JP3038624B2 - 印刷枚数カウンタ装置 - Google Patents

印刷枚数カウンタ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷装置の印刷枚数カ
ウンタ装置において、破壊されたデ−タを多数決で復元
する機能を持つ印刷枚数カウンタ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】従来の技術によると記憶装置のバックアッ
プRAM上に保存されている一部デ−タ破壊が認められ
た場合、他の大部分には有効なデ−タが残っているにも
かかわらず全てのデ−タをROM(リ−ドオンリ−メモ
リ)上のテ−ブルからバックアップRAMに転送し初期
化していた。従って印刷装置における印刷枚数のカウン
ト値のようなデ−タをバックアップRAM上に保存した
場合、デ−タ破壊が想定されるため信頼性の観点からバ
ックアップRAM上にデ−タを保存することが出来ず、
機構的なカウンタにより印刷装置の印刷枚数のカウント
をし表示を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、機構的
なカウンタを装着することにより機構がそれだけ複雑に
なり、装置のコストが高価になり、ソフトウヱアで印刷
枚数を処理をすることも困難になる。またユ−ザに故意
にカウンタを操作される畏れがある等の問題点があっ
た。
【0004】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、上記問題点を除去し、印刷装置に装備される安価で
信頼性の高い印刷枚数カウンタ装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、印刷枚数を自動表示する表示手段を有する印
刷枚数カウンタ装置において、印刷枚数カウンタ装置に
不揮発性の記憶部又はバックアップ用電源を備えた記憶
部と、記憶部に格納されたデータが破壊された場合それ
を検出する破壊検出手段と、印刷枚数データを記憶部の
複数エリアに分散して記憶し、破壊検出手段で前記記憶
部の一つのエリアに記憶されたデータが破壊されたこと
を検出したときは他のエリアに記憶されたデータをコピ
ーしてデータが破壊されたエリアに記憶し、記憶部の複
数のエリアのデータが破壊された場合には、記憶部の複
数エリアに記憶されたデータを所定の多数決のバリエー
ションにより採用データを決定することにより復元し、
表示手段に表示するようにしたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明では、印刷枚数データを記憶部の複数エ
リアに分散して記憶し、一つのエリアに記憶されたデー
タが破壊されたときは他のエリアに記憶されたデータを
コピーして記憶し、複数のエリアのデータが破壊された
場合には、複数エリアに記憶されたデータを所定の多数
決のバリエーションにより採用データを決定することに
より復元するので、印刷装置がノイズ等による暴走、或
いはバックアップ用電源を備えた記憶部の更新中の電源
OFFにより、データの一部が破壊されても修復するこ
とが可能となる。また、記憶部上の異なる場所に分散し
てデータを保存することにより一度に全部が破壊される
危険も減少し修復率も向上する。データ破壊時において
も多数決の原理を用いて修復することにより、信頼性が
より向上する。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1に本発明の印刷枚数カウンタ装置のブ
ロック図を示す。図に示すように本発明のカウンタ装置
1は、中央処理装置2、バックアップRAM3、排紙検
出センサ4、カウント表示器5、デ−タ修復スイッチ
6、ROM(リ−ドオンリ−メモリ)7、バス8から構
成され、バックアップRAM3は第1エリア3−1と第
2エリア3−2から成りそれぞれ同じ値のカウント値3
−1−1、3−1−2、3−2−1、3−2−2、チェ
ックサム3−1−3、3−2−3を保存する。
【0008】排紙検出センサ4は印刷された紙の排出を
検出するセンサ−で、センサ−で検出された印刷枚数は
バックアップRAM3の第1エリア3−1及び第2エリ
ア3−2に分散して保存される。チェックサム3−1−
3には第1エリア3−1の全デ−タのチェックサムが計
算されて保存されている。チェックサム3−2−3には
第1エリア3−2の全デ−タのチェックサムが計算され
て保存されている。第1エリア3−1と第2エリア3−
2のデ−タは正常時では全く同一である。
【0009】印刷装置は紙を1枚印刷する度に排紙検出
センサ4で検出され中央処理装置2へ割込みが入り、中
央処理装置2はバックアップRAM3のカウント値3−
1−1、3−1−2、3−2−1、3−2−2の値をイ
ンクリメントしカウント表示器5へ表示する。最後にチ
ェックサム3−1−3、3−2−3を更新する。バック
アップRAM3は不揮発性のメモリか又はバックアップ
電源を内蔵したRAMで構成され、カウンタ装置1の電
源をOFFしても記憶は壊れず保存される。
【0010】図2に本発明のデ−タ修復処理のフロ−チ
ャ−トを示す。同図に従って説明する。デ−タ修復スイ
ッチ6がONされるか、又は電源再投入時の電源ONを
検出して(ステップST21)、中央処理装置2は第1
エリア3−1の全デ−タのチェックサムを算出しチェッ
クサム3−1−3の値と比較し第1エリア3−1の全デ
−タが正常か否かをチェックする(ステップST2
2)。
【0011】第1エリア3−1の全デ−タが正常(チェ
ックサムの値が一致した場合)な場合は、同様に第2エ
リア3−2の全デ−タのチェックサムを算出しチェック
サム3−2−3値と比較し第2エリア3−2の全デ−タ
が正常か否かをチェックし(ステップST23)、正常
でなければ第1エリアのデ−タを全て第2エリアへコピ
−し(ステップST24)、ステップST32から続行
する。
【0012】第1エリア3−1のデ−タが壊れていた場
合(チェックサムの値が一致しない場合)は、同様に第
2エリア3−2の全デ−タのチェックサムを算出しチェ
ックサム3−2−3値と比較し第2エリア3−2の全デ
−タが正常か否かをチェックし(ステップST25)、
正常であれば第2エリアのデ−タを全て第1エリアへコ
ピ−し(ステップST26)、ステップST32から続
行する。
【0013】第1エリア3−1のデ−タも第2エリア3
−2のデ−タが壊れていた場合、各カウント値3−1−
1、3−1−2、3−2−1、3−2−2をチェック
し、あり得ない値(0及び30万以上の値)を除外する
(ステップST27)。対象となるカウント値から図3
に示すように多数決でカウント値を決める(ステップS
T28)。
【0014】即ち対象となるカウント値の個数が4個あ
る場合は、多数決のバリエ−ションは4:0、3:1、
2:2、2:1:1、1:1:1:1の5通りとなる。
2:2に分かれた場合は小さい方の値をカウント値と
し、1:1:1:1に分かれた場合はカウント値を0と
し、その他の場合は多数個の値をカウント値として設定
する。対象となるカウント値の個数が3個ある場合は、
多数決のバリエ−ションは3:0、2:1、1:1:1
の3通りとなる。1:1:1に分かれた場合はカウント
値を0とし、その他の場合は多数個の値をカウント値と
して設定する。対象となるカウント値の個数が2個ある
場合は、多数決のバリエ−ションは2:0、1:1の2
通りとなる。1:1に分かれた場合はカウント値を0と
し、2:0に分かれた場合は2個の方の値をカウント値
として設定する。対象となるカウント値の個数が1個の
場合は、その値をカウント値とし、対象となるカウント
値が無い場合(全て壊れている)はカウント値を0とし
て設定する。
【0015】上述した方法でカウント値を設定し、他の
必要なデ−タがあればROM7の初期値テ−ブルから第
1エリアへコピ−する(ステップST29)。第1エリ
ア3−1のチェックサムを算出しチェックサム値3−1
−3として設定する(ステップST30)。第1エリア
3−1の全デ−タを第2エリア3−2へコピ−する(ス
テップST31)。カウント値を表示器2−2へ表示し
(ステップST32)デ−タ修復処理は終了する。
【0016】尚このケ−スではバックアップRAM3に
第1エリア、第2エリアの領域を設け、その中の各々2
箇所に印刷枚数を保存しているが、信頼性を向上させる
ためにはその領域の数及び保存箇所の数を増やしても良
い。
【0017】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、下記のような優れた効果が期待できる。 (1)印刷装置がノイズ等による暴走、或いはバックア
ップ用電源を備えた記憶部の更新中の電源OFFによ
り、データの一部が破壊されても修復することが可能と
なる。 (2)記憶部上の異なる場所に分散してデータを保存す
ることにより一度に全部が破壊される危険も減少し修復
率も向上する。 (3)データ破壊時においても多数決の原理を用いて修
復することにより、信頼性がより向上する。 (4)機械的なカウンタ装置をソフトウェアの処理に置
き換えることにより、コストの削減、カウンタ機構の簡
素化、ユーザにより故意に操作されることの防止が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷枚数カウンタ装置のブロック図で
ある。
【図2】本発明のデ−タ修復処理のフロ−チャ−トであ
る。
【図3】多数決のバリエ−ションと採用する値の例を示
す図である。
【符号の説明】
1 カウンタ装置 2 中央処理装置 3 バックアップRAM 3−1 第1エリア 3−1−1 カウント値 3−1−2 カウント値 3−1−3 チェックサム値 3−2 第2エリア 3−2−1 カウント値 3−2−2 カウント値 3−2−3 チェックサム値 4 排紙検出センサ 5 カウント表示器 6 デ−タ修復スイッチ 7 ROM記憶部 8 バス

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷枚数を自動表示する表示手段を有す
    る印刷枚数カウンタ装置において、 前記印刷枚数カウンタ装置に不揮発性の記憶部又はバッ
    クアップ用電源を備えた記憶部と、前記記憶部に格納さ
    れたデータが破壊された場合それを検出する破壊検出手
    と、前記印刷枚数データを前記記憶部の複数エリア
    分散して記憶し、前記破壊検出手段で前記記憶部の一つ
    のエリアに記憶されたデータが破壊されたことを検出し
    たときは他のエリアに記憶されたデータをコピーして前
    記データが破壊されたエリアに記憶し、前記記憶部の複
    数のエリアのデータが破壊された場合には、前記記憶部
    の複数エリアに記憶されたデータを所定の多数決のバリ
    エーションにより採用データを決定することにより復元
    し、前記表示手段に表示するようにしたことを特徴とす
    る印刷枚数カウンタ装置。
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