JP5313085B2 - ルアー - Google Patents

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本発明は、釣りに用いられるルアーに関する。詳細には、本発明は、重心移動式のルアーに関する。
オオクチバス、ブリ及びその幼魚、スズキ等の大型の魚は、ベイトとして小魚を補食する。これら大型の魚は、フィッシュイーターと称されている。フィッシュイーターを捕獲する手段として、ルアーフィッシングが普及している。ルアーフィッシングでは、ルアーが用いられる。ルアーには、ラインが連結される。キャストによりルアーは空中を飛行し、やがて着水する。ラインが巻かれることで、ルアーは水中を泳ぐ。このルアーをベイトと勘違いしたフィッシュイーターは、ルアーに食いつく。ルアーに取り付けられたフックがフィッシュイーターに刺さり、フィッシュイーターが釣り上げられる。
釣り人が、ルアーを遠方へキャストしたいと望むことがある。前述のように、ルアーは空中を飛行する。飛行時には、ルアーは空気抵抗を受ける。空気抵抗の小さなルアーは、遠方へとキャストされうる。
前述のようにフィッシュイーターは、ルアーをベイトと勘違いすることによりこのルアーに食いつく。フィッシュイーターの勘違いを誘う水中姿勢及びアクションが達成されるルアーが好ましい。
特開2007−209229公報には、重心移動式のルアーが開示されている。このルアーでは、ボディに内蔵された重錘が長手方向に移動しうる。空中を飛行するとき、重錘はテール側に位置する。飛行時のルアーの重心は、テール側にある。このルアーは、テールを先頭にして飛行する。この飛行姿勢における空気抵抗は小さいので、ルアーは遠方へとキャストされうる。着水後、重錘はヘッド側へと移動する。水中では、重錘はヘッド側に保持される。水中でのルアーの重心は、飛行時に比べ、ヘッド側にある。この重心位置は、ルアーの水中姿勢及びアクションに寄与する。このルアーでは、重錘がヘッド側に保持される手段として、磁石が用いられている。段差によって重錘がヘッド側に保持されるルアーも、市販されている。
特開2007−209229公報
ルアーが水中にあるとき、重錘は、ボディの腹側内周面と接している。ボディが前下がりの姿勢となることで、腹側内周面に沿って重錘が移動する。重錘と腹側内周面との摩擦力が大きいとき、重錘の円滑な移動が阻害される。重錘の移動速度が遅いとき、適正な重心位置となるまでの、着水時からの時間が長い。重錘が全く移動しないとき、適正な重心位置が得られず、適正な水中姿勢及びアクションが達成されない。
本発明の目的は、飛距離が大きく、しかも着水時から早期に適正な水中姿勢及びアクションが達成されうるルアーの提供にある。
本発明に係るルアーは、中空であってヘッド及びテールを有するボディと、このボディに内蔵されており長手方向に移動しうる重錘と、このボディに内蔵されたコロとを備える。重錘がテール側にあるとき、コロは重錘とボディの腹側内周面との間に介在する。このコロは、重錘のヘッド側への移動を支援する。
好ましくは、このルアーは、ボディに内蔵されており長手方向に延在するガイドワイヤをさらに備える。重錘は、このガイドワイヤに沿って移動しうる。
好ましくは、重錘は筒状である。ガイドワイヤは、この錘を貫通している。
好ましくは、ルアーは、一対のレールをさらに備える。コロは球状である。レールは、コロの通路を形成する。
コロが、一対のホイールと、このホイールよりも小径であってこのホイールと一体で回転する輪軸とを有してもよい。重錘がテール側にあるとき、ホイールが腹側内周面に当接し、輪軸が重錘と当接する。
本発明に係るルアーでは、コロに支援されて重錘が円滑にヘッド側へと移動する。このルアーでは、着水時から早期に適正な水中姿勢及びアクションが達成されうる。
図1は、本発明の一実施形態に係るルアーがライン及びフックと共に示された説明図である。 図2は、図1のルアーが示された拡大断面図である。 図3は、図2のIII−III線に沿った拡大断面図である。 図4は、図2のIV−IV線に沿った拡大断面図である。 図5(a)は図2のルアーの重錘が示された拡大図であり、図5(b)は図5(a)のB−B線に沿った断面図である。 図6は、図1のルアーの一部が示された断面図である。 図7は、図6のルアーの一部が示された拡大断面図である。 図8は、図1のルアーの一部が示された断面図である。 図9は、図1のルアーの一部が示された断面図である。 図10は、図1のルアーの一部が示された断面図である。 図11は、図10のルアーの一部が示された拡大断面図である。 図12は、図1のルアーの一部が示された断面図である。 図13は、図1のルアーの一部が示された断面図である。 図14は、図13のルアーの一部が示された拡大断面図である。 図15は、図1のルアーの一部が示された断面図である。 図16は、本発明の他の実施形態に係るルアーの一部が示された断面図である。 図17は、図16のXVII−XVII線に沿った拡大断面図である。 図18は、図17のルアーのコロが示された拡大斜視図である。 図19は、図16のルアーの一部が示された断面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1から4に示されたルアー2は、ボディ4、ラインアイ6、3つのフックアイ8、ガイドワイヤ10、重錘12、一対の上レール14、一対の下レール16及びコロ18を備えている。図1には、ライン20及び3つのフック22も示されている。
ボディ4は、ベイトである小魚に類似の外形を有する。典型的には、ボディ4は合成樹脂からなる。好ましい合成樹脂は、ABS樹脂である。ボディ4が金属材料又は木質材料からなってもよい。図2に示されるように、ボディ4は中空である。ボディ4は、メインフレーム24、前プレート26及び後プレート28からなる。メインフレーム24、前プレート26及び後プレート28は、一体に成形されている。ボディ4は、ヘッド27及びテール29を備えている。図2において、右側がヘッド側であり、左側がテール側であり、上側が背側であり、下側が腹側である。ボディ4が、ヘッド側であってかつ腹側に、リップを備えてもよい。
ラインアイ6及びフックアイ8は、金属線が曲げられることによって形成されている。金属線の典型的な材質は、ステンレススチールである。金属線の一部はボディ4に埋設されており、残余の部分はボディ4から露出している。埋設により、ラインアイ6及びフックアイ8がボディ4に固定されている。図1に示されるように、ラインアイ6には、ライン20が連結される。スプリットリングを介して、ラインアイ6にライン20が連結されてもよい。フックアイ8には、スプリットリング30を介して、フックが取り付けられている。
図2に示されるように、ガイドワイヤ10はボディ4に内蔵されている。ガイドワイヤ10は、概して長手方向(ヘッド27とテール29とを結ぶ方向)に延在している。ガイドワイヤ10は、平坦部32、段差部34及び受け部36を有している。受け部36の端は、前プレート26に固定されている。平坦部32の端は、後プレート28に固定されている。段差部34は平坦部32と連続しており、平坦部32よりもヘッド側に位置している。受け部36は段差部34と連続しており、段差部34よりもヘッド側で、かつ平坦部32よりも腹側に位置している。受け部36は、太径部38を備えている。
ガイドワイヤ10は、金属線からなる。ガイドワイヤ10の典型的な材質としては、スチール、ステンレススチール、銅合金及びチタン合金が例示される。金属線の表面に、摩擦力軽減の目的で、表面処理が施されてもよい。
重錘12は、ボディ4に内蔵されている。重錘12の比重は、ボディ4の比重よりも大きい。重錘12の材質としては、鉛、鉛合金、真鍮、タングステン、タングステン合金、スチール及びステンレススチールが例示される。
図5(a)に示されるように、重錘12の後端面40は、その軸方向に対して傾斜している。この傾斜により、重錘12に長尺側42と短尺側44とが形成されている。図5(a)では、長尺側42が短尺側44よりも下方に位置している。図5(b)に示されるように、重錘12の内面は、孔46とスリット48とを備えている。孔46は、前端面50から後端面40まで貫通している。スリット48も、前端面50から後端面40まで貫通している。この重錘12は、筒状である。孔46の中心は、重錘12の中心よりも、図5(b)における下方に位置している。換言すれば、孔46は、重錘12の外周面中心に対して長尺側42に偏心している。スリット48は、孔46から短尺側44に向かって延在している。孔46の内径Dは、太径部38(図2参照)の外径よりも大きい。スリット48の幅Wは、太径部38の外径よりも小さく、かつ段差部34の外径よりも大きい。図3に示される通り、この重錘12を、ガイドワイヤ10が貫通している。
図3に示されるように、一対の上レール14が、所定間隔を隔てて平行に配置されている。それぞれの上レール14はボディ4の内周面から幅方向内向きに突出している。上レール14は、ボディ4に接合されている。上レール14は、ガイドワイヤ10に対して背側にある。図2に示されるように、上レール14は長手方向に延在している。上レール14は、重錘12の背側への移動を規制する。
図4に示されるように、一対の下レール16が、所定間隔を隔てて平行に配置されている。それぞれの下レール16はボディ4の内周面から幅方向内向きに突出している。下レール16は、ボディ4に接合されている。下レール16は、ガイドワイヤ10に対して腹側にある。図2に示されるように、下レール16は長手方向に延在している。
コロ18は、ボディ4に内蔵されている。コロ18は、球状である。コロ18は、金属材料からなる。コロ18が、硬質樹脂からなってもよい。図4に示される通り、コロ18はボディ4の腹側内周面と当接している。コロ18は、一対の下レール16に挟まれている。これら下レール16により、コロ18の背側への移動が規制されている。下レール16は、コロ18の通路を形成している。
図6及び7には、ルアー2の一部が示されている。ルアー2が水中を進行するとき、ヘッド27(又はリップ)が水圧を受けるので、図6に示されるように、ルアー2はテール側よりもヘッド側が下にある姿勢で泳ぐ。従って、ガイドワイヤ10は前下がりである。重錘12は、段差部34よりもヘッド側にある。孔46には、太径部38が通されている。孔46が長尺側42に偏心しているので、重錘12の自重により、長尺側42が背側に位置し、短尺側44が腹側に位置している。後端面40が段差部34に当たることにより、重錘12の後方への移動が阻止されている。
図6に示された状態では、重錘12が段差部34よりもヘッド側にあるので、重心は比較的ヘッド側にある。この重心位置は、水中でのルアー2にとって適正な位置である。重心位置が適正であるルアー2は、水中で適正な姿勢を保つ。重心位置が適正であるルアー2がライン20で引かれると、良好なアクションを起こす。このルアー2は、フィッシュイーターにアピールする。
水中において、ルアー2が一時的に、水平姿勢や、やや前上がりな姿勢となる場合がある。この場合でも、段差部34が、重錘12の後方への移動を阻止する。このルアー2では、適正な重心が保たれる。
リトリーブが終了すると、釣り人はロッドを立てて、ルアー2を水中からピクアップする。ライン20はラインアイ6に連結されており、このラインアイ6はボディ4のヘッド側に位置しているので、図8に示されるようにルアー2が起立する。起立により、まず後端面40の長尺側42が段差部34に当接する。重錘12は、位置エネルギー的に安定な状態へ移行すべく、180°回転する。従って、図9に示されるように、重錘12の長尺側42が腹側に位置し、短尺側44が背側に位置する。この状態では、スリット48が段差部34を通過しうる。図10及び11に、スリット48が段差部34を通過しつつある様子が示されている。段差部34を通過することで、ガイドワイヤ10の平坦部32がスリット48を貫通する。重錘12は、ガイドワイヤ10に沿ってテール側に向かう。重錘12は、図12に示されるように、後プレート28の近くに位置する。
図12に示された状態では、ルアー2の重心は、比較的テール側にある。このルアー2がキャストされると、遠心力と慣性とにより、重錘12がテール側の位置をキープしたまま、ルアー2が飛行する。ルアー2は、テール29を先頭にした姿勢で飛行する。このときの空気抵抗は、小さい。このルアー2では、大きな飛距離が得られる。
キャストされたルアー2は、着水する。着水直後のルアー2の一部が、図13及び14に示されている。前述の通り、重錘12はテール側に位置している。図14に示される通り、重錘12の腹側は、コロ18の背側と当接している。コロ18は、重錘12とボディ4の腹側内周面との間に介在している。重錘12の荷重の一部は、コロ18によって支えられている。
ライン20が引かれることにより、ルアー2は、図15に示されるように、テール側よりもヘッド側が下にある姿勢をとる。この姿勢により、重錘12がガイドワイヤ10に沿ってヘッド側へと移動する。図13と図15との対比から明らかなように、コロ18もヘッド側へと移動する。静止している重錘12が移動し始めるとき、重錘12とガイドワイヤ10との間に大きな摩擦力が働く。重錘12と共にコロ18が移動することにより、この摩擦力が低減される。重錘12は、コロ18に支援されて、円滑にヘッド側へと移動する。
重錘12は、長尺側42が腹側にある状態で、ヘッド側へと移動する。この状態では、スリット48(図5参照)が段差部34を通過しうる。段差部34を通過しつつ、孔46に太径部38が徐々に嵌る。重錘12が段差部34を完全に通過した段階で、孔46に太径部38が完全に嵌る。前述の通り、孔46が長尺側42に偏心しているので、自重によって重錘12が180°回転する。回転により、図6に示された状態に戻る。
このルアー2では、重錘12が筒状なので、球状の重錘を備えた従来のルアーに比べ、重心の移動距離が大きい。このルアー2では、大きな飛距離が得られる。筒状の重錘12は、球状の重錘に比べて移動時の摩擦力が大きいが、コロ18の支援により、重錘12が円滑に移動する。このルアー2では、重錘12がテール側に停留しにくい。このルアー2では、着水後の早期に重錘12が移動し、ヘッド側の重心が達成される。このルアー2では、着水後の早期に、適正な姿勢とアクションとが得られる。
図16及び17には、本発明の他の実施形態に係るルアー52が示されている。このルアー52は、コロ54、ボディ56、重錘12、ガイドワイヤ10、一対の上レール14及び一対の下レール58を備えている。ガイドワイヤ10、重錘12及び上レール14の構成は、図1に示されたルアー2のそれらと同等である。図示されていないが、このルアー52も、図1に示されたルアー2と同様のラインアイ6及びフックアイ8を備えている。
図18に示される通り、コロ54は一対のホイール60と輪軸62とからなる。これらホイール60と輪軸62とは、一体的に成形されている。ホイール60の直径D2は、輪軸62の直径D3よりも大きい。コロ54は、金属材料からなる。コロ54が、硬質樹脂からなってもよい。
図17に示される通り、ボディ56は、腹側内周面に、一対の溝64を備えている。これらの溝64は、所定間隔を隔てて平行に配置されている。それぞれの溝64は、長手方向に延在している。この溝64に、ホイール60が嵌っている。換言すれば、ホイール60は腹側内周面に当接している。
一対の下レール58が、所定間隔を隔てて平行に配置されている。それぞれの下レール58はボディ56の内周面から幅方向内向きに突出している。下レール58は、ボディ56に接合されている。下レール58は、ガイドワイヤ10に対して腹側にある。下レール58は長手方向に延在している。下レール58は、垂下部66を備えている。この垂下部66により、溝64からのホイール60の脱輪が阻止されている。
このルアー52でも、重錘12がガイドワイヤ10に沿って長手方向に移動しうる。重錘12がヘッド側にあるとき、ルアー52の重心位置はヘッド側である。重錘12がヘッド側にあるとき、ルアー52は適正な姿勢及びアクションを伴って泳ぐ。重錘12がテール側にあるとき、ルアー52の重心位置はテール側である。重錘12がテール側にあるとき、キャストによって大きな飛距離が得られる。
図16及び17には、着水した直後のルアー52が示されている。重錘12は、最もテール側に位置している。図17に示されるように、重錘12の腹側は、コロ54の輪軸62と当接している。コロ54は、重錘12とボディ56の腹側内周面との間に介在している。重錘12の荷重の一部は、コロ54によって支えられている。
ライン20が引かれることにより、ルアー52は、図19に示されるように、テール側よりもヘッド側が下にある姿勢をとる。この姿勢により、重錘12がガイドワイヤ10に沿ってヘッド側へと移動する。図16と図19との対比から明らかなように、コロ54もヘッド側へと移動する。静止している重錘12が移動し始めるとき、重錘12とガイドワイヤ10との間に大きな摩擦力が働く。重錘12と共にコロ54が移動することにより、この摩擦力が低減される。重錘12は、コロ54に支援されて、円滑にヘッド側へと移動する。
図13及び15に示されたルアー2では、コロ18の直径がDであるとき、コロ18の1回転によってボディ4に対してコロ18が進む距離L1は、下記の数式で算出される。
L1 = D * π
一方、コロ18の1回転によってコロ18に対して重錘12が進む距離L2は、下記の数式で算出される。
L2 = D * π
コロ18の1回転によってボディ4に対して重錘12が進む距離L3は、下記の数式で算出される。
L3 = L1 + L2
= 2 * D * π
コロ18の移動距離L1に対する重錘12の移動距離L3の比Rは、下記の数式で算出される。
R = L3 / L1
= 2
図16から19に示されたルアー52では、コロ54の1回転によってボディ56に対してコロ54が進む距離L1は、下記の数式で算出される。
L1 = D2 * π
一方、コロ54の1回転によってコロ54に対して重錘12が進む距離L2は、下記の数式で算出される。
L2 = D3 * π
コロ54の1回転によってボディ56に対して重錘12が進む距離L3は、下記の数式で算出される。
L3 = L1 + L2
= (D2 + D3) * π
コロ54の移動距離L1に対する重錘12の移動距離L3の比Rは、下記の数式で算出される。
R = L3 / L1
= (D2 + D3) / D2
前述の通り、図16から19に示されたルアー52では、ホイール60の直径D2は、輪軸62の直径D3よりも大きい。従って、比Rは2よりも小さい。例えば、直径D2が直径D3の4倍であるとき、比R2は1.25である。この比R2は、図13及び15に示されたルアー2の比R2に比べて小さい。
図16から19に示されたルアー52では、比R2が小さいので、重錘12の移動中、1つのコロ54が長距離にわたって重錘12の移動を支援しうる。このルアー52では、重錘12が極めて円滑に移動しうる。
重錘12の円滑な移動の観点から、ホイール60の直径D2と輪軸62の直径D3との比(D2/D3)は2以上が好ましく、3以上が特に好ましい。コロ54の製作容易の観点から、比(D2/D3)は、10以下が好ましい。
本発明に係るルアーは、湖沼、池、ダム、川、海等の種々のフィールドでの釣りに適している。
2、52・・・ルアー
4、56・・・ボディ
10・・・ガイドワイヤ
12・・・重錘
14・・・上レール
16、58・・・下レール
18、54・・・コロ
32・・・平坦部
34・・・段差部
36・・・受け部
38・・・太径部
40・・・後端面
42・・・長尺側
44・・・短尺側
46・・・孔
48・・・スリット
60・・・ホイール
62・・・輪軸
64・・・溝

Claims (5)

  1. 中空であってヘッド及びテールを有するボディと、上記ボディに内蔵されており長手方向に移動しうる重錘と、上記ボディに内蔵されたコロとを備えており、
    上記重錘がテール側にあるとき、上記コロが、重錘とボディの腹側内周面との間に介在して重錘のヘッド側への移動を支援するルアー。
  2. 上記ボディに内蔵されており長手方向に延在するガイドワイヤをさらに備えており、
    上記重錘が、上記ガイドワイヤに沿って移動しうる請求項1に記載のルアー。
  3. 上記重錘が筒状であり、上記ガイドワイヤが重錘を貫通している請求項2に記載のルアー。
  4. 一対のレールを備えており、上記コロが球状であり、上記レールがコロの通路を形成している請求項1から3のいずれかに記載のルアー。
  5. 上記コロが、一対のホイールと、このホイールよりも小径であってこのホイールと一体で回転する輪軸とを有しており、
    上記重錘がテール側にあるとき、上記ホイールが腹側内周面に当接し、上記輪軸が重錘と当接する請求項1から3のいずれかに記載のルアー。
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