JP3041393B2 - カード処理方法 - Google Patents

カード処理方法

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JP3041393B2
JP3041393B2 JP28340596A JP28340596A JP3041393B2 JP 3041393 B2 JP3041393 B2 JP 3041393B2 JP 28340596 A JP28340596 A JP 28340596A JP 28340596 A JP28340596 A JP 28340596A JP 3041393 B2 JP3041393 B2 JP 3041393B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカード処理方法に関
し、詳しくは、プリペイドカードやクレジットカードな
ど多くのもので磁気記録部を有するいわゆる「カード」
類に可逆性感熱記録表示部を設けることにより、繰り返
し書換え表示を可能としたカード処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プリペイドカードやクレジットカード等
多種多様の「カード」類が市場に登場し、すでに多分野
で社会に浸透している。これらのカード類はその書換え
可能な表示部の殆どが磁気記録法の利用に頼っているの
が実情である。そして、これらのカード類は、登場当
初、それ自体に残高等を表示する機能を持っていなかっ
たが、最近では感熱記録材料を用いた追記型の表示部を
備えたカード類も開発されている。現在ではさらに、書
換え型の表示部を備えたカード類の登場が望まれてい
る。
【0003】ところで、表示部を書換え可能にする最も
有力な手段として、可逆性感熱記録材料を用いた表示方
法が知られている。可逆性感熱記録材料としては、支持
体上にポリエステル等の樹脂中に高級アルコール、高級
脂肪酸等の有機低分子物質を分散した感熱層を設けたも
のが特開昭55−154198号公報に、屈折率の異な
るポリマーを2種類以上混入した感熱層(記録層)を設
けたものが特開昭62−108087号公報に開示され
ている。この種の可逆性感熱記録材料による記録即ち画
像形成及び消去は、感熱層の温度による透明度変化を利
用したものであり、従来の不可逆的な感熱記録材料と同
様にサーマルヘッドやホットスタンプなどによる画像形
成が可能で、それに加えて、消去も可能という特徴をも
つものである。
【0004】そこで、前記の磁気記録材料と可逆性感熱
記録材料とを併用させた「カード」類(以降、単に「カ
ード」と称することがある)が提案されるに至っている
(例えば特開平1−181766号公報)。この可逆性
感熱記録材料を表示部に用い、かつ、磁気記録材料を記
録部に用いたカードの使用に際しては、 (a)記録の読取り (b)記録部の書換え (c)表示部の消去 (d)表示部への書込み という4つの処理手段が存在する。一般に自動改札など
に使われている磁気記録部と追記型の表示部を持ったカ
ードの処理装置に於いては、行程(a)と行程(b)
(場合によってベリファイの為に行程(a)をもう一度
追加する)という磁気の読み書きの処理を完了した後に
表示部への書込み行程(d)を行なっており、書き換え
可能な表示部を備えたカードの処理装置についても単純
に行程(d)の前に行程(c)を加えると云う程度の考
え方である(特開平3−10394号公報)。すなわち
(a)→(b)→(c)→(d)の行程順が考えられて
いた。
【0005】しかしながら、一般的に感熱記録方法は、
磁気記録など他の記録方法に比べて、(i)書込みに時
間がかかる、(ii)可逆的な感熱記録材料にとっての
消去はさらに時間がかかる、(iii)従って当然、カ
ード処理装置全体の所要時間も長くなるといった不都合
がある。カード利用者にとって、所要時間が短い程好ま
しいことは当然であり、それ故に、例えば鉄道の自動改
札のような速い処理スピードを要する用途では利用が困
難であるという問題も生じる。カードの全面を有効的に
利用するために、最近は、磁気記録層の上にも印刷や感
熱表示層などを重ねているカードが多いが、この様なカ
ードでは磁気記録層と磁気ヘッドとの間の距離が離れて
しまうので、磁気記録部の読取り・書換えの行程におけ
る信頼性が低下するという問題が生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は磁気記録部
(書換え可能な不可視情報の記録部)と可逆性感熱記録
材料を用いた書換え可能な表示部とを有するカードへの
読取り、書込み(書換え)、消去がともに短時間が行な
えるとともに、特に磁気記録部の読取り・書換えの行程
における信頼性を高めたカード処理方法を提供するもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気記録部と
可逆性感熱記録材料を用いた書き換え可能な表示部とを
有するカードに、(a)記録の読み取り、(b)記録部
の書き換え、(c)表示部の消去、および(d)表示部
への書込み、の4つの処理行程を行なうカード処理方法
において、行程(a)と行程(c)なったあとに行
程(b)と行程(d)行な、かつ行程(c)の表示
部の消去を加熱することにより行なうことを特徴として
いる。具体的にいうと(c)→(a)→(b)→(d)
の行程順か(c)→(a)→(d)→(b)の行程順で
処理行な、かつ行程(c)の表示部の消去を加熱す
ることにより行なうことを特徴としている。さらには、
上記4種類の順番の中でも特に行程(c)の直後に行程
(a)または行程(b)行なこと、すなわち(c)
→(a)→(b)→(d)の行程順か(c)→(a)→
(d)→(b)の行程順で処理行な、かつ行程
(c)の表示部の消去を加熱することにより行なうこと
を特徴としている。
【0008】本発明者らは、既述の課題解決のため熟考
を重ねた結果、前記のごときカード処理手段(処理行
程)の順番を工夫することでそれがなし得るのを確め、
本発明をなすに至ったものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明方法をさらに詳細に
説明する。
【0010】まず、磁気記録部の読取りおよび書込み行
程における信頼性低下の防止方法であるが、これは前記
記録部を磁気記録材料で構成する(他の処理手段におい
ても同様である)とともに、感熱表示部の消去行程の直
後にその磁気記録部の読取りまたは書き込み行程を実行
することで解決できる。感熱表示部の消去行程でカード
が加熱されると、その熱によってカード表面の樹脂は瞬
間的に軟化し、弾力性や可塑性が増す。樹脂が軟化して
いるうちに磁気ヘッドがカード表面を通過すると、カー
ド表面の軟化した樹脂は磁気ヘッドの圧力によって比較
的容易に変形し、瞬間的にほんのわずかだが表面の樹脂
層の厚みが薄くなるので、ヘッドと磁気記録層との間の
距離が短くなる。これにより、カード表面の温度が低い
場合に較べて磁気記録部の読取り行程の信頼性が向上す
る。そして、このように感熱表示部の消去行程の直後に
磁気記録の読取り行程を実行できるような行程の順番を
考えると、(c)、(a)、(b)、(d)か又は
(c)、(a)、(d)、(b)になる。
【0011】情報処理時間が短いカードの利用分野では
行程(c)と情報処理を並行して行なっても意味がな
い。この場合は、人間とカード処理装置との間でカード
を受け渡す際に生じるロスタイムの間に並行して行程
(c)を行なうのが良い。カード利用者がカードを装置
に挿入したときには、挿入できたことをカード利用者が
認知するまでに多少の時間を要する。この時間に並行し
て行程(c)を行なうことでカード処理時間を短縮でき
る。すなわち、ここでも(c)→(a)→(b)→
(d)か(c)→(a)→(d)→(b)の順番が良い
ことになる。特に行程(c)を行なっている間はカード
の少なくとも1部分が装置の外に出しておくことが、カ
ードの持ち主の区別がつきやすくなって有効である。
(c)→(a)→(b)→(d)の順番では同じ理由で
行程(d)を行なっている間もカードの一部分を外に出
すと良い。いずれにしても、行程(c)を公知例におけ
る順番(行程(b)の後)よりも前に変更することによ
って、カードの処理速度を向上することが可能となる。
すなわち、既述のとおり、行程(a)と行程(c)が終
わってから行程(b)と行程(d)を行なうのが良い結
果をもたらす。
【0012】上記のとおり、カード処理装置にはカード
が利用者の手を離れてから元に戻るまでに(a)(b)
(c)及び(d)の4つの行程がある。その順序には
「記録の読取り行程は記録部の書換え行程よりも前にく
る」というような幾つかの規則があるが、それでも順序
の組合わせは何通りも考えられる。それら数多くの組合
わせの中で、カードが機械の中に入っている時間を最も
短縮できる組み合わせが、更には、磁気記録部の読取り
行程における信頼性低下を防止するのを配慮したものが
すなわち本発明で定めた組み合わせであるということに
なる。場合によっては、記録部の書き換え行程の後に書
き換え内容を確認する行程(書き換え確認行程)も行な
われるが、本発明ではこれも書き換え行程に含むものと
する。また、書き換え型の表示部に加えて追記型の表示
部をも備えたカードの場合は、その書込み行程を行程
(d)と同時か直前か直後に行なうことが望ましい。
【0013】本発明を実現する装置は、カードがカード
利用者の手を離れてから戻るまでに(a)記録の読み取
り、(b)記録部の書き換え、(c)表示部の消去、お
よび(d)表示部の書込み、の4つの処理行程を行なう
ことが可能な装置であり、本発明ではそれぞれの処理手
段の配置は特に規定しない。この様な装置は具体的には
2つのタイプに大別できる。一つは装置に一方の口から
カードを挿入して他方の口からカードを送出するタイプ
で、主として自動改札等のゲートに用いられる。もう一
つは同じ口でカードの挿入も送出も行なうタイプで、主
として自動販売機等に用いられる。前者では処理手段の
配置の自由度が高くまた高速化も容易であるが、装置が
大型になりやすいという短所もある。後者は小型化が可
能である反面、高速化が困難で、また処理手段の配置の
自由ども小さい。実施例では前者の装置を例としてあげ
たが、本発明はこれに制限されるものではない。
【0014】本発明に係るカードは、支持体上に磁気記
録材料からなる記録層を設け、その上または支持体の反
対面に光反射層または着色層を設け、その上に可逆性感
熱記録材料からなる表示層を設けたものであり、更に
は、この表示層(表示部)上には望ましくは保護層が設
けられたものである。磁気の記録層の上に表示層が無い
カードでは銀色隠蔽層や印刷の層が記録層の上に設けら
れている。また、不可逆な感熱記録材料からなる表示部
をカード上に部分的に設けることもある。また、本発明
の主旨によれば、磁気の記録部は他の記録方法を用いた
記録部にそのまま置き換えて適用し得る。例えばバーコ
ードやカルラコード、OCRなどの他、ICカードやレ
ーザーカードの記録部などにも適用し得る。
【0015】本発明における可逆性感熱記録材料とは、
温度変化によって目に見える変化を可逆的に起こす材料
である。目に見える変化は色調の変化と形状の変化に分
けられるが、本発明では主に色調の変化を起こす材料を
使用する。色調の変化には、透過率、反射率、吸収波
長、散乱度などの変化があり、実際の可逆性感熱記録材
料はこれらの変化の組合わせで表示を行なっている。よ
り具体的には、現状では下記の(イ)及び(ロ)という
2種類の系統に分類できる。 (イ)透明状態と白濁状態が可逆的に変化する材料。 (ロ)染料等の色彩が可逆的に変化する材料。
【0016】(イ)としては従来の技術でも述べたよう
に、ポリエステル等の樹脂母材中に高級アルコール、高
級脂肪酸等の有機低分子物質を分散した感熱層を設けた
ものが代表例として挙げられ、また(ロ)としては従来
のロイコ系感熱記録材料の可逆性を増強したもの(例え
ば特開平1−88293号、特開平1−88294号な
どの公報に記載)などが代表的として挙げられる。本発
明方法でのカードには特に(イ)のものの使用が有効で
ある。
【0017】このような可逆性感熱記録材料(感熱表示
部)に対する書込みの方法としては従来の不可逆な感熱
記録材料と同様の方法が使用できる。具体的には (1)サーマルヘッドやホットスタンプの様に電気的に
加熱した書込み素子を可逆性感熱記録材料に接触させ
る、 (2)レーザービーム等の強い光を感熱記録材料にあて
て加熱する、 (3)原稿に強い光を当て、色の濃い部分が高温になっ
た原稿を可逆性感熱記録材料の支持体又は保護層に接触
させて熱を転写する、 などの書込み方法がある。
【0018】また、可逆性感熱記録材料(感熱表示部)
の消去方法としては、書込みと同様にサーマルヘッドや
ホットスタンプでの消去が可能である。この方法は感熱
表示部の中で任意の領域のみを消去することができる点
ですぐれている。中でも、サーマルヘッドによる消去
は、書込みと消去とを一つのサーマルヘッドで兼用させ
ることも可能であるので、特にすぐれている。表示面全
体を消去するのであれば、ヒートローラーやホットプレ
ートなどのような大面積の恒温発熱体による加熱で消去
する方法もある。この方法によれば消去を高速に行なう
ことが可能な点で極めて優れている。その他の消去方法
としては、赤外線などの電磁波による加熱や、温風など
の恒温の流体による加熱がある。これらの消去方法は、
複数のカードの表示を同時に消去するような場合に特に
有効である。
【0019】ただし、本発明においては感熱表示部の消
去行程では均一な加熱が要求されるので、ヒートローラ
ーかホットプレートのような大面積の加熱装置が最も適
している。サーマルヘッドで消去する場合には、任意の
場所だけ消去するようなことはせずに、少なくとも磁気
記録部と重なる場所では全面を消去するように設定し、
また、パルスの印加方法もドット単位で加熱されないよ
うに工夫する必要がある。そうしないと、磁気層にムラ
が生じ、磁気の読み書きの信頼性が低下する。
【0020】更に、本発明の可逆性感熱記録材料におけ
る「樹脂母材及びその樹脂母材中に分散された有機低分
子物質で構成され、加熱により透明と白濁の状態を可逆
的に変化させる材料」にみられる透明状態と白濁不透明
状態との違いは次のように推測される。
【0021】すなわち、(I)透明の場合には樹脂母材
中に分散された有機低分子物質の粒子は有機低分子物質
の大きな粒子で構成されており、片側から入射した光は
散乱されること無く反対側に透過するため透明に見える
こと、また、(II)白濁の場合には有機低分子物質の
粒子は有機低分子物質の微細な結晶が集合した多結晶で
構成され、個々の結晶の結晶軸がいろいろな方向を向い
ているため片側から入射した光は有機低分子物質粒子の
結晶の界面で何度も屈折し、散乱されるため白く見える
こと、等に由来している。
【0022】図1(熱による透明度の変化を表わしてい
る)において、樹脂母材及びこの樹脂母材中に分散され
た有機低分子物質を主成分とする感熱層は、例えばT
以下の常温では白濁不透明状態にある。これを温度T
に加熱すると透明になり、この状態で再びT以下の常
温に戻しても透明のままである。これは温度TからT
以下に至るまでに有機低分子物質が半溶融状態を経て
多結晶から単結晶へと結晶が成長するためと考えられ
る。更にT以上の温度に加熱すると、最大透明度と最
大不透明度との中間の半透明状態になる。次に、この温
度を下げて行くと、再び透明状態をとることなく最初の
白濁不透明状態に戻る。これは温度T以上で有機低分
子物質が溶融後、冷却されることにより多結晶が析出す
るためであると考えられる。なお、この不透明状態のも
のをT〜T間の温度に加熱した後、常温即ちT
下の温度に冷却した場合には透明と不透明との中間の状
態をとることができる。また、前記常温で透明になった
ものも再びT以上の温度に加熱した後常温に戻せば再
び白濁不透明状態に戻る。即ち、常温で不透明及び透明
の両形態並びにその中間状態をとることができる。従っ
て、熱を選択的に与えることにより感熱表示層を選択的
に加熱し、透明地に白濁画像、白濁地に透明画像を形成
することができ、その変化は何回も繰り返することが可
能である。
【0023】本発明に係る可逆性感熱記録材料による表
示層を形成するには一般に(1)樹脂母材及び有機低分
子物質の2成分を溶解した溶液、又は(2)樹脂母材の
溶液(溶剤としては有機低分子物質のうちの少なくとも
1種を溶解しないものを用いる)に有機低分子物質を微
粒子状に分散した分散液を調製し、これを例えば磁気記
録層上に直接又は望ましくは光反射層上に塗布乾燥して
感熱層を形成せしめればよい。
【0024】感熱層形成用又は感熱記録材料調製用溶剤
としては、樹脂母材及び有機低分子物質の種類によって
いろいろ選択できるが、例えばテトラヒドロフラン、メ
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、クロロホ
ルム、四塩化炭素、エタノール、トルエン、ベンゼン等
が挙げられる。なお、分散液を使用した場合はもちろん
であるが、溶液を使用した場合も得られる感熱層中では
有機低分子物質は微粒子として析出し、分散状態で存在
する。
【0025】感熱層(表示部)に使用される樹脂母材は
有機低分子物質を均一に分散保持した層を形成すると共
に、最大透明時の透明度に影響を与える材料である。こ
のため樹脂母材は透明性が良く、機械的に安定で、且つ
成膜性の良い樹脂が好ましい。
【0026】このような樹脂としては、ポリ塩化ビニ
ル;塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢
酸ビニル−ビニルアルコール共重合体、塩化ビニル−酢
酸ビニル−マレイン酸共重合体、塩化ビニル−アクリレ
ート共重合体等の塩化ビニル系共重合体;ポリ塩化ビニ
リデン、塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体、塩化ビ
ニリデン−アクリロニトリル共重合体等の塩化ビニリデ
ン系共重合体;ポリエステル;ポリアミド;ポリアクリ
レート又はポリメタクリレート或いはアクリレート−メ
タクリレート弁重合体;シリコン樹脂等が挙げられる。
これらは単独で或いは2種以上混合して使用される。
【0027】一方、有機低分子物質としては記録層中で
熱により多結晶から単結晶に変化するものであればよ
く、一般に融点30〜200℃好ましくは50〜150
℃程度のものが使用される。このような有機低分子物質
としてはアルカノール;アルカンジオール;ハロゲンア
ルカノールまたはハロゲンアルカンジオール;アルキル
アミン;アルカン;アルケン;アルキン;ハロゲンアル
カン;ハロゲンアルケン;ハロゲンアルキン;シクロア
ルカン;シクロアルケン;シクロアルキン;飽和または
不飽和モノまたはジカルボン酸又はこれらのエステル、
アミド又はアンモニウム塩;飽和または不飽和ハロゲン
脂肪酸またはこれらのエステル、アミド又はアンモニウ
ム塩;アリルカルボン酸またはそれらのエステル、アミ
ド又はアンモニウム塩;ハロゲンアリルカルボン酸また
はそれらのエステル、アミド又はアンモニウム塩;チオ
アルコール;チオカルボン酸又はそれらのエステル、ア
ミンまたはアンモニウム塩;チオアルコールのカルボン
酸エステル等が挙げられる。これらは単独で又は2種以
上混合して使用される。これらの化合物の炭素数は10
〜60、好ましくは10〜38、特に10〜30が好ま
しい。エステル中のアルコール基部分は飽和していても
飽和していなくてもよく、またハロゲン置換されていて
もよい。いずれにしても有機低分子物質は分子中に酸
素、窒素、硫黄及びハロゲンの少くとも1種、例えば−
OH、−COOH、−CONH−、−COOR、−NH
−、−NH、−S−、−S−S−、−O−、ハロゲン
等を含む化合物であることが好ましい。
【0028】更に具体的には、これら化合物としてはラ
ウリン酸、ドデカン酸、ミリスチン酸、ペンタデカン
酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ノナデカ
ン酸、アラギン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸;ステア
リン酸メチル、ステアリン酸テトラデシル、ステアリン
酸オクタデシル、ラウリン酸オクタデシル、パルミチン
酸テトラデシル、ベヘン酸ドデシル等の高級脂肪酸のエ
ステル; C1633−O−C1633, C1633−S−C1633, C1837−S−C1837, C1225−S−C1225, C1939−S−C1939, C1225−S−S−C1225 等のエーテル又はチオエーテル等がある。中でも、本発
明では高級脂肪酸、特にパルミチン酸、ステアリン酸、
ベヘン酸、リグノセリン酸等の炭素数16以上の高級脂
肪酸が好ましく、炭素数16〜24の高級脂肪酸が更に
好ましい。
【0029】透明化できる温度の巾を広げるには、この
明細書において記載した有機低分子物質を適宜組合せる
か、または、そうした有機低分子物質と融点の異なる他
の材料とを組合せればよい。これらは例えば特開昭63
−39378号、特開昭63−130380号などの公
報や、特願昭63−14754号、特願平1−1401
09号などの明細書で明らかにされているが、これらに
限定されるものではない。なお、感熱層中の有機低分子
物質と樹脂母材との割合は、重量比で2:1〜1:16
程度が好ましく、1:1〜1:3くらいが更に好まし
い。樹脂母材の比率がこれ以下になると、有機低分子物
質を樹脂母材中に保持した膜を形成することが困難とな
り、またこれ以上になると、有機低分子物質の量が少な
いため、不透明化が困難になる。
【0030】感熱層には以上の成分の他に、透明画像の
形成を容易にするために、界面活性剤、高沸点溶剤等の
添加物を添加することができる。これらの添加物の具体
例は次の通りである。
【0031】高沸点溶剤の例; リン酸トリブチル、リン酸トリ−2−エチルヘキシル、
リン酸トリフェニル、リン酸トリクレジル、オレイン酸
ブチル、フタル酸ジメチル、フタル酸ジエチル、フタル
酸ジブチル、フタル酸ジヘプチル、フタル酸ジ−n−オ
クチル、フタル酸ジ−2−エチルヘキシル、フタル酸ジ
イソノニル、フタル酸ジオクチルデシル、フタル酸ジイ
ソデシル、フタル酸ブチルベンジル、アジピン酸ジブチ
ル、アジピン酸ジ−n−ヘキシル、アジピン酸ジ−2−
エチルヘキシル、アゼライン酸ジ−2−エチルヘキシ
ル、セバシン酸ジブチル、セバシン酸ジ−2−エチルヘ
キシル、ジエチレングリコールジベンゾエート、トリエ
チレングリコールジ−2−エチルブチラート、アセチル
リシノール酸メチル、アセチルリシノール酸ブチル、ブ
チルフタリルブチルグリコレート、アセチルクエン酸ト
リブチル。
【0032】界面活性剤、その他の添加物の例; 多価アルコール高級脂肪酸エステル;多価アルコール高
級アルキルエーテル;多価アルコール高級脂肪酸エステ
ル、高級アルコール、高級アルキルフェノール、高級脂
肪酸高級アルキルアミン、高級脂肪酸アミド、油脂又は
ポリプロピレングリコールの低級オレフィンオキサイド
付加物;アセチレングリコール;高級アルキルベンゼン
スルホン酸のNa、Ca、Ba又はMg塩;高級脂肪
酸、芳香族カルボン酸、高級脂肪酸スルホン酸、芳香族
スルホン酸、硫酸モノエステル又はリン酸モノ−又はジ
−エステルのCa、Ba又はMg塩;低度硫酸化油;ポ
リ長鎖アルキルアクリレート;アクリル系オリゴマー;
ポリ長鎖アルキルメタクリレート;長鎖アルキルメタク
リレート−アミン含有モノマー共重合体;スチレン−無
水マレイン酸共重合体;オレフィン−無水マレイン酸共
重合体。
【0033】この感熱記録材料の画像を反射画像として
用いる場合には、記録層の背面に光を反射する層(光反
射層)を設けるようにすれば記録層の厚みを薄くしても
コントラストを上げることができる。具体的にはAl、
Ni、Sn等を蒸着することが挙げられる(特開昭64
−14079号公報に記載)。
【0034】また、感熱層(可逆性感熱記録層)上には
その感熱層を保護するために保護層を設けることができ
る。感熱層上に積層する保護層(厚さ0.1〜5μm)
の材料としては、シリコーン系ゴム、シリコーン樹脂
(特開昭63−221087号公報に記載)、ポリシロ
キサングラフトポリマー(特願昭62−152550号
明細書に記載)や紫外線硬化樹脂又は電子線硬化樹脂
(特願昭63−310600号に記載)等が挙げられ
る。いずれの場合も、塗布時に溶剤を用いるが、その溶
剤は、感熱層の樹脂ならびに有機低分子物質を溶解しに
くいほうが望ましい。感熱層の樹脂及び有機低分子物質
を溶解しにくい溶剤としてはn−ヘキサン、メチルアル
コール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール等
が挙げられ、特にアルコール系の溶剤がコスト面から望
ましい。
【0035】更にまた、保護層形成液の溶剤やモノマー
成分等から感熱層を保護するために、保護層と感熱層と
の間に中間層を設けることができる(特開平1−133
781号公報に記載)。中間層の材料としては感熱層中
の樹脂母材として挙げたものの他に下記のような熱硬化
性樹脂、熱可塑性樹脂が使用可能である。即ち、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリビニルア
ルコール、ポリビニルブチラール、ポリウレタン、飽和
ポリエステル、不飽和ポリエステル、エポキシ樹脂、フ
ェノール樹脂、ポリカーボネート、ポリアミド等が挙げ
られる。中間層の厚さは0.1〜2μmくらいが好まし
い。
【0036】
【実施例】次に実施例により本発明をさらに具体的に説
明する。ここでの部は重量基準である。
【0037】実施例1 磁気記録部と可逆性感熱記録材料を用いた書換え可能な
表示部とを備えたカードを作成し、自製のカード処理機
(試験機)で試験した。
【0038】1、カードの作成 約188μm厚の白色PET上に、 γ−Fe 10部 塩化ビニル/酢酸ビニル/ビニルアルコール共重合体 10部 (UCC社製 VAGH) イソシアネート 2部 (日本ポリウレタン社製コロネートL、50重量%トルエン溶液) メチルエチルケトン 40部 トルエン 40部 よりなる液をワイヤーバーで塗布し、加熱乾燥して約1
0μm厚の磁気記録層を設けた。その磁気記録層の上に
アルミニウムを約400オングストローム厚となるよう
に真空蒸着して光反射層を設けた。そして光反射層の上
に、 ベヘン酸 70部 エイコサン2酸 30部 フタル酸ジイソデシル 2部 塩化ビニル/酢酸ビニル/リン酸エステル共重合体 25部 (電気化学工業社製、デンカビニル#1000P) THF 150部 トルエン 15部 よりなる液を塗布し、加熱乾燥して約5μm厚の可逆性
感熱記録材料による表示部を設けた。これを成型してカ
ードを作成した。
【0039】2、カード処理試験 図2に示したようなカード処理試験装置を組立て、作成
したカードを用いて試験をおこなった。図中、11は表
示部消去用ヒートローラ、12は表示部書込み用サーマ
ルヘッド、21は磁気読取りヘッド、22は磁気書換え
ヘッドを表わしており、また31、32、33及び34
はローラ、41は搬送ベルト、51はカード搬入案内
板、61はカード搬出案内板を示している。まず、サー
マルヘッド12による表示部の書込みとヒートローラ1
1による消去を試みてそれに要する最短時間を求めた。
書込みはパルス巾を可能な限り短くしても行なえたが、
パルス巾が1msよりも短いとカードの表面に微小な穴
が開いたため、パルス巾1ms、ライン周期2msに決
定した。ライン数を160本としたので所要時間は約
0.3秒であった。ヒートローラ11は送りのスピード
が150mm/sを越えると消去ムラが生じたため、1
20mm/sに固定した。カードの長さが85mmでそ
のうち60mmを消去したので、所要時間は約0.5秒
であった。なお、磁気の読みだしと書き換えは所要時間
を測定可能にするために速度を調節し、ともに所要時間
を0.1秒にした。次に、感熱記録部の消去用ヒートロ
ーラ11と磁気記録部の読取り用磁気ヘッド21と磁気
書換えヘッド22だけを用意して、磁気記録の読取り試
験を行なった。磁気ヘッド21の直前にヒートローラ1
1を設置して、ヒートローラ11でカードを加熱した場
合は読取りエラー率が0.1%となり、加熱なしの場合
のエラー率2%と較べて信頼性が向上した。また、磁気
記録部の書換えで同様の実験を行ない、消去の加熱によ
り読みとりエラー率が2%から0.3%へと減少した。
更に、全てのローラ及びヘッド(11,12,21,2
2)を用意してカード処理機全体の処理速度を測定する
実験を行なった。なお、この処理機ではいずれかのロー
ラ又はヘッドにカードの先端がかかるように工夫されて
いる。このときのカード処理の行程の順番は、最初に感
熱表示部の消去行程、次いで磁気記録の読取り行程、続
いて磁気記録部の書換え行程、最後に感熱表示部への書
込み行程の順(c→a→b→d)に進行するようにし
た。それぞれの処理行程の所要時間は行程(a)と行程
(b)が約0.1秒で行程(c)が約0.5秒、行程
(d)が約0.3秒であった。また、処理行程の間の送
りにはそれぞれ約0.1秒を要した。さらに、行程
(a)と行程(b)および(d)との間には情報処理の
時間として約0.5秒の時間をおいた。なお、以上の所
要時間は以降のすべての実施例と比較例に共通した。ま
た、表示部の消去用サーマルヘッドと書込み用サーマル
ヘッドは、装置の両端ぎりぎりに配置し、それぞれの行
程の最中にカードが装置からはみ出して見えるようにし
た。全行程の合計時間(行程の時間経過)は約1.7秒
であった。この例(実施例1)と下記実施例2との全行
程時間はまったく同じであったが、実施例1において、
カードが機械の中に隠れている時間は、磁気記録部の読
取り/書換えの行程の間だけなので約0.9秒に短縮で
きた。なお、後記の実施例2においては、同様に短縮し
たが、約1.2秒が機械の中にかくれている時間であっ
た。
【0040】実施例2 図2に記載したカード処理試験装置におけるヒートロー
ラ等の配置をかえ、カード処理の行程の順番を、最初に
感熱表示部の消去行程、次いで磁気記録の読取り行程、
続いて感熱表示部への書込み行程、最後に磁気記録部の
書換え行程の順(c→a→d→b)に進行するようにし
て試験を行なった。但し、感熱表示部の書き込みによる
不均一な加熱によって磁気記録部の書き込み行程に影響
が出ないようにするために、感熱表示部の書き込み行程
の直後に冷却装置を設けた。
【0041】比較例1 カード処理の行程の順番を、最初に磁気記録の読取り行
程、次いで磁気記録部の書換え行程、続いて感熱表示部
の消去行程、最後に感熱表示部への書込み行程の順(a
→b→c→d)に進行するようにした以外は実施例1と
全く同様にして試験をおこなった。その結果、全行程の
合計時間は約1.7秒であり、機械の中にカードが隠れ
ている時間も約1.7秒であった。
【0042】
【発明の効果】実施例の記載から明らかなように、本発
明方法によれば、磁気記録層を記録部として有するとと
もに、可逆性感熱記録材料による書換え可能な表示部を
備えたカードの処理スピードを向上させることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】可逆性感熱記録材料の熱による透明度の変化を
説明するための図である。
【図2】本発明方法の実施に有用な装置の一例の概略図
である。
【符号の説明】
11 表示部消去用ヒートローラ 12 表示部書込み用サーマルヘッド 21 磁気読取りヘッド 22 磁気書換えヘッド 31,32,33,34 ローラ 41 搬送ベルト 51 カード搬入案内板 61 カード搬出案内板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川口 誠 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 小長谷 行夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 野際 通 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 山田 信夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 平4−52887(JP,A) 特開 平3−10394(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 17/00 B41M 5/36 B42D 15/10 501

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録部と可逆性感熱記録材料を用い
    た書き換え可能な表示部とを有するカードに、(a)記
    録の読み取り、(b)記録部の書き換え、(c)表示部
    の消去、および(d)表示部への書込み、の4つの処理
    行程を行なうカード処理方法において、行程(c)、行
    程(a)、行程(b)、行程(d)の順に処理行な
    、かつ該行程(c)の表示部の消去を加熱することに
    より行なうことを特徴とするカード処理方法。
  2. 【請求項2】 磁気記録部と可逆性感熱記録材料を用い
    た書き換え可能な表示部とを有するカードに、(a)記
    録の読み取り、(b)記録部の書き換え、(c)表示部
    の消去、および(d)表示部への書込み、の4つの処理
    行程を行なうカード処理方法において、行程(c)、行
    程(a)、行程(d)、行程(b)の順に処理行な
    、かつ該行程(c)の表示部の消去を加熱することに
    より行なうことを特徴とするカード処理方法。
  3. 【請求項3】 前記可逆性記録材料が樹脂母材及びその
    樹脂母材に分散された有機低分子物質で構成され、か
    つ、加熱により透明と白濁との状態を可逆的に変化させ
    る材料であることを特徴とする請求項1又は2記載のカ
    ード処理方法。
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