JP2867564B2 - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は印刷装置に関し、特に、印字データを記憶す
るための記憶媒体を備え、電源からの電圧供給遮断に応
じて前記記憶媒体に補助用電源からの電圧が供給開始さ
れる印刷装置に関する。
[従来の技術] 電子計算機、通信回線、その他のシステムにおけるデ
ィジタルデータの情報伝達には非常に高い信頼性が要求
されることは言うまでもないが、現実問題として、いろ
いろな障害によりエラーが発生することは避けられな
い。
上述の障害は、たとえば電源からの電圧の不安定供給
によるものであったりする。
このような場合に信頼性を向上させる一般的な方法の
一つにサムチェック(検査合計)がある。たとえば、メ
モリに記憶されたデータの内容が一定時間経過後も保護
されているか否かは、前記サムチェックを行なえばよ
い。つまり、前記一定時間内は前記メモリへのデータ入
出力は行なわれないものと想定して、メモリに記憶され
たデータの内容の総和を求めこれを予めサム値として記
憶する。前記一定時間経過後に、同様にして再度前記サ
ム値を算出して、これを予め求めておいたサム値と比較
照合し、両方の値が一致すれば、前記一定時間内にデー
タ内容は保護されていたが、一致しなければデータ内容
は保護されていなかったと判別できる。
さて、従来のECR(電子式キャッシュレジスタの略)
に接続される印字装置などにおいては印字されるべきデ
ータは、一旦印字用のバッファに記憶された後、専用の
紙に印刷されて出力される。前記印字用バッファを含む
記憶装置は、電源からの電圧供給遮断時も電池などによ
り補助電源が供給されてその記憶内容が保証されるよう
にしている。そのため、前述したようなサムチェックを
行なって記憶されたデータの電源断期間経過後の健全性
を確認する作業は不要であると考えられていた。
[発明が解決しようとする課題] 上述のように、従来のECRに接続される印字装置にお
いては、印字用のバッファが電源からの電圧供給遮断期
間であっても電池などによりバックアップされている。
しかしながら、バックアップ用電池に代わって、短時間
にわたってコンデンサなどにより電源供給される場合、
またはバックアップ用電池の電源供給能力が印字用バッ
ファの記憶内容を前記電源断期間にわたって維持するの
に十分でない場合は、印字用バッファに記憶された印字
データは電圧遮断期間後には、そのデータの健全性が保
証できないという問題があった。つまり、電源からの電
圧供給遮断期間直後の電圧供給再開(電源回復)により
印字装置が印字可能状態に復帰して、電源断直前に印字
用バッファに記憶されていたデータを印刷出力したとし
ても、正しいデータが印刷される保証がないという問題
があった。
それゆえに本発明の目的は、印字用のデータが記憶さ
れる記憶装置を備えて、前記記憶装置に対して電源から
の電圧供給遮断期間内の一定期間に補助電源からの電圧
供給が可能な印刷装置において、前記電圧供給遮断期間
直後の電圧供給再開時に、前記電圧供給遮断直前に前記
記憶装置に記憶されていた印字用データが前記電圧供給
遮断期間にわたって保護されていたか否かを判断し、そ
の判断結果に従って適切に印字動作を再開または継続で
きる印刷装置を提供することである。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る印刷装置は、印字データを記憶する記憶
媒体を備えて電源からの電圧供給が遮断されたことに応
じて補助電源から電圧が供給される印刷装置であり、詳
細には、前記電源から供給される電圧が遮断されたこと
を検出する電源断検出手段と、前記電源断検出手段によ
り電圧供給遮断が検出されたことに応じて前記記憶媒体
に記憶される印字データの総和を算出する第1の算出手
段と、第1の算出手段により算出された印字データの総
和を前記記憶媒体に記憶する記憶手段と、前記電源から
の電圧供給が遮断された後の電源からの電圧供給再開
(回復)を検出する電源回復検出手段と、前記電源回復
検出手段により電源からの電圧供給再開が検出されたこ
とに応じて、前記記憶媒体に記憶されている印字データ
の総和を算出する第2の算出手段と、さらに第1の算出
手段による総和と第2の算出手段による総和とを比較し
て、前記電源からの電圧供給遮断期間に記憶媒体に記憶
されていた印字データが保護されていたか否かを判別す
る手段とを備えて、判別する手段により保護されていた
と判別した場合は、記憶媒体に記憶されている電圧遮断
直前の印字データを印字することなく継続して印字を行
ない、判別手段により保護されていなかったと判別した
場合は、記憶媒体に記憶されている電圧遮断直前の印字
データから印字するよう構成される。
[作用] 本発明に係る印刷装置は以上のように構成されるの
で、印刷装置における電源からの電圧供給遮断という瞬
間を捉らえて、そのとき記憶媒体に記憶されていた印字
データが、前記電源断からある任意の時間経過後の前記
電源からの電圧供給再開時に、そのデータ内容が補助電
源からの電圧供給によって保護されていたかどうかを確
認して、確認結果に従って電源断時点からの印字の継続
または電源断直前の印字からの再開が行なわれる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。
なお、本実施例中の印刷装置100は印字方式として印
字機構が1文字ごとに移動してプリントするシリアルプ
リンタのドットインパクト方式を採用して、縦5ドット
(点)×横7ドット(点)を文字に応じて選択して1行
32桁(32文字)、で表現していると想定する。
第1図は、本発明の一実施例の印刷装置100の機能構
成を示す概略図である。
図において印刷装置100は上位のコントロールユニッ
トにシリアルインターフェイス50を介して接続されて、
印刷すべきシリアルデータを上位コントロールユニット
から入力するようにしている。
また、印刷装置100は制御部200および印刷部300を含
む。
前記制御部200は印刷装置100自体の動作を制御および
監視するCPU(中央処理装置の略)210、印刷動作に必要
とされるデータ(プログラムを含む)を記憶するための
ROM(Read Only Memoryの略)220およびRAM(Random Ac
cess Memoryの略)230、前記印刷部300を駆動制御する
プリンタドライバ240ならびに該印刷装置100に駆動電圧
を供給するための電源250を含む。
なお、前記RAM230には、電源250からの電圧供給期間
中に充電され電源断直後に放電開始して、電源断期間中
の一定期間にわたてRAM230に補助電圧を供給して記憶さ
れるデータを保護するように動作するコンデンサ231が
接続される。
また、前記印刷部300は前述したように(5×7)ド
ットのドットインパクト方式によるプリンタ機能を備え
る。
図示されるように印刷装置100内の各装置はバスを介
して相互に接続されて、相互のデータ転送の高速化を図
るようにしている。
以上のように構成される印刷装置100において、CPU21
0はシリアルインターフェイス50を介して上位のコント
ロールユニットに接続されており、印刷部300に与える
べき印字データは、前記コントロールユニットからバス
を経由して送られてくる。このようにして転送されてき
た印字データは、RAM230内に一旦記憶されるがRAM230内
には印刷部300のドットインパクト方式による2行分に
相当する印字データが記憶されて、周期的にCPU210によ
り読出されて処理される。したがって、RAM230内に記憶
される2行分に相当する印字データは常にコントロール
ユニットから伝送されてくるデータによって更新され
る。
一方、ROM220は、その中にキャラクタデータが格納さ
れており、CPU210によりRAM230から読出された印字デー
タが逐次与えられる。応じてROM220からは与えられる印
字データに従ったドットパターン(5×7ドット)を示
すキャラクタデータが読出されてCPU210によって相当す
るコードが生成される。このようにして生成されたコー
ドはプリンタドライバ240に与えられる。応じてプリン
タドライバ240は与えられるコードに従ったパルスを発
生して印刷部300に与える。印刷部300では与えられるパ
ルスに応答して高速駆動されて、紙面上にドットインパ
クト方式で文字を印字する。
第2図は、前掲第1図に示されるRAM230の記憶領域の
概略構成図である。
図示されるようにRAM230はアドレス$0000からアドレ
ス$00FFまでで示される記憶領域を含み、その内訳とし
て、アドレス$0010からアドレス$00F0で示される記憶
領域M1およびアドレス$00FFで示される記憶領域M2を含
む。
前記記憶領域M1には、上位のコントロールユニットか
ら与えられた印字データ230aおよび現在の印刷状況、す
なわち何桁目のどのドットまで印字されているかという
情報を含むプリント印字情報230bが記憶される。前記印
字データ230aおよびプリント印字情報230bは、CPU210に
より印刷部300の印字状況の進行に従ってデータ更新さ
れる。
前記記憶領域M2には、前述した印字データ230aおよび
プリント印字情報230bのサム値230cが記憶されるが、サ
ム値230cは電源250の電圧供給遮断直後にCPU210によっ
て算出されて記憶される値である。なお、記憶領域M2は
記憶領域M1の外に設けられて、サム値230cは印字データ
230aおよびプリント印字情報230bとは区別して記憶され
る。
以上のようにしてRAM230に印刷装置100の印刷状況を
示すデータが記憶されるが、一旦電源250からの電圧供
給が遮断されてRAM230に電圧供給されなくなると、電源
250からの電圧供給期間中に充電されたコンデンサ231の
放電が開始されて、RAM230にはコンデンサ231により補
助電圧が供給されるので短期間であればその記憶された
データ内容を維持し続けることができる。したがって、
コンデンサ231の静電容量に依存した前記補助電源供給
期間はその記憶されたデータ内容の信頼性は保証される
が、それ以降においてはその記憶されたデータ内容の信
頼性は著しく低下し保証されない。
第3図(a)は、本発明の一実施例の電源250からの
電圧供給遮断に応じて開始される印刷装置100の動作を
示す概略処理フロー図である。
第3図(b)は、第3図(a)の電圧供給遮断直後の
電圧供給回復に応じて開始される印刷装置100の動作を
示す概略処理フロー図である。
第3図(a)および(b)に示される処理フローはプ
ログラムとして予めROM220に記憶されてCPU210の割込制
御により起動がかけられて実行開始される。
つまり、CPU210は電源250の電源異常時に出力される
割込要求信号を受信すると、割込肯定信号を割込要因
側、すなわち電源250に出力する。応じて要因側は割込
肯定信号を受信し、これを確認すると前記割込要求信号
出力を停止する。以降CPU210の割込要求信号受信に基づ
く割込処理が実行される。
さて、今、印刷装置100は通常の印刷動作が継続され
ていて、突然電源250からの電圧供給遮断が発生して、
その後、電圧供給遮断状態から回復して再度、通常の印
刷動作に戻るように処理されると想定する。
まず、第3図(a)のステップS10(図中では、S10と
略す)において、CPU210は電源250から電圧供給が遮断
されたことを知らせる電断検出信号(Power Fail信号:
以下、信号PFと略す)が信号レベル“HIGH"で検出され
るか否か判別する。つまり、CPU210は信号PFが信号レベ
ル“HIGH"で検出されない間は、ステップS10の判別処理
を繰返すが、信号PFが信号レベル“HIGH"で検出される
と次のステップS20の処理に分岐する。
以上のようにして、CPU210が信号PFの信号レベル“HI
GH"入力を割込要求信号として受付けて、ステップS20以
降の処理を実行開始するようにする。
まず、ステップS20において印刷動作を停止する。
つまり、印字データ230aはRAM230に記憶されている訳
であるが、CPU210はRAM230に記憶される印字データ230a
を電源250からの電圧供給遮断時の状態を維持するため
に、RAM230へのデータ入出力動作を一斉に停止するよう
に制御する。このとき、電源250からの電圧供給が絶た
れたことにより印刷部300の印刷動作も中断される。
その後、ステップS30の処理においてCPU210のスタッ
ク内に記憶されていたデータ(プリント印字情報230bに
含まれる)をRAM230の記憶領域M1に記憶する。
次に、ステップS40の処理において、前述のステップS
30の処理終了を受けてRAM230の記憶領域M1に記憶される
印字データ230aおよびプリント印字情報230bのデータの
総和を算出する。つまり、電源250からの電源供給遮断
直前に上位のコントロールユニットから伝送されてRAM2
30に記憶された2行分の印字データ230aおよび電圧供給
遮断直前に前記印字データ230aは何桁目の何ドットまで
印字終了していたかのプリント印字情報230bのデータの
サム値が算出される。
次にステップS50の処理において、前述のステップS40
の処理で求められたサム値に(AA)を加算した値をRA
M230の記憶領域M2のアドレス$00FFにサム値230cとして
記憶する。
なお、電源250からの電圧供給が遮断されても、その
後の一定の短期間(コンデンサ231の静電容量に依存す
る期間)であればRAM230内に記憶されるデータ内容は維
持できる。
以上のようにして電圧供給遮断に応答したCPU210の割
込処理が実行されることにより、サム値230cが算出され
て記憶される。
次に前記電源断直後の電源250からの電圧供給回復に
より実施される処理について説明する。
電源250からの電圧供給が回復すると、第3図(b)
の処理がCPU210により実行開始される。
CPU210は電源250から電圧供給開始の旨の信号をステ
ップS100において受信すると、ステップS200以下に示さ
れる処理を実行する。
まず、ステップS200において電圧供給回復時のRAM30
の記憶領域M1内に記憶されるデータの総和を算出して、
これに第3図(a)のステップS50と同様にして(AA)
を加算して、この値を電圧供給回復後のサム値として
CPU210内のレジスタに一時的に記憶しておく。
次にステップS300およびステップS400においてRAM230
内のアドレス$00FFから読取った電圧供給遮断時のサム
値230cと、前述のステップS200で求められてレジスタに
一時記憶された電圧供給回復時のサム値とを比較照合す
る。
さて、ステップS400の比較判別処理において電圧供給
遮断時のサム値230cと電圧供給回復時のサム値とが比較
照合されて、両サム値が等しければステップS500の処理
に分岐するが、両値が等しくなければステップS600以降
の処理に分岐する。
ステップS500の処理においては、前述のステップS400
での比較照合結果を受けて、RAM230に記憶されていたプ
リント印字情報230bをCPU210のスタックに戻して、電圧
供給遮断直前からの印刷処理を続行する。つまり、CPU2
10はスタックに戻されたプリント印字情報230bに基づい
てRAM230内の印字データ230aを処理する。このようにし
て処理された印字データ230aは印刷部300に与えられ
て、印刷部300における印刷動作が電圧供給遮断直前の
状態から継続されるように制御される。したがって、印
刷される文字は、電圧供給遮断直前の文字に続いて印字
出力されることになる。
一方、ステップS400の処理において両サム値が等しく
なければ、ステップS600の処理に分岐して、CPU210は印
刷部300を、電源250からの電圧供給遮断があったことを
知らせるPFマーク(たとえば、マーク“*PF*”など)
を印字するように制御する。印刷部300は印刷用紙に前
記PFマークを印字するので、ユーザーは印字されたPFマ
ークを見て印刷処理中に電圧供給遮断があったことを知
ることができる。
その後、次のステップS700の処理において、CPU210は
RAM230の記憶領域M1をクリア(初期化)して、上位のコ
ントロールユニットに対して印字データ230aの再送信を
要求する旨の信号を出力する。前記再送信要求信号を受
信したことに応答して、コントロールユニット側は、再
度電圧供給遮断時にRAM230に記憶されていた印字データ
230aを伝送するように動作する。このようにして再送信
された電圧供給遮断時の印字データ230aはRAM230の記憶
領域M1に再び記憶される。このようにして再送信された
印字データ230aは、CPU210に制御されてステップS800の
処理において印刷部300を介して再度ドットプリント出
力される。
以上のようにしてステップS400の判別処理で両サム値
が等しければ、RAM230に記憶されるデータ内容は電源25
0からの電圧供給遮断期間の前後において一致してい
る、すなわちコンデンサ231放電によるバックアップ電
源によってRAM230に記憶されるデータ内容は保護されて
いたと判断されて、電圧供給遮断直前の印字から継続し
て印刷動作するようにしている。
反対に、S400の判別処理で両サム値が一致しなけれ
ば、RAM230に記憶されるデータ内容は電圧供給遮断期間
に破損され、その信頼性は保証されないと判断されて、
電圧供給遮断直前の印字データ230aを再度印刷出力する
ように動作している。
なお、電源250からの電圧供給遮断期間にRAM230内の
記憶領域がクリアされてしまうこと、ならびに偶然にも
記憶領域M1のデータのサム値が0になることを考慮し
て、上述のようにして記憶領域M1のデータの総和に(A
A)を加算した値をサム値230cとする安全対策を採る
ようにする。
以上のように、電源断時の電源供給のためのバックア
ップ機能動作が短時間に限定される印刷装置において
は、電圧供給遮断発生時の印字データを記憶するRAM230
のデータのサム値と、直後の電圧供給回復時に求められ
るRAM230のデータのサム値とを比較照合することで、前
記バックアップ機能動作によりRAM230がバックアップさ
れていたかどうか、すなわち記憶されていたデータ内容
が保護されていたかどうかを容易に確認できる。
[発明の効果] 以上のように、印字データが記憶される記憶媒体に電
源からの電圧供給遮断時から一定期間にわたって補助用
電源からの電圧が供給される印刷装置によれば、前記印
字データの記憶状態について電圧供給遮断直前の状態
と、直後の電圧供給回復時の状態とを比較して、前記補
助用電源により前記記憶状態が前記電圧供給遮断期間に
わたって保護されていたか否かを容易に判断できる。し
たがって、電源からの電圧供給遮断からの回復時におい
て印字動作を継続するか否か、容易に決定できるという
効果がある。前記効果より電源からの電圧供給回復後は
電圧供給遮断前に印刷されていたものと同じデータを無
条件に再印刷するというような無駄が省け、さらに前記
判断に基づけば電圧供給遮断があってもその回復後には
電圧供給遮断時の印字から継続して印刷でき効率的であ
るという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の印刷装置の機能構成を示
す概略図である。第2図は、第1図に示されるRAMの記
憶領域の概略構成図である。第3図(a)は、本発明の
一実施例の電源からの電圧供給遮断に応じて開始される
印刷装置の動作を示す概略処理フロー図である。第3図
(b)は、第3図(a)の電圧供給遮断直後の電圧供給
回復に応じて開始される印刷装置の動作を示す概略処理
フロー図である。 図において100は印刷装置、200は制御部、210はCPU、23
0はRAM、231はコンデンサ、250は電源、300は印刷部、M
1およびM2は記憶領域、230aは印字データ、230bはプリ
ント印字情報および230cはサム値を示す。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字データを記憶する記憶媒体を備え、電
    源から供給される電圧が遮断されたことに応じて補助電
    源から電圧が供給される印刷装置において、 前記電源から供給される電圧が遮断されたことを検出す
    る電源断検出手段と、 前記電源断検出手段により前記電圧遮断が検出されたこ
    とに応じて、前記記憶媒体に記憶される印字データの総
    和を算出する第1の算出手段と、 前記第1算出手段により算出された総和を前記記憶媒体
    に記憶する記憶手段と、 前記電源からの電圧供給が遮断された後の電源回復を検
    出する電源回復検出手段と、 前記電源回復検出手段により電源回復が検出されたこと
    に応じて、前記記憶媒体に記憶されている印字データの
    総和を算出する第2の算出手段と、 前記第1の算出手段により算出された総和と前記第2の
    算出手段により算出された総和とを比較して前記電圧遮
    断期間に前記記憶媒体に記憶される印字データが保護さ
    れていたか否かを判別する手段とを備え、 前記判別する手段により保護されていたと判別した場合
    は、前記記憶媒体に記憶されている前記電圧遮断直前の
    印字データを印字することなく継続して印字を行ない、 前記判別する手段により保護されていなかったと判別し
    た場合は、前記記憶媒体に記憶されている前記電圧遮断
    直前の印字データから印字することを特徴とする、印刷
    装置。
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