JP3038638B2 - 聴力検査室 - Google Patents

聴力検査室

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JP3038638B2
JP3038638B2 JP6075418A JP7541894A JP3038638B2 JP 3038638 B2 JP3038638 B2 JP 3038638B2 JP 6075418 A JP6075418 A JP 6075418A JP 7541894 A JP7541894 A JP 7541894A JP 3038638 B2 JP3038638 B2 JP 3038638B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は聴力検査室に関し、特に
分解して搬送することができる聴力検査室に適用して好
適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、聴力検査は静かな環境下で行う必
要がある。例えば周囲の騒音が検査にとつて無視し得な
い場合には、被検者を遮音された空間を形成する聴力検
査室内に入れて検査を行うことにより、外部音の影響の
無い正確な聴力検査を行う。ここで聴力検査室として
は、例えば病院等の医療機関に設置されている固定式の
聴力検査室がある。これに対して分解や組立てができか
つ重量を小さくすることにより、所望の場所に搬送でき
るようにした可搬式の聴力検査室がある。この可搬式の
聴力検査室は検査する場所に応じて設置できるため、被
検者が医療機関に出向く手間を省略できると共に、被検
者の移動に要する費用(人数×時間等)を低減すること
ができることにより広く適用されている。
【0003】図12に示すように、従来の可搬式の聴力
検査室1は、それぞれ遮音構造を有する底板2、3枚の
側板3、4、5、入退出用ドア部材6及び天板7により
全体として直方体状に形成され、これにより室内の騒音
レベルを低く抑えるようになされている。入退出用ドア
部材6は蝶番8A及び8Bにより側板5に開閉自在に取
り付けられている。側板4の上部には透明な材質(例え
ばアクリル樹脂等)でなる窓9が設けられ、検者はこの
窓9を通して室内の被検者と簡単なコミユニケーシヨン
を交わすることができるようになされている。
【0004】さらに窓9の下方位置には複数の中継端子
が設けられたパネル10が配設され、このパネル10を
介して室外に設置されたオージオメータ等の聴力検査装
置(図示せず)と聴力検査室内に設置された受話器(図
示せず)を接続するケーブル(図示せず)とを中継する
ようになされている。また側板4の内側面には照明器具
11が取り付けられ、これにより室内を適度の明るさに
照らすようになされている。また天板7には換気フアン
12が設けられ、当該換気フアン12を用いて室内の換
気をすることにより室内の空気がよどむことがないよう
になされている。
【0005】かくして聴力検査室1においては、室外の
騒音レベルを必要上十分に遮音することができると共
に、室内の環境を聴力検査を行うのに快適に整えること
ができることにより、正確な聴力検査を行うことができ
るようになされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の可搬
式の聴力検査室1においては、搬送を容易にするために
分解可能な構成となつており、搬送時には側板3〜5、
入退出用ドア部材6、底板2及び天板7に分解すると共
に、組立て時には分解した各部材2〜7をボルト等の連
結手段により締結する。
【0007】すなわち聴力検査室1を組み立てる際に
は、図12に示すように、先ず角材13A及び13B上
に底板2を置き、この底板2の一辺上に側板3を立てた
状態で底板2の底面側から底板2に穿設された貫通孔1
4を通して側板3の下面に形成されたねじ孔(図示せ
ず)にボルトをねじ込むことにより底板2上に側板3が
植立するように取り付ける。側板4及び5もこれと同様
に底板2の底面側から側板4及び5の下面にボルトをね
じ込むことにより底板2上に取り付ける。
【0008】次に角材13A及び13Bを抜き取つた
後、側板3〜5の上面に天板7を載置した状態で天板7
の上面側から天板7に穿設された貫通孔15を通して側
板3〜5の上面に形成されたねじ孔16にボルトをねじ
込むことにより天板7を取り付ける。このとき側板4の
上端に設けられたコード17と天板7に設けられたフア
ン用コード18を接続する。最後に蝶番8A及び8Bを
介して側板5に入退出用ドア部材6を開閉自在に取り付
ける。
【0009】ところが上述した組立て作業において、底
板2上に側板3〜5を取り付ける際、ねじ止めする前の
側板3〜5は非常に不安定な状態で底板2上に載置され
るため、少なくとも一人の作業者が側板3〜5を支えた
状態で別の作業者がねじ止め作業をする必要がある。こ
れと同様に分解作業時においてもボルトを外した側板3
〜5が倒れることを防ぐため、ボルトを外す作業者の他
に側板3〜5を支える別の作業者が必要となる。また各
側板3〜5は、全てボルトにより底板2及び天板7と締
結するようになされているため煩雑な手間や時間が掛か
る問題があつた。従つて、この組立て及び分解作業を一
人の作業者により容易に行うことができれば非常に便利
であると考えられる。
【0010】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、一人の作業者により容易に組立て及び分解ができる
聴力検査室を提案しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、4枚の側板及びドア枠22、2
3、24、25によつて囲まれた四角筒状空間の端部を
天板27と底板21とで密閉して内部に遮音空間を形成
する聴力検査室20において、4枚の側板及びドア枠2
2、23、24、25のうち、少なくとも1枚の側板又
はドア枠22、23、24、25の内面に形成された嵌
合用穴42と、当該嵌合用穴42に対向する底板21上
に設けられ、嵌合用穴42に嵌脱自在に嵌り込むラツチ
部材41とを設ける。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【作用】少なくとも1枚の側板又はドア枠22、23、
24、25を断面コ字状にし、又は底板21の部分にラ
ツチ部材41を設けるようにしたことにより、組立て及
び分解作業の際に、当該側板又はドア枠22、23、2
4、25を直立状態に保持することができ、これにより
1人の作業者により容易に組立て及び分解ができる聴力
検査室20を実現することができる。
【0018】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0019】図1において、20は全体として可搬式の
聴力検査室を示し、底板21、側板22、23、24、
ドア枠25、ドア26及び天板27の各部材に分解でき
ると共に、一人で容易に組立て、分解及び搬送ができる
ようになされている。底板21、側板22〜24、ドア
26及び天板27は、図2に示すように、グラスウール
28を挟むようにして外部側に鋼板29が、室内側に多
数の孔が形成されたパンチングメタル30が設けられて
構成されている。これにより聴力検査室20は、外部音
を鋼板29及びグラスウール28により吸収すると共に
室内で発生した音をパンチングメタル30を通してグラ
スウール28により吸収することにより、外部音を遮断
すると共に室内で発生した音の反響を防止して室内を静
寂に維持できる。
【0020】側板23の上部には透明な材質(例えばア
クリル樹脂等)が所定の間隔をもつて二重に重ね合わさ
れた二重窓31が設けられ、検者はこの二重窓31を通
して室内の被検者と簡単なコミユニケーシヨンを交わす
ことができるようになされている。また底板21上には
床マツト32が貼着されている。
【0021】ここで底板21の各辺上には、図3に示す
ように、側板22(23、24)及びドア枠25のそれ
ぞれの板厚に応じた位置決め溝33、34が形成されて
いる。これにより作業者は、側板22(23、24)及
びドア枠25を位置決め溝33、34に合わせ込むだけ
で、容易に側板22(23、24)及びドア枠25を底
板21上の所定位置に位置決めすることができる。また
位置決め溝33、34の表面にはゴム部材35、36が
設けられており、これにより側板22(23、24)及
びドア枠25は底板21上に載置された際、ゴム部材3
5、36を介して底板21に圧着する。
【0022】同様に天板27の各辺上には、図4に示す
ように、側板22(23、24)及びドア枠25のそれ
ぞれの板厚に応じた溝37、38が形成されていると共
に、溝37、38にはゴム部材39、40が埋設されて
いる。これにより天板27は側板22(23、24)及
びドア枠25の上に載せるだけで側板22(23、2
4)及びドア枠25に圧着するようになされている。
【0023】かかる構成に加えて、図1に示すように、
側板22の両側端には、ドア枠25の方向にほぼ直角に
折り曲げられた折曲部22A、22Bが形成され、これ
により側板22は全体として断面がコ字状に形成されて
いる。これにより側板22は底板21上に単独で載せた
だけで、折曲部22A、22Bに支持されて底板21上
に安定に直立するようになされている。
【0024】また側板22の一方の折曲部22Aに対向
する底板21上にはラツチ部材41が配設されている。
ラツチ部材41は、図5に示すように、ノブ41Aを矢
印aの方向又はこれとは逆方向に移動させると、これに
応じて突起41Bが折曲部22Aの方向に突出又は退行
する構成となつており、突出した突起41Bは折曲部2
2Aに形成された嵌合孔42を介して折曲部22Aに嵌
り込むようになされている。これによりラツチ部材41
が側板22を保持することにより、側板22の底板21
上での安定性が一段と向上されるようになされている。
【0025】側板23、24の両側端にはそれぞれ継手
部材43が設けられていると共に、これに対応した側板
22及びドア枠25の両側端には継手部材43を受け止
める受け金具44が取り付けられている。ここで継手部
材43及び受け金具44は、引張り力により2つの部材
を連結する所謂パネルフアスナを構成している。継手部
材43は、図6に示すように、偏心カム45と当該偏心
カム45の回転に応じて矢印bの方向に引き込まれるア
ーム46とを有し、当該アーム46を受け金具44のピ
ン47に引つかけた状態で六角レンチ48(図1)によ
り偏心カム46を回転させることにより受け金具44全
体を矢印bで示す継手部材43の方向に引き寄せるよう
になされている。
【0026】これにより側板22と側板23、側板22
と側板24、側板23とドア枠25、側板24とドア枠
25の端面は継手部材43の引張り力により互いに圧着
され、各部材間に隙間が生じないように連結される。ま
た各側板22〜24及びドア枠25の端面にはそれぞれ
ゴム(図示せず)が設けられており、これにより圧着面
からの外部音の侵入を抑制して防音性能を向上してい
る。
【0027】ドア枠25の正面側の上下位置には旗蝶番
の軸部45A、45Bが取り付けられていると共に、こ
れに対応するドア26の上下位置には旗蝶番の軸受部4
6A、46Bが取り付けられており、軸受部46A、4
6Bにそれぞれ軸部45A、45Bを差し込むことによ
り、ドア枠25にドア26を開閉自在に取り付けること
ができるようになされている。
【0028】ここで図7に示すように、旗蝶番の軸部4
5A、45Bのうち上方位置に取り付けられた軸部45
Aは軸受部46Aに差し込まれる軸47の長さが下方位
置に取り付けられた軸部45Bの軸48の長さよりも短
く形成されており、これにより作業者は先ず下側の旗蝶
番の軸48を軸受部46Bに差し込んで位置決めした
後、上側の旗蝶番の軸47を軸受部46Aを差し込むこ
とができ、上下両方の軸47、48の長さを等しく形成
した場合に比して格段に容易にドア枠25にドア26を
取り付けることができるようになされている。
【0029】因に、ドア枠25に対してドア26を閉状
態にした際のドア枠25とドア26の当接面には、蛇腹
状のラバーパツキン(図示せず)と当該ラバーパツキン
の内部に設けられた磁石とでなるラバーマグネツト(図
示せず)が配設され、ドア26は当該ラバーマグネツト
の吸引力によりドア枠25との間に隙間が生じない状態
で確実に閉じられるようになされている。
【0030】また側板24の内部に充填されたグラスウ
ール28のうち下部位置のグラスウール28は側板24
の下面に沿うようにトンネル状にくり抜かれて換気道
(図示せず)が形成されていると共に、当該換気道の一
端に当たる鋼板29位置には、当該鋼板29の厚みを貫
通するような多数の小孔(図示せず)が穿設されてい
る。これにより聴力検査室20は、換気道の一端に当た
るパンチングメタル30の小孔、換気道及び換気道の他
端に当たる鋼板29の小孔を通して室内の空気を換気し
得ると共に、経路の長いグラスウール28の換気道にお
いて鋼板29の小孔から進入した外部音をグラスウール
28により必要上十分な程度まで吸収して室内を静寂に
保つようになされている。この結果聴力検査室20は、
換気フアンを取り付ける場合に比して、容易に組立て及
び分解ができると共に、全体としての重量を低減し得る
ようになされている。
【0031】さらに実施例の場合、側板22の折曲部2
2Aから折曲部22Bまでの長さは側板24の幅に比し
て若干長く選定されている。これにより図8(A)に示
すように、側板24を側板22に重ね合わせると側板2
4は側板22の折曲部22A及び22Bの間に収まり、
木枠51内にコンパクトに収納することができる。この
際木枠51と側板22及び24の隙間にはパツキン52
が設けられ、これにより木枠51内での側板22、24
のがたつきを防止することができる。
【0032】同様に図8(B)に示すように、ドア枠2
5の中に側板23が丁度嵌り込んで、ドア枠25と側板
23が木枠53内にコンパクトに収納されると共に、図
8(C)に示すように、ドア26、底板21及び天板2
7が木枠54内にコンパクトに収納される。かくして分
解された各部材は全て木枠51、53及び54内にコン
パクトに収納されて梱包されることにより、搬送が容易
になる。
【0033】以上の構成において、聴力検査室20を組
み立てる際には、先ず底板21の所定の一辺上に側板2
2を直立させる。このとき側板22は位置決め溝33に
より底板21上の所定位置に位置決めされた状態で、折
曲部22A、22Bに保持されて底板21上に安定した
状態で直立する。さらにラツチ部材41により側板22
を固定することにより、側板22は一段と安定した状態
で底板21上に直立し、例えば風等があつた場合でもこ
の直立状態を維持することができる。
【0034】次に側板22に側板23及び24を取り付
ける。このとき作業者は位置決め溝(図示せず)により
側板23及び24を所定位置に位置決めした後、直立し
た状態の側板22の受け金具44に対して継手部材43
のアーム46を引つかけ、側板23、24の内面側から
六角レンチ48によつて継手部材43の偏心カム45を
回転させる。この結果継手部材43の引張り力により側
板22に側板23及び24が連結される。
【0035】次に作業者は側板22に対して側板23及
び24を取り付けた場合と同様にして、側板23及び2
4に対してドア枠25を取り付ける。従つて作業者は各
板部材をそれぞれ1つの継手部材43により容易に連結
することができることにより、例えばボルト等を用いて
各部材毎に複数の箇所を螺子止めする場合に比して格段
に組立て作業を簡略化することができる。
【0036】次に作業者はドア枠25にドア26を取り
付けた後、側板23〜24及びドア枠25の上面に天板
27を載置する。このようにして聴力検査室20は底板
21上に安定して直立した側板22に順次側板23及び
24を連結するだけでよいことにより、側板22を支え
る別の作業者が不要となり一人で容易に組み立てること
ができる。さらに聴力検査室20は側板22〜24及び
ドア枠25の組立て作業を全て室内側で行うことができ
ることにより、図9に示すように、部屋56の隅部にも
容易に設置することができる。
【0037】聴力検査室20を分解する際には、上述し
た組立て作業と全く逆の作業を行う。この分解作業中も
各側板22〜24を支える作業者が不要となることによ
り、一人の作業者で容易に分解作業を行うことができ
る。かくして作業者は、一人で容易に、聴力検査室20
の組立て及び分解を行うことができる。
【0038】以上の構成によれば、側板22の両側端に
折曲部22A及び22Bを形成して側板22が底板21
上に安定して直立し得るようにしたことにより、一人の
作業者のみで容易に組立て及び分解作業を行うことがで
きる聴力検査室20を実現することができる。また底板
21の各辺上に、側板22(23、24)及びドア枠2
5のそれぞれの板厚に応じた位置決め溝33、34を形
成したことにより、底板21上への側板の位置合わせが
容易になり、組立て作業を容易にすることができる。さ
らに側板22〜24及びドア枠25を継手部材43の引
張り力により連結するようにしたことにより、一段と組
立て及び分解作業が容易な聴力検査室20を実現するこ
とができる。
【0039】なお上述の実施例においては、側板22に
折曲部22A及び22Bを形成することにより、側板2
2を底板21上に載せただけで、側板22が安定な状態
で底板21上に直立するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、例えば図10に示すように
側板22の下面に底板21の方向に突出する突起60A
及び60Bを設けると共に、これに対応する底板21上
に穴61A及び61Bを設け、突起60A及び60Bを
穴61A及び61Bに嵌合させることにより底板21上
に側板22を安定に直立させるようにしてもよい。
【0040】さらに図11に示すように、底板21の一
辺上に側板22の厚みとほぼ等しい幅の溝62を設け、
当該溝62に側板22を嵌め込むことにより底板21上
に側板22を安定に直立させるようにしてもよく、要は
側板22及び又は底板21に側板22を底板21上に安
定状態に直立保持するようにな直立保持手段を形成する
ようにすればよい。なおこの側板22に上述したような
折曲部を設け、かつ溝62を併用するようにすれば、側
板22の安定性を一段と高め得ることは言うまでもな
い。
【0041】また上述の実施例においては、側板22の
両側端に折曲部22A、22Bを形成し、底板21上に
安定な状態で直立した側板22に側板23及び24を連
結させた後、側板23及び24にドア枠25を連結する
ようにした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、例えば側板24に折曲部を形成し、当該折曲部に支
持されて底板21上に安定して直立する側板24に、隣
接する側板22及びドア枠25を連結させるようにして
もよく、要は側板22〜24又はドア枠25のいずれか
一つに、当該側板22〜24又はドア枠25を底板21
上に載せただけで、当該側板22〜24又はドア枠25
を底板21上に安定して直立させるような直立保持手段
を形成するようにすればよい。
【0042】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、底板部分
にラツチ部材を設けるようにしたことにより、組立て及
び分解作業の際に、当該側板又はドア枠を直立状態に保
持することができ、これにより1人の作業者により容易
に組立て及び分解ができる聴力検査室を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による聴力検査室の一実施例の全体構成
を示す分解斜視図である。
【図2】底板、側板、天板及びドアの遮音構造の説明に
供する断面図である。
【図3】底板への側板及びドア枠の取付けの説明に供す
る底板の断面図である。
【図4】側板及びドア枠への天板の取付けの説明に供す
る天板の断面図である。
【図5】ラツチ部材の説明に供する断面図である。
【図6】継手部材及び受け金具を一部破断して示す略線
図である。
【図7】旗蝶番の説明に供する斜視図である。
【図8】聴力検査室の梱包状態を示す斜視図である。
【図9】聴力検査室の部屋内への設置位置の一例を示す
平面図である。
【図10】他の実施例の直立保持手段を示す斜視図であ
る。
【図11】他の実施例の直立保持手段を示す斜視図であ
る。
【図12】従来の聴力検査室を示す斜視図である。
【符号の説明】
1、20……聴力検査室、2、21……底板、3〜5、
22〜24……側板、6、26……ドア、25……ドア
枠、7、27……天板、22A、22B……折曲部、3
3、34……位置決め溝、41……ラツチ部材、42…
…嵌合孔、43……継手部材、44……受け金具、60
A、60B……突起、61A、61B……穴、62……
溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 1/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】4枚の側板及びドア枠によつて囲まれた四
    角筒状空間の端部を天板と底板とで密閉して内部に遮音
    空間を形成する聴力検査室において、 上記4枚の側板及びドア枠のうち、少なくとも1枚の側
    板又はドア枠の内面に形成された嵌合用穴と、 当該嵌合用穴に対向する上記底板上に設けられ、上記嵌
    合用穴に嵌脱自在に嵌り込むラツチ部材とを具えること
    を特徴とする聴力検査室。
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JP6048775B1 (ja) * 2015-12-19 2016-12-21 有限会社アスタ 組立式室内用個室

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