JP3040058B2 - グラフィック表示装置 - Google Patents

グラフィック表示装置

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JP3040058B2
JP3040058B2 JP6286275A JP28627594A JP3040058B2 JP 3040058 B2 JP3040058 B2 JP 3040058B2 JP 6286275 A JP6286275 A JP 6286275A JP 28627594 A JP28627594 A JP 28627594A JP 3040058 B2 JP3040058 B2 JP 3040058B2
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松尾  茂
重秋 吉田
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は文字や図形を表示するグ
ラフィック表示装置に係り、特に文字を画素単位情報と
して記憶,表示するものにおいて、文字の所定の位置へ
の展開を高速処理するに適したグラフィック表示装置に
関する。 【0002】 【従来の技術】ラスタスキャン方式でCRTに文字や図
形を表示する方法として表示装置の各画素に対応する情
報を記憶するメモリ(ビットマップメモリ)を持つ方式
(ビットマップ方式と呼ぶ)がある。また、このビット
マップメモリを持つ方式はプリンタへの出力を制御する
場合にも用いられている。従来、このビットマップメモ
リに文字や図形データを発生する処理を主としてリフト
ウエアで行っていたが、扱うデータ量が多いため低速で
あるという問題があった。一方、特にグラフィック図形
発生を高速に行う分野では専用のハードウエアを用いる
方法も一部用いられているが高価になるのが難点であ
る。 【0003】これに対し、文字や図形データの発生機能
をLSIに内蔵することが行われるようになってきてお
り、例えば公知の文献としては、「御法川和夫ほか『座
標で描画位置を指定でき、塗りつぶしやコピーなど豊富
なコマンドを持つCRTコントローラ』日経エレクトロ
ニクス1984年5月21日号,pp.221〜254」が
ある。このLSIを用いれば比較的低いコストでグラフ
ィック処理を大幅に高速化できる。また、このLSIは
矩形領域の情報を高速にコピー転送する機能を有してお
り、この機能を文字表示に適用することができる。なお
このコピー機能の詳細については、本発明者らが、特願
昭59−27155 号及び特願昭59−209248号に提案してい
る。このコピー機能をビットマップ文字表示に適用する
方式は従来のソフトウエアによる方式に比較してかなり
高速化が可能となり、例えば24ドット×24ドットの
漢字1000文字を白黒表示する場合、約0.5 〜1秒
程度で全画面を更新できる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかるに、この方式は
カラー処理の場合に性能が低下するという問題がある。
またマンマシン・インタフェースを重視する分野では、
全画面を0.1 秒程度で更新する性能が要求されてお
り、上記性能は十分なものではない。 【0005】本発明の目的は、ビットマップ文字表示を
高速化するため、簡単フォントの高速展開処理を実現す
るグラフィック表示装置を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、少なく
ともプログラムと画素に対応する情報とを記憶する第1
のメモリと、上記プログラムを実行処理し、システム全
体を、管理制御する第1のプロセッサ手段と、複数多次
元状に配列された画素の制御によって画像情報を出力す
る出力手段と、上記出力手段によって出力される画素に
対応する情報を記憶する第2のメモリと、上記第1のメ
モリあるいは上記第1のプロセッサ手段から与えられた
コマンド(PUT:GET)と二つのパラメータ(L
X,LY)とから、上記第1のメモリに記憶された画素
に対応する情報を読み出し、上記第2のメモリにおける
カレントポインタで指定される原点と該原点から上記二
つのパラメータ(LX,LY)で相対座標指定される点
を対角の2点とする矩形の領域に書き込む第2のプロセ
ッサ手段とを具備することにある。 【0007】 【作用】本発明によると処理する内容を示すコマンド
と,処理量を決めるパラメータを第1のプロセッサ(例
えばCPU)から第2のプロセッサ(例えばグラフィッ
クプロセッサ)に転送するだけで、高速な画像処理及び
表示が達成される。 【0008】上記のコマンドには、PUTコマンド,G
ETコマンド,ROTコマンド,ZOOMコマンドなど
があり、これらコマンドと各コマンドに必要なパラメー
タを第2のプロセッサに与えるだけで描画を含む画像処
理が行える。 【0009】 【実施例】本発明に於いては「文字」とは「英字」,
「数字」,「漢字」,「カナ」,「記号」,「基本図
形」等の画像情報の基本単位を示す概念である。 【0010】以下図面に基づいて本発明の好適な実施例
を詳細に説明する。 【0011】図1は本発明を実施したグラフィック表示
装置の全体構成概要の一例を示す。図形処理装置(GD
P)10,中央処理装置(CPU)11,メインメモリ
12,直接メモリアクセスコントローラ(DMAC)1
3,フレームバッファ14,並直列変換回路15,表示
装置(CRT)16,マルチプレクサ17,ラッチ18
から成る。 【0012】中央処理装置11はメインメモリ12に記
憶されたプログラムを実行処理しシステム全体を管理制
御する。直接メモリアクセスコントローラ13は、メイ
ンメモリ12と図形処理装置10あるいは他の入出力装
置(図示しない)との間の直接メモリアクセスを制御す
る。図形処理装置10は中央処理装置11あるいはメイ
ンメモリ12から転送されるコマンドとパラメータ情報
を受け取り、あらかじめ定められた処理手順に従って、
フレームバッファ14をアクセスし文字や図形データを
発生する。また図形処理装置14は、表示装置16を制
御する同期タイミング信号の発生及び所定のタイミング
に同期してフレームバッファ14から順次表示すべき情
報を読み出すための制御も司っている。フレームバッフ
ァ14から並列に読み出された表示データは並直列変換
回路15で高速の直列信号に変換されてCRT表示装置
16に送られ画面上に表示される。マルチプレクサ17
はフレームバッファ14のアドレスを、図形処理装置1
0あるいは中央処理装置11に接続されたアドレスバス
のいずれから供給するかを切り換える。ラッチ18はア
ドレスとデータの複合された情報からアドレス情報だけ
を切り出すのに用いられる。 【0013】本実施例では特に、フレームバッファ14
には表示装置の各画素に対応するデータを記憶する表示
領域と文字のフォントデータを記憶する文字フォント領
域の両者を含むようにしている。また、図形処理装置1
0では、文字フォント領域の先頭アドレス(FSAH,
FSAL)を記憶するレジスタと1文字を構成する合計
ビット数(FBN)を記憶するレジスタを設けることに
より、システムのデータバスを介して中央処理装置ある
いはメインメモリから転送されるパラメータではコード
化された文字の番号のみを指定するだけで対応する文字
パターンの記憶されているアドレスを算出し得るように
している。この機能により、以下に詳述するように、文
字処理の高速化が可能となっている。 【0014】図2は図形処理装置10の内部構成を示
し、描画プロセッサ101,表示プロセッサ102,タ
イミングプロセッサ103,CPUインタフェース10
6,割込み制御回路105,DMA制御回路104,デ
ィスプレイインタフェース108、及びバス制御回路10
7から成る。描画プロセッサ101は、線や面等の図形
発生やCPUと表示用メモリ間のデータ転送等を制御す
るもので、描画アドレスを出力し表示用メモリの読み書
きを行う。表示プロセッサ102はラスタ走査に従って
順次表示される表示用メモリの表示アドレスを出力す
る。タイミングプロセッサ103は、CRTの同期信号
や表示タイミングや表示と描画の切り替え信号等の各種
タイミング信号を発生する。CPUインタフェース10
6は、CPUデータバスと図形処理装置10間の同期化
等中央処理装置(CPU)11とのインタフェースを司
る。割込み制御回路105はCPUに対する割込み要求
信号(IRQ)を発生する。直接メモリアクセス(以下
DMAと呼ぶ)制御回路104はDMAコントローラ(以
下DMACと呼ぶ)13に対する制御信号のやりとりを
制御する。ディスプレイインタフェース108は、表示
と描画のアドレス切り替え制御等表示用メモリ及びディ
スプレイ装置とのインタフェースを司る。バス制御回路
107は、フレームバッファ用のバスのアクセス権を制
御するもので、外部から要求される信号に対しバスの使
用を許可するかどうかを制御する。この図形処理装置1
0では、描画,表示,タイミングの3プロセッサが機能
分散し並列動作することにより、処理効率を向上してい
る。 【0015】図3は、図2に示す図形処理装置10の端
子配置図を示したものである。各端子機能は次の通りで
ある。 【0016】(1)電源端子(VCC,VSS) 図形処理装置10に電源を供給する端子で、VSSは接地
しVCCには+5Vを供給する。 【0017】(2)システムデータバス(D0〜D15:
入出力) CPU11を含む処理システムと図形処理装置10間の
データ転送に使用する入出力信号である。処理システム
のデータバス幅に合わせ8ビットインタフェース,16
ビットインタフェースの選択が可能である。 【0018】(3)リード/ライト(R/W:入力) CPU11を含む処理システムと図形処理装置10間の
データ転送の方向を制御する入力信号である。R/Wが
“High”レベルのとき図形処理装置10からCPU側へ
の転送が行われ、R/Wが“Low” のときはCPU側か
ら図形処理装置10側へのデータ転送となる。ただし、
DMA転送のときは、R/Wが“High”レベルのときは
メインメモリ側12から図形処理装置10へと転送とな
りR/Wが“Low” のときは図形処理装置10からメイ
ンメモリ12への転送となる。 【0019】(4)チップセレクト(CS:入力) CPU11が図形処理装置10にアクセスするための入
力信号で、CSを“Low” とすることにより図形処理装
置10の内部レジスタに対しリード/ライトを実行でき
る。 【0020】(5)レジスタセレクト(RS:入力) 図形処理装置10内部のレジスタを選択する入力信号
で、RSが“Low” レベルのときアドレスレジスタ(R
/Wが“Low” レベル)または、ステータレジスタ(R
/Wが“High”レベル)が選択され、RSが“High”レ
ベルのときはアドレスレジスタが指定する制御レジスタ
が選択される。 【0021】(6)データ転送アクノリッジ(DTAC
K:出力) データ転送の完了を示す出力信号で、非同期バスインタ
フェースでの転送制御信号として使用する。 【0022】(7)リセット(RES:入力) 図形処理装置10の内部状態をリセットするための入力
信号である。RESに“Low” レベルを入力することに
より、ステータスレジスタ(SR),動作モードレジス
タ(OMR)の上位2ビット、及びコマンド制御レジス
タ(CCR)が初期化される。それ以外の内部レジスタ
は影響を受けない。 【0023】(8)割込み要求(IRQ:出力) CPU側にコマンド処理の終了や未定義コマンド検出な
どを知らせる割込み要求の出力信号である。 【0024】(9)DMA転送要求(DREQ:出力) DMA転送モードでデータ転送を行うとき、DMAに対
してデータ転送要求を行うための出力信号である。DR
EQの発生は、DMA転送コマンドの実行やコマンド制
御レジスタのDMA転送モードビット(CDM)を
“1”に設定することにより行う。DMA転送モード
は、コマンド制御レジスタのDMA転送要求制御ビット
(DRC)の設定によりサイクルスチールとバーストの
2つのモードが選択できる。 【0025】(10)DMA転送要求アクノリッジ(DAC
K:入力) DREQに対するDMACからの応答入力信号である。
DACKが“Low” レベルのとき、R/Wは逆極性でA
CRTCに認識される。DACKは、リセット後のデー
タバスのインタフェースモードを図形処理装置10に設
定するのにも用いられる。RESが“Low” レベルから
“High”レベルの信号の立ち上がり時にDACKが“Hi
gh”レベルであると16ビットインタフェースとして設
定され、以後CPU側とのデータ転送にはD0〜D15
が用いられる。また、DACKが“Low” レベルである
と8ビットインタフェースとして設定され、以後D0〜
D7のみが用いられ、D8〜D15は無効になる。加え
て、アドレスレジスタのオートインクリメントモードも
16ビットインタフェースモードの場合+2インクリメ
ント(偶数アドレスのみ)となり、また、8ビットイン
タフェースモードの場合+1インクリメントとなる。 【0026】(11)ダン(DONE:入出力) DMA転送の終了を示す入出力信号で、DMAデータ転
送実行中のDONEは出力となりDMA転送を終了する
と“Low” レベルになる。DMAコマンド/パラメータ
転送実行中DONEは入力となりDMACからのデータ
転送終了信号の受け付けを行う。 【0027】(12)クロック(CLK:入力) 図形処理装置10の内部動作の基準となる入力信号でC
LKには、フレームバッファ14のメモリアクセスタイ
ミング(メモリサイクル)のn倍(nはプログラマブ
ル)の周波数のクロックを外部回路の高速ドットタイミ
ング回路より入力する。 【0028】(13)垂直周期(VSYNC:出力) CRTディスプレイ装置16に垂直同期をかけるための
出力信号である。 【0029】(14)水平同期(HSYNC:出力) CRTディスプレイ装置16に水平同期をかけるための
出力信号である。また、動作モードレジスタのSTRが
“0”、またはRAMが“0”に設定されているとき
は、MADよりリフレッシュアドレスが出力されている
ことを示す出力信号にもなる。 【0030】(15)外部同期(EXSYNC:入出力) 複数台の図形処理装置10の並列動作または外部機器
(他のCRTコントローラ,ビデオ装置など)と図形処
理装置10が同期動作を行うための入出力信号である。
図形処理装置10が同期動作の基準信号を供給するマス
タデバイスの場合(動作モードレジスタのM/Sが
“1”のとき)EXSYNCは出力信号となり、ノンインタレ
ースモードではVSYNCを、インタレースシンクモー
ドまたはインタレースシンク&ビデオモードでは奇数フ
ィールドのVSYNC分離して出力する。また、図形処
理装置10が外部機器などから供給される基準信号に従
って動作するスレーブデバイスの場合、EXSYNCは入力信
号となり、ノンインタレースモードではVSYNCを、
インタレースシンクモードまたはインタレースシンク&
ビデオモードでは奇数フィールドのVSYNCを分離し
て入力することにより同期動作が行われる。 【0031】(16)メモリサイクル(MCYC:出力) 図形処理装置10のフレームバッファに対するアクセス
タイミングを示す出力信号である。図形処理装置10が
アドレスサイクルのときMCYCは“Low” レベルとな
り、データサイクルのとき“High”レベルとなる。 【0032】(17)アドレスストローブ(AS:出力) 表示用メモリアドレスのラッチタイミング出力信号であ
る。ASの“Low” レベル時に、MADの出力信号をラ
ッチすることによりアドレスを分離することができる。
またASは表示サイクル期間にフレームバッファ14よ
りリードされるデータを、並直列変換回路(シフトレジ
スタ)15へロードする選択信号にも用いられる。 【0033】(18)メモリリード(MRD:出力) 描画サイクル時、図形処理装置10と画面メモリ間のデ
ータの転送方向を制御する出力信号である。すなわち、
図形処理装置10はMRDが“High”レベルのときはフ
レームバッファ14からのリードを“Low” レベルのと
きにはフレームバッファ14のライトを行う。 【0034】(19)ドロウ(DRAW:出力) 図形処理装置10が描画サイクルが表示サイクルを示す
出力信号である。DRAWが“Low” レベルのとき図形処理
装置10は描画サイクルとなり、MADは描画アドレス
と描画データのマルチプレクサ信号となる。また、DR
AWが“High”レベルのときは表示サイクルとなり、M
ADよりアドレスサイクル期間表示アドレスが出力され
る。 【0035】(20)メモリアドレス/データ(MAD15
〜MAD0:入出力) フレームバッファ14のアドレス(下位16ビット)と
データ(16ビット)のマルチプレクス入出力信号であ
る。ASが“Low” レベル期間には、MADよりアドレ
スが出力され、DRAWが“Low” レベルでASが“Hi
gh”レベルの期間MADは描画データの入出力を行う1
6ビットの双方向データバスとなる。また、動作モード
レジスタのRAMに“0”を設定した場合、MADはH
SYNCが“Low” レベル期間8ビットのリフレッシュ
アドレスを出力する。 【0036】(21)メモリアドレス(MA21〜MA1
6:出力) メモリアドレス(上位6ビット)の出力信号である。 【0037】(22)表示タイミング(DISP:出力) 画面の表示期間を示す出力信号である。 【0038】(23)カーソル表示(CUD:出力) CRT画面にカーソルを表示するための出力信号であ
る。 【0039】(24)フレームメモリバス要求(FBRE
Q:入力) 中央処理装置(CPU)11を含む処理システムが図形
処理装置(GDP)10を介さずに直接フレームバッファ
14をアクセスするためのバス使用要求を行う入力信号
である。図形処理装置(GDP)10は、この入力信号
が“Low” レベルになると描画サイクルのみを開放す
る。 【0040】(25)フレームバッファバス要求応答(FB
ACK:出力) FBREQ信号に対する応答出力信号である。この出力
信号が“Low” になる図形処理装置(GDP)10がバ
スを開放したことを示す。 【0041】(26)ディスプレイアドレスストローブ(DI
SPAS:出力) 画像用デュアルポートメモリをフレームバッファ14に
用いるシステムに於いて、表示のためのアドレス信号を
ラッチするタイミング信号を出力する。この信号が“Lo
w” レベルの時、図形処理装置(GDP)10は表示用
アドレスを出力する。 【0042】図4は、中央処理装置(CPU)11からア
クセスできる図形処理装置(GDP)10内部の制御レジ
スタ、RAMの一覧を示す。これらの内部レジスタのア
クセス方法には、次の2つの場合がある。 【0043】(1)CPUから直接アクセスできるレジス
タ 図5は、CPU11から直接アクセスできるレジスタ、
RAMの詳細構成をまとめたものである。アドレスレジ
スタ(Write Only)とステータスレジスタ(Read Only)
はRSとCSが共に“Low” の条件でアクセスでき、書
込み時はアドレスレジスタが、読出し時はステータスレ
ジスタが選択される。また、図5のアドレスレジスタ,
ステータスレジスタ以外のレジスタは、アドレスレジス
タでレジスタ番号を指定した後、RSが“High”、CS
が“Low” の条件でアクセスすることより読み書きでき
る。 【0044】(2)FIFO経由でアクセスできるレジス
タ 描画を制御するレジスタ,RAMは、FIFO(First
In First Out)経由でアクセスする。FIFOはそれぞ
れ8ワードのライトFIFOとリードFIFOがある。
アドレスレジスタでFIFOエントリを指定して書込み
動作を行うとライトFIFOへの書込みとなり、読出し
動作を実行するとリードFIFOからの読出しとなる。
ライトFIFOにコマンドを書込むと、内部では1つの
コマンド処理を終了するごとに次のコマンドがコマンド
レジスタに転送される。パターンRAMはWPTN(ラ
イトパターンRAM),RPTN(リードパターンRA
M)コマンドを用いてアクセスする。また、描画パラメ
ータレジスタには、WPR(ライトパラメータレジス
タ),RPR(リードパラメータレジスタ)コマンドを
用いてアクセスする。図6は描画パラメータレジスタの
詳細構成を示す。 【0045】次に図5に基づき、各レジスタの機能を説
明する。 【0046】(1)アドレスレジスタ(AR:Address
Register) アドレスレジスタ(AR)は、図形処理装置(GDP)
10内部のコントロールレジスタのアドレス($00〜
$FF)を指定するための書込み専用レジスタである。
コントロールレジスタにライトまたはリードを行うと
き、まずARに該当する制御レジスタのアドレスを書込
む必要がある。RSとCSが“Low” レベルのとき書込
みを行うとARが選択される。 【0047】16ビットインタフェースモードのとき、
ARの最下位ビットは無視され、ARは常にワードアド
レスになる。また、8ビットインタフェースモードのと
きは、ARが偶数であるとコントロールレジスタの“Hi
gh”バイトデータ、奇数であると“Low” バイドデータ
を示す。 【0048】ARがR80〜RFFの範囲を示している
とき、制御レジスタのリードまたはライトに伴ってAR
の内容は自動的に+1インクリメント(8ビットインタ
フェース時)または+2インクリメント(16ビットイ
ンタフェース時)される。このため、アドレスが連続す
る制御レジスタへのアクセスには、最初に先頭の制御レ
ジスタのアドレスをARにライトするだけでよい。 【0049】(2)ステータスレジスタ(SR:Status R
egister) ステータスレジスタ(SR)は、図形処理装置(GD
P)10の内部状態を示すリード専用のレジスタであ
る。RSとCSが“Low” レベルのとき読出しを行うと
SRが選択される。FIFOステータスは、ライトFI
FOへの書き込み可能な語数を示す。SRの下位8ビッ
トが“1”にセットされたときの意味は次の通りであ
る。ビット4を除き各ビットは“1”にセットされる
と、割込み発生要因となり、コマンド制御レジスタの割
込み許可ビットによって割込み発生が制御される。 【0050】○コマンドエラー(CER:Command Erro
r;bit7) 未定義コマンドあるいは無効パラメータが検出されたこ
とを示す。 【0051】ABT(Abort)ビットを1にセットするこ
とによりCERはクリアされる。 ○エリア検出(ARD:Area Detect;bit6) 描画領域テストモードの指定に従ってエリアが検出され
たことを示す。リードパラメータレジスタ(RPR)コ
マンドを実行するかABT(Abort)ビットを“1”にセ
ットすることによりARDはクリアされる。 【0052】○コマンド終了(CED:Command End;b
it5) コマンド実行の終了またはコマンドが実行されていない
ことを示す。 【0053】Write FIFOにコマンドをライトすることで
CEDはクリアされる。 【0054】○エッジ検出(EGD:Eedge Detect;bi
t4) SRCHコマンドかTDOTコマンドによって境界色が
検出されたことを示す。 【0055】Write FIFOにコマンドをライトすることで
EGDはクリアされる。 【0056】○リードFIFOフル(REF:Read FIF
O Full;bit3) リードFIFOに8ワード(16バイト)のデータが入
っており、これ以上のデータリードコマンドの実行が不
可能であることを示す。 【0057】リードFIFOのデータをリードすると、
RFFはクリアされる。 【0058】○リードFIFOレディ(REF:Read F
IFO Ready;bit2) リードFIFOにデータが準備されたことを示す。 【0059】リードFIFOデータを全てリードする
と、RFRはクリアされる。 【0060】○ライトFIFOレディ(WFR:Write
FIFO Ready;bit1) ライトFIFOへのライトが可能であることを示す。 【0061】ライトFIFOに8ワード(16バイト)
のデータがライトされるWFRはクリアされる。 【0062】○ライトFIFOエンプティ(WFE:Wr
ite FIFO Empty;bit0) ライトFIFOが空であることを示す。 【0063】ライトFIFOにデータをライトするとW
FEはクリアされる。 【0064】(3)FIFOエントリ(FE:FIFI Entr
y) FIFOエントリ(FE)は、図形処理装置(GDP)
10にコマンド/パラメータのライト、図形処理装置
(GDP)10よりデータのリードを行うためのレジス
タである。図形処理装置(GDP)10はそれぞれ16
バイトのリードFIFO,ライトFIFOを内蔵してお
り、アドレスレジスタにFIFOエントリアドレスを設
定して、リードを行うとリードFIFOが、ライトを行
うとライトFIFOが選択される。コマンド/パラメー
タを、ライトFIFOにライトすることによりコマンド
は順次実行され、リードコマンド実行後リードデータは
順次リードFIFOに準備される。 【0065】16ビットインタフェースモードのとき
は、アンドレジスタにFIFOエントリアドレスを設定
し、ワード単位でのリード/ライトを行う。また、8ビ
ットインタフェースのときには、アドレスレジスタにF
IFOエントリアドレスを設定し、ライトではHighバイ
ト,Low バイトの順でデータをライトし、リードでは、
“High”バイト,“Low” バイトの順でリードする。 【0066】DMAは転送時はアドレスレジスタの内容
にかかわらずリード/ライトFIFOが選択される。 【0067】(4)コマンド制御レジスタ(CCR:Comm
and Control Register) コマンド制御レジスタ(CCR)は、コマンド処理と割
込みの許可/禁止を制御するリード/ライト可能なレジ
スタである。CCR内の割込み要求許可ビットにはステ
ータスレジスタの7つの割込み要因に対応した割込み要
求の許可/禁止を設定する。ステータスレジスタのビッ
ト位置に対応するビットに“0”を設定すると割込み要
求は禁止、“1”を設定する割込み要求は許可される。
したがって、IEの設定によりシステムに合った割込み
要求条件を設定することができる。また、CCRはRE
S入力によりABTは“1”、他のビットは“0”に初
期化される。 【0068】○アポート(ABT:ABorT;bit15) 【0069】 【表1】【0070】○ポーズ(PSE:PauSE;bit14) 【0071】 【表2】 【0072】○データ DMA モード(DDM:Date
Dma Mode;bit13) 【0073】 【表3】 【0074】○コマンド DMA モード(CDM:Co
mmand DMA Mode;bit12) 【0075】 【表4】【0076】○DMA 転送要求制御(DRC;DMA Re
quest Control;bit11) 【0077】 【表5】 【0078】○グラフィックビットモード(GBM:Gr
aphic Bit Mode;bit10〜bit8) グラフィックビットモード(GBM)は、図形処理装置
(GDP)10で取り扱う画素データのビット構成を設
定するビットである。ビット構成は、5種類が選択で
き、システムにあったカラー(階調)構成を容易に実現
することができる。 【0079】○割込み要求許可(IE:Interruput Ena
ble;bit7〜bit0) IEに対応してステータスレジスタのビットが“1”に
セットされるとIRQが送出される。 【0080】(5)動作モードレジスタ(OMR:Operat
ion Mode Register) 動作モードレジスタ(OMR)は、図形処理装置(GD
P)10の動作モードを設定するリード/ライト可能な
レジスタである。OMRは、図形処理装置(GDP)1
0の動作の停止/開始,フレームバッファ14へのアク
セスモードの選択などシステムに対する重要な設定を行
う。 【0081】またRES入力によりOMRの上位2ビッ
ト(M/S,STR)は、“0”にクリアされます。 【0082】○マスタ/スレーブ(M/S:Master/Sl
ave:bit15) マスタ/スレーブビット(M/S)は、複数の図形処理
装置(GDP)10との並列動作および他のシステム
(他のCRTC,TVシステムなど)と同期動作を行う
場合、図形処理装置(GDP)10が、システムの同期
タイミング信号の発生元であるマスタデバイスになる
か、他のシステムの同期タイミング信号に従属して動作
するスレーブデバイスになるかを設定するビットであ
る。 【0083】 【表6】【0084】○スタート(STR:Start;bit14) スタートビット(STR)は、図形処理装置(GDP)
10の内部動作の開始/停止を設定するビットである。 【0085】 【表7】【0086】○描画優先(ACP:Access Prioroty;b
it13) 描画優先ビット(ACP)は、図形処理装置(GDP)
10がフレームバッファ14への処理において、表示期
間中に描画を行うか否かを設定するビットである。 【0087】 【表8】 【0088】○カーソルスキュー(CSK:Cursor Dis
play Skew;bit11〜bit10) カーソルスキュービット(CSK)は、CUDのスキュ
ー(遅れ)量をメモリサイクルを単位として設定する。
スキュー機能はフレームバッファをアクセスする時間
分、CUDをLSI内部で遅延させ、並直列ビデオ変換
器より出力される直列ビデオ信号と位相を合わせるため
の機能である。 【0089】 【表9】【0090】○表示タイミングスキュー(DSK:Disp
Skew;bit9〜bit8) 表示タイミングスキュービット(DSK)は、DISP
のスキュー(遅れ)量をメモリサイクルを単位として設
定する。スキュー機能は、カーソルスキューと同様の意
味をもっている。 【0091】 【表10】 【0092】○RAM(RAM:RAM Mode;bit3,
bit2) RAMモードビット(RAM)は、システムで使用するフ
レームバッファ14の素子に対してDRAMリフレッシ
ュアドレス出力の有無を設定する。RAMの“0”設定
によりHSYNCが“Low” レベルの期間中、MADよ
り8ビットのDRAMリフレッシュアドレスが出力され
る。 【0093】 【表11】【0094】○グラフィックアドレスインクリメントモ
ード(GAI:Graphic AddressIncrement mode;bit6
〜bit4) グラフィックアドレスインクリメントモード(GAI)
は、フレームバッファ14がグラフィック画面設定され
ている画面への表示アドレス入出力のインクリメントモ
ードを設定する。1表示サイクルフレームバッファより
リードするデータを1語固定としてしまうと、GBMで
4ビット/画面を設定した場合、1語あたりで表示でき
る画素数は4となり、1ビット/画素(16画素/語)と
同一の精細度のCRTディスプレイ等の表示装置に表示
を行わせようとすると、GDP10への入力クロックを
4倍にしなければならない。また、より多色/多階調の
応用に対しては、より高速のクロックを必要となる。そ
こで1表示サイクルでフレームバッファ14より数ワー
ドのデータをリードすることにより図形処理装置(GD
P)10への入力クロックを高速化することなく高精細
度CRTディスプレイ装置への対応を行うことができ
る。たとえばGBMで4ビット/画素を設定した場合、
1表示サイクルでフレームバッファ14より16画素分
のデータ64ビット(4ワード)をリードし、+4イン
クリメントで表示アドレスをカウントアップする。1表
示サイクルで1語(16ビット)のリードではGAIに
“000”を設定する。これに対し、高精細度、あるい
はマルチカラー/多階調システムで1表示サイクルに3
2/64/128ビットのデータリードが必要となる場
合、それぞれGAIを“001”/“010”“01
1”に設定する。 【0095】 【表12】【0096】○フレームバッファアクセスモード(AC
M:Access Mode;bit7) フレームバッファアクセスモード(ACM)は、フレー
ムバッファ14へのリード/ライトアクセス方式を選択
する図形処理装置(GDP)10は、システムの構成に
より2つのアクセスモードを備えている。ACMの設定
により、表示期間中の描画処理などの動作が選択でき
る。 【0097】 【表13】 【0098】○ラスタスキャンモード(RSM:Raster
Scan Mode;bit1〜bit0) ラスタスキャンモード(RSM)は、図形処理装置(G
DP)10のラスタスキャンモードを設定する。 【0099】 【表14】【0100】ノンインタレースモード設定の場合、偶数
フィールドと奇数フィールドのラスタは重複して走査さ
れる。 【0101】インタレースシンクモード設定の場合、奇
数フィールドのラスタは、偶数フィールドのラスタを補
間するよう走査される。そして偶数フィールドのラスタ
と奇数フィールドのラスタに、同一の文字またはグラフ
ィックパターンを表示するように制御する。 【0102】インタレースシンク&ビデオモード設定の
場合、ラスタ走査はインタレースシンクモードと同じで
あるが、偶数フィールドのラスタと奇数フィールドのラ
スタでは異なる文字または、グラフィックパターンを表
示するように制御される。 【0103】(6)表示制御レジスタ(DCR:Display
Control Register) 表示制御レジスタ(DCR)は、画面の表示モードおよ
びアトリビュート制御情報を設定するリード/ライト可
能なレジスタである。 【0104】○ベース画面イネーブル(BE:Base Ena
ble;bit14) ベース画面イネーブルビット(BE)は、ベース画面の
表示の許可/禁止を設定する。 【0105】 【表15】 【0106】○アトリビュート制御情報(ATR:ATtR
ibute control;bit7〜bit0) アトリビュート制御情報ビット(ATR)は、ユーザ定
義による任意のコードを設定する8ビットのビットコー
ドである。ATRの情報はHSYNCが“Low” レベル
から“High”レベルへの立ち上がる直前にMAD7〜M
AD0より出力される。ATRの情報は各ラスタごとに
出力されるため、ATRの内容をダイナミックに書き換
えることで、ラスタ単位のアトリビュート制御を行う応
用にも利用できる。 【0107】○メモリアクセスコントロールレジスタ
(MAC:Memory Access Contro
l) 描画におけるフレームバッファ14のアクセス時間をC
LK入力信号を単位として設定する。この方法を用いれ
ば、内部処理速度を落すことなくメモリアクセスを制御
できる。 【0108】(7)ラスタカウントレジスタ(RCR:
Raster Count Register) ディスプレイ装置が現在走査中のラスタ番号を記憶して
いるレジスタである。CPU側からは任意の時点でRC
Rをリードすることができ、現在の走査位置を知ること
ができる。 【0109】(8)水平同期レジスタ(HSR:Horizont
al Sync.Register) 水平走査同期(HC)と水平同期信号パルス幅(HS
W)をメモリサイクルを単位として設定する。 【0110】(9)水平表示レジスタ(HDR:Horizont
al Display Register) 水平表示スタート位置(HDS),水平表示幅(HD
W)を設定する。表示スタート位置はHSYNCの立ち
上がりエッジから表示開始点までの間隔をメモリサイク
ル数を単位として設定する。表示幅の単位もメモリサイ
クル数である。 【0111】(10)垂直同期レジスタ(VSR:Vertical
Sync Register;R86〜R87) 垂直走査同期(VC)をラスタ数で設定する。 【0112】(11)垂直表示レジスタ(VDR:Vertical
Display Register;R88〜R88) 垂直同期パルス幅(VSW)、垂直表示スタート位置
(VDS),垂直表示幅(VDW)をラスタ数で設定す
る。 【0113】(12)ブリンク制御レジスタ(BCR:Blin
k Control Register) ブリンクON(B ON1)とブリンクOFF(B OF
F1)の長さを4フィールドを単位として設定する。こ
のレジスタの設定により、アトリビュート情報としてブ
リンクのタイミング信号がHSYNCの立ち上がりに同
期してMA18,MA19に出力される。 【0114】(13)グラフィックカーソルレジスタ(GC
R:Graphic Cursor Register;R98〜R9D) グラフィックカーソルのX軸表示開始位置(CXS),
X軸表示終了位置(CXE),Y軸表示開始位置(CY
S),Y軸表示終了位置(CYE)を設定する。X軸方
向(水平方向)はHSYNCの立ち上がりのメモリサイ
クル数で、Y軸方向(垂直方向)はVSYNCの立ち上
がりからのラスタ数で定義する。 【0115】(14)メモリ幅レジスタ(MWR:Memory W
idth Register) 表示用メモリ上に設定される画面のメモリ幅(MW)を
設定する。MWはメモリアドレス数を単位とする。 【0116】(15)表示スタートアドレスレジスタ(SA
R:Start Address Register) 4ビットのSAHと16ビットのSALを接続したもの
で20ビットの表示開始アドレスを定義する。表示開始
アドレスの制御によって各方向のスクロールが実現でき
る。また表示開始ドットアドレス(SDA)を設定する
ことができ、水平スムーススクロールを行うための外部
回路を制御する情報として、HSYNCの立ち上がりに
同期してMAD8〜MAD11の端子に出力される。外
部回路ではこの情報をもとにして並直列変換回路のロー
ドタイミングまたはロードデータを制御することで水平
スムーススクロールを行うことができる。 【0117】(16)カーソル定義レジスタ(CDR:Curs
or Definition Register) カーソルブリンクのONタイミング(CON)及びOF
Fタイミング(COFF)を設定する。CON,COFFは
CUD端子に出力される信号のタイミングを、いずれも
4フィールド期間を単位として設定する。 【0118】次に図6に基づき、描画パラメータレジス
タの機能を説明する。 【0119】(1)カラー0レジスタ(CL0:Color0
Register) パターンRAMに記憶された描画データの“0”に対応
する描画色を定義する。 【0120】(2)カラー1レジスタ(CL1:Color1
Register) パターンRAMに記憶された描画データの“1”に対応
する描画色を定義する。 【0121】(3)色比較レジスタ(CCMP:Color Co
mparison Register) 描画演算の評価色を定義する。条件付描画モードで特定
背景色や描画禁止色を定義するために用いる。 【0122】(4)エッジカラーレジスタ(EDG:Edge
Register) サーチコマンド(SRCH)とテストドットコマンド
(TDOT)の境界色を定義する。このレジスタに指定
した色を境界色として判定する場合とこのレジスタに指
定した以外の色を境界色として判定する場合の2つのモ
ードがある。 【0123】(5)パターンRAM制御レジスタ(PR
C:Pattern RAM Control) 描画に使用するパターンRAMの大きさや、パターンR
AMスキャンの開始点を定義する。パターン領域とし
て、16ドット×16ドット以内の任意の領域が設定で
きる。使用するパターンRAMの参照領域は、X,Y方
向のパターンスタート位置(PSX,PSY),パター
ンエンド位置(PEX,PEY)で定義する。パターン
拡大係数(PZX,PZY)にはパターン参照時の拡大
係数を定義できる。パターンポイント(PPX,PP
Y)はパターンRAMの現在の参照点の位置を記憶して
おり、描画コマンドの発行前に任意の参照開始点を指定
できる。また、パターン拡大カウント(PZCX,PZ
CY)は、パターン参照時の拡大倍率の計数値を示す。 【0124】(6)領域定義レジスタ(ADR:Area Det
inition Register) 描画領域を設定する。XMIN≦X≦XMAX,YMI
N≦Y≦YMAXの範囲の領域が描画領域として定義さ
れる。 【0125】(7)フォントエリアスタートアドレスレジ
スタ(FSA:Font Area Start Address Register) フレームバッファ14の一部を文字フォントエリアとし
て用いるシステムに於いて、そのフォントエリアの開始
アドレスを設定する。 【0126】(8)フォントエリアメモリ幅レジスタ(F
AMW:Font Area Memory Width) 文字フォントエリアのメモリ幅を設定する。 【0127】(9)フォントビット数レジスタ(FBN:
Font Bit Number) 1文字を構成するフォントの総ビット数を設定する。 【0128】(10)キャラクタスペーシングレジスタ(C
BN:Character Spacing) 文字を表示エリアに展開する時のX方向の文字間隔を設
定する。 【0129】(11)フォントサイズレジスタ(FS:Font
Size) 展開を行う文字の大きさを設定する。FSXにはX方向
のフォントビット数を、FSYにはY方向のフォントビ
ット数をそれぞれ設定する。 【0130】(12)ドローイングポインタ(DP:Drawin
g Pointer) 現在の描画点のリニアアドレスを管理するポインタであ
る。グラフィック描画コマンドを実行するとカレントポ
インタ(CP)の移動に伴ってドローイングポインタも
移動する。画面番号(DN),ドローイングポインタア
ドレス(DRAH,DPAL)、及びドローイングポインタ
ビットアドレス(DPB)を管理する。 (13)カレントポインタ(CP:Currrent Po
inter) 現在の描画点座標X,Yを示す。 【0131】(14)開画モードレジスタ(DM:Draw
ing Mode) 描画を行うモードを設定する。フレームバッファ領域の
描画管理に関する描画領域検出モード,カラーデータの
展開モード,カラーデータ演算モード,線描画時の1画
素の大きさを定義するウインモードがある。 【0132】次に、図形処理装置(GDP)10のコマ
ンドについて説明する。表16はコマンドの一覧を示
す。図形処理装置(GDP)10は、たとえば前述の日
経エレクトロニクス1984年5月21日号,p221
〜p254で言及しているコマンドの一部と、後述する
コマンドが実行できる。 【0133】 【表16】 【0134】図7は、PUTコマンドの動作例を示す。
PUTコマンドは、メインメモリ12からフレームバッ
ファ14の画素を単位とする矩形領域へデータを転送す
るコマンドである。フレームバッファ14の転送領域
は、カレントポインタとパラメータLX,LYで相対座
標指定される点を対角の2点とする矩形領域が定義され
る。データの転送は、X方向の一行単位でビット揃えが
行われる。このため、パラメータLXが示すビット数
が、メインメモリ12の1ワードのビット数の倍数にな
っていない時、図7に示すように無効なデータが生ず
る。 【0135】図8は、GETコマンドの動作例を示す。 【0136】GETコマンドは、フレームバッファ14
の画素を単位とする矩形領域からメインメモリ12へデ
ータを転送するコマンドである。フレームバッファ14
の転送領域は、カレントポインタとパラメータLX,L
Yで相対座標指定される点を対角の2点とする矩形領域
が定義される。データの転送は、X方向の一行単位でビ
ット揃えが行われる。このため、パラメータLXが示す
ビット数が、メインメモリ12の1ワードのビット数の
倍数になっていない時、図8に示すようにメインメモリ
に自動的に0が挿入される。 【0137】図9は、ELARCコマンドの動作例を示
す。ELARCコマンドは、カレントポインタを中心と
して楕円を描くコマンドである。描画範囲は、カレント
ポインタとパラメータXs,Ysで相対座標指定される
点を結ぶ直線と、カレントポインタとパラメータXe,
Yeで相対座標指定される点を結ぶ直線に囲まれた範囲
である。最大描画範囲は、長軸か横軸に交叉するまでで
ある。また、演算を開始する点は軸上の4点をパラメー
タSPにより指定できる。CPUは、描画開始点と描画
終了点をFIFOを経由して読むことができる。 【0138】図10は、FEFANコマンドの動作例を
示す。FEFANコマンドは、カレントポインタを中心
とした扇形を、パターンRAMに格納されている図形を
用い塗りつぶすコマンドである。このコマンドを持つパ
ラメータは、前記したELARCコマンドと同じ意味を持
つ。図11は、このコマンドの最大描画範囲の例を示
す。 【0139】図12は、FTRIコマンドの動作例を示
す。FTRIコマンドは、カレントポインタとパラメー
タX1,Y1による絶対座標指定点とパラメータX2,
Y2による絶対座標指定点の各3点を頂点とする三角形
をパタンRAMに記憶してある図形を用い塗りつぶすコ
マンドである。このコマンドを組合わせて用いることに
より任意の多角形を模様パターンで埋めつくすことがで
きる。 【0140】図13は、ZOOMコマンドの動作例を示
したものである。ZOOMコマンドは、パラメータX
S,YSで絶対座標指定される点と、その点からの相対
座標を指定するパラメータLSX,LSYが示す点を対
角の2点とする矩形領域を、カレントポイントとパラメ
ータLDX,LDYで相対座標指定される点を対角の2
点とする3矩形領域へ拡大や縮小を行いながら転送する
コマンドである。X方向の倍率は、LSXとLDXの比
で表わし、Y方向の倍率は、LSYとLDYの比で表わ
す。これらは互いに独立して設定できる。 【0141】図14は、ROTコマンドの動作例を示し
たものである。ROTコマンドは、パラメータXS,Y
Sで絶対座標指定される点と、その点からの相対座標を
指定するパラメータLSX,LSYが示す点を対角の2
点とする矩形領域を、カレントポインタとパラメータL
DX1,LDX2,LDY1,LDY2によって定義さ
れる領域へ回転を行いながら転送するコマンドである。
回転角をθとすると、 LDX1=LSX×cosθ LDX2=LSX×sinθ LDY1=−LSY×sinθ LDY2=LSY×cosθ として入力する。図15は、ROTコマンドの補間処理
を示したものである。パラメータIが0の時は補間を行
わないが、I=1の時は、転送先の座標位置を決定する
ポインタがX座標,Y座標共に更新した際、X座標のみ
を更新した点にその直前の画素データをコピーする。 【0142】図16は、TEXTコマンドの動作例を示
したものである。TEXTコマンドは、フレームバッフ
ァ14内の一部を文字フォント領域としたシステムに於
いて、入力されるコマンドコードに対応した文字フォン
トデータを、フレームバッファ14の表示領域中のカレ
ントポインタの示す位置へ展開するコマンドである。図
形処理装置(GDP)10の内部レジスタである。フォ
ントエリアのスタートアドレスを設定するレジスタFS
AH,FSALと、フォント領域のメモリ幅を設定する
レジスタFAMWと、展開する実際の文字幅を設定する
レジスタFSX,FSYと、1文字分の総ビット数を設
定するレジスタFBNと、X方向の文字間隔を設定する
レジスタCHSを予め設定しておく。その後、中央処理
装置(CPU)11は、このコマンドと展開すべき文字
数を設定したパラメータnに続けて文字コードCNを順
次n文字分転送する。そうすると図形処理装置(GDP)1
0は、各文字フォントのアドレスを算出しフォントを展
開する。 【0143】図17は、TEXTコマンドに於けるカラ
ー展開の一例を示したものである。これは、2値データ
であるフォントデータを多値情報であるカラーデータに
変換する方法を示している。図形処理装置(GDP)1
0の内部レジスタであるカラーレジスタ0にはフォント
データの0に対応する色データを、カラーレジスタ1に
はフォントデータの1に対応する色データをそれぞれ設
定する。図形処理装置(GDP)10は、読み込んだフ
ォントデータを順次検索し、それに対応する色データを
フレームバッファ14に書き込んで行く。 【0144】図18は、TEXTPSコマンドの動作例を示し
たものである。TEXTPSは、前記したTEXTコマンドの
機能を加えて、文字単位でX方向の展開幅を設定でき
る。これは、パラメータCCの上位バイトにX方向の展
開幅を設定し、下位バイトに文字コードを設定すること
により制御するものである。 【0145】図19は、TEXTコマンド若しくはTEXT
PSコマンドを用いて文字フォント展開を行うシステム構
成の例を示す。 【0146】図20及び図21は、APMVコマンドの
動作例を示す。APMVコマンドは、現在の描画点を示
すカレントポインタを、原点からの絶対座標を指定する
パラメータX,Yの示す点に移動させる際、パターンR
AMの参照点を指定するパターンポインタPPX,PP
Yも同時に移動させるコマンドである。 【0147】図22及び図23は、RPMVコマンドの
動作例を示す。RPMVコマンドは、現在の描画点を示
すカレントポインタを、カレントポインタからの相対座
標を指定するパラメータdX,dYの示す点に移動させ
る際、パターンポインタPPX,PPYも同時に移動させ
るコマンドである。 【0148】図24は、SRCHコマンドの走査方向を
示す。図25は、SRCHコマンドのパラメータEPの
意味について示す。SRCHコマンドは、カレントポイ
ンタとパターンポインタを、パラメータSDの示す方向
へ移動させながら、パラメータIが指定する境界色を検
出し、その検出した点をカレントポインタとパターンポ
インタに設定するコマンドである。パラメータIが0の
時は、境界色はEDGレジスタのデータが境界色にな
り、Iが1の時は、EDGレジスタのデータ以外のデー
タが境界色になる。パラメータEPは、走査を行う制限
値を示したもので、X方向を走査する時は走査範囲の最
大X座標値を、Y方向を走査する時は走査範囲の最大Y
座標値を設定しておく。 【0149】図26は、TDOTコマンドの動作につい
て示す。TDOTは、カレントポインタの示す色データ
を読み込み、そのデータとパラメータIが指定する境界
値とを内部の比較器を用いて比較し、結果をステータス
レジスタにセットする。パラメータIが0の時は境界色
はEDGレジスタのデータになり、Iが1の時は境界色
はEDGレジスタのデータ以外のデータが境界色にな
る。 【0150】図27(a)は、COPYコマンドの動作
例について示す。COPYコマンドはフレームバッファ
14内に於いて、パラメータXS,YSによる原点から
の絶対座標位置と、その点からのパラメータLX,LY
による相対座標位置とを対角の2点とする座標軸に平行
な矩形領域のデータを、カレントポインタを始点とする
座標軸に平行な矩形領域へコピーするコマンドである。
図27(b)は、COPYコマンドの転送元領域と転送先領
域の走査方向を示す。方向の決定は、パラメータXS,
YSの符号による。また、転送元と転送先の走査方向は
共通である。図28は、COPYコマンドによる語単位
の転送モデルを示す。 【0151】本実施例における図形処理装置10は以上
説明したような高機能のコマンド体系を処理することが
でき、CPU11の処理負担を大幅に軽減できる。この
結果グラフィック表示装置の高性能化が可能となる。ま
た、この図形処理装置10をLSIとして提供すること
により、グラフィック表示装置の低コスト化も合せて可
能になる。 【0152】次にグラフィック表示装置を更にコスト低
減する例について説明する。 【0153】図29は、グラフィック表示装置の別の構
成例を示したものである。システムは、中央処理装置
(CPU)11,メインメモリ12,図形処理装置(G
DP)10,フレームバッファ14,メモリインタフェ
ースコントローラ(GMIC)20,ビデオアトリビュ
ートコントローラ(GUAC)30およびCRT等の表
示装置16から成る。 【0154】中央処理装置11は、図形処理に於いて、
図形処理装置10に対し、図形処理コマンドと、パラメ
ータ情報を転送し、図形処理装置10を起動する。図形
処理装置10は、中央処理装置11からの指示に従い、
あらかじめ定められた処理手順に従って、フレームバッ
ファ上に、図形データを作成,処理を行う。ここで、グ
ラフィックメモリインタフェースコントローラ(GMI
C)20は、図形処理装置10のフレームバッファアク
セスに従い、メモリの制御信号を発生する。フレームバ
ッファ14に作成された図形をCRT16に表示する場
合は、フレームバッファから表示データを読み出し、グ
ラフィックビデオアトリビュートコントローラ(GUA
C)30でビデオ信号に変換され、CRT16へ送られ
る。 【0155】ここで、グラフィックメモリインタフェー
スコントローラ(GMIC)20とグラフィックビデオ
アトリビュートコントローラ(GVAC)30とは、そ
れぞれ、メモリ制御及びビデオ信号制御を主目的とした
もので、LSIとして提供される。図1では詳細な回路
には言及しなかったが、実際にはLSIとして提供され
る図形処理装置(GDP)10のまわりにはメモリの制
御やビデオ信号の制御に多数の論理ゲートが多数使用さ
れる。これに対し、GMIC20とGVAC30は、GDP10とフレー
ムバッファ14及びCRT16を直接接続できる機能を
有するものである。以下、両者の機能を詳述する。 【0156】図30はグラフィックメモリインタフェー
スコントローラ(GMIC)20の内部構成を示し、メ
モリアドレス制御部201,アトリビュート制御部20
2,タイミング制御部203,クロック生成部205,
拡大制御部204から成る。メモリアドレス制御部20
1は、図形処理装置10から出力されるフレームバッフ
ァ14のアドレスを、ダイナミックRAMの行アドレス
と列アドレスを混合した信号として出力する。アトリビ
ュート制御部202は図形処理装置10から出力される
アトリビュート情報を一時記憶しタイミング制御部20
3に対し制御情報を提供する。タイミング制御部203
では、ダイナミックRAMを制御する各種の信号を発生
する。また、水平スムース・スクロールに対応したビデ
オ信号発生用制御信号を作成する。クロック生成部20
5は、あらかじめ設定される分周レートに基づき、図形
処理装置10へ出力するクロック信号を生成する。拡大
制御部204は、アトリビュート制御部からの情報に基
づいて、水平拡大表示におけるビデオ生成用制御信号を
発生する。 【0157】図31は、図30に示すグラフィックメモ
リインタフェースコントロール20の入出力信号を表わ
したものである。各信号の機能は、次の通りである。 【0158】(1)電源端子(VCC,VSS) グラフィックメモリインタフェースコントロール20に
電源を供給する端子で、VSSは接地電位、VCCには+5
Vを供給する。 【0159】(2)メモリアドレスバス(MA18〜MA
0:入力) 図形処理装置10がフレームバッファ14をアクセスす
るための信号で、図形処理装置10から出力される信号
を入力する。 【0160】(3)メモリサイクル(MCYC:入力) 図形処理装置10のフレームバッファ14に対するアク
セスタイミングを示す信号で、この信号が“Low” レベ
ルのとき、アドレスサイクルである事を示す入力信号で
ある。 【0161】(4)アドレスストローブ(AS:入力) フレームバッファアドレスのラッチタイミング入力信号
である。 【0162】(5)ドロウ(DRAW:入力) 図形処理装置10が、描画サイクルか表示サイクルかを
示す入力信号である。DRAWが“Low” レベルのとき
描画サイクルである事を示し、“High”レベルのとき表
示サイクルである事を示す。 【0163】(6)メモリリード(MRD:入力) 描画サイクル時、図形処理装置10とフレームバッファ
14間のデータの転送方向を制御する入力信号であり、
フレームバッファ14のデータ書き込み制御信号であ
る。“WE0〜3”を生成するために用いられる。図形
処理装置10はMRDが“High”レベルのときはフレー
ムバッファ14からのリードを“Low”レベルのときは
フレームバッファ14のライトを行う。 【0164】(7)水平周期(HSTNC:入力) 図形処理装置10から出力される信号で、フレームバッ
ファ14のリフレッシュアドレスを出力するタイミング
を示す。また、図形処理装置10が出力するアトリビュ
ート制御情報をラッチするタイミングを示す信号であ
る。 【0165】(8)クロック(CLK:出力) 図形処理装置10の内部動作の基準となる出力信号で、
フレームバッファ14のメモリアクセスタイミング(メ
モリサイクル)のn倍の周波数のクロックを外部より入
力されるDOTCKをCDM0,1により設定された分
周レートで分周し出力する。 【0166】(9)インクリメント・モード(IM0,
1:入力) インクリメントモードは、表示アドレスのインクリメン
トモードを設定する。この信号は、図形処理装置のグラ
フィックアドレスインクリメントモードに対応して設定
する。また、この信号は、ダイナミックRAMの行アド
レスおよび列アドレスのマルチプレクサの制御信号とし
て用いられる。 【0167】 【表17】 【0168】ここで、 積分値=〔画素当りビット数〕×〔シフトビット長〕/16 (10)クロック分周モード(CDM1,0:入力) クロック分周モードは、外部より入力されるDOTCK
を分周し、図形処理装置10へ出力するCLK信号を作
成するための入力信号で、その分周レートを設定する。 【0169】 【表18】 【0170】ここで、 分周比=〔シフトビット長〕/n ただし、 n=2(シングルアクセスモード) n=4(デュアルアクセスモード) (11)ドットクロック(DOTCK:入力) グラフィックメモリインタフェースコントローラの内部
動作の基準となるクロック入力信号で、1画素表示期間
を1サイクルとする高速クロック信号である。 (12)シフトクロック(ZSCK:出力) ビデオ信号発生用の並直列変換器を制御するクロック信
号である。この信号は、図形処理装置10からのアトリ
ビュート情報である水平拡大倍率に従って、外部から入
力されるドットクロックの周波数を制御し、出力する。 【0171】(13)シフタロードタイミング(SLD1,
2:出力) シフタロードタイミング信号は、表示用データをビデオ
信号に変換する。並直列変換器へ画像データをセットす
るタイミングを示す出力信号である。SLD1は、通常
の表示タイミングにおけるロードタイミング信号であ
り、SLD2は、図形処理装置10からアトリビュート
情報である水平スムーススクロール量に応じて出力タイ
ミングが変化するロードタイミング信号である。 【0172】(14)RAMモード(DRAM/VRAM:
入力) この信号は、フレームバッフア14に使用するRAMの
モードを設定する信号である。すなわち、この信号が
“High”レベルであるとき、フレームバッファ14は、
ダイナミックRAMであることを示し、“Low” レベル
であるときは、シフタ内蔵型デュアルポートメモリ(V
RAM)であることを示す。 【0173】(15)データ転送/出力イネーブル(DT/
OO:出力) データ転送/出力イネーブル信号は、図形処理装置10
が、フレームバッファ14をアクセスするときのRAM
のアウトイネーブル信号であり、RAMからのデータの
読み出しを制御する。また、VRAMモードの場合に
は、VRAM内のシフタへのデータの転送を制御する信
号をも出力する信号である。 【0174】(16)ライトイネーブル(WE3〜0:出
力) ライトイネーブルは、図形処理装置10から描画データ
をフレームバッファ14へ書き込み制御を行う信号であ
る。すなわち、WEが“Low” レベルのとき、描画デー
タの書き込みを指示する信号である。 【0175】(17)アドレス(A2〜0:出力) アドレス信号は、図形処理装置10とフレームバッファ
14間のデータ転送を行う場合のある特定の1語を示す
ためのアドレス信号である。この信号を用いることによ
り、任意アドレスのデータ転送が可能となる。 【0176】(18)RAMアドレス(RAMA7〜0:出
力) RAMアドレスは、図形処理装置10が出力する。描画
用、または、表示用フレームバッファアドレス(メモリ
アドレス:MA18〜0)を、インクリメントモードに
従って、行アドレスと列アドレスに分けて出力する信号
である。 【0177】(19)カラムアドレスストローブ(CAS:
出力) カラムアドレスストローブは、フレームバッファへ出力
する列アドレスをラッチするタイミングを示す出力信号
である。 【0178】(20)ロウアドレスストローブ(RAS:出
力) ロウアドレスストローブは、画面へ出力する行アドレス
をラッチするタイミングを示す、出力信号である。 【0179】(21)ディスプレイ(DISP:入力) ディスプレイ信号は、画面の表示期間を示す入力信号で
ある。この信号は、VRAMモードにおいて、データ転
送制御を行うDT/OE信号の生成に用いられる。 【0180】(22)シフトビット長(SBL:入力) シフトビット長は、ビデオ信号生成用ロードタイミング
信号(SLD)を作成する場合に用いる信号である。 【0181】グラフィックインタフェースコントローラ
内で扱うアトリビュート制御情報は、2つのアトリビュ
ート情報があり、図形処理装置から入力される。 【0182】(1)水平拡大係数(HZ3〜0) この4ビットで水平拡大表示の拡大表示係数を設定す
る。 【0183】(2)水平スムーススクロールドット数(H
SD3〜0) この4ビットで水平スムーススクロールドット数を設定
し、この情報に従ってロードタイミング信号(SLD)
が制御される。 【0184】図32は、グラフィックビデオアトリビュ
ートコントローラ(GVAC)30の内部構成を示し、
データバスバッファ301,タイミング制御部302,
表示データ用ラッチ303,並直列変換器304,ビデ
オ信号出力部305から成る。 【0185】データバスバッファ301は、図形処理装
置10とフレームバッファ14間のデータ転送を外部か
らの指示に従って制御する。タイミング制御部302
は、グラフィックビデオアトリビュートコントローラ
(GVAC)30内へ各種のタイミングを供給する。表
示データ用ラッチ303は、フレームバッファ14から
読み出した表示データを一時記憶し、並列直列変換器3
04へ表示データを供給する。並列直列変換器304で
は、表示用並列データを、外部からのタイミング信号に
よって直列変換し、ビデオ信号に変換する。ビデオ信号
出力部305では、直列変換したデータをビデオ信号と
してCRT16へ出力する。 【0186】図33は、グラフィックビデオアトリビュ
ートコントローラ(GVAC)30の入出力信号を示し
たものである。各信号の機能は、次の通りである。 【0187】(1)電源(VCC,VSS) グラフィックビデオアトリビュートコントローラ(GV
AC)30に電源を供給する端子で、VSSは接地、VCC
は+5Vを供給する。 【0188】(2)メモリサイクル(MCYC:入力) 図形処理装置10のフレームバッファ14に対するアク
セスタイミングを示す信号で、この信号が“High”レベ
ルのときデータサイクルであることを示す入力信号であ
る。 【0189】(3)メモリリード(MRD:入力) 描画サイクル時、図形処理装置10とフレームバッファ
14間のデータ転送の方向を制御する入力信号である。
この信号は、データバスバッファ部でデータ転送制御信
号として用いられる。 【0190】(4)ドロウ(DRAW:入力) ドロウ信号は、図形処理装置10が描画サイクルか表示
サイクルかを示す入力信号である。すなわち、この信号
が“Low” レベルのときは描画サイクル、“High”レベ
ルのときは表示サイクルであることを示す。 【0191】(5)ディスプレイ(DISP:入力) ディスプレイ信号は、画面の表示期間を示す信号であ
る。この信号は、ビデオ信号の出力制御に用いられる。 【0192】(6)データバス(D7〜0:入出力) 図形処理装置10とフレームバッファ14間のデータ転
送を行うための図形処理装置10側のデータ信号であ
る。この信号のデータ転送法は、メモリリード(MR
D)信号によって制御される。 【0193】(7)フレームメモリデータ(FD31〜
0:入出力) この信号は、フレームバッファ14側のデータ信号で図
形処理装置10のデータ転送、および表示データの入力
信号である。データの転送方向は、メモリリード(MR
D)信号によって制御される。 【0194】(8)セレクト(SEL2〜0:入力) セレクト信号は、フレームバッファ14側のデータ信号
32ビットと図形処理装置10側の8ビットデータのデ
ータ転送時のデータ選択信号であり、図形処理装置10
から入力される。通常は、アドレス信号の下位ビット
(A2〜A0)を用いる。 【0195】(9)ロードタイミング(SLD:入力) ロードタイミングは、並列直列変換器304へデータを
セットするタイミングを示す信号で、外部より入力され
る。 【0196】(10)シフトロック(SCK:入力) シフトロックは、並列直列変換器304を制御する外部
からの入力信号で、並列直列変換を指示するタイミング
信号である。 【0197】(11)ビデオ(VIDEO3〜0:出力) 並列直列変換器304で変換された表示用ビデオ信号を
CRT16へ出力する信号である。 【0198】(12)アクセスモード(AM1〜0:入力) 図形処理装置のフレームバッファ14のアクセスモード
を設定する信号で、表示データのラッチタイミング生成
に用いる。 【0199】 【表19】 【0200】(13)モード(MOD1〜0:入力) グラフィックビデオアトリビュートコントローラ内の3
2ビット並列直列変換器304の使用法を規定するモー
ドを入力する。この設定によりビデオ信号と、並列直列
変換器304,フレームバッファ14とのデータの接続
関係が設定できる。 【0201】 【表20】【0202】図34は、前述グラフィックメモリインタ
フェースコントローラ(GMIX)20,グラフィック
ビデオアトリビュートコントローラ(GVAC)30を
用いた場合のグラフィック表示装置の接続回路例を示し
たものである。 【0203】GVAC30,GMIC20それぞれプログラマブルな
機能をもたせる事により、他種多様なシステムに対して
も、少ない部品数で容易にグラフィックシステムを構成
できるという効果がある。 【0204】 【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、高速の文字処理性能を有するグラフィック表示装置
を低コストで実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示すグラフィック表示装置
の構成を示す図。 【図2】図形処理装置の内部構成図。 【図3】図形処理装置の端子配列図。 【図4】図形処理装置の内部レジスタを説明する図。 【図5】図形処理装置の内部レジスタを説明する図。 【図6】図形処理装置の内部レジスタを説明する図。 【図7】それぞれPUTコマンド,GETコマンドの説
明図。 【図8】それぞれPUTコマンド,GETコマンドの説
明図。 【図9】ELARCコマンドの説明図。 【図10】FEFANコマンドの説明図。 【図11】FEFANコマンドの説明図。 【図12】FTRIコマンドの説明図。 【図13】ZOOMコマンドの説明図。 【図14】ROTコマンドの説明図。 【図15】ROTコマンドの説明図。 【図16】TEXTコマンド及びTEXTPSコマンドの説明
図。 【図17】TEXTコマンド及びTEXTPSコマンドの説明
図。 【図18】TEXTコマンド及びTEXTPSコマンドの説明
図。 【図19】TEXTコマンド及びTEXTPSコマンドの説明
図。 【図20】APMVコマンド及びRPMVコマンドの説
明図。 【図21】APMVコマンド及びRPMVコマンドの説
明図。 【図22】APMVコマンド及びRPMVコマンドの説
明図。 【図23】APMVコマンド及びRPMVコマンドの説
明図。 【図24】SRCHコマンドの説明図。 【図25】SRCHコマンドの説明図。 【図26】TDOTコマントの説明図。 【図27】COPYコマンドの説明図。 【図28】COPYコマンドの説明図。 【図29】本発明の別の実施例の構成図。 【図30】GMICの内部構成と端子をそれぞれ示す
図。 【図31】GMICの内部構成と端子をそれぞれ示す
図。 【図32】GVACの内部構成と端子をそれぞれ示す
図。 【図33】GVACの内部構成と端子をそれぞれ示す
図。 【図34】グラフィック表示装置の回路図。 【符号の説明】 10…図形処理装置、11…中央処理装置、12…メイ
ンメモリ、14…フレームバッファ、16…表示装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 重秋 東京都小平市上水本町1450番地 株式会 社 日立製作所 武蔵工場内 (72)発明者 武田 博 東京都小平市上水本町1450番地 株式会 社 日立製作所 武蔵工場内 (72)発明者 梶原 久志 茨城県日立市幸町3丁目2番1号 日立 エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−10084(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/393

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.データのアクセス単位である1ワード内に複数の画
    素データを配置したデータとプログラムとを少なくとも
    記憶する第1のメモリと、 上記プログラムを実行処理するプロセッサと、 画素に対応する情報を出力する出力装置と、 上記出力装置によって出力される画素に対応する情報を
    記憶する第2のメモリと、 上記プロセッサから与えられたカレントポインタ,二つ
    のパラメータ(LX,LY),コマンドに基づいて上記
    第1のメモリに記憶された1ワードのデータを読み出
    し、上記カレントポインタで指定される原点と該原点か
    ら上記二つのパラメータ(LX,LY)で指定される点
    とを対角の2点とする上記第2のメモリの矩形領域に上
    記読み出した1ワードのデータを書き込む図形処理装置
    とを有するグラフィック処理システム。 2.請求項1のグラフィック処理システムにおいて、 上記図形処理装置は、上記第1のメモリから読み出した
    1ワードのデータをX方向のビット揃えを行い、上記第
    2のメモリの矩形領域に書き込むグラフィック処理シス
    テム。 3.データのアクセス単位である1ワード内に複数の画
    素データを配置したデータとプログラムとを少なくとも
    記憶する第1のメモリと、 上記プログラムを実行するプロセッサと、 画素に対応する情報を出力する出力装置と、 上記出力装置によって出力される画素に対応する情報を
    記憶する第2のメモリと、 上記プロセッサから与えられたカレントポインタ,二つ
    のパラメータ(LX,LY),コマンドに基づいて、上
    記カレントポインタで指定される原点と該原点から上記
    二つのパラメータ(LX,LY)で指定される点とを対
    角の2点とする 上記第2のメモリ内の矩形領域に記憶さ
    れている画素に対応する情報を1ワードのデータ単位で
    読み出し、読み出した上記1ワードのデータを上記第1
    のメモリに書き込む図形処理装置とを有することを特徴
    とするグラフィック処理システム。 4.請求項3のグラフィック処理システムにおいて、 上記図形処理装置は、上記第2のメモリから読み出した
    1ワードのデータをX方向のビット揃えを行い、上記第
    1のメモリに書き込むグラフィック処理システム。 5. 少なくともプログラムと画素に対応する情報とを記
    憶する第1のメモリと、 上記プログラムを実行処理し、システム全体を管理制御
    するプロセッサと、 画素に対応する情報を出力する出力装置と、 上記出力装置によって出力される画素に対応する情報を
    記憶する第2のメモリと、上記第1のメモリ あるいは上記プロセッサから与えられ
    コマンド,第1のパラメータ(XS),第2のパラメ
    ータ(YS),第3のパラメータ(LSX),第4のパ
    ラメータ(LSY),第5のパラメータ(LDX1),
    第6のパラメータ(LDX2),第7のパラメータ(L
    DY1),第8のパラメータ(LDY2)とから、上記
    2のメモリにおける上記第1のパラメータ(XS)と上
    記第2のパラメータ(YS)とによって指定される第1
    の点と、該第1の点から上記第3のパラメータ(LS
    X)と上記第4のパラメータ(LSY)とによって指定
    される第2の点とを対角2点とする第1の矩形領域内の
    画素に対応する情報を読み出し上記第2のメモリにお
    けるカレントポインタで指定される第3の点と、該第3
    の点から上記第5のパラメータ(LDX1)と上記第6の
    パラメータ(LDX2)とによって指定される第4の点
    と、上記第3の点から上記第7のパラメータ(LDY
    1)と上記第8のパラメータ(LDY2)とによって
    定される第5の点とを角とする第2の矩形領域に書き込
    図形処理装置とを有することを特徴とするグラフィッ
    ク処理システム。 6.請求項5のグラフィック処理システムにおいて、 上記第2のメモリは、データのアクセス単位である1ワ
    ード内に複数の画素データを配置したデータを記憶し、 上記図形処理装置は、上記第2のメモリの上記第1の矩
    形領域内の1ワードのデータを読み出し、上記第2の矩
    形領域内へ上記読み出した1ワードのデータを書き込む
    グラフィック処理システム。 7.少なくともプログラムと画素に対応する情報とを記
    憶する第1のメモリと、上記 プログラムを実行処理し、システム全体を管理制御
    するプロセッサと、 画素に対応する情報を出力する出力装置と、 上記出力装置によって出力される画素に対応する情報を
    記憶する第2のメモリと、上記第1のメモリ あるいは上記プロセッサから与えられ
    コマンド,第1のパラメータ(XS),第2のパラメ
    ータ(YS),第3のパラメータ(LSX),第4のパ
    ラメータ(LSY),第5のパラメータ(LDX1),
    第6のパラメータ(LDX2),第7のパラメータ(L
    DY1),第8のパラメータ(LDY2)とから、上記第
    2のメモリにおける上記第1のパラメータ(XS)と上
    記第2のパラメータ(YS)とによって指定される第1
    の点と、該第1の点から上記第3のパラメータ(LS
    X)と上記第4のパラメータ(LSY)とによって指定
    される第2の点とを対角2点とする第1の短形領域内の
    画素に対応する情報を読み出し上記第2のメモリにお
    けるカレントポインタで指定される第3の点と、該第3
    の点から上記第5のパラメータ(LDX1)と上記第6の
    パラメータ(LDX2)とによって指定される第4の点
    と、上記第3の点から上記第7のパラメータ(LDY
    1)と上記第8のパラメータ(LDY2)とによって
    定される第5の点とを角とする第2の矩形領域に書き込
    上記第1のメモリ あるいは上記プロセッサから与えられ
    コマンド,第1のパラメータ(XS),第2のパラメ
    ータ(YS),第3のパラメータ(LSX),第4のパ
    ラメータ(LSY),第5のパラメータ(LDX),第
    6のパラメータ(LDY)、とから第2のメモリにおけ
    る上記第1のパラメータ(XS)と上記第2のパラメー
    タ(YS)とによって指定される第1の点と、該第1の
    点から上記第3のパラメータ(LSX)と上記第4のパ
    ラメータ(LSY)とによって指定される第2の点とを対
    角の2点とする第1の矩形領域内の画素に対応する情報
    読み出し上記第2のメモリにおけるカレントポイン
    タで指定される第3の点と、該第3の点から上記第5の
    パラメータ(LDX)と上記第6のパラメータ(LD
    Y)とによって指定される第4の点とを対角の2点とす
    る第2の矩形領域に拡大または縮小して書き込む図形処
    理装置とを有することを特徴とするグラフィック処理シ
    ステム。 8.請求項7のグラフィック処理システムにおいて、 上記第2のメモリは、データのアクセス単位である1ワ
    ード内に複数の画素データが配置されたデータを記憶
    し、 上記図形処理装置は、上記第2のメモリの上記第1の矩
    形領域内の1ワードのデータを読み出し、読み出された
    上記1ワードのデータを上記第2の矩形領域に書き込
    み、上記第3の矩形領域内の1ワードのデータを読み出
    し、読み出された上記1ワードのデータを上記第4の矩
    形領域に書き込むグラフィック処理システム。 9. プロセッサとメモリとを有し、上記メモリの外部か
    ら上記プロセッサに上記メモリの中の形状の異なる第1
    及び第2の領域を画素単位で特定するための情報を与
    え、上記プロセッサにて上記情報に基づいて上記第1及
    び第2の領域のアドレスを算出し、上記第1の領域のデ
    ータを読み出し、上記第2の領域の大きさに合わせるべ
    く変形して上記第2の領域に書き込むと共に書き込み時
    にデータの補間を行うか否かを選択することを特徴とす
    るグラフィック表示システム。10. 複数次元に配列されたピクセル情報を出力する出
    力装置と、上記出力装置に出力すべき情報を記憶するメ
    モリと、上記メモリの中の大きさの異なる第1及び第2
    の領域を画素単位で特定するための情報を供給する第1
    のプロセッサと、上記情報に基づいて上記第1及び第2
    の領域のアドレスを算出し、上記第1の領域のデータを
    読み出し、上記第2の領域の形状に合わせるべく変形し
    て上記第2の領域に書き込むと共に、書き込み時にデー
    タの補間を行うか否かを選択することを特徴とするグラ
    フィック表示システム。
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