JP3225743U - 釣り用リップ付きルアー - Google Patents

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加藤 誠司
誠司 加藤
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株式会社ジャッカル
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【課題】キャスト時の飛距離に優れた釣り用リップ付きルアーを提供すること。【解決手段】ルアー1は前方に突出したリップ3を備える。リップ3は、リップ3の左右方向の両端部に形成されるとともにリップ3の左右方向の中間部4の上面に対して上側に屈曲した屈曲端部5、5を有している。【選択図】図1

Description

本考案は釣り用のリップ付きルアーに関する。
ルアーフィッシングに用いられるルアーとして、リップ付きのもの(例:リップ付きプラグルアー)が知られている(例えば特許文献1、2参照)。
このリップ付きルアーでは、ボディーと呼ばれるルアー本体の前部(頭部)にリップが前方に突出して設けられている。このルアーによれば、ルアーを水中へキャストしてリーリングすると、リップの上面が水の抵抗を受けることでルアーが恰も魚が泳いでいるように左右に揺れながら水中や水面を移動し、釣りたい魚を誘引する。
特開2017−127236号公報 特開2018−143224号公報
このようなリップ付きルアーを用いて魚を釣る場合、一般にルアーは釣りたい魚がいそうな場所やその近傍にキャストされるが、このキャストポイントが遠い場合、ルアーにはキャスト時にルアーがキャストポイントに到達するように飛距離が要求される。
そこで本考案は、キャスト時の飛距離に優れた釣り用リップ付きルアーを提供することを目的とする。
本考案は以下の手段を提供する。
1) 前方に突出したリップを備え、
前記リップは、前記リップの左右方向の両端部に形成されるとともに前記リップの左右方向の中間部の上面に対して上側に屈曲した屈曲端部を有している釣り用リップ付きルアー。
2) 前記リップの前記中間部の上面が略平坦状に形成されている前項1記載の釣り用リップ付きルアー。
3) 前記リップの形状は、前記リップの中心軸線を通る鉛直面に対して左右対称形状であり、
前リップの前記中間部の上面が前記リップの突出方向の全体に亘って略平坦状に形成されており、
前記リップの前記両屈曲端部は、前記リップの前記両端部に、前記リップの左右両側縁部に沿って前記リップの先端から基端方向に連続的に形成される一方、前記リップの前記両端部における前記リップの基端から基端近傍までの部分には形成されていない前項1又は2記載の釣り用リップ付きルアー。
本考案は以下の効果を奏する。
前項1では、リップがリップの左右方向の中間部に対して上側に屈曲した屈曲端部を有することにより、キャストされたルアーの飛距離を長くすることができる。
前項2では、リップの左右方向の中間部の上面が略平坦状に形成されていることにより、リーリング時にルアーが確実に左右に揺れるようなり、そのため、釣りたい魚を誘引するのに効果的なルアーアクションを確実に得ることができる。
前項3では、キャスト時にルアーの飛距離を確実に長くすることができるし、キャスト時のルアーのコントロール性能が向上するし、さらに、リーリング時にルアーが適度に左右に揺れるようになるため、効果的なルアーアクションを確実に得ることができる。
図1は本考案の一実施形態に係る釣り用ルアーの斜視図である。 図2は同ルアーの側面図である。 図3は同ルアーの平面図である。 図4は同ルアーの正面図である。 図5は図3中のA−A線断面図である。
本考案の好ましい一実施形態について図面を参照して以下に説明する。
本実施形態に係る釣り用リップ付きルアー1は、図1〜4に示すように、リップ付きプラグルアーとも呼ばれているものであり、ルアー本体(ボディー)2とルアー本体2の前部(詳述すると前端部)にルアー本体2に対して突出して固定状態に設けられた略板状のリップ3とを備えている。
ルアー本体2に対するリップ3の突出方向Pは前方であり詳述すると前斜め下方である。すなわち本明細書及び特許請求の範囲では、リップ3の突出方向Pである「前方」の語は前斜め下方をも含む意味で用いられる。
ルアー本体2は、釣りたい魚の餌となる魚を概略的に模した形状のものである。ルアー本体2の材料は限定されるものではなく、具体的にはプラスチック、発泡ウレタン、木などである。ルアー1の所定箇所(例えばルアー本体2の内部)にはルアー1のバランスを取るための錘が配置されていてもよい。
ルアー本体2の所定箇所(具体的にはルアー本体2の後端部及び前後方向の中間部の下部)にはそれぞれフック(図示せず)が接続されるフック接続部としてのフックアイ2aが設けられている。
リップ3はプラスチック等の硬質樹脂製である。ただし、本考案ではリップ3の材料は限定されるものではない。
リップ3及びルアー本体2の形状(即ちルアー1全体の形状)は、図3及び4に示すように。リップ3の突出方向Pに延びる中心軸線(一点鎖線で示す)Cを通る鉛直面に対して左右対称形状である。
さらに、図3に示すように、リップ3の平面視形状は、リップ3の基端からリップ3の突出方向Pの略中間位置までの部分はリップ3の突出方向Pにおいて幅広状に形成されるとともにリップ3の突出方向Pの略中間位置から先端までの部分はリップ3の突出方向において幅狭状に形成されている。
リップ3の左右方向の中間部4の上面は、リップ3の突出方向Pの全体に亘って平坦状に形成されている。
さらに、リップ3の左右方向の両端部には、リップ3の左右方向の中間部4の上面に対して上側(詳述すると斜め上側)に局部的に屈曲した屈曲端部5、5がリップ3の左右両側縁部に沿ってリップ3の先端から基端方向に連続して形成される一方、リップ3の左右方向の両端部におけるリップ3の基端から基端近傍までの部分3aには屈曲端部5が形成されていない。そのため、リップ3の上面におけるリップ3の基端から基端近傍までの部分はリップ3の左右方向の全体に亘って平坦状である。
リップ3の上面におけるリップ3の中心軸線C上には、ライン10(図2中にて二点鎖線で示す)が接続されるライン接続部としてのラインアイ6が上方に若干突出して設けられている。本実施形態では、詳述すると、ラインアイ6はリップ3の突出方向Pにおけるリップ3の上面の中心軸線C上の略中間位置に設けられている。
なお本考案では、ラインアイ6は、その他に、リップ3の上面の中心軸線C上の先端側の位置に設けられていてもよいし基端側の位置に設けられていてもよい。
本実施形態のルアー1によれば、リップ3の左右方向の両端部に屈曲端部5、5が形成されているので、キャストされたルアー1の飛行姿勢が安定して飛距離を長くすることができる。そのため、キャストポイントが遠い場合でもルアー1を当該ポイントにキャストすることができる。
ここで、リップ3の左右方向の両端部に屈曲端部5、5が形成されることによりルアー1の飛距離が長くなる原因については定かではないが、リップ3の左右の両屈曲端部5、5がルアー1のウィングレットとして作用するため(即ちウィングレット効果によるもの)と推測される。
さらに、リップ3の左右方向の中間部4の上面が平坦状であることにより、リーリング時にルアー1が確実に左右に揺れるようなり、そのため、釣りたい魚を誘引するのに効果的なルアーアクションを確実に得ることができる。
これに対して、リップ3全体がリップ3の中心軸線Cを中心に横断面V字状に屈曲しているルアー(図示せず)の場合は、リーリング時にルアーが左右に揺れにくく、そのため効果的なルアーアクションを得にくい。
さらに本実施形態のルアー1によれば、上述したように、リップ3の左右の両屈曲端部5、5は、リップ3の左右方向の両端部に、リップ3の左右両側縁部に沿ってリップ3の先端から基端方向に連続的に形成される一方、リップ3の左右方向の両端部におけるリップ3の基端から基端近傍までの部分3a、3aには形成されていない。これにより、キャストされたルアー1の飛行姿勢が確実に安定して飛距離を確実に長くすることができるしキャスト時のルアー1のコントロール性能が向上し、さらに、リーリング時にはルアー1が適度に左右に揺れるようになるため、効果的なルアーアクションを確実に得ることができる。
この部分3aの長さL1(図3参照)は限定されるものではなく、特に好ましくはリップ3の全長L0に対して10%〜30%の範囲に設定されることがよい。
本実施形態のルアー1の上述した効果を確実に得るためのリップ3の特に好ましい条件は以下のとおりである。
すなわち、図5に示すように、リップ3の左右方向の中間部4の上面に対する左右の両屈曲端部5、5の表面(上面)の屈曲角θは互いに等しく設定されており、更に、各屈曲角θの最大値が14°〜39°の範囲に設定されていることが特に好ましい。なお、同図のルアー1では各屈曲角θの最大値が25°に設定されている。
また、左右の両屈曲端部5、5の表面(上面)に沿う幅W1は互いに等しく設定されており、更に、各幅W1の最大値が当該最大値の位置におけるリップ3の左右方向の中間部4の上面の幅W0に対して10%〜36%の範囲に設定されていることが特に好ましい。
また、図3に示すように、ルアー1の平面視において、リップ3全体の最大幅W2はルアー本体2の最大幅W3に対して80%〜150%の範囲に設定されていることが特に好ましい。
以上で本考案の実施形態について説明したが、本考案では上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲で様々に変更可能である。
本考案は釣り用のリップ付きルアーに利用可能である。
1:ルアー
2:ルアー本体
3:リップ
4:リップの左右方向の中間部
5:リップの屈曲端部
P:リップの突出方向
C:リップの中心軸線
3) 前記リップの形状は、前記リップの中心軸線を通る鉛直面に対して左右対称形状であり、
リップの前記中間部の上面が前記リップの突出方向の全体に亘って略平坦状に形成されており、
前記リップの前記両屈曲端部は、前記リップの前記両端部に、前記リップの左右両側縁部に沿って前記リップの先端から基端方向に連続的に形成される一方、前記リップの前記両端部における前記リップの基端から基端近傍までの部分には形成されていない前項1又は2記載の釣り用リップ付きルアー。

Claims (3)

  1. 前方に突出したリップを備え、
    前記リップは、前記リップの左右方向の両端部に形成されるとともに前記リップの左右方向の中間部の上面に対して上側に屈曲した屈曲端部を有している釣り用リップ付きルアー。
  2. 前記リップの前記中間部の上面が略平坦状に形成されている請求項1記載の釣り用リップ付きルアー。
  3. 前記リップの形状は、前記リップの中心軸線を通る鉛直面に対して左右対称形状であり、
    前リップの前記中間部の上面が前記リップの突出方向の全体に亘って略平坦状に形成されており、
    前記リップの前記両屈曲端部は、前記リップの前記両端部に、前記リップの左右両側縁部に沿って前記リップの先端から基端方向に連続的に形成される一方、前記リップの前記両端部における前記リップの基端から基端近傍までの部分には形成されていない請求項1又は2記載の釣り用リップ付きルアー。
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