JP3041526B2 - プレゼンテーション支援システム - Google Patents

プレゼンテーション支援システム

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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は例えばプレゼンテーション資料等の情報を効
果的に提示することのできる情報提示装置および方法に
関する。
(従来の技術) スライドやトランスペアレンシー等のプレゼンテーシ
ョン資料は、通常、そのプレゼンテーションにおいて主
張したい論点に応じて作成され、また聴取者にとっても
分かり易ものとなる。
例えば箇条書きにされたプレゼンテーション項目を説
明する場合、プレゼンテーション項目を1つずつ記載し
たプレゼンテーション資料を作成しておき、これらを順
に提示してその説明を進め、最後に全てのプレゼンテー
ション項目を記載したプレゼンテーション資料を提示す
るようにすれば、そのプレゼンテーションを効果的に進
めることが可能となる。
然し乍ら、数多くのプレゼンテーション資料を作成し
ておくには多大な時間と手間が掛かることから、実際に
は複数のプレゼンテーション項目の内容を箇条書きとし
て併記した1枚乃至数枚のプレゼンテーション資料を作
成しておき、その項目を順次指示しながらプレゼンテー
ションを進めることが多い。この為、聴取者にとって
は、一度に数多くのプレゼンテーション項目の内容が提
示されるので、その内容が分かり難くなる等の不具合が
生じることがあった。
またプレゼンテーション対象者(聴取者)の職種や業
種によっては、プレゼンテーションの基本的な内容自体
が同じであっても、その観点(視点)や詳細度を異なら
せてプレゼンテーションを進めた方が良いことが多々あ
る。例えば技術者を対象とするプレゼンテーションの場
合には、その技術的内容を盛り込んだプレゼンテーショ
ン資料を提示した方が内容理解を容易ならしめることが
ある。また、逆に管理者を対象とするプレゼンテーショ
ンの場合には、上述した技術的内容を省略する代わりに
全体構造を見通すことのできるプレゼンテーション資料
を提示した方がその内容理解を容易ならしめることがあ
る。
しかしプレゼンテーション対象者に応じた複数種のプ
レゼンテーション資料を準備することは、その都度、プ
レゼンテーション資料を作り直すことを意味し、多大な
労力と困難と伴う。この為、実際には予め準備された或
るプレゼンテーション資料をそのまま用い、説明内容を
代えるだけで対処することが殆どである。このような場
合、提示されるプレゼンテーション資料から得られる情
報が不足したり、逆に余分な情報までが提示されること
が生じ、その内容理解が困難化することが多々生じた。
(発明が解決しようとする課題) このように従来にあっては、プレゼンテーション内容
を容易に理解し得るようにそのプレゼンテーション資料
を個々のプレゼンテーション環境に応じて作成しておく
ことが困難であることから、一般的にはその内容を統括
的にまとめたプレゼンテーション資料を作成し、これを
共通に用いながら種々環境でのプレゼンテーションに用
いるようにしている。この為、提示されるプレゼンテー
ション資料に余分な情報内容が多く含まれていたり、逆
に必要不可欠な情報内容が欠落している等の状況が多々
生じ、プレゼンテーション提供者にとってその説明が徒
に困難化したり、更にプレゼンテーション対象者側では
その情報内容を適確に理解することが困難となる等の不
具合があった。
またその情報内容によっては、その表現形式を変えな
がらプレゼンテーションした方が内容理解を容易ならし
めることが多々ある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもの
で、その目的とするところは、プレゼンテーションでの
主張点を明確に表現することができ、しかもプレゼンテ
ーション対象者にとっては容易に、かつ適確にその内容
を理解することのできるプレゼンテーション資料を提示
することができ、しかもプレゼンテーション資料の作成
に煩わされることのない利便性の高いプレゼンテーショ
ン支援システム等に適用される情報提示装置および方法
を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明に係わる情報提示装置は、提示すべきプレゼン
テーション資料を構成する項目,項目の属性,表現形式
情報および視点・注視点情報の指定を入力させるための
入力手段と、この入力手段によって入力された前記項目
および項目の属性で構成されるプレゼンテーション情報
を記憶するための資料記憶手段と、前記入力手段によっ
て指定すべき表現形式情報を予め記憶してなる構成要素
記憶手段と、前記入力手段によって指定すべき視点・注
視点情報を予め記憶してなる視点変換手段と、前記入力
手段によって指定された前記表現形式情報および視点・
注視点情報を前記プレゼンテーション情報に適用して組
み合わせ、前記提示すべきプレゼンテーション資料の描
画処理を行うための描画処理手段と、前記入力手段、前
記資料記憶手段および前記描画処理手段の制御を行うた
めの情報管理手段とを有するを特徴とするものである。
(作用) 本発明に係る情報提示装置および方法によれば、例え
ば、上記のようにプレゼンテーション支援システムに適
用した場合を例にとれば、プレゼンテーション資料を構
成している項目名や項目の属性(プレゼンテーション情
報)に対して、プレゼンテーション内容(環境)に応じ
た提示のさせ方が指示させると、その提示のさせ方に従
って、例えば視点変換手段に記述された描画上の視点位
置や注視点、視野範囲を特定する為の知識を参照しなが
ら複数の提示すべき項目の組み合わせからなるプレゼン
テーション資料が生成される。
つまり指定された提示のさせ方に応じて、そのプレゼ
ンテーション内容に即したプレゼンテーション資料が複
数の提示すべき項目の組み合わせとして作成され、提示
出力される。
従ってプレゼンテーション環境に応じ、プレゼンテー
ションにより主張すべき点に沿って、それに必要な提示
すべき項目の提示のさせ方を指示入力するだけで、提示
情報の過不足のない聴取者が理解し易いプレゼンテーシ
ョン資料を作成し、これを聴取者に提示出力することが
可能となる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の一実施例に係るプレゼ
ンテーション支援システムについて説明する。
第1図は実施例システムの概略構成を示す図で、1は
キーボードやマウス等からなる入力部、2はCRTやLCD等
のディスプレイからなる出力部である。プレゼンテーシ
ョンに供されるプレゼンテーション資料を構成する項目
は、その構成項目の名称(項目名)や構成項目内容につ
いての属性名、およびその属性値、更には複数の項目間
の関係を示す情報等として上記入力部1から入力され、
情報管理部3の管理下で資料記憶部4に順に格納記憶さ
れる。
この入力部1からのプレゼンテーション資料の情報
(以下、「プレゼンテーション情報」と称する)の入力
は、例えば第2図(a)に示すような出力部2の表示画
面上でのアイコンの選択により情報入力形式を特定し、
例えば『数値属性』のアイコンを指定して表形式で各項
目の属性値を与えていくこと等により行われる。資料記
憶部4はその入力形式に対応して前記入力部1から与え
られるプレゼンテーション情報の項目情報をその属性値
として順次格納していくことになる。
尚、プレゼンテーション情報の入力を表形式で行うこ
となく、その項目名や属性値等を、所謂Lispのようなリ
スト構造等として与えていくようにしても良く、またノ
ードとリンクからなる形式のネットワーク構造として与
えていくことも可能である。
また資料記憶部4に記憶されるプレゼンテーション情
報は前記情報管理部3の制御の下で、例えば第2図
(a)に示すように前記出力部2に表示され、入力部1
を介するプレゼンテーション情報の入力者(オペレー
タ)に提示される。この出力部2に提示出力される入力
プレゼンテーション情報をモニタリングすることで、そ
の入力者(オペレータ)は前記入力部1から適宣訂正・
削除情報等を入力し、前記資料記憶部4に格納した当該
プレゼンテーション情報を対話的に修正(編集)し得る
ようになっている。
しかしてプレゼンテーション情報の入力が終了する
と、次にその内容をどのように構成してプレゼンテーシ
ョンするかを決定するべく、『アピール属性』のアイコ
ンを選択してプレゼンテーション資料の提示のさせ方を
指示入力する為のモードを設定する。このモードは、例
えば第2図(b)に示すような属性シートを出力部2の
表示画面上に表示し、『部分−全体』『抽象−具象』
『ポテンシャル−ダイナミクス』の各デフォルト軸上で
の値の選択によりそのプレゼンテーション情報をどのよ
うな形式で提示表現するかの決定を促し、また『目』の
イメージマークを用いて注目すべき項目の指定を促して
行われる。
しかして上記各デフォルト軸上での値は、ここでは7
段階の値をとるように設定されており、その中央値(値
4)にて平均的な条件設定がなされるようになってい
る。
尚、上記『部分−全体』の値はその提示すべき資料を
どの程度細かく提示するかの決定を促すもので、(値7:
全体)によりプレゼンテーション資料の細部の部分情報
を省略した全体(概略)的な内容だけを、例えば第3図
(a)に示すように概略的に提示することを指示し、逆
に(値1:部分)により上述したプレゼンテーション資料
の細部の部分情報までを、例えば第3図(b)に示すよ
うに詳しく提示することを指示するものである。
また前記『抽象−具象』の値はその内容をどの程度具
体的に提示するかの決定を促すもので、(値7:具象)に
よりその内容を、例えば第4図(a)に示すように自動
車等の具体的なイメージを用いてプレゼンテーション資
料の提示を行わせ、また(値1:抽象)により同図(b)
に示すように単純な棒グラフ等によりその内容の提示を
行わせる為のものである。
更には『ポテンシャル−ダイナミクス』の値はそのプ
レゼンテーション情報をどの程度ダイナミクスに提示表
現するかを決定するもので、例えば第5図(a)に示す
ように立体的なグラフ表現によりそのプレゼンテーショ
ン情報を躍動感あふれるように(値7:ダイナミクス)に
提示するか、或いは同図(b)に示すように単純平面的
なグラフ表現によりそのプレゼンテーション情報を、落
ち着いた感じ(値1:ポテンシャル)に表現するかを決定
するものである。
このようなプレゼンテーション資料についてのアピー
ル度に対する制御情報の指示入力により、前述した如く
入力されたプレゼンテーション情報を、どのような表現
形式でプレゼンテーション対象者に提示出力するかの設
定が行われる。
尚、上述したアピール度で示されるプレゼンテーショ
ン資料の表現形式を定める為の情報は、後述する構成要
素記憶部6に予め格納されている。
一方、第2図(b)に示す属性シート表示画面におけ
る『目』のイメージマークを用いた注目すべき項目に対
する視点位置の設定(特定)は、そのプレゼンテーショ
ンにおいて強調すべき点やその表示順序に応じて上記
『目』のイメージマークを移動し、提示すべき項目を順
次指定することによって行われる。
具体的には、前述した第2図(a)に示すように表形
式で入力された提示すべき項目に対して、先ず「A社」
に着目し、その後、「B社」「C社」に順次着目してプ
レゼンテーションを進める場合、第6図(a)〜(c)
に示すようにその項目を順次指定する。この項目の指定
は、前記『目』のイメージマークを指定対象とする項目
の位置に合わせ、ファンクションキーの操作等によって
確定することにより行われる。この提示すべき項目の指
定により、その指定順序に従って表示する項目の順序が
設定される。
尚、ここではその指定順序に応じて「A社」「B社」
「C社」の各項目について、提示の順序を指定する例に
ついて示したが、第6図(b)に示すようにプレゼンテ
ーション情報の縦のラインで示される年度の項目につい
て、その提示の順序を指定することも勿論可能である。
しかして第2図(b)に示す属性シート表示画面を用
いて、入力部1から対話的に指示入力される上述したプ
レゼンテーション資料の提示のさせ方を指示する情報は
情報管理部3に与えられる。すると情報管理部3はこの
プレゼンテーション資料の提示のさせ方に従い、前記資
料記憶部4に格納されているプレゼンテーション情報
を、例えば第7図に示すようにその指定された視点毎の
リスト構造に変換する。つまりプレゼンテーション資料
に対して指定された提示のさせ方に伴い、資料記憶部4
に格納されているプレゼンテーション情報の項目の順序
を組み替える。
この時点で入力部1からプレゼンテーション資料の描
画を指示するコマンドが入力されると、或いは描画を指
示するファンクションキーが操作されると、情報管理部
3は前述した各項目についての値で示されるアピール属
性の情報を描画変換部5に与え、描画変換部5によるプ
レゼンテーション情報のイメージ化の為の描画処理を行
う。
しかして今、アピール情報として『部分−全体』の値
[1]、『抽象−具象』の値[2]、『ポテンシャル−
ダイナミクス』の値[2]が指定された状態でプレゼン
テーション情報の描画が指示された場合、描画変換部5
はこれらのアピール度を特定する各項目の値に従って構
成要素記憶部6から、その項目の値で示される描画の為
の情報を読み出す。具体的には、プレゼンテーション情
報の内容を棒グラフとして表示することが指定されてい
る場合には、構成要素記憶部6から棒グラフを描画作成
するための情報を読み出す。
尚、同じ値で示される表現形式として、例えば棒グラ
フ、円グラフ、折れ線グラフのように複数種の形式があ
る場合、前記出力部2の表示画面上にその代表的な描画
形態の例を表示し、その中の1つを選択してその表現形
式を特定するようにすれば良い。また或いは、前記情報
管理部3にて資料記憶部4に格納されているプレゼンテ
ーション情報の内容を解析し、その解析結果に従ってそ
のプレゼンテーション情報を提示出力するに適した表現
形式を選択するようにシステムを構築することも可能で
ある。
このように描画変換部5は、指定されたアピール度の
各項目についての値に従い、構成要素記憶部6からプレ
ゼンテーション資料の表現形式を特定する。
しかして表現形式が決定されると、描画変換部5は次
に視点変換部7を起動する。そして前述した第7図に示
すような視点毎のプレゼンテーション情報を、その視点
位置、注視点等の、実際の描画に必要な情報に変換す
る。
この実際の描画への変換は、視点変換部7に記述され
ている、例えば第8図(a)に示すような視点に関する
知識を参照して行われる。具体的には、前述した第6図
(c)に示される如く設定された視点情報に従って描画
する場合には、先ず視点に関する知識の視点知識V1を適
用して、 視点1の視点位置は項目「A社」上にある。
視点2の視点位置は項目「B社」上にある。
視点3の視点位置は項目「C社」上にある。
なる情報を得る。
次に視点知識V2を参照するが、この場合には上記視点
知識V1の条件と矛盾することから、この知識V2の適用は
除外する。
しかる後、視点知識V3を適用すると、その視点位置が
「A社」→「B社」→「C社」と大きく変化しているこ
とから不整合が生じる。この結果、前述した視点知識V1
の適用に矛盾があることが判定され、視点知識V1の適用
をキャンセルして代わりに前記視点知識V2を適用する。
この結果、視点1,2,3の視点位置が、その項目以外の場
所にあることになり、視点知識V5の適用によってその全
体を見通すことが可能となり、その描画方法が決定され
る。
同様にして注視点に関しても、例えば第8図(b)に
示すような注視点に関する知識が参照され、どの知識を
適用して描画を行うかが決定される。
その後、描画変換部5は、例えば第9図(a)(b)
に示すような『部分−全体』および『ポテンシャル−ダ
イナミクス』に関する知識を参照し、前述したアピール
属性で指定されたレベルで、プレゼンテーション情報の
描画処理を行う。この例では、『部分−全体』の値とし
て[1]が指定されていることから、第9図(a)に示
す知識W1,W2,W4を用いてその描画処理が行われる。また
『ポテンシャル−ダイナミクス』の値として[2]が指
定されていることから、第9図(b)に示す知識W1,W3,
W7を用いてその描画処理が行われる。
このような知識情報の適用により、前述した第7図に
示すプレゼンテーション情報が、実際のプレゼンテーシ
ョン資料としての描画に必要な情報として、第10図に示
すように変換される。
尚、この第10図に示す例では、その視点位置は視点1,
2,3の全てを通して、その項目以外の位置から全体を見
渡すことができるように、経験的に良く用いられる位置
(X1,Y1,Z1)に固定的に定められている。そしてその注
視点の位置が、各項目の属性の変化に対して、前述した
注視点の知識D1,D3の適用により、プラス(+)方向に
変化するように定められている。
かくしてこのように変換されたプレゼンテーション情
報に基づき、前述した構成要素記憶部6から選択された
棒グラフの情報に従ってそのイメージ情報を描画する
と、例えば第11図(a)〜(j)に示すようにその描画
イメージ(プレゼンテーション資料)が順次段階的に作
成されて提示出力される。即ち、視点1に関してはその
注視点1-1,1-2,1-3の変化に伴って、その提示すべき項
目のプレゼンテーション情報が、第11図(a)(b)
(c)に示すように順次描画される。その後、視点位置
が視点2に移ると、その注視点2-1,2-2,2-3の変化に伴
って、その提示すべき項目のプレゼンテーション情報が
第11図(d)(e)(f)に示すように順次描画され、
更に視点位置が視点3に移ると、その注視点3-1,3-2,3-
3の変化に伴って、その提示すべき項目のプレゼンテー
ション情報が第11図(g)(h)(i)に示すように順
次描画される。
尚、これらの各段階でのプレゼンテーション資料の提
示は、特に指定がない限り、例えば5秒〜10秒間隔で行
われる。但し、プレゼンテーション時間が不足するよう
な場合には、入力部1からの指示に従い、その提示時間
間隔を縮めたり、或いは第11図の(c),(f),
(i)に示す情報をステップ的に描画することで、その
細部を省略することも可能である。
また第12図(a)〜(i)に示すプレゼンテーション
資料の提示出力の形態は、前述した第6図(d)に例示
したように視点1,2,3を指定したときの描画展開例を示
すものである。この第12図(a)〜(i)に示されるよ
うに、提示すべき項目、およびそのアピール属性が同じ
であっても、視点位置の変化が行方向に設定されている
ことにより、その情報内容が年代項目毎に提示出力さ
れ、その提示出力形態に違いが持たせられることにな
る。
この場合、第12図(a)〜(c),(d)〜(f),
(g)〜(i)の描画表示を、同じ年代毎に同期させて
提示出力するようにすれば、それぞれの速度差により項
目間での変化を効果的に表すことが可能となる。またこ
れらの第11図および第12図に示すプレゼンテーション資
料の描画出力を行うに際し、例えば前述した視点変換部
7での第8図(b)に示す知識G2やG3,G4等を適用し、
表示すべき項目のコントラストや色相等を変化させれ
ば、その時点における注視点をそれぞれ明確に提示する
ことが可能となる。
このようにして本システムではプレゼンテーション資
料をその項目毎に属性情報を付加して入力しておき、こ
れらの項目内容に対して視点位置や注視点の情報、およ
びその表現形式を指定する情報を与えることで、プレゼ
ンテーションにおいて主張すべき論点に即して表示され
るプレゼンテーション資料を、簡易に作成することがで
きる。しかも複数のプレゼンテーション資料中の必要な
項目だけを抽出して、またその描画出力する項目の提示
順序を簡易に指定しながら、且つその表現形式を指定し
ながらプレゼンテーション対象者に応じたプレゼンテー
ション資料を作成していくことが可能となる。
従って提示出力されるプレゼンテーション資料の理解
を容易ならしめることができる。しかも主張すべき論点
を効果的にアピールしながら、そのプレゼンテーション
を進めていくことが可能となる。
またプレゼンテーション資料の作成が、前述した視点
位置の指定やアピール情報の指定等によって制御される
ので、予め入力されているプレゼンテーション情報か
ら、そのプレゼンテーション対象者に応じた内容のプレ
ゼンテーション資料を適宣作成することができ、また資
料として提示出力する情報内容の変更も容易に行うこと
ができる。この結果、そのプレゼンテーション環境に応
じた種々の視点に立脚したプレゼンテーション資料を作
成してプレゼンテーションを進めることが可能となる等
の実用上多大なる効果が奏せられる。
尚、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
い。例えば、作成したプレゼンテーション資料をモニタ
リングし、その内容に応じて前述したアピール情報を変
更することで、その表現形式を変更し得るようにしても
良い。例えば「ダイナミクス」についての値を高めるこ
とで、単純に棒グラフ表示されるプレゼンテーション情
報に厚みの情報を持たせてそのアピール度を高めるよう
にすることも可能である。
また実施例では2次元グラフを例にプレゼンテーショ
ン資料を作成したが、適宣3次元コンピュータグラフィ
クスを用いた描画表示を採用したり、アニメーション表
示を採用することも可能である。更にはプレゼンテーシ
ョン資料の描画作成に用いられる知識情報としても、前
述した例に限定されるものではない。例えばアピール属
性と連動した定量的な記述で知識情報を与えることも可
能である。その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲
で種々変形して実施することができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、プレゼンテーシ
ョン資料を作成する上での基礎となるプレゼンテーショ
ン情報に対して、単純にプレゼンテーションで主張すべ
き論点に沿って、その情報内容の提示順序を指定し、且
つその表現形式を指定するだけで、適切な視点に立脚し
た描画構造を持つプレゼンテーション資料を効果的に作
成することができる。しかも適宣、その視点を変えたプ
レゼンテーション資料を作成することができる。この結
果、同じプレゼンテーション情報を基礎とする場合であ
っても、種々のプレゼンテーション環境に応じた、内容
理解の容易なプレゼンテーション資料を作成し、そのプ
レゼンテーションを効果的に進めることが可能となる等
の実用上多大なる効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例に係るプレゼンテーション支援シ
ステムについて示すもので、第1図は実施例システムの
概略構成図、第2図は実施例システムでのプレゼンテー
ション資料作成の際の表示画面例を示す図、第3図乃至
第5図はそれぞれアピール度の異なりによるプレゼンテ
ーション資料の表現形式を示す図、第6図はプレゼンテ
ーション項目に対する視点位置の指定の形態を模式的に
示す図、第7図は指定された視点毎のリスト構造(プレ
ゼンテーション情報)を示す図、第8図および第9図は
視点および注視点に関する知識情報の例を示す図、第10
図は描画に必要な構造に変換されたプレゼンテーション
情報の内容例を示す図、第11図および第12図はそれぞれ
実施例システムにて作成されるプレゼンテーション資料
の描画提示出力形態の例を示す図である。 1……入力部、2……出力部、3……情報管理部、4…
…資料記憶部、5……描画変換部、6……構成要素記憶
部、7……視点変換部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】提示すべきプレゼンテーション資料を構成
    する項目,項目の属性,表現形式情報および視点・注視
    点情報の指定を入力させるための入力手段と、 この入力手段によって入力された前記項目および項目の
    属性で構成されるプレゼンテーション情報を記憶するた
    めの資料記憶手段と、 前記入力手段によって指定すべき表現形式情報を予め記
    憶してなる構成要素記憶手段と、 前記入力手段によって指定すべき視点・注視点情報を予
    め記憶してなる視点交換手段と、 前記入力手段によって指定された前記表現形式情報およ
    び視点・注視点情報を前記プレゼンテーション情報に適
    用して組み合わせ、前記提示すべきプレゼンテーション
    資料の描画処理を行うための描画処理手段と、 前記入力手段、前記資料記憶手段および前記描画処理手
    段の制御を行うための情報管理手段と を有することを特徴とする情報提示装置。
  2. 【請求項2】提示すべきプレゼンテーション資料を構成
    する項目、項目の属性、予め記憶されている表現形式情
    報および視点・注視点情報の指定を入力させ、 入力された前記項目および項目の属性で構成されるプレ
    ゼンテーション情報を記憶し、 指定された前記表現形式情報および視点・注視点情報
    を、記憶した前記プレゼンテーション情報に適用して組
    み合わせ、前記提示すべきプレゼンテーション資料の描
    画処理を行うことを特徴とする情報提示方法。
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