JP3039097B2 - 端末網制御装置 - Google Patents

端末網制御装置

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JP3039097B2 JP4023526A JP2352692A JP3039097B2 JP 3039097 B2 JP3039097 B2 JP 3039097B2 JP 4023526 A JP4023526 A JP 4023526A JP 2352692 A JP2352692 A JP 2352692A JP 3039097 B2 JP3039097 B2 JP 3039097B2
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伸一 中根
邦彦 山下
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電話回線に接続され、更
に電話機等の端末を後段に接続する端末網制御装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の端末網制御装置1は図4に示すよ
うに電話回線2に接続され、電話機等の端末(以下、電
話機を例に説明する)を接続するための電話機接続端子
4と、端末網制御装置1が故障したときには手動により
端末網制御装置1を切り離し、電話回線2と電話機接続
端子4を直結するための切分器5と、電話回線2及び電
話機接続端子4との間に接続され電話機3のオフフック
を検出するためのオフフック検出部6と、電話回線2か
らの呼び出し信号を検出するための着信検出部7と、電
話回線2の開放、閉結等の制御を行うとともにデータ信
号の変復調を行うデータ送受信部8と、オフフック検出
部6と着信検出部7からの信号を受信し、データ送受信
部8を制御する制御部9とから構成されている。通常、
切分器5は図4に示されているように端末網制御装置1
と電話回線2を接続する側につながれており、異常時に
のみ端末網制御装置1を切り離す。
【0003】そして上記の端末網制御装置1は、次のよ
うに動作する。発信を開始しようとするときには制御部
9は、まず電話回線4が使用されておらず空き状態であ
ることを確認してから、選択信号送出動作に移行する。
電話回線4が空き状態であるとは、1)電話機3が使用
された状態になく、かつ2)電話回線4からの呼出信号
が到来していないことである。上記1)2)を確認する
ために、制御部9はオフフック検出部6及び、着信検出
部7からの入力信号を確認する。電話回線4が空き状態
でないときには、空き状態となるまで待ち、空き状態で
あるときには選択信号送出動作に移行する。選択信号を
送出するときには、まず制御部9はデータ送受信部8を
制御して電話回線2を閉結し、端末機器の技術基準に定
められた3秒が経過すると選択信号を送出し始める。相
手先端末との接続が完了すると、制御部9はデータ送受
信部8を制御し、データ通信を開始する。データ通信が
終了すると、制御部9がデータ送受信部8を制御して電
話回線2を開放状態として、待機状態に戻る。
【0004】上述の端末網制御装置1は、例えばガスの
自動検針用のものでありその管理はガス会社あるいはN
TTのもとにある。そのため、各家庭への取り付けやメ
ンテナンスはガス会社あるいはNTTが行う。そして、
電話回線2及び電話機3を接続する電話機接続端子4の
配線工事は端末網制御装置1の管理会社が行う。また、
端末網制御装置1内が雷等によって故障した場合には、
切分器5を切り換えて端末網制御装置1を電話回線2か
ら切り離すことができるように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、電話機3を接続する電話機接続端子4の取
り付けネジの緩み等によって、電話機3が電話機接続端
子4から切り離されてしまった場合には、電話機3が使
用できなくなるばかりでなく、管理会社側では電話機接
続端子4の配線が外れていることが分からない。そのた
め、長時間にわたり電話機3が使用できなくなり、端末
網制御装置1を取り付けた家庭に迷惑がかかるという課
題があった。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、端末
網制御装置1が自動的に電話機3と端末網制御装置1の
接続を確認できるようにすることにより、端末網制御装
置1の管理者側で電話機3の接続不良を早期に発見し、
電話機利用者への迷惑を最小限に抑えることを目的とし
たものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、電話機を含む回線端末装置を接続する電話
機接続端子と、電話機接続端子と電話回線間に流れる電
流を検出する電流検出部と、前記電流検出部より電話回
線側に接続され電話回線へダイヤルパルスを送出するダ
イヤルパルス送出信号で前記電話機接続端子に印加する
電圧を制御する電圧制御部と、前記電流検出部からの受
信信号と前記電圧制御部の動作状態から前記電話機接続
端子に接続される前記回線端末装置の接続不良を判定
る接続状態判定部により構成したものである。
【0008】
【作用】本発明は上記構成によって、電話機接続端子の
接続状態をチェックするときには、まず制御部がダイヤ
ルパルス信号を送出する電圧制御部を制御し、電話機接
続端子に印加する電圧を変化させる。次に、電流検出部
からの信号を受信して電話機接続端子が正常に接続され
ているかを判定する。電話機が正常に接続されている場
合には、電話機接続端子に電話機のベル回路の容量分が
接続されている。電圧制御部が電話機接続端子に電圧変
化を生じさせると、電話機の容量分に電流が流れ、電流
検出部において電流が検出される。一方、電話機接続端
子の配線が外れている場合には、電話機接続端子の両端
には、何も接続されないため開放状態となる。このとき
に電圧制御部を用いて電話機接続端子に電圧の変化を生
じさせても、閉ループが存在しないので電話機接続端子
には電流が流れず、電流検出部では電流が検出されな
い。上記ルールに従って、接続状態判定部が電圧制御部
の動作状態と電流検出部からの入力信号をもとに電話機
接続端子の接続状態を判定し、接続異常時には接続状態
判定部が通報部を介して端末網制御装置の管理会社側に
通報する。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1から図3を参照
して説明する。図1において図4と同一番号のものは同
一構成要素を示しているので説明を省略する。図1にお
いて端末網制御装置10は、電話機接続端子4と電話回
線2間に流れる電流を検出する電流検出部11と、電流
検出部11より電話回線2側に接続され電話機接続端子
4に印加する電圧を制御する電圧制御部12と、電流検
出部11からの受信信号と電圧制御部12の動作状態か
ら電話機接続端子4に接続される回線端末装置の接続不
良を判定する接続状態判定部13と、接続状態判定部1
3から信号を受信し接続状態が不良と判定されたときに
は通報を行う通報部14と、電流検出部11及び着信検
出部7からの信号を受信し、データ送受信部8と電圧制
御部12を制御する制御部15とから構成されている。
また、図2においては、電圧制御部12はダイヤルパル
ス送出部16により構成されている。以下、電圧制御部
12がダイヤルパルス送出部16により構成されている
場合について説明する。
【0010】上記構成において、発信時には制御部15
は従来例と同様の制御を行うので説明を省略する。はじ
めに、電話機3が電話機接続端子4に正常に接続されて
いるときの動作について説明し、次に電話機接続端子4
の配線が外れているときの動作について説明する。電話
機接続端子4の配線外れを検出しようとするときには、
まず制御部15がダイヤルパルス送出部16を制御し、
電話回線2にダイヤルパルスを送出する。電話機3が正
常に電話機接続端子4に接続されているときには、電話
機3内のベル回路が接続されており、等価的にはインダ
クタンスL(図中番号17、括弧内は以下同様に図中の
番号を示す)と容量分C(18)が接続されている。ダ
イヤルパルス送出部16が電話回線2にダイヤルパルス
を送出すると図3のように電話回線2の電圧が変化す
る。このときに、電話機接続端子4にも同じ電圧が印加
され、電話機3内の容量C(18)が充放電を繰り返
す。この充放電によって電流検出部11に図3のような
電流が流れ、電流検出部11で電流が検出される。接続
状態判定部13ではダイヤルパルス送出部16が動作し
ているときに、電流検出部11にも電流が流れているこ
とから、電話機接続端子4が正常に接続されていると判
定する。この時は、通報動作を行わない。
【0011】次に、電話機接続端子4の配線が外れてい
るときの動作について説明する。制御部15は、まずダ
イヤルパルス送出部16を制御し、電話回線2にダイヤ
ルパルスを送出する。このとき、電話機接続端子4には
図3に示す電圧変化が生じる。しかし、電話機接続端子
4の電話機3が外れているので、電話機接続端子4は開
放状態と同じである。つまり、電話機接続端子4には電
流が流れるループがないので、電流が流れない。その結
果、電流検出部11では電流が検出されない。接続状態
判定部13では、ダイヤルパルス送出部16がダイヤル
パルス送出動作を行い、電話機接続端子4の印加電圧を
変化させているにもかかわらず、電流検出部11に電流
が流れていないことから、電話機接続端子4に電話機3
が正常に接続されていないと判定する。そして、接続状
態判定部13は通報部14に通報信号を出力し、通報部
14が端末網制御装置10の管理会社に電話機3の接続
が不良であることを通報する。
【0012】このように本発明の端末網制御装置10に
よれば、ダイヤルパルス送出部16が電話機接続端子4
に印加する電圧を変化させ、電流検出部11が電話機3
に流れる電流を検出し、接続状態判定部13がダイヤル
パルス送出動作中の電流検出部11からの入力信号にし
たがって電話機接続端子4の接続不良を判定し、接続不
良であるときには通報部14を介して端末網制御装置1
0の管理会社に接続不良を通報する。その結果、端末網
制御装置10が電話機接続端子4の接続不良を自動的に
検出できるようになるばかりでなく、端末網制御装置1
0の管理会社への通報も自動的に行うことが可能とな
る。また、電話機接続端子4の接続不良が早期に発見で
きるようになるので、端末網制御装置1の管理会社側で
の対応が迅速に行えるようになり、電話機利用者への迷
惑を最小限にとどめることができるようになるという効
果がある。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明の端末網制御
装置は、電圧制御部が電話機接続端子の印加電圧を変化
させ、電流検出部が電話機に流れる電流を検出し、接続
状態判定部が電圧制御部動作時の電流検出部からの入力
信号にしたがって電話機接続端子の接続不良を判定し、
接続不良であるときには通報部を介して端末網制御装置
の管理会社に接続不良を通報する。その結果、端末網制
御装置が電話機接続端子の接続不良を自動的に検出でき
るようになるばかりでなく、端末網制御装置の管理会社
への通報も自動的に行うことが可能となる。また、電話
機接続端子の接続不良が早期に発見できるようになるの
で、端末網制御装置の管理会社側での対応が迅速に行え
るようになり、電話機利用者への迷惑を最小限にとどめ
ることができるようになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における端末網制御装置のブ
ロック構成図
【図2】本発明の他の実施例を示す端末網制御装置のブ
ロック構成図
【図3】本発明の一実施例における電話機接続端子の電
圧及び電流を示す図
【図4】従来の端末網制御装置のブロック構成図
【符号の説明】
10 端末網制御装置 11 電流検出部 12 電圧制御部 13 接続状態判定部 14 通報部 16 ダイヤルパルス送出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂田 雅昭 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭51−144514(JP,A) 実開 昭49−74106(JP,U) 実開 平4−67832(JP,U) 実公 昭43−29626(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/72 - 1/738 H04M 1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話機を含む回線端末装置を接続する電話
    機接続端子と、前記電話機接続端子と電話回線間に流れ
    る電流を検出する電流検出部と、前記電流検出部より電
    話回線側に接続され電話回線へダイヤルパルスを送出す
    るダイヤルパルス送出信号で前記電話機接続端子に印加
    する電圧を制御する電圧制御部と、前記電流検出部から
    の受信信号と前記電圧制御部の動作状態から前記電話機
    接続端子に接続される前記回線端末装置の接続不良を判
    定する接続状態判定部とからなる端末網制御装置。
  2. 【請求項2】接続状態判定部からの信号を受信し通報を
    行う通報部を備えた請求項1記載の端末網制御装置。
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