JPH07225573A - リフレッシュメモリのアクセス方法、ディスプレイコントローラ、及び図形処理装置 - Google Patents

リフレッシュメモリのアクセス方法、ディスプレイコントローラ、及び図形処理装置

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JPH07225573A
JPH07225573A JP7010758A JP1075895A JPH07225573A JP H07225573 A JPH07225573 A JP H07225573A JP 7010758 A JP7010758 A JP 7010758A JP 1075895 A JP1075895 A JP 1075895A JP H07225573 A JPH07225573 A JP H07225573A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】表示用リフレッシュメモリへの描画アクセスの
機会を増加する。 【構成】表示期間中に1画素を表示するための1表示サ
イクルを複数のメモリサイクルに分割し、分割したメモ
リサイクルのうち表示のための読みだしに必要な分のメ
モリサイクルを表示読み出し用のメモリサイクルとし、
残りのメモリサイクルを描画アクセス用のメモリサイク
ルとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスプレイ装置に表
示するための表示情報を記憶するリフレッシュメモリの
アクセス方法、及びそのアクセス方法を使用するディス
プレイコントローラ並びにこのディスプレイコントロー
ラを用いる図形処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】陰極線管(以下CRTと呼ぶ)を用いて
文字や図形の表示制御を行うものとして、ラスタ走査型
ディスプレイ装置の表示制御機能を大規模集積回路(以
下LSIと呼ぶ)で実現したCRTコントローラが従来
より広く用いられている。このCRTコントローラは、
ラスタ走査に合せてあらかじめ設定された表示開始アド
レスから順にメモリアドレスを出力する機能を持つ。ま
た、ディスプレイ装置を駆動する同期信号を出力する機
能を有する。この従来型CRTコントローラを用いて、
独立した複数枚の画面情報を重ね合せ表示する方法とし
て、図1及び図2に示す方法がある。
【0003】図1は、1個のCRTコントローラ13に
よって複数のバンクに分割されたリフレッシュメモリ1
61,162を制御するものである。CRTコントロー
ラ13はアドレスバス11及びデータバス12によって
中央処理装置(CPU)に接続され、表示のためのリフ
レッシュメモリアドレス及びCRTの同期信号を発生す
る。クロック発生回路14はCRTコントローラ13や
並列直列変換器171,172に対し、動作クロックを
供給する。アドレス選択回路15は、表示期間中はCR
Tコントローラ13から供給される表示メモリアドレス
を、非表示期間中はCPUのアドレスバス11を選択
し、2つのリフレッシュメモリバンク161,162が
アクセスされる。メモリから読出されたデータはそれぞ
れ独立に並列直列変換器171,172にて直列信号に
変換され、合成回路18にて重ね合せられる。
【0004】このような構成の従来方式では、2つのメ
モリバンクには同一の表示アドレスが供給されるため、
重ね合せを行なう2枚の画面は同一の画面構成としなけ
ればならない。このため、表示画面の一部にのみ重ね合
せを行なう場合にも、表示画面2枚分のメモリ容量が必
要となりメモリの利用効率が悪くなるという問題があ
る。また、表示開始アドレスを書き替えて画面移動を行
なう場合、2枚の画面を独立に移動することができな
い。更に表示期間中はリフレッシュメモリ内容を書替え
ることができないため描画速度が遅くなるという欠点が
ある。
【0005】図2は、図1に示す如きCRTコントロー
ラを複数個用いて複数のメモリバンクを個別制御するも
のである。2台のCRTコントローラ131,132は
クロック発生回路14から同一のクロックを受けて同期
動作を行なっており、それぞれ個別に表示メモリアドレ
スを発生しリフレッシュメモリ161,162をアクセ
スする。読出されたデータは並列直列変換器171,1
72で直列信号に変換され、合成回路18にて重ね合せ
画像信号が得られる。
【0006】この方式では2枚の表示画面のアドレスを
独立に制御するため、独立に画面移動を行うことができ
るが、部品点数や配線量が多く装置が大規模になるとい
う欠点がある。また、表示画面の一部にのみ重ね合せを
行なう場合はリフレッシュメモリの容量を小さくできる
が、それぞれの画面に対するメモリが物理的に分離され
た構成となっているため、重ね合せ画面の最大の大きさ
に合せて設計する必要がある。更に、この場合にも図1
と同様に、表示期間中はリフレッシュメモリ内容を書替
えることができないため描画速度が遅い。図2の方式に
類する従来方式としては、特開昭52−95926号公
報などが公知である。
【0007】以上の公知技術においては、いずれも、デ
ィスプレイ装置の表示期間中は、前記のCRTコントロ
ーラがリフレッシュメモリから表示情報を読み出す表示
アクセスだけを行っており、表示期間以外の期間には中
央処理装置(CPU)がメモリの書き換えのための描画
アクセスを行なっていた(以下、CPUとメモリ間の書
き換えなどを“描画”と称する)。すなわち、描画アク
セスの時間が限定されることにより、十分な描画速度を
発揮できないという問題があった。
【0008】この問題を解決するものとして、特開昭5
2−82134号公報に開示されている手法が知られて
いる。これは、キャラクターコード方式において、1文
字表示タイミングを2分割して表示アクセスと描画アク
セスを行なわしめるものである。すなわちこの手法によ
れば、1フレーム周期の半分の時間をCPUからの描画
アクセスに割り当てることができ、描画速度が改善され
るものとなっていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来例に示され
るようなキャラクタコード方式においては、描画アクセ
スのための時間を、前記従来型時分割方式による描画ア
クセス時間に限ってもさほど支障は無い。しかし、グラ
フィック表示方式では扱うデータ量が格段に増えるた
め、十分な描画アクセスのための時間の確保は依然とし
て問題となる。すなわち、描画アクセスのための時間を
少しでも多く確保することは、直接グラフィックス処理
の性能に影響を与えるものであり、更なる改善が強く求
められている。
【0010】本発明は、表示情報を記憶するリフレッシ
ュメモリの内容を書き替える描画アクセスを行なうため
の描画用サイクルを十分に確保し、描画速度が速く、デ
ィスプレイ装置に安定した画像を供給できるリフレッシ
ュメモリのアクセス方法を提供することを目的とする。
【0011】本発明の他の目的は該アクセス方法によっ
てリフレッシュメモリをアクセスするディスプレイコン
トローラ及び図形処理装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、ディスプレイ装置に表示する表示情報を記憶するリ
フレッシュメモリと、前記中央処理装置よりの命令を受
け取り、受け取った命令に応じて前記リフレッシュメモ
リにアクセスしてリフレッシュメモリの表示情報を更新
する描画プロセッサと、前記リフレッシュメモリより、
ディスプレイ装置に表示するために表示情報を読みだす
表示プロセッサとを備えたディスプレイコントローラに
おいて、前記ディスプレイ装置の表示期間中に、前記デ
ィスプレイ装置に1表示単位を表示する期間と等しい長
さの前記表示期間と同期したサイクルである表示サイク
ルをK(但し、Kは2以上の整数)分割したK個のメモ
リアクセスサイクルのうちから選択したM(但し、Mは
1以上の整数)個のメモリアクセスサイクルを表示アク
セスサイクルに割り当て、K個のメモリアクセスサイク
ルのうちの表示アクセスサイクルに割り当てなかったN
個のメモリアクセスサイクルを、前記描画アクセスサイ
クルに割り当てるステップと、前記表示プロセッサが、
表示期間中、前記表示アクセスサイクルに割り当てられ
たM個のメモリアクセスサイクルのそれぞれにおいて、
当該表示サイクルにおいて表示を行うためのM個の表示
情報を、順次、前記ディスプレイ装置に表示するために
前記リフレッシュメモリより読み出すステップと、前記
描画プロセッサが、各表示サイクルの描画アクセスサイ
クルに割り当てられた各メモリアクセスサイクルにおい
て、前記リフレッシュメモリに必要に応じてアクセスし
てリフレッシュメモリに記憶されている表示情報を更新
するステップとを有することを特徴とするディスプレイ
コントローラにおけるリフレッシュメモリのアクセス方
法を提供する。
【0013】
【作用】本発明では、ディスプレイ装置の表示期間中
に、前記ディスプレイ装置に1表示単位を表示する期間
と等しい長さの前記表示期間と同期したサイクルである
表示サイクルをK(但し、Kは2以上の整数)分割した
K個のメモリアクセスサイクルのうちから選択したM
(但し、Mは1以上の整数)個のメモリアクセスサイク
ルを表示アクセスサイクルに割り当て、K個のメモリア
クセスサイクルのうちの表示アクセスサイクルに割り当
てなかったN個のメモリアクセスサイクルを、前記描画
アクセスサイクルに割り当てる。したがい、表示期間中
でも、ディスプレイコントローラは、リフレッシュメモ
リを描画アクセスする時間を確保できる。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例
を詳細に説明する。
【0015】図3は、本発明に係るディスプレイコント
ローラを用い表示システムを構成した例を示す。この例
では、ディスプレイコントローラ31、クロック発生回
路32、リフレッシュメモリ33、ラッチ34、並列直
列変換回路171,172、合成回路18から構成され
る。ディスプレイコントローラ31はCPUのアドレス
バス11、データバス12に接続され種々制御情報が転
送される。リフレッシュメモリバス3cとCPUバス1
1,12とは切離され、CPU側からのアクセスはすべ
てディスプレイコントローラ31を介して行なわれる。
リフレッシュメモリバス3cはアドレス、データのマル
チプレクスバスとなっている。クロック発生回路32
は、ドットクロック3a、ディスプレイコントローラ3
1の駆動クロック3b、第1位相のデータロードタイミ
ング3d、第2位相のデータロードタイミング3e等の
システムで用いる各種クロック信号を発生する。2枚
(n=2)の画面の重ね合せを行なうモードでは、1表
示期間中に2回(n回)のメモリアクセスが行なわれ、
独立した2枚の画像情報が時分割に読出される。3枚の
画面の場合には、1表示期間中に3回のメモリアクセス
が行なわれる。4枚以上の場合も同様である。
【0016】図4は重ね合せ表示のタイムチャートを示
す。16ドットサイクルが1表示サイクルとなり、1表
示サイクル中には2回のメモリアクセスが行なわれる。
第1位相での読出しデータは第1位相ロードタイミング
3dによってラッチ34に一時記憶される。第2位相で
の読出しデータは第2位相ロードタイミングで並列直列
変換器172にロードされ、この時同期にラッチ34の
内容が並列直列変換器171にロードされる。2つの並
列直列変換器171,172の内容は同時に直列データ
に変換され、合成回路18にて重ね合せられ合成ビデオ
信号3fが出力される。
【0017】図5はディスプレイコントローラ31の内
部構成を示し、描画プロセッサ51、表示プロセッサ5
2、タイミングプロセッサ53、CPUインタフェース
54、ディスプレイインタフェース55の各ブロックか
ら成る。描画プロセッサ51は、線や面等の図形発生や
CPUとリフレッシュメモリ間のデータ転送等を制御す
るもので、描画アドレスを出力しリフレッシュメモリの
読み書きを行なう。表示プロセッサ52はラスタ走査に
従って順次表示されるリフレッシュメモリの表示アドレ
スを出力する。タイミングプロセッサ53は、CRTの
同期信号や表示タイミングや表示と描画の切り替え信号
等の各種タイミング信号を発生する。CPUインタフェ
ース54は、CPUデータバスとCRTコントローラ間
の同期化等CPUとのインタフェースを司る。ディスプ
レイインタフェース55は、表示と描画のアドレス切り
替え制御等リフレッシュメモリ及びディスプレイ装置と
のインタフェースを司る。描画、表示、タイミングの3
プロセッサが機能分散し並列動作することにより、処理
効率を向上している。
【0018】さて、図5において、タイミングプロセッ
サ53は、ディスプレイインタフェース55を介してク
ロックを入力し、ここで表示に必要な各種のタイミング
信号を出力する。このタイミングプロセッサ53の内部
構成の詳細は図6に示されており、その説明は後述す
る。タイミングプロセッサ53では、水平および垂直の
同期信号、1文字表示期間を示す文字同期信号などの表
示に必要な同期信号が発生されると共に、1文字表示期
間をn分割したタイミングで表示アドレス発生のタイミ
ング信号が発生される。このタイミング信号の発生され
ている期間を1メモリサイクルと呼ぶ。なお、1メモリ
サイクルをどの程度にするか、言いかえればnをいくら
にするかは、重ね合せを行なう画面の枚数や表示と描画
のバランスによって決まる。タイミングプロセッサ53
は、CPU(図示せず)からCPUインタフェース54
を介して送られてくるデータnを内部のメモリ(レジス
タ)に記憶しておき、このnに基づいてそれに見合うタ
イミング信号を発生する。もちろん、タイミングプロセ
ッサ53は、この他の同期信号発生のためのデータ等も
同様に内部の夫々のレジスタに配置している。表示プロ
セッサ52は、タイミングプロセッサ53の発する表示
アドレス発生タイミングに同期して表示アドレスを発生
し、これをディスプレイインタフェース55を介してリ
フレッシュメモリ33(図3参照)に供給する。この表
示プロセッサ52の内部構成の詳細は図15に示されて
おり、その詳細な説明は後述する。表示プロセッサ52
では、n組の表示アドレスを1文字表示期間内で時分割
で発生させるため、n組の表示開始アドレスを記憶して
おき、夫々の表示アドレスの発生タイミング信号がタイ
ミングプロセッサ53で発生される毎に、n組の夫々の
表示アドレスの増分を演算し、この増分と記憶されてい
る表示開始アドレスとの和として夫々の表示アドレスを
発生させる。発生された夫々の表示アドレスは、ディス
プレイインタフェース55を介してリフレッシュメモリ
に出力される。なお、表示プロセッサ52における演算
に必要なデータは、CPUインタフェース54を介して
内部のメモリまたレジスタに記憶しておく。描画プロセ
ッサ51は、リフレッシュメモリに表示すべき情報を記
憶させて、いわゆる表示(描画)する際に使用される
が、ここではその詳細な説明は省略する。
【0019】図6は、上述のタイミングプロセッサ53
の詳細な構成を示す。制御部61、マイクロ命令デコー
ダ62、演算部63から成る。更に、制御部61は、水
平エントリアドレスポインタ6101、マイクロプログ
ラムアドレスレジスタ6102、マイクロプログラムメ
モリ(ROMで構成)6103、マイクロ命令レジスタ
6104、レジスタ6105,6106,6107、垂
直エントリアドレスポインタ6108、レジスタ610
9,6110,6111,6112から成る。また、演
算部63は、CPUから転送される制御データを記憶す
るデータRAM6301、ワークレジスタ6302、演
算器(AU)6303、水平系のタイミングをカウント
し水平同期信号を生成する水平カウンタ6304、垂直
系のラスタタイミングをカウントし垂直同期信号を生成
する垂直カウンタ6305、バス6306,6307か
ら成る。マイクロ命令デコーダ62自体の詳細は後述す
る。
【0020】図7は、図6に対するタイムチャートを示
す。垂直同期信号の開始点では、レジスタ6109は垂
直エントリアドレスポインタによって、第1位相では初
期値A(VB1)、第2位相ではA(VW1)に初期化さ
れる。この第1位相、第2位相の垂直アドレスは、レジ
スタ6109,6110,6111,6112の閉ルー
プによって記憶される。また、水平同期の開始点では、
水平エントリアドレスポインタ6101によって、マイ
クロプログラムアドレスレジスタ6102は第1位相で
はA(HB1)、第2位相ではA(HW1)に初期化され
る。その後水平同期信号(HSYNC)の立下りに同期
してマイクロプログラム動作が開始され、マイクロプロ
グラムアドレスレジスタ6102の指定に従って、マイ
クロプログラムメモリ6103から対応するマイクロ命
令が読出されマイクロ命令レジスタ6104に格納され
る。読出されたマイクロ命令はマイクロ命令デコーダ6
2にてデコードされ、演算部63に対し各種制御信号を
供給する。一方、マイクロ命令の一部は次のアドレスと
して一時記憶レジスタ6106に記憶される。マイクロ
プログラムアドレスの1ビットは、水平サイクルのマイ
クロプログラムアドレスであるか垂直サイクルのマイク
ロプログラムアドレスであるかを示すビットであり、こ
のビットはレジスタ6105を介してレジスタ6106
の1ビットに戻される。一方、第1位相の次アドレスが
レジスタ6106に取り込まれるφ1のサイクルでは、
第2位相のマイクロプログラムアドレスがマイクロプロ
グラムアドレスレジスタ6102に転送され、対応する
マイクロ命令が読出され実行される。レジスタ6106
に記憶された次アドレスは、レジスタ6107を介して
マイクロプログラムアドレスレジスタ6102に送られ
る。このようにして、第1位相のマイクロプログラムと
第2位相のマイクロプログラムが順次交互に実行され
る。また、垂直サイクルのマイクロプログラムを実行す
る場合には、マイクロ命令からの指定によりマイクロプ
ログラムアドレスレジスタ6102とレジスタ6109
の入力が切替えられる。すなわち、レジスタ6109〜
6112に記憶された垂直マイクロプログラムのアドレ
スA(VBn),A(VWn)が、第1位相、第2位相の
1サイクル間で順次マイクロプログラムアドレスレジス
タ6102に送られ、同時に水平マイクロプログラムの
次アドレスA(HBm+1),A(HWm+1)は順次レジス
タ6109に送られ、レジスタ6109〜6112のル
ープに記憶される。この結果、水平の第1、第2位相、
及び垂直の第1、第2位相の計4相の独立なマイクロプ
ログラムを時分割に実行することができる。
【0021】図8は、マイクロ命令の形式を示したもの
である。語長は21ビットでビット19で選択される2
つの形式#0,#1がある。ビット20(HV)は水平
マイクロプログラムアドレスと垂直マイクロプログラム
アドレスの切替えを制御するビットである。ビット18
〜10は2つのマイクロ命令で機能が異なる。#0のマ
イクロ命令はワークレジスタ6302に対する演算を制
御する。すなわち、S−REGで指定されるレジスタか
らデータを読出し、AUFで指定される演算を行ない、
D−REGで指定されるレジスタに結果を書込む。#1
のマイクロ命令はデータRAM6301とワークレジス
タ6302及び水平、垂直カウンタ6304,6305
の間のデータ転送を制御する。ビット9〜5のFLAG
はAUやカウンタ類から出力されるフラグ情報の制御と
条件分岐の制御を指定する。ビット4〜0のADFはマ
イクロプログラムの次アドレスを制御するフィールドで
ある。
【0022】図9は、マイクロ命令デコーダ62の詳細
を示す。マイクロ命令レジスタ6104に一時記憶され
たマイクロ命令は制御レジスタ6201を介して各フィ
ールドのデコーダ6202〜6207に送られる。RA
Mアドレスデコーダ6202は#1マイクロ命令のRA
MフィールドをデコードしRAMのワード選択信号を生
成する。読出しレジスタデコーダ6203は#0マイク
ロ命令のS−REGフィールドをデコードし、バス63
07への読出しレジスタを選択する信号を出力する。書
込みレジスタデコーダ6204は#0マイクロ命令のD
−REGフィールド及び#1マイクロ命令のREGフィ
ールドをデコードしバス6306からの書込みレジスタ
選択信号を出力する。水平、垂直カウンタからデータR
AM6301への転送時にもREGフィールドによって
バス6306への読出しが制御される。ファンクション
デコーダ6205は#0マイクロ命令のAUFフィール
ドをデコードし、演算器(AU)6303の演算モード
を制御する。条件分岐デコーダ6206はマイクロ命令
のFLAGフィールドの指定に応じてフラグレジスタの
状態を判定し、レジスタ6106からレジスタ6107
に転送されるアドレスの最下位ビットを制御し条件分岐
を可能にする。フラグレジスタ6207は加算器(A
U)6303やカウンタ6304,6305から出力さ
れるプラグ情報を、マイクロ命令の指定に従って一時記
憶するものである。フラグレジスタは、水平同期信号
(HSYNC)、垂直同期信号(VSYNC)、水平ベ
ース画面表示タイミング(HBDISP)、垂直ベース
画面表示タイミング(VBDISP)、水平ウインドウ
画面表示タイミング(HWDISP)、垂直ウインドウ
画面表示タイミング(VWDISP)などがある。
【0023】図10はディスプレイコントローラ31の
制御する画面構成例を示す。ベース画面とウインドウ画
面の2枚の独立な画面を合成して表示できる。2枚の画
面は独立に大きさ、表示位置を設定できる。
【0024】もちろんパラメータの設定によって画面を
1枚にすることも可能である。各パラメータの意味は次
の通りである。
【0025】(1)水平同期サイクル(HC):水平同
期信号(HSYNC)のサイクル数である。
【0026】(2)水平同期信号パルス幅(HSW):
CRT装置を駆動する水平同期信号(HSYNC)のパ
ルス幅である。
【0027】(3)水平ベース画面開始位置(HB
S):水平同期信号(HSYNC)の立下りから水平ベ
ース画面表示信号(HBDISP)の立上りまでの時間
である。
【0028】(4)水平ベース画面幅(HBW):ベー
ス画面の水平幅、すなわち水平ベース画面表示信号(H
BDISP)の“1”の期間のパルス幅である。
【0029】(5)水平ウインドウ画面開始位置(HW
S):水平同期信号の立下りから水平ウインドウ画面表
示信号(HWDISP)の立上りまでの期間である。
【0030】(6)水平ウインドウ画面幅(HWW):
ウインドウ画面の水平幅、すなわち水平ウインドウ画面
表示信号(HWDISP)の“1”の期間のパルス幅で
ある。
【0031】(7)垂直同期サイクル(VC):垂直同
期信号(VSYNC)のサイクル数である。
【0032】(8)垂直同期信号パルス幅(VSW):
CRT装置を駆動する垂直同期信号(VSYNC)のパ
ルス幅である。
【0033】(9)垂直ベース画面開始位置(VB
S):垂直同期信号(VSYNC)の立下りから垂直ウ
インドウ画面表示信号(VBDISP)の立上りまでの
時間である。
【0034】(10)垂直ベース画面幅(VBW):ベ
ース画面の垂直線、すなわち垂直ベース画面表示信号
(VBDISP)の“1”の期間のパルス幅である。
【0035】(11)垂直ウインドウ画面開始位置(V
WS):垂直同期信号の立下りから垂直ウインドウ画面
表示信号(VWDISP)の立上りまでの期間である。
【0036】(12)垂直ウインドウ画面幅(VW
W):ウインドウ画面の垂直幅、すなわち垂直ウインド
ウ画面表示信号(VWDISP)の“1”の期間のパル
ス幅である。
【0037】以上の各パラメータ値の設定に従って、図
5に示すタイミングプロセッサ53では、各種タイミン
グ信号(HSYNC,HBDISP,HWDISP,V
SYNC,VBDISP,VWDISP等)を発生す
る。表示プロセッサ52はこのタイミング信号を参照し
て処理を進める。
【0038】図11〜図14はタイミングプロセッサ5
3のマイクロプログラム処理フローの1例を示したもの
である。図11は水平第1位相のマイクロプログラムを
示している。1ラスタの開始点ではHBDISPフラグ
“0”にされ、第1ラスタ(フレームの最初のラスタ)
であるかどうかがチェックされる。第1ラスタの場合に
は、垂直関係のパラメータ(VDS,VDW,VWS,
VWW)をデータRAM6301からワークレジスタ6
302に転送しそのラスタの処理を終る。第1ラスタ以
外のラスタの場合には、最初に水平制御のパラメータ
(HDS,HDW,HWS,HWW)をそれぞれ対応す
るワークレジスタT0〜T3にロードする。次に、T0
を“0”になるまで順次減算し、“0”になるとHBD
ISPフラグを“1”にする。その後、T1を“0”に
なるまで順次減算し、“0”になったらHBDISPフ
ラグを“0”にする。最後に垂直処理に切り替えて1ラ
スタの処理を終る。
【0039】図12は、水平第2位相のマイクロプログ
ラムを示しており、データRAMのロードを行わない点
を除いて、図11の場合と同様である。
【0040】同様に、図13、図14は、それぞれ、垂
直第1位相及び第2位相のマイクロプログラム処理を示
す。垂直の処理は、1ラスタに1回だけワークレジスタ
の減算と“0”検出処理が行われる。
【0041】以上のようにして、1個の演算器を4相の
マイクロプログラムで時分割に使用し、4つのタイミン
グ信号HBDISP,HWDISP,VBDISP,V
WDISPを生成できる。
【0042】図15は上述の図5における表示プロセッ
サ52の詳細な構成を示す。制御部151、マイクロ命
令デコーダ152、演算部153から成る。制御部15
1は、エントリアドレスポインタ1511、マイクロプ
ログラムアドレスレジスタ1512、マイクロプログラ
ムメモリ(ROMで構成)1513、マイクロ命令レジ
スタ1514、一時記憶レジスタ1515,1516か
ら成る。
【0043】更に演算部153は、CPU側からCPU
インタフェースを介して直接アクセスされ、ベース画面
(第1画面)とウインドウ画面(第2画面)の表示開始
アドレス(BSA,WSA)等の制御情報を記憶するデ
ータRAM1531、1ラスタの先頭での表示アドレス
(BRS,WRS)を記憶するワークレジスタ153
2、現在の表示アドレス(ALM,ALS)を記憶する
レジスタ1533、1ラスタごとの表示アドレスの増分
値(BMW,WMW)を記憶するレジスタ1634、演
算器(AU)1535、メモリアドレスレジスタ(MA
R)1536、Xバス1537、Yバス1538、Zバ
ス1539から成る。
【0044】図16は、図15に対するタイムチャート
を示す。水平同期信号によってマイクロプログラムアド
レスレジスタ1512はエントリアドレスポインタ15
11の内容に初期化される。水平同期信号(HSYN
C)の立下り以降は、マイクロプログラムアドレスレジ
スタ1512によってマイクロプログラムROM151
3がアクセスされ、読出された出力はマイクロ命令レジ
スタ1514に一時記憶される。このマイクロ命令はマ
イクロ命令デコーダ152にてデコードされ、演算部1
53に対し各種制御信号を供給する。マイクロ命令の1
部は一時記憶レジスタ1515,1516に戻され、こ
の内容は次の次のマイクロ命令のアドレスとなる。この
ようにしてエントリアドレスポインタによって初期化さ
れたアドレスA(B1),A(W1)を開始点とするマイ
クロプログラムが順次交互に実行される。
【0045】図17は表示プロセッサのマイクロ命令形
式を示す。語長は28ビットでビット27で選択される
2つの形式#0,#1がある。#0マイクロ命令はレジ
スタ間の演算を制御する。また、#1マイクロ命令は、
データRAMと各レジスタ間のデータ転送を制御する。
【0046】図18はマイクロ命令デコーダ152の詳
細を示す。図9に示すタイミングプロセッサのマイクロ
命令デコーダ62と同様の各デコーダユニットから成
る。条件分岐はタイミングプロセッサから供給される同
期タイミング信号を参照して制御される。
【0047】図19(A)〜(C)は、表示プロセッサ
52の制御する3種の動作モードを示している。各モー
ドに応じて、CRTインタフェース55で、ベース画面
にメモリアドレス(B)、ウインドウ画面のメモリアド
レス(W)、及び描画メモリアドレス(図の斜線部)が
適宜切り替えて出力される。
【0048】(a)シングルアクセスモード(図19
(A)) 表示サイクルとメモリサイクルを同一にして処理するモ
ードである。ウインドウ外部のベース画面領域では第1
位相で計算されたベース画面のメモリアドレス(B)を
出力し、ウインドウ内部では第2位相で計算されたウイ
ンドウ画面のメモリアドレス(W)を出力するように切
り替え制御する。このモードでは1メモリサイクルを1
表示サイクルに等しくするため、メモリの速度やシステ
ム構成のための部品点数などは従来型のCRTコントロ
ーラを用いる場合と同一でありながら、独立した2枚の
画面情報を種々合成して表示できる。このモードでは表
示期間以外の時間(図の斜線部)が描画処理に利用され
る。
【0049】(b)ダブルアクセス非重ね合せモード
(図19(B)) 1表示サイクル中に2回のメモリアクセスを行うモード
で、表示期間中は1回目は表示に、2回目は描画に利用
される。1回目の表示サイクルは、ウインドウ外部のベ
ース画面領域では第1位相のマイクロプログラムで計算
されたメモリアドレス(B)を出力し、ウインドウ内部
では第2位相で計算されたメモリアドレス(W)を出力
するように切り替え制御する。表示期間以外の期間には
描画を連続して実行できる。このモードを用いると表示
期間以外の時間に加えて表示期間中にも描画のためのメ
モリアクセス時間(図の斜線部)が確保できるため、描
画処理の高速化に効果がある。例えば表示期間が1フレ
ーム時間の75%を占めるディスプレイ装置を用いる場
合であれば、表示期間以外の時間25%と表示期間の半
分37.5%を加えた62.5%の時間を描画に用いる
ことができる。
【0050】(c)ダブルアクセス重ね合せモード(図
19(C)) 1表示サイクル中に2回のメモリアクセスを行い、ベー
ス画面の表示領域内部では1回目のメモリアクセスで第
1位相のマイクロプログラムで計算されたメモリアドレ
ス(B)を出力し、ウインドウ内部では2回目のメモリ
アクセスとして第2位相のマイクロプログラムで計算さ
れたメモリアドレス(W)を出力する。この結果、ウイ
ンドウ内部では1表示サイクル中2回の表示用メモリア
クセスが行なわれるため、読出された独立な2枚分の画
面情報を外部回路で合成することにより重ね合せ表示が
可能となる。ウインドウ外部の2回目のメモリサイクル
(図の斜線部)は描画用サイクルとして利用される。
【0051】図20は、表示画面とメモリ空間の対応を
示す。図に示すようにベース画面とウインドウ画面の表
示データは同一のアドレス空間に任意の大きさで設定で
きる。このため、画面構成の自由度が高くメモリ効率も
よい。
【0052】図21、図22は表示プロセッサのマイク
ロプログラムの処理フローの1例を示したもので、それ
ぞれ第1位相、第2位相の処理フローである。以下、図
21を例に説明を加える。水平同期信号直後では、まず
VBDISP信号が“1”かどうかを調べ、“0”の場
合はそのラスタでは何も行わず終了する。“1”の場合
には、次に、ベース画面のそのラスタでの先頭アドレス
(BRS)を現在の表示アドレスを管理するレジスタ
(ALM,ALS)に送り、その後BRSに1ラスタご
との増分値(BMW)を加え、そのラスタの先頭アドレ
スとしてBRSに記憶する。次に、ベース画面の表示開
始点(HBDISP=“1”)までは待ちサイクルとな
り、表示開始点に達するとALSをメモリアドレスレジ
スタ(MAR)に転送し、ALSの内容は+1とする。
以下、水平同期信号に達するまではこの処理を繰返し、
順次メモリアドレスを出力する。図22の場合にも同様
の処理が行われる。
【0053】このようにして、この例では独立な2系統
のマイクロプログラムが交互に処理される結果、2系統
の表示アドレスの更新演算を効率良く行い得る。
【0054】上述した実施例で示すディスプレイコント
ローラを用いたディスプレイ装置では、リフレッシュメ
モリのメモリ効率を良くした重ね合せ表示とすることも
可能であり、また画面構成の自由度の高い重ね合せ表示
も実現できる。
【0055】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ディスプレイ装置の表示期間中はリフレッシュメ
モリの表示アクセスと描画アクセスを交互に行い、ディ
スプレイ装置の表示期間以外の期間には連続してリフレ
ッシュメモリの描画アクセスを行ない得るので、従来の
公知技術よりも多くの描画アクセス時間を確保でき、描
画を高速化できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のシステム構成図である。
【図2】従来のシステム構成図である。
【図3】本発明に基づくディスプレイコントローラを使
用したシステム構成図である。
【図4】その動作タイムチャートである。
【図5】ディスプレイコントローラの内部構成図であ
る。
【図6】タイミングプロセッサの構成図である。
【図7】その動作タイムチャートである。
【図8】そのマイクロ命令形式を示す図である。
【図9】そのマイクロ命令デコーダの詳細構成図であ
る。
【図10】表示画面の構成例を示す図である。
【図11】タイミングプロセッサの処理フローの例を示
す図である。
【図12】タイミングプロセッサの処理フローの例を示
す図である。
【図13】タイミングプロセッサの処理フローの例を示
す図である。
【図14】タイミングプロセッサの処理フローの例を示
す図である。
【図15】表示プロセッサの構成図である。
【図16】その動作タイムチャートである。
【図17】そのマイクロ命令形式を示す図である。
【図18】そのマイクロ命令デコーダの詳細構成図であ
る。
【図19】(A)〜(C)は表示の動作モードを説明す
る図である。
【図20】表示アドレスの関係を説明する図である。
【図21】表示プロセッサの処理フローの例を示す図で
ある。
【図22】表示プロセッサの処理フローの例を示す図で
ある。
【符号の説明】
31 ディスプレイコントローラ 32 クロック発生回路 34 ラッチ 52 表示プロセッサ 53 タイミングプロセッサ 1515,1516 一時記憶レジスタ 1532 ワークレジスタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスプレイ装置に表示する表示情報を記
    憶するリフレッシュメモリと、前記中央処理装置よりの
    命令を受け取り、受け取った命令に応じて前記リフレッ
    シュメモリにアクセスしてリフレッシュメモリの表示情
    報を更新する描画プロセッサと、前記リフレッシュメモ
    リより、ディスプレイ装置に表示するために表示情報を
    読みだす表示プロセッサとを備えたディスプレイコント
    ローラにおいて、 前記ディスプレイ装置の表示期間中に、前記ディスプレ
    イ装置に1表示単位を表示する期間と等しい長さの前記
    表示期間と同期したサイクルである表示サイクルをK
    (但し、Kは2以上の整数)分割したK個のメモリアク
    セスサイクルのうちから選択したM(但し、Mは1以上
    の整数)個のメモリアクセスサイクルを表示アクセスサ
    イクルに割り当て、K個のメモリアクセスサイクルのう
    ちの表示アクセスサイクルに割り当てなかったN個のメ
    モリアクセスサイクルを、前記描画アクセスサイクルに
    割り当てるステップと、 前記表示プロセッサが、表示期間中、前記表示アクセス
    サイクルに割り当てられたM個のメモリアクセスサイク
    ルのそれぞれにおいて、当該表示サイクルにおいて表示
    を行うためのM個の表示情報を、順次、前記ディスプレ
    イ装置に表示するために前記リフレッシュメモリより読
    み出すステップと、 前記描画プロセッサが、各表示サイクルの描画アクセス
    サイクルに割り当てられた各メモリアクセスサイクルに
    おいて、前記リフレッシュメモリに必要に応じてアクセ
    スしてリフレッシュメモリに記憶されている表示情報を
    更新するステップとを有することを特徴とするディスプ
    レイコントローラにおけるリフレッシュメモリのアクセ
    ス方法。
  2. 【請求項2】中央処理装置の制御下で、ディスプレイ装
    置に表示する表示情報を記憶するリフレッシュメモリの
    表示情報の更新と、ディスプレイ装置へ表示するための
    リフレッシュメモリの表示情報の読み出しを制御するデ
    ィスプレイコントローラであって、 前記中央処理装置よりの命令を受け取り、受け取った命
    令に応じて前記リフレッシュメモリにアクセスしてリフ
    レッシュメモリの表示情報を更新する描画プロセッサ
    と、前記リフレッシュメモリより、ディスプレイ装置に
    表示するために表示情報を読みだす表示プロセッサと、
    前記描画プロセッサがリフレッシュメモリにアクセスす
    ることのできる描画アクセスサイクルと、前記表示プロ
    セッサがディスプレイ装置に表示するために表示情報を
    前記リフレッシュメモリより読みだす表示アクセスサイ
    クルを割り当てるタイミングプロセッサとを備え、 前記タイミングプロセッサは、前記ディスプレイ装置の
    表示期間中には、前記ディスプレイ装置に1表示単位を
    表示する期間と等しい長さの前記表示期間と同期したサ
    イクルである表示サイクルをK(但し、Kは2以上の整
    数)分割したK個のメモリアクセスサイクルのうちから
    選択した、M(但し、Mは1以上の整数)個のメモリア
    クセスサイクルを表示アクセスサイクルに割り当て、K
    個のメモリアクセスサイクルのうちの表示アクセスサイ
    クルに割り当てなかったN個のメモリアクセスサイクル
    を前記描画アクセスサイクルに割り当てる手段を有し、 前記表示プロセッサは、表示期間中、前記表示アクセス
    サイクルに割り当てられたM個のメモリアクセスサイク
    ルのそれぞれにおいて、当該表示サイクルにおいて表示
    を行うためのM個の表示情報を、順次、前記ディスプレ
    イ装置に表示するために前記リフレッシュメモリより読
    み出す手段を有し、 前記描画プロセッサは、各表示サイクルの描画アクセス
    サイクルに割り当てられた各メモリアクセスサイクルに
    おいて、前記リフレッシュメモリに必要に応じてアクセ
    スしてリフレッシュメモリに記憶されている表示情報を
    更新する手段を有することを特徴とするディスプレイコ
    ントローラ。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第2項記載のディスプレイ
    コントローラであって、 前記表示プロセッサは、外部よりの設定に応じて、無条
    件に前記1表示サイクルを前記1メモリサイクルとし、
    ディスプレイ装置の表示期間中の全メモリアクセスサイ
    クルを表示アクセスサイクルに割り当てる手段を有する
    ことを特徴とするディスプレイコントローラ。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第2項記載のディスプレイ
    コントローラであって、 前記リフレッシュメモリは、複数の画面を、それぞれ構
    成する複数系統の表示情報を記憶し、 前記表示コントローラは、各表示サイクルで読みだされ
    た前記表示情報によって前記表示単位が表示される前記
    ディスプレイ装置の画面上の位置に応じて、当該表示サ
    イクルで前記リフレッシュメモリより表示情報を読みだ
    す系統を、当該表示サイクルに属する少なくとも一つの
    表示アクセスサイクルについて切り替える手段を有する
    ことを特徴とするディスプレイコントローラ。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第2項記載のディスプレイ
    コントローラであって、 前記タイミングプロセッサと表示プロセッサと描画プロ
    セッサは、単一の集積回路上に構築されていることを特
    徴とするディスプレイコントローラ。
  6. 【請求項6】ディスプレイ装置に表示する表示情報を記
    憶するリフレッシュメモリと、 前記ディスプレイ装置の表示期間中には、前記ディスプ
    レイ装置に1表示単位を表示する期間と等しい長さの前
    記表示期間と同期したサイクルである表示サイクルをK
    (但し、Kは2以上の整数)分割したK個のメモリアク
    セスサイクルのうちから選択したM(但し、Mは1以上
    の整数)個のメモリアクセスサイクルを表示アクセスサ
    イクルに割り当て、K個のメモリアクセスサイクルのう
    ちの表示アクセスサイクルに割り当てなかったN個のメ
    モリアクセスサイクルを前記描画アクセスサイクルに割
    り当てるタイミングプロセッサと、表示期間中、前記表
    示アクセスサイクルに割り当てられたM個のメモリアク
    セスサイクルのそれぞれにおいて、当該表示サイクルに
    おいて表示を行うためのM個の表示情報を、順次、前記
    ディスプレイ装置に表示するために前記リフレッシュメ
    モリより読み出す表示プロセッサと、各表示サイクルの
    描画アクセスサイクルに割り当てられた各メモリアクセ
    スサイクルにおいて、前記リフレッシュメモリに必要に
    応じてアクセスしてリフレッシュメモリに記憶されてい
    る表示情報を更新する描画プロセッサとを備えたディス
    プレイコントローラと、 前記ディスプレイコントローラの表示プロセッサが、表
    示期間中、各表示サイクルにおいて順次読みだしたM個
    の表示情報の位相を一致させ、位相を一致させたM個の
    表示情報を一つの表示情報に合成し、合成した表示情報
    を前記表示サイクルのレートと同じレートで出力する手
    段とを有することを特徴とする図形処理装置。
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