JP5989223B2 - 制御装置及びリモコン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像を表示する制御装置及びリモコン装置に関する。
従来、家電機器、設備機器などを操作するためのリモコン装置には、画面上に印刷された文字や図形の表示/非表示を切り替えるユーザインタフェースが採用されてきた。近時のリモコン装置には、図形、文字などを表す画像をフルドット液晶ディスプレイに表示させ、分かり易いユーザインタフェースを提供することへの要求が高まっている。一方で、画像を描画するための処理負荷は大きくなり、描画処理を実行したがために、リモコン装置から家電機器、設備機器などを制御する処理が遅延したり、画像を記憶するためのメモリ容量が増加するといった問題があった。中央演算装置の処理負担を軽減するために、例えば特許文献1には、描画処理を実行する専用のハードウェアとして描画演算装置を中央演算装置内又は中央演算装置外に搭載する技術が開示されている。
特開2010−175638号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術において、内部に描画演算装置を搭載した中央演算装置を用いる場合、表示画像の画面デザインを変更する場合に中央演算装置のプログラムも合わせて更新する必要がある。そのため、プログラムを更新する際に書き込みエラーやバージョン間違いが起こる危険性がある。
本発明は,上述の事情の下になされたもので、既存の中央演算装置及び中央演算装置の既存のプログラムを変更することなく、表示画像の画面デザインを変更することができる制御装置及びリモコン装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の制御装置は、
表示装置に表示される画像である表示画像に含まれる要素画像を示す要素画像データを画像データ領域に予め記憶し、前記要素画像が配置された前記表示画像を示す表示データを生成するためのデータを含む描画コマンドデータを描画コマンド領域に予め記憶している記憶装置と、
画面内容を更新するための描画条件を示す描画条件データと、前記描画条件が成立した場合に実行する描画コマンドデータを特定するための描画コマンド特定データと、を関連付けて記憶する画面管理テーブルを備え、描画条件が成立した場合に、前記画面管理テーブルを参照して、前記描画条件を示す描画条件データに関連付けられた描画コマンド特定データを特定し、当該特定した描画コマンド特定データを出力する中央演算装置と、
前記中央演算装置から出力された描画コマンド特定データで特定される前記描画コマンドデータを前記記憶装置から取得し、当該取得した描画コマンドデータに基づいて前記表示データを生成し、当該生成した表示データを前記表示装置へ出力する描画演算装置とを備える。
本発明によれば、要素画像データと描画コマンドデータとが、記憶装置の異なる記憶領域にまとめて配置される。そのため、表示画像の画面デザインを変更するために要素画像データの内容が変更されても、描画コマンドデータが記憶されているアドレスは変わらない。したがって、表示画像の画面デザインを変更する場合に、中央演算装置が出力する描画コマンド特定データを変更する必要がないので、中央演算装置が実行する処理内容を変更する必要がない。その結果、既存の中央演算装置及び中央演算装置の既存のプログラムを変更することなく、表示画像の画面デザインを変更することが可能になる。
実施の形態1に係るリモコン装置の構成を示す図である。 実施の形態1に係る記憶装置におけるデータ配置の一例を示す図である。 実施の形態1に係る描画コマンドデータの一例を示す図である。 描画演算装置が表示データを生成するために用いる各領域の関係の一例を示す図である。 実施の形態1に係る画面管理テーブルの一例を示す図である。 描画部が実行する変換処理の一例を示す図である。 実施の形態1に係るリモコン装置が実行する処理の流れの一例を示す図である。 図7に示す描画コマンド実行処理の詳細を示すフローチャートである。 図8に示す要素描画処理の詳細を示すフローチャートである。 同じ描画条件で表示される表示画像の画面コンテンツが、仕向地により変更される例を示す図である。 図7に示す描画コマンド実行処理の詳細の一変形例を示すフローチャートである。 図11に示す要素描画処理の詳細を示すフローチャートである。 変形例2に係るリモコン装置の構成を示す図である。 変形例2に係る描画コマンドデータの一例を示す図である。 変形例2に係る画面管理テーブルの一例を示す図である。 変形例2に係るリモコン装置が実行する処理の流れの一例を示す図である。 実施の形態2に係るリモコン装置の構成を示す図である。 実施の形態2に係る描画コマンドデータの一例を示す図である。 実施の形態2に係る割込応答テーブルの一例を示す図である。 実施の形態2に係るリモコン装置が実行する処理の流れの一例を示すである。 実施の形態2に係るリモコン装置が実行する処理の流れの一例を示す図である。 図20に示す描画コマンド実行処理の詳細を示すフローチャートである。 図20に示す要素アドレス抽出処理の詳細を示すフローチャートである。 同じ描画条件で表示される表示画像のコンテンツが、仕向地により変更される他の例を示す図である。 変形例4及び5に係る記憶装置におけるデータ配置の一例を示す図である。 変形例6に係るリモコン装置の構成を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。全図を通じて同一の要素には同一の符号を付す。また、同一の要素に関して重複する説明は省略する。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1に係るリモコン装置は、ユーザが空調機を操作するための装置である。なお、空調機は、各種機器の一例であり、リモコン装置による操作の対象は、例えば照明、セキュリティシステムといった家電機器、設備機器などであってもよい。
本実施の形態に係るリモコン装置1は、図1に示すように、操作部2と、制御装置3とを備える。
操作部2は、ユーザが操作する部位を含み、その操作に応じた操作信号を出力する。本実施の形態に係る操作部2は、ユーザが押下することで操作する複数のボタンを備え、押下されたボタンに応じた操作信号を出力する。なお、操作部2は、例えば、レバーであってもよく、タッチパネルなどであってもよい。
制御装置3は、リモコン装置1の全体的な制御を行う装置であって、図1に示すように、表示装置4と、記憶装置5と、中央演算装置6と、描画演算装置7とを備える。
表示装置4は、表示画像を画面に表示する装置であって、図1に示すように、表示部8と、VRAM(Video Random Access Memory)9と、VRAMデータ取得部10と、表示制御部11とを備える。
表示部8は、例えば32階調グレースケール対応のフルドット形式の液晶デバイスであり、一定の大きさの画面に一定の画素数で画像を表示する。なお、表示部8は、カラー対応であってもよい。VRAM9は、VRAMデータ(表示データ)を保持するRAMである。VRAMデータ取得部10は、描画演算装置7から出力されるVRAMデータを取得するインタフェースであり、取得したVRAMデータをVRAM9に格納する。表示制御部11は、VRAM9に格納されたVRAMデータを定期的に取得し、取得したVRAMデータが示す表示画像を表示部8の画面に表示させる。
記憶装置5は、各種データを記憶する装置であって、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、シリアルフラッシュROM(Read Only Memory)、パラレルフラッシュROMなどから構成される。
記憶装置5は、図1に示すように、要素画像データ12と描画コマンドデータ13との各々を予め定められたアドレスに記憶する。
ここで、要素画像データ12は、図2に示すように、画像データ領域にすき間なく連続して格納されている。また、描画コマンドデータ13は、描画コマンド領域にすき間なく連続して格納されている。画像データ領域及び描画コマンド領域は、それぞれ、記憶装置5において所定のアドレスからアドレスが連続するまとまった所定の範囲の記憶領域である。
要素画像データ12は、表示部8の画面の全体又は部分(ウィンドウ)に表示される表示画像に含まれる文字、記号、図形などの要素を表す画像(要素画像)を含む。
要素画像は、例えば空調機が冷房運転中である場合、冷房運転中であることを表す「冷」「房」の各文字を表す画像、目標温度を表す「0」〜「9」の各数字や「℃」を表す画像、図形により風量を表す画像である。なお、1つの要素画像が、「冷房」のように複数の文字などから構成されてもよく、要素画像が背景画像を含んでもよい。
描画コマンドデータ13は、表示画像を示す表示データを生成するために実行されるコマンド(描画コマンド)を生成するために必要なデータを含む。描画コマンドデータ13は、図3に示すように、ウィンドウ領域設定コマンド14と、要素描画コマンド15と、描画コマンドデータ13の終端を表す終端コマンド16とを含む。描画コマンドデータ13に含まれる各データ14〜16のそれぞれは、固定長であり、したがって、描画コマンドデータ13も、固定長である。
ウィンドウ領域設定コマンド14は、描画演算装置7が扱うことができる最大の領域である仮想領域内にウィンドウ領域を設定するためのコマンドである。ウィンドウ領域設定コマンド14は、同図に示すように、ウィンドウ領域設定コマンド14の要素が後続することなどを示すヘッダ17と、仮想領域内に矩形のウィンドウ領域を設定する位置を示す仮想領域座標値18〜21とを含む。
同図に示す1番目(同図の左側)のウィンドウ領域設定コマンド14に含まれる仮想領域座標値18〜21は、矩形領域(X0、X1、Y0、Y1)を表す。ここで、矩形領域(X0、X1、Y0、Y1)は、X方向の仮想領域座標値の最小値がX0、その最大値がX1であり、Y方向の仮想領域座標値の最小値がY0、その最大値がY1である矩形の領域を表す。
図4に、1番目のウィンドウ領域設定コマンド14に基づいて仮想領域22に設定されるウィンドウ領域23の例を示す。本実施の形態の仮想領域座標値(X、Y)は、同図に示すように、同図の右上を原点、左右をX方向、上下をY方向とする仮想領域座標系で表す。
要素描画コマンド15は、要素画像の外接する矩形の領域である要素領域24をウィンドウ領域23内に配置するためのコマンドである。なお、要素領域24は、矩形に限らず、円や楕円などが適宜採用されてもよい。要素描画コマンド15は、図3に示すように、ヘッダ25と、要素種類26と、相対座標値27〜30と、要素アドレス31とを含む。
ヘッダ25は、要素描画コマンド15の各要素が後続することなどを示す。要素種類26は、GIF、JPEGなどの要素画像データ12に採用されている画像圧縮の種類を示す。相対座標値27〜30は、ウィンドウ領域23内に要素領域24を配置する位置を示す。要素アドレス31は、要素画像データ12が記憶装置5において格納されているアドレスを示す。
なお、相対座標値27〜30は、要素画像を配置する位置を特定するためのデータ(要素配置データ)の一例である。要素アドレス31は、要素画像データ12を特定するためのデータ(要素特定データ)の一例である。
同図に示す1番目のウィンドウ領域設定コマンド14に続く要素描画コマンド15に含まれる相対座標値27〜30は、X方向の相対座標値の最小値がRX0、その最大値がRX1であり、Y方向の相対座標値の最小値がRY0、その最大値がRY1である矩形領域(RX0、RX1、RY0、RY1)を表す。
相対座標値は、ウィンドウ領域設定コマンド14により設定されるウィンドウ領域内における位置を示す座標値である。本実施の形態の相対座標値(RX、RY)は、図4に示すように、ウィンドウ領域23の右上角の仮想領域座標(X0、Y0)を相対座標の原点、左右をX方向、上下をY方向とする相対座標系で表す。同図の要素領域24は、1番目のウィンドウ領域設定コマンド14に続く要素描画コマンド15に含まれる相対座標値27〜30によって配置される要素領域24の例である。
なお、VRAM領域(表示領域)32は、表示部8の画面に対応する領域であって、例えば同図に示すように仮想領域22内の中央などに設定される。したがって、同図において、ウィンドウ領域23とVRAM領域32とが重なり合う部分の画像が表示画像となる。すなわち、ウィンドウ領域23とVRAM領域32とが重なり合う部分に配置された要素画像は、表示部8の画面に表示される。また、VRAM領域32の上方又は下方にはみ出したウィンドウ領域23の部分に配置された要素画像は、表示部8の画面に表示されず、ウィンドウ領域23がスクロールされた場合に表示部8の画面に表示される。
図1に戻り、中央演算装置(マイコン)6は、リモコン装置1の全体的な制御を行なう装置であって、制御部33と、RAM(Random Access Memory)34と、ROM35と、通信部36と、入力ポート37とを備える。
制御部33は、ROM35から読み込んだソフトウェアプログラム(以下、「プログラム」という。)を解釈し、その解釈内容にしたがって演算処理やRAM34、ROM35、通信部36、入力ポート37といった周辺機能の制御処理を行う。
RAM34は、制御部33の作業領域として使用される揮発性メモリである。
ROM35は、制御部33が実行するプログラムを記憶する不揮発性メモリであり、制御アプリケーション40と、画面管理テーブル41とを予め記憶している。
制御アプリケーション40は、リモコン装置1の全体的な制御(主制御)や被制御装置に対する制御・操作を行なうプログラムである。
画面管理テーブル41は、画面内容を更新する描画条件とその描画条件を満たした場合に表示する画面内容が格納されている。
図5は、画面管理テーブル41の一例を示す。画面管理テーブル41では、画面番号ごとに、描画コマンドアドレスと、操作種別に応じた画面番号とが関連付けられている。画面番号は、初期画面や操作入力画面といった画面の種類をユニークに識別するために個々の画面に予め割り当てられる番号である。描画コマンドアドレスは、それに関連付けられた画面を表示するための描画コマンドデータ13が格納されている記憶装置5上のアドレスである。操作種別は、ユーザが操作部2に行う操作の種別である。操作種別は、本実施の形態ではボタン0〜ボタンNにより特定されるボタンのいずれが押下されたかを示す。操作種別に応じた画面番号は、それが関連付けられた画面番号(図5では最も左の列に示される画面番号)の画面が表示されている時に行われた操作の種別に応じて、次に表示する画面の画面番号を示す。ここでは、上述の描画条件が表示中の画面番号と操作種別にあたり、上述の画面内容が描画コマンドアドレスにあたる。なお、描画コマンドアドレスは、描画コマンドデータ13を特定するための描画コマンド特定データの一例である。
図1に戻り、通信部36は、中央演算装置6からホストコマンドを描画演算装置7に出力し、描画演算装置7のレジスタ内容を読み書きするための通信インタフェースである。具体的な通信インタフェースの方式として、クロック同期型シリアル方式、非同期型シリアル通信方式、汎用バス方式などがある。
入力ポート37は、操作部2からの操作信号、描画演算装置7からの割込信号などを検出する。
描画演算装置7は、図1に示すように、レジスタ45と、ホストインタフェース部46と、記憶装置インタフェース部47と、コマンド解釈部48と、描画部49とを備える。
レジスタ45には、描画演算装置7が描画処理に用いる情報が格納されている。同図に示すように、レジスタ45は、描画開始要求レジスタ61、描画コマンドアドレスレジスタ62、ウィンドウ領域レジスタ63、スクロール量レジスタ64、要素種類レジスタ65、要素領域レジスタ66、要素アドレスレジスタ67及び割込レジスタ68を有する。
描画開始要求レジスタ61は、中央演算装置6が描画演算装置7に対して描画処理の開始を指示するためのレジスタである。描画コマンドアドレスレジスタ62は、処理対象の描画コマンドデータ13が格納されている記憶装置5上のアドレスを設定するためのレジスタである。ウィンドウ領域レジスタ63は、処理対象の描画コマンド内に示されるウィンドウ領域を設定するためのレジスタである。スクロール量レジスタ64は、ウィンドウ領域のX方向及びY方向の移動量(スクロール量)を設定するためのレジスタである。要素種類レジスタ65は、描画する要素画像の種類を設定するためのレジスタである。要素領域レジスタ66は、描画する要素画像の描画先座標(ウィンドウ領域に対する相対座標)を設定するためのレジスタである。要素アドレスレジスタ67は、描画する要素画像が格納されている記憶装置5上のアドレスを設定するためのレジスタである。割込レジスタ68は、描画終了を示す描画終了フラグを設定するためのレジスタである。
ホストインタフェース部46は、中央演算装置6から受け付けたホストコマンドに従い、レジスタ45の所定の位置の内容について読み書きを行う。
また、ホストインタフェース部46は、割込レジスタ68の描画終了フラグがセットされていた場合に、中央演算装置6の入力ポート37へ割込信号を出力する。
記憶装置インタフェース部47は、描画コマンドデータ13又は要素画像データ12を記憶装置5から所定のデータサイズ単位(例えば、1Byte)で取得するインタフェースである。
コマンド解釈部48は、描画開始要求レジスタ61を監視する。描画処理の開始を指示するフラグ(描画開始フラグ)が描画開始要求レジスタ61に設定されると、コマンド解釈部48は、記憶装置インタフェース部47を介して描画コマンドデータ13を記憶装置5から取得する。詳細には、コマンド解釈部48は、描画コマンドアドレスレジスタ62に設定されているアドレスから記憶装置5に記憶されている一連の描画コマンドデータ13を取得する。
そして、コマンド解釈部48は、描画コマンドデータ13を解釈することによって、その描画コマンドに含まれる各データをそれぞれに対応するレジスタ63、65〜67に格納する。その際、コマンド解釈部48は、描画コマンドデータ13の要素描画コマンドを読み込むごとに描画部49に対して要素描画要求通知を行い、一旦描画コマンドデータ13の読み込みを停止する。コマンド解釈部48は、描画部49から要素描画終了通知を受け付けた後に描画コマンドデータ13の読み込みを再開する。ここで、要素描画要求通知は、要素画像の描画の開始を要求することを示す通知である。要素描画終了通知は、要素画像の描画が終了したことを示す通知である。
描画部49は、前述の要素描画要求通知を受け付けると要素画像の描画処理を行う。詳細には描画部49は、要素アドレスレジスタ67に設定されているアドレスに基づいて記憶装置5から要素画像データ12を記憶装置インタフェース部47を介して取得する。描画部49は、要素種類レジスタ65に格納された画像種類データが示す画像種類に応じて伸張処理を行い、それによって、描画データを生成する。
さらに、描画部49は、ウィンドウ領域レジスタ63、スクロール量レジスタ64及び要素領域レジスタ66を参照し、参照した各レジスタ63、64、66に従って要素画像の各画素ごとに配置する仮想領域上の座標位置を演算する。描画部49は、VRAM領域32に含まれる要素画像の描画データを各画素の座標位置を示すデータを生成する。描画データは具体的には、各画素の画素値を表すデータであり、モノクロ画像の場合には描画データは1bit(白、黒)で1画素を表わす。
描画部49は、生成した描画データを表示装置4に対応したデータフォーマットであるVRAMデータ55に変換する。描画部49は、描画データとともに生成したデータが示す座標位置に対応したVRAM9上の位置にその変換したVRAMデータ55を、VRAMデータ取得部10を介して書き込む。この変換処理では例えば、図6に示すように、モノクロ3画素分の描画データ53が16bitのVRAMデータ55に変換される。
これまで、本発明の実施の形態1に係るリモコン装置1の構成について説明した。ここから、本実施の形態に係るリモコン装置1が稼働中に実行する処理について、図を参照して説明する。
図7に示すように、中央演算装置6は、制御アプリケーション40を実行することによって主制御処理を行う(ステップS101)。
主制御処理(ステップS101)の実行中にユーザが操作部2を操作した場合、入力ポート37に操作信号が入力される。これにより、中央演算装置6はユーザの操作入力を検出し(ステップS102)、主制御処理を中断する。
中央演算装置6は、画面管理テーブル41を参照し(ステップS103)、表示装置4に表示されている画面の画面番号と取得した操作信号が示す操作種別とに基づいて、成立した描画条件に応じて次の表示画面の描画コマンドアドレスを特定する(ステップS104)。
例えば、中央演算装置6により取得された操作信号が示す操作種別が「ボタン0」であり、その時の表示画面の画面番号が「0」であるとする。図5に示す画面管理テーブル41を参照すると、次に描画する表示画面の画面番号は「2」である。中央演算装置6は、画面番号「2」に関連付けられた描画コマンドアドレス「CCCCC」が、次の表示画面の描画コマンドアドレスであると特定する。
次に、中央演算装置6は、特定した描画コマンドアドレスを描画コマンドアドレスレジスタ62に設定するホストコマンドを通信部36を介して描画演算装置7に出力する(ステップS105)。このとき続けて、中央演算装置6は、スクロール量レジスタ64に一定値、例えば「0」を設定してもよい。
描画演算装置7のホストインタフェース部46は、図7に示すように、入力されたホストコマンドに応じた描画コマンドアドレスを描画コマンドアドレスレジスタ62に設定する(ステップS106)。
次に中央演算装置6は、描画開始フラグを描画開始要求レジスタ61に書き込むホストコマンド(描画開始要求)を描画演算装置7に出力する(ステップS107)。その後、制御部33は、中断していた主制御処理を再開する(ステップS108)。
描画演算装置7のホストインタフェース部46は、描画開始要求が入力されたことに応答して、描画開始フラグを描画開始要求レジスタ61に設定する(ステップS109)。
描画開始要求レジスタ61を監視する描画演算装置7のコマンド解釈部48は、描画開始フラグが設定されたことを検出すると、描画コマンド実行処理を行う(ステップS110)。
詳細後述する描画コマンド実行処理(S110)において描画演算装置7は、同図に示すように、描画コマンドアドレスレジスタ62が示す記憶装置5のアドレスから描画コマンドデータ13を取得する(ステップS131)。このとき、描画演算装置7は、描画コマンドデータ13を1Byte取得するごとに描画コマンドアドレスレジスタ62の内容を+1する。これによって、コマンド解釈部48は、描画コマンドアドレスレジスタ62を参照しながら描画コマンドデータ13を1Byteずつ取得することができる。描画演算装置7は、終端コマンド16を取得するまで、順次取得した描画コマンドデータ13の内容に応じてウィンドウ領域の設定処理又は要素画像の描画処理を繰り返す。
取得した描画コマンドデータ13が要素描画コマンド15である場合、コマンド解釈部48は、1つの要素描画コマンド15の取得が完了した時点で、描画部49に要素画像の描画処理の開始を指示する。描画部49は、同図に示すように、要素アドレスレジスタ67が示すアドレスから要素画像データ12を取得する(ステップS141)。ここで、描画部49は、要素画像データ12を1Byte取得するごとに要素アドレスレジスタ67の内容を+1し、要素アドレスレジスタ67を参照しながら要素画像データ12を1Byteずつ取得する。描画部49は、取得した要素画像データ12に伸張処理を行うことによって、描画データ53を生成する。描画部49は、生成した描画データ53が示す要素画像に含まれる各画素の座標位置を示すデータとを生成する。
描画部49は、描画データ53からVRAMデータ55へデータ形式を変換し、この変換により得られたVRAMデータ55を表示装置4へ出力する(図9に示すステップS146)。描画部49は、処理を行っている要素画像データ12に含まれる全画素分の処理が完了すると、要素描画終了通知をコマンド解釈部48に通知する。この要素描画終了通知に応答して、コマンド解釈部48は、描画コマンドデータ13の取得を再開する。
コマンド解釈部48は、終端コマンド16を取得した後、描画処理が終了したことを示す描画終了フラグを割込レジスタ68にセットする。これによって、ホストインタフェース部46は、セットされた描画終了フラグを検出し、割込信号を中央演算装置6に出力する(ステップS139)。
中央演算装置6は、割込信号を検出すると(ステップS111)、主制御処理を中断し、割込レジスタ68をクリアするホストコマンド(描画終了フラグクリア命令)を通信部36を介して描画演算装置7へ出力する(ステップS112)。そして、制御部33は主制御処理を再開する(ステップS113)。
描画演算装置7のホストインタフェース部46は、終了割込クリア命令を中央演算装置6から取得すると、割込レジスタ68をクリアし、割込信号を停止させる(ステップS114)。
これまでの説明から分かるように、表示画像を表示部8に表示させるために中央演算装置6が実行する処理は、操作検出処理(ステップS102)から描画開始要求出力処理(ステップS107)までの処理と、割込信号取得処理(ステップS111)と、割込クリア命令処理(ステップS112)とである。これらの処理は、従来のように描画コマンドデータを生成する処理に比べてきわめて小さい。したがって、表示画像を表示部8に表示させるために中央演算装置6に掛かる処理負荷を著しく軽減することが可能になる。
描画演算装置7が実行する描画コマンド実行処理(ステップS110)の詳細について説明する。
描画コマンド実行処理(ステップS110)は、コマンド解釈部48が、描画開始要求レジスタ61に描画開始フラグを検出することにより開始される。描画開始フラグを検出したコマンド解釈部48は、描画コマンドアドレスレジスタ62に格納されているアドレスに配置されている描画コマンドデータ13を、記憶装置インタフェース部47を介して記憶装置5から取得する(図7に示すステップS131)。
なお詳細には、コマンド解釈部48は、1byte分の描画コマンドデータ13を記憶装置インタフェース部47を介して記憶装置5から取得すると、描画コマンドアドレスレジスタ62の内容を+1加算する。コマンド解釈部48は、これを繰り返すことによって描画コマンドデータ13を1byteずつ取得する。説明を簡明にするために以下では、描画コマンドデータ取得処理の繰り返しに関する説明は省略するが、描画コマンドデータ13が1byteずつ取得されつつ、適宜以下の処理が実行されてよい。
図8に示すように、コマンド解釈部48は、描画コマンドデータ13に含まれるヘッダ17,25を解釈して、コマンドの種類がウィンドウ領域設定コマンド14か、要素描画コマンド15か、終端コマンド16かを判断する(ステップS132)。
ステップS132において描画コマンドの種類がウィンドウ領域設定コマンド14であると判断した場合、コマンド解釈部48は、ウィンドウ領域設定コマンドに含まれるウィンドウ領域をウィンドウ領域レジスタ63に設定する(ステップS133)。その後、コマンド解釈部48は、ステップS132に戻る。
例えば、描画コマンドデータ13が図3に示す内容を含み、ステップS132にてコマンド解釈部48が、ヘッダ17に基づいてウィンドウ領域設定コマンド14であると判断したとする。この場合、コマンド解釈部48は、ステップS133にてウィンドウ領域レジスタ63にウィンドウ領域(X0、X1、Y0、Y1)を設定する。
ステップS132において描画コマンドの種類が要素描画コマンド15であると判断した場合、コマンド解釈部48は、要素描画コマンド15に含まれる要素種類26、要素領域27〜30及び要素アドレス31をそれぞれ要素種類レジスタ65、要素領域レジスタ66及び要素アドレスレジスタ67に設定する(ステップS134〜S136)。これにより、1つの要素描画コマンド15の取得が完了すると、コマンド解釈部48は、要素描画要求通知を描画部49に出力する。
例えば、描画コマンドデータ13が図3に示す内容を含み、ステップS132にてコマンド解釈部48が、ヘッダ25に基づいて要素描画コマンド15であると判断したとする。この場合、コマンド解釈部48は、ステップS135にて、要素領域(RX0、RX1、RY0、RY1)を要素領域レジスタ66に設定する。
描画部49は、要素描画要求通知が入力されると要素画像の描画処理を開始する(ステップS137)。要素描画処理(ステップS137)について図9を参照して説明する。
同図に示すように、描画部49は、はじめに要素アドレスレジスタ67に設定されているアドレスから要素画像データ12を、記憶装置インタフェース部47を介して記憶装置5から取得する(ステップS141)。このとき、描画部49は、要素画像データ12を1byte取得するごとに、要素アドレスレジスタ67の内容を+1加算する。
描画部49は、要素種類レジスタ65で設定された要素種類26に応じた方法で、取得した要素画像データ12を伸張し、それによって、要素画像の描画データ53を生成する(ステップS142)。
描画部49は、ウィンドウ領域レジスタ63、スクロール量レジスタ64、及び要素領域レジスタ66に格納されている各データに基づいて、仮想領域22上の仮想領域座標値で表した要素領域24を算出する(ステップS143)。
例えば、ウィンドウ領域が仮想領域座標値での矩形領域(X0、X1、Y0、Y1)、スクロール量がX方向にSX、Y方向にSY、要素領域24が相対座標値での矩形領域(RX0、RX1、RY0、RY1)である場合、仮想領域座標値で表した要素領域24の位置は、仮想領域座標値での矩形領域(X0+RX0+SX、X0+RX1+SX、Y0+RY0+SY、Y0+RY1+SY)と算出される。図4では、SX及びSYがいずれも0である場合の要素領域24を例示している。
描画部49は、処理対象である要素描画コマンド15に応じた要素領域24にVRAM領域32と重なり合う部分(領域)がある場合に(ステップS144;Yes)、その重なり合う領域内の要素画像を示す描画データ53を生成する。描画部49は、前述のように、描画データをVRAMデータ55に変換する(ステップS145)。描画部49は、変換により得られたVRAMデータ55を表示制御装置4に出力する(ステップS146)。
VRAM領域32と重なり合う領域内の要素画像を示すVRAMデータ55のすべての出力(ステップS146)が完了した後、又は、要素領域24にVRAM領域32と重なり合う領域がない場合(ステップS144;No)、描画部49は、要素描画終了通知をコマンド解釈部348に出力する(ステップS147)。これにより、描画部49は、要素描画処理(ステップS137)を終了する。要素描画終了通知を受けたコマンド解釈部348はステップS132に戻る。
このように要素描画処理(ステップS137)が実行されることによって、要素画像とその要素画像について表示部8の画面での表示位置とを示すVRAMデータ55が生成され表示装置4へ出力される。
ここで、図示しないが、表示装置4のVRAMデータ取得部10が、要素画像を表すVRAMデータ55を取得する。そして、VRAMデータ取得部10は、その要素画像がVRAM領域32における要素領域24の位置に対応する表示部8の画面の位置に配置されるようにVRAMデータ55をVRAM9に格納する。その結果、表示制御部11によって、要素画像は適切な位置に配置されて表示部8に表示される。
以降、ウィンドウ領域設定コマンド14や要素描画コマンド15を同様に処理することにより、1つのウィンドウ領域内に複数の要素画像を表示したり、別のウィンドウ領域内に要素画像を表示したりすることにより、表示部8に画面が表示される。
図8に戻り、ステップS132において描画コマンドの種類が終端コマンド16であると判断した場合、コマンド解釈部48は、割込レジスタ68に描画終了フラグをセットする(ステップS138)。
ホストインタフェース部46は、例えば割込レジスタ68を監視することによって描画終了フラグがセットされたことを検知すると、割込信号を中央演算装置6へ出力する(ステップS139)。これによって、描画演算装置7は、描画コマンド実行処理(ステップS110)を終了する。
ここで、一般的に、空調機のリモコン装置では、複数の仕向地へ向けた空調機に共通で採用される場合がある。このような場合、ある描画条件が成立したときに表示される表示画像の画面コンテンツを、仕向地によって変更することがある。画面コンテンツの変更は、例えば、仕向地の文化、表示言語に対応する場合などに行われる。
図10は、同じ描画条件で表示される表示画像の画面コンテンツが、仕向地により変更される例を示す図である。同図は、仕向地Aから仕向地Bの表示画像の画面コンテンツが変更される例を示す。
詳細には、運転モードを示す要素画像が仕向地Aの「HEAT」から仕向地Bの「アイコン+HEAT」に変更されていることに加えて、この要素画像の位置及び大きさが変更されている。この変更により、運転モードを示す要素画像データ12のデータサイズは、通常、大きくなる。そのため、運転モードを示す要素画像データ12以降に格納されている要素画像データ12の格納位置が変化する。運転モードを示す要素画像データ12の格納位置の変化が、例えば数字を示す要素画像データ12の格納位置に影響すると、描画コマンドデータ13に含まれる要素アドレス31を変更する必要が生じる。また、運転モードを示す要素画像の大きさ及び表示位置が変わるので、要素描画コマンド15の相対座標値27〜30(図2では「RX0、RX1、RY0、RY1」)が変更される。
温度表示の数字及び「℃」については、表示位置のみが変化しているので、描画コマンドデータ13の相対座標値27〜30が変更される。
湿度表示の数字及び「%」については、運転モードと同様に、要素画像、その大きさ及び表示位置が変更されている。そのため、描画コマンドデータ13の要素アドレス31及び相対座標値27〜30が変更される。
このように、図10に示す画面コンテンツの変更に伴って、記憶装置5に格納される要素画像データ12の内容、要素画像データ12が格納される位置(アドレス)、描画コマンドデータ13に含まれる相対座標値27〜30、及び描画コマンドデータ13に含まれる要素アドレス31が変化する。このとき、描画コマンドデータ13は、それに含まれる値が変化するのみであって、そのデータサイズは変わらない。したがって、中央演算装置6が出力する描画コマンド特定データは、画面コンテンツの変更の前後で同一である。
これまで本発明の実施の形態1について説明した。
本実施の形態によれば、リモコン装置1は、描画演算装置7と、描画コマンドデータ13及び要素画像データ12を格納した記憶装置5とが中央演算装置6に外付けされた構成を備える。そして、画面生成に係る処理(要素領域24の計算、要素画像データ12の取得と伸張処理、VRAMデータ55への変換と表示装置4への出力)は描画演算装置7により実行される。中央演算装置6は、操作信号に応じた描画コマンドアドレスの特定、描画演算装置7への描画開始要求、描画終了後の割込信号の検出と割込クリア命令といった短時間で完了する処理を行うだけである。そのため、要素画像を変更する場合だけでなく、要素画像を表示する位置や大きさが変わる場合にも、中央演算装置6が実行する制御アプリケーション40を改変する必要はない。
したがって、主要な開発が完了した後に必要に応じて又はリモコン装置1の仕向先毎に、表示画像の画面デザインのみを変更する場合、制御アプリケーション40を保持する中央演算装置6のROM35などの記憶領域にアクセスすることなく画面デザインを変更できる。その結果、データの書き損じ、バージョンの不整合などの不具合の危険を回避することができる。
本実施の形態は、以下のように変形されてもよい。
例えば、実施の形態1ではリモコン装置1が、ユーザの操作に基づく操作信号を受け付けた場合に必要に応じて画像を描画することとした。しかし、リモコン装置1が画像を描画するトリガーは、操作信号を受け付けることに限られない。
例えば、制御アプリケーション40を実行する制御部33が、その制御アプリケーション40に含まれる制御ロジックで定められた条件を満たす場合に、必要に応じて表示画像が表示部8に表示されてもよい。具体的には例えば、機器やリモコン装置1の不具合をユーザに知らせるために特定の表示画像を表示部8に表示させること、表示部8の画面に現在の室温が表示されている場合に室温の変化に応じて変化後の室温を表示部8に表示させることなどがある。
さらに例えば、実施の形態では、描画コマンドアドレスを設定するホストコマンドには、スクロール量レジスタ64に一定値を設定するホストコマンドが含まれることとした。しかし、スクロール量レジスタ64にスクロール量を設定する方法はこれに限られない。
例えば、描画コマンドデータ13に所定のスクロール量が含まれ、そのスクロール量がコマンド解釈部48によりスクロール量レジスタ64に設定されてもよい。
また例えば、描画コマンドアドレスを設定するホストコマンドとともにユーザの操作に応じたスクロール量を設定するホストコマンドが出力されてもよい。例えば、描画条件を成立させる操作信号を受け付けてから一定の時間内にスクロールに対応する操作信号を受け付けた場合に、通信部36は、制御部33の指示を受けて、描画コマンドアドレスを設定するホストコマンドとともに、操作信号に応じた方向と量を示すスクロール量データをスクロール量レジスタ64に格納するホストコマンド(スクロール量を設定するホストコマンド)を出力してもよい。なお、スクロールを示す操作信号には、スクロールの方向と量が含まれるとよい。
(変形例1)
さらに例えば、実施の形態1では、図8及び9を参照して説明したように、要素描画処理(ステップS137)の度に必要に応じてVRAMデータ55が表示装置4に出力されることとした。しかし、例えば1つの描画コマンドデータ13に含まれる要素描画コマンド15をすべて実行するまで描画部49が描画データ53を蓄積し、その後、必要に応じてその描画データ53をVRAMデータ55に変換して表示装置4へ出力してもよい。
図11及び12は、本変形例に係る描画演算装置7が実行する処理の流れの一例を示す。描画コマンド実行処理(ステップS110)では、図11に示すように、要素描画処理(ステップS237)の詳細が異なる。要素描画処理(ステップS237)では図12に示すように、要素領域算出処理(ステップS143)の後に、描画部49は特定した要素領域を含む描画データ53を蓄積する(ステップS250)。
再び図11に戻り、コマンド解釈部48によって描画コマンドが終端コマンド16であると判断された場合に(ステップS132;終端コマンド)、本変形例の描画部49は、終了割込設定処理(ステップS138)の前に、重畳判断処理(ステップS144)からVRAMデータ出力処理(ステップS146)までを実行する。続けて、描画部49は、蓄積している描画データ53をクリアし(ステップS251)、要素描画終了通知の出力処理(ステップS147)を実行する。
本変形例によれば、個々の要素画像が順に表示部8に表示されるのではなく、1つの描画コマンドデータ13に含まれる要素画像をまとめて表示部8に表示させることができる。これによっても、実施の形態1と同様の効果を奏する。
(変形例2)
実施の形態1では、描画コマンドデータ13は、レジスタ45が保持するデータによって示されるウィンドウ領域(仮想領域座標値18〜21)と要素種類26と要素領域(相対座標値27〜30)と要素アドレス31とのすべてを含むこととした。しかし、これらの一部が中央演算装置6によってレジスタ63、65〜67に格納されてもよい。本変形例では、実施の形態1の描画コマンドデータ13に含まれる上記のデータ群のうち、要素アドレスデータが中央演算装置6から要素アドレスレジスタ67に格納される例を説明する。
本変形例に係るリモコン装置301は、図13に示すように、実施の形態1に係る制御装置3とは異なる記憶装置305と中央演算装置306と描画演算装置307とを有する制御装置303を備える。
記憶装置305は、実施の形態1に係る描画コマンドデータ13に代えて、描画コマンドデータ313を記憶している。描画コマンドデータ313は、図14に示すように、要素描画コマンド315が要素アドレス31を含まない点で実施の形態1に係る描画コマンドデータ13と異なる。
中央演算装置306は、実施の形態1に係る画面管理テーブル41を記憶しているROM35と制御部33と通信部36とに代えて、画面管理テーブル341を記憶しているROM335と制御部333と通信部336とを備える。
画面管理テーブル341は、図15に示すように、描画コマンドアドレスに加えて要素アドレスが画面番号に関連付けられている。要素アドレスは、画面番号に対応する表示画像に含まれる要素画像を示す要素画像データ12の記憶装置305におけるアドレスである。
制御部333は、画面管理テーブル341を参照することによって、描画コマンドアドレスに加えて要素アドレスを特定する。そして、制御部333は、特定した描画コマンドアドレスと要素アドレスとを含む命令(ホストコマンド)を通信部336に出力させる。
通信部336は、実施の形態1に係る通信部36と同様に、制御部333の指示を受けて描画コマンドアドレスの設定命令を描画演算装置307へ出力する。これに加えて、通信部336は、特定された要素アドレスを要素アドレスレジスタ67に設定するホストコマンド(要素アドレスの設定命令)を描画演算装置307へ出力する。
描画演算装置307は、実施の形態1に係るホストインタフェース部46とコマンド解釈部48とに代えて、ホストインタフェース部346とコマンド解釈部348とを備える。
ホストインタフェース部346は、実施の形態1に係るホストインタフェース部46が入出力するデータに加えて、要素アドレスの設定命令を取得する。そして、ホストインタフェース部346は、取得した要素アドレスの設定命令に含まれる要素アドレスを要素アドレスレジスタ67に設定する。
コマンド解釈部348は、描画コマンドデータ313を解釈することによって、ウィンドウ領域と要素種類と要素領域とをそれぞれに対応するレジスタ63、65、66に設定する。
これまで、本変形例に係るリモコン装置301が備える構成について説明した。ここから、リモコン装置301が実行する処理について、図を参照して説明する。
本変形例では図16に示すように、中央演算装置306は、画面管理テーブル参照処理(ステップS103)の後に、画面管理テーブル341を参照することによって描画コマンドアドレスと要素アドレスとを特定する(ステップS304)。ここで特定される要素アドレスは、実施の形態1と同様の方法で特定される描画コマンドアドレスと同じ画面番号に関連付けられている要素アドレスである。
通信部336は、制御部333の指示を受けて、描画コマンドアドレスの設定命令と要素アドレスの設定命令とを描画演算装置307へ出力する(ステップS305)。
描画演算装置307のホストインタフェース部346は、描画コマンドアドレスの設定命令と要素アドレスの設定命令とを取得する。そして、ホストインタフェース部346は、制御部333により特定された描画コマンドアドレスと要素アドレスとをそれぞれ描画コマンドアドレスレジスタ62と要素アドレスレジスタ67とに設定する(ステップS306)。
本変形例によれば、実施の形態1と同様の効果を奏する。また、描画コマンドデータ313のデータサイズを実施の形態1の描画コマンドデータ13のデータサイズよりも小さくすることができる。したがって、実施の形態1によりも記憶容量が小さい記憶装置305によってリモコン装置301を構成することが可能になる。
実施の形態2.
本実施の形態では、実施の形態1の変形例2と同様に、実施の形態1に係る描画コマンドデータ13に含まれるウィンドウ領域データ、要素種類データ、要素領域データ及び要素アドレスデータの一部が中央演算装置によってレジスタに格納される。本実施の形態では、上記のデータ群の一部が、変形例2のように画面管理テーブル341に含まれるのではなく、中央演算装置が所定のプログラムを実行することによって上記のデータ群の一部を生成する。本実施の形態では、中央演算装置が、上記のデータ群の一部として要素アドレスを生成する場合を例に説明する。
本実施の形態に係るリモコン装置401は、図17に示すように、変形例2に係る制御装置303と異なる記憶装置405と中央演算装置406と描画演算装置407とを有する制御装置403を備える。
記憶装置405は、実施の形態1と同様の要素画像データ12と、変形例2に係る描画コマンドデータ313に代わる描画コマンドデータ413とを記憶している。要素画像データ12は、実施の形態1と同様に、画像データ領域にすき間なく連続して格納されている。描画コマンドデータ413は、実施の形態1の描画コマンドデータ13と同様に、描画コマンド領域に格納されている。
描画コマンドデータ413は、実施の形態1の描画コマンドデータ13とは異なり、図18に示すように、要素描画コマンド415a,415bを含む。なお、以下では、要素描画コマンド415a,415bを総称する場合、要素描画コマンド415と表記する。
要素描画コマンド415のヘッダ425a,425bは、要素アドレスレジスタ67に要素アドレスデータを設定すること(要素アドレスの設定)を中央演算装置406に要求するか否かを示すフラグ(描画割込フラグ)を含む。なお、以下では、要素描画コマンド415のヘッダ425a,425bを総称する場合、ヘッダ425と表記する。
図18の1番目のウィンドウ領域設定コマンド14に後続する1番目と2番目の要素描画コマンド415aは、要素アドレスの設定を中央演算装置406に要求すること(例えば「1」)を示す描画割込フラグをヘッダ425aに含む例である。
また、図18の1番目のウィンドウ領域設定コマンド14に後続する図18の3番目の要素描画コマンド415bは、要素アドレスの設定を中央演算装置406に要求しないこと(例えば「0」)を示す描画割込フラグをヘッダ425bに含む例である。
同図に示すように、描画割込フラグが1のヘッダ425aを含む要素描画コマンド415aは要素アドレス31を含まず、描画割込フラグが0のヘッダ425bを含む要素描画コマンド415bは要素アドレス31を含む。
なお、描画割込フラグは、要素描画コマンド415に代えて、ウィンドウ領域設定コマンド14のヘッダに含まれてもよい。この場合、要素アドレスの設定を中央演算装置406に要求することを示す描画割込フラグを含むウィンドウ領域設定コマンド14には、要素アドレス31を含まない要素描画コマンド315が後続するとよい。また、要素アドレスの設定を中央演算装置406に要求しないことを示す描画割込フラグを含むウィンドウ領域設定コマンド17には、要素アドレス31を含む要素描画コマンド315が後続するとよい。
中央演算装置406は、変形例2に係るROM335と制御部333とに代えて、ROM435と制御部433とを備える。
RAM34は、上述のように、制御部33の作業領域として使用される揮発性メモリである。すなわち、RAM34は、各種データを保持し、例えば、状態記憶部として、表示データの状態を示す状態データを予め定められたアドレスに保持する。
ここで、表示データの状態とは、リモコン装置401の動作状態のことであって、例えば、設定温度が表示されている場合にはその値、現在時刻が表示される場合には表示されている時刻などである。RAM34にて表示データが保持されるアドレスは、例えば、表示アプリケーション471にて規定される。
なお、ROM435が読み書き可能である場合には、表示データは、RAM34に代えて、状態記憶部としてのROM435に保持されてもよい。
ROM435は、実施の形態1と同様の制御アプリケーション40と画面管理テーブル41とに加えて、表示アプリケーション471を記憶するとともに、割込応答テーブル記憶部として割込応答テーブル472を記憶している。
表示アプリケーション471は、要素アドレスを設定するために制御部433が実行するプログラムを含む。なお、このプログラムは、制御アプリケーション40、図示しない他のアプリケーションなどに含まれてもよい。
割込応答テーブル472は、図19に示すように、描画コマンドデータと描画割込回数との組み合わせごとに、参照先アドレスと、状態データの内容に応じた要素アドレスとが関連付けられたテーブルである。
ここで、描画割込回数は、描画割込信号の取得回数である。描画割込信号は、描画割込フラグが「1」である場合に、描画演算装置407から中央演算装置406へ出力される信号である。
参照先アドレスは、RAM34の記憶領域にて状態データが保持されている箇所であって、描画コマンドデータと描画割込回数との組み合わせに応じた状態データを取得するための参照先を示す。
要素アドレスは、描画演算装置407が描画コマンドの残部を生成する際に参照すべき記憶装置405の箇所を示すデータである。
同図に示す割込応答テーブルでは、描画コマンドデータと描画割込回数との組み合わせごとに、「参照先」と「値」と「要素アドレス」とが関連付けられている。「参照先」には、参照先アドレスが格納されており、1つの「参照先」に複数の「値」が関連付けられている。「値」には、関連付けられた参照先アドレスに保持される状態データがとりうる値が格納されており、表示データの内容に相当する。「要素アドレス」には、「値」と1対1に関連付けられた要素アドレスが格納されている。
例えば、「AAAAA」の「描画コマンドアドレス」の場合、1回目からN(Nは、3以上の整数)回目までの描画割込回数の各々に、「参照先」が関連付けられている。「描画割込回数:1回目」、すなわち、1回目の描画割込信号に関連付けられた「参照先」である「Pa1」には、「値」及び「要素アドレス」の組が2つ関連付けられている。「描画割込回数:M回目」(Mは、2以上の整数)、すなわち、M回目の描画割込信号に関連付けられた「参照先」である「Pam」には、「値」及び「要素アドレス」の組が4つ関連付けられている。
また、「BBBBB」の「描画コマンドアドレス」の場合、1回目からM回目までの描画割込回数の各々に、「参照先」と「値」と「要素アドレス」とが関連付けられている。
このように、「描画コマンドアドレス」に組み合わせられる「描画割込回数」の数は、「描画コマンドアドレス」ごとに異なっていてもよい。また、1つの「描画コマンドアドレス」及び「描画割込回数」の組には、1つの「参照先」が関連付けられる。「参照先」に関連付けられる「値」及び「要素アドレス」の組の数は、「参照先」ごとに異なっていてもよい。
なお、割込応答テーブル472に含まれる内容が表示アプリケーション471に組み込まれていてもよい。
中央演算装置406は、描画割込信号を取得し、割込レジスタ468の描画割込フラグに「1」がセットされていることを検出した場合、例えばRAM34及びROM435に保持されているデータを参照して、要素アドレスを生成する。そして、中央演算装置406は、抽出した要素アドレスを設定するためのホストコマンドを描画演算装置407へ出力する。
詳細には、中央演算装置406は、描画演算装置407から描画割込信号を取得した場合に、ROM435に保持されている割込応答テーブル472を参照する。そして、中央演算装置406は、RAM34に保持されている描画コマンドアドレス及び描画割込回数に応じた参照先アドレスを特定する。さらに、中央演算装置406は、RAM34の記憶領域のうち、特定した参照先アドレスに記憶されている状態データの内容に応じた要素アドレスを抽出する。
このようにして、中央演算装置406は、描画中の表示画面と、リモコン装置の動作状態(状態データの内容)と、その表示画面の描画開始からの描画割込信号の取得回数とに応じた要素アドレスを決定する。中央演算装置406は、抽出した要素アドレスを含むホストコマンドを描画演算装置407へ出力する。
描画演算装置407は、変形例2に係るレジスタ45とホストインタフェース部346とコマンド解釈部348とに代えて、割込レジスタ468を備えるレジスタ445とホストインタフェース部446とコマンド解釈部448とを備える。
割込レジスタ468は、実施の形態1と同様の描画終了フラグに加えて、描画割込信号を中央演算装置406へ送信することを示す描画割込フラグを設定するためのレジスタである。
ホストインタフェース部446は、変形例2に係るホストインタフェース部346と同様のデータを入出力する。これに加えて、ホストインタフェース部446は、割込レジスタ468を監視し、例えば「1」を示す描画終了フラグ又は描画割込フラグがセットされている場合に割込信号を中央演算装置406へ出力する。
コマンド解釈部448は、描画コマンドデータ413を解釈することによって、ウィンドウ領域と要素種類と要素領域と必要に応じて要素アドレスとをそれぞれに対応するレジスタ63、65、66、67に設定する。
これまで、本実施の形態に係るリモコン装置401が備える構成について説明した。ここから、リモコン装置401が実行する処理について、図を参照して説明する。
図20Aに示すように、中央演算装置406は、ステップS101からステップS104までの処理を実行すると、ステップS104にて特定した描画コマンドアドレスをRAM34に保持する(ステップS451)。
中央演算装置406は、例えばRAM34に保持する描画割込カウンタCに0を設定する(ステップS452)。ここで、描画割込カウンタは、ステップS104にて特定した描画コマンドアドレスに格納されている描画コマンドの実行中に取得した描画割込の回数を数えるためのカウンタである。
続けて、図20Bに示すように、中央演算装置406は、ステップS105からステップS108までを実行する。描画演算装置407は、ステップS105及びステップS106のそれぞれに応じてステップS106及びステップS109を実行する。
描画演算装置407は、詳細後述する描画コマンド実行処理(ステップS410)において、必要に応じて描画割込フラグをセットし、描画割込信号を出力し(ステップS463)、描画コマンド実行処理を中断する。
中央演算装置406は、入力ポート37によって描画演算装置407から出力された割込信号を検出すると、中央演算装置406は、主制御処理を中断し、割込レジスタ468の内容を描画演算装置407から取得するホストコマンドを出力する。これによって、中央演算装置406は、割込レジスタ468にセットされた描画割込フラグを検出する(ステップS453)。
中央演算装置406は、取得した割込レジスタ468の描画割込フラグに「1」がセットされている場合、RAM34に保持される描画中の表示画面に対応する描画コマンド特定データと割込応答テーブル472とを参照する。これにより、中央演算装置406は、詳細後述するように、描画中の表示画面と、リモコン装置401の動作状態と、その表示画面の描画開始からの描画割込発生回数とに応じた要素アドレスを抽出する(ステップS454)。なお、取得した割込レジスタ468の描画割込フラグに「1」がセットされていなかった場合、中央演算装置406は、主制御処理を再開するとよい。
中央演算装置406は、決定した要素アドレスを設定するホストコマンドと描画割込フラグをクリアするホストコマンドを描画制御装置407に通信部336を介して出力する(ステップS455)。その後、中央演算装置406は、主制御処理を再開する(ステップS456)。
なお、中央演算装置406は、要素アドレスを設定するホストコマンドとともに、すべてのレジスタを設定するホストコマンドを出力してもよい。
描画演算装置407のホストインタフェース部446は、要素アドレスを設定するホストコマンドを取得すると、描画演算装置407は描画コマンド実行処理(ステップS410)において要素アドレスを設定する(ステップS464又はS136)。
描画コマンド実行処理(ステップ410)の詳細について、図21を参照して説明する。
S132において、描画コマンドの種類が要素描画コマンド415であると判断した場合、コマンド解釈部448は、ヘッダ425に含まれる描画割込フラグの有無を判断する(ステップS461)。
描画割込フラグが含まれていない(本実施の形態では「0」)と判断した場合(ステップS461;なし)、コマンド解釈部448は、実施の形態1と同様に、要素種類、要素領域、及び要素アドレスを順に設定する(ステップS134〜S136)。
描画割込フラグが含まれている(本実施の形態では「1」)と判断した場合(ステップS461;あり)、コマンド解釈部448は、描画割込フラグを割込レジスタ468に設定する(ステップS462)。コマンド解釈部448は、要素種類及び要素領域をそれぞれ要素種類レジスタ65及び要素領域レジスタ66に設定する(ステップS134及びS135)。
ホストインタフェース部446は、割込レジスタ468に描画割込が設定されたことを検出すると、描画割込信号を中央演算装置406へ出力する(ステップS463)。そして、描画演算装置407は描画コマンド実行処理(ステップS410)を中断する。
ホストインタフェース部446は、要素アドレスを設定するホストコマンドを中央演算装置406から取得すると、描画コマンド実行処理(ステップS410)を再開し、取得したコマンドに含まれる要素アドレスを要素アドレスレジスタ67に格納する(ステップS464)。
要素アドレスを設定すると(ステップS464又はS136)、描画部49は、要素描画処理(ステップS137)を実行する。描画部49から要素描画終了通知を受けたコマンド解釈部348はステップS132に戻る。
要素アドレス抽出処理(ステップ410)の詳細について、図22を参照して説明する。
中央演算装置406は、RAM34の描画割込カウンタCに+1を加算し(ステップS471)、ステップS451にて保持した描画コマンドアドレスを参照する(ステップS472)。
中央演算装置406は、割込応答テーブル472において、ステップ471にて加算した後の描画割込カウンタCの値(描画割込回数)及びステップS472にて参照した描画コマンドアドレスの組み合わせに関連付けられた参照先アドレスを特定する(ステップS473)。
例えば、ステップS471にて加算した後の描画割込カウンタCの値が「1」であり、ステップS472にて参照した描画コマンドアドレスが「AAAAA」であるとする。この場合、図19に示す割込応答テーブル472を参照すると、描画割込回数「1」と描画コマンドアドレス「AAAAA」との組み合わせには、参照先アドレス「Pa1」が関連付けられている。したがって、この場合、中央演算装置406は、ステップS473にて、参照先アドレス「Pa1」を特定する。
中央演算装置406は、RAM34の記憶領域のうち、ステップS473にて特定した参照先アドレスに保持されている状態データを参照する(ステップS474)。中央演算装置406は、参照した状態データに応じた要素アドレスを割込応答テーブル472から抽出する(ステップS475)。
例えば、中央演算装置406は、ステップS474にて、RAM34の記憶領域のうち、上記の例で特定したアドレス「Pa1」に保持されている状態データを参照する。参照した状態データの内容が「i_a1」であるとする。中央演算装置406は、ステップS475にて、割込応答テーブル472の値「i_a1」に対応付けられた要素アドレス「XXXX1Pi」を抽出する。
これにより、中央演算装置406は、要素アドレス抽出処理(ステップS454)を終了する。
このような、要素アドレス抽出処理(ステップS454)を実行することで、中央演算装置406は、描画中の表示画面と、状態データの内容と、その表示画面の描画開始からの描画割込信号の取得回数とに応じた要素アドレスを決定することができる。
ここで、本実施の形態において、同じ描画条件で表示される表示画像の画面コンテンツのみを変更する場合について、図23の例を用いて説明する。同図に示す例では、空調機のリモコン装置401に表示される湿度表示が文字ベースの表示からアイコンベースの表示に変更される。
まず、数字画像をアイコンに変更することで,図10を参照して説明した場合と同様に、要素画像データ12の容量が、通常、大きくなる。そのため、この要素画像データ12以降に格納されている要素画像データ12の格納位置が変化する。湿度を示す要素画像データ12の格納位置の変化が、例えば運転モードを示す要素画像データ12の格納位置に影響すると、描画コマンドデータ13に含まれる要素アドレス31を変更する必要が生じる。また、湿度を示す要素画像の大きさと表示位置が変わるので、要素描画コマンド415の相対座標値27〜30(図18では「RX0、RX1、RY0、RY1」)が変更される。
また、湿度表示のための「%」を表示する必要がなくなるため、この例では描画コマンドデータ413に含まれる要素描画コマンド415の数が変化する。図23の例では、要素描画コマンド415の数が減少するので、隣接して格納された描画コマンドデータ413間に隙間を空けることで、描画コマンドデータ413の格納アドレスが変化しないようにすることができる。
このように、図23に示す画面コンテンツの変更に伴って、記憶装置405に格納される要素画像データ12の内容、要素画像データ12が格納される位置(アドレス)、描画コマンドデータ413に含まれる相対座標値27〜30、及び描画コマンドデータ413に含まれる要素アドレス31が変化する。このとき、描画コマンドデータ13は、それに含まれる値が変化するのみであって、そのデータサイズは変わらない。したがって、中央演算装置6が出力する描画コマンド特定データは、画面コンテンツの変更の前後で同一である。
また、同図に示す例において、描画割込により描画される要素画像が、運転モードを示す要素画像、温度上位桁の数字、温度階桁の数字及び湿度の4つである場合、描画コマンドデータ413内の割込フラグの数は、画面コンテンツの変更の前後で変わらない。そのため、中央演算装置406が描画コマンドの残部を生成して出力する処理も変わらない。
以上、本発明の実施の形態2について説明した。
本実施の形態によれば、実施の形態1と同様の効果を奏することに加えて、特に以下の効果を奏する。
リモコン装置401に表示される表示画像のデザインは、アイコンが好まれるか、文字表示が好まれるかなど、国の文化によって異なる。しかし、例えば暖房運転時に表示される表示画像のように同じ描画条件で表示される表示画像により提示される情報は、国の文化などによらず概ね同様である。そのため、中央演算装置406と描画演算装置407との間で影響しあう部分を、空調機の操作などのために最小限必要な情報に限定することで、リモコン装置401における表示画像の本質的な機能を維持することができる。したがって、表示画像の本質的な機能が維持される範囲でそのデザインを変更するのであれば、中央演算装置406が実行する制御アプリケーション40を改変する必要はない。
そのため、主要な開発が完了した後に必要に応じて又は出荷先毎に、画面デザインのみを変更する場合に、制御アプリケーション40を保持する中央演算装置406のROM435などの記憶領域にアクセスすることなく画面デザインを変更できる。その結果、データの書き損じ、バージョンの不整合などの不具合の危険を回避することができる。
本実施の形態は,以下のように変形されてもよい。
(変形例3)
例えば,本実施の形態の中央演算装置406は、ステップS451において描画割込みフラグを検出した後に、要素アドレスを決定し、要素アドレスの設定命令を出力することとした。しかし、中央演算装置406は、表示画面の描画開始からの描画割込の発生回数に応じた要素アドレスの生成処理を描画開始要求の出力後に続けて行ってもよい。そして、中央演算装置406は、要素アドレスの設定命令を、例えば自身が有する所定のバッファに格納するとよい。
その場合、要素アドレスの設定命令は、描画割込の発生回数が少ない順にバッファに格納されるように順次生成され、描画演算装置407からの割込信号が検出され次第バッファから出力される。なお、バッファからの出力では、ハードウェアによる所定メモリ領域からのデータ出力機能(DMA:Direct Memory Access)を利用することで,CPUの負荷なく出力が可能である。
本変形例では、描画演算装置407が描画割込信号を必要としない要素描画コマンド415bを処理している時間に、並行して中央演算装置406が要素アドレスの設定命令を用意することができる。そのため、割込信号の出力から要素アドレスの設定までの時間を短縮することができ、高速な描画が可能になる。
(変形例4)
描画コマンドデータ413は、図24に示すように、予め所定の隙間を設けて描画コマンド領域に格納されてもよい。これにより、より多くのメモリ容量が必要となるものの、要素描画コマンド415の数が増加する場合であっても描画コマンドデータ413の格納アドレスを変化させないようにすることができる。
(変形例5)
要素画像データ12は、図24に示すように、画像データ領域に隙間を空けて格納されてもよい。本変形例によれば、画面コンテンツの変更に伴って要素画像データ12のデータサイズが大きくなったとしても、データサイズの変更が要素画像データ12の間隔の範囲内である限り、要素アドレスを変更する必要がない。したがって、描画コマンドデータ413又は表示アプリケーション471の改変を低減させることが可能になる。
(変形例6)
本変形例に係るリモコン装置501は、図25に示すように、実施の形態2に係るリモコン装置401の構成に加えて、モード切替部575を備える。モード切替部575は、中央演算装置406及び描画演算装置407の動作モードを、通常モードと更新モードとで切り替えるスイッチであって、例えばDIP(Dual In−line Package)スイッチなどにより実現される。
通常モードは、リモコン装置501に実施の形態2で説明した動作を実行させる動作モードである。更新モードは、記憶装置405に記憶されているデータ413,12を更新するための動作モードである。
更新モードでのリモコン装置501の動作を説明する。
更新モードでは、更新されるデータ413,12が、記憶装置405における各データ413,12の格納位置を示すアドレスデータとともに中央演算装置406に入力される。この入力データは、例えば、中央演算装置406が備える外部I/F(インタフェース)(図示せず)から入力されるとよい。
中央演算装置406への入力データは、中央演算装置406及び描画演算装置407を素通りし、記憶装置405は入力データをアドレスデータが示すアドレスに記憶する。すなわち、更新モードでは、中央演算装置406及び描画演算装置407は、入力データを記憶装置405へ向けて順次転送するだけである。
本変形例によれば、リモコン装置501が更新モードで動作するので、リモコン装置501のハードウェア構成を通常モードでの動作時から変更することなく、記憶装置405に格納されたデータ413,12を更新することができる。また、中央演算装置406に保持された制御アプリケーション40及び表示アプリケーション471を変更することなく、記憶装置405に格納されたデータ413,12を更新することができる。
以上、本発明の実施の形態及び変形例について説明したが、本発明は、実施の形態及び変形例に限定されるものではなく、例えば各実施の形態及び各変形例を適宜組み合わせた態様、またそれらと均等な技術的範囲をも含む。
1、301、401、501 リモコン装置、2 操作部、3、303 制御装置、4 表示装置、5、305、405 記憶装置、6、306、406 中央演算装置、7、307、407 描画演算装置、8 表示部、9 VRAM、10 VRAMデータ取得部、11 表示制御部、33、333、433 制御部、34 RAM、35、335、435 ROM、36、336 通信部、37 入力ポート、45 レジスタ、46、346、446 ホストインタフェース部、47 記憶装置インタフェース部、48、348、448 コマンド解釈部、49 描画部、61 描画開始要求レジスタ、62 描画コマンドアドレスレジスタ、63 ウィンドウ領域レジスタ、64 スクロール量レジスタ、65 要素種類レジスタ、66 要素領域レジスタ、67 要素アドレスレジスタ、68、468 割込レジスタ、575 モード切替部

Claims (12)

  1. 表示装置に表示される画像である表示画像に含まれる要素画像を示す要素画像データを画像データ領域に予め記憶し、前記要素画像が配置された前記表示画像を示す表示データを生成するためのデータを含む描画コマンドデータを描画コマンド領域に予め記憶している記憶装置と、
    画面内容を更新するための描画条件を示す描画条件データと、前記描画条件が成立した場合に実行する描画コマンドデータを特定するための描画コマンド特定データと、を関連付けて記憶する画面管理テーブルを備え、描画条件が成立した場合に、前記画面管理テーブルを参照して、前記描画条件を示す描画条件データに関連付けられた描画コマンド特定データを特定し、当該特定した描画コマンド特定データを出力する中央演算装置と、
    前記中央演算装置から出力された描画コマンド特定データで特定される前記描画コマンドデータを前記記憶装置から取得し、当該取得した描画コマンドデータに基づいて前記表示データを生成し、当該生成した表示データを前記表示装置へ出力する描画演算装置と
    を備える制御装置。
  2. 前記描画コマンド特定データは、前記描画コマンドデータが格納されている前記記憶装置におけるアドレスを示し、
    前記描画演算装置は、前記中央演算装置から出力された描画コマンド特定データが示すアドレスに格納された前記描画コマンドデータを前記記憶装置から取得する
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記描画コマンドデータは、前記要素画像データが記憶されているアドレスを示す要素特定データと、前記要素画像の表示位置を特定するための要素配置データとを含み、
    前記描画演算装置は、
    前記中央演算装置から前記描画コマンド特定データが出力された場合に当該出力された描画コマンド特定データを取得するインタフェース手段と、
    前記インタフェース手段が取得した描画コマンド特定データが示すアドレスに記憶された前記描画コマンドデータを前記記憶装置から取得し、当該取得した描画コマンドデータを解釈することによって前記要素特定データと前記要素配置データとを抽出する解釈手段と、
    前記解釈手段が抽出した要素特定データによって示されるアドレスに記憶された前記要素画像データを前記記憶装置から取得し、当該取得した要素画像データによって示される要素画像を前記解釈手段が抽出した前記要素配置データに基づいて配置した画像を示す前記表示データを生成し、当該生成した表示データを前記表示装置へ出力する描画手段と、を備える
    請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記描画コマンドデータは、前記表示データを生成するためのデータの一部と、前記表示データを生成するためのデータの残部を前記中央演算装置から取得することを示す描画割込フラグとを含み、
    前記描画演算装置は、
    前記中央演算装置から前記描画コマンド特定データが出力された場合に当該出力された描画コマンド特定データを取得し、前記表示データを生成するためのデータの残部を要求する描画割込信号を前記中央演算装置へ出力し、前記表示データを生成するためのデータの残部を前記中央演算装置から取得するインタフェース手段と、
    前記インタフェース手段が取得した描画コマンド特定データが示す前記描画コマンドデータを前記記憶装置から取得し、当該取得した描画コマンドデータを解釈することによって前記表示データを生成するためのデータの一部を抽出するとともに、前記描画割込フラグに応じて前記描画割込信号を前記インタフェース手段に出力させる解釈手段と、を有し、
    前記解釈手段によって抽出された前記表示データを生成するためのデータの一部と、前記インタフェース手段によって取得された前記表示データを生成するためのデータの残部とに基づいて、前記要素画像が配置された画像を示す前記表示データを生成し、当該生成した表示データを前記表示装置へ出力する
    請求項1又は2に記載の制御装置。
  5. 前記中央演算装置は、
    表示データの状態を示す状態データを予め定められたアドレスに保持する状態記憶部と、
    前記状態データを前記状態記憶部から取得するための参照先アドレスと、前記状態データの内容に応じた、前記表示データを生成するためのデータの残部とを、前記描画コマンド特定データと前記描画割込信号を取得した回数である描画割込回数との組み合わせごとに関連付けた割込応答テーブルを記憶している割込応答テーブル記憶部とを有し、
    前記描画演算装置から前記描画割込信号を取得した場合に、前記割込応答テーブルを参照することによって、前記描画コマンド特定データ及び前記描画割込回数に応じた前記参照先アドレスを特定し、当該特定した参照先アドレスに記憶された前記状態データの内容に応じた、前記表示データを生成するためのデータの残部を抽出して、当該抽出した前記表示データを生成するためのデータの残部を前記描画演算装置へ出力する
    請求項4に記載の制御装置。
  6. 前記中央演算装置は、
    前記表示データを生成するためのデータの残部を記憶するバッファを備え、
    前記描画コマンド特定データの出力に続けて、当該描画コマンド特定データに対応する前記割込応答テーブルを参照し、前記描画割込信号を取得した回数が少ないものに関連付けられたアドレスを示すデータから順に、前記表示データを生成するためのデータの残部として前記バッファに格納し、
    前記描画演算装置から前記描画割込信号を取得した場合に、前記バッファに格納されたデータを順次、前記描画演算装置へ出力する
    請求項5に記載の制御装置。
  7. 前記描画コマンド領域は、連続する記憶領域である
    請求項1から6のいずれか1項に記載の制御装置。
  8. 前記画像データ領域は、連続する記憶領域である
    請求項1から7のいずれか1項に記載の制御装置。
  9. 前記要素画像データが、前記画像データ領域に隙間を空けて記憶されている
    請求項1からのいずれか1項に記載の制御装置。
  10. 前記描画コマンドデータが、前記描画コマンド領域に隙間を空けて記憶されている
    請求項1からのいずれか1項に記載の制御装置。
  11. 前記中央演算装置及び前記描画演算装置が前記表示データを出力するための処理を実行する通常モードと、前記記憶装置が記憶しているデータを更新するための更新モードとの間で動作モードを切り替えるモード切替部を備え、
    前記中央演算装置は、前記更新モードである場合に、前記記憶装置に格納するアドレスを示すアドレスデータとともに入力される入力データを前記描画演算装置にそのまま出力し、
    前記描画演算装置は、前記更新モードである場合に、前記中央演算装置から入力される前記アドレスデータ及び前記入力データを前記記憶装置へそのまま出力し、
    前記記憶装置は、前記描画演算装置から入力される前記入力データを前記アドレスデータに含まれるアドレスに格納する
    請求項1から10のいずれか1項に記載の制御装置。
  12. 表示データによって示される表示画像を画面に表示する表示装置と、
    前記表示画像に含まれる要素画像を示す要素画像データを画像データ領域に予め記憶し、前記要素画像が配置された前記表示画像を示す前記表示データを生成するためのデータを含む描画コマンドデータを描画コマンド領域に予め記憶している記憶装置と、
    画面内容を更新するための描画条件を示す描画条件データと、前記描画条件が成立した場合に実行する描画コマンドデータを特定するための描画コマンド特定データと、を関連付けて記憶する画面管理テーブルを備え、描画条件が成立した場合に、前記画面管理テーブルを参照して、前記描画条件を示す描画条件データに関連付けられた描画コマンド特定データを特定し、当該特定した描画コマンド特定データを出力する中央演算装置と、
    前記中央演算装置から出力された描画コマンド特定データで特定される前記描画コマンドデータを前記記憶装置から取得し、当該取得した描画コマンドデータに基づいて前記表示データを生成し、当該生成した表示データを前記表示装置へ出力する描画演算装置と
    を備えるリモコン装置。
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