JPH05250452A - 編集支援機能を持つ画像情報処理システム - Google Patents

編集支援機能を持つ画像情報処理システム

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JPH05250452A
JPH05250452A JP4047275A JP4727592A JPH05250452A JP H05250452 A JPH05250452 A JP H05250452A JP 4047275 A JP4047275 A JP 4047275A JP 4727592 A JP4727592 A JP 4727592A JP H05250452 A JPH05250452 A JP H05250452A
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譲二 西山
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宏明 高月
Yoshiaki Suzuki
義章 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【構成】画像の製作および表示を行なうための画像編集
表示システム110と、製作された画像を表示するディ
スプレイ600と、1の表示単位を構成する画像データ
を1セルとして格納する画像ライブラリ210と、当該
セルの画像のインデックスとなる画像を保存するインデ
ックスファイル230と、複数のセルのひとまとまりの
配列をシナリオとして保存するシナリオファイル220
と、画像編集表示システム110に対して、指示を与え
る入力装置500とを備える。 【効果】デザイナーがデザインの検討を行なう際、リア
ルタイムで、種々の変形を試みることができ、また、そ
のために、数値を正確に与えることを要せず、直接的に
変更の指示ができて、使い勝手がよく、しかも、プレゼ
ンテーションのシナリオも容易に編集することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像情報処理システム
に係り、特に、デザインの検討、設計の検討、プレゼン
テーションの検討等を行なう際に、編集を支援する機能
を持つ画像情報処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】電気製品、自動車等の製品のデザイン、
ビルディング、住宅等の建造物のデザイン、駅、ホール
等の施設のデザイン、公園の設計、植物園等の管理、自
然保護の計画等の環境設計、都市計画、住宅団地、工業
団地等の地域開発デザインなどにあっては、種々の案を
作成して、それについて様々な角度から検討する必要が
ある。そのため、従来は、種々のスケッチを描いたり、
紙や粘度により模型を製作したりすることが行なわれて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スケッチでは、立体感
を出すことが容易でないこと、視点や見る角度を少しず
つ変えて、外観等を検討をするには、多数のスケッチを
正確に描く必要があり、手間がかかると共に、実現が容
易でない。また、色の変更等を行なう場合にも、その都
度、色塗を行なわなければならず、手間がかかる。
【0004】一方、紙や、粘度による模型は、立体感を
得ることについては満足することができる。しかし、対
象についての、形状、構造、組み合わせ、大きさ等を変
更することはできず、そのためには、各変更要求ごと
に、模型を製作する必要がある。また、色や、質感につ
いても、リアルタイムで変更することは困難であり、場
合によっては、変更ができず、模型を別途に製作しなお
す必要がある。このため、デザイン検討に多大な時間
と、手間がかかることになる。
【0005】これにたいして、コンピュータグラフィッ
クスを利用して、画像の製作を行なうことが知られてい
る。しかし、従来のコンピュータグラフィックスは、あ
くまでも、画像そのものを製作することのために、ソフ
トウエアが作成されているものであって、製作された画
像をデザイン検討の道具として使用することについては
配慮されていない。例えば、製品の設計に必要な、モデ
ル、色、パーツ、使用環境等の各種デザイン要素を、編
集しやすい形態でシステムに取り込むと共に、それをデ
ザイナが容易に使用することができるように用意するこ
と等についてまで、配慮されたソフトウエアは、存在し
ていない。
【0006】また、コンピュータを用いて設計を行なう
ための支援ツールとして、CAD(Computor Aided Dde
sign)システムがある。これは、設計データに基づい
て、素子、機器等の設計を行なうために好適なシステム
である。この種のシステムを使用するためには、正確な
数値データを必要とする。ところが、デザイン検討で
は、先ず、デザインの基本コンセプトを構築し、それに
種々の要素を加えて、製品等のデザインを決定する。こ
のため、デザインの検討を行なう場合、数値による設計
ではなく、むしろ、感性に訴えて、感覚的に設計を行な
うことに便利である必要がある。しかも、新しいアイデ
アを着想したとき、それが失われないうちに、画像とし
て定着させたいという要求もある。このためには、アイ
デアをリアルタイムで画面に表示することに対応できる
ことが必要である。従って、そのような使用状態が必要
なシステムでは、最初から正確な数値データを入力する
ことができないため、数値データを基本とするCADシ
ステムでは、対応が困難である。
【0007】また、デザイン検討では、単に、検討する
のみならず、その結果を企画として、提案することが必
要となる。従来の各種方法では、デザインの検討と、そ
の結果のまとめとは、まったく別のプロセスとなってい
た。従って、これからのデザイン検討を支援するシステ
ムでは、検討のみならず、その過程も含めて、結果をプ
レゼンテーションに利用できるようになっていることが
好ましい。
【0008】本発明の第1の目的は、デザイナーがデザ
インの検討を行なう際、リアルタイムで、種々の変形を
試みることができ、また、そのために、数値を正確に与
えることを要せず、直接的に変更の指示ができて、使い
勝手のよい、編集支援機能を持つ画像情報処理システム
を提供することにある。
【0009】また、本発明の第2の目的は、デザイン検
討と共に、プレゼンテーションのシナリオも容易に編集
することができる、編集支援機能を持つ画像情報処理シ
ステムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、本発明の一態様によれば、画像の編集および表
示を行なうための画像編集表示システムと、編集された
画像を表示するディスプレイと、画像編集システムに対
して指示を与える機能を有する入力装置と、編集対象の
画像データを記憶する第1のファイル装置と、編集対象
の画像に対応して、この編集対象の内容を画像で示すイ
ンデックス画像データを記憶する第2のファイル装置と
を備え、画像編集表示システムは、編集対象の画像を表
示するための編集画像領域、および、インデックス画像
を表示するためのインデックス画像表示領域を表示する
編集画面を生成して、ディスプレイ上に表示する編集画
面表示手段と、第2のファイル装置に格納されているイ
ンデックス画像データのうち、編集対象とする画像に対
応する画像をインデックス画像表示領域に表示させる手
段と、入力装置からの、インデックス画像表示領域に表
示されているインデックス画像を選択する指示を受け付
けて、第1のファイル装置に格納されている画像データ
のうち、当該インデックスに対応する画像を編集画像領
域に表示させる手段と、編集画像領域に表示されている
画像の編集を行なう手段とを備えることを特徴とする画
像情報処理システムが提供される。
【0011】上記編集画面表示手段は、編集作業を指示
するためのメニューを表示する編集メニュー領域を表示
させる機能をさらに有するものとすることができる。こ
の場合、ディスプレイの編集画面上には、インデックス
画像表示領域、編集画像領域、および、編集メニュー領
域が表示される。
【0012】また、本発明の第2の目的を達成するた
め、本発明の他の態様によれば、上述した態様におい
て、画像編集表示システムが、編集対象となった複数の
画像データについて、それらの表示順序を規定するシナ
リオを編集するシナリオ編集手段をさらに備える構成と
した画像情報処理システムが提供される。
【0013】シナリオ編集手段は、インデックス画像表
示領域に表示されているインデックス画像の配置順序に
対応して表示順序を規定するものであることができる。
【0014】さらに、シナリオ編集手段は、インデック
ス画像表示領域に表示されているインデックス画像の配
置順序の変更により、シナリオの編集が行なわれるもの
であることができる。
【0015】本発明は、シナリオを記憶するための第3
のファイル装置をさらに有する構成とすることができ
る。
【0016】本発明において、第1のファイル装置は、
複数のファイルを記憶することができ、画像データは、
表示上一まとまりを構成する単位(セル)で、1ファイ
ルとして、格納されるものとすることができる。また、
第1のファイル装置は、画像データとして、2次元画像
データおよび3次元画像データを記憶し、2次元画像デ
ータおよび3次元画像データは、それぞれ異なるファイ
ルの形式で記憶されるものである。
【0017】ここで、3次元画像データは、対象を、分
割可能な構成要素にグループ化すると共に、グループ間
の関係に階層構造を持たせた3次元形状データと、各グ
ループごとの属性を定義する属性情報と、グループ全体
の属性を定義する属性情報とを記述するものであること
ができる。また、3次元画像データは、対象の全部また
は一部について、その形態の変化、運動および視点移動
のうち、少なくとも1つの変化を与えることを記述する
属性情報を有するものとすることができる。
【0018】第2のファイル装置は、インデックス画像
データとして、対応する編集対象画像データの内容を示
す2次元画像データを記憶するものとすることができ
る。
【0019】
【作用】本発明は、画像の編集および表示を行なうため
の画像編集表示システムと、編集された画像を表示する
ディスプレイと、画像編集システムに対して指示を与え
る機能を有する入力装置とで、画像の編集および表示を
行なうことができる。
【0020】第1のファイル装置は、編集対象の画像デ
ータを記憶する。ここでは、個々の画像データをそれぞ
れ1ファイルとして格納する。この1ファイルに格納さ
れる画像データは、セルという概念でまとめられる。こ
れは、表示上一まとまりを構成するものである。例え
ば、1画面分の2次元画像データ、1画面内に表示され
得る物体、立体的環境空間等を示す3次元形状データ等
が1のセルを構成する。
【0021】第1のファイル装置では、各ファイルに名
称が付されて保存される。ここでは、画像データとし
て、2次元画像データおよび3次元画像データが記憶さ
れる。2次元画像データおよび3次元画像データは、そ
れぞれ異なるファイルの形式で記憶される。従って、3
次元データと2次元データとが混在して扱える。
【0022】ここで、3次元画像データを構成する3次
元形状データは、その構成要素ごとにグループ化されて
いる。このグループは、グループ間の関係に階層構造を
有していて、下位階層が上位階層によって統括され、全
体として対象の形態を構成している。また、階層ごとお
よび全体について、属性情報を有している。このため、
編集に際しては、グループごとに、その形状、属性を変
化させることができる。例えば、対象についての、形
状、構造、組み合わせ、大きさ、色、質感等の変更が、
簡単な操作で行なうことができる。そして、変更された
情報に基づいて、編集画面表示手段によって、編集画面
に新たな形態の対象がリアルタイムに表示される。従っ
て、簡単な操作で、しかも、リアルタイムで、デザイン
の検討を行なうことが可能となる。
【0023】インデックス画像表示領域に、編集対象と
なる画像データの内容表わすインデックス画像が表示さ
れる。また、入力装置からの、インデックス画像表示領
域に表示されているインデックス画像を選択する指示を
受け付けて、第1のファイル装置に格納されている画像
データのうち、当該インデックスに対応する画像を編集
画像領域に表示させる。これにより、編集対象を視覚的
に選択でき、編集対象の選択に、デザイナーの負担を軽
減できる。
【0024】また、シナリオ編集手段は、インデックス
画像表示領域に表示されているインデックス画像の配置
順序に対応して表示順序を規定する。このため、インデ
ックス画像表示領域に表示されているインデックス画像
の配置順序の変更により、シナリオの編集を行なうこと
ができる。これにより、デザイン検討時に、プレゼンテ
ーションのシナリオの作成が併せて行なえる。
【0025】また、シナリオの作成に際して、通常は、
実際のプレゼンテーションのイメージを知るため、表示
すべき画像の内容を確認する必要がある。ところが、こ
の作業は、必要な画像を調べて、ファイルからいちいち
取り出す必要があり、手間がかかる。本発明では、画像
データの内容をインデックス画像により視覚的に確認し
ながら編集が行なえる。従って、シナリオ編集時に、各
シーン毎に、表示内容の確認を元の画像を表示させて確
認する必要がなく、手間がかからない。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。
【0027】本発明の画像情報処理システムの一実施例
の基本概念について、図1を参照して説明する。
【0028】本実施例では、画像データについての、入
力、編集、蓄積、プレゼンテーション等において、図1
に示すように、セルという概念を用いて画像データを取
り扱う。すなわち、本発明では、3次元形状を持つ3次
元画像データ、2次元画像データなどのデザイン検討用
の画像、また、従来のプレゼンテーションにおいて使用
されるオーバーヘッドプロジェクタで投射される1画
面、ビデオテープや光ディスクで再生される1シーン等
のプレゼンテーションの構成要素について、“セル”と
いう概念で統一して、各種画像データの処理を行なう。
なお、本発明では、セルで扱う画像は、対象の形態変化
や移動を伴わない静止状のものに限らず、対象の変形、
移動等の動作を伴う動画状のものをも含むものである。
この動画状のものとしては、例えば、ビデオテープ等に
録画された映像に基づく再生画像、複数の静止画を順次
再生して、変化を動画的に再生するもの等がある。
【0029】本実施例において、プレゼンテーションを
行なう場合、そのシナリオは、1以上のセルを並べるこ
とにより構成される。このセルの並び順によりストーリ
ーが決定される。このストーリーに従って、順次セルの
表示を行なうことにより、プレゼンテーションが行なえ
る。また、デザイン検討に際しても、対象について、種
々の形態、大きさ、色等を持つセルを作成して、それら
のセルの画像の修正、変更等を行なって、目的の製品の
イメージを固めていく。また、それが置かれる環境また
は背景、対象についての説明等を示すセルを用意して、
対象物を当該セルが示す画像内に配置したセルを作成す
る。こうして、多数作成されたセルの中から、最終的に
決定されたデザインについて、種々の角度から対象を観
察できるように、また、それが置かれる環境等との関係
を示すように、シナリオを作成して、プレゼンテーショ
ンの準備を行なう。
【0030】図1は、プレゼンテーションの場合を例と
して、本実施例の基本概念を示す。図1では、冷蔵庫の
デザインに関するプレゼンテーションの例を示す。ここ
では、シナリオを構成するシナリオファイルに含まれる
n個のセルファイルの配列と、それに対応する、プレゼ
ンテーション画面およびインデックス画像とを示す。す
なわち、シナリオファイルとしては、タイトルを示す2
次元画像を有するNo.1のセルと、エンディングを示す
2次元画像を有するNo.nのセルと、それらの間に配置
される、冷蔵庫の種々のデザインの形態等を示す3次元
モデルをそれぞれ有するNo.2からNo.(n−1)までの
セルとを有する。プレゼンテーション画面では、各セル
が有する画像情報が、シナリオに記述された順序で、オ
ペレータの指示に応じて順次表示される。また、インデ
ックス画像は、後述するように、各セルごとに、それを
表す静止画により構成される。
【0031】本実施例の画像処理システムの機能構成に
ついて、図2を参照して説明する。
【0032】本実施例のシステムは、セルの生成、編
集、表示等の全体を制御する画像編集表示システム11
0と、各種セルの実態情報を格納する画像ライブラリ2
10と、シナリオを格納するシナリオファイル220
と、セルのインデックス画像を格納するインデックス画
像ファイル230と、編集等における操作指示、データ
の入力、画像データの入力等を行なう入力装置500
と、グラフィックデータを表示するディスプレイ600
とを有する。
【0033】画像編集表示システム110は、シナリオ
等の編集およびシステムの管理を行なうシナリオ管理編
集部111と、2次元画像の編集を行なう2次元画像編
集部112と、2次元画像を生成する2次元画像生成部
114と、3次元画像の編集を行なう3次元画像編集部
113と、3次元画像の生成を行なう3次元画像生成部
115と、2次元画像と3次元画像との結合を行なう画
像結合部116と、画像をディスプレイ600の画面上
に表示させるための画像表示処理を行なう画像表示部1
17と、表示用画像データからインデックス画像を取り
出すインデックス画像生成部118とを備える。
【0034】シナリオ管理編集部111は、シナリオ等
の編集と、シナリオに従ったセルの表示処理(プレゼン
テーション処理)と、編集画面等における各種指示の受
け付け処理、アイコン処理等の処理を実行する。また、
シナリオ等の編集機能は、上記2次元画像編集部11
2、3次元画像編集部113等の動作を管理する。
【0035】画像ライブラリ210には、各種セルの実
体情報であるセルファイル、属性情報に関するファイル
等が格納される。セルファイルには、2次元画像を含む
2次元セルファイル(静止画ファイル)と、3次元モデ
ルおよび光源を含む3次元セルファイルとがある。ま
た、属性ファイルとしては、表示対象物の面の状態を表
す色等の情報を格納するマテリアルライブラリファイル
と、表示対象物の面に貼付られるテクスチャの情報を格
納するテクスチャライブラリファイルと、光源の状態を
表す情報を格納するライトライブラリファイルとを有す
る。これらの属性ファイルは、本実施例では、いずれも
3次元セルファイルで用いられる。
【0036】2次元セルファイル211は、図4(A)
に示すように、ファイル名211aと、静止画のサイズ
を示すサイズ情報211bと、画像データ211cとを
有する。サイズ情報211bは、静止画のX軸方向の大
きさおよびY軸方向の大きさを表す情報が格納される。
画像データ211cは、2次元イメージ情報を、R
(赤)、G(緑)およびB(青)の値として、ビットマ
ップデータの形式で格納する。2次元セルファイルに
は、例えば、図形データ、文字、数字、記号等を画像に
展開したデータ等が含まれる。
【0037】3次元セルファイル212は、図4(B)
に示すように、セルファイル名212aと、当該セルフ
ァイル全体に対して影響する属性に関する全体属性情報
212bと、そのセルが表示する対象物の形状を定義す
る3次元形状データ212cと、対象物の動き等を定義
するイベント情報212dとを有する。全体属性情報2
12bには、当該セルにおいて使用する属性情報のライ
ブラリファイル名と、対象物に対する初期視点位置座標
および視線方向を示す情報212hと、背景となる画像
のファイル名212iとが含まれる。
【0038】ライブラリファイル名には、上述したマテ
リアルライブラリファイル、テクスチャライブラリファ
イルおよびライトライブラリファイルの各ファイル名2
12e,212f,212gが定義される。対象物に対
する初期視点位置座標および視線方向を示す情報212
hは、当該セルが表示される場合に、最初に画面に表さ
れる状態を定義する。この情報は、後述するインデック
ス画像を自動的に生成する場合の原画となる。従って、
この情報が書き替えられると、インデックス画像も、そ
れに伴って再作成されることになる。背景となる画像の
ファイル名212iは、上記2次元セルファイルのいず
れかのファイル名が指定される。
【0039】3次元形状データには、3次元の形状を定
義する情報と、光源の情報とが含まれる。この3次元形
状データは、グループと呼ばれる単位で構成される。グ
ループは、ツリー状の階層構造を持っている。まず、対
象物全体を示すグループ、それを分割した上位グルー
プ、各上位グループを分割した中位グループ、さらにそ
れを分割した下位グループ等のように階層化される。各
グループには、それぞれグループの名称が定義されると
共に、その存在位置を示す基準点座標が定義される。こ
のツリー構造の各末端のグループに対してのみ、形状を
記述するデータが定義される。すなわち、末端のグルー
プは、そのグループの名称であるグループ名、グループ
の存在位置関係を示す基準点座標、そのグループの形状
における各頂点の座標である頂点データ、そのグループ
の面を構成するマテリアルの名称であるマテリアル名、
そのグループにおいて貼り付けられるテクスチャの名称
であるテクスチャ名および各頂点の接続状態を示す面情
報で構成される。この面情報は、例えば、複数の頂点に
ついて、それらを接続する線分がその辺を構成している
面を基準として、それらの接続関係を記述するものであ
る。
【0040】また、このツリー構造の一部には、その要
素として光源の定義が含まれる。この場合、そのグルー
プには、光源であることが区別できるグループ名が与え
られる。そして、その光源が置かれる位置として基準点
座標が定義される。また、形状データではマテリアルが
定義されているが、光源の場合、ライトライブラリのフ
ァイルで定義されているライト名が記述される。
【0041】なお、形状データの階層構造の一例につい
て図5に示す。この例では、テーブルと椅子とを組み合
わせた家具の例である。全体グループ名allの下位階
層に、テーブルとしてtableが、椅子としてcha
irが、および、光源としてlightが、それぞれグ
ループとして定義される。そして、そのさらに下層で、
tableの下位に、テーブルの構成要素である天板を
示すグループとしてtenban*が、また、他の構成
要素である脚を示すグループとしてashiが定義され
る。同様に、chairの下位に、その構成要素である
座板を示すグループとしてzaita*が、他の構成要
素である脚を示すグループとしてashiが、それぞれ
グループとして定義される。lightの下位には、光
源の種類を示すグループとしてLGT−white*
と、LGT−red*とが定義される。また、上記ta
bleのashiには、その構成要素である脚を示すグ
ループとしてashi1〜4*が、chairのash
iには、その構成要素である脚を示すグループとしてa
shi1〜3*が、それぞれ最下層として定義される。
【0042】ここで、グループ名に*が付してあるもの
が、末端グループである。このツリー構造は、その構成
について、構成要素の追加、削除、交換、変更等の編集
が可能である。編集は、グループ毎に行なうことがで
き。例えば、あるグループについて、その所属階層の移
動を行なうと、そのグループに属する下層のグループ
は、それにともなって、すべて移動する。
【0043】このように、階層構造とすることにより、
編集が、全体のみならず、各部分についてもそれぞれ行
なえる。これにより、対象について、全体は、もちろ
ん、各部分ごとに、デザインの検討が行なえる。
【0044】イベント情報は、任意のグループに対して
定義可能な、一種の演出を規定する情報である。すなわ
ち、対象について、移動、回転、拡大縮小、軌跡に沿っ
た運動等の指定、マテリアルの変更、光源の変更等を定
義することができる。この定義は、その対象とするグル
ープについて、直接規定することができる他、他のグル
ープとの関係において規定することもできる。例えば、
“ボタン”というグループがあるとする。このグループ
に、別のライトのグループ(末端グループであり、か
つ、グループ名がLGT)の光源情報を変更するという
イベント情報を定義する。こうして、画面上で、この
“ボタン”というグループをクリックすることで、ライ
トの点滅を行なわせることが可能となる。このイベント
は、同じグループを再度クリックすることで、元の状態
に戻すようにすることができる。
【0045】この機能によって、機器の操作、室内の照
明の効果の確認等が画面上で行なえて、デザイン検討に
便利である。
【0046】イベント情報の内容としては、 イベントを登録するグループ名 イベントの対象となるグループ名 イベントの種類 (平行移動、回転移動、拡大縮小、軌跡に沿った移動、
マテリアル変更、光源変更、テクスチャ変更) 各イベントの種類で必要なパラメータ (例えば、平行移動の場合、視点の座標と終点の座標、
移動のフレーム数) 等の、各情報が格納される。
【0047】なお、ここでは、イベントとして、上述し
たような単純な種類のものが規定されている。しかし、
本発明は、これに限定されない。例えば、異なるイベン
トを複数種指定することや、場合によっては、条件分岐
等の指定を行なうようにしてもよい。このような複雑な
イベントの指定は、3次元セルファイルのイベント情報
の項内で指定せず、イベントライブラリファイルをライ
ブラリ210に設け、3次元セルファイルのイベント情
報では、このイベントライブラリのファイル名を指定す
るようにしてもよい。このようにすれば、イベントライ
ブラリの各ファイルにおいて、イベントを、コマンド列
で指定したり、予め定義された言語で記述することが可
能となる。
【0048】マテリアルライブラリファイルは、ファイ
ルの識別のためのマテリアル名と、マテリアル名ごとの
定義されるマテリアルデータとを有する。このマテリア
ルデータとしては、色、透明度、表面の反射特性等を示
す数値が定義される。本実施例では、20種程度が規定
される。
【0049】テクスチャライブラリファイルは、ファイ
ル識別のためのテクスチャ名と、それに対応する静止画
の格納されているファイルのファイル名とを有する。こ
の静止画のファイルは、上述した2次元セルファイルと
同一フォーマットで構成することができる。
【0050】ライトライブラリファイルは、ファイル識
別のためのライト名と、ライトデータとを有する。ライ
トデータは、色、強さなどの光源の属性を示す数値、点
光源か平行光源か等の照明方法に関する属性を示す情報
などである。
【0051】シナリオファイル220は、プレゼンテー
ションを行なう各シナリオが格納される。シナリオは、
表示に用いるセルのファイル名と、そのセルが2次元セ
ルか3次元セルかの種類の指定を行なう識別子と、表示
するセル間の画面切り換えののエフェクトの種類を指定
する。エフェクトは、例えば、現在表示中のセルの表示
終了と、次に表示すべきセルの表示とを、どのように切
り換えるかを記述する。エフェクトの種類としては、例
えば、左右ワイプ、上下ワイプ、クロスフェード等があ
る。
【0052】図6に、その一例を模式的に示す。図6の
例では、表示に用いるセルの指定と、エフェクトの種類
の指定とが、交互に、シナリオの展開(ストーリー)に
沿って、順に配置されている。例えば、シナリオの先頭
には、セルの指定が“aaa.2D”とあるので、セル
ファイル名が“aaa”であり、2次元セルか3次元セ
ルかの識別子として2次元セルを示す“2D”が記述さ
れている。また、エフェクトの種類として、“ワイプ”
が指定されていることが判る。
【0053】また、シナリオでは、各セルに、表示され
る順序を示す表示順序番号が付与されている。
【0054】なお、本実施例では、同一内容を異なる順
位で再度表示することもできる。この場合には、シナリ
オファイルの当該順位に、同じセルファイル名を配置す
ればよい。また、この例では、各セルの上演時間につい
ては、何も規定していない。従って、次のセルの表示に
移るには、操作者が操作を行なう必要がある。各セルの
表示時間を予め規定して、自動的に、セルを順次表示す
るようにしてもよい。
【0055】インデックス画像ファイル230は、イン
デックス画像ファイル名と、インデックス画像として用
いられる画像データとを有する。インデックス画像ファ
イル名は、本実施例では、それが表わす表示元のセルと
の対応関係をとるため、元のセルファイル名に、インデ
ックス画像である符号を付したものを用いる。例えば、
“aaa.2D.indx”のような符号を用いる。こ
れによれば、インデックス画像を指定することにより、
そのインデックス画像ファイル名から表示元のセルのフ
ァイル名を知ることができる。なお、インデックス画像
ファイル名と表示元のセルファイル名との対応関係は、
このような方法に限られない。例えば、インデックス画
像ファイル名と表示元のセルファイル名との対応関係を
示すテーブルを設ける構成とすることもできる。
【0056】インデックス画像は、セルの持つ情報を視
覚化して表わす、比較的小さな2次元画像である。これ
により、セルを視覚的に特定することができる。すなわ
ち、後に述べるように、編集等の操作の際に、このイン
デックス画像を選択することにより、セル間の情報のや
り取り、セルの並べ替え、ライブラリの参照、探索等が
行なえる。このインデックス画像は、インデックス画像
生成部118において、編集中に、任意に作成すること
ができる。例えば、セルファイル内に格納されている画
像データを縮小して作成したり、新たに作成したり、外
部から取り込んだ画像データから作成したりすることが
できる。インデックス画像ファイル名は、インデックス
画像生成部118において自動的に付される。
【0057】なお、同一システムについて複数のユーザ
が存在する場合、同一セルについて、異なるインデック
ス画像を選定することがあり得る。このため、システム
のOS(オペレーティングシステム)の環境設定機能を
用いて、ユーザごとのディレクトリを設け、システム立
ち上げ時に、各ユーザが自分のディレクトリを指定する
ことにより、他者のインデックス画像の指定が混在する
ことを防ぐことができる。従って、インデックス画像生
成部118は、インデックス画像を作成する場合、ディ
レクトリを参照して、そのインデックス画像ファイル名
を設定する。
【0058】本実施例システムの実現に用いられるハー
ドウェアのシステム構成について、図3を参照して説明
する。
【0059】本実施例のハードウエアは、処理部100
と、外部記憶装置200と、入力装置500と、ディス
プレイ600と、プリンタ700とを有する。
【0060】処理部100は、演算、制御等を実行する
中央処理ユニット(CPU)101と、メインメモリ1
02と、画像データを記憶するフレームバッファ(画像
メモリ)103とを有する。中央処理ユニット101
は、メインメモリ102にロードされるプログラムを実
行して、上記図2に示す各種機能を実現する。
【0061】入力装置500は、指示、各種データ、パ
ラメータ等の入力を行なうキーボード510およびマウ
ス520と、画像データの取り込みを行なうイメージス
キャナ(以下、単にスキャナという)530と、アナロ
グの動画再生を行なう動画再生装置540と、アナログ
の動画をディジタルデータに変換するA−D変換装置5
50とを有する。
【0062】外部記憶装置200としては、例えば、磁
気ディスク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置
等がある。この外部記憶装置200には、処理部100
のCPU101の動作プログラムを格納する領域と、画
像ライブラリ210、シナリオファイル220およびイ
ンデックス画像ファイル230を構成する領域とが設け
られる。なお、画像ライブラリ210、シナリオファイ
ル220およびインデックス画像ファイル230は、そ
れぞれ独立の記憶装置に記憶するようにしてもよい。
【0063】また、外部記憶装置200には、セルを構
成するための2次元イメージデータおよび/または3次
元形状データを格納する領域が設けられる。これらのデ
ータは、本実施例では、外部のシステムで生成されたも
のを、通信装置(図示せず)、スキャナ530、動画再
生装置540等から取り込んで、外部記憶装置200に
格納することができる。なお、これらのデータは、本シ
ステムにおいて作成する構成とすることもできる。
【0064】これ以外に、図示していないが、2次元イ
メージデータおよび/または3次元形状データの取り込
みを行なうための装置を接続することができる。例え
ば、オンラインでデータを受け取るための通信装置、ま
た、磁気ディスク、光ディスク、カードメモリ等の記憶
媒体からデータを取り込むための情報再生装置などを接
続することができる。この種の情報再生装置としては、
例えば、フロッピディスク装置、コンパクトディスク装
置、レーザーディスク装置、カードリーダ、ビデオテー
プデッキ、電子スチルカメラ等がある。
【0065】次に、本実施例のシステムにおいて、ディ
スプレイ600に表示される編集操作を行なうための画
面構成例について、図7および図8を参照して説明す
る。
【0066】図7では、表示される画面は、システムを
立ち上げたときに表示される初期編集画面の一例を示
す。この画面では、インデックス画像を表示するためイ
ンデックス画像領域610と、各種編集操作を行なうた
めのメニューおよび操作を指示するための編集メニュー
領域620と、編集を行なう対象となる画像を表示する
編集画像領域630とが表示される。本実施例では、表
示画面の下方領域に横長に、インデックス画像領域61
0が配置され、その上方の領域の左側に、編集画像領域
630が配置され、その右側に、編集メニュー領域62
0が配置される。
【0067】インデックス画像領域610は、複数のイ
ンデックス画像表示部611が配置される。インデック
ス画像領域610は、図7の例では、1行に5個ずつ、
2行で、No.1のシナリオから順次10個のインデッ
クス画像が配置されている状態が示される。このインデ
ックス画像領域610は、複数のインデックス画像表示
部611をマトリクス状に配置した仮想的な画面の一部
が、表示画面に表れる構成としてある。この配置状態、
表示すべき画像、表示領域の大きさ、個数等について
は、後述する手段、例えば、スクロール指示によって変
更することができる。インデックス画像表示部611
に、インデックス画像が、シナリオの表示順序番号にし
たがって配置される。また、インデックス画像表示部6
11は、例えば、アイコン等のような、選択スイッチを
実現する領域としても機能するように定義されている。
従って、マウス等により、いずれかのインデックス画像
表示部611を指示することにより、それに対応するイ
ンデックス画像を選択することができる。
【0068】インデックス画像表示部611に沿って、
それらの上部の辺の外側に、インデックス画像の表示順
を示す番号(No.1、No.2、No.3、…)を表
示する表示順序番号表示部613,614が配置されて
いる。表示順序番号表示部613,614は、インデッ
クス画像表示部611に表示されているインデックス画
像について、それが示すセルのシナリオにおける順序を
表す表示順序番号の表示を行なう。表示順序番号は、シ
ナリオファイルから取得することができる。この表示を
行なうか否かは、後述するように指示することができ
る。
【0069】さらに、インデックス画像領域610の右
端には、サブ操作スイッチ612が配置される。サブ操
作スイッチ612は、表示順序番号の表示/非表示を指
示する表示順序番号表示指示部612aと、画面のスク
ロール指示を行なうスクロール指示部612a(上スク
ロール指示)および612b(下スクロール指示)と、
インデックス画像の表示の大きさを指示するサイズ指示
部621d(拡大指示)、612e(標準)および61
2f(縮小指示)とを有する。各部は、それぞれスイッ
チとして機能するよう規定され、その部分をマウス等で
指示することにより、当該指示を受け付けて、その実行
処理が行なわれる。この処理は、上述したシナリオ管理
編集部111で行なわれる。なお、インデックス画像の
大きさを変えると、それにともなって、インデックス画
像表示部611の配置個数も変化する。
【0070】編集メニュー領域620は、その領域の左
側にある基本操作部621と、右側にあるサブ操作部6
22とを有する。基本操作部621は、図7の例では、
aからiの9個の領域に分けられて、それぞれに対応す
る操作が割り付けられる。ここでは、便宜上アルファベ
ットで表示したが、内容を示す文字、図形等で表示する
ことができる。サブ操作部622は、基本操作部621
を選択することにより表示されるもので、基本操作部6
21の機能により種々のスイッチが配置される。基本操
作部621およびサブ操作部622のそれぞれのスイッ
チ要素は、スイッチとして機能するよう定義される。従
って、それぞれの領域について、マウス等でカーソルを
位置させて、選択操作を行なうことにより、当該要素の
選択を行なうことができる。なお、サブ操作部622で
配置できないスイッチは、ポップアップメニューとし
て、対応することができる。
【0071】メニューの一例を、図8に示す。図8にお
いて、基本操作部に配置されるものとして、プレゼンテ
ーションの開始を指示するa“プレゼンテーションスタ
ート”と、セルについて編集を行なうb“セル編集(セ
ルエディット)”と、セルの表示順序を決めるc“シナ
リオ編集(ストーリーエディット)”と、シナリオファ
イルの操作を指示するd“ファイル操作”と、画面上の
ウィンドウの操作を行なうe“ウィンドウ”と、システ
ム外部から画像データ等の入力を行なうf“外部入力”
と、編集されたセル等のデータを外部出力するg“外部
出力”と、ライブラリの管理等のシステム管理を行なう
h“システム”と、ユーザが自由に定義できるi“ユー
ザ”とが配置される。
【0072】“外部入力”としては、例えば、スキャナ
の操作を行なう“スキャナ”と、ビデオテープレコーダ
の操作を行なう“VTR”と、他システムとの通信処理
を指定する“オンライン”と、“外部記憶装置”とが配
置される。
【0073】また、“外部出力”としては、例えば、プ
リンタの操作を行なう“プリンタ”と、他システムとの
通信処理を指定する“オンライン”とが配置される。
【0074】さらに、“ユーザ”としては、ユーザが必
要に応じてその他の操作が定義できる各種操作が定義さ
れる。例えば、外部入力として、さらに、コンパクトデ
ィスク、レーザディスク、カードリーダ等の他の資源を
接続するように定義してもよい。なお、これらの外部入
力の指定は、“外部入力”の下位でユーザが指定できる
ようにしてもよい。また、“ユーザ”としては、後述す
る図10に示すようなユーザの操作手順を、手順の進行
に従って次の操作の内容をメッセージとして順次表示す
るように、予めプログラム化して、対話型操作インタフ
ェース機能として登録し、ユーザがこれを適宜選択でき
るようにしてもよい。
【0075】図8において、サブ操作部に配置されるも
のとしては、例えば、“セルエディット”が選択された
とすると、2次元セル等で用いる2次元画像の編集を行
なう“静止画”と、3次元セルの属性についての編集を
行なう“ライブモック”と、観察者があたかも壁を通り
抜けるかのように見せるための視点移動の処理を行なう
“ウォークスルー”と、対象物をある環境内に配置した
り、対象物の構成を変更したりする処理を行なう“レイ
アウト”が表示される。さらに、それらの下位の階層に
属する各種処理をも表示する。下位の処理は、それが属
する上位の処理が選択されたとき表示される。なお、同
時に表示するようにしてもよい。
【0076】編集画像領域630は、インデックス画像
領域610のインデックス画像表示部611から選択さ
れたセルの画像が表示される。ここでは、インデックス
画像が表示されるのではなく、それに、対応する2次元
セルまたは3次元セルの画像が表示される。また、外部
から取り込んだ画像データの表示を行なうこともでき
る。この領域の大きさは、編集メニュー領域620の基
本操作部621のウィンドウ操作を選択することによ
り、ウィンドウ操作メニューが表示され、これにより、
拡大、縮小等の処理が行なえる。
【0077】次に、本実施例システムの動作について、
さらに他の図も参照して説明する。
【0078】図9に、本実施例システムの動作の概要を
示すフローチャートを示す。
【0079】本実施例システムは、起動されると、処理
部100のCPU101がメインメモリ102にロード
されているプログラムに従って、処理を開始する。先
ず、CPU101は、シナリオ管理編集部111として
動作し、図7に示すような初期画面を、ディスプレイ6
00上に表示する(ステップ1000)。このような操
作用画面における各種操作スイッチ部の機能について
は、予めプログラムで設定しておく。また、そのための
パラメータ等も、プログラムのロード時に共にロードさ
れる。
【0080】この状態で、操作者からの入力を待ち、マ
ウス520等による入力操作があると、それが、編集メ
ニュー領域620についての入力か、インデックス画像
領域610についての入力かを判定し、それに応じて、
それぞれの処理に進む(ステップ2000)。
【0081】ここでは、編集メニュー領域620につい
ての入力であるとする。シナリオ管理編集部111は、
基本操作部621のいずれのスイッチが指示されたかを
判定し(ステップ4000)、その選択された項目につ
いての処理を実行する(ステップ5000)。選択され
る項目としては、図8に示すようなものがある。そし
て、その処理終了後、終了の指示があれば、動作を終了
し、なければ、ステップ2000に戻り、操作入力待ち
となる(ステップ7000)。
【0082】一方、インデックス画像領域610につい
ての入力であれば、シナリオ管理編集部111は、操作
者の操作入力が、インデックス画像の選択か、サブ操作
スイッチの操作かを判定して(ステップ6001)、ス
イッチ処理であれば、指示されたスイッチの機能、例え
ば、スクロール、画像の拡大、縮小等を実行する(ステ
ップ6006)。一方、画像の選択であれば、後述する
図12に示す処理を実行する。
【0083】次に、本実施例のシステムの動作につい
て、具体的な操作と共に、さらに詳細に説明する。
【0084】ここでは、操作者が、図10に示すような
操作手順で、デザイン検討(セル画像編集)、プレゼン
テーション検討(シナリオ編集)およびプレゼンテーシ
ョンを行なう場合について説明する。
【0085】図10において、操作者は、システムが起
動された状態で、セルの新規作成を行なうか否かを、シ
ステムに知らせる(操作1)。これは、編集メニュー領
域620における基本操作部621を操作することで、
行なえる。ここで、例えば、シナリオファイルを読み込
んで、その編集を行なうものとする。この場合、操作者
は、ファイル操作の項目のスイッチを選択して、シナリ
オファイルの選択を行なう(操作2)。
【0086】ファイル操作の項目が選択されると、シナ
リオ管理編集部111は、図11に示ファイル操作処理
を実行する。先ず、サブ操作部622の表示が行なわれ
る(ステップ5101)。ここでは、シナリオファイル
の読み込みと、保存とがサブ操作項目として用意されて
いるので、その選択を行なうためのスイッチ部が表示さ
れる(図示せず)。この状態で、いずれかの選択指示が
あるまで待機する(ステップ5102)。
【0087】操作者から読み込みの選択指示がされる
と、シナリオ管理編集部111は、シナリオファイル2
20から、保存されているシナリオのリストを読み込
み、これを、そのためのウインドウを設けて、そのウイ
ンドウ上に表示する(図示せず)(ステップ510
3)。ここで、リストから目的のシナリオを、キーボー
ド510、マウス520等から選択の指示の入力につい
て監視する(ステップ5104)。いずれかのシナリオ
が選択されると、シナリオ管理編集部111は、シナリ
オファイル220について、そのシナリオの探索を行な
い、選択されたシナリオファイルをメインメモリ102
に読み込む(ステップ5105)。また、シナリオ管理
編集部111は、当該シナリオファイルに含まれるセル
のファイル名を調べ、それに対応するセルファイルをラ
イブラリ210を検索して、メインメモリ102に読み
込む(ステップ5106)。なお、本実施例では、シナ
リオファイルに記述される挿げてのセルファイルをメイ
ンメモリ102に読み込むことを原則とする。しかし、
メインメモリ102の容量によっては、シナリオの一
部、例えば、表示順序の上位側のセルから、与えられた
容量に格納できるだけのセルについてのみ読み込むよう
にしてもよい。また、インデックス画像領域に表示され
るセルについてのみ読み込むようにしてもよい。
【0088】次に、シナリオ管理編集部111は、シナ
リオファイルに含まれるセルのファイル名から、インデ
ックス画像のファイル名を求める。このインデックス画
像ファイル名は、本実施例では、セルのファイル名に、
indxの符号を付加しているだけであるから、セルフ
ァイル名が判れば、対応するインデックス画像ファイル
名はただちに求まる。このインデックス画像ファイル名
に基づいて、シナリオ管理編集部111は、インデック
ス画像ファイル230を探索して、目的のインデックス
画像ファイルを、メインメモリ102に読み込んで、そ
の全部または一部を、シナリオの順にしたがって、イン
デックス画像表示部611に表示する(ステップ510
7)。図14のa−1に、その表示画面の一例を示す。
【0089】また、シナリオ管理編集部111は、イン
デックス画像表示部611と各インデックスファイル名
との対応関係を示すデータを、例えば、テーブルとして
設け、インデックス画像表示部611に表示されている
インデックス画像がスイッチとして使用できるように定
義する(ステップ5108)。
【0090】なお、このインデックス画像表示領域61
0は、上述したように、サブ操作スイッチ612によ
り、拡大、縮小したり、スクロールしたりすることがで
きる。なお、特に指示しないかぎり、標準の大きさで、
表示順序番号がNo.1のものから順に配置される。
【0091】一方、ステップ5102で、ファイルの保
存が選択された場合は、新規にファイルを保存する場
合、シナリオファイル名の命名要求メッセージを、画
面、例えば、編集画像領域630に表示すると共に、入
力受付を行なう(ステップ5109)。ファイル更新の
場合は、当該ファイルに付されたファイル名をそのまま
使用するので、入力不要とすることができる。入力は、
例えば、キーボード510で行なわれる。ファイル名が
入力されると、リターンキー(キーボードに限らず、画
面上に、アイコン等のスイッチ領域を設けて、その領域
をマウスで指示するようにしてもよい)等で保存指示を
待つ(ステップ5110)。
【0092】保存指示がなされると、シナリオ管理編集
部111は、画像ライブラリ210内のシナリオファイ
ルのディレクトリを探索し(ステップ5111)、同一
名称のファイルが存在するか否かを判定する(ステップ
5112)。同一名称のファイルが存在しなければ、そ
のまま当該シナリオファイルの保存を実行する(ステッ
プ5113)。一方、同一名称のファイルが存在すると
き、ファイルの更新か否かを調べ(ステップ511
4)、更新であれば、ステップ5113に進み、ファイ
ルの保存を行なう。一方、更新でなければ、上記ステッ
プ5109に戻り、ファイル名の入力を要求するメッセ
ージを編集画像領域630に表示すると共に、入力受付
を行ない、以下同一の手順を繰り返す。
【0093】一方、図10において、操作者がセルを新
たに作成するしようとする場合、セルを構成する画像デ
ータの入力を行なうことになる。この場合、操作者は、
基本操作部621の“外部入力”の選択指示を行なう
(操作3)。
【0094】シナリオ管理編集部111は、サブ操作部
622として、“スキャナ”と、“VTR”と、“オン
ライン”と、“外部記憶装置”とを表示する。この状態
で、シナリオ管理編集部111は、操作者からの指示を
待つ(ステップ5202)。ここで、スキャナ530で
入力するものとすると、操作者は、“スキャナ”の選択
を指示すればよい。シナリオ管理編集部111は、操作
者の選択指示を受けて、対象となるデバイスの動作の起
動確認を行なう。デバイスが起動されている場合は、入
力指示を示すメッセージをディスプレイ600上に表示
する(ステップ5204)。なお、起動されていない場
合には、その旨のメッセージをディスプレイ600上に
表示する。
【0095】データが入力されているか否か監視し(ス
テップ5205)、入力されているデータを、メインメ
モリ102に格納する(ステップ5206)。そして、
その画像を、編集画像領域630に表示する(ステップ
5207)。
【0096】この状態で、終了の指示を行なうと、次の
操作、例えば、次のデータの入力、セル編集等に移るこ
とができる。なお、シナリオ管理編集部111は、次の
操作に移る前に、入力されデータの保存を行なうか否か
の指示を求める。操作者が、保存の指示を行なうと、こ
れを新たなセルファイルとして登録する。その際、セル
ファイル名等を付与する。また、インデックス生成部1
18において、画像表示部117で描画されたビットマ
ップデータからインデックス画像が生成されると共に、
セルファイル名に対応するインデックス画像ファイル名
が作成されて、インデックスファイル230に格納され
る。この作業は、システムにおいて自動的に行なわれ
る。なお、操作者が関与して、手動で行なうようにする
こともできる。
【0097】なお、終了は、後述する他の操作の場合で
も同様であるが、リターンキーの入力か、サブ操作部6
22に終了指示部を設けて、これを指示するか、ポップ
アップメユー入力で行なうかの、いずれでもよい。ま
た、登録についても同様である。
【0098】図10において、操作者は、セル編集を行
なうか否かを決定する(操作4)。すなわち、セル編集
を行なうか、シナリオ編集を行なうかについて、決定す
る。セル編集を選択する場合、操作者は、編集画像領域
630に、編集すべき画像が既に表示されている場合に
は、編集メニュー領域620の基本操作部621で、セ
ル編集を選択指示する。まだ表示されていなければ、編
集すべきセルの選択を行なう(操作5)。
【0099】セルの選択に際し、この例の場合、画面に
は、目的のシナリオファイルが、上述した操作で、画像
ライブラリ210から読出されて、そのインデックス画
像がインデックス画像表示部611に表示されている。
そこで、操作者が画像の選択を指示する操作を行なう
と、シナリオ管理編集部111は、これを検出して(ス
テップ6001)、選択されたインデックス画像表示部
611の強調処理を行なう(ステップ6002)。強調
処理は、後述する他の操作についても同様であるが、本
実施例では、インデックス画像表示部611の枠部分を
太線表示することにより行なう。もっとも、強調処理
は、これに限らず、他の方法で行なってもよい。例え
ば、反転表示、ブリンク、色変化等でもよい。
【0100】次に、シナリオ管理編集部111は、選択
されたインデックス画像表示部611のインデックス画
像のファイル名からセルファイル名を取得すると共に、
2次元セルか、3次元セルかを示す識別子の判定を行な
う(ステップ6003)。そして、目的のセルファイル
をセルファイル名に従って検索して(ステップ600
4)、そのセルファイルに含まれる2次元セルまたは3
次元セルを編集画像領域630に表示させる(ステップ
6005)。ここでは、2次元セルが選択されて表示さ
れるものとする。
【0101】この状態を、図14のa−2に示す。図1
4のa−2では、マウス520のカーソルMCがインデ
ックス画像表示部611の表示順序番号No.1を指し
ている状態で、選択指示がなされたことを示している。
この結果、編集画像領域630には、対応するセルの2
次元画像である、文字による説明の画像が表示される。
【0102】なお、メインメモリ102に、目的のセル
ファイルが存在しないときは、シナリオ管理編集部11
1は、画像ライブラリ210を検索して、該当するセル
ファイルをメインメモリ102に読み込んで、表示処理
を行なう。
【0103】この状態で、操作者が、基本操作部621
でセル編集を選択指示すると、そのサブ操作部622が
表示される。このサブ操作部622の項目としては、例
えば、図8に示すものがある。操作者は、これらの項目
から編集事項を選択する。この場合、シナリオ管理編集
部111は、選択された項目について、選択されている
セルの識別子を見て、実行可能か否か判定する。すなわ
ち、2次元セルについて、ライブモックを選択したり、
3次元セルについて、静止画を選択したりした場合に、
エラーとして、その旨のメッセージをディスプレイ60
0上に表示する。
【0104】ここで、2次元セルの編集の場合は、2次
元画像編集部112に処理が移される。2次元画像編集
部112の静止画の編集処理として、例えば、コピー、
ペースト等の機能により、描画内容に変更を加えること
ができる。また、他の画像を合成することができる。
【0105】他の画像の合成は、次のように行なう。ま
ず、ファイル操作を選択し、さらに、サブ操作部622
で、シナリオファイルの読み込みを指示する。このよう
な指示がなされると、シナリオ管理編集部111は、上
述した図11に示すように、シナリオファイルのリスト
を表示し、リストからいずれかのシナリオファイルが選
択されると、そのシナリオファイルを読み込むと共に、
ディスプレイ600上に、そのシナリオファイルの各セ
ルのインデックス画像を表示する。この表示の際、イン
デックス画像表示領域610には、既に他のシナリオフ
ァイルのインデックス画像が表示されているので、図1
4a−3に示すように、オーバービューウインドウとし
て表示される。そして、このウインドウから、上述した
と同様にして、インデックス画像の選択を行なう。この
選択が行なわれると、当該インデックス画像表示部61
1の枠が強調のため太線表示される。
【0106】この選択により、対応するセルファイルの
2次元画像が、オーバービューウインドウとして表示さ
れる。ここで、このセルの2次元画像を目的の大きさ等
にするための処理を行なう。このため、基本操作部62
1のウインドウ操作を選択されると、シナリオ管理編集
部111は、そのウインドウを変更可能状態とする。こ
のウインドウ操作では、そのウインドウについて、その
大きさの変更、姿勢の変更、移動等の処理が行なえる。
ここでは、このウインドウのサイズを、縮小して、編集
画像領域630の目的の領域に移動させる。
【0107】この状態で、ペースト指示を行なうと、2
次元画像編集部112は、そのウインドウ内の画像を、
編集画像領域630に貼付た状態とする。そして、2次
元画像生成部114は、この状態の2次元画像を生成し
て、画像表示部117に渡す。これによって、ディスプ
レイ600上に、図14のa−4に示すような画像が表
示される。
【0108】このようにして生成された2次元画像の保
存は、上述した図11に示すシナリオファイルの保存と
同様に行なうことができる。すなわち、シナリオ管理編
集部111は、ファイルの更新であれば、それを画像ラ
イブラリ210に保存する。この時、インデックス生成
部は、この更新時に、新たな2次元画像に基づいて、イ
ンデックス画像を生成して、これをインデックスファイ
ル230に更新保存する。一方、合成したセルの画像
を、新たなセルとして保存する場合には、上述した、外
部入力の画像データの登録と同様に行なえばよい。
【0109】なお、ファイルの保存の指示を行なわず
に、編集終了の指示を入力すると、シナリオ管理編集部
111は、当該セルファイルの保存データと編集後のデ
ータとを比較して、一致している場合には、そのまま終
了させ、不一致であれば、ファイルの更新または新規保
存を行なうようメッセージをディスプレイ600に表示
する。
【0110】次に、3次元セルの編集について、説明す
る。この場合、データの読み込み、登録等の操作は、基
本的には、2次元セルの編集および登録処理と共通す
る。そこで、ここでは、3次元セル固有の編集について
説明する。
【0111】相違点第1は、3次元データのグループご
との編集である。編集に当たっては、まず、図15のb
−1,2に示すように、編集すべき画像を、シナリオフ
ァイルに記述される3次元セルファイルから読みだし
て、編集画像領域630に表示する。次に、例えば、ポ
ップアップメニューにより、3次元セルファイルの3次
元形状データの階層構造の表示を指示する。これを受け
て、シナリオ管理編集部111は、当該セルの3次元形
状データのツリー構造データをセルファイルから読みだ
して、ウインドウ表示する。図15b−3に、ツリー構
造を示すウインドウW2の一例を示す。
【0112】ここで、操作者が、図示されている冷蔵庫
の例において、その構成の変更をしたい場合、階層構造
における該当グループに対して指示を与えることによ
り、実現することができる。すなわち、特定のグループ
の追加、削除、移動、形状変更、属性変更等を直接階層
構造に表れているグループに指示すればよい。また、各
グループが表示されている領域単位にスイッチ機能の定
義を行なっておくことにより、編集画像領域630に表
示される画像そのものに対して、マウス520のカーソ
ルを位置させて、選択指示することにより、その部分を
特定して、各種変更を行なうことができる。例えば、特
定部分または全体について、その移動、姿勢変化、色変
化等を行なうことができる。これは、例えば、サブ操作
部622の、モーション、カラーリングを選択すること
で、指定することができる。
【0113】例えば、図15のb−4では、対象物の冷
蔵庫の一部の冷蔵室の高さを小さくする変更を行なった
例を示している。この場合、対象となるグループを、階
層構造を示すウイドウW2で指定すると共に、編集機能
を示すウインドウW3で、形状データのZ方向の値を減
少し持することにより実現することができる。この指示
は、マウスにより、増減キー(図示せず)を押しつづけ
ること、値をキーボードで直接入力すること等によって
行なうことができる。
【0114】なお、属性については、後述するように、
属性の状態を示すW7をポップアップ表示させて、その
ウインドウ上で、これらの編集を行なってもよい。
【0115】また、イベントの定義を行なうことができ
る。ここでは、冷蔵庫について、各ドアの開閉ができる
ように、ドアのノブを指示すると、ドアが開くようにイ
ベント情報を定義しておくことができる。また、ドアが
開くと、内部の照明が行なわれるように、イベントの定
義行なっておくことができる。
【0116】なお、グループの選択を行なった場合、そ
の部分について、他と区別するため、編集上の指示が行
われるまで、輝度変更等の強調処理を行なうようにして
もよい。このようにすることにより、対象のどの部分が
選択されているかを、操作者に対して明確に示すことが
でき、編集作業を容易にすることができる。なお、この
強調処理は、本実施例では、図15のb−4において、
ウインドウW2内の階層構造の表示および対象物の対象
領域について網かけ表示を行なっている。なお、選択さ
れた領域の強調および対象図形のいずれかについて行な
ってもよい。さらに、このような強調処理をするかしな
いかの選択、また、どれについて強調処理を行なうかの
選択ができるようにしてもよい。
【0117】また、図15のb−4には、ウインドウW
3がポップアップメニューとして示されている。これに
は、各グループについての、マテリアル、テクスチャ等
の属性情報が表示されると共に、光源属性が表示され
る。これらは、変更することができ、それによって、対
象物の色等の属性を変更することができる。
【0118】また、階層構造において、光源を選択し
て、サブ選択部622のライティングを選択することに
より、光源の属性の変更を行なうことができる。さら
に、観察者の視点、視点の移動等の指定も行なうことが
できる。
【0119】次に、3次元モデルに、2次元画像を合成
する例について、図16を参照して説明する。
【0120】この場合も、これまでに述べた操作と同様
にして、図16c−1に示すインデックス画像から、目
的の画像を編集画像領域630に表示させる。すなわ
ち、図16c−2に示すように、ここでは、3次元形状
を有する冷蔵庫の背景に、2次元の背景空間が配置され
ている例である。この背景には、図4(B)の全体属性
情報に含まれる背景画像ファイル名に記述されるファイ
ルの画像が用いられる。
【0121】さて、この状態で、冷蔵庫を異なる環境に
置いた場合のデザインの検討を行なうことができる。そ
のため、まず環境を変えて見る。この例では、インテリ
アについてのシナリオをシナリオファイルから読みだ
し、ウインドウW1として表示させ、この中から、背景
に使用したいセルを選択する(図16c−3)。ここで
は、4番目のセルを選択するものとする。
【0122】この合成は、画像結合部116により行な
われる。ここでは、3次元の冷蔵庫について、移動処理
がなされている。その結果を、図16c−4に示す。こ
の例では、背景の部屋の形状と合うように、冷蔵庫の向
きおよび位置が変化させてある。
【0123】また、図16c−4では、背景に合わせ
て、冷蔵庫の色等を検討するため、属性を変えるための
操作スイッチをポップアップメニューとしてウインドウ
W7で表示してある。ウインドウW7には、例えば、属
性を示すリストを表示すると共に、それを選択させる領
域S1と、選ばれた属性についての編集を行なう領域S
2とが用意される。ここでは、マテリアルの編集が選択
されていることを示し、そのためのマテリアルの見本を
示すソフトキーSK1、SK2が表示されている。操作
者は、これから好きなマテリアル等を選んで、対象であ
る冷蔵庫のマテリアルデザインを検討することができ
る。また、同様に、光源についての、位置、色等も変え
て、光源に対する色の変化等についても検討することが
できる。ここで、属性を示すリストは、メインメモリ1
02に格納されていないときは、画像ライブラリ220
から読み出される。なお、このリストは、文字、記号の
他、見本となる画像で表示してもよい。画像で表示する
と、操作者の選択が容易となる。
【0124】このようにしてデザインを検討した結果得
られた画像を新たなセルファイルとして登録するには、
上述したと同様にすればよい。この時、対象物のマテリ
アル、光源、背景の2次元画像等は、図4(B)の全体
属性に格納される。また、対象物の部分に関する属性
は、それぞれのグループで格納される。なお、新たにセ
ルを登録すると、その際、上述したように、インデック
ス画像が生成され、セルファイルに対応して、インデッ
クスファイル230に格納される(操作10)。ただ
し、これは、システムにおいて、自動的に行なうことが
できるので、操作者は、特別に意識する必要はない。
【0125】なお、デザイン検討の結果は、基本操作部
621における“外部出力”を選択し、さらに、サブ操
作部622の“プリンタ”を選択することにより、印刷
出力することができる。
【0126】次に、操作者は、種々検討したデザインの
結果をプレゼンテーションすることができる。そのため
には、シナリオの編集を行なうか(操作12)、このま
までプレゼンテーションを行なうかの決定をする。(操
作11)。
【0127】シナリオ編集は、基本操作部621のスト
ーリエディットを選択して行なう。この選択がなされる
と、シナリオ管理編集部111は、シナリオリストを画
面に表示する。操作者が目的のシナリオを選択すると、
そのシナリオに含まれるセルのインデックス画像をイン
デックス画像表示領域610に表示する。このシナリオ
編集モードでは、このインデックス画像表示部611に
表示されるインデックス画像の位置を変更することが可
能である。すなわち、表示した順序に合わせて、各イン
デックス画像の配置を変えることができる。
【0128】また、ストーリーエディットのサブ操作部
622の中で、エフェクト編集を選ぶと、表示されるセ
ルとセルとの間をどのようにつなぐかの指定が行なえ
る。すなわち、上述した図6に示すような、ワイプ、ク
ロスフェード等の指定が行なえる。
【0129】このようにして編集したシナリオについ
て、登録を行なうことができる(操作13)。このシナ
リオの登録については、既に図11を参照して説明して
いるので、ここでは繰り返さない。
【0130】次に、操作者は、プレゼンテーションの操
作を指示することができる(操作14)。この指示は、
まず、プレゼンテーションすべきシナリオをシナリオフ
ァイル220から読みだして、基本操作部621の“プ
レゼンテーション”を指示すればよい。なお、現在イン
デックス画像表示領域610に表示されているシナリオ
をそのままプレゼンテーションする場合には、シナリオ
ファイル220からの読み出しは不要である。図17d
−1は、プレゼンテーションを行なうために準備された
シナリオのインデックス画像を示す。
【0131】プレゼンテーションが指示されると、シナ
リオ管理編集部111は、シナリオの順にしたがって、
まず、第1番目のセルの画像の表示を行なう。プレゼン
テーションの場合は、画面全体に表示を行なう。図17
d−2は、この例を示している。このプレゼンテーショ
ンでは、画面一杯に画像が表示されるので、編集メニュ
ー等が表示されない。このため、シナリオの進行は、ポ
ップアップメニューによって行なわれる。図17d−2
において、このためのウインドウW5がポップアップメ
ニューとして表示されている。
【0132】このウインドウW5から次のセルの表示を
選択すると、シナリオで表示順序2番のセルの画像が表
示される。図17d−3にその例を示す。この図では、
対象物の運動等を指示するためのポップアップメニュー
がウインドウW6として表示されている。操作者は、こ
こで指定を行なうことにより、プレゼンテーション中
に、対象物の冷蔵庫の位置を動かしたり、向きを変えた
り、色を変えたり、構成の一部を外したりすることがで
きる。シナリオ管理編集部111は、このような指示を
受けると、3次元画像編集部113および3次元画像生
成部115を起動して、3次元形状データに基づいて演
算を行なわせて、新しい状態を求め、これに基づいて、
対象物の表示を行なわせる。また、イベント情報として
予め定義してあれば、例えば、ドアのノブをマウスのカ
ーソルで触れると、冷蔵庫のドアの開閉を行なうことが
できる。ドアが開いたときの状態は、該当するグループ
の形状データに基づいて演算されて、描画される。
【0133】ポップアップメニューでさらに、次のセル
が選択されると、図17d−4に示す画像が表示され
る。
【0134】これで、シナリオによるプレゼンテーショ
ンが終了する。なお、操作者は、必要により、プレゼン
テーションを繰り返すことができ、また、任意の画像の
表示を選択的に行なわせることもできる。
【0135】上記実施例では、各セルの表示を順次指示
することにより、シナリオの順に行なうことによりプレ
ゼンテーションを行なう例について説明した。これらの
例は、各セルがそれぞれ、異なる画像についてのもので
ある。しかし、本発明は、それに限定されない。同一の
対象について、少しずつ形態が異なるセルを、その形態
の変化とシナリオの順序とを合わせて表示するようにし
た形式のプレゼンテーションも可能である。
【0136】図18に示すものは、その一例である。こ
の例では、ノート型コンピュータについて、表示パネル
部分(蓋)を少しずつ開けた2次元画像のセルを順次配
列してシナリオを構成している。この図では、インデッ
クス画像を示しているが、これをプレゼンテーションす
ることにより、それぞれのセルの画像が順次表示され
る。これらのセルの変化を連続的に見ることにより、ノ
ート型コンピュータの蓋がしだいに開いていく状態を見
ることができる。
【0137】さらに、プレゼンテーションの進行を、手
動ではなく、自動的に行なわせるようにすることも可能
である。この場合、シナリオファイルの属性に、表示時
間を規定し、各セルは表示時間が経過すると、次のセル
の表示に移るようにすることができる。これを多数のセ
ルで、短時間にセルの表示の交替を行なうようにすれ
ば、動画状のプレゼンテーションが可能となる。
【0138】なお、本実施例は、プレゼンテーションを
行なっている際に、ポップアップウインドウを開いて、
印刷を指示することにより、プリンタ700により表示
画面のハードコピーを出力することができる。
【0139】また、本発明は、文書編集装置のような割
付けに利用することもできる。例えば、図19に示すよ
うな、製品説明書を文書と図とで構成し、これを、セル
として登録する。そして、図20に示すように、シナリ
オの一部とすることにより、本の構成に用いることも可
能となる。
【0140】上記実施例では、3次元形状データと2次
元背景データとの合成を行なう例を示したが、本発明は
これに限られない。例えば、テクスチャ等を3次元形状
の特定の面に貼付ることもできる。この場合、操作者
は、編集画像領域630に示されている3次元形状を有
する対象物のいずれかの面に、テクスチャ貼り付け範囲
を指定する。この指定は、マウス520で行なうことが
できる。次に、テクスチャのリストを画像ライブラリ2
10から読みだして、ディスプレイに表示させる。必要
なテクスチャを選び、編集画像領域630に示されてい
る3次元形状を有する対象物の上記指定された領域のあ
る面に重ねる。そして、サブ操作部622でペースト指
示を行なう。これにより、テクスチャが指定された面の
指定された範囲に貼り付けられる。
【0141】このように、本実施例では、編集画像領域
に、目的のセルを選んで表示させることにより、それに
たいして、種々の編集を行なうことができる。このた
め、製品のデザイン等を行なう場合に、模型を製作する
ことなく、種々の形態、色、材質等の変更を試みること
が、簡単な操作で行なえる。しかも、それらをそれぞれ
保存しておくことにより、比較することも容易となる。
また、シナリオを変種することにより、プレゼンテーシ
ョンが容易に行なえる。しかも、このシナリオの編集
は、デザイン検討の過程で、合わせて行なうことができ
る。
【0142】
【発明の効果】本発明によれば、デザイナーがデザイン
の検討を行なう際、リアルタイムで、種々の変形を試み
ることができ、また、そのために、数値を正確に与える
ことを要せず、直接的に変更の指示ができて、使い勝手
がよく、しかも、プレゼンテーションのシナリオも容易
に編集することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像情報処理システムの一実施例の基
本概念を示す説明図。
【図2】本実施例の画像処理システムの機能構成を示す
ブロック図。
【図3】本実施例システムの実現に用いられるハードウ
ェアのシステム構成を示すブロック図。
【図4】本実施例システムで用いられる各種セルの構成
を模式的に示す説明図。
【図5】本実施例システムにおける3次元セルファイル
の属性情報の内容の一例を模式的に示す説明図。
【図6】本実施例システムにおけるシナリオファイルの
構成を模式的に示す説明図。
【図7】(A)は本実施例システムにおける初期編集画
面を示す説明図、(B)はその一部であるセル操作部分
の拡大図。
【図8】本実施例システムの編集メニュー例を示す説明
図。
【図9】本実施例システムの動作の概要を示すフローチ
ャート。
【図10】本実施例システムを操作者が操作する場合の
操作手順の一例を示すフローチャート。
【図11】本実施例のシステムにおいて、ファイル操作
の手順の一例を示すフローチャート。
【図12】本実施例システムのディスプレイ画面におけ
るインデックス画像表示領域に対する操作処理の一例を
示すフローチャート。
【図13】本実施例のシステムにおいて、外部からの画
像データの入力手順の一例を示すフローチャート。
【図14】本実施例のシステムにおける2次元画像の編
集操作の表示画面例を示す説明図。
【図15】本実施例のシステムにおける3次元モデルの
編集操作の表示画面例を示す説明図。
【図16】本実施例のシステムにおける3次元モデルと
2次元画像との合成の一例を示す説明図。
【図17】本実施例システムにおけるプレゼンテーショ
ンの画面例を示す説明図。
【図18】本実施例システムにおける対象の形態変化を
連続的に示すシナリオの一例を示す説明図。
【図19】本実施例システムを割付け編集に利用した画
面例を示す説明図。
【図20】本実施例システムを割付け編集に利用する場
合のシナリオ作成の状態の一例を示す説明図。
【符号の説明】
100…処理部、101…CPU、102…メインメモ
リ、103…フレームバッファ、110…画像編集表示
システム、111…シナリオ管理編集部、112…2次
元画像編集部、113…3次元画像編集部、114…2
次元画像生成部、115…3次元画像生成部、116…
画像結合部、117…画像表示部、118…インデック
ス生成部、200…外部記憶装置、210…画像ライブ
ラリ、220…シナリオファイル、230…インデック
スファイル、500…入力装置、510…キーボード、
520…マウス、530…スキャナ、600…ディスプ
レイ、610…インデックス画像表示領域、611…イ
ンデックス画像表示部、612…サブ操作スイッチ、6
20…編集メニュー領域、621…基本操作部、622
…サブ操作部、630…編集画像領域、700…プリン
タ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 義章 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像の編集および表示を行なうための画像
    編集表示システムと、編集された画像を表示するディス
    プレイと、画像編集システムに対して指示を与える機能
    を有する入力装置と、編集対象の画像データを記憶する
    第1のファイル装置と、編集対象の画像に対応して、こ
    の編集対象の内容を画像で示すインデックス画像データ
    を記憶する第2のファイル装置とを備え、 画像編集表示システムは、 編集対象の画像を表示するための編集画像領域、およ
    び、インデックス画像を表示するためのインデックス画
    像表示領域を表示する編集画面を生成して、ディスプレ
    イ上に表示する編集画面表示手段と、 第2のファイル装置に格納されているインデックス画像
    データのうち、編集対象とする画像に対応する画像をイ
    ンデックス画像表示領域に表示させる手段と、 入力装置からの、インデックス画像表示領域に表示され
    ているインデックス画像を選択する指示を受け付けて、
    第1のファイル装置に格納されている画像データのう
    ち、当該インデックスに対応する画像を編集画像領域に
    表示させる手段と、 編集画像領域に表示されている画像の編集を行なう手段
    とを備えることを特徴とする画像情報処理システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、編集画面表示手段は、
    編集作業を指示するためのメニューを表示する編集メニ
    ュー領域をさらに表示させる機能を有し、ディスプレイ
    の編集画面上には、インデックス画像表示領域、編集画
    像領域、および、編集メニュー領域が表示されるもので
    ある画像情報処理システム。
  3. 【請求項3】請求項1において、画像編集表示システム
    は、編集対象となった複数の画像データについて、それ
    らの表示順序を規定するシナリオを編集するシナリオ編
    集手段をさらに備えるものである、画像情報処理システ
    ム。
  4. 【請求項4】請求項3において、シナリオ編集手段は、
    インデックス画像表示領域に表示されているインデック
    ス画像の配置順序に対応して表示順序を規定するもので
    ある、画像情報処理システム。
  5. 【請求項5】請求項4において、シナリオ編集手段は、
    インデックス画像表示領域に表示されているインデック
    ス画像の配置順序の変更により、シナリオの編集が行な
    われるものである、画像情報処理システム。
  6. 【請求項6】請求項5において、シナリオを記憶するた
    めの第3のファイル装置をさらに有する、画像情報処理
    システム。
  7. 【請求項7】請求項2において、第1のファイル装置
    は、複数のファイルを記憶することができ、画像データ
    は、表示上一まとまりを構成する単位(セル)で、1フ
    ァイルとして、格納されるものである画像情報処理シス
    テム。
  8. 【請求項8】請求項7において、第1のファイル装置
    は、画像データとして、2次元画像データおよび3次元
    画像データを記憶し、2次元画像データおよび3次元画
    像データは、それぞれ異なるファイルの形式で記憶され
    るものである、画像情報処理システム。
  9. 【請求項9】請求項8において、3次元画像データは、
    対象を、分割可能な構成要素にグループ化すると共に、
    グループ間の関係に階層構造を持たせた3次元形状デー
    タと、各グループごとの属性を定義する属性情報と、グ
    ループ全体の属性を定義する属性情報とを記述するもの
    である、画像情報処理システム。
  10. 【請求項10】請求項9において、3次元画像データ
    は、対象の全部または一部について、その形態の変化、
    運動および視点移動のうち、少なくとも1つの変化を与
    えることを記述する属性情報を有するものである、画像
    情報処理システム。
  11. 【請求項11】請求項2において、第2のファイル装置
    は、インデックス画像データとして、対応する編集対象
    画像データの内容を示す2次元画像データを記憶するも
    のである、画像情報処理システム。
  12. 【請求項12】画像の編集および表示を行なうための画
    像編集表示システムと、編集された画像を表示するディ
    スプレイと、1の表示単位を構成する画像データを1セ
    ルとして格納する画像ライブラリと、当該セルの画像の
    インデックスとなる画像を保存するインデックスファイ
    ルと、複数のセルのひとまとまりの配列をシナリオとし
    て保存するシナリオファイルと、画像編集システムに対
    して、指示を与える機能を有する入力装置とを備えるこ
    とを特徴とする画像情報処理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004318318A (ja) * 2003-04-14 2004-11-11 Olympus Corp シミュレーション装置

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JPH11331700A (ja) * 1998-05-15 1999-11-30 Sony Corp 画像処理装置および画像処理方法
JP2004318318A (ja) * 2003-04-14 2004-11-11 Olympus Corp シミュレーション装置

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