JP3038325B2 - ルアー - Google Patents

ルアー

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JP3038325B2 JP9356809A JP35680997A JP3038325B2 JP 3038325 B2 JP3038325 B2 JP 3038325B2 JP 9356809 A JP9356809 A JP 9356809A JP 35680997 A JP35680997 A JP 35680997A JP 3038325 B2 JP3038325 B2 JP 3038325B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部において移動
可能な錘を内蔵するルアーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ルアー本体の中空内部において比
重の大きい錘を長手方向に移動可能に設けたルアーとし
ては、実用新案登録第3016316号公報に開示され
る技術があった。この技術の内容は、「釣り具用おもり
を備えたルアーであって、ルアー本体の内部に形成され
たおもり収納室にはおもりが移動可能に内設され、前記
おもりは、比重が大きくかつ耐食性に富む材料であるタ
ンタルより形成されていることを特徴とする・・・」も
のであった。具体的には、中空のルアー内部にさらに中
空のおもり収納室を設け、このおもり収納室の内部にタ
ンタルで構成されているおもりを入れたものであって、
球状に構成したおもりはおもり収納室内において移動が
自在であるが、このおもり収納室は、ルアー本体の長手
方向に沿って設けられており、その結果として、おもり
はルアー本体の長手方向にのみ移動可能となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
技術は、単にルアー本体内部におもり収納室を設けて球
状のおもりを内設したにすぎず、球状に構成したおもり
は、収納室内において自在に移動できるものであること
により、ルアー本体が水中における姿勢に応じておもり
が簡単に移動することとなり、水中における最適な姿勢
を維持させることは難しかった。即ち、上記球状のおも
りは、おもり収納室の底面を転動するため、おもり収納
室底面の傾斜によって当該おもりは容易に頭部又は尾部
へ移動することとなり、ルアー本体が水中において揺れ
る場合、当該おもりはルアー本体の頭部と尾部との間を
往復することとなるのである。
【0004】従って、頭部付近にリップと呼ばれる抵抗
板を備えたいわゆるリップルアーにおいて、リーリング
による水の抵抗をリップに作用させ、ルアーの頭部が全
体的に若干下方に位置する場合は何ら問題ないものの、
急激な水の流れや荒れた波などによって、ルアー本体が
水中における姿勢を維持できない場合には、おもりの位
置が安定せず、おもりを中心にリップに受けた水の抵抗
力によって微妙に振動するリップルアーが十分な機能を
果たせないこととなるものであった。
【0005】本発明は、上記諸点にかんがみ、ルアー本
体内部を移動可能であるとともに、比重の大きい錘の位
置を維持することができるように構成したルアーを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、長手方向に移
動する錘を内蔵するルアーであって、ルアー本体の内部
に錘が長手方向へ移動するための移動室を設け、この移
動室内の幅をほぼ一定にすべく内部側壁を部分的に突出
させ、移動室底面の所望の箇所に錘を係止できる係止溝
を設け、タングステンによって比較的短尺な略円柱状に
錘を構成するとともに、この錘が移動室底面上を転動す
るように軸線を横向きにして内蔵されてなることを特徴
とするルアーを要旨とする。
【0007】また、本発明は、長手方向に移動する錘を
内蔵するルアーであって、ルアー本体の内部に錘が長手
方向へ移動できる程度の中空部を設け、この中空部内の
幅をほぼ一定にしつつ錘の移動を規制すべく規制溝を構
成するように内部側壁を二列に突出させ、かつ、上記規
制溝の所望の箇所に中空部底面へ向けて折曲する折曲部
を設け、タングステンによって略円柱状の錘本体と上記
規制溝を通過する軸部とを構成するとともに、この軸部
が規制溝内において転動可能に内蔵してなることを特徴
とするルアーをも要旨とする。
【0008】そして、前記係止溝又は前記折曲部が、ル
アー本体のほぼ中央に設けられ、単一の錘を内蔵してな
るのが好ましい。
【0009】そして、前記ルアー本体が、その頭部にリ
ップを有するリップルアー本体であるのが好ましく、前
記タングステンによる錘が、長尺な円柱状のタングステ
ン材料を突切り加工により成形するのが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本実施形態は、図1に示すよう
に、ルアー1に関するものであって、このルアー1は頭
部2の先端にリップ3を有するリップルアーとよばれる
ものである。このリップルアーは、水中におけるリーリ
ングによりリング4をよって引っ張るとき、リップ3が
水の抵抗を受けることとなり、微妙な振動をしながら頭
部2を下向きにして進行するものである。このような進
行の際、上記振動を容易に生じさせるためには、内蔵す
べき錘はルアー本体1のほぼ中央に配置されることが望
ましく、その錘を中心にして頭部2及び尾部5が左右に
揺動できるように構成するのである。さらに、上記の錘
を単一の小型のものにすることによって、振動の中心を
一点に集中させることができるのである。また、キャス
ティング(遠投)の際には、飛行中のルアー本体1が、
その長手方向を飛行方向に一致させることによって、空
気抵抗を受けずに安定して遠くまで投げることができ、
そのためにはルアー本体1の重心が尾部5に近接させて
おくのが望ましいのである。
【0011】そこで、本実施形態は、キャスティングの
際の重心の位置と、リーリングの際の重心の位置とを異
ならしめるために、錘を移動可能に内蔵してなるもので
あって、図2(a)に示すように、ルアー本体1の内部
には尾部5からほぼ中央6に至る範囲(ルアー本体の長
手方向)に移動室7が構成されており、この移動室7
は、ルアー本体1の他の中空部分とは隔てられている。
そして、この移動室7には、図2(b)及び(c)に示
すように、ルアー本体1の両側内壁から移動室7に沿っ
て板状の突出片8,9が設けられており、移動室7の幅
を均一にしている。従って、移動室7に肉厚の薄い(比
較的短尺な)円柱状の錘10を内蔵するとき、移動室7
の幅が錘10の軸線を横向きに維持させることができる
のである。また、上記の移動室7のうち、ルアー本体1
のほぼ中央6に位置する箇所には、上記錘10を係止で
きる係止溝11が設けられており、この位置まで移動し
た錘10が係止溝11の内部に係止されることによっ
て、錘10は移動室7の内部を容易に移動できなくなる
のである。なお、移動室7は、図2(c)に示すよう
に、ルアー本体1の左右の内部壁面から突出する遮蔽板
12,13とルアー本体1の内部底面14とで構成され
ており、左右対照に成形されるプラスチック製の両半身
1a,1bをルアー本体1の外側周辺15,16を固着
するとき、上記遮蔽板12,13の端縁が近接して隔壁
となるのである。また、同様に突出片8,9も、両端縁
が対向するように配置されることとなる。
【0012】上記のように、係止溝11に錘10が係止
された状態のルアー本体1は、図3(a)に示すよう
に、ルアー本体1の重心がほぼ中央6に集中することと
なるので、頭部2に左右方向へ往復する力が作用する
(振動する)場合、ほぼ中央6を支点にしてルアー本体
1が揺動することとなる。このような揺動は、ほぼ中央
6から離れた位置に他の錘を存在させないために、ほぼ
中央6から離れた場所における錘の慣性が作用せず、機
敏に揺動させることができるのであり、従って、生の餌
である小魚が機敏に泳ぐ姿に似せることができる。しか
も、内蔵する錘10はタングステンによって構成されて
おり、比重が19.3であるため、必要な重さを得ると
きの体積を小さくすることができるので、上記の重心を
さらに集中させることができ、一層機敏な揺動を得るこ
とができるものである。このようなタングステンによる
錘は、図3(b)に示すように、予め長尺な円柱状のイ
ンゴット20を製造しておき、これを突っ切り加工する
ことによって短尺な円柱状の錘10を得るのである。な
お、突っ切り加工の際に短縁を面取りすることも可能で
ある。
【0013】次に、ルアー本体1に内蔵された錘10に
ついて説明すると、図4(a)に示すように、円柱状の
錘10は軸線を横向きにして内蔵されているので、ルア
ー本体1の内部底面14を自由に転動できるのであり、
図示のように、頭部2が下側となるようにルアー本体1
が傾いたとき、内部底面14も傾斜するので、錘10は
中央6に向かって転動し、係止溝11によって係止され
ることとなる。係止された錘10は、上記係止溝から容
易に出ることができず、尾部5が頭部2よりも多少上昇
したとしても錘10の位置は変動しないものである。ま
た、一旦は係止溝11によって係止された錘10であっ
ても、図4(b)に示すように、頭部2を上にしてルア
ー本体1の長手方向を上下にすれば、錘10は係止溝1
1から出すことができるとともに、尾部5まで移動させ
ることができる。
【0014】従って、使用に際しては、まず、図4
(b)に示すように、錘10を尾部5まで移動させてお
き、この状態を維持しつつキャスティングを行うのであ
る。これにより、図5(a)に示すように、ルアー本体
1の重心は尾部5に集中し、飛行中のルアー本体1は、
尾部5を先頭にしてルアー本体1の軸線方向が飛行方向
に一致することとなり、空気の抵抗を少なくして遠くま
で投げることができる。このキャスティングのとき、ル
アー本体1はライン17に取り付けられる頭部2を上に
して垂下されるので、必然的に錘10は尾部5に移動す
ることとなり、しかも、キャスティングは釣り竿(図示
せず)を操作して行うので、錘10の位置を意識するこ
となく上記の飛行を実現できるのである。次に、着水し
たルアー本体1は、図5(b)に示すように、リーリン
グによりライン17を引っ張ることによってリング4を
引き寄せ、ルアー本体1を前進させることができるので
あり、この前進によって、リップ3の前側表面は水の抵
抗を全面に受け、当該リップ3の角度に沿って斜め下方
に進行することとなる。このとき、ルアー本体1は頭部
2を下側にして傾斜することとなるので、錘10はルア
ー本体1の中央6に向かって移動することとなる。そし
て、係止溝11によって係止された錘10は、ルアー本
体1が激しく振動する場合や尾部5を下側にして傾斜す
る場合であっても、係止溝11から他へ移動することが
なく、リーリングによるルアー1全体を機敏に振動させ
ることができるのである。
【0015】次に、第二の実施形態について説明する。
本実施形態は、図6(a)及び(b)に示すように、ル
アー本体101には長手方向に十分な中空部107が設
けられており、錘110を移動させるべき範囲には、ル
アー本体101の内部壁面から突出する突出片108
a,108bが二列に平行して設けられている。この二
列の突出片108a,108bは、ルアー本体101の
尾部105からほぼ中央106に至る長手方向に設けれ
ており、錘110の移動方向を規制するものである。ま
た、ルアー本体101のほぼ中央106において、両突
出片108a,108bは内部底面114に向かって折
曲しており、この位置で錘110を内部底面114に案
内するように構成されている。そこで、錘110の形状
は、短尺な円柱状の本体110aと、この本体110a
の両端面上に軸線に沿って設けられた細い軸部110
b,110cとで構成されており(図6(c)参照)、
この両軸部110b,110cが、ルアー本体101に
内蔵されるとき、両側に位置する突出片108a,10
8b,109a,109bによる規制溝に挿入される
(図6(b)参照)。従って、上記軸部110b,11
0cが、下側の突出片108b,109bの上を転動す
ることにより錘110の全体が移動できるのである。ま
た、上下の突出片108a,108bが折曲している折
曲部111にも錘110を案内でき(図6(a)参
照)、このとき、錘110はルアー本体101のほぼ中
央106に停止することとなり、前述の第一実施形態と
同様に機敏な揺動を可能にするのである。なお、上記の
ような軸部110b,110cを有する錘110を構成
するには、図6(c)に示すように、予め構成した長尺
なタングステンのインゴット120を突っ切り加工する
前に、周辺を切削加工して軸部程度の丸棒を構成すれば
よく、その後に突切り又は切断して分離させることによ
り、上記形状の錘110を設けることができる。
【0016】次に、第三の実施形態について説明する。
本実施形態は、図7(a)及び(b)に示すように、ル
アー本体201の長手方向に錘210が移動できる移動
室207が設けられており、この移動室207の内側壁
面には突出片208,209が設けられている。この突
出片208,209は、第一実施形態と同様に、移動室
207の幅を均一にするものであり、ルアー本体201
を構成するとき、ルアー本体201の内部において対向
するようになっている。移動室207とその他の部分と
を隔てる遮蔽板212,213も同様に、ルアー本体2
01の内側壁面から突出して設けられ、突出片208,
209のやや上方において対向するようになっている。
上記の移動室207は、ルアー本体201のほぼ中央2
06よりも頭部202に接近する位置まで設けられてお
り、また、内蔵される錘210は、長尺な円柱状のもの
が軸線方向がルアー本体201の長手方向に一致して設
けられている。従って、やや多くの(重い)錘210が
内蔵されているのであり、前述のような機敏な振動はで
きないが、キャスティングの際の飛行姿勢を良好にする
ことができる。
【0017】このようなルアーは、シンキングミノーと
呼ばれる種類であって、リーリングによる機敏な揺動又
は振動は少ないが、水中の深い場所を潜行する場合に使
用されるため、全体を重く構成するものである。そし
て、着水位置から深く潜行させる関係上、キャスティン
グにおいては釣りのポイントよりも遠くにキャストしな
ければならないが、キャスティング時の飛行状態を向上
させることによって実現するものである。上記の錘21
0は、着水後ルアー本体201の頭部202を下にして
傾斜する場合であっても、容易に移動できるものではな
く、ルアー本体201の内側裏面214を摺動しつつ、
徐々に中央206方向へ移動することとなるのである。
これとは逆に、最も頭部202に接近した錘210は、
尾部205へ戻ることが困難となるので、錘210の位
置が固定的となり、ルアー全体201の姿勢を安定させ
ることができるのである。
【0018】本実施形態において示した錘210は、図
7(c)に示すように、予め設けられた長尺な円柱状の
タングステンのインゴット220を適宜長さに突っ切り
加工することによって行われる。なお、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲において、種々なる実施の態様をとるこ
とができることは無論である。例えば、上記の各実施例
はリップルアーを代表的に示しているが、他の種類のル
アーに使用できるものである。この場合、リーリングに
より頭部が下がりながら進行する種類のルアーであれ
ば、リップルアーでなくとも同様の効果を得ることがで
きるものである。また、釣り針の位置や個数又はリング
の位置などは適宜変更可能である。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明は、長手方向に移
動する錘を内蔵するルアーであって、ルアー本体の内部
に錘が長手方向へ移動するための移動室を設け、この移
動室内の幅をほぼ一定にすべく内部側壁を部分的に突出
させ、移動室底面の所望の箇所に錘を係止できる係止溝
を設け、タングステンによって比較的短尺な略円柱状に
錘を構成するとともに、この錘が移動室底面上を転動す
るように軸線を横向きにして内蔵されてなることを特徴
とするルアーを要旨とするので、キャスティング(遠
投)の際には、釣り糸が連結される頭部とは逆の尾部に
近接する位置に錘を移動させることができ、キャスティ
ング時の飛行姿勢を良好にすることができる。また、着
水後のリーリングなどによって水中を進行させるとき、
錘が移動室内を移動し、係止溝内によって一旦係止され
ると、激しい振動などによっても錘の位置を一箇所に維
持することができ、最適な場所に上記係止溝を設けるこ
とにより、機敏な動きを実現できることとなる。
【0020】また、本発明は、長手方向に移動する錘を
内蔵するルアーであって、ルアー本体の内部に錘が長手
方向へ移動できる程度の中空部を設け、この中空部内の
幅をほぼ一定にしつつ錘の移動を規制すべく規制溝を構
成するように内部側壁を二列に突出させ、かつ、上記規
制溝の所望の箇所に中空部底面へ向けて折曲する折曲部
を設け、タングステンによって略円柱状の錘本体と上記
規制溝を通過する軸部とを構成するとともに、この軸部
が規制溝内において転動可能に内蔵してなることを特徴
とするルアーをも要旨とするので、錘が規制溝に沿って
移動できるとともに、当該錘が規制溝の折曲部において
移動方向を変化したとき、長手方向への移動は制限され
ることとなるから、水中のルアー本体内の錘を一箇所に
維持させることができる。この場合、錘の移動室を構成
しないので、ルアーの本体内部に多くの中空部を有しな
い場合や、ルアー全体が小型である場合などであって
も、移動可能な錘を内蔵することができる。
【0021】そして、前記係止溝又は前記折曲部が、ル
アー本体のほぼ中央に設けられ、単一の錘を内蔵してな
るのであれば、単一の錘の位置をルアー本体の重心とす
ることができ、しかも、その錘を係止するとき、又は、
折曲部において移動を制限するとき、上記係止等を確実
に行うことができ、簡単にルアー本体の重心を所望の位
置へ移動させることができる。
【0022】
【0023】そして、前記ルアー本体が、その頭部にリ
ップを有するリップルアー本体であれば、着水後に水中
を進行するルアー本体は、リップが水の抵抗を受けるこ
とによって振動することとなるが、その際、錘の存在す
る位置に重心が集中しているので、この錘を中心にルア
ー全体が揺動(振動)することとなり、しかも、上記の
重力が一点に集中しているので、ルアーの本体が揺動し
やすくなり、この揺動(振動)は機敏なものとなる。ま
た、前記タングステンによる錘が、長尺な円柱状のタン
グステン材料を突切り加工により成形すれば、タングス
テンによる比較的短尺な円柱状の錘や、軸部を有する錘
を容易に成形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施形態の斜視図である。
【図2】(a)はIIA−IIA断面図、(b)はII
B−IIB断面図、(c)はIIC−IIC断面図であ
る。
【図3】(a)はルアー本体が揺動(振動)する状態の
説明図であり、(b)は錘の加工状態を示す説明図であ
る。
【図4】錘の状態を示す説明図である。
【図5】使用の態様を示す説明図である。
【図6】第二の実施形態の説明図である。
【図7】第三の実施形態の説明図である。
【符号の説明】
1,101,201 ルアー本体 2,102,202 頭部 3,103,203 リング 4,104,204 リップ 5,105,205 尾部 6,106,206 中央 7,207 移動室 8,9,108,109,208,209 突出片 10,110,210 錘 11 係止溝 12,13,212,213 遮蔽板 14,214 内部底面111 折曲部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に移動する錘を内蔵するルアー
    であって、ルアー本体の内部に錘が長手方向へ移動する
    ための移動室を設け、この移動室内の幅をほぼ一定にす
    べく内部側壁を部分的に突出させ、移動室底面の所望の
    箇所に錘を係止できる係止溝を設け、タングステンによ
    って比較的短尺な略円柱状に錘を構成するとともに、こ
    の錘が移動室底面上を転動するように軸線を横向きにし
    て内蔵されてなることを特徴とするルアー。
  2. 【請求項2】 長手方向に移動する錘を内蔵するルアー
    であって、ルアー本体の内部に錘が長手方向へ移動でき
    る程度の中空部を設け、この中空部内の幅をほぼ一定に
    しつつ錘の移動を規制すべく規制溝を構成するように内
    部側壁を二列に突出させ、かつ、上記規制溝の所望の箇
    所に中空部底面へ向けて折曲する折曲部を設け、タング
    ステンによって略円柱状の錘本体と上記規制溝を通過す
    る軸部とを構成するとともに、この軸部が規制溝内にお
    いて転動可能に内蔵してなることを特徴とするルアー。
  3. 【請求項3】 前記係止溝又は前記折曲部が、ルアー本
    体のほぼ中央に設けられ、単一の錘を内蔵してなる請求
    項1又は2記載のルアー。
  4. 【請求項4】 前記ルアー本体が、その頭部にリップを
    有するリップルアー本体である請求項1ないし3のいず
    れかに記載のルアー。
  5. 【請求項5】 前記タングステンによる錘が、長尺な円
    柱状のタングステン材料を突切り加工により成形してな
    る錘である請求項1ないし3のいずれかに記載のルア
    ー。
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