JP2010175638A - 表示装置及び表示装置の表示方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】描画演算装置104は、開始終了指示レジスタ107に開始コマンドが格納されると描画要求領域121に格納された描画要求に基づく処理を開始し、指示アドレスが示す描画要求が描画終了要求であれば描画要求に基づく処理を終了するとともに割込要因レジスタ108に終了要因を格納して中央演算装置100に割り込みを発呼する。
【選択図】図2
Description
そこで、低価格化してきた汎用液晶(いわゆるフルドット液晶)を用いた、いわゆるグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を備えた表示装置を用いた電気機器が製造されている。GUIにおいては、液晶画面に任意の図形や画像を表示し、さらには液晶画面の画面表示を切り替える、画面上に説明用の小さなウィンドウ表示を組み合わせる、などの方法により、多機能性と使いやすさが両立されている。このため、利用者にとって電気機器の機能が使いやすくなり、利便性の向上につながっている。
液晶表示部と、
前記液晶表示部に表示させる表示内容を生成する描画生成部とを有し、
前記描画生成部は、中央演算手段、描画演算手段、第1記憶手段及び第2記憶手段を備え、
前記第1記憶手段は、前記中央演算手段と前記描画演算手段の双方から読み書き可能であり、
前記第2記憶手段は、前記描画演算手段から読み書き可能であるとともに前記液晶表示部から読み出し可能であり、
前記中央演算手段は、表示プログラムを解釈して実行し、実行結果に基づく描画要求を前記第1記憶手段に格納させるものであり、
前記描画演算手段は、実行する前記描画要求のアドレスである指示アドレスを保持する指示アドレスレジスタを備え、前記指示アドレスに基づいて前記第1記憶手段に格納された描画要求を解釈して、解釈した描画要求が描画実行要求であれば、液晶の発光点の座標と色を演算し、該演算結果の座標と色を前記第2記憶手段に格納させ、前記指示アドレスを更新する一連の描画実行処理を行うものであり、
前記液晶表示部は、前記第2記憶手段に格納された座標と色に基づいて液晶の発光点を発色させるものであって、
前記描画演算手段は、前記描画演算処理の開始を指示する開始コマンドを格納する開始終了指示レジスタ、及び前記中央演算手段への割込要因を格納する割込要因レジスタを備え、
前記描画演算手段は、前記開始終了指示レジスタに開始コマンドが格納されると前記第1記憶手段に格納された描画要求に基づく処理を開始し、前記指示アドレスが示す描画要求が描画終了要求であれば描画要求に基づく処理を終了するとともに前記割込要因レジスタに終了要因を格納して前記中央演算手段に割り込みを発呼するものである。
このため、描画処理に要する中央演算手段の処理負担を軽減することができる。
本実施の形態1では、空気調和機などの組込機器に組み込まれて、機器の状態等を表示する表示装置を例に説明する。
記憶装置118は、中央演算装置100と描画演算装置104の双方からアクセス可能な記憶装置であり、中央演算装置100や描画演算装置104が実行する各種プログラムや演算結果を記憶する。記憶装置118は、表示プログラム領域119と、機器制御プログラム領域120と、描画要求領域121と、描画結果領域122を有する。
さらに、記憶装置118は、中央演算装置100と描画演算装置104とともに同一マイコンLSI実装され、いわゆるシステムLSIであることが好ましい。
中央演算装置100はマイコンなどによって構成され、主レジスタ101と制御部103を備える。
制御部103は、単位クロックごとに表示装置1全体の制御を行うために機器制御プログラムを実行するとともに、液晶表示部123に表示を行うための表示プログラムを実行し、各種演算処理を行う。
命令アドレスレジスタ102は、制御部103が実行する命令の、記憶装置118上のアドレスを保持するレジスタである。図1において、命令アドレスレジスタ102から記憶装置118へ延びる矢印131と矢印132は、命令アドレスレジスタ102が記憶装置118のアドレスを指し示すことを意味している。
描画演算装置104は、液晶表示に特化した論理回路であって、記憶装置118を読み書きする機能を有する。描画演算装置104は、描画レジスタ105と、描画演算部110を備える。また、描画レジスタ105は、指示アドレスレジスタ106と、開始終了指示レジスタ107と、割込要因レジスタ108と、描画アドレスレジスタ109を備える。
描画制約116bは、描画結果領域122に基づいて算出される描画の制約範囲である。描画結果領域122は液晶の発光点座標のそれぞれのアドレスに対応しているので、基本的には液晶表示部123の液晶画面126で表示可能な範囲と言い換えることができる。
なお、液晶表示部123の液晶画面126に対して複数の描画結果領域(フレームバッファー)を備えた構成の場合、液晶画面126で実際に表示可能な範囲を、別途描画制約範囲として記憶してもよい。
なお、本発明の第1描画範囲制約は描画制約116bに、本発明の第2描画範囲制約は要求制約116aにそれぞれ相当する。
なお、本発明の第1描画可否情報及び第2描画可否情報は、描画可否状態記憶部117に記憶される情報に相当する。
液晶表示部123は、例えば画面左上から右へ、さらに下方向へと時間経過とともに表示位置の移動に応じて液晶を高速に発光させ、目に映る残像効果により二次元の画像を映し出す、いわゆるフルドット液晶を想定する。
液晶画面126は、微小な発光点の集合である液晶を備え、液晶制御部124によって表示制御されて画面表示を行う。
図2は、液晶画面126の表示に関する表示装置1の動作フローチャートであり、中央演算装置100、描画演算装置104、及び液晶表示部123の動作概要を示す。
(S11)
中央演算装置100は、表示プログラムに基づいて所定の演算処理を実行する(S11)。具体的には、命令アドレスレジスタ102が保持する命令アドレスにより、表示プログラム領域119の命令を指し示す。そして、その指し示した命令を、中央演算装置100の定義内容に基づいて解釈し、四則演算・論理演算・データ転送・命令アドレス変更・条件付き命令アドレス変更などの必要な処理を行う。これらの演算等を組み合わせたプログラムにより、液晶表示部123の表示制御を行う。なお、図2では図示しないが、表示装置1全体の機器制御は、機器制御プログラムに基づいて行う。
中央演算装置100は、表示プログラムの実行結果に基づいて、記憶装置118の描画要求領域121に描画要求を書き込む(S12)。
描画要求群200は、描画要求201〜206により構成される。図3の描画要求201〜206に記載される「描画実行」、「描画範囲制約更新」、「描画終了」の文字は、描画要求の種別を表す(詳細は後述する)。描画要求の種別に応じた描画処理が行われることとなる。
描画演算装置104の開始終了指示レジスタ107に、開始コマンドを書き込む。開始コマンドの書き込みが、描画演算装置104の処理開始のトリガとなる。
(S14)
その後は、機器制御プログラムに従い、他の制御アプリケーションの制御処理を行う。
描画演算装置104から割り込みが発呼されると、所定の割込処理を行う。このとき、割込要因レジスタ108を参照し、格納されている情報に応じて割込処理を行うこともできる。
再び描画演算装置104に処理を開始させたい場合には、開始終了指示レジスタ107に開始コマンドを書き込む。
(S17)
その後は、機器制御プログラムに従い、他の制御アプリケーションの制御処理を行う。
(S18)
また、描画演算装置104から割り込みが発呼されると、所定の割り込み処理を行う。
次に、描画演算装置104の動作を説明する。
(S21)
開始終了指示レジスタ107に開始コマンドが書き込まれると、描画要求領域121に格納された描画要求に基づく描画要求処理を開始する。
図4は、描画要求処理の動作を説明するフローチャートである。
各処理終了後は、指示アドレスレジスタ106の指示アドレスを次の指示アドレスに更新し(S1206)、終了する。
次に、図4で示した描画実行処理の動作を説明する。描画実行処理は、例えば線描画や四角枠描画などの描画を行うための各種演算処理を行い、演算結果の座標と色を描画結果領域122に格納する処理である。
描画演算装置104は描画実行処理を開始すると、描画可否状態記憶部117を初期化する(S1301)。
次に、描画処理が終了したか否かの判定を行う(S1302)。終了した場合はステップS1308へ、終了していない場合はステップS1303へ進むが、ここでは終了条件を満たさず終了していないものとしてステップS1303へ進む。
次に、図4で示した描画範囲制約更新処理の動作を説明する。描画範囲制約更新処理は、描画範囲制約記憶部116に格納された要求制約116aを、描画要求に基づいて更新する処理である。
描画演算装置104は処理を開始すると、描画要求により指定された条件に基づいて、描画範囲制約記憶部116に格納された要求制約116aを更新する(S1401)。例えば描画要求が、左上座標(1,1)、右下座標(10,10)を対角線とする矩形領域を描画範囲とすべき要求であれば、その矩形領域を要求制約116aとして格納する。
次に、図4で示した描画終了処理の動作を説明する。描画終了処理は、描画演算装置104による処理を終了する処理である。
描画終了処理を開始すると、割込要因レジスタ108に割込要因を書き込む(S1501)。例えば、「終了要因x」によって描画処理を終了する場合には、「終了要因x」を割込要因レジスタ108に書き込む。割込要因レジスタ108に書き込む割込要因は、任意に定めることができる。図3で示した描画要求群200には「描画終了」の描画要求203と描画要求206があるが、それぞれ異なる終了要因を割込要因として格納することもできる。
中央演算装置100は、この割り込み発呼に応じて必要な割り込み処理を行うこととなるが、割込要因レジスタ108を参照することによりどのような理由により割り込みが発呼されたのか認識できる。
次に、図2に戻って描画演算装置104の動作の説明を続ける。
描画演算装置104は、描画要求の内容に応じた描画要求処理を順次実行する。そして、描画終了処理を行った後は、その動作を停止する。
(S24〜S26)
そして、再び開始終了指示レジスタ107に開始コマンドが書き込まれると、描画要求領域121に格納された描画要求に基づく描画要求処理を開始する。
次に、液晶表示部123の動作を説明する。
(S31、S32)
液晶表示部123は、表示アドレスレジスタ125の表示アドレスが指し示す描画データを描画結果領域122から順次読み出し、液晶画面126の液晶を発光させるための座標情報や色情報を取得し、液晶画面126の液晶を発光させる。このようにすることで、図形や画像などが液晶画面126上に表示される。
次に、描画要求の具体例とその描画要求に基づく描画の例を説明する。
以下、図8及び図9に基づいて、図5を参照しつつ説明する。
図5において、四角枠を描くための座標として座標(0,0)を計算し(S1303)、この座標が描画制約116b内か否かを判定する(S1304)。
ここでは、描画制約116bとして左上座標(0,0)、右下座標(320,240)を対角線とする矩形領域が指定されているとする。座標(0,0)は描画制約116b内であるのでステップS1305へ進み、要求制約116a内か否かを判定する(S1305)。
ここでは、要求制約116aとして左上座標(0,0)、右下座標(320,240)を対角線とする矩形領域が指定されているとする。座標(0,0)は要求制約116a内であるのでステップS1306へ進み、座標(0,0)の色情報を変更し(S1306)、描画可否状態を変更し(S1307)、次の描画座標(1,0)を算出し(S1308)、ステップS1302へ戻る。
図5において、四角塗を描画するための座標として座標(0,0)を計算し(S1303)、この座標が描画結果領域の描画制約116b内か否かを判定する(S1304)。座標(0,0)は描画制約116b内であるのでステップS1305へ進み、座標(0,0)が要求制約116a内か否かを判定する(S1305)。ここで、座標(0,0)は、描画要求202により更新された要求制約116aの範囲外であるので、ステップS1308へ進んで次の描画座標(1,0)を算出し(S1308)、ステップS1302へ戻る。すなわち、座標(0,0)については描画結果領域122に描画を行わない。
図9(C)は、描画要求304に基づく描画結果である。図に示すように、描画要求304では始点(0,0)、終点(9,9)を両端とする線描画が指定されていたが、描画要求302による要求制約116aの制約を受ける。したがって、始点(1,1)、終点(8,8)を両端とする直線403のみが描画され、座標(0,0)と座標(9,9)は上書きされない。
図11(A)は描画要求301、302実行後の描画結果である。前述の図9(A)と同様に四角枠401が描画される。
また、要求制約116aとして、左上座標(1,1)、右下座標(8,8)を対角とする矩形領域が指定されている状態となっている。
図5において、四角塗を描画するための座標として座標(10,0)を計算し(S1303)、この座標が描画結果領域の描画制約116b内か否かを判定する(S1304)。座標(10,0)は描画制約116b内であるのでステップS1305へ進み、座標(10,0)が要求制約116a内か否かを判定する(S1305)。ここで、座標(10,0)は、要求制約116aの範囲外であるので、ステップS1308へ進んで次の描画座標(11,0)を算出し(S1308)、ステップS1302へと戻る。
また、要求制約116aと描画制約116bを設け、いずれの範囲を逸脱して座標の描画がまったく行われなかったのか、中央演算装置100が認識できるようにした。したがって、中央演算装置100は必要に応じて適切な対処を行うことができる。
本実施の形態2では、複数の描画要求領域が記憶装置に離れて配置した場合において、これらの描画要求領域に格納された描画要求を連続的に実行する動作例を説明する。なお、本実施の形態2では、前述の実施の形態1と異なる点を中心に説明する。
図13は前述の図4とほぼ同じであるが、ステップS1208が異なる。ステップS1208では、描画要求が「アドレス変更」である場合において、指示アドレスレジスタ106の指示アドレスを、変更先の指示アドレスに更新する。変更先の指示アドレスは、「アドレス変更」の描画要求505によりパラメータとして渡されたアドレスであり、次に処理すべき描画要求が格納されたアドレスである。
中央演算装置100は、開始終了指示レジスタ107に開始コマンドを書き込む(S41)。その後は、機器制御プログラムに従い、必要な制御処理を実行する(S42)。そして、描画演算装置104から割り込み要求が発呼されると、ステップS42の処理を中断して所定の割り込み処理を行う(S43)。すなわち、開始終了指示レジスタ107に開始コマンドを書き込んでから割り込み要求が発呼されるまでの間は、描画演算装置104とは独立して制御処理を行う。
次に、描画演算装置104の動作を説明する。
開始終了指示レジスタ107に開始コマンドが書き込まれると、指示アドレスレジスタ106に格納された指示アドレスが指し示す描画要求領域121の描画要求に基づいて、描画要求処理を実行する(S51)。指示アドレスレジスタ106に描画要求502を示す指示アドレスが格納されているとすると、描画要求502に対応する処理を実行することとなる。
続けて、描画要求503、504の処理を実行する(S52、S53)。
Claims (18)
- 液晶表示部と、
前記液晶表示部に表示させる表示内容を生成する描画生成部とを有し、
前記描画生成部は、中央演算手段、描画演算手段、第1記憶手段及び第2記憶手段を備え、
前記第1記憶手段は、前記中央演算手段と前記描画演算手段の双方から読み書き可能であり、
前記第2記憶手段は、前記描画演算手段から読み書き可能であるとともに前記液晶表示部から読み出し可能であり、
前記中央演算手段は、表示プログラムを解釈して実行し、実行結果に基づく描画要求を前記第1記憶手段に格納させるものであり、
前記描画演算手段は、実行する前記描画要求のアドレスである指示アドレスを保持する指示アドレスレジスタを備え、前記指示アドレスに基づいて前記第1記憶手段に格納された描画要求を解釈して、解釈した描画要求が描画実行要求であれば、液晶の発光点の座標と色を演算し、該演算結果の座標と色を前記第2記憶手段に格納させ、前記指示アドレスを更新する一連の描画実行処理を行うものであり、
前記液晶表示部は、前記第2記憶手段に格納された座標と色に基づいて液晶の発光点を発色させるものであって、
前記描画演算手段は、前記描画演算処理の開始を指示する開始コマンドを格納する開始終了指示レジスタ、及び前記中央演算手段への割込要因を格納する割込要因レジスタを備え、
前記描画演算手段は、前記開始終了指示レジスタに開始コマンドが格納されると前記第1記憶手段に格納された描画要求に基づく処理を開始し、前記指示アドレスが示す描画要求が描画終了要求であれば描画要求に基づく処理を終了するとともに前記割込要因レジスタに終了要因を格納して前記中央演算手段に割り込みを発呼する
ことを特徴とする表示装置。 - 前記描画演算手段は、前記解釈した描画要求が複数種類の描画終了要求である場合には、各描画終了要求に対応した終了要因を前記割込要因レジスタに格納する
ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。 - 前記描画演算手段は、前記液晶表示部が表示可能な領域である第1描画範囲制約を記憶し、
前記描画演算手段は、前記解釈した描画要求が描画実行要求である場合において、
前記描画実行要求により要求された範囲と前記第1描画範囲制約とが重複しない場合には、
前記描画実行処理を終了するとともに前記割込要因レジスタに描画不可能であることを示す第1描画範囲外要因を終了要因として格納して前記中央演算手段に割り込みを発呼する
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の表示装置。 - 前記描画演算手段は、前記液晶表示部で表示可能な領域である第1描画範囲制約と、前記第1描画範囲制約内への描画が可能か否かを示す第1描画可否情報を保持し、
前記描画演算手段は、前記解釈した描画要求が描画実行要求である場合において、
液晶の発光点集合の座標の演算を開始する前に前記第1描画可否情報を初期化し、
液晶の発光点の各座標を演算するたびに該座標が前記第1描画範囲制約内か否かを判定し、前記第1描画範囲制約内であれば前記第1描画可否情報に所定の情報を書き込み、
液晶の発光点のすべての座標を演算し終わったときに前記第1描画可否情報が初期化されたままであれば、
前記描画実行処理を終了するとともに前記割込要因レジスタに描画不可能であることを示す第1描画範囲外要因を終了要因として格納して前記中央演算手段に割り込みを発呼する
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の表示装置。 - 前記描画演算手段は、前記解釈した描画要求が描画範囲指定要求である場合には、指定された範囲を第2描画範囲制約として記憶し、
前記描画演算手段は、前記解釈した描画要求が描画実行要求である場合において、
前記描画実行要求により要求された範囲と前記第2描画範囲制約とが重複しない場合には、
前記描画実行処理を終了するとともに前記割込要因レジスタに描画不可能であることを示す第2描画範囲外要因を終了要因として格納して前記中央演算手段に割り込みを発呼する
ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか記載の表示装置。 - 前記描画演算手段は、前記解釈した描画要求が描画範囲指定要求である場合には、指定された範囲を第2描画範囲制約として記憶し、
前記描画演算手段は、前記第2描画範囲制約内への描画が可能か否かを示す第2描画可否情報を保持し、
前記描画演算手段は、前記解釈した描画要求が描画実行要求である場合において、
液晶の発光点集合の座標の演算を開始する前に前記第2描画可否情報を初期化し、
液晶の発光点の各座標を演算するたびに該座標が前記第2描画範囲制約内か否かを判定し、前記第2描画範囲制約内であれば前記第2描画可否情報に所定の情報を書き込み、
液晶の発光点のすべての座標を演算し終わったときに前記第2描画可否情報が初期化されたままであれば、
前記描画実行処理を終了するとともに前記割込要因レジスタに描画範囲外であることを示す第2描画範囲外要因を終了要因として格納して前記中央演算手段に割り込みを発呼する
ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか記載の表示装置。 - 前記描画演算手段は、前記解釈した描画要求が前記アドレス変更要求であれば、該アドレス変更要求により指定されたアドレスを前記指示アドレスとする
ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか記載の表示装置。 - 前記表示装置は、空気調和機の状態を表示する表示装置である
ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか記載の表示装置。 - 前記表示装置は、電化製品の状態を表示するものであって、電源投入状態及び電源遮断方法を画像や図形、文字により表現する表示装置である
ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか記載の表示装置。 - 液晶表示部と、中央演算手段と、描画演算手段と、第1記憶手段と、第2記憶手段とを備えた表示装置の表示方法であって、
前記中央演算手段は、表示プログラムを解釈して実行し、実行結果に基づく描画要求を前記第1記憶手段に格納させ、
前記描画演算手段は、処理の開始を指示されると、実行すべき描画要求を指し示すアドレスである指示アドレスに従って前記第1記憶手段に格納された描画要求を解釈し、
前記描画演算手段は、前記解釈した描画要求が描画実行要求である場合には、液晶の発光点の座標と色を演算し、該演算結果の座標と色を描画結果として第2記憶手段に格納させ、
前記描画演算手段は、前記解釈した描画要求が描画終了要求であれば、描画要求に基づく処理を終了して、割込要因を割込要因レジスタに格納し、前記中央演算手段に割り込みを発呼し、
前記液晶表示部は、前記第2記憶手段に格納された描画結果に基づいて液晶の発光点を発色させる
ことを特徴とする表示装置の表示方法。 - 前記描画演算手段は、前記解釈した描画要求が複数種類の描画終了要求である場合には、各描画終了要求に対応した終了要因を前記割込要因レジスタに格納する
ことを特徴とする請求項10記載の表示装置の表示方法。 - 前記描画演算手段は、前記解釈した描画要求が描画実行要求である場合において、
前記描画実行要求により要求された範囲が、前記液晶表示部が表示可能な範囲と重複しない場合には、
前記描画実行処理を終了して、描画不可能であることを示す割込要因を前記割込要因レジスタに格納し、前記中央演算手段に割り込みを発呼する
ことを特徴とする請求項10または請求項11記載の表示装置の表示方法。 - 前記描画演算手段は、前記解釈した描画要求が描画実行要求である場合において、
液晶の発光点の座標の演算を開始する前に第1描画可否情報を初期化し、
液晶の発光点の各座標を演算するたびに、該座標が、前記液晶表示部が表示可能な範囲内か否かを判定して、範囲内であれば前記第1描画可否情報に所定の情報を書き込み、
液晶の発光点のすべての座標を演算し終わったときに前記第1描画可否情報が初期化されたままであれば、
前記描画実行処理を終了して、描画不可能であることを示す第1描画範囲外要因を前記割込要因レジスタに格納し、前記中央演算手段に割り込みを発呼する
ことを特徴とする請求項10または請求項11記載の表示装置の表示方法。 - 前記描画演算手段は、前記解釈した描画要求が描画範囲指定要求である場合には、指定された範囲を第2描画範囲制約として記憶し、
前記描画演算手段は、前記解釈した描画要求描画実行要求である場合において、
前記描画実行要求により要求された範囲と前記第2描画範囲制約とが重複しない場合には、
前記描画実行処理を終了して、描画不可能であることを示す第2描画範囲外要因を前記割込要因レジスタに格納し、前記中央演算手段に割り込みを発呼する
ことを特徴とする請求項10〜請求項12のいずれか記載の表示装置の表示方法。 - 前記描画演算手段は、前記解釈した描画要求が描画範囲指定要求である場合には、指定された範囲を第2描画範囲制約として記憶し、
前記描画演算手段は、前記解釈した描画要求が描画実行要求である場合において、
液晶の発光点集合の座標の演算を開始する前に第2描画可否情報を初期化し、
液晶の発光点の各座標を演算するたびに、該座標が、前記第2描画範囲制約内か否かを判定して、範囲内であれば前記第2描画可否情報に所定の情報を書き込み、
液晶の発光点のすべての座標を演算し終わったときに前記第2描画可否情報が初期化されたままであれば、
前記描画実行処理を終了して、描画不可能であることを示す第2描画範囲外要因を前記割込要因レジスタに格納し、前記中央演算手段に割り込みを発呼する
ことを特徴とする請求項10〜請求項12のいずれか記載の表示装置の表示方法。 - 前記描画演算手段は、前記解釈した描画要求がアドレス変更要求である場合には、指示アドレスを、前記アドレス変更要求で指定されたアドレスに変更する
ことを特徴とする請求項10〜請求項15のいずれか記載の表示装置の表示方法。 - 前記表示装置は、空気調和機の状態を表示する表示装置である
ことを特徴とする請求項10〜請求項16のいずれか記載の表示装置の表示方法。 - 前記表示装置は、電化製品の状態を表示するものであって、電源投入状態及び電源遮断方法を画像や図形、文字により表現する表示装置である
ことを特徴とする請求項10〜請求項16のいずれか記載の表示装置の表示方法。
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