032】 把手部材22は、支持体挿入部22aの後方に把手部22bが連結され、支持 体挿入部22aの後端部に清掃部材挟持部22cが設けられてなる。清掃部材挟 持部22cは、固定挟持板22c1と、ヒンジ部を介して揺動する可動挟持板2 2c2が、それぞれが有する係合突起の弾性変形による係合によって係脱可能な ように構成されてなり、その係合時に、固定挟持板22c1と可動挟持板22c 2の間に清掃部材14の端部を挟持するものである。なお、清掃部材14の脱落 防止は、例えば面ファスナのフック側により清掃部材14の端部を付着させたり 、弾性を有する薄板に設けたジグザグの切れ目に清掃部材14の端部を挟み込む ことにより行うこともできる。
【0033】 支持体16は、底部16a及び上部16bを構成する比較的に柔らかめのスポ ンジ(発泡ウレタン)製の底部構成部材17の外周張出部17aに、間隙挿入部 16cを構成するための底部構成部材17の表面部に比し比較的に剛性が高いE VA系エラストマー製の挿入用部材18が、超音波溶着により接合されてなるも のである。挿入用部材18は、底部構成部材17の外周張出部17aに沿った略 U字形状をなし、その両端部は内方に折曲されている。
【0034】 支持体16の底部16aは、全体が弾力性を有し、底部16aの形状は、回転 楕円体を長軸に平行な面で分割した小さい方を、更に長軸方向において分割した ような形状であり、長軸方向が長手方向、それに直交する短軸方向が短手方向( 図2における左右方向)となっている。長軸に平行な分割面の逆側の凸曲面が、 底部16aの表面となる。なお、底部の形状は、例えば円柱や楕円柱をその中心 軸線に平行な面で分割した小さい方の形状とすることもできる。
【0035】 支持体16の上部16bも全体が弾力性を有し、上部16bの形状は、底部1 6aの形状とほぼ同じで上下対称状をなす。但し、図2及び図3に示されるよう に、上部16bの後端中央上部には略四分球状の切欠部を有する。切欠部を除く 上部16bの表面は全て凸曲面である。
【0036】 挿入用部材18により構成された間隙挿入部16cは、上部16b及び底部1 6aの外周よりも外方に約5mm張り出している。なお、本考案における間隙挿 入部の張り出し長さは、3乃至10mm程度が好ましい。
【0037】 底部構成部材17の内部には、把手部材22の支持体挿入部22aを挿入固定 するための後方開口の挿入隙間24が設けられている。把手部材22の把手部2 2bは、清掃作業を行い易くするために、支持体挿入部22aよりも上方に位置 するよう構成されている。
【0038】 清掃部材14は、不織布を支持体16の形状に適合した袋状に形成してなる。 清掃部材14の基端部を、支持体16の基端部よりもやや小さめに開口するもの とすると、清掃部材14を支持体16に被せた場合にその清掃部材14が支持体 16に安定保持され易くなるので好ましい。
【0039】 清掃部材14が上記のような袋状である場合、清掃部材14の内面と間隙挿入 部16cを含む支持部16の表面部との間の摩擦力が大きいと、支持部16に対 する着脱作業が煩雑になるので、支持部16の表面又は清掃部材14の内面に摩 擦低減処理を施すことが望ましい。この例では、EVA系エラストマー製の間隙 挿入部16c並びにスポンジ製の底部16a及び上部16bを含む支持部16の 表面部を平滑に形成している。
【0040】 清掃部材14を支持部16に被せ、清掃部材14の上側基端部を清掃部材挟持 部22cの固定挟持板22c1と可動挟持板22c2の間に挟持すれば、清掃部 材14により、支持部16の底部16b、上部16c及び間隙挿入部16cを容 易に覆うことができ、覆った状態で清掃部材保持具12に保持させて脱落を防ぐ ことができる。
【0041】 底部16aの表面は、被清掃面を拭く主たる方向である短手方向において、中 央と両端部の間の全ての表面が、各端部に向かって上向き傾斜の凸曲面となって いる。また、底部16aの表面は、長手方向においては、中央と先端部の間が、 先端部に向かって上向きに傾斜する凸曲面となっている。そして基端部を除く底 部16a表面の全ての端部、すなわち、端部に向かって上向きに傾斜した凸曲面 を有する全ての端部の上方に、間隙挿入部16cを有する。
【0042】 この例において、被清掃面を拭く場合の主たる方向、すなわち短手方向におけ る支持体16の底部16aの断面の縦横の寸法比は約1:7である。本考案にお いては、被清掃面を拭く場合の主たる方向における支持体16の底部16aの断 面の縦横の寸法比が、1:3乃至1:10程度であることが望ましい。
【0043】 清掃作業は、把手部材22の把手部22bを把持してを行うことができる。
【0044】 一般的な被清掃面の清掃においては、清掃部材14のうち支持体16の底部1 6aを覆った部分により被清掃面を拭く。被清掃面を短手方向に拭く場合、一度 に可及的に広範囲の被清掃面を拭くことができる。底部16aの表面は短手方向 において中央と両端部の間の全ての表面が各端部に向かって上向き傾斜の凸曲面 となっており、而も底部16a全体が弾力性を有するので、被清掃面に対する支 持体16の傾斜角度(傾斜なしの状態を含む)をその都度適宜選択して、清掃部 材14のうち支持体16の底部16aを覆った部分をできるだけ万遍なく有効に 利用して拭くことができる。清掃対象における凹曲面等の凹部を拭く場合におい ても、底部16aの表面が被清掃面によく適合する。
【0045】 支持体16の底部16aの先端部は、先端に向かって上向きに傾斜すると共に 短手方向幅が減少する凸曲面となっているので、比較的に曲率の大きな凹曲面や より狭隘な清掃箇所に適合し易い。そのため、その部分の底部16aを覆う清掃 部材14により、比較的に曲率の大きな凹曲面や狭隘部の被清掃面を一層容易に 拭くことができる。支持体16全体としても、先端部の短手方向幅及び上下厚さ が先端に向かって漸次減少するので、狭隘部の清掃に好適である。
【0046】 また、支持体16の先端部は、上下方向厚さが先端に向かって漸次減少するも のとするので、支持体16の先端部を狭隘な清掃箇所に挿入してそのような箇所 を容易に清掃することができる。
【0047】 次に、溝状間隙(パーソナルコンピュータやワードプロセッサのキーボードの 各キーの間隙、家電製品の摘みの周囲の間隙、家具における溝状の間隙等)を拭 く場合には、清掃部材14で覆われた間隙挿入部16cを対象部分に挿入して清 掃することができる。間隙挿入部16cは、弾力性を有するものの、比較的に剛 性が高いので、清掃対象における溝状の間隙等を拭く場合には、清掃部材14で 覆われた間隙挿入部16cを対象部分に挿入すること及び挿入した状態で拭くこ とが容易である。基端部を除く支持体16の周囲、すなわち支持体16の先端部 及び短手方向両端部に、間隙挿入部16cを有し、短手方向両端部に有する間隙 挿入部16cは、比較的に長めの間隙の清掃に効率的に使用することができ、長 手方向一端部に有する間隙挿入部16cは、比較的狭隘な箇所における間隙の清 掃に有効に使用することができる。
【0048】 なお、清掃部材14のうち上部16bを覆う部分をそのまま清掃に用いること もできる。
【0049】 また、支持体16の上部16bは底部16aと同材質でほぼ上下対称形状であ るから、清掃部材保持具12を上下反転させることにより、清掃部材14のうち 元の上部16bを覆う部分により元の底部16aの場合と同様に清掃に使用する ことが可能である。この場合、元の底部16aが第1底部16a、元の上部16 bが第2底部16aを構成する。また、把手部を支持体に対し挿脱することなく 支持体に対する把手部の角度を変更可能なように構成して支持体を上下反転した 場合に使いやすい角度に把手部を位置させるようにすることもできる。
【0050】 更に、清掃部材14の下面を使用し尽くした後、清掃部材14を取り外して上 下反転させて再び支持体16に被せて保持させることにより、元の上面を使用す ることもできる。
【0051】 図5は、本考案の実施の形態の別の例としての清掃部材保持具及び清掃具に関 するものである。
【0052】 この清掃部材保持具は、把手部材54と、支持体56からなる。
【0053】 把手部材54は、支持体挿入部54aが小さいこと以外は図1乃至図4の例と ほぼ同様である。
【0054】 支持体56は、EVA系エラストマーの一体成形により表面が平滑に形成され たカバー部材58内にクッション材60が配装固定されてなるものであり、容易 に製造し得る。
【0055】 クッション材60内に設けられた挿入隙間(図示せず)内に支持体挿入部54 aが挿入固定されることにより支持体56に把手部材54が連結されている。ク ッション材60内に設けられた挿入隙間内に支持体挿入部54aを挿脱可能にし て支持体56を上下反転させて使用できるようにすることもできる。
【0056】 カバー部材58は、外周部に外方に張り出した弾力性を有する薄肉の間隙挿入 部58aを有する略袋状をなし、カバー部材58内にクッション材60が配装固 定されて構成された支持体56の底部56a及び上部56bの表面部に比し、間 隙挿入部58aは厚肉に形成されて剛性が比較的に高く構成されている。支持体 56の外形及びその他の点は図1乃至図4の清掃部材保持具及び清掃具の例とほ ぼ同様である。
【0057】 図6は、本考案の実施の形態の更に別の例としての清掃部材保持具及び清掃具 に関するものである。
【0058】 カバー部材70は、表面が不織布製の清掃部材に対し滑りの良いナイロントリ コットにより構成された2枚のシート状材料72の周縁部が重合した状態で溶着 により接合されて接合部72aとなることにより形成された袋状物(図6(a) ) の内外が反転された袋状物の周縁部が、内部において内方に張出した前記接合部 72aを挟んで重合した状態で接合されて間隙挿入部70aに形成されたもの( 図6(b) )である。
【0059】 カバー部材70を構成する内外反転された袋状物の内部に位置するシート状材 料72の周縁部(接合部72a)を、反転された袋状物の周縁部により挟んで接 合されて間隙挿入部70aを構成しているので、このカバー部材70内にクッシ ョン材74が配装固定されて構成された支持体76の底部76a及び上部76b の表面部に比し、間隙挿入部70aの剛性が比較的に高く構成されている。また 、カバー部材70を構成する2枚のシート状材料72の周縁部(接合部72a) の端縁が、内外反転されて袋状物の内部に位置するので、間隙挿入部70aが全 体として平滑に形成され、清掃部材14の挿脱を円滑に行うことができる。支持 体76の外形及びその他の点は図5の清掃部材保持具及び清掃具の例とほぼ同様 である。
【0060】 なお、以上の実施の形態についての記述における上下位置関係は、単に図に基 づいた説明の便宜のためのものであって、実際の使用状態等を限定するものでは ない。
【0061】
【考案の効果】
本考案の清掃部材保持具及び清掃具によれば、支持体の底部の少なくとも表面 部が弾力性を有するので、清掃部材のうち支持体の底部を覆った部分で被清掃面 を効果的に拭くことができる。また、例えばパーソナルコンピュータやワードプ ロセッサのキーボードの各キーの間隙、家電製品の摘みの周囲の間隙、家具にお ける溝状の間隙等を拭く場合に、清掃部材で覆われた間隙挿入部を対象部分に挿 入して効果的に清掃することができる。間隙挿入部は、弾力性を有しつつもその 剛性が比較的に高いので、清掃部材で覆われた間隙挿入部を対象部分に挿入する こと及び挿入した状態で拭くことが容易であるため、より効果的な清掃を実現す ることができる。
【0062】 請求項3及び4の清掃部材保持具は、挿入用部材を、底部の表面部に比し比較 的に剛性が高い材料により底部構成体とは別に構成し、それを底部構成体に接合 することにより、底部の表面部に比し比較的に剛性が高い間隙挿入部を備えた支 持体を容易に製造し得る。
【0063】 請求項5及び6の清掃部材保持具は、支持体の底部の表面部がカバー部材の間 隙挿入部よりも剛性が低くなるようなクッション材をカバー部材内に配装するこ とにより容易に製造し得る。
【0064】 請求項7及び8の清掃部材保持具においては、カバー部材の肉厚を底部の表面 部を構成する部分に比し間隙挿入部において厚肉にするようにして一体成形する ことにより、カバー部材及び清掃部材保持具を効率的に製造することができる。
【0065】 請求項9及び10の清掃部材保持具においては、カバー部材を構成する内外反 転された袋状物の内部に位置するシート状材料の周縁部を、反転された袋状物の 周縁部により挟んで接合されることにより、支持体の底部の表面部に比し比較的 に剛性が高い間隙挿入部が形成され、カバー部材を構成する2枚のシート状材料 の周縁部の端縁が、内外反転されて袋状物の内部に位置するので、間隙挿入部が 全体として平滑に形成され、清掃部材の挿脱を円滑に行うことができる。
【0066】 請求項11乃至14の清掃部材保持具によれば、被清掃面に対する清掃部材保 持具の傾斜角度をその都度適宜選択して、保持した清掃部材のうち凸曲面部を含 む底部を覆った部分で拭くことによって、清掃部材をできるだけ万遍なく有効に 利用して被清掃面を拭くことができ、清掃部材の利用率を高めて清掃効果の向上 及び清掃部材の消耗速度の低下を実現させることができる。而も、家具、家電製 品、自動車の車内等の清掃対象における凹曲面等の凹部を拭く場合にも、凸曲面 部が被清掃面によく適合するので、円滑且つ効果的に清掃を行うことができる。
【0067】 請求項15乃至18の清掃部材保持具によれば、清掃面に対する支持体の傾斜 角度をその都度適宜選択して、保持した清掃部材のうち凸曲面を含む支持体の底 部を覆った部分で拭くことによって、清掃部材をできるだけ万遍なく有効に利用 して被清掃面を拭くことができ、清掃部材の利用率を高めて清掃効果の向上及び 清掃部材の消耗速度の低下を実現させることができる。而も、家具、家電製品、 自動車の車内等の清掃対象における凹曲面等の凹部を拭く場合にも、底部の表面 が被清掃面によく適合するので、円滑且つ効果的に清掃を行うことができる。ま た、例えばパーソナルコンピュータやワードプロセッサのキーボードの各キーの 間隙、家電製品の摘みの周囲の間隙、家具における溝状の間隙等を拭く場合に、 清掃部材で覆われた間隙挿入部を対象部分に挿入して効果的に清掃することがで きる。
【0068】 請求項19の清掃部材保持具によれば、清掃部材をより万遍なく有効に利用し て被清掃面を拭くことができると共に、清掃対象における凹曲面等の凹部を拭く 場合においても、底部の表面が被清掃面によりよく適合するため、清掃効果を高 めることができる。
【0069】 請求項20の清掃部材保持具によれば、基体の前記長手方向一端部の把手を把 持して清掃作業を行うことができ、通常、長手方向が移動方向にほぼ直交する状 態で被清掃面を拭くことにより一度に可及的に広範囲の被清掃面を拭くことがで きる。基体の長手方向一端部は比較的に曲率の大きな凹曲面や狭隘部に適合し易 いので、その部分の底部を覆う清掃部材により、比較的に曲率の大きな凹曲面や 狭隘部の被清掃面を容易に拭くことができる。
【0070】 請求項21の清掃部材保持具によれば、短手方向両端部に有する間隙挿入部は 、比較的に長めの間隙の清掃を効率的に行うために使用し、長手方向一端部に有 する間隙挿入部は、比較的狭隘な箇所における間隙の清掃に使用することにより 、高い清掃効果を実現することができる。
【0071】 請求項22の清掃部材保持具によれば、清掃部材のうち下側の底部を覆う部分 のみならず、清掃部材のうち上側の底部を覆う部分により被清掃面を拭くことが できると共に、必要に応じ上下反転させることにより、清掃部材のうち一方の底 部を覆う部分と他方の底部を覆う部分の両方を用いることができるので、清掃部 材のできるだけ多くの部分を有効に利用して清掃することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】清掃具の斜視図である。
【図2】清掃具の側方断面図である。
【図3】図2の要部拡大図である。
【図4】図2の要部拡大図である。
【図5】別の清掃部材保持具及び清掃具についての斜視
図である。
【図6】更に別の清掃部材保持具及び清掃具についての
断面図である。
【符号の説明】
16 支持体 16a 底部 16b 上部 16c 間隙挿入部 17 底部構成部材 17a 外周張出部 18 挿入用部材

Claims (26)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体の少なくとも底部をシート状物から
    なる清掃部材で覆った状態でその清掃部材を着脱可能に
    保持し、その清掃部材のうち前記底部を覆った部分によ
    り被清掃面を拭くための清掃部材保持具であって、前記
    底部の少なくとも表面部は弾力性を有し、支持体の外周
    部に、外方に張り出した弾力性を有する薄肉の間隙挿入
    部を有し、前記底部の表面部に比し前記間隙挿入部の剛
    性が比較的に高く、前記清掃部材を、前記支持体の底部
    の表面部及び間隙挿入部の両方を覆った状態で保持し得
    ることを特徴とする清掃部材保持具。
  2. 【請求項2】間隙挿入部を含む支持体の表面が、袋状に
    形成された不織布製の清掃部材に対する支持体の挿脱に
    おいて実質上引っ掛かりが生じない程度に平滑に形成さ
    れた請求項1記載の清掃部材保持具。
  3. 【請求項3】支持体が、少なくとも表面部が弾力性を有
    する底部を構成する底部構成体に、弾力性を有し、支持
    体の底部の表面部に比し比較的に剛性が高い間隙挿入部
    を構成する挿入用部材が接合されてなるものである請求
    項1記載の清掃部材保持具。
  4. 【請求項4】支持体が、少なくとも表面部が弾力性を有
    する底部を構成する底部構成体に、弾力性を有し、支持
    体の底部の表面部に比し比較的に剛性が高い間隙挿入部
    を構成する挿入用部材が接合されてなるものである請求
    項2記載の清掃部材保持具。
  5. 【請求項5】支持体が、外周部に外方に張り出した弾力
    性を有する薄肉の間隙挿入部を有する略袋状をなすカバ
    ー部材内にクッション材が配装されてなるものであっ
    て、カバー部材内にクッション材が配装されて構成され
    た支持体の底部の表面部に比し、前記間隙挿入部の剛性
    が比較的に高いものである請求項1記載の清掃部材保持
    具。
  6. 【請求項6】支持体が、外周部に外方に張り出した弾力
    性を有する薄肉の間隙挿入部を有する略袋状をなすカバ
    ー部材内にクッション材が配装されてなるものであっ
    て、カバー部材内にクッション材が配装されて構成され
    た支持体の底部の表面部に比し、前記間隙挿入部の剛性
    が比較的に高いものである請求項2記載の清掃部材保持
    具。
  7. 【請求項7】カバー部材が、弾力性を有する高分子物質
    の一体成形により形成されたものである請求項5記載の
    清掃部材保持具。
  8. 【請求項8】カバー部材が、弾力性を有する高分子物質
    の一体成形により形成されたものである請求項6記載の
    清掃部材保持具。
  9. 【請求項9】カバー部材が、2枚のシート状材料の周縁
    部が重合した状態で接合されて形成された袋状物の内外
    が反転された袋状物の周縁部が、内部において内方に張
    出した前記接合部を挟んで重合した状態で接合されて間
    隙挿入部に形成されたものである請求項5記載の清掃部
    材保持具。
  10. 【請求項10】カバー部材が、2枚のシート状材料の周
    縁部が重合した状態で接合されて形成された袋状物の内
    外が反転された袋状物の周縁部が、内部において内方に
    張出した前記接合部を挟んで重合した状態で接合されて
    間隙挿入部に形成されたものである請求項6記載の清掃
    部材保持具。
  11. 【請求項11】上記底部のうち少なくとも一定部分が凸
    曲面部である請求項1記載の清掃部材保持具。
  12. 【請求項12】上記底部のうち少なくとも一定部分が凸
    曲面部である請求項2記載の清掃部材保持具。
  13. 【請求項13】上記底部のうち少なくとも一定部分が凸
    曲面部である請求項3又は4記載の清掃部材保持具。
  14. 【請求項14】上記底部のうち少なくとも一定部分が凸
    曲面部である請求項5、6、7、8、9又は10記載の
    清掃部材保持具。
  15. 【請求項15】上記底部の表面部が、被清掃面を拭く方
    向における中央と何れか一方又は両方の端部の間の少な
    くとも端部側が、その端部に向かって上向き傾斜の凸曲
    面となっており、その凸曲面を有する端部の上方に、外
    方に張り出した弾力性を有する薄肉の間隙挿入部を有
    し、上記清掃部材を、支持体の底部及び間隙挿入部の両
    方を覆った状態で保持し得るものである請求項1記載の
    清掃部材保持具。
  16. 【請求項16】上記底部の表面部が、被清掃面を拭く方
    向における中央と何れか一方又は両方の端部の間の少な
    くとも端部側が、その端部に向かって上向き傾斜の凸曲
    面となっており、その凸曲面を有する端部の上方に、外
    方に張り出した弾力性を有する薄肉の間隙挿入部を有
    し、上記清掃部材を、支持体の底部及び間隙挿入部の両
    方を覆った状態で保持し得るものである請求項2記載の
    清掃部材保持具。
  17. 【請求項17】上記底部の表面部が、被清掃面を拭く方
    向における中央と何れか一方又は両方の端部の間の少な
    くとも端部側が、その端部に向かって上向き傾斜の凸曲
    面となっており、その凸曲面を有する端部の上方に、外
    方に張り出した弾力性を有する薄肉の間隙挿入部を有
    し、上記清掃部材を、支持体の底部及び間隙挿入部の両
    方を覆った状態で保持し得るものである請求項3又は4
    記載の清掃部材保持具。
  18. 【請求項18】上記底部の表面部が、被清掃面を拭く方
    向における中央と何れか一方又は両方の端部の間の少な
    くとも端部側が、その端部に向かって上向き傾斜の凸曲
    面となっており、その凸曲面を有する端部の上方に、外
    方に張り出した弾力性を有する薄肉の間隙挿入部を有
    し、上記清掃部材を、支持体の底部及び間隙挿入部の両
    方を覆った状態で保持し得るものである請求項5、6、
    6、7、8、9又は10記載の清掃部材保持具。
  19. 【請求項19】支持体の底部の表面が、被清掃面を拭く
    方向における中央と何れか一方又は両方の端部の間の少
    なくとも端部側の25%以上が、その端部に向かって上
    向き傾斜の凸曲面となっている請求項16、17又は1
    8記載の清掃部材保持具。
  20. 【請求項20】支持体の平面形状が長手方向と短手方向
    を有し、支持体の底部の表面は、前記短手方向における
    中央と両方の端部の間の少なくとも端部側の25%以上
    が、その端部に向かって上向き傾斜の凸曲面により構成
    されると共に、前記長手方向における中央と一端部の間
    の少なくとも端部側の25%以上が、その端部に向かっ
    て上向き傾斜の凸曲面となっており、前記長手方向一端
    部の底部の短手方向幅が漸次減少するものである請求項
    16、17又は18記載の清掃部材保持具。
  21. 【請求項21】支持体の上記長手方向一端部及び短手方
    向両端部に間隙挿入部を有する請求項20記載の清掃部
    材保持具。
  22. 【請求項22】支持体を上下反転させることにより何れ
    も底部となり得る第1底部と第2底部を有し、両底部の
    間に、外方張出の間隙挿入部を有する請求項16、1
    7、18、19、20又は21記載の清掃部材保持具。
  23. 【請求項23】請求項2記載の清掃部材保持具と、その
    清掃部材保持具の支持体の少なくとも一定表面部を覆っ
    た状態で清掃部材保持具に着脱可能に保持される、シー
    ト状物からなる清掃部材とを有してなる、その清掃部材
    のうち前記一定表面部を覆う部分により被清掃面を拭く
    ための清掃具。
  24. 【請求項24】請求項3又は4記載の清掃部材保持具
    と、その清掃部材保持具の支持体の少なくとも一定表面
    部を覆った状態で清掃部材保持具に着脱可能に保持され
    る、シート状物からなる清掃部材とを有してなる、その
    清掃部材のうち前記一定表面部を覆う部分により被清掃
    面を拭くための清掃具。
  25. 【請求項25】請求項5、6、7、8、9又は10記載
    の清掃部材保持具と、その清掃部材保持具の支持体の少
    なくとも一定表面部を覆った状態で清掃部材保持具に着
    脱可能に保持される、シート状物からなる清掃部材とを
    有してなる、その清掃部材のうち前記一定表面部を覆う
    部分により被清掃面を拭くための清掃具。
  26. 【請求項26】請求項12、13、14、16、17、
    18、19、20、21又は22記載の清掃部材保持具
    と、その清掃部材保持具の支持体の少なくとも一定表面
    部を覆った状態で清掃部材保持具に着脱可能に保持され
    る、シート状物からなる清掃部材とを有してなる、その
    清掃部材のうち前記一定表面部を覆う部分により被清掃
    面を拭くための清掃具。
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